JP4054596B2 - サーバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基地局であるサーバが各端末に交通情報を提供する交通情報提供システムに適用されるサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
道路の状況に関する情報を収集し、道路上を通行する各車両に通知する交通情報システムがある。
交通情報を提供するための交通情報システムとしては、例えば以下のような従来例がある。特開2001−307276号公報には、移動局と基地局で通信し、複数の移動局がリアルタイムで収集した現在の道路状況に関する情報を各移動局に提供する技術が開示されている。また、この公報には、特定のエリアに存在する移動局の数により将来の渋滞を予測する技術が記載されている。
【0003】
特開2001−126185号公報には、個人が所有する携帯端末により車両の位置情報を感知、予測する技術が記載されている。また、特開平9−130861号公報には、過去の移動履歴から移動先を推測し、移動先の情報を前もって端末に送信する技術が記載されている。
また、このような交通情報は、ディスプレイ上に表示され、又は、音声によりドライバーに提供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の交通情報システムにあっては、エリアにおける車両の存在数により将来の渋滞を予測する方法であったため、ある車両が特定の経路を確実に通過するかどうかを証明することが困難であり、統計的な手法に頼らざるを得ない。そのため情報が確実ではないという問題点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、目的地までの渋滞状況や目的地の混雑状況を予め確実に予測することができる交通情報提供システムに適用されるサーバを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るサーバを用いた交通情報提供システムの参考形態は、複数の端末と、基地局であるサーバとを備え、前記サーバが各端末に交通情報を提供する交通情報提供システムにおいて、前記複数の端末は、それぞれ、少なくとも出発地、目的地を含む情報から経路探索を行う経路探索手段と、該経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報を前記サーバに送信する情報送信手段と、を有し、前記サーバは、前記複数の端末の情報送信手段より送信された各情報を収集する情報収集手段と、該情報収集手段に収集された各端末からの情報に各道路の交通量のキャパシティに関する情報を加えて、各端末の経路毎の混雑状況を予測し、該予測結果から各端末の経路を再計算する最適経路計算手段と、該最適経路計算手段で計算された経路を前記各端末に提供する情報提供手段とを備えることを特徴としている。
【0006】
本発明に係るサーバが情報の送受信を行う端末の参考形態は、基地局であるサーバからの交通情報を取得する端末において、少なくとも出発地、目的地、出発時刻を含む情報を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段によって入力された情報のうちの少なくとも出発地、目的地から経路探索を行う経路探索手段と、該経路探索手段による経路探索結果及び前記情報入力手段によって入力された情報のうちの出発時刻を少なくとも含む情報を、前記サーバに送信する情報送信手段と、前記各端末の経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報に各道路の交通量のキャパシティに関する情報を加えて予測した各端末の経路毎の混雑状況を基に、前記サーバから提供される再計算された目的地までの経路情報を受信する情報受信手段と、該受信した再計算された目的地までの経路情報を基に、前記経路探索手段で探索された経路を変更する経路変更手段とを備えることを特徴としている。
【0007】
た、前記情報送信手段は、前記経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報を、定期的に前記サーバに送信するものであってもよい。
【0009】
本発明のサーバは、1又は複数の端末に交通情報を提供する基地局であるサーバにおいて、前記端末から送信された経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報を受信する情報受信手段と、該受信した情報をデータベースとして蓄積する受信情報記録手段と、各目的地の周辺施設に関する情報をデータベースとして蓄積する周辺情報記録手段と、前記受信情報記録手段に記録された情報に各道路のキャパシティに関する情報を加えて、目的地に到着する時刻又は目的地に到着するまでの任意の時刻における交通状況を予測する交通状況計算手段と、目的地に到着する時刻における周辺施設の利用状況を計算して混雑状況を予測する周辺施設混雑状況計算手段と、鉄道の切符販売及び切符回収情報から将来に目的地に向かう人数の状況を実測あるいは統計的に推測し、前記周辺施設混雑状況計算手段による周辺施設の混雑情報予測を補正する混雑情報予測補正手段と、前記予測した交通状況及び混雑状況に応じて前記各端末の経路を計算する最適経路情報計算手段と、該最適経路情報計算手段で計算した経路情報を前記各端末に送信する情報送信手段とを備えることを特徴としている。
【0010】
また、本発明のサーバは、1又は複数の端末に交通情報を提供する基地局であるサーバにおいて、前記端末から送信された経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報を受信する情報受信手段と、該受信した情報をデータベースとして蓄積する受信情報記録手段と、各目的地の周辺施設に関する情報をデータベースとして蓄積する周辺情報記録手段と、前記受信情報記録手段に記録された情報に各道路のキャパシティに関する情報を加えて、目的地に到着する時刻又は目的地に到着するまでの任意の時刻における交通状況を予測する交通状況計算手段と、目的地に到着する時刻における周辺施設の利用状況を計算して混雑状況を予測する周辺施設混雑状況計算手段と、衛星写真やITS、街頭カメラ等のインフラから情報を取得するインフラ情報取得手段と、該インフラ情報取得手段によって取得したインフラ情報により現在及び将来に目的地に向かう人数の状況を統計的に推測し、前記交通状況計算手段による交通情報予測又は前記周辺施設混雑状況計算手段による周辺施設の混雑情報予測を補正する補正手段と、前記予測した交通状況及び混雑状況に応じて前記各端末の経路を計算する最適経路情報計算手段と、該最適経路情報計算手段で計算した経路情報を前記各端末に送信する情報送信手段とを備えることを特徴としている。
そして、より好ましくは、前記交通状況計算手段は、移動する同一端末の2地点間の位置情報から現在の交通状況を把握し、前記交通状況の予測を補正する交通状況予測補正手段を備えるものであることで、サーバの交通状況の予測を補正することが可能となる。
【0011】
本発明のサーバによれば、鉄道の切符販売及び切符回収情報から将来に目的地に向かう人数の状況を実測あるいは統計的に推測し、前記混雑情報予測を補正する混雑情報予測補正手段を備えるものであることで、サーバの目的地周辺施設の混雑情報予測を補正することが可能となる。
【0012】
また、本発明のサーバによれば、衛星写真やITS、街頭カメラ等のインフラから情報を取得するインフラ情報取得手段と、取得したインフラ情報により現在及び将来に目的地に向かう人数の状況を統計的に推測し、前記交通情報予測又は前記混雑情報予測を補正する補正手段とを備えるものであることで、サーバの交通情報予測及び目的地周辺施設の混雑情報予測を補正することが可能になる。
【0013】
本発明に係るサーバを用いた交通情報提供方法の参考形態は、複数の端末と、基地局であるサーバとの間で情報の送受信を行い、各端末に交通情報を提供する交通情報提供方法であって、前記複数の端末は、それぞれ、少なくとも出発地、目的地を含む情報から経路探索を行い、該経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記送信された各情報を収集し、該収集された各端末からの情報に各道路の交通量のキャパシティに関する情報を加えて、各端末の経路毎の混雑状況を予測し、該予測結果から各端末の経路を再計算し、該再計算された経路を前記各端末に提供することを特徴としている。
このように構成された本発明のサーバは、ユーザが目的地にこれから向かうあるいは向かっている最中に途中の経路及び目的地に到着した時点の混雑状況等の情報を予め確実に予測し提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態に係るサーバと、このサーバを用いた好適な交通情報提供システム及び交通情報提供方法の参考形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の参考形態の交通情報提供システムの基本構成を示す図である。交通情報提供システムとして、複数の移動端末に交通情報等を提供するサービスサーバにおける交通情報提供システムに適用した例である。
【0015】
図1において、交通情報提供システム100は、基地局(サーバ)101、基地局101と無線通信を行う複数の移動端末102,103,104、デスクトップPCからなる固定端末105、インターネット網等のネットワークを通して複数の移動端末102,103,104,固定端末105と接続される経路探索システム106(経路情報計算装置,経路情報計算手段)、インフラ情報を提供する道路交通情報センター107、鉄道情報を提供する鉄道情報センター108、及び周辺施設情報を提供する観光情報センター109を備えて構成される。
【0016】
基地局101は、交通情報提供システムのサーバであり、複数の移動端末102,103,104との間で情報を通信手段を経由して送受信する。通信手段としては、電波や光ビーコン等のインフラストラクチャの利用、携帯電話やPHS等による移動体通信、情報コンセントを備えた公衆電話、新幹線、航空機等からの有線と無線を組み合わせた通信、及びホットスポットにおいてLANやインターネットなどへ接続する通信等から構成するネットワークが利用可能であり、有線系又は無線系などネットワークの種類とプロトコルの種類は特に問わない。
【0017】
基地局(サーバ)101は、複数の移動端末102,103,104,固定端末105より送信された目的地、目的地までの経路、出発時刻、人数、現在位置に関する情報を収集し、特定の日時における当該目的地と目的地への経路の混雑状況を予測し、各端末に提供する。
【0018】
上記移動端末102は、例えばカーナビゲーション等の移動端末<1>、移動端末103は、携帯電話機・PDA(Personal Digital Assistants)等の移動端末<2>、移動端末104は、ノート型パソコン(PC)・モバイルPC等の移動端末<3>である。
経路探索システム106は、経路探索ソフトウェアを実行するCPU、メモリ経路データベース等を備え、出発地と目的地から最適な経路を検索する。本実施の形態では、各端末の外部に経路探索システムを設置した例を示したが、端末自身が上記経路探索ソフトウェアを備えるものでもよい。
【0019】
経路探索システム106は、出発地と目的地と出発時刻及び人数が入力されると、出発地と目的地から最適な目的地までの経路を検索し、検索結果を該当端末に出力する。この時、出発地は現在いる場所の情報が自動的に入力されてもよいし、出発時刻と人数は経路探索に直接は関係無いので後から入力してもよい。その後、端末に入力された出発地、目的地、出発時刻、人数及び計算された目的地までの経路の各情報が基地局(サーバ)101に送信される。また、基地局(サーバ)101には、道路交通情報センター107、鉄道情報センター108、又は観光情報センター109が接続されているが、これらの接続は任意である。
【0020】
複数の移動端末102,103,104,固定端末105と経路探索システム106とを接続するネットワークは、移動体通信網、公衆電話網、LANやインターネットなどから構成するネットワークであり、有線系又は無線系などネットワークの種類とプロトコルの種類は特に問わない。また、ネットワークのアクセス回線としてはFTTH(Fiber To The Home)、HFC(Hybrid Fiber Coax:光同軸ケーブル)、及びADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の大容量回線が利用可能である。
【0021】
図1では、3つの移動端末102,103,104、1つの固定端末105と1つの基地局101を図示しているが、任意の数の携帯端末と基地局で構成することが可能である。また、1つの基地局に任意の数の携帯端末を備えるシステムを構成することも可能である。
【0022】
図2は、経路計算機能を持つ端末の機能を示すブロック図である。経路計算機能を持つ端末は、移動端末102,103,104,固定端末105のいずれか1つ又は全部の端末に適用できる。図2では、各端末と基地局101とのネットワークは図示を省略している。
【0023】
図2において、経路計算機能を持つ端末200は、目的地、目的地への経路、出発時刻、人数、現在位置、又は目的地周辺情報等の情報を基地局(サーバ)101との間で送受信する情報送受信部201(情報受信手段,情報送信手段)と、基地局(サーバ)101より受信した情報を判別して各部に出力する受信情報判別部202(受信情報判別手段)と、端末200で設定された目的地、出発時刻、目的地までの経路及び人数等の基地局(サーバ)101へ出力する情報を選択する出力情報判別部203(出力情報判別手段)と、地図情報を記録するDVD(Digital Versatile Disk)等からなる地図情報記録部204(地図情報記録手段)と、受信した情報又は、入力された出発地と目的地からその時点における出発地と目的地を結ぶ最適な経路を計算する経路情報計算部205(経路情報計算手段)と、入力された出発地、目的地、人数、又は出発時刻や受信した目的地周辺情報等の情報を記録する情報記録部206(情報記録手段)と、記録媒体や無線/有線通信を用いて他の端末に情報を転送する情報入出力部207(情報入出力手段)と、受信した情報や複数計算された経路情報を表示する情報表示部208(情報表示手段)と、出発地、目的地、人数、又は出発時刻を入力する情報入力部209(情報入力手段)と、GPS(Global Positioning System)等からなる現在位置を測定する現在位置測定部210(現在位置測定手段)と、速度センサや加速度センサ、GPS等を用いて移動状態を判別する位置移動判別部211(位置移動判別手段)とを備えて構成される。
【0024】
情報送受信部201は、目的地及び目的地への経路と出発する時刻及び人数を基地局(サーバ)101に送信するとともに、現在位置を定期的に基地局(サーバ)101に送信する情報送信手段と、基地局(サーバ)101から提供される情報を受信する情報受信手段としての機能を有する。
【0025】
地図情報記録部204は、地図情報を記録するDVDやハードディスクドライブ(HDD)等の外部記憶装置である。
情報表示部208は、LCDディスプレイ及び各ドライバ等で構成され、受信した情報の内容等を表示する。
【0026】
情報入力部209は、データ入力や設定、各種機能の指示を行うためのキーボード、専用のキーあるいはGUI(Graphical User Interface)ボタン及びマウス等のポインティングデバイス等で構成される。また、端末が、PDAではタッチパネルやキーボード、携帯電話機であればキー,ジョグダイヤル等のユーザ端末に対して入力を行う入力装置である。
【0027】
また、上記受信情報判別部202、出力情報判別部203、及び経路情報計算部205は、CPU等からなり情報提供処理の実行を含む装置全体の制御を行う制御部により構成される。上記CPUは、ROM上のプログラムに従い、演算に使用するデータを記憶したメモリを使用してアプリケーション処理等各種処理を実行する。ROMは、CPUが動作する際に必要なプログラム、制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリである。RAMは、交通情報提供処理に関するデータや演算に使用するデータ及び経路情報計算部205による経路計算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。
【0028】
また、RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)からなり、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、各種の仕様を変更することができる。すなわち、最近ではシステム開発のデバッグごとにマスクROMを変更する時間損失を回避するため、プログラムROMを不揮発性メモリ、例えばEPROM,EEPROMとし、プログラム開発・修正時間の大幅な短縮を図っている。また、プログラムをダウンロードしてEEPROMのプログラム内容を書き換えるようにすれば機能のアップグレードや機能の変更を容易に行うことが可能になる。
【0029】
情報記録部206の記録データは、電源バックアップされた上記RAMの記録領域、又はEEPROMに記憶される。また、ハードディスクドライブ(HDD)等の外部記憶装置を備える場合は、この外部記憶装置に情報記録部206を設置してもよい。
【0030】
現在位置測定部210及び位置移動判別部211は、位置情報の電波をGPS衛星等から受信するGPSアンテナを備え、GPSアンテナを介して受信した情報より、現在位置情報を、緯度/経度の2つのパラメータとして算出するGPS機能により位置情報を取得する。なお、位置判定端末の位置判定機能は、GPSのほか、PHS・携帯電話の基地局等ユーザ端末に対して現在位置情報を与え、相手端末と接近確認から位置を検出する方法でもよい。
【0031】
上記経路情報計算部205における経路情報の生成は、各々の移動端末の移動速度を考慮して、目的地情報を生成するようにしてもよい。また、任意の移動端末の現在位置情報を目的地情報として生成してもよく、誘導情報に従い移動中であっても目的地情報の変更を行う態様でもよい。
【0032】
また、図示は省略するが、端末は、日時時刻を計時、あるいは、一定時間の経過を計測するための計時部、外部記録装置や各種機器を接続するためのインタフェースを備える。さらに、音声を入力するためのマイク、マイクからの入力音声信号をデジタル信号処理する音声コーデック、スピーカ及び切り替えスイッチ等からなる音声処理部を備え、マイクより入力された音声信号を、PCMデータに変換したり、CPUから受け取ったPCMデータを音声信号に変換してスピーカから出力する音声応答機能を備えるものであってもよい。
【0033】
上記情報送受信部201、地図情報記録部204、情報記録部206、情報入出力部207、情報表示部208、情報入力部209、及び現在位置測定部210は、ハードウェアにより構成されている。また、上記受信情報判別部202、出力情報判別部203、経路情報計算部205、及び位置移動判別部211は、ハードウェア構成のほか、CPU等からなる制御部によりソフトウェア処理される構成であってもよい。これらはアプリケーションソフトウェアとして、CD−ROMやFD等に代表される記憶媒体に記憶可能である。
【0034】
図3は、経路計算機能を外部に持つ端末の機能を示すブロック図である。経路計算機能を外部に持つ端末は、図1の移動端末102,103,104,固定端末105のいずれか1つ又は全部の端末に適用できる。図2に示す端末200と同一構成箇所には同一符号を付して重複部分の説明を省略する。
【0035】
図3において、経路計算機能を外部に持つ端末300は、前記図2の経路情報計算部205に代えて、目的地への経路を探索する経路探索システム106(図1)にアクセスして経路情報を取得する経路情報取得部301(経路情報取得手段)を備えて構成される。
経路探索システム106は、出発地と目的地が入力されると、出発地と目的地から最適な目的地までの経路を計算し、結果を経路計算機能を外部に持つ端末300に出力する。
図4は、上記基地局(サーバ)101の機能を示すブロック図である。図4では、各端末及び情報センターとのネットワークは図示を省略している。
【0036】
図4において、基地局(サーバ)101は、端末から送信された目的地、目的地への経路と出発する時刻及び人数、さらに現在位置を受信するとともに、予測した情報を端末に送信する情報送受信部401(情報送受信手段,情報収集手段,情報提供手段)と、受信情報を判別して各部に出力する受信情報判別部402(受信情報判別手段)と、設定された目的地までの経路及び目的地の周辺情報等を選択する出力情報判別部403(出力情報判別手段)と、地図情報を記録するDVD及びHDD等からなる地図情報記録部404(地図情報記録手段)と、予測した交通状況に応じて理想的な経路を計算する最適経路情報計算部405(最適経路情報計算手段)と、HDD等の外部記憶装置等からなり受信した目的地、目的地への経路と出発する時刻及び人数をデータベース化して記録する受信情報記録部406(受信情報記録手段)と、目的地に到着する時刻における交通状況を計算し予測するとともに、目的地に向かう経路のある時刻における交通状況を計算し予測する交通状況計算部407(交通状況計算手段,交通情報予測補正手段)と、目的地に到着する時刻における周辺施設の利用状況を計算し予測する周辺施設混雑状況計算部408(周辺施設混雑状況計算手段,混雑情報予測補正手段,予測手段)と、インフラ情報を記録するインフラ情報記録部409(インフラ情報記録手段)と、受信した鉄道情報を記録する鉄道情報記録部410(鉄道情報記録手段)と、鉄道情報センター108から鉄道情報を受信する鉄道情報受信部411(鉄道情報受信手段)と、観光情報センター109等から周辺施設情報を受信する周辺施設情報受信部412(周辺施設情報受信手段)と、各目的地の周辺施設に関する情報をデータベース化して記録する周辺施設情報記録部413(周辺施設情報記録手段)と、道路交通情報センター107等からインフラ情報を受信するインフラ情報受信部414(インフラ情報受信手段)とを備えて構成される。
【0037】
また、図示は省略されているが、図2及び図3に示す端末と同様に、記録媒体や無線/有線通信を用いて他の端末に情報を転送する情報入出力部(情報入出力手段)、受信した情報や複数計算された経路情報を表示する情報表示部(情報表示手段)、経路情報の修正等を入力する情報入力部(情報入力手段)を備えるものであってもよい。
また、上記情報送受信部401、地図情報記録部404、受信情報記録部406、インフラ情報記録部409、鉄道情報記録部410、鉄道情報受信部411、周辺施設情報受信部412、周辺施設情報記録部413、及びインフラ情報受信部414は、ハードウェアにより構成されている。
【0038】
また、上記受信情報判別部402、出力情報判別部403、最適経路情報計算部405、交通状況計算部407、及び周辺施設混雑状況計算部408は、CPU等からなる制御部によりソフトウェア処理される構成であってもよい。これらは情報提供ソフトウェアとして、HDD、CD−ROMやDVD−R/RW等に代表される記憶媒体に記憶可能である。
【0039】
以下、上述のように構成された交通情報提供システムの動作を説明する。
まず、図2に示すように、経路探索機能を自身で持っているいずれかの端末200においては、情報入力手段209により出発地、目的地及び人数が入力される。出発地は手動で入力する以外に現在位置測定部210を用いて測定された現在位置を用いて自動的に入力することも可能である。入力された出発地、目的地及び人数は情報記録部206に記録された後、出発地と目的地が経路情報計算部205に送られる。経路情報計算部205では、その時点における出発地と目的地を結ぶ最適な経路を計算する。この時、経路は複数計算されて情報表示部208に表示され、ユーザが好みにより情報入力部209を用いて選択することも可能である。経路情報計算部205により計算され、情報入力部209により選択された経路は、情報記録部206に記録される。
【0040】
その後、ユーザは情報入力部209により出発時刻を入力する。出発時刻の入力は、例えば移動端末<1>(カーナビゲーション)102では、車の移動を検知する速度センサや加速度センサ、GPS等からなる位置移動判別部211を用いて自動的に検知してもよい。出発時刻は、情報記録部206に記録される。こうしてユーザによって設定された出発地、目的地、出発時刻、目的地までの経路及び人数の情報が出力情報判別部203により情報記録部206から選択されて、情報送受信部201により基地局(サーバ)101へと送信される。
【0041】
ここで、送信のタイミングは自動的に行われてもよいし、ユーザに情報表示部208と情報入力部209を用いて送信を指示させてもよい。送信手段としては、現時点では携帯電話のパケット通信やインフラ整備による光ビーコン通信等が考えられるが、通信方法については限定されない。移動端末(カーナビゲーション)102への情報の入力と経路の探索は、例えば固定端末(デスクトップPC)105上の経路探索ソフトウェアにて行い、出発時にメモリカード等の記録媒体や無線通信からなる情報入出力部207を用いて移動端末(カーナビゲーション)102に情報を持ち運ぶことも可能である。
【0042】
また、図3に示すように、自身で経路を計算する手段を持たない端末300においては、情報入力部209により出発地、目的地及び人数が入力される。出発地は、手動で入力する以外に現在位置測定部210を用いて測定された現在位置を用いて自動的に入力することも可能である。入力された出発地、目的地及び人数は、情報記録部206に記録された後、出発地と目的地が経路情報取得部301に送られる。
【0043】
経路情報取得部301では、経路探索システム106に対して出発地、目的地を通信によって送信する。この時の通信手段はインターネットであったり携帯電話の通信であったりするが、その手段については限定されない。経路探索システム106は、その時点における出発地と目的地を結ぶ最適な経路を計算し、通信によって経路情報取得部301に送信する。この時、経路は複数計算されて情報表示部208に表示され、ユーザが好みにより情報入力部209を用いて選択することも可能である。経路情報取得部301により取得され情報入力部209により選択された経路は、情報記録部206に記録される。
【0044】
その後、ユーザは情報入力部209により出発時刻を入力する。出発時刻の入力は、例えば移動端末<2>(携帯電話・PDA)103や移動端末<3>(モバイルPC)104では、GPS等からなる位置移動判別部211を用いて自動的に検知してもよい。出発時刻は情報記録部206に記録される。こうしてユーザによって設定された出発地、目的地、出発時刻、目的地までの経路及び人数の情報が出力情報判別部203により情報記録部206から選択されて、情報送受信部201により基地局(サーバ)101へと送信される。
【0045】
ここで、送信のタイミングは、自動的に行われてもよいし、ユーザに情報表示部208と情報入力部209を用いて送信を指示させてもよい。送信手段としては、現時点では携帯電話のパケット通信等が考えられるが、通信方法については限定されない。移動端末<2>(携帯電話・PDA)103や移動端末<3>(モバイルPC)104への情報の入力と経路の探索は、例えば固定端末(デスクトップPC)105上にてインターネット上の経路探索システム106を通じて行い、出発時にメモリカード等の記録媒体や無線通信からなる情報入出力部207を用いて移動端末<2>(携帯電話・PDA)103や移動端末<3>(モバイルPC)104に情報を持ち運ぶことも可能である。
【0046】
次に、基地局(サーバ)101の動作について説明する。
図4に示すように、各端末から情報送受信部401を用いて受信した各ユーザの目的地、出発時刻、目的地までの経路及び人数は、受信情報判別部402を介して受信情報記録部406の所定のエリアに記録される。最適経路情報計算部405は、各ユーザから送られた情報を目的地別に受信情報記録部406から取得し、各ユーザにとって最適な経路を計算する。
【0047】
図5は、経路案内を説明する図である。ここでは、交通情報提供システムをカーナビゲーションに適用した場合を例にとり説明する。図5における線の太さは各道路の交通量のキャパシティを示している。
いま、同一の目的地を目指す複数台の車A〜Jがあるとする。まず、これらの車に装着されたカーナビゲーション端末(以下、単にカーナビゲーションという)は各々経路探索を行い、個々の端末で判断し得る最適な経路を設定する。例えば、車A〜Dは最短の幹線であるR1とR2を通る経路を設定する。また、車E〜Iについては最短のR3とR5を通る経路が、車Jについては独立した経路R6が設定されたとする。
【0048】
基地局(サーバ)101は、それぞれのカーナビゲーションからの目的地、出発時刻、目的地までの経路情報及び人数を情報送受信部401を通じて受け取った後、受信情報判別部402により受信情報記録部406のそれぞれの格納場所に記録する。受信した情報を記録した後で、最適経路計算部405はそれぞれの現時点における各車にとって最適な経路を計算する。ここで、計算する元になる経路情報は、各車がカーナビゲーションの誘導に従って走行する限りにおいて実際に通行する経路であり、前述した従来例のように現在位置情報と移動方向の情報から推測された将来通るであろう経路よりも実際に走行する確実性が高い。
【0049】
各車が実際に通過する経路と地図情報記録部404から得られた各道路の交通量のキャパシティを計算要素に用いることにより、正確度の高い各経路の混雑度の計算結果が得られる。得られた結果により、例えば車A〜Cは同一の出発時刻に同一の経路R1−R2を通るが、R1、R2共に幹線であり交通量のキャパシティが多いため、そのままの経路が計算される。しかし、出発時刻が30分遅い車Dについては、R2のキャパシティが途中から小さくなって渋滞が予想されるためにR4−R5を通る迂回路が計算される。また、車E〜車Iはそれぞれの出発時刻に同一の経路R3−R5を通る経路が選択されている。しかし、R5のキャパシティが低いことと、出発時刻が遅くR2の渋滞が解消することが予想されるので、車Gと車HはR3−R4−R2の経路に変更される。車Iに至っては時間帯が大幅にずれるため、遠回りではあるが平均時速の速いR1−R2の経路に変更される。独立した経路R6を通る車Jは変更されない。計算された経路は、情報送受信部401を通じて各車に送信される。
【0050】
各車は、情報送受信部201を通じて最適な経路情報を受け取り、各々の経路情報を変更し、情報表示部208に表示してドライバーに経路の変更を知らせる。
また、走行している各車は、定期的に基地局(サーバ)101に対して現在位置情報の通信を行う。基地局(サーバ)101は、各車から送られてくる情報の中から受信情報判別部402において時間毎の位置情報を抜き出して交通状況計算部407で各経路における平均速度を計算する。さらに、衛星写真やITS(Intelligent Transport System)、街頭映像を元に道路交通情報センター107によって分析されて発信されたインフラ情報を基地局(サーバ)101のインフラ情報受信部414が受信し、インフラ情報記録部409に記録する。そして、各経路の平均速度やインフラから受信した渋滞情報を元に、交通状況計算部407において逐次各経路の現在の交通状況情報を補正し、交通状況に変更があった場合には各車にとって最適な経路を最適経路情報計算部405で再計算し情報送受信部401を通じて送信する。例えば、R2で事故が発生し渋滞した場合、R2を通る予定でR2の手前にいる車に対してはR4−R5の迂回路が示される。
【0051】
次に、目的地に着いてからの駐車場の選択についてについて述べる。
基地局(サーバ)101は、周辺の駐車場情報を、周辺施設情報受信部412を通じて観光情報センター109から取得し、周辺施設情報記録部413に記録する。各車の経路と経路に基づいて計算した目的地への到着時刻は、最適経路情報計算部405において経路計算を行う時点で予め推測可能であるため、例えば目的地に最も早く着く車から順に、最も近い駐車場Aを案内し、駐車場Aが満車になる頃に着く車には駐車場Bを、さらに駐車場Bが満車になる頃に着く車には駐車場Cをというように最適な駐車場を前もって特定し、経路に組み込んで誘導することが可能となる。これにより、ドライバーが目的地に着いてから駐車場を探して目的地周辺を走り回る手間を省くことが可能となる。
【0052】
続いて、鉄道の切符販売及び回収情報から基地局(サーバ)101の目的地周辺施設の混雑情報予測を補正する方法の例について述べる。
各端末から基地局(サーバ)101に対して目的地周辺施設情報の問い合わせがあると、基地局(サーバ)101は周辺施設情報受信部412から観光情報センター109に問い合わせを行う。そして、観光情報センター109において蓄積されている周辺施設の設備に関する情報及び到着時刻の周辺施設の統計的に算出された利用状況を取得して周辺施設情報記録部413に記録する。さらに、基地局(サーバ)101は、鉄道情報受信部411を通じて鉄道情報センター108に対して問い合わせを行い、当該目的地のその日に予想される乗降客数と実際に目的地に到着している乗客数を取得し、鉄道情報記録部410に記録する。基地局(サーバ)101は、取得した情報を元に鉄道利用者情報の見積もりを行う。
【0053】
図6は、鉄道の切符販売及び切符回収情報から将来の、ある目的地に向かう人数の状況を統計的に推測する方法を説明する図である。図中、円は乗車駅から3000円でいける範囲を示す。
基地局(サーバ)101は、取得した情報を元に鉄道利用者情報の見積もりを行う。この時の鉄道利用者情報の見積もり方は、例えば図6に示されるように、ある乗車駅からある運賃の切符を購入し乗車した人数から、統計的に導き出された目的地1、目的地2、目的地3への到着者数を予想する。ここでは、実際に乗車した10000人のうち、過去データからの予測により6000人が到着予定の場合には、目的地1への乗車が全体の60%であると推定できる。切符回収結果により現時点で2000人が実際に到着した場合は、目的地1への鉄道利用者があとどの程度になるか見積もることができる。
【0054】
これを乗車駅毎に行うことによって、例えば目的地1への鉄道によるある時刻における到着者数が予想可能となる。また、ある時刻において実際に目的地1で既に降車した人数は実測可能であるため、目的地に到着する時刻に近づくに従って、鉄道を使って目的地に到着している人数に関する情報の正確度が上がっていく。このようにして求められた、到着時刻における車での到着者数と鉄道利用による到着者数とを用いて、当該目的地への総到着者数に極めて近い値を求めることが可能となる。これを目的地周辺施設毎に統計的に求められた利用者数に当てはめることで、ある時刻におけるある周辺施設の混雑状況を高い精度で予想することが可能となる。
以上のようにして得られた情報を元に、ユーザは目的地に到着する前にどの周辺施設に何時頃到着すればよいかを目的地に到着する前に検討することが可能となる。
【0055】
以上のように、本実施の形態の交通情報提供システム100は、基地局(サーバ)101、基地局101と無線通信を行う複数の移動端末102,103,104、デスクトップPCからなる固定端末105、出発地と目的地を結ぶ最適な経路を計算する経路探索システム106、インフラ情報を提供する道路交通情報センター107、鉄道情報を提供する鉄道情報センター108、及び周辺施設情報を提供する観光情報センター109を備え、基地局(サーバ)101は、端末102,103,104,105より送信された目的地、該目的地までの経路、出発時刻、人数、又は現在位置に関する情報を収集するとともに、特定の日時における目的地と該目的地への経路の混雑状況を予測し、収集した情報及び予測した情報を各端末に提供するので、ユーザに対して特定の日時における目的地と該目的地への経路の混雑状況を予測し、提供することができる。
【0056】
この場合、図2に示すように、経路計算機能を持つ端末200自身が保有する情報を基地局(サーバ)101に伝える態様、図3に示すように、経路計算機能を外部に持つ端末300自身が保有する情報を基地局(サーバ)101に伝える態様、さらには図4に示すように、基地局(サーバ)101自身が保有する情報を各端末に伝える態様が可能である。
【0057】
なお、本発明の参考形態の交通情報提供システムは、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、移動端末として携帯電話機等の移動端末としているが、移動端末に限らず情報機器機能を持った又はその融合された装置に適用可能である。
また、データ送受信のできる装置として、パソコンに代表される情報機器機能に融合された装置であってもよく、全てのシステムに適用可能である。また、送受信データの内容はどのようなものであってもよい。
【0058】
また、上記交通情報提供システムを構成する各処理手段等の種類、生成される目的地情報,交通情報等の種類・形式などは前述した実施形態に限られない。
また、本実施の形態では交通情報提供システム、及び交通情報提供方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、ナビゲーションシステム、移動体誘導装置、通信端末装置等であってもよい。同様に、サーバは、商用のコンテンツ情報を配信するサーバであってもよい。
【0059】
さらに、上記サーバ、クライアントを構成するシステムの制御装置、記憶装置等の種類、データベースに記憶されるデータの種類などは前述した実施の形態に限られない。移動端末に用いられる移動通信方式は、TDMA方式、CDMA方式等どのような方式でもよく、位置情報取得機能は、GPSのほか、PHS・携帯電話の基地局等ユーザ端末に対して現在位置情報を与え、相手端末と接近確認から位置を検出する方法でもよい。
【0060】
以上説明した交通情報提供システム及び方法は、この交通情報提供システム及び方法を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、メインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0061】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクのディスク系、ICカード/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0062】
さらに、図示されていないが、外部の通信ネットワークとの接続が可能な部を備えている場合には、その通信接続部を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、目的地までの渋滞状況や目的地の混雑状況を予め確実に予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基地局(サーバ)を用いた交通情報提供システムの基本構成を示す図である。
【図2】本実施の形態の基地局(サーバ)を用いた交通情報提供システムの経路計算機能を持つ端末の機能を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の基地局(サーバ)を用いた交通情報提供システムの経路計算機能を外部に持つ端末の機能を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の交通情報提供システムの基地局(サーバ)の機能を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の基地局(サーバ)を用いた交通情報提供システムの経路案内を説明する図である。
【図6】本実施の形態の基地局(サーバ)を用いた交通情報提供システムの鉄道の切符販売及び切符回収情報から将来の、ある目的地に向かう人数の状況を統計的に推測する方法を説明する図である。
【符号の説明】
100 交通情報提供システム
101 基地局(サーバ)
102,103,104 移動端末
105 固定端末
106 経路探索システム(経路情報計算装置,経路情報計算手段)
107 道路交通情報センター
108 鉄道情報を提供する鉄道情報センター
109 周辺施設情報を提供する観光情報センター
200 経路計算機能を持つ端末
201 情報送受信部(情報受信手段,情報送信手段)
202 受信情報判別部(受信情報判別手段)
203 出力情報判別部(出力情報判別手段)
204 地図情報記録部(地図情報記録手段)
205 経路情報計算部(経路情報計算手段)
206 情報記録部(情報記録手段)
207 情報入出力部(情報入出力手段)
208 情報表示部(情報表示手段)
209 情報入力部(情報入力手段)
210 現在位置測定部(現在位置測定手段)
211 位置移動判別部(位置移動判別手段)
300 経路計算機能を外部に持つ端末
301 経路情報取得部(経路情報取得手段)
401 情報送受信部(情報送受信手段,情報収集手段,情報提供手段)
402 受信情報判別部(受信情報判別手段)
403 出力情報判別部(出力情報判別手段)
404 地図情報記録部(地図情報記録手段)
405 最適経路情報計算部(最適経路情報計算手段)
406 受信情報記録部(受信情報記録手段)
407 交通状況計算部(交通状況計算手段,交通情報予測補正手段)
408 周辺施設混雑状況計算部(周辺施設混雑状況計算手段,混雑情報予測補正手段,予測手段)
409 インフラ情報記録部(インフラ情報記録手段)
410 鉄道情報記録部(鉄道情報記録手段)
411 鉄道情報受信部(鉄道情報受信手段)
412 周辺施設情報受信部(周辺施設情報受信手段)
413 周辺施設情報記録部(周辺施設情報記録手段)
414 インフラ情報受信部(インフラ情報受信手段)

Claims (2)

  1. 1又は複数の端末に交通情報を提供する基地局であるサーバにおいて、
    前記端末から送信された経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報を受信する情報受信手段と、
    該受信した情報をデータベースとして蓄積する受信情報記録手段と、
    各目的地の周辺施設に関する情報をデータベースとして蓄積する周辺情報記録手段と、
    前記受信情報記録手段に記録された情報に各道路のキャパシティに関する情報を加えて、目的地に到着する時刻又は目的地に到着するまでの任意の時刻における交通状況を予測する交通状況計算手段と、
    目的地に到着する時刻における周辺施設の利用状況を計算して混雑状況を予測する周辺施設混雑状況計算手段と、
    鉄道の切符販売及び切符回収情報から将来に目的地に向かう人数の状況を実測あるいは統計的に推測し、前記周辺施設混雑状況計算手段による周辺施設の混雑情報予測を補正する混雑情報予測補正手段と、
    前記予測した交通状況及び混雑状況に応じて前記各端末の経路を計算する最適経路情報計算手段と、
    該最適経路情報計算手段で計算した経路情報を前記各端末に送信する情報送信手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
  2. 1又は複数の端末に交通情報を提供する基地局であるサーバにおいて、
    前記端末から送信された経路探索結果及び出発時刻を少なくとも含む情報を受信する情報受信手段と、
    該受信した情報をデータベースとして蓄積する受信情報記録手段と、
    各目的地の周辺施設に関する情報をデータベースとして蓄積する周辺情報記録手段と、
    前記受信情報記録手段に記録された情報に各道路のキャパシティに関する情報を加えて、目的地に到着する時刻又は目的地に到着するまでの任意の時刻における交通状況を予測する交通状況計算手段と、
    目的地に到着する時刻における周辺施設の利用状況を計算して混雑状況を予測する周辺施設混雑状況計算手段と、
    衛星写真やITS、街頭カメラ等のインフラから情報を取得するインフラ情報取得手段と、
    該インフラ情報取得手段によって取得したインフラ情報により現在及び将来に目的地に向かう人数の状況を統計的に推測し、前記交通状況計算手段による交通情報予測又は前記周辺施設混雑状況計算手段による周辺施設の混雑情報予測を補正する補正手段と、
    前記予測した交通状況及び混雑状況に応じて前記各端末の経路を計算する最適経路情報計算手段と、
    該最適経路情報計算手段で計算した経路情報を前記各端末に送信する情報送信手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
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