JP4049088B2 - トルクコンバータの試験装置 - Google Patents

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この発明は、自動車用トルクコンバータの生産ライン用試験装置に関するものである。
図2及び図3は特許文献1に示された従来のトルクコンバータの試験装置の正面図及び平面図を示し、1は回転自在に支持された入力軸2の上端に取り付けられたドライブプレートであり、ドライブプレート1上にはトルクコンバータ3の入力側(ポンプ側)が係合載置される。入力軸2の下端には入力軸用トルクメータ4を介してギヤボックス5が連結され、ギヤボックス5にはカップリング6を介して直流モータ7が連結され、直流モータ7にはギヤドモータ8が連結される。9はトルクコンバータ3のステータ側及びタービン側のスプライン部と試験装置のステータ側(固定側)及びタービンシャフト(出力軸)10とを結合するスプライン結合部であり、タービンシャフト10には出力軸用トルクメータ11及びブレーキ12が連結されている。13はセンタリング部であり、スプライン結合部9にはガタがあり、嵌合し難いため、このような場合にはセンタリング部13によりスプライン結合部9を押圧して嵌合させる。
図4は従来のトルクコンバータの試験装置のトルクコンバータ部分の縦断正面図を示し、トルクコンバータ3はステータ側スプライン部3a及びタービン側スプライン部3bを有する。一方、試験装置側にもステータ側スプライン部3aと嵌合するスプライン部14aを有するステータシャフト14が設けられるとともに、タービン側スプライン部3bと嵌合するスプライン部10aを有するタービンシャフト10が設けられる。ステータシャフト14は中空に形成され、その内部に同心状にタービンシャフト10が設けられ、タービンシャフト10は中実となっている。
上記構成において、トルクコンバータ3は図示しないパレット上に載置され、このパレットは搬送コンベアにより搬送され、パレットがテストスタンド内に搬入されると搬送コンベアは下降し、パレット及びトルクコンバータ3も下降し、トルクコンバータ3の入力側はドライブプレート1上に係合載置される。ここで、トルクコンバータ3の各スプライン部3a,3bと試験装置側の各シャフト14,10のスプライン部14a,10aとを嵌合させる。ストール試験時には、直流モータ7を2500rpmで回転させてトルクコンバータ3のポンプ側を回転させ、そのときのタービン側のトルクを出力軸用トルクメータ11により測定し、このトルクが所定範囲内にあるか否かを検出する。ギヤドモータ8はドライブプレート1の位相を所定のものにするために設けてある。次に、スリップ試験時には油圧操作によりトルクコンバータ3内のロックアップ機構を作動させ、入出力即ちポンプ側とタービン側とを機械的に連結させる。この状態で直流モータ7を37rpmで回転させ、カップリング6及びギヤボックス5を介してドライブプレート1を回転させ、このときの入出力トルクをトルクメータ4,11により検出し、入出力トルクの関係が所定範囲内にあるか否かを検出する。
上記したステータシャフト14のスプライン部14aとトルクコンバータ3のステータ側スプライン部3aとの嵌合、及びタービンシャフト10のスプライン部10aとタービン側スプライン部3bとの嵌合は各シャフト14,10の下降により自動的に行われるが、トルクコンバータ3の各スプライン部3a,3bは、試験装置側と嵌合していない場合には横方向に数mm程度移動可能となっている。この嵌合に際しては、トルクコンバータ3の下部よりトルクコンバータ3にゆっくりとした回転を与えながら、ステータシャフト14及びタービンシャフト10を下降させて同時に嵌合させる。この時、センタリング部13により各スプライン部3a,3bのセンタリングを行いながら嵌合する。
特開平9−68480号公報
ところで、トルクコンバータ3のステータ側スプライン部3aの上側端面は平坦面となっており、また試験装置側のステータシャフト14は固定されていて回転しない。この状態でトルクコンバータ3をゆっくりと回転させてステータ側スプライン部3aとステータシャフト14のスプライン部14aとを嵌合しようとした場合、各スプライン部3a,14aの山と山が当たり、嵌合できない場合が生じる。この場合には嵌合されるまで何回も試行を繰り返すことになるが、このように何回も試行を行うと試験時間が長くなり、トルクコンバータの試験台数が低下して、生産量が低下するという課題が生じた。なお、タービン側スプライン部3bとタービンシャフト10とは両方共回転するとともに、両方とも先端部がテ−パ状になっているので、比較的嵌合は容易である。
この発明は上記のような課題を解決するために成されたものであり、トルクコンバータの試験に際してスプライン部の結合率を高め、トルクコンバータの試験台数を増加させることができるトルクコンバータの試験装置を得ることを目的とする。
この発明の請求項1に係るトルクコンバータの試験装置は、回転自在に支持された入力軸の上端にドライブプレートを取り付けるとともに、ドライブプレート上にトルクコンバータの入力側を係合載置し、入力軸に入力軸用トルクメータを介して駆動モータを連結し、トルクコンバータのステータ側スプライン部に試験装置のステータシャフトのスプライン部を嵌合するとともに、トルクコンバータのタービン側スプライン部に試験装置のタービンシャフトのスプライン部を嵌合し、タービンシャフトに出力軸用トルクメータを連結し、かつ外周に複数のスプライン部を設けたステータシャフトの先端部ではスプライン部の数を1つとしたものである。
以上のようにこの発明によれば、ステータシャフトの先端部ではスプライン部の数を1つとしたので、ステータシャフトの先端とステータ側スプライン部の先端が当接した場合でもステータ側スプライン部はスライドして逃げることができる。このため、ステータ側スプライン部の回転により位相が合い、ステータシャフトとステータ側スプライン部とは嵌合が容易となる。タービンシャフトとタービン側スプライン部との嵌合も容易であるので、トルクコンバータと試験装置とのスプライン部の嵌合が容易となり、試験時間を短縮してトルクコンバータの試験台数を増加し、生産性を向上することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面とともに説明する。図1(a)〜(c)はこの発明の実施最良形態によるトルクコンバータの試験装置におけるステータシャフトの先端部の正面図、縦断面図及び底面図を示し、トルクコンバータ3のステータ側スプライン部3aと嵌合するスプライン部14aを有するステータシャフト14は外周に軸方向に突出した複数のスプライン部14aが設けられるが、その先端部においてはスプライン部14aが1つだけ残され、他のスプライン部14aは除去される。その他の構成は従来と同様である。
上記構成において、トルクコンバータ3の各スプライン部3a,3bと各シャフト14,10のスプライン部14a,10aとの結合時に、各シャフト14,10を下降させるとともに、各スプライン部3a,3bのセンタリングを行うと、タービン側スプライン部3bとスプライン部10aとの嵌合は比較的容易に行われるが、ステータ側スプライン部3aとステータシャフト14とは位相が合わないと先端が当たり、このときステータシャフト14の先端部に全てのスプライン部14aがあると、ステータ側スプライン部3aはスプライン部14aとの摩擦力により回転が止まってしまい、結合不良となる。しかし、ステータシャフト14のスプライン部14aの先端部にはスプライン部14aが1つだけ残っているだけであるので、摩擦力は作用せず、位相が合わずに山と山が当たってもステータ側スプライン部3aはスライドして逃げる。このため、ステータシャフト14は下降によりさらに深く挿入され、その間にもステータ側スプライン部3aもさらに回転を続け、これによって位相が合い、嵌合が行われる。
上記実施最良形態においては、ステータシャフト14の先端部においてはスプライン部14aを1つだけ残したので、ステータシャフト14の下端とステータ側スプライン部3aの上端とが当接してもステータ側スプライン部3aはスライド可能であり、その間の回転により位相が一致して両者は嵌合する。このため、トルクコンバータ3と試験装置とのスプライン結合率が上昇し、トルクコンバータ3の試験台数を増加させることができ、生産性を向上することができる。
この発明の実施最良形態によるトルクコンバータの試験装置におけるステータシャフトの先端部の正面図、縦断面図及び底面図である。 特許文献1に示された従来のトルクコンバータの試験装置の正面図である。 特許文献1に示された従来のトルクコンバータの試験装置の平面図である。 従来のトルクコンバータの試験装置のトルクコンバータ部分の縦断面図である。
符号の説明
1…ドライブプレート
2…入力軸
3…トルクコンバータ
3a…ステータ側スプライン部
3b…タービン側スプライン部
4,11…トルクメータ
7…直流モータ
9…スプライン結合部
10…タービンシャフト
10a,14a…スプライン部
14…ステータシャフト

Claims (1)

  1. 回転自在に支持された入力軸の上端にドライブプレートを取り付けるとともに、ドライブプレート上にトルクコンバータの入力側を係合載置し、入力軸に入力軸用トルクメータを介して駆動モータを連結し、トルクコンバータのステータ側スプライン部に試験装置のステータシャフトのスプライン部を嵌合するとともに、トルクコンバータのタービン側スプライン部に試験装置のタービンシャフトのスプライン部を嵌合し、タービンシャフトに出力軸用トルクメータを連結したトルクコンバータの試験装置において、外周に複数のスプライン部を設けたステータシャフトの先端部ではスプライン部の数を1つとしたことを特徴とするトルクコンバータの試験装置。
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