JP4054401B2

JP4054401B2 - Return clutch lever for mobile agricultural machines

Info

Publication number: JP4054401B2
Application number: JP10669397A
Authority: JP
Inventors: 豊和宇都宮; 勉山根
Original assignee: MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Current assignee: MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date: 1997-04-09
Filing date: 1997-04-09
Publication date: 2008-02-27
Anticipated expiration: 2017-04-09
Also published as: JPH10278619A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管理機等の移動農機のハンドル部にリタ−ンクラッチレバ−を設けることで、主クラッチの入切り操作を容易にするようにしたリタ−ンクラッチレバ−の構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
管理機等の移動農機においては、ハンドル部に主クラッチレバ−を配設して、主クラッチレバ−の回動操作により主クラッチを入切りするようにしているが、ハンドルを握ったままの状態で指で主クラッチレバ−を容易に操作できるように、ハンドルのグリップ部分に副クラッチレバ−あるいは指操作式クラッチレバ−を設けたものが提案されており、このようなものは例えば、実公平５−３８９８６号、特開平６−３４４７８７号に開示されている。
【０００３】
ところが、従来の副クラッチレバ−あるいは指操作式クラッチレバ−の回動支点は、主クラッチレバ−の回動支点よりも機体後方に位置しているため、良好に主クラッチレバ−を回動操作するためには、ハンドルフレ−ムに対するレバ−の角度が大きくなってしまい指操作がやりにくいという不具合があった。また、副クラッチレバ−あるいは指操作式クラッチレバ−の回動支点が、主クラッチレバ−の回動支点よりも機体後方に位置することにより、ハンドル部が長くなってしまうという不具合もあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記不具合を解消するべく創案されたものであって、リタ−ンクラッチレバ−の指による操作性が良好であると共に、リタ−ンクラッチレバ−を容易に後付けすることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明が採用した技術手段は、移動農機のハンドル部に設けたリターンクラッチレバーの下方への押し操作によって主クラッチレバーを「切」位置から「入」位置に切り換えると共に、主クラッチレバーの「入」位置の状態で、再度のリターンクラッチレバーの下方への押し操作によって、主クラッチレバーを「切」位置に切換えるリターンクラッチレバーにおいて、該リターンクラッチレバーは回動体を介して主クラッチレバーを「入」位置と「切」位置に回動操作するに、該リターンクラッチレバーには長溝状の案内溝を形成し、上記回動体に突設した案内ローラが該案内溝内を移動することで主クラッチレバ−を回動操作するようになし、該リタ−ンクラッチレバ−は長さ方向中間部位において該回動体と連繋すると共に、該リタ−ンクラッチレバ−の回動支点を該主クラッチレバ−の回動支点よりも機体前方側に配設したことを特徴とするものである。
【０００６】
好ましくは、リタ−ンクラッチレバ−には長溝状の案内溝が形成してあり、回動体に突設した案内ロ−ラが該案内溝内を移動するようにしたことを特徴とするものである。こうすることで、主クラッチの「入」・「切」を良好に行うことができると共に、回動体およびリタ−ンクラッチレバ−の形状をシンプルなものとすることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基いて詳細に説明する。図１は管理機の側面図であって、エンジンプ−リ１とミッションプ−リ２とにはＶベルト３が巻回されており、テンションプ−リ４によってＶベルト３を緊張させることでエンジンプ−リ１の回転をミッションプ−リ２に伝動するようになっており、フレ−ムの下方に配設した車軸にはトランスミッションを介して動力が伝達されるようになっている。テンションプ−リ４はテンションア−ム５が揺動することで「入」位置と「切」位置との間で移動するようになっており、テンションア−ム５にはスプリング６を介して主クラッチワイヤ−７の一端が連結してある。
【０００８】
機体本体から後方斜め上方に向かってＹ字状のハンドルフレ−ム８が延出形成されており、ハンドルフレ−ム８の延出端部が左右のハンドル９を形成していると共に、一方のハンドル９には把手部１０に近接して主クラッチレバ−１１が設けてあり、主クラッチレバ−１１は湾曲状のジョイント１２を介して主クラッチワイヤ−７の他端と連繋されている。
【０００９】
主クラッチレバ−１１は主クラッチ軸２１を支点として動力伝達を行う接続ポジションと動力伝達を切断する切断ポジションとの間で回動するようになっている。主クラッチレバ−１１は常時は主クラッチを「切」にする姿勢にあり、主クラッチレバ−１１が機体前方に向かって傾倒すると主クラッチワイヤ−７が引っ張られて主クラッチが「入」の姿勢となるようにしてある。主クラッチレバ−１１はリタ−ンクラッチレバ−１３の押し操作によって、「入」位置と「切」位置とに回動操作されるようになっており、以下リタ−ンクラッチ装置の構成について説明する。
【００１０】
一方のハンドル９の把持部１０のやや前方に位置して略平行四辺形状の取付プレ−ト１４が配設固定されており、取付プレ−ト１４の後方側角部には第１ストッパ−１５ａが突設されていると共に、前方側角部にはリタ−ンクラッチレバ−１３の回動支軸１６が突設されており、回動支軸１６の斜め上方に近傍には第２ストッパ−１５ｂが突設され、さらに中央部位下方側には主クラッチ軸２１が設けてある。したがって、リタ−ンクラッチレバ−の回動支点１６は主クラッチレバ−の回動支点である主クラッチ軸２１よりも機体前方側に配設されている。
【００１１】
リタ−ンクラッチレバ−１３は基端側を回動支点とした長尺状のプレ−トからなる本体１３ａを有し、本体の先端側をハンドル部側に折曲させると共に、先端には操作部１３ｂを設けてなる。リタ−ンクラッチレバ−１３は回動支軸１６の延出先端側に装着されると共に、操作部１３ｂがハンドル９の把手部１０に近接するように装着されており、リタ−ンクラッチレバ−１３と取付プレ−ト１４との間にスペ−スを形成すると共に、把持部１０を持ちながら容易にリタ−ンクラッチレバ−１３の押し操作を行えるようになっている。また、リタ−ンクラッチレバ−１３の本体１３ａには長さ方向に延出する長溝状の案内溝１７が形成されている。
【００１２】
回動支軸１６には戻しスプリングとして機能するコイルスプリング１８が巻回してあり、リタ−ンクラッチレバ−１３を上方側に付勢しており、常時はリタ−ンクラッチレバ−１３は第１ストッパ−１５ａおよび第２ストッパ−１５ｂに当接している。主クラッチレバ−１１の基端側に突設した軸部１９にはジョイント１２の一端部が設けてあり、回動体２０の回動に伴って軸部１９を移動させて主クラッチワイヤ−１１を「入」・「切」するようになっている。
【００１３】
回動体２０はブ−メラン状の平板からなり、長さ方向中央部位を介して主クラッチ軸２１の延出端部に対して回動自在に装着されている。回動体２０の面部には軸部２２が突設してあり、該軸部２２と主クラッチレバ−基端側の軸部１９の延出端部との間にはコイルスプリング２３が架け渡してあり、常時は回動体２０の一の端縁２０ａが主クラッチレバ−基端側の軸部１９に当接している。回動体２０の中央部位より他端側に位置して案内ロ−ラ２４が突設してあり、案内ロ−ラ２４の延出端側は常時リタ−ンクラッチレバ−１３の案内溝１７内に臨んだ状態となっている。
【００１４】
このように構成されたリタ−ンクラッチ装置の作用について図４乃至図６に基づいて説明する。（Ａ）は主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＦＦ」の状態を示している。この状態では、リタ−ンクラッチレバ−１３はスプリング１８の付勢力によって取付プレ−ト１４に突設された第１ストッパ−１５ａ、第２ストッパ−１５ｂに当接しており、主クラッチレバ−１１はスプリング２３の付勢力と主クラッチワイヤ−７の引張力でストッパ−１５ａに当接しており、主クラッチが切れた状態に維持されている。回動体２０はスプリング２３の付勢力によって一端側の縁部２０ａが主クラッチレバ−１１の基端部に突設された軸部１９に当接している。
【００１５】
リタ−ンクラッチレバ−１３の操作部１３ｂを指で下方に押すと、リタ−ンクラッチレバ−１３の回動に伴って、案内溝１７がロ−ラ２４を移動させることで、回動体２０が回動し、回動体２０の一端側の縁部２０ａが主クラッチレバ−１１の軸部１９に押当することで主クラッチレバ−１１を「入」側に回動させる。主クラッチレバ−１１は死点越えし、主クラッチワイヤ−７に引っ張られて、第２ストッパ−１５ｂに当接した状態に維持され、主クラッチが「入」、リタ−ンクラッチレバ−が「ＯＮ」の状態となる（（Ｂ）、（Ｃ））。
【００１６】
操作部１３ｂより指を離すと、リタ−ンクラッチレバ−１３はスプリング１８の付勢力によって上方へ回動し、第１ストッパ−１５ａ、第２ストッパ−１５ｂに当接して初期位置に戻る。この時、案内溝１７がロ−ラ２４を案内することで、回動体２０が回動して回動作動体２０が死点越えして、他端側の縁部２０ｂが主クラッチレバ−１１の軸部１９に当接して、主クラッチが「入」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＦＦ」の状態となる（（Ｄ）、（Ｅ））。
【００１７】
この状態から主クラッチを切る操作を行うには、リタ−ンクラッチレバ−１３の操作部１３ｂを指で下方に押すと、リタ−ンクラッチレバ−１３の下方への回動に伴って、回動体２０が下方に回動し、回動体２０の他端側の縁部２０ｂが主クラッチレバ−１１の軸部１９を下方に押当して主クラッチレバ−１１を死点越えさせて主クラッチレバ−１１を「切」側に回動させ、主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＮ」の状態となる（（Ｆ）、（Ｇ））。
【００１８】
この状態から操作部１３ｂより指を離すと、リタ−ンクラッチレバ−１３はスプリング１８の付勢力によって上方へ回動し、第１ストッパ−１５ａ、第２ストッパ−１５ｂに当接して初期位置に戻り、主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＦＦ」の状態となり、また回動体２０も回動して一端側の縁部２０ａが主クラッチレバ−１１の基端部に突設された軸部１９に当接する（（Ｈ）、（Ａ））。
【００１９】
図７、図８はリタ−ンクラッチレバ−装置の他の実施の形態を示しており、基本的な構成は前記実施の形態と略同一であって、同一部材には同一符号が付してある。一のハンドル９の把持部１０の前方に位置して平行四辺形状の取付プレ−ト１４が配設固定されており、取付プレ−ト１４の後方側角部には第１ストッパ−１５ａが突設されていると共に、前方側角部にはリタ−ンクラッチレバ−１３の回動支軸１６が突設されており、回動支軸１６の斜め上方に近傍には第２ストッパ−１５ｂが突設されており、さらに中央部位下方側には主クラッチ軸２１が設けてある。したがって、リタ−ンクラッチレバ−の回動支点１６は主クラッチレバ−の回動支点である主クラッチ軸２１よりも機体前方側に配設されている。
【００２０】
リタ−ンクラッチレバ−１３は基端側を回動支点とした長尺状のプレ−トからなる本体１３ａを有し、本体の先端側をハンドル側に折曲させると共に、先端には操作部１３ｂを設けてなる。リタ−ンクラッチレバ−１３は回動支軸１６の延出先端側に装着されると共に、操作部１３ｂがハンドル９の把手部１０に近接するように装着されており、本体１３ａには長さ方向に延出する長溝状の案内溝１７が形成されている。回動支軸１６にはコイルスプリング１８が巻回してあり、リタ−ンクラッチレバ−１３を上方側に付勢しており、常時はリタ−ンクラッチレバ−１３は第１ストッパ−１５ａおよび第２ストッパ−１５ｂに当接した状態となっている。
【００２１】
回動体２０はブ−メラン状の平板からなるが、前記実施の形態のものに比べて短形に形成されている。略中央部位を介して主クラッチ軸２１の延出端部に対して回動自在に装着されている。回動体２０の面部には主クラッチ軸２１に近接して案内ロ−ラ２４が突設してあり、案内ロ−ラ２４の延出端側は常時リタ−ンクラッチレバ−１３の案内溝１７内に臨んだ状態となっている。
【００２２】
主クラッチレバ−１１の基端側にはプレ−ト１１ａが設けてあり、プレ−ト１１ａの一端側はジョイント１２の一端に連結してあると共に、他端側には軸部１９´が突設してあり、軸部１９´と回動体２０の略中央部位に設けた案内ロ−ラ２４の軸部との間にはコイルスプリング２３´が架け渡してある。主クラッチが「切」の時には、回動作動体２０の一端側の縁部２０ａはプレ−ト１１ａに突設した軸部１９´に当接しており、リタ−ンクラッチレバ−１３の押し操作によって回動体２０を回動させることで、主クラッチを「切」・「入」するようになっている。
【００２３】
このように構成されたリタ−ンクラッチ装置の作用について図９乃至図１１に基づいて説明する。（Ａ）は主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＦＦ」の状態を示している。この状態では、リタ−ンクラッチレバ−１３は戻しスプリング１８の付勢力によって取付プレ−ト１４に突設された第１ストッパ−１５ａ、第２ストッパ−１５ｂに当接しており、主クラッチレバ−１１はスプリング２３´の付勢力と主クラッチワイヤ−７の張力でストッパ−１５ａに当接しており、主クラッチが切れた状態に維持されている。回動作動体２０はスプリング２３´の付勢力によって一端側の縁部２０ａが主クラッチレバ−１１基端のプレ−ト１１ａに突設した軸部１９´に当接している。
【００２４】
リタ−ンクラッチレバ−１３の操作部１３ｂを指で下方に押すと、案内溝１７がロ−ラ２４を移動させることで、回動体２０が回動し、回動体２０の縁部２０ａが主クラッチレバ−１１基端のプレ−ト１１ａに突設した軸部１９´に押当することで主クラッチレバ−１１を「入」側に回動させる。主クラッチレバ−１１は死点越えし、主クラッチワイヤ−７に引っ張られて、第２ストッパ−１５ｂに当接した状態に維持され、主クラッチが「入」、リタ−ンクラッチレバ−が「ＯＮ」の状態となる（（Ｂ）、（Ｃ））。
【００２５】
操作部１３ｂより指を離すと、リタ−ンクラッチレバ−１３はスプリング１８の付勢力によって上方へ回動し、第１ストッパ−１５ａ、第２ストッパ−１５ｂに当接して初期位置に戻る。この時、案内溝１７がロ−ラ２４を案内することで、回動体２０が回動して回動体２０が死点越えして、他端側の縁部２０ｂが主クラッチレバ−１１基端のプレ−ト１１ａに突設した軸部１９に当接して、主クラッチが「入」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＦＦ」の状態となる（（Ｄ）、（Ｅ））。
【００２６】
この状態から主クラッチを切る操作を行うには、リタ−ンクラッチレバ−１３の操作部１３ｂを指で下方に押すと、リタ−ンクラッチレバ−１３の下方への回動に伴って、回動体２０が下方に回動し、回動体２０の他端側の縁部２０ｂが主クラッチレバ−１１基端のプレ−ト１１ａの軸部１９を下方に押当して主クラッチレバ−１１を死点越えさせて主クラッチレバ−１１を「切」側に回動させ、主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＮ」の状態となる（（Ｆ）、（Ｇ））。
【００２７】
この状態から操作部１３ｂより指を離すと、リタ−ンクラッチレバ−１３はスプリング１８の付勢力によって上方へ回動し、第１ストッパ−１５ａ、第２ストッパ−１５ｂに当接して初期位置に戻り、主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−１３が「ＯＦＦ」の状態となり、また回動体２０も回動して一端側の縁部２０ａが主クラッチレバ−１１の基端部に突設された軸部１９に当接する（（Ｈ）、（Ａ））。
【００２８】
実施の形態から明らかなように、本発明においては、第１ストッパ−１５ａ、および第２ストッパ−１５ｂは主クラッチレバ−１１およびリタ−ンクラッチレバ−１３のストッパ−を兼用しており、部品点数の削減が図られている。さらに、第２ストッパ−１５ｂはスプリング１８のフック部をも兼用している。また、リタ−ンクラッチレバ−１３と回動体２０との連繋を案内溝１７と案内ロ−ラ２４とで行ったので、主クラッチの「入」・「切」を良好に行うことができると共に、回動体２０およびリタ−ンクラッチレバ−１３の形状をシンプルなものとすることができ、製造コスト上も良好である。
【００２９】
【発明の効果】
本発明は、移動農機のハンドル部に設けたリターンクラッチレバーの下方への押し操作によって主クラッチレバーを「切」位置から「入」位置に切り換えると共に、主クラッチレバーの「入」位置の状態で、再度のリターンクラッチレバーの下方への押し操作によって、主クラッチレバーを「切」位置に切換えるリターンクラッチレバーにおいて、該リターンクラッチレバーは回動体を介して主クラッチレバーを「入」位置と「切」位置に回動操作するに、該リターンクラッチレバーには長溝状の案内溝を形成し、上記回動体に突設した案内ローラが該案内溝内を移動することで主クラッチレバ−を回動操作するようになし、該リタ−ンクラッチレバ−は長さ方向中間部位において該回動体と連繋すると共に、該リタ−ンクラッチレバ−の回動支点を該主クラッチレバ−の回動支点よりも機体前方側に配設したことを特徴とするものであるので、リタ−ンクラッチレバ−の回動支点が前方になるため、ハンドル部に対する角度が小さくなり、操作性が向上する。また、リタ−ンクラッチレバ−の回動支点が前方になるので、ハンドル部を短くすることが可能となり、主クラッチレバ−の位置を変更することなく、リターンクラッチレバーを後付けすることができる。そして、リターンクラッチレバーに長溝状の案内溝を形成し、回動体に突設した案内ローラが該案内溝を移動するようにしたので、主クラッチの「入」・「切」を良好に行うことができると共に、回動体およびリターンクラッチレバーの形状をシンプルなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】管理機の側面図である。
【図２】リタ−ンクラッチレバ−の側面図である。
【図３】リタ−ンクラッチレバ−の平面図である。
【図４】リタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図５】リタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図６】リタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図７】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−の側面図である。
【図８】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−の平面図である。
【図９】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図１０】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図１１】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【符号の説明】
９ハンドル
１１主クラッチレバ−
１３リタ−ンクラッチレバ−
１６回動支点
２０回動体
２１主クラッチ軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a return clutch lever that facilitates on / off operation of a main clutch by providing a return clutch lever at a handle portion of a mobile farm machine such as a management machine.
[0002]
[Prior art]
In mobile agricultural machines such as management machines, the main clutch lever is arranged on the handle and the main clutch is turned on and off by turning the main clutch lever. In order to easily operate the main clutch lever with a finger, there has been proposed a sub-clutch lever or a finger-operated clutch lever provided on the grip portion of the handle. No. 5-38986 and JP-A-6-344787.
[0003]
However, since the turning fulcrum of the conventional sub-clutch lever or finger-operated clutch lever is located behind the turning fulcrum of the main clutch lever, the main clutch lever can be favorably operated. In order to do this, there is a problem that the angle of the lever with respect to the handle frame becomes large and it is difficult to perform a finger operation. Further, there is also a problem that the handle portion becomes longer because the pivoting fulcrum of the sub-clutch lever or the finger operated clutch lever is located behind the pivoting fulcrum of the main clutch lever.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was devised to solve the above-mentioned problems, and has an object of providing a return clutch lever with good operability with fingers and easily attaching the return clutch lever. .
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The technical means adopted by the present invention to achieve the above object is to switch the main clutch lever from the “off” position to the “on” position by pushing the return clutch lever provided on the handle portion of the mobile agricultural machine downward. In the return clutch lever that switches the main clutch lever to the “disengaged” position by pressing the return clutch lever downward again while the main clutch lever is in the “on” position, the return clutch lever is interposed via a rotating body. In order to rotate the main clutch lever between the “on” position and the “off” position, the return clutch lever is formed with a long groove-shaped guide groove, and a guide roller protruding from the rotating body is placed in the guide groove. the main clutch lever by moving - None to rotational operation, the Rita - Nkuratchireba - is該回element and communicating in the longitudinal direction intermediate portion While, the Rita - Nkuratchireba - is characterized in that arranged on the body front side than the rotation supporting point of - a rotation fulcrum main clutch lever of.
[0006]
Preferably, the return clutch lever is formed with a long groove-shaped guide groove, and a guide roller protruding from the rotating body is moved in the guide groove. By doing so, the main clutch can be “turned on” and “off” well, and the shapes of the rotating body and the return clutch lever can be simplified.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view of a management machine. A V belt 3 is wound around an engine pulley 1 and a mission pulley 2, and the tension belt 4 is used to tension the V belt 3. The rotation of the engine pulley 1 is transmitted to the mission pulley 2, and power is transmitted to the axle disposed below the frame via a transmission. The tension pulley 4 moves between an “ON” position and a “OFF” position when the tension arm 5 swings. The tension arm 5 is connected to the tension arm 5 via a spring 6. One end of the main clutch wire-7 is connected.
[0008]
A Y-shaped handle frame 8 is formed to extend rearward and obliquely upward from the body of the machine body, and the extended end of the handle frame 8 forms left and right handles 9, and The handle 9 is provided with a main clutch lever-11 adjacent to the handle portion 10, and the main clutch lever-11 is connected to the other end of the main clutch wire-7 through a curved joint 12.
[0009]
The main clutch lever 11 rotates between a connection position for transmitting power and a cutting position for cutting power transmission with the main clutch shaft 21 as a fulcrum. The main clutch lever-11 is always in a posture to “disconnect” the main clutch. When the main clutch lever-11 tilts toward the front of the fuselage, the main clutch wire-7 is pulled and the main clutch is in the “on” posture. It is supposed to be. The main clutch lever 11 is turned to an “on” position and an “off” position by pushing the return clutch lever 13, and the configuration of the return clutch device will be described below.
[0010]
A substantially parallelogram-shaped mounting plate 14 is disposed and fixed slightly forward of the gripping portion 10 of one handle 9, and a first stopper 15a is provided at a rear corner of the mounting plate 14. And a rotation support shaft 16 of the return clutch lever 13 is protruded at the front corner, and a second stopper 15b is provided in the vicinity of the rotation support shaft 16 obliquely above. A main clutch shaft 21 is provided on the lower side of the central portion. Therefore, the turning fulcrum 16 of the return clutch lever is disposed on the front side of the machine body from the main clutch shaft 21 which is the turning fulcrum of the main clutch lever.
[0011]
The return clutch lever 13 has a main body 13a made of a long plate having a base end side as a pivot, and the front end side of the main body is bent toward the handle portion side, and an operation portion 13b is provided at the front end. Is provided. The return clutch lever 13 is mounted on the extending distal end side of the rotating support shaft 16 and the operation portion 13b is mounted so as to be close to the handle portion 10 of the handle 9, so that the return clutch lever 13 and the mounting plate 13 are attached. A space is formed between the belt and the belt 14 and the return clutch lever 13 can be easily pushed while holding the grip 10. The main body 13a of the return clutch lever 13 is formed with a long groove-shaped guide groove 17 extending in the length direction.
[0012]
A coil spring 18 that functions as a return spring is wound around the rotating support shaft 16 to urge the return clutch lever 13 upward, and the return clutch lever 13 is normally connected to the first stopper 15a and the return clutch lever 13. It is in contact with the second stopper 15b. One end portion of the joint 12 is provided on the shaft portion 19 projecting from the base end side of the main clutch lever 11, and the shaft portion 19 is moved along with the rotation of the rotating body 20 to move the main clutch wire 11. “On” and “Off”.
[0013]
The rotating body 20 is made of a boomerang-like flat plate and is rotatably mounted on the extended end portion of the main clutch shaft 21 via a central portion in the length direction. A shaft portion 22 projects from the surface portion of the rotating body 20, and a coil spring 23 is bridged between the shaft portion 22 and the extended end portion of the shaft portion 19 on the base end side of the main clutch lever. In general, one end 20a of the rotating body 20 is in contact with the shaft portion 19 on the main clutch lever base end side. A guide roller 24 protrudes from the central portion of the rotating body 20 at the other end, and the extending end side of the guide roller 24 always faces the guide groove 17 of the return clutch lever 13. It is in a state.
[0014]
The operation of the return clutch device configured as described above will be described with reference to FIGS. (A) shows a state in which the main clutch is “disengaged” and the return clutch lever 13 is “OFF”. In this state, the return clutch lever 13 is in contact with the first stopper 15a and the second stopper 15b projecting from the mounting plate 14 by the urging force of the spring 18, and the main clutch lever-11 is spring-loaded. The urging force 23 and the pulling force of the main clutch wire 7 are in contact with the stopper 15a, and the main clutch is maintained in a disconnected state. The rotating body 20 is in contact with a shaft portion 19 having an edge portion 20a on one end side projecting from the base end portion of the main clutch lever 11 by the urging force of the spring 23.
[0015]
When the operation portion 13b of the return clutch lever 13 is pressed downward with a finger, the guide groove 17 moves the roller 24 along with the rotation of the return clutch lever 13, whereby the rotary body 20 rotates. The edge 20a on the one end side of the rotating body 20 is pressed against the shaft portion 19 of the main clutch lever-11, thereby rotating the main clutch lever-11 to the “on” side. The main clutch lever 11 exceeds the dead point, is pulled by the main clutch wire-7, and is maintained in contact with the second stopper 15b, the main clutch is "ON", and the return clutch lever is "ON". ((B), (C)).
[0016]
When the finger is released from the operation portion 13b, the return clutch lever 13 is rotated upward by the urging force of the spring 18, and comes into contact with the first stopper 15a and the second stopper 15b to return to the initial position. At this time, the guide groove 17 guides the roller 24 so that the rotating body 20 rotates and the rotating operation body 20 exceeds the dead point, and the edge 20b on the other end side of the main clutch lever-11. The main clutch is in the “on” state and the return clutch lever 13 is in the “OFF” state by contacting the shaft portion 19 ((D), (E)).
[0017]
In order to perform the operation of disengaging the main clutch from this state, when the operating portion 13b of the return clutch lever 13 is pushed downward with a finger, the rotating body 20 is moved downward as the return clutch lever 13 is rotated downward. The edge 20b on the other end side of the rotating body 20 presses the shaft portion 19 of the main clutch lever-11 downward to cause the main clutch lever-11 to exceed the dead point, thereby The main clutch is turned “OFF” and the return clutch lever 13 is turned “ON” ((F), (G)).
[0018]
When the finger is released from the operating portion 13b from this state, the return clutch lever 13 is rotated upward by the urging force of the spring 18, and comes into contact with the first stopper 15a and the second stopper 15b to return to the initial position. The main clutch is “disengaged” and the return clutch lever 13 is in the “OFF” state, and the rotating body 20 is also rotated so that the edge portion 20a on one end side protrudes from the base end portion of the main clutch lever-11. It abuts on the shaft portion 19 ((H), (A)).
[0019]
7 and 8 show another embodiment of the return clutch lever device. The basic configuration is substantially the same as that of the above embodiment, and the same members are denoted by the same reference numerals. A parallelogram-shaped mounting plate 14 is disposed and fixed in front of the grip portion 10 of one handle 9, and a first stopper 15 a protrudes at a rear corner of the mounting plate 14. The rotating support shaft 16 of the return clutch lever 13 protrudes from the front side corner, and the second stopper 15b protrudes obliquely above the rotating support shaft 16 in the vicinity. Further, a main clutch shaft 21 is provided below the central portion. Therefore, the turning fulcrum 16 of the return clutch lever is disposed on the front side of the machine body from the main clutch shaft 21 which is the turning fulcrum of the main clutch lever.
[0020]
The return clutch lever 13 has a main body 13a made of a long plate with the base end side as a pivot, and the front end side of the main body is bent to the handle side. It is provided. The return clutch lever 13 is mounted on the extending distal end side of the rotating support shaft 16, and the operation portion 13b is mounted so as to be close to the handle portion 10 of the handle 9, and is attached to the main body 13a in the length direction. An elongated groove-like guide groove 17 is formed. A coil spring 18 is wound around the rotating support shaft 16 and urges the return clutch lever 13 upward. Normally, the return clutch lever 13 has a first stopper 15a and a second stopper 15b. It is in the state which contact | abutted.
[0021]
The rotating body 20 is made of a boomerang-like flat plate, but has a shorter shape than that of the above-described embodiment. The main clutch shaft 21 is rotatably mounted on the extended end portion through a substantially central portion. A guide roller 24 projects from the surface of the rotating body 20 in the vicinity of the main clutch shaft 21, and the extending end side of the guide roller 24 is always in the guide groove 17 of the return clutch lever 13. It is in a state of facing.
[0022]
A plate 11a is provided on the base end side of the main clutch lever-11, one end side of the plate 11a is connected to one end of the joint 12, and a shaft portion 19 'projects from the other end side. A coil spring 23 ′ is bridged between the shaft portion 19 ′ and the shaft portion of the guide roller 24 provided at a substantially central portion of the rotating body 20. When the main clutch is "disengaged", the edge portion 20a on one end side of the rotary operating body 20 is in contact with the shaft portion 19 'projecting from the plate 11a, and the rotary body is turned by pushing the return clutch lever 13. By rotating 20, the main clutch is “disengaged” and “engaged”.
[0023]
The operation of the return clutch device configured as described above will be described with reference to FIGS. (A) shows a state in which the main clutch is “disengaged” and the return clutch lever 13 is “OFF”. In this state, the return clutch lever 13 is in contact with the first stopper 15a and the second stopper 15b projecting from the mounting plate 14 by the urging force of the return spring 18, and the main clutch lever-11 is The spring 23 'is in contact with the stopper 15a by the urging force of the spring 23' and the tension of the main clutch wire 7, and the main clutch is maintained in a disconnected state. The rotating body 20 is in contact with the shaft portion 19 'projecting from the plate 11a at the base end of the main clutch lever 11 at the one end side by the urging force of the spring 23'.
[0024]
When the operating portion 13b of the return clutch lever 13 is pushed downward with a finger, the guide groove 17 moves the roller 24, whereby the rotating body 20 rotates, and the edge 20a of the rotating body 20 moves to the main clutch lever. The main clutch lever 11 is rotated to the “on” side by being pressed against the shaft portion 19 ′ protruding from the base plate 11 a at the −11 base end. The main clutch lever 11 exceeds the dead point, is pulled by the main clutch wire-7, and is maintained in contact with the second stopper 15b, the main clutch is "ON", and the return clutch lever is "ON". ((B), (C)).
[0025]
When the finger is released from the operation portion 13b, the return clutch lever 13 is rotated upward by the urging force of the spring 18, and comes into contact with the first stopper 15a and the second stopper 15b to return to the initial position. At this time, the guide groove 17 guides the roller 24 so that the rotating body 20 rotates and the rotating body 20 exceeds the dead center, and the edge 20b on the other end side is the base end of the main clutch lever-11. The main clutch is in the “on” state and the return clutch lever 13 is in the “off” state ((D), (E)).
[0026]
In order to perform the operation of disengaging the main clutch from this state, when the operating portion 13b of the return clutch lever 13 is pushed downward with a finger, the rotating body 20 is moved downward as the return clutch lever 13 is rotated downward. And the edge 20b on the other end side of the rotating body 20 presses the shaft portion 19 of the plate 11a at the base end of the main clutch lever-11 downward to cause the main clutch lever-11 to exceed the dead point. Thus, the main clutch lever 11 is turned to the “disengaged” side, the main clutch is “disengaged”, and the return clutch lever 13 is “ON” ((F), (G)).
[0027]
When the finger is released from the operating portion 13b from this state, the return clutch lever 13 is rotated upward by the urging force of the spring 18, and comes into contact with the first stopper 15a and the second stopper 15b to return to the initial position. The main clutch is “disengaged” and the return clutch lever 13 is in the “OFF” state, and the rotating body 20 is also rotated so that the edge portion 20a on one end side protrudes from the base end portion of the main clutch lever-11. It abuts on the shaft portion 19 ((H), (A)).
[0028]
As apparent from the embodiment, in the present invention, the first stopper 15a and the second stopper 15b are also used as the stoppers of the main clutch lever-11 and the return clutch lever 13, and the number of parts is reduced. Reductions are being made. Further, the second stopper 15 b also serves as a hook portion of the spring 18. In addition, since the return clutch lever 13 and the rotating body 20 are linked by the guide groove 17 and the guide roller 24, the main clutch can be turned on and off well, and the rotation can be performed. The shapes of the moving body 20 and the return clutch lever 13 can be simplified, and the manufacturing cost is also good.
[0029]
【The invention's effect】
The present invention switches the main clutch lever from the “off” position to the “on” position by pushing the return clutch lever provided on the handle portion of the mobile agricultural machine downward, and at the “on” position of the main clutch lever. In the return clutch lever that switches the main clutch lever to the “disengaged” position by pressing the return clutch lever downward again, the return clutch lever moves the main clutch lever to the “on” position and “disengaged” via the rotating body. The return clutch lever is formed with a long groove-like guide groove, and the guide roller protruding from the rotating body moves in the guide groove to rotate the main clutch lever. None to operate, said Rita - Nkuratchireba - together with term relationship with該回body in the longitudinal direction intermediate portion, said Rita - Nkuratchireba - times Since the fulcrum is arranged on the front side of the fuselage with respect to the rotation fulcrum of the main clutch lever, the rotation fulcrum of the return clutch lever is forward, so the angle with respect to the handle portion is small. Thus, the operability is improved. Further, since the turning fulcrum of the return clutch lever is forward, the handle portion can be shortened, and the return clutch lever can be retrofitted without changing the position of the main clutch lever. A long groove-shaped guide groove is formed in the return clutch lever so that the guide roller protruding from the rotating body moves along the guide groove, so that the main clutch can be turned on and off well. And the shapes of the rotating body and the return clutch lever can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a management machine.
FIG. 2 is a side view of a return clutch lever.
FIG. 3 is a plan view of a return clutch lever.
FIG. 4 is an operation explanatory view of a return clutch lever.
FIG. 5 is an operation explanatory view of a return clutch lever.
FIG. 6 is an operation explanatory view of a return clutch lever.
FIG. 7 is a side view of a return clutch lever according to another embodiment.
FIG. 8 is a plan view of a return clutch lever according to another embodiment.
FIG. 9 is an operation explanatory view of a return clutch lever according to another embodiment.
FIG. 10 is an operation explanatory view of a return clutch lever according to another embodiment.
FIG. 11 is an operation explanatory view of a return clutch lever according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
9 Handle 11 Main clutch lever
13 Return clutch lever
16 Rotating fulcrum 20 Rotating body 21 Main clutch shaft

Claims

The main clutch lever is switched from the “OFF” position to the “ON” position by pushing down the return clutch lever provided on the handle of the mobile agricultural machine , and the return is performed again with the main clutch lever in the “ON” position. In the return clutch lever that switches the main clutch lever to the “disengaged” position by pushing the clutch lever downward, the return clutch lever rotates the main clutch lever to the “on” and “disengaged” positions via the rotating body. The return clutch lever is formed with a long groove-like guide groove, and the guide roller protruding from the rotating body moves in the guide groove to rotate the main clutch lever. No, the Rita - Nkuratchireba - together with term relationship with該回body in the longitudinal direction intermediate portion, said Rita - Nkuratchireba - the pivoting fulcrum of Clutch lever - Rita, characterized in that arranged on the body front side than the rotation supporting point - Nkuratchireba -.