JP4053428B2 - 施条を備えた筒から発射しようとする発射体のための安全装置を備えた点火装置 - Google Patents

施条を備えた筒から発射しようとする発射体のための安全装置を備えた点火装置 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載した、ライフリング若しくは施条(Drall)を備えた筒(Rohr)から発射しようとする弾丸若しくは発射体(Geschoss)のための安全装置を備えた点火装置に関する。
このような形式の発射体は、活物質(Wirkeffekt)をトリガー(作動開始)させるための火薬技術的な複数の装薬より成る点火チェーンを有している。この発射体は、安全装置を有しており、この安全装置は、第1の位置で点火チェーンを中断し、発射体を発射させる際にその初期加速度及び角運動量によって、前記第1の位置から点火チェーンを解放(作動開始)する第2の位置に移行する。それによって、発射体が静止している場合でも、例えば運動中であっても、点火チェーンが点火されることは阻止される。
ドイツ連邦共和国特許公開第2037182号明細書によれば、発射体のための点火装置が公知であって、この点火装置は、ディスク状の部材を備えた安全装置、例えば塑性変形可能なプレートを有している。このプレートは、点火薬を含有する部材と、点火しようとする装薬に通じる開口を含有する、発射体の部分との間に配置されている。このような配置によって、点火玉が不都合に点火された時に点火玉を収容する部材の安全装置内で発射体の爆破装薬が点火されることは阻止される。点火玉が不都合に点火された時に、熱い爆発ガスが高圧下で塑性変形可能なプレートにぶつかり、それによってこのプレートが変形して、点火玉のための支持体とこの支持体を受容する部分との間の分離継ぎ目内に強く押しつけられ、それによって爆発装薬に通じる開口に達することになる。
このような発射体は、例えば犯罪を急襲する場合において、又は暴力的なデモと戦う場合に、いわゆる効果弾として装填される。このような効果弾は、実弾から派生した、例えば40mmの口径を有するカートリッジ弾薬である。活物質としては、例えばCS、催涙ガス、煙幕、火花発生装薬、閃光装薬その他が使用される。このような効果弾は、着発信管を有しており、この着発信管は、着発時に活物質を点火する。このような点火装置が1回で点火しない場合には、それでも活物質が少なくとも所定の時間後にトリガーされるか又は自己解体し、それによって効果弾が危険なしに取り除かれるようになっていなければならない。このために、点火チェーンを備えた付加的な安全点火装置が設けられており、この点火チェーンは少なくとも、実効発射体を発射する際に点火される点火装置と、少なくとも1つの別の装薬特に遅延薬とから成っており、この遅延薬が燃焼し尽くした後で本来の効果弾が例えば導火線又はブースター装薬を介して、発射後に約4秒で点火される。
このような形式の効果弾は、大抵の場合、銃身の短い武器若しくは短いドラム形弾倉から発射される。弾倉型の武器においては、弾倉が一般的にディスクによって覆われており、このディスクは、実際に撃とうとする薬包だけを解放し、これに対して別のすべての弾倉列はディスクによって覆われている。
効果弾を発射しようとする際に発射薬が点火されない場合、安全点火装置のための遅延薬が、例えば弱すぎる発射薬又は雷管によって点火されることがある。この場合、効果弾は、通常の筒形若しくはバレル形武器であっても弾倉(マガジン)形武器であっても、発射武器の銃身から出ないので、活物質は、所定の遅延時間約4秒後にトリガーされる。これは、周囲にいる人間のためにもまた射撃手自身のためにも、特に弾倉形武器を使用した場合に、非常に高い負傷の危険性を伴うものである。つまり発射がトリガーされると直ちに、発射体がマガジンから出なくても、ドラム形弾倉は1つ分だけさらに回転し、燃焼し尽くした遅延点火チェーンを有する薬包弾薬が収容されている弾倉は前方が閉鎖されている。ついで所定の遅延時間後に、活物質がトリガーされ、従って例えば催涙ガスが解放されるので、催涙ガスは事実上、射撃手に向かって後ろに発生し、従って射撃手に高い負傷の危険性が生じる。
従って、活物質をトリガーするための点火チェーン内に公知の形式で安全装置を介在させて、この安全装置が第1の位置で点火チェーンを中断し、発射体が発射される際に、その初期加速度及びその角運動量によって、この第1の位置から点火チェーンを解放(作動開始)する第2の位置へ移行するようにすることが望まれている。このような形式の安全装置は、発射体点火装置のために多くの変化実施例のものが公知である。
本発明の課題は、上記形式の発射体のための安全装置を改良して、構造が簡単で、安価に形成することができ、しかも発射体が発射に伴う初期加速度及び角運動量を得た時にのみ、活物質が実際に点火されるようなものを提供することである。
この課題は、本発明によれば請求項1の特徴部に記載した特徴によって解決された。
本発明によれば、安全装置が、中央の領域と、この中央の領域を包囲する縁部領域とを備えたディスク状の部材を有している。この場合、中央の領域だけが点火チェーンを中断し、保持装置によって機械的に支持されていて、その位置が保たれている。中央の領域と縁部領域とは、発射体の初期加速度において破壊される目標破壊箇所を介して互いに接続されている。さらに、保持装置を巡って収容室が設けられており、この収容室は、発射体の初期加速度において中央の領域から目標破壊箇所で分離された縁部領域と、次いで発射体の角運動によって点火チェーンから遠ざけられた中央の領域とを収容する。
点火装置のためのこのような形式の安全装置は、非常に簡単かつ安価に製造することができる。何故ならば安全装置は、例えば相応に準備された簡単なプラスチックディスクだからである。
発射体を発射する際に、初期加速度は中央の領域にも縁部領域にも作用する。勿論、中央の領域だけが支えられているので、この初期加速度によって縁部領域は、目標破壊箇所において中央の領域から剪断され、発射体の飛行方向で見て縁部領域の後ろに位置する収容室内に収容される。この収容室は、縁部領域の少なくとも2倍の厚さに相当する厚さを有しているので、縁部領域が中央領域から分離されて収容室内にあると、縁部領域は中央の領域の平面から遠ざけられることになる。中央の領域には角運動が作用するので、中央の領域は遅かれ早かれ点火チェーンから遠ざかり、点火チェーンはそれによって解放される。
角運動と角運動加速度とは、原則として、中央の領域だけが目標破壊箇所の残りとして残り、この中央の領域の重心点が発射体の角運動軸線に対して偏心的な位置にあるので、遠心力によって中央の領域が点火チェーンから遠ざかるようになっている。勿論、中央の領域の重心点を発射体の角運動軸線に対して意図的に偏心的に配置することも可能である。
目標破壊箇所は、例えばディスク状の部材の材料の厚さを、中央の領域と縁部領域との間の境界領域で減少させることによって形成される。さらに、中央の領域と縁部領域とはウエブを介して互いに接続することができる。中央の領域と縁部領域とをそれぞれ個別の部品として構成し、これらの部品を接続部材例えば自己接着式のシートによって互いに接続し、このシートが目標破壊箇所を形成するようにしてもよい。
以下に図面に示した実施例を用いて本発明を説明する。
図1は、薬莢と、活物質のための点火チェーンを中断するためのディスク状の安全装置を備えた発射体とから成る効果弾の部分的な断面図、
図2は、図1に対してやや変化したディスク状の安全装置を備えた発射体の後部の断面図、
図3は、図2に示したディスク状の安全装置の下側を示す図、
図4は、本発明によるディスク状の安全装置の別の実施態様を示す図、
図5は、本発明によるディスク状の安全装置の別の実施例を示す図である。
図1には、薬莢2と、この薬莢2内に装填された発射体3とを備えた効果弾の部分的な断面図が示されている。薬莢2の底部には雷管4が配置されており、この雷管4によって、薬筒5内に収容された発射薬6が点火される。薬筒5は、薬莢2と発射体3との間の圧力室8内に開口するオーバーフロー開口を有している。
発射体3は、その頭部に薬室10を有しており、この薬室10内で実効薬例えばCS催涙ガス又はこれと類似のものが火薬技術的にトリガーされる。これは一般的な形式で、発射体がされる際に火薬技術的な信管12を点火する着発信管11(図面ではスイッチとしてしか示されていない)によって行われる。この着発信管11自体は、薬室10内に収容された作用薬をトリガーする。
発射薬6が点火されると、この発射薬の発射ガスによって遅延薬13も点火される。この遅延薬は2つの部分13a,13bに分けられている。遅延薬の部分13a,13bは、過点火ギャップ(Ueberzuendspalt)14によって互いに分離されている。
この過点火ギャップ14内には、2つの遅延薬13a,13b間の点火チェーンを中断若しくは解放するために安全装置としてディスク15が介在されている。このディスク15は、中央の金属薄板16と、この金属薄板16を包囲する縁部領域17とから成っており、この中央の金属薄板16と縁部領域17とは互いに、目標破壊箇所18によって分離されている。
中央の領域16は、遅延薬13aを包囲する保持装置例えばソケット19によって支持されている。縁部領域17は、中央の領域16よりも大きい厚さを有しており、この場合、中央の領域16と縁部領域17との間の段は、ほぼ目標破壊箇所18によって与えられる。ディスク15は、この段でソケット19に当接しており、それによってディスク15はその半径方向位置で保持される。
ディスク15はさらに、その発射体3の飛行方向で見て上側で、収容室21の天井に当接し、この収容室内でディスク15は横方向でわずかな遊びを保って保持されている。収容室21は、発射体3の飛行方向で見て少なくとも、縁部領域17の2倍の厚さに相当する。
発射体3が発射され、発射薬6が規定通りに点火されると、圧力室8内に圧力が形成され、この場合、圧力は、薬莢2と発射体3との間の接続が分離されて、発射体3が薬莢2から押し出されるまで、上昇する。この場合、発射体3は加速され、さらに、発射体に、施条対応帯体22及び砲身の施条若しくはライフリング(Drallzuege)を介して角運動量(Drall;ねじれ、回転)が与えられる。
発射体3の初期加速によって、ディスク15の目標破壊箇所18は破壊され、それによって縁部領域17は収容室21の底部に向かって移動し、有利な形式でこの底部の位置で緊締される。このために、例えば収容室21の側壁がやや円錐形に内方に向かって延びているか又は湾曲している。次いで角運動加速によって、中央の領域16も点火チェーンを遮断する位置から外方に投げ出され、同様に縁部領域17の上側の収容室21内に収容される。それによって遅延薬13の領域内の点火チェーンが解放つまり作動開始される。次いで遅延薬13aが遅延薬13bを点火し、遅延薬13bが薬室10内の作用薬を点火する。遅延薬13aと13bとの間の過点火のために、遅延薬13aは公知の形式で円錐形の切欠を有しており、この円錐形の切欠によって遅延薬13a内の爆発波が収束されて、遅延薬13bに集中して向けられて、遅延薬13を点火する。
発射薬6の点火を不完全にし、それでも遅延薬13が点火されるようにしたい場合、つまり発射体が武器の銃身から出ないようにしたい場合には、初期加速又は角運動加速も発生しないので、ディスク15はその位置で留まり、遅延薬13aの燃焼終了時における遅延薬13bの点火を阻止する。それによって薬室10内の作用薬も点火され、発射体3は危険なしに武器の銃身から取り出される。
発射体3が整然と発射された後で、つまり縁部領域17次いでディスク15の中央の領域16が、初期加速若しくは角運動量によって収容室21内に収容されると、遅延薬13aが点火チェーン13の第2の遅延薬13bを点火する。発射体を着発させる際に着発信管が11を作動させず、それによって薬室10内の作用薬が点火されないようにしたい場合には、この作用薬は遅延薬13bが燃焼し終わってから点火されるようになっている。
図2には、やや変化させたディスク15を備えた、図1に示した点火装置が示されている。円形のディスク15は、中央の領域16と、この領域16を包囲する縁部領域17とから成っており、この縁部領域17は、切り込みの形状の目標破壊箇所18によって中央の領域16に対して分離されている。図3に示されているように中央の領域16の重心点Sは、発射体の長手方向及び角運動軸線の外に位置している。
初期加速によって縁部領域17が中央の領域16から剪断されると、重心点Sが偏心的に配置されていることによって、中央の領域16も点火チェーンから非常に迅速に遠ざけられるので、点火チェーンは遅延薬13a,13bを介して点火される。
図4には、中央の領域16と縁部領域17とを備えたディスク15が示されており、このディスク15は、複数のウエブ24を介して互いに接続されていて、これらのウエブ24が目標破壊箇所18を形成している。
図5には、やはり中央の領域16と縁部領域17とから構成されているディスク15が図示されている。中央の領域16と縁部領域17とは部品であって、最も簡単な場合には、小さい円形のディスク若しくはリングディスクである。縁部領域17としてのリングディスクは、中央の領域16よりも大きい厚さを有している。2つの部品は16及び17は、自己接着式のプラスチックシート25によって互いに結合されており、このプラスチックシート25が目標破壊箇所18の機能を有している。図5に示した状態において、プラスチックシート25は、中央の領域16の下側及び縁部領域17の段部26に接続されているので、発射体3の初期加速において縁部領域17が中央の領域16から分離されると、プラスチックシート25も中央の領域16から剥がされる。中央の領域16は、有利には、発射体3の角運動軸線Aに対して偏心的な重心点Sを有しているので、縁部領域17が剪断されると、中奥羽の領域16は迅速に収容室21内に押しやられる。
勿論、プラスチックシート25をディスク15の上側に固定することも可能である。その場合には、プラスチックシート25は、遅延薬13aと13bとの間を点火することができる。
すべての実施例において、ディスク15は、わずかな固有質量を有する材料より成っており、それによって収容室21内に収容された小さいディスクは、中央の領域16に相応して、発射体3の飛行軌道を妨げない程度に小さいアンバランスだけを発射体3に作用させるようになっている。
勿論、特にディスク15の形状に関して、本発明とは別の実施態様、例えば細長い、方形又は正方形のディスクも可能である。同様に、ソケットはコンパクトなソケット19である必要はなく、例えば複数の支持点又は支持区分によって実現することができる。
重要なことは、ディスク15の目標破壊箇所18が、発射体3の初期加速中でも発射経路内で破壊されるので、点火チェーンを中断する中央の領域16が同様に迅速に点火チェーンから搬出されるということである。
薬莢と、活物質のための点火チェーンを中断するためのディスク状の安全装置を備えた発射体とから成る効果弾の部分的な断面図である。 図1に対してやや変化したディスク状の安全装置を備えた発射体の後部の断面図である。 図2に示したディスク状の安全装置の下側を示す図である。 本発明によるディスク状の安全装置の別の実施態様を示す図である。 本発明によるディスク状の安全装置の別の実施例を示す図である。

Claims (13)

  1. 施条を備えた筒から発射しようとする発射体(3)のための点火装置であって、活物質をトリガーする点火チェーンを有しており、安全装置(15,19,21)が設けられていて、該安全装置が、第1の位置で前記点火チェーンを中断し、発射体(3)を発射する際に、発射体の初期加速度及び角運動によって、点火チェーンを解放する第2の位置に移行するようになっており、前記安全装置(15,19,21)が、中央の領域(16)を備えたディスク状の部材(15)と、この中央の領域(16)を包囲する縁部領域(17)とを有している形式のものにおいて、
    ディスク状の部材(15)の中央の領域(16)だけが点火チェーンを中断し、該中央の領域(16)が保持装置(19)によって支えられていて、一方、縁部領域(17)は保持装置(19)によって支えられられずに、その位置に保たれており、中央の領域(16)と縁部領域(17)とが、発射体(3)の初期加速時に破壊される目標破壊箇所(18)を介して互いに接続されており、前記保持装置(19)の周囲に収容室(21)が設けられていて、該収容室(21)が、発射体(3)の初期加速時に中央の領域(16)から分離された縁部領域(17)と、次いで発射体(3)の角運動によって点火チェーンから遠ざけられた中央の領域(16)とを収容するようになっていることを特徴とする、角運動を与えて筒から発射しようとする発射体のための安全装置を備えた点火装置。
  2. 保持装置(19)が、点火チェーンを包囲する、中央の領域(16)のための当接部として構成されており、縁部領域(17)が段部を有していて、該段部が、前記当接部に当接し、それによってディスク状の部材(15)が、点火チェーンを中断する第1の位置で確保されている、請求項1記載の点火装置。
  3. 縁部領域(17)が中央の領域(16)よりも大きい厚さを有している、請求項1又は2記載の点火装置。
  4. 収容室(21)が、発射体(3)の飛行方向で見て縁部領域(17)の後ろに位置していて、少なくとも縁部領域(17)の2倍の厚さに相当する深さを有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の点火装置。
  5. ディスク状の部材(15)が第1の位置で、収容室(21)の側壁に遊びを有して当接している、請求項1から4までのいずれか1項記載の点火装置。
  6. ディスク状の部材(15)が収容室(21)の底部に載る第2の位置において、ディスク状の部材(15)のための保持装置有利には緊締装置が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の点火装置。
  7. 中央の領域(16)の重心点(S)が、発射体(3)の角運動軸線(A)に対して偏心的に配置されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の点火装置。
  8. ディスク状の部材(15)が円形又は方形である、請求項1から7までのいずれか1項記載の点火装置。
  9. ディスク状の部材(15)がプラスチックより成っている、請求項1から8までのいずれか1項記載の点火装置。
  10. 目標破壊箇所(18)が、ディスク状の部材(15)の材料の厚さを減少させることによって形成されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の点火装置。
  11. ディスク状の部材(15)の中央の領域(16)と縁部領域(17)とが、目標破壊箇所(18)としてのウエブ(24)を介して互いに接続されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の点火装置。
  12. 中央の領域(16)と縁部領域(17)とが、目標破壊箇所(18)を形成する接続部材によって互いに接続された部材である、請求項1から9までのいずれか1項記載の点火装置。
  13. 接続部材が自己接着式のシート(25)である、請求項12記載の点火装置。
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