JP4048947B2 - Tabletop - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブルタップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のテーブルタップとしては、1組の栓刃挿入口を有するプラグ差込口を複数備え、何れかのプラグ差込口にACアダプタを接続した際に、ACアダプタによって他のプラグ差込口が覆われないようにしたものが従来より提供されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−23739号公報(段落番号[0010]−[0014]、及び、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したテーブルタップは、例えばマグネットなどで磁性材料からなる取付面に仮固定されるのであるが、重量の重いACアダプタを複数個接続した場合には、ACアダプタの重量によってテーブルタップが取付面から外れてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ACアダプタが接続可能で、取付面に強固に取り付けることのできるテーブルタップを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、プラグの複数の栓刃がそれぞれ挿入される複数の略円弧状の栓刃挿入口を具備した複数のプラグ差込口が前面に列設された器体と、栓刃挿入口を通して器体の内部に挿入される栓刃を受ける複数の刃受ばねと、複数の刃受ばねを収納して器体の内部に納装される中ボディと、器体の背面に取着され、器体を磁性材料の取付面に固定するためのマグネットとを備え、栓刃挿入口の一方の端に挿入した栓刃が他方の端に移動するようにプラグを回動させると、栓刃に設けた透孔と係合して抜け止めを行う係合突起を刃受ばねに設け、隣接する少なくとも2つのプラグ差込口の間隔を、当該プラグ差込口に接続されるACアダプタが互いに干渉しないように、他のプラグ差込口の間隔よりも広げるとともに、器体の背面において中ボディと前後方向に重ならない部位であって、少なくとも間隔を広げたプラグ差込口に対応する背面の部位と両端部とに上記マグネットをそれぞれ配置したことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、間隔を広げたプラグ差込口の内、少なくとも1つのプラグ差込口では、ACアダプタの栓刃が栓刃挿入口の前記一方の端に移動するようにACアダプタ本体を回動させた場合にACアダプタ本体が突出する側にあるプラグ差込口との間隔を広げたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図15に基づいて説明する。本実施形態のテーブルタップは、合成樹脂製のカバー10及びボディ20からなる器体1を備え、この器体1の内部に、それぞれ栓刃を受ける4つの刃受ばね36を有する3個の端子板30a〜30cと、それぞれ栓刃を受ける2つの刃受ばね36を有する3個の端子板31a〜31cと、3つの端子板30a〜30cのうち2つの端子板30a,30bを納装する中ボディ50aと、3つの端子板31a〜31cのうち2つの端子板31a,31bを納装する中ボディ50bとを収納してある。器体1の長手方向における一端部には、カバー10とボディ20との接合部位に貫通孔2が形成されており、この貫通孔2を通して電源コード3の一端側が器体1内に導入され、端子板30a,31aと端子板30b,31bとが電源コード3を介して通電される。なお、電源コード3の他端には電圧極及び接地側極の栓刃71,71と接地極用の丸ピン72とを備えたプラグ70が接続されている。
【0009】
端子板30a〜30c、31a〜31cはそれぞれ一枚の金属を折り曲げることで形成される。端子板30a〜30cにはかしめ孔を有する端子片32a〜32cが一体に設けられており、リード線60a〜60cの一端に設けた端子61の孔と、各端子片32a〜32cのかしめ孔とにかしめ鋲62を通してかしめることで、リード線60a〜60cと端子板30a〜30cとがそれぞれ電気的に接続される。また、端子板31a〜31cの長手方向略中央にはねじ孔を有する端子片33a〜33cが一体に設けられており、リード線60a〜60cの他端に設けた端子63の孔に端子ねじ64を通して、端子片33a〜33cのねじ孔に螺着することによって、リード線60a〜60cと端子板31a〜31cとがそれぞれ電気的に接続される。而して、端子板30a〜30cと端子板31a〜31cとの間がそれぞれリード線60a〜60cを介して電気的に接続されており、電源コード3を介して商用電源に接続された時には、端子板30a,31a、又は、端子板30b,31bが電圧極又は接地側極となり、端子板30c,31cが接地極となる。
【0010】
刃受ばね36はそれぞれ一枚の栓刃を挟み込んで電気的に接触する2つの接触片36aからなり、各端子板30a〜30c,31a〜31cの長手方向に沿ってそれぞれ略等間隔に配列している。各接触片36aの先端部は、幅広く略円弧状に形成されており、端子板30a,30b,31a,31bの刃受ばね36の一方の接触片36a内面には、栓刃に形成されている透孔に係合して、接触片36a,36aの間に挟み込んだ栓刃を抜け止めする係合突起37が形成されている(図8(a)参照)。
【0011】
また、端子板30aは、ねじ孔を有して電源コード3の芯線3aに接続される端子片34aを備え、これと同様に、端子板30b,30cも、それぞれねじ孔を有して電源コード3の芯線3b,3cに接続される端子片34b,34cを備えている。端子片34a,34bは、それぞれ端子板30a,30bの長手方向略中央に位置し、端子片34cは、端子板30cの長手方向の一端側に位置している。さらに、端子板31cの長手方向の一端には、他の機器から引き出されるアース線を端子板31cに接続するための、ねじ孔を有する端子片34dが形成されている。これらの各端子片34a〜34dに芯線3a〜3c又はアース線を接続するときには、端子ねじ35を各端子片34a〜34dのねじ孔に螺着して、端子ねじ35と各端子片34a〜34dとの間に芯線3a〜3c又はアース線を挟み込む。
【0012】
中ボディ50aは、一面を開口した細長略矩形箱状に形成されており、底面には内部に収められる端子板30a,30bを夫々絶縁隔離するための複数の隔離壁51が形成されている。また、中ボディ50aの長手方向に沿った周壁52の両端側には、中ボディ50aをボディ20に固定するための固定用突起53が突設されている。さらに、中ボディ50aの長手方向一端側の周壁52の周縁部には、端子板30a,30bに設けた端子片32a,32bを挿通するための挿通用凹所54a,54bが形成されている。また中ボディ50bは、中ボディ50aと同様の構造を有し、一面を開口した細長略矩形箱状に形成されており、底面には内部に収められる端子板31a,31bを夫々絶縁隔離するための複数の隔離壁51が形成されている。また、中ボディ50bの長手方向に沿った周壁52の両端側には、中ボディ50bをボディ20に固定するための固定用突起53が突設されている。
【0013】
カバー10およびボディ20は、それぞれ一面を開口した細長略矩形箱状に形成され、器体1は、ボディ20にカバー10をそれぞれの周縁部が当接するようにねじ止めして取り付けることにより形成される。
【0014】
カバー10の前面側には、表裏に貫通して後述する中カバー40を露出する略矩形の露出孔11が長手方向に沿って6つ形成されるとともに、カバー10の長手方向一端側の周縁部には、略半円形の凹部12が形成され(図7(b)参照)、他端側の周壁10aには端子板31cの端子片34dを露出するための略矩形の端子用凹部13が凹設されている。
【0015】
カバー10の各露出孔11には、略矩形平板状に形成された合成樹脂製の中カバー40が背面側から取り付けられる。この中カバー40には、プラグの栓刃がそれぞれ挿入される3つの略円弧状の栓刃挿入口41が形成されており、これら3つの栓刃挿入口41からプラグ差込口42が構成される。
【0016】
ここで、6つの露出孔11の内、図2(a)中の左側の4つの露出孔11と、右側の2つの露出孔11の間隔は略同じ間隔W1で設けられているが、左から4番目の露出孔11と5番目の露出孔11との間の間隔W2は、これらの露出孔11に取着した中カバー40のプラグ差込口42に接続されるACアダプタ80が互いに干渉しないように、他の露出孔11の間隔W1に比べて広げられている(図9参照)。
【0017】
一方、ボディ20の長手方向両端部には、長手方向外側に突出する舌片25が設けられており、これら2つの舌片25にはボディ20を造営面に取り付けるためのねじを挿通するねじ挿通孔25aが形成されている。
【0018】
ボディ20の長手方向一端側の周縁部には略半円形の凹部22が形成され、凹部22の奥には内部に導入される電源コード3の外被と当接する一対のコードファスナー29,29が収納されている。また、ボディ20の長手方向の他端側の周壁20aには、端子板31cの端子片34dを露出するための略矩形の端子用凹部23が凹設されている。
【0019】
そして、ボディ20の底面における中ボディ50a,50bの各固定用突起53に対応する部位には、ボディ20の開口面側に突出する矩形略平板状の係止片24が撓み自在に設けられ、この係止片24の先端には係止爪24aが、中ボディ50a,50bの固定用突起53における中ボディ50a,50bの開口面に略平行な係止面53aと係止離脱自在に突設されている。
【0020】
また、ボディ20の底面には、カバー10をボディ20にねじ止めするための組立ねじ6を挿通する組立ねじ挿通孔28aが形成された4つの略円筒状のボス28が立設されている。この組立ねじ挿通孔28aは、ボディ20の背面側まで貫通しており、カバー10をボディ20に取り付けるときには、組立ねじ6をボディ20背面側から組立ねじ挿通孔28aに挿通する。そして、ボス28から前方に突出する組立ねじ6の先端部を、カバー10の背面側に設けられたねじ穴14(図7(b)参照)に螺着する。
【0021】
また更に、ボディ20の背面における長手方向両端部と、2つの中ボディ50a,50bの間の部位には、マグネット5を収納する略矩形のマグネット用凹所21が3つ凹設されている。
【0022】
マグネット5は、図10に示すように、磁石そのものである略直方体状のマグネット素体5aと、鋼板等の磁性金属板で断面略コ字形に形成され、コ字形内側にマグネット素体5aを収めて固定されるヨーク5bとからなり、ブロック状に形成されている。マグネット5長手方向一端のヨーク5b略中央部には取付用爪5cが一体に延設され、マグネット5長手方向他端のヨーク5b両側には、それぞれ取付用爪5d,5dが一体に設けられている。また取付用爪5dは、先端部にヨーク5b底面側に傾斜する傾斜面5eを有している。
【0023】
マグネット用凹所21は、図8(b)に示すように略長方形の開口面を有し、長手方向一端側には、やや幅広の操作用凹部21aが形成されている。この操作用凹部21a内には、底面から開口面側に向けて突出する弾性板片21bが設けられており、この弾性板片21bの先端部内側には一対の係合爪21cが一体に突設され、係合爪21cは開口面側に傾斜する傾斜面21dを有している。弾性板片21bは操作用凹部21aの内壁面と間隔を隔てて形成され、その厚み方向に弾性的に撓み変形するので、先端部の係合爪21cは変位自在となる。また、マグネット用凹所21の長手方向他端側の底部付近にはマグネット5の取付用爪5cと嵌合する係合孔(図示せず)が設けられている。
【0024】
このマグネット用凹所21内にマグネット5を嵌め込んで固定するときには、マグネット5の一端側をマグネット用凹所21内に挿入し、マグネット用凹所21内の係合孔に取付用爪5cを差し込んで係合させる。次に、マグネット5の他端側を内側に押し込むと、係合爪21cの傾斜面21dが取付用爪5dの傾斜面5eに押圧され、弾性板片21bがマグネット5と反対方向へ弾性的に撓んで係合爪21cが変位し、取付用爪5dが係合爪21cに係合される。その結果、マグネット5は、図3に示すように、マグネット用凹所21内に固定される。このようにマグネット5をマグネット用凹所21に嵌め込んだときには、図15に示すように磁石が吸着する部材で形成された例えばスチール製のデスク90の側面にこのテーブルタップを仮固定することができ、床に転がって邪魔になるのを避けることができる。
【0025】
また、マグネット用凹所21内からマグネット5を取り外すときには、一対の係合爪21c,21cの間においてマグネット5の端部と弾性板片21bとの間に例えばマイナスドライバーなどの先部を差し込んで回動させる。これにより、弾性板片21bがマグネット5と反対側に弾性的に撓んで係合爪21cが変位し、取付用爪5dと係合爪21cとの係合が解除される。そして、マグネット5の取付用爪5cが形成された一端側を操作用凹部21a側にずらせるせると、係合孔に対する取付用爪5cの差し込み係合が外れ、マグネット用凹所21内からマグネット5が取り外される。
【0026】
ところで、上述のような本実施形態を組み立てるときには、先ずボディ20の長手方向に沿った一方の周壁20aと隙間を開けて略対向するようにボディ20底面に突設された複数の仕切壁26に沿って、リード線60cの一端がかしめ固定された端子板30cと端子板31cとを配設し、リード線60cの他端を端子板31cの端子片33cにねじ止めする。
【0027】
そして、リード線60a,60bが接続された端子板30a,30bを中ボディ50aに納装するとともに、端子板31a,31bを中ボディ50bに納装して、これら中ボディ50a,50bをボディ20内に挿入する。このとき中ボディ50a,50bは、ボディ20の係止片24を外側に撓ませながらボディ20内部に挿入され、ボディ20の底面側まで挿入されると係止片24の係止爪24aが、中ボディ50a,50bの固定用突起53の係止面53aと係止することによって、中ボディ50a,50bがボディ20に固定される。
【0028】
その後、リード線60a,60bを端子板31a,31bにねじ止めするとともに、電源コード3の絶縁被覆を剥いで各芯線3a〜3cが露出された一端側がボディ20内部に位置するように、電源コード3をボディ20の凹部22に載置し、各芯線3a〜3cの先端部を、上述のように端子板30a〜30bの端子片32a〜32cに接続する。
【0029】
次に、ボディ20に中カバー40が取り付けられたカバー10を上述の組立ねじ6によりねじ止めする。ここで、カバー10をボディ20にねじ止めして取り付けたときには、カバー10の凹部12とボディ20の凹部22とで貫通孔2が形成され、電源コード3がこの貫通孔2を介して器体1の外部に導出された状態となる。尚、ボディ20の底面には凹部22の奥に複数の爪部7が設けられており、これらの爪部7が電源コード3を押圧することで、電源コード3と端子板30a〜30cとの接続部にかかる張力を除去している。
【0030】
そして、上述のようにマグネット5をボディ20に取り付けて組み立てられることにより、引掛栓刃を有する3極タイプのプラグが6つ接続可能な本実施形態のテーブルタップが、電源コード3に接続された状態で完成する。カバー10前面の各栓刃挿入口41の内側には各端子板30a〜30cの刃受ばね36があり、プラグの栓刃を栓刃挿入口41に挿入して回動することで、栓刃の透孔に接触片36aの係合突起37が係合され、プラグの栓刃が抜け止めされる。
【0031】
また、カバー10及びボディ20の端子用凹部13,23から形成される略矩形の端子用孔8からは、端子板31cの端子片32dが露出しているので、この端子片32dと端子ねじ35との間に他の機器のアース線を挟み、端子ねじ35を螺着して締め付けることにより、前記アースと端子片32dとが接続し、前記アース線に接続された機器を接地することができる。
【0032】
ところで、上述した本実施形態では、図2(a)中の左から4番目と5番目のプラグ差込口42の間隔W2を、外形の大きいACアダプタ80を接続しても互いに干渉することがないように、他のプラグ差込口42の間隔W1に比べて広げているので、これら2つのプラグ差込口42にACアダプタ80を隣接して取り付けることができる(図9参照)。また、ボディ20の背面には、長手方向の両端部と間隔を広げたプラグ差込口42の間の部位とにマグネット5を取り付けており、重量の重いACアダプタ80が接続されるプラグ差込口42の近傍にマグネット5を配置しているので、ACアダプタ80が接続された場合でも器体1を取付面に確実に保持させることができる。
【0033】
なお、本実施形態では円弧状の栓刃挿入口41の一方の端に栓刃を挿入し、プラグを回動させて栓刃を他方の端まで移動させると、栓刃に設けた透孔が刃受ばね46の係合突起47と係合して抜け止めが行えるようになっており、ACアダプタ80をプラグ差込口42に接続する場合には、図9において、先ずACアダプタ80のアダプタ本体81を、栓刃(図示せず)を突設した側と反対側が左斜め上側にくるように傾けた状態で、ACアダプタ80の栓刃を栓刃挿入口41に挿入した後、アダプタ本体を図中右回りに回動させて、栓刃をロック位置まで移動させているのであるが、左から5番目のプラグ差込口42では左側にあるプラグ差込口42との間隔を広げているので、アダプタ本体81を回動させる際に隣接するプラグ差込口42に接続されたプラグ(図示せず)と干渉することがなく、ACアダプタ80の着脱作業を容易に行うことができる。また、図9中の左端にあるプラグ差込口42は、左側にプラグ差込口42がないのでACアダプタ80の接続が可能である。
【0034】
尚、本実施形態では、左側から4番目と5番目のプラグ差込口42の間隔のみを広げているが、図11〜図15に示すように、端子板31a〜31cにそれぞれ設けた2個の刃受ばね36の間隔W2を、端子板30a〜30cにそれぞれ設けた4個の刃受ばね36の間隔W1より広げるとともに、端子板30a〜30cの右端の刃受ばね36と端子板31a〜31cの左端の刃受ばね36との間隔がW2となるように、端子板30a〜30c、31a〜31cを配置し、刃受ばね36の位置に合わせてカバー10の露出孔11の位置を変更しても良く、右端の3個のプラグ差込口42では、これらのプラグ差込口42に接続したACアダプタ80が互いに干渉しないようにその間隔を広げているので、これらのプラグ差込口42に連続してACアダプタ80を取り付けることができる。また、右端の2個のプラグ差込口42では、接続されたACアダプタ80を回動させても、左隣のプラグ差込口42に接続されたプラグと干渉することがないので、左隣のプラグ差込口42に接続されたプラグを外すことなく、ACアダプタ80の着脱が行える。
【0035】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、プラグの複数の栓刃がそれぞれ挿入される複数の略円弧状の栓刃挿入口を具備した複数のプラグ差込口が前面に列設された器体と、栓刃挿入口を通して器体の内部に挿入される栓刃を受ける複数の刃受ばねと、複数の刃受ばねを収納して器体の内部に納装される中ボディと、器体の背面に取着され、器体を磁性材料の取付面に固定するためのマグネットとを備え、栓刃挿入口の一方の端に挿入した栓刃が他方の端に移動するようにプラグを回動させると、栓刃に設けた透孔と係合して抜け止めを行う係合突起を刃受ばねに設け、隣接する少なくとも2つのプラグ差込口の間隔を、当該プラグ差込口に接続されるACアダプタが互いに干渉しないように、他のプラグ差込口の間隔よりも広げるとともに、器体の背面において中ボディと前後方向に重ならない部位であって、少なくとも間隔を広げたプラグ差込口に対応する背面の部位と両端部とに上記マグネットをそれぞれ配置したことを特徴とし、プラグ差込口の間隔が広い部分を設けることでACアダプタを連続して接続することができ、さらに間隔を広げたプラグ差込口に対応する背面の部位にマグネットを配置しているので、重量の重いACアダプタが接続された場合でも器体を取付面に確実に保持させることができる。
【0036】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、間隔を広げたプラグ差込口の内、少なくとも1つのプラグ差込口では、ACアダプタの栓刃が栓刃挿入口の前記一方の端に移動するようにACアダプタ本体を回動させた場合にACアダプタ本体が突出する側にあるプラグ差込口との間隔を広げたことを特徴とし、ACアダプタを接続する際に、ACアダプタを回動させても隣接するプラグ差込口に接続されたプラグと干渉するのを防止でき、隣接するプラグ差込口に接続されたプラグを外すことなく、ACアダプタの着脱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のテーブルタップの分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】同上の右側から見た側面図である。
【図5】同上の一部破断せる側面図である。
【図6】(a)は同上のカバーを外した状態の正面図、(b)はプラグの側面図、(c)はプラグの正面図である。
【図7】同上のカバーを示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。
【図8】同上のボディを示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。
【図9】同上にテーブルタップを取り付けた状態の正面図である。
【図10】同上のマグネットの外観斜視図である。
【図11】同上の別のテーブルタップを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図12】同上の背面図である。
【図13】同上にテーブルタップを取り付けた状態の正面図である。
【図14】同上にテーブルタップを取り付けた状態の斜視図である。
【図15】同上の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 器体
36 刃受ばね
41 栓刃挿入口
42 プラグ差込口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a table tap.
[0002]
[Prior art]
This type of table tap includes a plurality of plug insertion ports having a pair of plug blade insertion ports, and when an AC adapter is connected to one of the plug insertion ports, the other plug insertion port is connected by the AC adapter. In the past, there has been provided one that is not covered (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-23739 A (paragraph numbers [0010]-[0014] and FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described table tap is temporarily fixed to a mounting surface made of a magnetic material with, for example, a magnet. However, when a plurality of heavy AC adapters are connected, the table tap is separated from the mounting surface by the weight of the AC adapter. There was a problem of detachment.
[0005]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a table tap to which an AC adapter can be connected and which can be firmly attached to an attachment surface.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a plurality of plug insertion ports provided with a plurality of substantially arc-shaped plug blade insertion ports into which a plurality of plug blades of the plug are respectively inserted are arranged on the front surface. Body, a plurality of blade receiving springs for receiving the plug blades inserted into the body through the plug blade insertion port , and a middle body that houses the plurality of blade receiving springs and is housed in the body And a magnet that is attached to the back surface of the container body and fixes the container body to the mounting surface of the magnetic material, so that the plug blade inserted into one end of the plug blade insertion port moves to the other end. When the plug is rotated, the blade receiving spring is provided with an engaging projection that engages with a through-hole provided in the plug blade to prevent the plug blade spring, and the interval between at least two adjacent plug insertion ports is set to To prevent the AC adapters connected to the inlets from interfering with each other, it is wider than the distance between other plug outlets. Both a portion medium does not overlap the body and the front-rear direction at the rear of the device body, and characterized in that the magnet is arranged on the rear portion and both end portions corresponding to the plug insertion opening widening the least distance To do.
[0007]
In the invention of
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The table tap according to the present embodiment includes a
[0009]
[0010]
Each of the blade receiving
[0011]
Further, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
On the front side of the
[0015]
A synthetic
[0016]
Here, among the six exposure holes 11, the interval between the four exposure holes 11 on the left side in FIG. 2A and the two exposure holes 11 on the right side is substantially the same interval W1, but from the left side. The distance W2 between the
[0017]
On the other hand,
[0018]
A substantially
[0019]
And the rectangular substantially flat-shaped
[0020]
In addition, four substantially
[0021]
Furthermore, three substantially rectangular magnet recesses 21 for housing the
[0022]
As shown in FIG. 10, the
[0023]
As shown in FIG. 8B, the
[0024]
When the
[0025]
Further, when the
[0026]
By the way, when assembling the present embodiment as described above, first, a plurality of
[0027]
Then, the
[0028]
Thereafter, the
[0029]
Next, the
[0030]
And the table tap of this embodiment in which six three-pole type plugs having hooking blades can be connected is connected to the power cord 3 by being assembled by attaching the
[0031]
Further, since the terminal piece 32d of the
[0032]
By the way, in this embodiment mentioned above, even if the
[0033]
In this embodiment, when the plug blade is inserted into one end of the arc-shaped plug
[0034]
In addition, in this embodiment, although only the space | interval of the 4th and 5th
[0035]
【The invention's effect】
As described above, the invention according to
[0036]
According to a second aspect of the invention, in the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a table tap according to an embodiment.
FIG. 2 shows the same as above, (a) is a front view, and (b) is a side view.
FIG. 3 is a rear view of the same.
FIG. 4 is a side view seen from the right side of the above.
FIG. 5 is a partially broken side view of the above.
6A is a front view showing a state in which the cover is removed, FIG. 6B is a side view of the plug, and FIG. 6C is a front view of the plug.
7A and 7B show the same cover, where FIG. 7A is a front view and FIG. 7B is a rear view.
8A and 8B show the same body, where FIG. 8A is a front view and FIG. 8B is a rear view.
FIG. 9 is a front view showing a state in which a table tap is attached to the above.
FIG. 10 is an external perspective view of the magnet.
11A and 11B show another table tap of the same, wherein FIG. 11A is a front view and FIG. 11B is a side view.
FIG. 12 is a rear view of the above.
FIG. 13 is a front view showing a state in which a table tap is attached to the above.
FIG. 14 is a perspective view of a state in which a table tap is attached to the above.
FIG. 15 is an explanatory diagram of the use state of the above.
[Explanation of symbols]
1
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