JP4046368B2 - β型チタン合金の加工熱処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、比強度が大で加工性に優れているβ型チタン合金の改良に関し、とくに、短時間の時効処理で十分な時効硬化を得ることが可能であって高強度のものとすることが可能であるβ型チタン合金の加工熱処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
β型チタン合金は軽量で強度が大きい(すなわち、比強度が大きい)と共に冷間加工性に優れ、しかも融点が高く耐食性にも優れているという種々の特長をもっている。
【0003】
チタンにV,Mo,Cr,Mn,Fe等のβ安定化元素を固溶させると、β→αの変態点が低下し、室温において比較的容易にβ相を残留させることができる。
【0004】
一般的に、このβ相は準安定相であって、時効処理を施すことにより相分解を起こし、α相を析出して硬化していく。
【0005】
この種のβ型チタン合金としては種々のものがあるが、なかでもβ安定化元素であるVを多量に含有する15%V−3%Al−3%Cr−3%Sn系のチタン合金は、比強度が大であるとともに冷間における加工性や熱処理性に優れた合金であるため、近年、α安定化元素であるAlをα−Ti中の室温での固溶限近くまで多量に含有させた従来の6%Al−4%V系のチタン合金に代わって、ロケットや航空機などの各種構造物の素材として積極的に採用する試みがなされるようになってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなβ型チタン合金では、前述したように、時効処理を施すことにより相分解を起こし、α相を析出して硬化していくのであるが、このような時効処理を施すに際しても、時効処理性がより一層向上して短時間の時効処理でより十分な時効硬化を得ることができるようにすることが望まれているという課題があった。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、このような従来の課題にかんがみてなされたものであって、時効処理を施すに際し、時効処理性がより一層向上してより短時間の時効処理でより十分な時効硬化を得ることができ、より高硬度・高強度のチタン合金をより短時間のうちにより低コストで提供することができるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法は、請求項1に記載しているように、β型チタン合金をそのβ変態点((α+β)/β変態点)以上の温度で熱間加工すると共に熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域(β変態点よりも高い温度域。)で15〜45分間かける徐冷を行い、その後時効処理を施すようにしたことを特徴としている。
【0009】
そして、本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法の実施態様においては、請求項2に記載しているように、β型チタン合金をそのβ変態点以上の温度で熱間加工したのち熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域(β変態点よりも高い温度域。)で15〜45分間かける徐冷を行い、その後時効処理を施すようになすことができる。
【0013】
同じく、本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法の実施態様においては、請求項3に記載しているように、徐冷後に加工率5〜15%、より好ましくは7〜10%前後の冷間加工を行い、その後時効処理を施すようになすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法は、請求項1に記載しているように、β型チタン合金をそのβ変態点以上のより適切なる高い温度で熱間加工すると共に熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域(β変態点よりも高い温度域。)で15〜45分間かける徐冷を行い、その後時効処理を施すようにしたことを特徴とするものである。
【0015】
この場合、β型チタン合金としては、V,Mo,Cr,Mn,Fe等のβ安定化元素を含むものがあり、例えば、Ti−13%V−11%Cr−3%Al,Ti−8%Mo−8%V−2%Fe−3%Al,Ti−3%Al−8%V−6%Cr−4%Mo−4%Zr,Ti−11.5%Mo−6%Zr−4.5%Sn,Ti−15%Mo−5%Zr−3%Al,Ti−15%V−3%Al−3%Cr−3%Sn等があるが、本発明においては特に限定はされない。
【0016】
さらに具体的に一例を示すと、上記のうちTi−15%V−3%Al−3%Cr−3%Sn合金は溶体化処理および時効処理によって強度レベルがおよそ130〜140kgf/mm2級の高強度が得られることから、α+β型であるTi−6%Al−4%V合金に代わって広く採用される傾向にあるので、このTi−15%V−3%Al−3%Cr−3%Sn合金について詳しく例示すれば、V:14.0〜16.0%、Al:2.5〜3.5%、Cr:2.5〜3.5%、Sn:2.5〜3.5%の範囲で基本成分として含有するものが使用できる。
【0017】
この場合、Vはチタンに対しβ安定化元素として作用してチタン合金のβ組織が室温において安定して残留し、加工性の優れたチタン合金が得られるようにするのに有効な元素であるが、14.0%未満ではこのような効果を十分に得ることができない傾向となり、16.0%を超えるとα相の析出速度の低下を招き、高密度化および強度低下を引き起こす傾向となるので好ましくない。また、Alはチタンに対してα安定化元素として作用するが、β型チタン合金においては強度の増大ならびにクリープ特性の向上に寄与する元素であって、そのような効果を十分に得るためには2.5〜3.5%の範囲とするのが好ましい。さらに、Crはチタンに対しβ安定化元素として作用し、チタン合金の強度および靭性を向上させるのに有効な元素であって、そのような効果を十分得るためには2.5〜3.5%の範囲とするのが好ましい。さらにまた、Snはチタンのα安定化およびβ安定化にとって中立的な作用を有し、チタン合金の耐熱性を向上させるのに有効な元素であって、そのような効果を十分得るためには2.5〜3.5%の範囲とするのが好ましい。
【0018】
そのほか、β型チタン合金における微量成分のうち、Oはチタンに対してα安定化元素として作用するが、β型チタン合金においてはその強度の向上に寄与するので、強度コントロールのために必要に応じて適量含有させるのもよいが、0.18%ないしは0.20%を超えると靭性の低下をもたらす傾向となるので好ましくなく、Feも強度の向上に寄与するので、強度コントロールのために必要に応じて適量含有させるのもよいが、0.25%ないしは0.35%を超えると靭性の低下をもたらす傾向となるので好ましくない。
【0019】
さらに、不純物元素において、Nが多いと母材部分の靭性が低下する傾向となるので0.03%以下ないしは0.05%以下に抑制することが望ましく、Hが多いときにも母材部分の靭性の低下をもたらす傾向となるので0.015%以下ないしは0.025%以下に抑制することが望ましく、Cが多いときにも母材部分の靭性を低下させる傾向となるので0.03%以下ないしは0.05%以下に抑制したβ型チタン合金を用いることが望ましい。
【0020】
本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法では、上記の如く例示したβ型チタン合金を図1に例示するようにそのβ変態点以上(例えば、Ti−15%V−3%Al−3%Cr−3%Sn合金では約720℃以上)のより適切なる高い温度で熱間加工(加工(I))を行う。
【0021】
この熱間加工としては、β変態点以上のより適切なる高い温度(例えば、800〜1200℃、より望ましくは1100〜1180℃)で行う熱間圧延,熱間鍛造,熱間据え込み,熱間圧造等がある。
【0022】
そして、このような熱間加工の間ないしは熱間加工の後段、あるいは請求項2に記載しているように熱間加工の後に、同じく図1に例示するように、熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域(β変態点よりも高い温度域。)で15〜45分間かける徐冷を行う。
【0023】
この徐冷に際して、冷却速度としては、例えば、5〜16℃/min程度とするのが良く、時間としては、請求項1および請求項2に記載しているように、15〜45分間かける徐冷を行う。
【0024】
この場合、時間が15分よりも短いと面積率10%以上の組織を発現させることがむつかしい傾向となり、この後の時効硬化性を従来以上に高めることができなくなって、従来に比べて時効処理時間を短縮することができなくなったり、従来以上の硬さを得ることができなくなったりし、時効促進の作用を得ることができなくなるので、徐冷により10面積%以上の組織がマトリックス中に発現するようになすことが望ましく、このような観点から十分高い熱間加工温度や所望の冷却速度ないしは時間を選定することが望ましい。
【0025】
他方、時間が45分よりも長いとβ結晶粒が粗大化して機械的性質を低下させる可能性もあるので、長時間は好ましくないといえる。
【0026】
本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法による時効促進の主な要因は、β変態点以上の温度域での徐冷によって形成された面状ないしはバルク状の散在組織と組織群の存在であり、徐冷後(もしくは徐冷および冷間加工後)の時効処理において上記散在組織と組織群がα相析出の優先サイトとなって、時効促進が生じるものと思われる。そして、このような徐冷により生成した面状ないしはバルク状の散在組織および組織群は、マトリックス中により望ましくは10面積%以上発現しているものとすることによって、時効処理時にα相の析出が優先されて時効促進の作用が得られやすいものとなり、短時間に著しい時効硬化がもたらされることとなる。
【0027】
このような面状ないしはバルク状の散在組織と組織群の生成要因としては、熱間加工をβ変態点((α+β)/β変態点)以上の十分高い温度で行うこと、および熱間加工後の冷却を適切なる低い速度で再結晶温度以下まで行うことであり、必要に応じては5〜15%、より好ましくは7〜10%の加工率による冷間加工を行うことである。
【0028】
なお、この徐冷において、図1に例示するパターンでは、時間と共に直線状態で温度が下降していく場合を示しているが、曲線状態であってもよく、また、恒温部分を含む場合であってもよく、より望ましくは徐冷によって面積率で10%以上の面状ないしはバルク状の組織が発現されるならば、とくに徐冷パターンは限定されないものである。
【0029】
このような徐冷後には、同じく図1に例示するごとく、請求項4に記載しているように、加工率5〜15%程度の冷間加工(加工(II))を行い、その後同じく図1に例示するごとく時効処理を施すようになすことがより望ましく、加工率5〜15%の冷間加工を行うことによって、時効処理により得られる硬さをさらに高めることが可能となり、より好ましくは7〜10%程度の加工率とするのが良い。
【0030】
そして、徐冷後ないしは徐冷・冷間加工後の時効処理は、より望ましくは450〜600℃の範囲で行うのがよいが、必ずしも1回のみの時効処理に限定されないものである。
【0031】
【実施例】
この実施例(および比較例)では表1に示す化学成分組成のβ型チタン合金板を供試材とした。
【0032】
【表1】
【0033】
そして、このようなβ型チタン合金板(厚さ25mm)を温度1150℃に加熱して図1に例示する熱間加工(加工(I))として熱間圧延を行い、熱間圧延の終了後(厚さ10mm,温度1000℃)、β変態点(約760℃)までの温度域で30分間かける徐冷を行い、同じく図1に例示したようにβ変態点以下に降温した後急冷を行った。
【0034】
次いで、厚さ10mmの熱間圧延板に対し同じく図1に例示する冷間加工(加工(II))として圧下率7%の冷間圧延を行って、厚さ9.3mmの冷間圧延板を得たのち、510℃で時効処理を施した。
【0035】
実施例1
このような一連のβ型チタン合金の加工・熱処理工程において、上記した熱間圧延→β変態点までの徐冷→急冷→冷間圧延→時効処理の工程をすべて実施した供試材について時効処理時間による硬さの変化を調べたところ、表2および図2の実施例1に示す結果であった。
【0036】
また、徐冷後(時効処理前)の供試材から薄片を切断し、透過電子顕微鏡により金属組織観察を行ったところ、図3に示す結果であった。図3に示すように、矢印Aで指摘する散在組織(転位を含んだ組織)が発現していると共に、矢印Bで指摘する組織群(転位を含む比較的密に配列した組織)が発現しており、これら散在組織と組織群はこの後の時効処理時におけるα相析出の優先サイトであると考えられ、このような組織のマトリックス中での面積率はこの実施例1においておよそ15%であった。
【0037】
【表2】
【0038】
実施例2
上記した工程のうち、冷間圧延を行わず、熱間圧延→β変態点までの徐冷→急冷→時効処理の工程とした供試材について時効処理時間による硬さの変化を調べたところ、表3および図2の実施例2に示す結果であった。
【0039】
【表3】
【0040】
比較例1
上記した工程のうち、徐冷を行わず、従来の加工熱処理方法に対応するものとして、熱間圧延→急冷→冷間加工→時効処理の工程とした供試材について時効処理時間による硬さの変化を調べたところ、表4および図2の比較例1に示す結果であった。
【0041】
【表4】
【0042】
比較例2
上記した工程のうち、徐冷および冷間加工を行わず、従来の熱処理方法に対応するものとして、熱間圧延→急冷→時効処理の工程とした供試材について時効処理時間による硬さの変化を調べたところ、表5および図2の比較例2に示す結果であった。
【0043】
【表5】
【0044】
評価例
表2〜表5および図2に示す結果より明らかなように、冷間加工を行わない実施例2と比較例2とを比較した場合、実施例2の方が比較例2に比べて時効がより一層促進されていて短時間のうちから硬さの上昇がかなり大きくなっており、同じ時効処理時間で比較すると実施例2の方が比較例2に比べて硬さをより一層増大させることが可能であって機械的特性を極く短時間の熱処理であっても著しく向上させることが可能であると共に、同じ時効処理硬さで比較すると実施例2の方が比較例2よりもかなり短時間のうちに所望の硬さを得ることが可能となって、処理時間の短縮によりコストの大幅な低減がもたらされることが認められた。
【0045】
そして、熱間加工後の徐冷の段階で十分な量の散在組織と組織群が得られている場合には、冷間加工を行わないで時効処理を施したときでも、かなりの時効促進を得ることが可能であることが認められた。
【0046】
また、冷間加工を行った実施例1と比較例1とを比較した場合、実施例1の方が比較例1に比べて時効がより一層促進されていて短時間のうちから硬さの上昇がかなり大きくなっており、同じ時効処理時間で比較すると実施例1の方が比較例1に比べて硬さをより一層増大させることが可能であって機械的特性を極く短時間の熱処理であっても著しく向上させることが可能であると共に、同じ時効処理硬さで比較すると実施例1の方が比較例1よりもかなり短時間のうちに所望の硬さを得ることが可能であり、処理時間の短縮によりコストの大幅な低減がもたらされる。
【0047】
そして、冷間加工を行った実施例1では、冷間加工を行わない実施例2に比べて、さらに硬さを増大させることが可能であり、機械的性質のより一層の向上ないしは時効処理時間のより一層の短縮を実現することが可能であってコストの低減を実現することが可能である。したがって、徐冷によって十分な量の散在組織と組織群が得られないときや、より優れた硬さおよび強度を得たいときには、加工(II)として7%前後の冷間加工を行うことが良いことが確かめられた。
【0048】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法は、請求項1に記載しているように、β型チタン合金をそのβ変態点以上の温度で熱間加工すると共に熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域で15〜45分間かける徐冷を行い、その後時効処理を施すようにしたから、時効処理を施すに際して、β結晶粒を粗大化させることなく、その時効処理性をより一層向上させることが可能となってより短時間の時効処理でより十分な時効硬化を得ることが可能となり、より高硬度・高強度のチタン合金をより短時間のうちにより低コストで提供することが可能になるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0049】
そして、実施態様において、請求項2に記載しているように、β型チタン合金をそのβ変態点以上の温度で熱間加工したのち熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域で15〜45分間かける徐冷し、その後時効処理を施すようになすことによって、請求項1の場合と同様に、β結晶粒を粗大化させることなく時効処理性をより一層向上させること、及びより高硬度・高強度のチタン合金をより短時間のうちにより低コストで提供することが可能になるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0053】
さらにまた、請求項3に記載しているように、徐冷後に加工率5〜15%の冷間加工を行い、その後時効処理を施すようになすことによって、徐冷による組織の発現が不足するときでも時効処理性をより一層向上させることが可能となり、徐冷による組織の発現が十分な量であるときには時効処理性をさらに向上させることが可能となり、時効処理によってより大きな硬さおよび強度をより短時間のうちに得ることが可能になるという著しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるβ型チタン合金の加工熱処理方法の実施形態を例示する温度−時間説明図である。
【図2】本発明の実施例および比較例における時効処理時間による硬さ変化を示すグラフである。
【図3】本発明の実施例におけるβ型チタン合金の透過電子顕微鏡による金属組織を示す模写図である。
Claims (3)
- β型チタン合金をそのβ変態点以上の温度で熱間加工すると共に熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域で15〜45分間かける徐冷を行い、その後時効処理を施すことを特徴とするβ型チタン合金の加工熱処理方法。
- β型チタン合金をそのβ変態点以上の温度で熱間加工したのち熱間加工時の温度からβ変態点までの温度域で15〜45分間かける徐冷を行い、その後時効処理を施すことを特徴とする請求項1に記載のβ型チタン合金の加工熱処理方法。
- 徐冷後に加工率5〜15%の冷間加工を行い、その後時効処理を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載のβ型チタン合金の加工熱処理方法。
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