JP4050261B2 - 基準始動式シーケンシャルセンシング機能を備えたメモリ - Google Patents

基準始動式シーケンシャルセンシング機能を備えたメモリ Download PDF

Info

Publication number
JP4050261B2
JP4050261B2 JP2004248026A JP2004248026A JP4050261B2 JP 4050261 B2 JP4050261 B2 JP 4050261B2 JP 2004248026 A JP2004248026 A JP 2004248026A JP 2004248026 A JP2004248026 A JP 2004248026A JP 4050261 B2 JP4050261 B2 JP 4050261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
memory element
decision threshold
data value
attribute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004248026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005078794A (ja
Inventor
フレデリック・エイ・パーナー
アンソニー・ホールデン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Development Co LP
Original Assignee
Hewlett Packard Development Co LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Development Co LP filed Critical Hewlett Packard Development Co LP
Publication of JP2005078794A publication Critical patent/JP2005078794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4050261B2 publication Critical patent/JP4050261B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/16Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/14Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements
    • G11C11/15Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements using multiple magnetic layers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/14Dummy cell management; Sense reference voltage generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は、メモリに記憶されたデータを検出するための手段に関する。
情報のアクセス性を高めるために、多くの開発中の技術が採用されてきた。そのような技術の例には、マイクロフィルム、磁気テープ、磁気ディスク媒体、光ディスク媒体、および集積メモリ(integrated memory)がある。特に集積メモリは、高度のアクセス性を提供する。
集積メモリは、情報をディジタル形式で記憶するように構成された電気回路である。この情報すなわち「データ」には、集積メモリに適切に結合されたディジタル装置が容易にアクセス可能である。使用される特定の技術によっては、全く驚くべき速度でデータにアクセスすることができる。
集積メモリは、揮発性か不揮発性かで分類されることが多い。揮発性集積メモリは、電力がない状態で記憶データの損失を受けるが、この欠点は、情報密度とアクセス速度の利点によって相殺することができる。不揮発性メモリは、電力がない状態でその記憶情報を保持するが、情報密度の低下、アクセス速度の低下および/またはプログラム可能性の欠如が生じることがある。
磁気ランダム・アクセス・メモリ(MRAM)は、プログラム可能性、不揮発性、高い情報密度、およびある程度のアクセス速度を提供する。MRAMは、この用語が本明細書で使用されるとき、磁界を利用してデータを記憶する集積メモリである。そのような磁界は、磁界を維持するのに電力の継続的な存在に依存しない磁性材料に埋め込むことができる。そのようなメモリ内の磁界を検出し、そのような磁界が表すデータを決定するために、様々なセンシング技法を使用することができる。
MRAMの1つのタイプにおいて、データは、メモリ要素のアレイに記憶される。メモリ要素はそれぞれ、絶縁層によって分離された2つの磁気層を含むことがある。2つの層の磁化方向は、同じ方向にされる場合(「平行」)と、逆の方向にされる場合(「逆平行」)がある。このような平行状態と逆平行状態によって、メモリ要素が異なる電気抵抗を有するようにすることができる。2つの抵抗値は、ディジタル値(例えば、0と1)に関連づけられ、各メモリ要素が、1つの二進数(「ビット」)の情報を記憶することができる。記憶されたビットは、メモリ要素の抵抗を測定することによって、例えばメモリ要素に電気エネルギーを供給したときの電圧または電流を測定することによって検出することができる。
製造工程の一部分として、メモリ要素のアレイ内でばらつきが生じることがある。その結果、それぞれのメモリ要素が、所与のディジタル値を表すときに異なる抵抗を有することがある。このばらつきは、ディジタル値を区別する標準的なしきい値の使用を妨げるほど大きいことがある。例えば、各メモリ要素において、ディジタル0に関連付けられた抵抗が、ディジタル1に関連付けられた抵抗よりも大きい場合は、一部のメモリ要素の抵抗を大幅に高める処理のばらつきによって、低いしきい値が使用されたときにディジタル1を0と誤ることがある。これと反対に、高いしきい値が使用された場合は、他のメモリ・セルのディジタル0を1と誤ることがある。集積メモリに電気ノイズがあると、この問題がきわめて悪化する。
米国特許出願第10/044,542号明細書 米国特許出願第09/766,354号明細書 米国特許出願第10/384,053号明細書 米国特許第6,188,615号明細書
したがって、MRAMセルに記憶されたデータを検出するための改善された方法が望まれている。
したがって、本明細書では、基準始動式シーケンシャルセンシング機能(またはリファレンス主導型連続センシング機能。以下同じ)を備えたメモリを有するシステムおよび装置を開示する。1つの実施形態において、基準始動式シーケンシャルセンシング方法は、第1のメモリ要素内の記憶データ値に関連した第1の属性測定値を生成するステップと、第1のメモリ要素を使用して判定しきい値を決定するステップと、第1の属性測定値を判定しきい値と比較して第1のメモリ要素内の記憶データ値を決定するステップと、次のメモリ要素内の記憶データ値に関連した次の属性測定値を生成するステップと、上記次の属性値を判定しきい値と比較して上記次のメモリ要素に記憶されたデータ値を決定するステップとを含む。
様々な本発明の実施形態を詳細に説明するために以下では添付図面を参照する。
「表記と用語」
特定のシステム構成要素を指すために、以下の説明および特許請求の範囲では全体にわたって特定の用語が使用される。当業者であれば理解されるように、会社によって、ひとつの構成要素が異なる名前で呼ばれることがある。本明細書は、機能が同じで名前が異なる構成要素を区別することを意図しない。以下の説明と特許請求の範囲において、用語「含む」と「から構成される」または「からなる」は、拡張可能な形で使用され、したがって、「〜を含むがそれらに限定されない」を意味するように解釈されるべきである。また、用語「結合する」または「接続する」は、間接と直接いずれかの電気接続を意味するように意図されている。したがって、第1の装置が第2の装置に結合される場合、その接続は、直接的な電気接続でもよく、または他の装置および接続を介した間接的な電気接続でもよい。
「詳細な説明」
以下の説明は、本発明の様々な実施形態を対象とする。これらの実施形態の1つまたは複数が好ましい場合があるが、開示した実施形態は、特許請求の範囲を含む開示の範囲を限定するように解釈または使用されるべきではない。さらに、当業者は、以下の説明が幅広い応用例を有し、すべての実施形態の説明が、その実施形態の例示にすぎず、特許請求の範囲を含む開示の範囲がその実施形態に限定されないように意図されていることを理解するであろう。
図1は、例示的なディジタル装置100としてのデスクトップ・コンピュータを示す。ディジタル装置100を、ユーザと対話するために、テキストまたはグラフィック表示装置102および入力装置104に結合することができる。表示装置102と入力装置104は組になって、ユーザとディジタル装置100間のインタフェースとして働くことができる。すなわち、ディジタル装置100は、入力装置104のユーザ操作によって要求された特定のアクションを実行し、表示装置102を介して応答をユーザに提供することができる。ディジタル装置100は、適切なアクションおよび/またはユーザに対する応答を決定するコンピュータ命令を集積メモリに組み込むことができる。ディジタル装置100をデスクトップ・コンピュータとして示しているが、ディジタル・カメラ、携帯情報端末、携帯電話、ディジタル音楽プレーヤ、ディジタル・マルチメディア・システム、およびディジタル・システム・コントローラを含む(がこれらに限定されない)、1つまたは複数の集積メモリを含むことができる他のすべてのディジタル装置が意図されている。
図2は、ディジタル装置100のブロック図の例を示す。装置100は、ブリッジ204によってシステム・メモリ206に結合された中央処理装置(CPU)202を含むことができる。また、CPU202を、表示装置102に結合されたビデオ・カード203にブリッジ204によって結合することができ、CPU202を、さらに、ブリッジ204によって拡張バス208に結合することができる。また、拡張バス208には、記憶装置210と入出力インタフェース212を結合することができる。入力装置104を、入出力インタフェース212を介して装置100に結合することができる。
CPU202は、メモリ206および/または記憶装置210に記憶されたソフトウェアに従って動作することができる。ソフトウェアの指示によって、CPU202は、キーボードや何らかの代替の入力装置104を介してオペレータからのコマンドを受け入れ、表示装置102や何らかの代替の出力装置を介してオペレータに所望の情報を表示することができる。CPU202は、他のシステム構成要素の動作を制御してデータを取り出し、伝送し、記憶することができる。
ブリッジ204は、構成要素間のデータの流れを調整する。ブリッジ204は、CPU202、メモリ206、およびビデオ・カード203に、専用の高帯域ポイント・ツー・ポイント・バスを提供することができる。高性能が要求されないディジタル装置では、ブリッジ204を省略することができ、CPUと他のすべてのシステム構成要素間の通信をバス208を介して行うことができる。
メモリ206は、迅速なアクセスのためにソフトウェアとデータを記憶することができる。メモリ206は、集積メモリ・モジュールを含むことができ、そのモジュールの1つまたは複数が不揮発性でもよい。
ビデオ・カード203は、グラフィックスやデータをメモリ・ベースの形式から表示装置102に適した信号形式に変換するための特化した処理を提供することができる。表示装置102は、オペレータによって使用されるデータを提供することができる。
拡張バス208は、ブリッジ204と複数の他のコンピュータ構成要素間の通信を支援することができる。バス208は、取り外し可能なモジュール構成要素および/または回路基板上に集積された構成要素(例えば、オーディオカード、ネットワーク・インタフェース、データ収集モジュール、モデム)にブリッジ204によって結合することができる。
記憶装置210は、ソフトウェアとデータを長期間の保存のために記憶することができる。記憶装置210は、携帯型でもよく、取り外し可能媒体を受け入れてもよく、取り付けられた構成要素でもよく、回路基板上の集積された(または一体型の)構成要素でもよい。記憶装置210は、メモリカードなどの取り外し可能なメモリ装置とすることができる。代替として、記憶装置210は、不揮発性集積メモリ、磁気媒体記憶装置、光学媒体記憶装置、または他の形態の長期情報記憶装置でもよい。
入出力インタフェース212は、高帯域接続を必要としない従来の構成要素および装置との通信を支援することができる。入出力インタフェース212は、さらに、リアルタイムクロックを含み、システムの低レベル試験のための走査チェーンとの通信を支援することができる。
入力装置104は、オペレータの操作に応じてインタフェース212にデータを提供することができる。入力装置104は、キーボードや他の入力装置(例えば、ポインティング・デバイス、ボタン、センサ)とすることができる。オペレータの操作に応じてデータを提供するために、入出力インタフェース212にマルチ入力装置を結合することができる。また、オペレータに情報を伝えるために、入出力インタフェース212に出力装置(例えば、パラレル・ポート、シリアル・ポート、プリンタ、スピーカ、ライト)を結合することができる。
メモリ206と記憶装置210は、主データ記憶リソースとすることができ、したがって、メモリ206と記憶装置210は、比較的少数の大容量集積メモリ装置の形態でもよく、または、多数の比較的小容量の集積メモリ装置の形態でもよい大量の集積メモリを含むことができる。しかしながら、ディジタル装置100の他の構成要素も、集積メモリ装置を含むことができる。例えば、ビデオ・カード203は、画像の記憶と処理のために1つまたは複数の集積メモリ装置を含む場合がある。同様に、入出力インタフェース212は、構成パラメータおよび基本入出力システム(BIOS)ルーチンの長期記憶用の集積メモリ装置を含む場合がある。
図3は、集積メモリ装置300の例を示す。装置300は、関連米国特許出願第10/384,053号に開示されているような支援型メモリ装置(assisted memory device)とすることができる。支援型メモリ装置は、データを記憶または取り出す際の潜在的なエラーに対処するために誤り訂正技術を内蔵するメモリ装置である。そのようなエラーは、(特に)メモリ・セル内の独立した製造上の欠陥、予期不能なセル間の結合欠陥、または読み書き動作中の行ラインと列ラインの過渡的な信号障害によって生じる可能性がある。
集積メモリ装置300は、メモリ・アレイ302、支援モジュール304、読み書きモジュール306、および誤り訂正符号(ECC)モジュール308を含む。メモリ・アレイ302は、複数のメモリ・セルまたはメモリ要素を含み、それらのセルまたは要素のそれぞれがデータを少なくとも1ビットを記憶することができる。メモリ・アレイ302は、ダイナミックRAM(DRAM)、拡張データ出力RAM(EDO RAM)、ビデオRAM(VRAM)、スタティックRAM(SRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、磁気抵抗または磁気RAM(MRAM)、およびフラッシュROMを含むがこれらに限定されないランダム・アクセス・メモリ(RAM)や、電気的プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)などの任意のプロラム可能メモリ技術とすることができる。以下の説明は、主にMRAMに関して行うが、開示したアーキテクチャおよび技術は、MRAMに限定されず、他のメモリ記憶技術にも適用可能である。
アレイ302内の各メモリ・セルまたは要素は、1つのメモリ・アドレスに関連付けられるが、各メモリ・アドレスを、複数のメモリ・セルに関連付けることもできる。支援モジュール304は、アドレス信号を受け取り、それに応じてメモリ・アレイ302内の関連したメモリ・セルにアクセスすることができる。特定のメモリ・セルへのアクセスは、読み書きモジュール306によって行われる。
読み書きモジュール306は、支援モジュール304によってアクセス可能にされたメモリ・セルに記憶されたデータ値を検出する(「読み出す」)センスアンプを含む。モジュール306は、さらに、メモリ・セルに新しいデータ値を記憶する(「書き込む」)書き込みドライバを含むことができる。モジュール306の動作は、コマンド信号によって制御することができる。コマンド信号は、読み出し動作がいつ必要とされ、また書き込み動作がいつ必要とされるを単に示すことができる。書き込み動作が指示されたとき、読み書きモジュール306は、モジュール308からのデータを受け入れ、そのデータを選択したメモリ・セルに記憶することができる。これと反対に、読み出し動作が指示されたときは、モジュール306は、選択したメモリ・セルからのデータを取り出し、そのデータをモジュール308に提供することができる。コマンド信号が、さらに、メモリ装置300をいつイネーブルまたはディスエーブルするかを指定し、メモリ装置300にいつ構成情報を提供するかを指定することができることに注意されたい。
メモリ装置300は、メモリ装置300内で生じるデータ誤差を検出し訂正するように動作可能なECCモジュール308を含むことができる。記憶するデータを受け取ると、ECCモジュール308は、データを符号化し、データ・ワードをコード・ワードに変換する。例えば、書き込み動作中に、(7,4,3)ハミング符号を使用するECCモジュールは、4ビットのデータ・ワードを7ビットのコード・ワードに変換することができる。次に、このコード・ワードを、指定されたメモリ・アドレスに関連付けられたメモリ・セルに記憶することができる。これと反対に、読み出し動作中に、指定されたメモリ・アドレスに関連付けられたメモリ・セルから7ビット・ワードを取り出すことができる。7ビット・ワードは、1つのコード・ワードでもよく、ビット・エラーを含む場合がある。いずれの場合も、ECCモジュール308は、7ビット・ワードをデコードし、取り出した7ビット・ワードがエラーを含む場合でも、それを適切な4ビット・データ・ワードに変換することができる。次に、データ・ワードを出力データとして提供することができる。
当然ながら、他の誤り訂正符号を使用することもできる。適切な誤り訂正符号の例には、ハミング符号、ゴッパコード(Goppa code)、ゴレイコード(Golay code)、リード・ソロモン符号(Reed−Solomon code)、および重畳コード(convolutional code)がある。符号化は、前述のように、ワード単位で行われてもよい。代替または追加として、符号化は、グループ内の誤りのあるワードを訂正できるように、ワードのグループに対して行われてもよい。ECCモジュールは、デコード・プロセスにおいて長い処理時間を必要とすることがあるが、高い処理速度を維持するためにパイプライン技術が利用されることが予想される。
図4は、集積メモリ装置400のより詳細なブロック図を示す。メモリ装置400は、メモリ・アレイ302と、行デコーダ408、列デコーダ410、412および414、ならびにアドレス・マッピング・モジュール418を含む支援モジュールと、センスアンプ420と書き込みドライバ422を含む読み書きモジュールと、ECCデコーダ424とECCエンコーダ426を含むオプションのECCモジュールと、読み出しバッファ428、書き込みバッファ430およびインタフェース制御部432を含むことができるオプションのバッファ・メモリ・インタフェースとを含む。
メモリ・アレイ302は、メモリ要素のアレイである。メモリ要素は、磁気メモリ記憶要素とすることができる。各磁気メモリ記憶要素は、データ記憶層と基準層を含むことができ、それぞれの層が1つの磁化方向を有する。磁気メモリ要素の論理状態は、データ記憶層と基準層の磁化の相対的な向きに依存する。安定している相対的な向きは2つだけである。そのような2つの安定した向き、すなわち平行と逆平行が、「0」と「1」の論理値を表すことができる。
メモリ・セルのアレイ302は、一般に、行と列をなすように配列されており、行は一つの軸に沿って延在し、列はその軸と垂直な軸に沿って延在している。図4において、いくつかの個別に名前が付けられたメモリ要素402、404および406が、列に沿って配列されている。理解しやすくするために、比較的少ない数のメモリ・セルだけが示されている。実際には、アレイは、1024×1024以上のメモリ・セルのアレイを含む任意のサイズのものでよい。
図4は、横方向に延在している行ラインと、縦方向に延在している列ラインを示す。1つの実施形態において、各メモリ・セル行に1つの行ラインがあり、各メモリ・セル列に1つの列ラインがある。各メモリ・セルは、対応する行ラインと列ラインの交点にあるように示されている。1つの実施形態において、行デコーダ408が対応する行ラインをアサートし、列デコーダ410、412、414のうちの1つが、対応する列ラインをセンスアンプ420または書き込みドライバ422に結合したときに、メモリ・セルがアクセス可能にされる。読み出し動作中に、センスアンプ420がメモリ・セルの抵抗を検出することができ、書き込み動作中に、書き込みドライバ422がメモリ・セルの磁化状態を設定することができる。
行デコーダ408は、行アドレスAに応じて行ラインを選択するように動作可能であり、列デコーダ410、412、414はそれぞれ、列アドレスA416に応じて列ラインを選択するように動作可能である。行デコーダ408は、行アドレスAに応じて、対応する行ラインをアースなどの既知の電圧レベルに結合することができる。各列デコーダ410、412、414は、列アドレスA416に応じて、対応する列ラインをセンスアンプ420および/または書き込みドライバ422に結合することができる。選択された行ラインと列ラインの交点に、選択された複数のメモリ・セルがある。
行アドレスAと列アドレスAは、アドレス・マッピング・モジュール418によって、それぞれ行デコーダと列デコーダに提供されることができる。1つの実施形態において、アドレス・マッピング・モジュール418は、インタフェース制御部432からメモリ・アドレスを受け取り、欠陥メモリ・セルをアレイ内の「予備」メモリ・セルと置き換えることができる内部マッピング法に基づいて、受け取ったメモリ・アドレスを物理アドレスに変換する。アドレス・マッピング・モジュール418の様々な実施形態に関するさらなる詳細は、2002年1月11日に出願された「Self−Healing MRAM」と題する、共通の出願人に譲渡された米国特許出願第10/044,542号と、2001年1月19日に出願された「Self−Healing Memory」と題する米国特許出願第09/766,354号に見ることができる。行デコーダ408と列デコーダ410、412、414は、マッピング・モジュール418によって提供された物理アドレスを使用して、メモリ・アドレスに関連付けられたメモリ・セルを選択することができる。
書き込みドライバ422は、選択されたメモリ・セルの論理状態を設定するために並列に(または同時に)動作することができる。論理状態は、データ・ワードに応じてECCエンコーダ426によって提供されるコード・ワードのビットとすることができる。コード・ワードは、エラーが発生したときに正しいデータ・ワードを決定するのを支援するために、冗長性、すなわち追加情報を提供するように構成されることが好ましい。
センスアンプ420は、選択されたメモリ・セルの論理状態を検出するために並列に(または同時に)動作することができる。ECCデコーダ424は、センスアンプ420からのデータを組み合わせてコード・ワードを構成することができ(エラーの有無に関係なく)、コード・ワードを処理して誤りのないデータ・ワードを抽出することができる。理想的には、ECCデコーダは、一時的な誤りを訂正するように動作することができ、一方、アドレス・マッピング・モジュール418は、メモリ・セル内の永久的な欠陥によって生じる誤りを防ぐように動作することができる。
高速組み合わせロジックベースの実施からシーケンシャルな状態マシンベースの実施まで、ECCデコーダの実施例はいくつかある。ハミング符号、リードソロモン符号、2進ゴレイコード(binary Golay code)、2進ゴッパコード(binary Goppa code)、ビタビコード(Viterbi code)、その他のアルゴリズムを使用して、所定サイズのデータ・ブロックに基づいてECCコード・ワードを生成することができる。拡張された誤り訂正機能とデータ効率は、大きいデータ・ブロック・サイズとより高性能なECCアルゴリズムによって達成することができるが、回路の複雑さが増す。そのように複雑さが増すことは、バッファ・メモリ・インタフェースを使用すれば障害にならない。
メモリ装置400は、1つまたは複数の読み出しバッファ428、書き込みバッファ430、およびインタフェース制御部432の形態でバッファ付きメモリ・インタフェースを含むことができる。1つまたは複数の読み出しバッファ428は、インタフェース制御部432の制御下で動作し、ECCデコーダ424からデータを受け入れ、双方向データ・バスに出力データを提供することができる。書き込みバッファ430は、双方向データ・バスから入ってくるデータをバッファリングし、ECCエンコーダ426にデータを提供することができる。
1つの実施形態において、インタフェース制御部432は、読み出しコマンド及び書きコマンドを指示するコマンド信号を受け入れ、さらに、読み出しコマンド及び書きコマンドに関連したメモリ・アドレスを指示するアドレス信号を受け入れる。インタフェース制御部432は、1つまたは複数の読み出し/書き込みコマンドに応答して、メモリ・アレイ302上に一連の読み出し/書き動作を生成してコマンドに応え、またさらなるコマンドを予期して1つまたは複数の読み出しバッファ428を準備する。読み出しバッファ428に既に取り込まれたデータ(または、オプションの書き込みバッファ430にまだ残っているデータ)のアドレスに対する読み出しコマンドを受け取った場合は、インタフェース制御部432は、待ち時間がほとんどないかまたは全くないようにしてバッファがコマンドに応じるようにすることができる。
インタフェース制御部432が、現在バッファリングされていないデータのアドレスに対する読み出しコマンドを受け取ると、インタフェース制御部432は、要求されたアドレスおよびその隣りのアドレスのブロックについて、メモリ・アレイ302に対する一連の読み出し動作を開始することがある。1つの実施形態において、インタフェース制御部432は、バッファリングされていないデータに対する読み出しコマンドに応答して、少なくとも1つのセクタを読み出しバッファに読み込む。セクタは、わずか2バイトでもよく、または、かなり大きくてもよい(例えば、4キロバイト)。
以上において、基準始動式シーケンシャルセンシング技法(reference−initiated sequential sensing technique)を理解し易くするために2つのメモリの実施形態を考察した。第1のメモリ実施形態(図3の実施形態)において、このセンシング技法は、支援モジュール304と読み出し/書き込みモジュール306の連係によって実行することができる。メモリ装置300は、列または行に沿って連続して読み取ることによって記憶したデータ・バイトを検出する1つのセンスアンプだけを備えていればよい。第2のメモリ実施形態(図4の実施形態)において、このセンシング技法は、1群のセンスアンプを並列に動作させてワードを一連のデータ(すなわち、セクタ)で読み出すインタフェース制御部432によって実施することができる。この技法を実施するのに適したセンスアンプの例は、米国特許第6,188,615号(「MRAM Device Including Digital Sense Amplifiers」)を参照されたい。
図4に、列に沿って複数のメモリ要素402、404、406が配列されたメモリ・アレイ302を示す。インタフェース制御部432の誘導の下で、行デコーダと列デコーダが協力して一連のメモリ要素をセンスアンプ420と書き込みドライバ422にアクセス可能にする。例えば、行デコーダ408と列デコーダ414は、メモリ要素402および404から開始して、最後にメモリ要素406に到達するまで、列内のメモリ要素をセンスアンプ420に順次結合する。
1つの実施形態において、基準始動式シーケンシャルセンシング技法は、基準(リファレンス)として配列(またはシーケンス)の最初の(すなわち、第1の)メモリ要素を使用する。すなわち、最初のメモリ要素が、判定しきい値(decision threshold)を決定するために使用される。この判定しきい値は、配列のすべてのメモリ要素(最初のメモリ要素を含む)内の記憶データ値を決定するときに使用される。配列の長さは、わずか2つから、列または行内のメモリ要素の数の数倍まで可変とすることができる。配列は、アレイの一方の縁から反対の縁の隣りの列または行まで「折り返す」ことができるが、最初のメモリ要素と次のメモリ要素の物理的間隔は、最初のメモリ要素が次のメモリ要素を完全に表すように限定されることが好ましい。
図5は、センスアンプの可能な実施形態のアーキテクチャ、機能および動作を示すことができる流れ図である。これに関して、各ブロックは、指定された論理機能を実施する1つまたは複数の実行命令を含むソフトウェア(またはファームウェア)コードのモジュール、セグメントまたは部分を表すものとすることができる。しかしながら、これらの流れ図は、所望のデータ転送速度を支援するハードウェアで実現される可能性の方が高い。ハードウェアの実施形態は、ハードウェアの状態マシンの形をとることができる。いくつかの代替の実施形態において、ブロックに示した機能は、示した順序と異なる順序で行われてもよい。例えば、図5に連続して示した2つのブロック502と504は、実際には、実質的に同時に実行されてもよく、ブロック504と508は、時には逆の順序で実行されてもよい。さらに、本発明の範囲を逸脱することなく、ブロックを省略することができ、さらに他のブロックを追加することができる。
1つの実施形態において、基準始動式シーケンシャル読み出しは、ブロック502で、センスアンプが第1のメモリ要素の内容をサンプリングすることで始まる。センスアンプは、第1のメモリ要素の論理状態を表す電流、電圧、抵抗または時間値のディジタル測定を行なうことが好ましい。このディジタル値は、後で使用するためにレジスタに記憶されることが好ましい。ブロック504で、センスアンプは、書き込みドライバが第1の論理状態(例えば、ディジタル「0」)を第1のメモリ要素に記憶している間待つ。ブロック506で、センスアンプは、再び第1のメモリ要素の内容をサンプリングする。この時に行われるディジタル測定は、例えばディジタル「0」に対応することが知られており、後で使用するために別のレジスタに記憶することができる。ブロック508で、センスアンプは、書き込みドライバが第2の論理状態(例えば、ディジタル「1」)を第1のメモリ要素に記憶している間待つ。ブロック510で、センスアンプは、再び第1のメモリ要素の内容をサンプリングする。この時に行われるディジタル測定は、例えばディジタル「1」に対応することが知られている。
ブロック512で、センスアンプは、判定しきい値を決定する。1つの実施形態において、この決定は、既知のディジタル値に対応する測定値を平均化することにより行われる。代替の実施形態において、様々なクロック・カウンタ技法を使用して、既知のディジタル値に対応する測定値間の差を決定し、この差の半分を測定値の1つに加算または減算することができる。そのような技法の例は、米国特許第6,188,615号(「MRAM Device Including Digital Sense Amplifiers」)に見ることができる。当業者には、いくつかの適切な判定しきい値決定方法が明らかであろう。
ブロック514で、センスアンプは、第1のメモリ要素の最初の測定値を判定しきい値と比較して、最初のデータ値を決定する。この時、このデータ値を、センスアンプからの出力として提供することができる。ブロック516で、センスアンプは、最初のデータ値が、第1のメモリ要素に現在記憶されている値と異なるかどうか判定し、異なる場合は、センスアンプは、書き込みドライバが第1のメモリ・セルに正しい値を記憶している間待つ。
ブロック518で、ループ・インデックスを初期化することができる。ブロック520で、センスアンプは、連続した読み出しにおける最後のメモリ要素の内容が決定されたかどうかを判定する(それぞれの連続した読み出しにおけるメモリ要素Nの数は、メモリ装置の設計によって予め決定することができる)。内容が決定されている場合は、連続する読み出しプロセスは停止する。そうでない場合は、ブロック522で、ループ・インデックスが増分される。
ブロック524で、センスアンプは、シーケンスの次のメモリ要素の内容をサンプリングする。ブロック526で、センスアンプは、測定値を判定しきい値とを比較して、そのメモリ要素に記憶されたデータ値を決定することができる。次に、センスアンプは、ブロック520で始まるループを繰り返す。
図6は、代替の実施形態の流れ図を示す。図5と図6で共用されるブロックには、同じ番号を付けてある。図6の実施形態において、連続する読み出しにおける最初の2つのメモリ要素が、リファレンス要素(基準要素)として使用される。最初にブロック502で、センスアンプが、第1のメモリ要素の内容をサンプリングするが、この場合、ディジタル測定値を後で使用するためにレジスタに記憶することが好ましい。ブロック602で、センスアンプは、第2のメモリ要素の内容をサンプリングするが、この場合、第2のディジタル測定値を後で使用するために別のレジスタに記憶することが好ましい。ブロック504で、センスアンプは、書き込みドライバが第1のメモリ要素に所定の論理値(例えば、ディジタル「0」)を記憶している間待ち、ブロック604で、センスアンプは、書き込みドライバが、第2のメモリ要素に別の所定の論理値(例えば、ディジタル「1」)を記憶している間待つ。
ブロック510で、センスアンプは、第1のメモリ要素の内容をサンプリングし、ブロック606で、センスアンプは、第2のメモリ要素の内容をサンプリングする。ブロック514で、センスアンプは、これらのディジタル測定値から判定しきい値を決定することができる。ブロック514と608で、センスアンプは、第1と第2のメモリ要素の最初の測定値を判定しきい値と比較して、これらのメモリ要素の最初のデータ値を決定することができる。ブロック514で、センスアンプは、最初のデータ値が現在のデータ値と異なるかを判定し、異なる場合は、書き込みドライバが最初のデータ値を第1のメモリ要素に復元している間待つ。同様に、ブロック610で、センスアンプは、必要に応じて、書き込みドライバが第2のメモリ要素をその最初の状態に復元するのを待つ。その後で、連続的な読み出しプロセスが、前と同じように続く。
前述の両方の実施形態において、連続した読み出しプロセスは、判定しきい値が決定されるとすぐに進行する。これによって、それぞれの連続した読み出しの初めにおける、判定しきい値を決定するために必要な動作の数によって生じる遅延を有効に短縮することができる。判定しきい値を決定するための動作の数は、図5よりも図6の方が多いが、同時処理の可能性も大きい。例えば、(必要に応じて)ブロック504と604の書き込み動作を同時に行うことができ、ブロック514と610の動作を同時に行うことができる。同時処理を使用すると、実際に、図6の連続する読み出しプロセスが、図5のプロセスよりも高い性能を発揮することができる。
以上、基準始動式シーケンシャル読み出しプロセスを有するメモリ装置について説明した。説明したプロセスは、破壊的読み出しプロセスと非破壊的読み出しプロセスの最良の局面を組み合わせて、メモリ・アレイ内に追加のスペースを必要とすることなくメモリ装置の速度と信頼性を高めることができる。プロセスを、支援型磁気メモリ(assisted magnetic memory)に関して説明したが、特許請求の範囲はこれらには限定されず、特許請求の範囲には、非支援型メモリ装置や他のメモリ技術が包含される。
以上の考察は、単に本発明の原理と様々な実施形態を例示するものである。当業者には、以上の開示を完全に理解したならば、多くの変形形態および修正形態が明らかになるであろう。例えば、連続する、すなわち、シーケンシャルな読み出しプロセスは、既知の値を記憶するために予約されたメモリ・セル、例えば、既知の「0」と「1」の値をそれぞれ記憶するために予約することができるメモリ・アレイの各列の第1と第2の行で始まってもよい。この変形形態では、連続的な読み出し動作における時間節約と交換で基準セルによって使用される余分な領域を提供するものである。この時間節約は、読み出し動作から、混在する書き込み動作をなくすことによって得られるものである。
本発明は、基準始動式シーケンシャルセンシング機能を具備するメモリを有するシステム及び装置に関する。1実施形態では、基準始動式シーケンシャルセンシング法は、第1のメモリ要素内の記憶データ値に関連する第1の特性測定値を生成するステップ(502)と、第1のメモリ要素を使用して判定しきい値を決定するステップ(512)と、第1の特性測定値と判定しきい値を比較して第1のメモリ要素内の記憶データ値を決定するステップ(514)と、続く第2のメモリ要素内の記憶データ値に関連する第2の特性測定値を生成するステップ(524)と、第2の特性測定値を判定しきい値と比較して、第2のメモリ要素に記憶されたデータ値を決定する(526)ステップを含む。
特許請求の範囲は、そのような変形形態及び代替形態をすべて含むように解釈されるべきである。
開示した種々の実施形態による、メモリを有する例示的なディジタル・システムの外観図である。 図1のディジタル・システムのブロック図である。 メモリの1実施形態のハイ・レベルの機能ブロック図である。 メモリの1実施形態のより詳細な機能ブロック図である。 開示した種々の実施形態による例示的な流れ図である。 開示した種々の実施形態による例示的な流れ図である。
符号の説明
420 センスアンプ
402,404,406 メモリ要素
428 読み出しバッファ
424 誤り訂正符号(ECC)デコーダ
422 書き込みドライバ

Claims (12)

  1. 第1のメモリ要素内の記憶データ値に関連した第1の属性測定値を生成するステップ(502)と、
    前記第1のメモリ要素を使用して判定しきい値を決定するステップ(512)と、
    前記第1の属性測定値を前記判定しきい値と比較して、前記第1のメモリ要素内の前記記憶データ値を決定するステップ(514)と、
    次のメモリ要素内の記憶データ値に関連した次の属性測定値を生成するステップ(524)と、
    前記次の属性測定値を前記判定しきい値と比較して、前記次のメモリ要素内の前記記憶データ値を決定するステップ(526)
    とを含む、基準始動式シーケンシャル読み出し方法。
  2. 前記第1のメモリ要素を使用して前記判定しきい値を決定する前記ステップが、
    前記第1のメモリ要素に所定のデータ値を書き込むステップ(504)と、
    前記第1のメモリ要素内の前記所定のデータ値に関連した属性を測定するステップ(506)
    とを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメモリ要素を使用して前記判定しきい値を決定する前記ステップが、さらに、
    前記第1のメモリ要素に第2の所定のデータ値を書き込むステップ(508)と、
    前記第1のメモリ要素内の前記第2の所定のデータ値に関連した属性を測定するステップ(510)
    とを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 第2のメモリ要素内の記憶データ値に関連した第2の属性測定値を生成するステップ(602)と、
    前記第1のメモリ要素と共に前記第2のメモリ要素を使用して前記判定しきい値を決定するステップ(512)
    とをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第2のメモリ要素を使用して前記判定しきい値を決定する前記ステップが、
    前記第2のメモリ要素に第2の所定のデータ値を書き込むステップ(604)と、
    前記第2のメモリ要素内の前記第2の所定のデータ値に関連した属性を測定するステップ(606)
    とを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記判定しきい値を決定した後で、対応する一連のメモリ要素に関連した一連の属性測定値を生成するステップ(522、524)と、
    前記属性測定値を前記判定しきい値と比較して、前記一連のメモリ要素内の記憶データ値を決定するステップ(526)
    とをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 複数のメモリ要素(302)と、
    前記複数のメモリ要素に結合されたセンスアンプ(420)
    とを具備するメモリであって、
    前記センスアンプが、前記複数のメモリ要素(302)中の第1のメモリ要素(402)内の記憶データ値に関連した第1の属性測定値を生成し、前記第1のメモリ要素(402)を使用して判定しきい値を決定し、前記第1の属性測定値を前記判定しきい値と比較して、前記第1のメモリ要素内の前記記憶データ値を決定し、その後、前記第1のメモリ要素(402)を除く前記複数のメモリ要素の各々について、各メモリ要素内の記憶データ値に関連した属性測定値を前記判定しきい値と比較して、各メモリ要素に記憶されたデータ値を順次決定するように構成されることからなる、メモリ。
  8. 前記センスアンプが、前記複数の隣り合ったメモリ要素内の第2のメモリ要素(404)を使用して前記判定しきい値を決定する、請求項7に記載のメモリ。
  9. 前記センスアンプに結合されて、読み出しデータのセクタをバッファリングするように構成される読み出しバッファ(428)をさらに備える、請求項7に記載のメモリ。
  10. 前記センスアンプに結合されて、前記センスアンプから受け取ったデータ値に対して誤り訂正を実行するように構成された誤り訂正符号(ECC)デコーダ(424)をさらに備える、請求項7に記載のメモリ。
  11. 前記第1のメモリ要素(402)に結合されて、前記第1のメモリ要素に少なくとも1つの所定の値を記憶するように構成された書き込みドライバ(422)をさらに備えるメモリであって、
    前記センスアンプが、前記所定の値に関連した属性の測定値を使用して前記判定しきい値を決定することからなる、請求項7に記載のメモリ。
  12. 少なくとも3つのメモリ要素からなる複数のメモリ要素の各々に記憶されているデータ値を決定するための基準始動式シーケンシャル読み出し方法であって、
    第1のメモリ要素内の記憶データ値に関連した第1の属性測定値を生成するステップ(502)と、
    第2のメモリ要素内の記憶データ値に関連した第2の属性測定値を生成するステップ(602)と、
    前記第1と第2のメモリ要素を使用して判定しきい値を決定するステップ(512)と、
    前記第1及び第2の属性測定値を前記判定しきい値と比較して、前記第1及び第2のメモリ要素内の前記記憶データ値を決定するステップ(514、608)と、
    前記第1及び第2のメモリ要素を除く前記複数のメモリ要素の各々について、各メモリ要素内の記憶データ値に関連した属性測定値を前記判定しきい値と比較して、各メモリ要素内の記憶データ値を順次決定するステップ(520〜526)
    とを含む、方法。
JP2004248026A 2003-08-28 2004-08-27 基準始動式シーケンシャルセンシング機能を備えたメモリ Expired - Fee Related JP4050261B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/650,278 US7006388B2 (en) 2003-08-28 2003-08-28 Memory with reference-initiated sequential sensing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005078794A JP2005078794A (ja) 2005-03-24
JP4050261B2 true JP4050261B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=34217119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004248026A Expired - Fee Related JP4050261B2 (ja) 2003-08-28 2004-08-27 基準始動式シーケンシャルセンシング機能を備えたメモリ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7006388B2 (ja)
JP (1) JP4050261B2 (ja)
KR (1) KR20050021870A (ja)
DE (1) DE102004019675B4 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2875352B1 (fr) * 2004-09-10 2007-05-11 St Microelectronics Sa Procede de detection et de correction d'erreurs pour une memoire et circuit integre correspondant
US7685375B2 (en) * 2006-06-06 2010-03-23 International Business Machines Corporation Protecting confidential information on portable storage media
US7453740B2 (en) 2007-01-19 2008-11-18 International Business Machines Corporation Method and apparatus for initializing reference cells of a toggle switched MRAM device
US7596045B2 (en) * 2007-10-31 2009-09-29 International Business Machines Corporation Design structure for initializing reference cells of a toggle switched MRAM device

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3599186A (en) * 1970-05-14 1971-08-10 Ibm Memory-centered computer system
US6188615B1 (en) 1999-10-29 2001-02-13 Hewlett-Packard Company MRAM device including digital sense amplifiers
US6504779B2 (en) * 2001-05-14 2003-01-07 Hewlett-Packard Company Resistive cross point memory with on-chip sense amplifier calibration method and apparatus
KR100390959B1 (ko) * 2001-06-29 2003-07-12 주식회사 하이닉스반도체 센싱회로를 이용한 멀티레벨 플래시 메모리 프로그램/리드방법
US6870770B2 (en) * 2001-12-12 2005-03-22 Micron Technology, Inc. Method and architecture to calibrate read operations in synchronous flash memory

Also Published As

Publication number Publication date
DE102004019675B4 (de) 2010-01-21
KR20050021870A (ko) 2005-03-07
JP2005078794A (ja) 2005-03-24
US7006388B2 (en) 2006-02-28
US20050047219A1 (en) 2005-03-03
DE102004019675A1 (de) 2005-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102002925B1 (ko) 메모리 모듈, 그것을 포함하는 메모리 시스템, 그것의 구동 방법
US10156995B2 (en) Semiconductor memory devices and methods of operating the same
US20200162112A1 (en) Error detection code generation circuits of semiconductor devices, memory controllers including the same and semiconductor memory devices including the same
US6434033B1 (en) DRAM module and method of using SRAM to replace damaged DRAM cell
US8719662B2 (en) Memory device with error detection
US20180150350A1 (en) Scrubbing controllers of semiconductor memory devices, semiconductor memory devices and methods of operating the same
US7571276B2 (en) Read operation for semiconductor memory devices
US10296405B2 (en) Nonvolatile memory system and error determination method thereof
US10824523B2 (en) Data storage device and operating method thereof
US10614906B2 (en) Semiconductor memory devices, memory systems and methods of operating semiconductor memory devices
US8448043B2 (en) Overwritable nonvolatile memory device and related data write method
US20220004457A1 (en) Nonvolatile memory device and memory system including nonvolatile memory device
JP2010003348A (ja) 半導体記憶装置及び誤り訂正方法
US10204700B1 (en) Memory systems and methods of operating semiconductor memory devices
US8873328B2 (en) Nonvolatile memory device including sudden power off detection circuit and sudden power off detection method thereof
US10186302B2 (en) Semiconductor systems performing double-write operations and methods of operating the same
JP4050261B2 (ja) 基準始動式シーケンシャルセンシング機能を備えたメモリ
US7266732B2 (en) MRAM with controller
US20040160853A1 (en) Semiconductor memory device inputting/outputting data and parity data in burst operation
US20040268046A1 (en) Nonvolatile buffered memory interface
US7660155B2 (en) Non-volatile memory device and method of driving the same
KR20180009076A (ko) 반도체장치 및 반도체시스템
US10460826B2 (en) Test methods of semiconductor devices and semiconductor systems used therein
US6906964B2 (en) Multiple buffer memory interface
KR100401515B1 (ko) 비휘발성메모리의 테스트 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070320

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070326

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees