JP4052637B2 - 防振装置及びこの防振装置を成形するための成形型 - Google Patents

防振装置及びこの防振装置を成形するための成形型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内筒とこれを囲む外筒とが連結するように、前記内筒と外筒の間にゴム状弾性材から成る防振基体を介在させ、前記防振基体に、前記内筒を挟んで位置する一対の中間板を埋設し、内外筒の周方向で前記一対の中間板の間に形成した空間部に、前記内外筒の周方向に対応する方向の前記中間板の両端部をそれぞれ入り込ませてある防振装置及びこの装置を成形するための成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の防振装置として、自動車のサスペンションメンバーと車体フレームの間に設けるメンバーマウントや、サスペンション機構のピボット部に設けるサスペンションブッシュがあり、これらの防振装置では防振基体に一対の中間板を埋設することで、両中間板が並ぶ方向のばね定数を高く設定してある。
そして、両中間板が並ぶ方向が自動車の幅方向になるように車体フレーム等に防振装置を取付け、これにより防振装置のばね定数を自動車の前後方向で低く、自動車の幅方向で高くして、自動車の乗り心地や操縦安定性の向上を図っている。
【0003】
上記の防振装置を成形する場合、内外筒と中間板とを下金型に取付け、上金型を下金型に対して閉塞し、上下の金型のゴム配合物供給空間にゴム配合物を供給し、脱型して成形するが、従来、上記の各成形工程では中間板を次のように取り扱っていた。
【0004】
(1)中間板の全面に接着剤を塗布し、中間板の下端部と、幅方向の両端部の下半分側とを下金型の嵌合穴に嵌合保持させる。
【0005】
(2)中間板の上端部と、中間板の幅方向の両端部の上半分側とが上金型の嵌合穴に嵌合保持されるように上金型を下金型に対して閉塞する。この閉塞により中間板の幅方向の両端部のほぼ全体(前記下半分側と上半分側)が上下の金型の嵌合穴の内面と接触した状態になる。
【0006】
(3)上下の金型のゴム配合物供給空間にゴム配合物を供給し、内外筒・中間板に加硫接着させてから脱型する。
【0007】
このようにして成形することで、従来の防振装置は、中間板の幅方向の両端部と上下両端部とが防振基体に覆われることなく露出した状態になっていた[実開平6−76730号公報参照]。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の成形手段では、(1)〜(3)の工程の繰り返しで中間板の接着剤が上下の金型の嵌合穴に付着して堆積し、次の成形の際にその接着剤が中間板に接着していた。そして、従来の構造のように、中間板の幅方向の両端部のほぼ全体が上下の金型の嵌合穴の内面と接触する構造では、前記両端部の全体にわたって金型側の堆積した接着剤が接着するために、金型と中間板との接着力が強くなり、脱型の際に中間板が上金型と一体に持ち上がって防振基体から分離することがあった。
【0009】
本発明の目的は、脱型の際に中間板が防振基体から分離する不具合を回避できるようにして、不良品が成形されるのを回避することができる防振装置及びこの防振装置を成形するための成形型を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成は、
内筒とこれを囲む外筒とが連結するように、前記内筒と外筒の間にゴム状弾性材から成る防振基体を介在させ、前記防振基体に、前記内筒を挟んで位置する一対の中間板を埋設し、内外筒の周方向で前記一対の中間板の間に形成した空間部に、前記内外筒の周方向に対応する方向の前記中間板の両端部をそれぞれ入り込ませてある防振装置であって、
前記周方向に対応する方向の前記中間板の両端部を成形型の嵌合穴に差し込んで嵌合させ、前記嵌合穴を内奥部側に膨らませて形成したゴム配合物供給空間にゴム配合物を供給して、前記中間板の両端部の端縁側にゴム状弾性材から成る被覆部をそれぞれ加硫接着してある点にある。
【0012】
請求項による発明の構成は、請求項による発明の構成において、
前記内外筒の軸心方向に対応する方向の中間板の両端部を前記被覆部で覆うことなく露出させてある点にある。
【0013】
請求項による発明の構成は、
請求項1又は2に記載の防振装置を成形するための成形型であって、
前記内外筒と中間板を取付けた状態で、前記被覆部に対応するゴム配合物供給空間と、前記防振基体に対応するゴム配合物供給空間とが形成されるよう構成してある成形型である点にある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に、車体フレームと、この車体フレームの下側のサスペンションメンバーとに組付けられた状態で車体への変位入力を低減し振動を抑制する自動車用のメンバーマウント(防振装置に相当)を示してある。
【0015】
このメンバーマウントは、車体フレームへの取付け用のボルト(以下、「取付けボルト」と称する)を挿通させる内筒1と、これよりも薄肉の外筒2とが連結するように、内筒1と外筒2の間にゴム状弾性材から成る防振基体3を介在させ、内外筒1,2の径方向で防振基体3の中央部に、内筒1を挟んで位置する一対の中間板4を埋設し、内外筒1,2の周方向で一対の中間板4の間に、内外筒1,2の軸心方向に貫通する空間部7をそれぞれ形成して構成してある。後述するように中間板4は防振基体3のばね定数を、自動車の前後方向で低く幅方向(紙面の左右方向)で高くするための部材である。
【0016】
各部の構造について説明すると、外筒2の下端部に、サスペンションメンバーの下面に当付ける外筒フランジ9を折曲形成し、外筒フランジ9に、防振基体3に連なるゴム状弾性突起12を支持させてある。また内筒1の上端部に、車体フレームの取付け面に当付ける内筒フランジ6を張出し形成してある。図示はしないが、内筒1の下端部にストッパ金具が取付けられ、このストッパ金具に、外筒フランジ9が支持するゴム状弾性突起12を圧接させる。
【0017】
図3,図4,図6にも示すように、両中間板4は、内外筒1,2の周面に沿う湾曲状に形成するとともに、内外筒1,2の軸心方向に沿う中間板4の長さを周方向に沿う長さよりも長く設定し、中間部14を内外筒1,2の径方向外方側に膨出させてある。また、内外筒1,2の周方向に対応する方向の中間板4の両端部10(以下、「幅方向の両端部10」と称する)を空間部7側にそれぞれ入り込ませ、前記両端部10の端縁15側(端縁15も含む)に、ゴム状弾性材から成る被覆部11をそれぞれ加硫接着し、被覆部11と防振基体3の間の細長い中間板部分21を空間部7内で露出させてある。
【0018】
内外筒1,2の軸心方向に対応する方向の中間板4の両端部13(以下、「長手方向の両端部」と称する)は、前記中間板部分21と同様に防振基体11で覆うことなく露出させてある。
【0019】
上記構造のメンバーマウントは、図1に示すように、内筒フランジ6側が上で外筒フランジ9側が下の縦姿勢になり、かつ、一対の中間板4が自動車の幅方向に並んだ状態になるように、外筒2の上端部側からサスペンションメンバーの縦カラーに圧入され、内筒3に挿通させた取付けボルトで車体フレームに取付け固定される。
【0020】
つまり、上記のメンバーマウントでは、防振基体3に一対の中間板4を埋設することで、両中間板4が並ぶ方向のばね定数を上げ、これにより自動車の前後方向でばね定数を低く、自動車の幅方向でばね定数を高くして、自動車の乗り心地や操縦安定性の向上を図っている。
【0021】
上記のメンバーマウントを成形する場合、内外筒1,2と中間板4とを下金型16(図5参照)に取付け、上金型を下金型16に対して閉塞し、上下の金型のゴム配合物供給空間にゴム配合物を供給し、脱型して成形するが、各成形工程では中間板4を次のように取り扱う。
【0022】
(1)中間板4の全面に接着剤を塗布し、中間板4の下端部13(中間板4の長手方向の両端部13のうちの下側の端部)を下金型16の嵌合穴に嵌合保持させ、中間板4の幅方向の両端部10の下半分側を、図5に示すように、下金型16に形成した支持孔23に差し込む。支持孔23は内奥部側に膨らませて、中間板4の幅方向の端部10との間に空間が形成されるよう構成してある。この空間が、前記被覆部11に対応するゴム配合物供給空間18になる。図5において19は防振基体3に対応するゴム配合物供給空間である。
【0023】
(2)中間板4の上端部13が上金型の嵌合穴に嵌合し、中間板4の幅方向の両端部10の上半分側が、上金型に形成した支持孔に差し込まれるように、上金型(図示せず)を下金型16に対して閉塞する。支持孔は下金型16の支持孔と同様に内奥部側に膨らませて、中間板4の幅方向の端部10との間に空間が形成されるよう構成してある。この空間が、前記被覆部11に対応するゴム配合物供給空間18になる。
【0024】
(3)上下の金型のゴム配合物供給空間18,19にゴム配合物を供給し、加硫接着させ、その後に脱型する。
【0025】
上記のメンバーマウントを成形するための成形型は、上金型と下金型16とから成り、それらに内外筒1,2と中間板4を取付けた状態で、前記被覆部11に対応するゴム配合物供給空間18と、防振基体3に対応するゴム配合物供給空間19が形成されるよう構成してある成形型である。
【0026】
本発明によれば、
[イ]中間板4の幅方向の両端部10に、ゴム状弾性材から成る被覆部11をそれぞれ加硫接着するから、中間板4と上下の金型の嵌合穴(支持孔)との接触面の面積を、被覆部11で覆われる分だけ小さくすることができる。その結果、(1)〜(3)の工程の繰り返しで中間板4の接着剤が金型の嵌合穴に付着し堆積してもその堆積量が少なくなるとともに、次の成形の際に中間板4に接着する金型側の接着剤の量が少なくなる。従って、金型と中間板との接着力を弱くすることができ、脱型の際に中間板4が上金型と一体に持ち上がるのを防止することができる。
【0027】
[ロ]中間板4の両端部10の端縁15側に、ゴム状弾性材から成る被覆部11をそれぞれ加硫接着して、前記中間板部分21を空間部7内で露出させるから、成形の際には前記中間板部分21を上下の金型に支持させることができ、さらに、中間板4の長手方向の両端部13を被覆部11で覆うことなく露出させるから、前記両端部13を上下の金型に支持させることができる。これにより、上下の金型に対して中間板4の姿勢が崩れるのを回避できて、不良品が成形されるのを防止することができる。
【0028】
[別実施形態]
本発明は、例えば、サスペンション機構のピボット部、あるいはその他の部位に設けるサスペンションブッシュにも適用することができる。上記の実施形態では前記中間板部分21を空間部7内で露出させたが、例えば中間板4の大きさが小さくて、成形工程で中間板4の姿勢が崩れる等の不具合がなければ前記中間板部分21を被覆部11で覆ってもよい。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の構成によれば、上記[イ]により、脱型の際に中間板が防振基体から分離する不具合を回避できて、不良品が成形されるのを回避することができる防振装置を提供することができた。
【0030】
また、上記[ロ]により、不良品が成形されるのをより回避しやすくなる。

【0031】
請求項2の構成によれば、同様に上記[ロ]により、不良品が成形されるのをより回避しやすくなる
【0032】
請求項の構成によれば、請求項1又は2の構成による上記効果と同様の効果を奏する防振装置を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メンバーマウントの縦断正面図
【図2】メンバーマウントの底面図
【図3】中間板とその周りの構造を示す平面図
【図4】中間板とその周りの構造を示す正面図
【図5】成形工程を示す平面図
【図6】中間板とその周りの構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 内筒
2 外筒
3 防振基体
4 中間板
7 空間部
10 内外筒の周方向に対応する方向の中間板の両端部
11 被覆部
13 内外筒の軸心方向に対応する方向の中間板の両端部
15 端縁
18,19 ゴム配合物供給空間

Claims (3)

  1. 内筒とこれを囲む外筒とが連結するように、前記内筒と外筒の間にゴム状弾性材から成る防振基体を介在させ、前記防振基体に、前記内筒を挟んで位置する一対の中間板を埋設し、内外筒の周方向で前記一対の中間板の間に形成した空間部に、前記内外筒の周方向に対応する方向の前記中間板の両端部をそれぞれ入り込ませてある防振装置であって、
    前記周方向に対応する方向の前記中間板の両端部を成形型の嵌合穴に差し込んで嵌合させ、前記嵌合穴を内奥部側に膨らませて形成したゴム配合物供給空間にゴム配合物を供給して、前記中間板の両端部の端縁側にゴム状弾性材から成る被覆部をそれぞれ加硫接着してある防振装置。
  2. 前記内外筒の軸心方向に対応する方向の中間板の両端部を前記被覆部で覆うことなく露出させてある請求項記載の防振装置。
  3. 請求項1又は2に記載の防振装置を成形するための成形型であって、
    前記内外筒と中間板を取付けた状態で、前記被覆部に対応するゴム配合物供給空間と、前記防振基体に対応するゴム配合物供給空間とが形成されるよう構成してある成形型。
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