JP4052953B2 - 半導体装置の樹脂封止装置およびその樹脂封止方法 - Google Patents

半導体装置の樹脂封止装置およびその樹脂封止方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の樹脂封止装置およびその樹脂封止方法に関し、特に、半導体素子が樹脂封止される半導体装置の多品種少量生産に適合する半導体装置の樹脂封止装置およびその樹脂封止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体装置の樹脂封止装置では、上型と下型とで被モ−ルド品をクランプしポットからキャビティに樹脂を圧送して樹脂成形する。また、一個の被モ−ルド品に対しポットからランナを経由して樹脂を注入することは、樹脂の使用効率を悪くする。そこで、複数のキャビティをポット中心に周辺に配置し、ポットから樹脂を各キャビティに流し込むランナを設けていた。しかしながら、複雑な機構になり金型が大型化し、品種の切換えのための金型の交換するのに多数の工数を費やした。一方、半導体装置は近年多品種少量生産に伴って金型の切換えが頻繁になるという問題があった。
【0003】
かかる問題を解消するために、上型と下型の中間に交換し得る中間型を配置し、型開閉方向に中間型を貫通する樹脂路を形成することによりキャビティに樹脂路を直接接続させ、樹脂封止している。この樹脂封止装置は、キャビティが形成された中間型のみを交換することにより種々の半導体装置の樹脂封止に適用できることを特徴としていた。特に、この種の金型においては、被成形品の取付けおよび成形品の取り出し、ならびにスプル等の不要樹脂の排出などの問題を解消する目的としてなされた。
【0004】
図7は従来の樹脂封止装置の金型の一例を示す断面図である。この樹脂封止装置の金型は、図7に示すように、プレス装置のプラテンに取り付けられる上型ベ−ス50に支持された上型30と、プレス装置のプラテンに固定する下型ベ−ス52に保持される下型32と、上型30と下型32との間に配置される中間型34とを備えている。また、中間型34の位置は、ポット36から中間型34を介してキャビティ42に樹脂をプランジャにより充填する被成形品を樹脂封止位置と、上型30および下型32の側方位置で上型30および下型32と干渉しない位置との間で進退動自在に設けられている。
【0005】
そして、中間型34の退避位置で被成形品のセットおよび取り出しができ、また、樹脂注入後の中間型34に残るスプル(不要樹脂)の除去もできる。そして、被成型品の中間型34への載置から樹脂封止およびスプルの除去などの一連の動作の自動化が容易に図れる。(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−338939号公報(第3頁−5頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の半導体装置の樹脂封止装置の金型では、中間型を上下の金型で挟む構造であるので、金型が大きくなるという欠点がある。また、キャビティに樹脂を圧送するプランジャが下型32内に備えられているため、中間型34を交換するには工数や調整が必要になる。このプランジャを動作させる機構が必要となり金型の構造が複雑になる。特に、ゲ−ト口に付着するスプルを除去するのにスプル回転治具を用いたり益々構造が複雑となり金型の初期コストが増大するという問題がある。
【0008】
従って、本発明の目的は、構成する金型部品の単純化および一体化を図り品種切換時の金型の交換がより早く小型の半導体装置の樹脂封止装置およびその樹脂封止方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の特徴は、半導体チップを基板に載置しワイヤリングされてなる半導体装置を前記基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの中央に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備える半導体装置の樹脂封止装置である。
【0010】
本発明の第2の特徴は、一基板から突出するボ−ル電極を有する半導体装置を基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの隅部に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備える半導体装置の樹脂封止装置である。
【0011】
また、第1の特徴および第2の特徴である前記半導体装置の樹脂封止装置において、前記中型が前記下型に着脱する手段を備えることが望ましい。さらに、前記プランジャの先端面に溶融される前記樹脂タブレットの樹脂が入り込む逆テ−パ周縁部をもつ凹みを有することが望ましい。一方、前記中型のキャビティに前記樹脂タブレットの溶融樹脂が注入され成形される樹脂外郭体を前記キャビティから除去するノックアウト機構を備えることが望ましい。そして、前記ロ−ドセルは、圧電素子を備えることが望ましい。さらに、前記押圧手段は、複数の皿ばねで構成されていることが望ましい。
【0012】
本発明の第3の特徴は、半導体チップを基板に載置しワイヤリングされてなる半導体装置を前記基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの中央に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備える半導体装置の樹脂封止装置において、前記樹脂タブレットを溶融させるとともに前記プランジャにより溶融された樹脂タブレットを押しつぶし、前記溶融樹脂を前記ゲ−トから前記キャビティに注入する半導体装置の樹脂封止方法である。
【0013】
本発明の第4の特徴は、一基板にボ−ル電極を接して取付けられる半導体装置の前記一基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの隅部に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備える半導体装置の樹脂封止装置において、前記樹脂タブレットを溶融させるとともに前記プランジャにより溶融された樹脂タブレットを押しつぶし、前記溶融樹脂を前記ゲ−トから前記キャビティに注入するとともに前記ボ−ル電極と前記基板との隙間を真空排気し該隙間に前記溶融樹脂を充填する半導体装置の樹脂封止方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施の形態における半導体装置の樹脂封止装置を示す断面図である。この半導体装置の樹脂封止装置は、図1に示すように、チップ22を基板21に載置しワイヤ23で配線されてなる被成形品24を載置する下型2と、被成形品24に対向する面に窪みであるキャビティ7が形成されるとともにキャビティ7の中心に細孔であるゲ−ト8を有しかつキャビティ7の周縁部で被成形品24の基板21と当接し基板21を固定する中型1と、この中型1に載置される樹脂タブレット25の周囲を囲むように配置され中型1の上面に当接する複数のクランパ4と、このクランパ4に案内され移動し樹脂タブレット25を押圧するプランジャ5と、このクランパ4に取付けられプランジャ5に押圧力を与えるばね押圧機構6と、プランジャ5の押圧力を検出するロ−ドセル10と、プランジャ5、ロ−ドセル10およびクランパ4とばね押圧機構6を垂下させ取り付ける上型3とを備えている。
【0016】
また、この樹脂封止装置の下型2および上型3は、油圧駆動のプレス装置の下型ベ−ス52と上型ベ−スにそれぞれ取り付けられている。さらに、プランジャ5の先端面に溶融される樹脂タブレット25の樹脂が入り込む逆テ−パの周縁部5bをもつ凹み5aを有することが後述する樹脂除去するのに有効的である。一方、中型1のキャビティ7に樹脂タブレット25の溶融樹脂25cが注入され成形される樹脂外郭体をキャビティ7から除去するノックアウト機構9を備えることが望ましい。
【0017】
図2は図1の樹脂封止装置の型締め状態を示す断面図である。次に、図1と図2を参照して半導体装置の樹脂封止方法を説明する。まず、図1に示すように、被成形品24を基板21を下型2に載置する。そして、被成形品24を被せるようにキャビティ7内に収納し中型1を設置する。この中型1の位置決めは、図示していない下型2から突出する位置決めピンによって行われる。また、中型1を交換する際も、下型2に載置された中型1を位置決めピンをリフトピンとして使用し、中型1を下型2より浮かせロボットのフォ−クを差込み下型3より中型1を外す。また別の中型1を下型3から突出するリフトピンに中型1の位置決め孔に差込み、フォ−クを下降させ、下型2に中型1を設置する。
【0018】
そして、樹脂タブレット25を中型1の上面に載せる。また、下型2はヒ−タ15により常時加熱されている。さらに、プランジャ5はヒ−タ14により同様に加熱されている。次に、図2に示すように、上型3が下降し、上型3の下降に伴ってばね押圧機構6が縮みクランパ4が中型1を固定するとともにばね押圧機構6により押圧力を与えられたプランジャ5が樹脂タブレット25と当接し、樹脂タブレット25を熱と圧力によって溶融し始める。このとき、クランパ4は回転しないように、ガイドバ−11のすべりキ−とガイド孔12のキ−溝とははめあっている。さらに、ガイド孔12の一端にはガス逃げ穴13が形成されている。
【0019】
一方、プランジャ5により溶融された樹脂タブレット25の樹脂25cは、クランパ4に密閉され樹脂は中型1のゲ−ト8に注入され、キャビティ7に充填される。クランパ4はばね押圧機構6によって常に一定の圧力が与えられる。なお、このばね押圧機構6は、複数の皿ばねで構成される。この皿ばねは小型で通常のコイルスプリングに比べ遙かに大きい押圧力が得られる。例えば、最大圧縮時、数トンの押圧力が得られる。一方、ロ−ドセル10は、複数の圧電素子を積み重ねて構成されるスタック型圧電素子である。そして、数グラムから数トンまでの広い範囲の圧力を精密に検出することができる。
【0020】
油圧駆動による下降およびばね押圧機構6によるプランジャ5の押圧力が所定の圧力に達すると、ロ−ドセル10の圧力信号が油圧力設定回路に作用し、プランジャ5の下降は停止し、プランジャ5の押圧力は一定に維持される。この一定の圧力により溶融樹脂25cがキャビティ7内に行き渡り、ヒ−タ14および15の加熱によりキャビティ7に充満された樹脂は、架橋が始まり硬化される。
【0021】
樹脂が完全に硬化したか否かを確認するために、さらに上型3を下降させると、プランジャ5の先端面が中型1の上面に残留した樹脂に当接すると、ロ−ドセル10の圧力値が急激に上昇し、その圧力信号により中型1の上面の樹脂が硬化したとして油圧設定回路の油圧供給回路が断となり、上型3の下降が停止する。
【0022】
図3(a)および(b)ならびに図4(a)〜(c)は樹脂封止装置から被成形品を取り出す状態を説明するための模式断面図である。ロ−ドセル10の検知信号により樹脂封止完了を認識し、上型3を矢印の方向に上昇させると、プランジャ5の凹み5a内の樹脂は周縁部5bの逆テ−パに係止され、図3(a)に示すように、上型3の上昇に伴って中型1のキャビティ7で成形された樹脂外郭体24aとプランジャ5の凹みの樹脂との接続部であるゲ−ト8の樹脂が破断される。
【0023】
次に、ロ−ドセル10に交流電圧を印加させプラジャ5を振動させる。プランジャ5の振動により凹み5aの樹脂は剥離され、図3(b)に示すように、樹脂片24bとして脱落する。次に、図4(a)に示すように、再び、上型3を下降させプランジャ5と中型1の上面と接触させる。そして、ノックアウト機構9のピン9aをゲ−ト8内に突出させ、樹脂外郭体24aをキャビティ7から離脱させる。また、樹脂外郭体24aが大型である場合は、図4(b)に示すように、樹脂外郭体24aの周辺部を複数のピン9bを突出させ離脱させることが望ましい。
【0024】
次に、再び上型3を上昇させ、図4(c)に示すように、下型2からリフトピン16を上昇させ中型1のキャビティ7から樹脂外郭体24aを離脱させる。なお、このリフトピン16は、前述した中型1の位置決め用のピンを利用しても良い。離脱された樹脂外郭体24aは、図示していないアンロ−ダで拾い次工程に搬出される。ここで、この中型1で、そのまま、樹脂封止する場合、前述の動作を繰り返して行う。
【0025】
図5および図6は本発明の他の実施の形態における半導体装置の樹脂封止装置の断面図である。前述の実施の形態では、被成形品は、基板にチップが搭載された半導体装置の樹脂封止に適用したが、基板と一基板のボ−ル電極をフェ−スダウンで取付ける構造の半導体装置の樹脂封止に適用するには無理がある。
【0026】
この半導体装置を樹脂封止する場合、中型1aのキャビティの周辺部にゲ−ト8aを設け、キャビティの周辺部から樹脂を注入し、ボ−ル電極23aと基板21との隙間あるいはボ−ル電極23a間の隙間に樹脂が充填されるように、キャビティと連通する下型3の排気穴18から真空排気する。
【0027】
なお、プランジャ5、ロ−ドセル10、クランパ4およびばね押圧機構6とが上型3に一体化されていることは、前述の実施の形態と同じ構造であるので、一体化された上型と独立して、中型1aが配置されるので、前述の実施の形態と同じように中型1aを容易に交換できる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、構造を簡単に小型化するために、樹脂圧入プランジャ、プランジャを案内する機構、プランジャに押圧力を与える押圧手段および圧力検出機構を上型と一体化し、キャビティおよび樹脂を注入口をもつ中型を独立して下型に取付ける構造にすることによって、品種切換時の金型の交換がより早く、装置も小型化するとことができ、交換費用の低減、設備コストの低減が図れるといういう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における半導体装置の樹脂封止装置を示す断面図である。
【図2】図1の樹脂封止装置の型締め状態を示す断面図である。
【図3】樹脂封止装置から被成形品を取り出す状態を説明するための模式断面図である。
【図4】樹脂封止装置から被成形品を取り出す状態を説明するための模式断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態における半導体装置の樹脂封止装置の型開き時の断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態における半導体装置の樹脂封止装置の型締め時の断面図である。
【図7】従来の樹脂封止装置の金型の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1a 中型
2 下型
3 上型
4 クランパ
5 プランジャ
6 ばね押圧機構
7,7a キャビティ
8,8a ゲ−ト
9 ノックアウト機構
10 ロ−ドセル
11 ガイドバ−半導体基板
12 ガイド孔
14,15 ヒ−タ
16 リフトピン

Claims (9)

  1. 半導体チップを基板に載置しワイヤリングされてなる半導体装置を前記基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの中央に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備えることを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。
  2. 一基板から突出するボ−ル電極を有する半導体装置を一基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの隅部に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備えることを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。
  3. 前記中型が前記下型に着脱する手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体装置の樹脂封止装置。
  4. 前記プランジャの先端面に溶融される前記樹脂タブレットの樹脂が入り込む逆テ−パ周縁部をもつ凹みを有することを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の半導体装置の樹脂封止装置。
  5. 前記中型のキャビティに前記樹脂タブレットの溶融樹脂が注入され成形される樹脂外郭体を前記キャビティから除去するノックアウト機構を備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の半導体装置の樹脂封止装置。
  6. 前記ロ−ドセルは、圧電素子を備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載の半導体装置の樹脂封止装置。
  7. 前記押圧手段は、複数の皿ばねで構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載の半導体装置の樹脂封止装置。
  8. 半導体チップを基板に載置しワイヤリングされてなる半導体装置を前記基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの中央に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備える半導体装置の樹脂封止装置において、前記樹脂タブレットを溶融させるとともに前記プランジャにより溶融された樹脂タブレットを押しつぶし、前記溶融樹脂を前記ゲ−トから前記キャビティに注入することを特徴とする半導体装置の樹脂封止方法。
  9. 一基板にボ−ル電極を接して取付けられる半導体装置の前記一基板と接触させ前記半導体装置を載置する下型と、前記半導体装置に対向する面に窪みであるキャビティが形成されるとともに該キャビティの隅部に細孔であるゲ−トを有しかつ前記キャビティの周縁部で前記半導体装置の基板と当接し前記基板を固定する中型と、この中型の上面に前記ゲ−トを塞ぐように載置される樹脂タブレットの周囲を囲むように配置され前記中型の上面に当接する複数のクランパと、これらのクランパに周囲を囲まれ下方に案内され移動し前記樹脂タブレットを押圧するプランジャと、前記クランパに取付けられ前記プランジャに押圧力を与える押圧手段と、前記プランジャへの前記押圧力を検出するロ−ドセルと、前記プランジャおよび複数の前記クランパを前記プランジャの周囲に垂下させ取り付ける上型とを備える半導体装置の樹脂封止装置において、前記樹脂タブレットを溶融させるとともに前記プランジャにより溶融された樹脂タブレットを押しつぶし、前記溶融樹脂を前記ゲ−トから前記キャビティに注入するとともに前記ボ−ル電極と前記基板との隙間を真空排気し該隙間に前記溶融樹脂を充填することを特徴とする半導体装置の樹脂封止方法。
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