JP4046027B2 - 電話システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話システムに関し、特に内線電話機として、親機と無線子機とからなるボタン電話子機を有する電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
網からの電話回線に接続された主装置と、この主装置に内線収容された複数の内線電話機とからなり、電話回線と内線電話機との間を主装置で交換接続するボタン電話装置などの電話システムでは、内線電話機の一部または全部にボタン電話子機を用いる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
この種のボタン電話子機は、親機とその親機の上に載置されるハンドセット型の無線子機とから構成されている。一般的な内線電話機では、当該内線電話機とハンドセットとがカールコードにより有線で接続されているが、この種のボタン電話子機では、親機と無線子機との間が、予め設定された当該ボタン電話子機に固有のシステムIDを用いた無線回線で接続されている。親機は、有線の内線伝送路で主装置と接続されており、主装置とデータ通信を行うことにより、一般的な内線電話機と同様の電話機能を提供する。
【0003】
この電話システムで用いられているボタン電話子機では、親機側に無線子機を載置して充電などを行う充電台すなわち載置場所が設けられている。通常、未使用時には親機の載置場所に無線子機が載置されるものの、無線子機は親機と無線接続されるため、利用者は、必要に応じて親機からある程度離れた場所へ無線子機を持ち運ぶことができ、場所に囚われずに通話することが可能になる。したがって、ボタン電話子機を親機と無線子機とから構成することにより、使い勝手を向上させることができる。
【0004】
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−350243号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の電話システムでは、無線子機を持ち運ぶことが可能なため、無線子機が他の親機(別親)に載置される場合(誤載置)がある。例えば、無線子機での通話の内容に応じて利用者が他の部屋へ移動し、その移動先の部屋に設置されている別親に無線子機が載置されていない場合に、終話に応じてその無線子機を移動先の別親上へ誤って載置してしまうことが考えられる。このような誤載置が発生すると、従来の電話システムでは、外線発信ができなくなる等の様々な問題が発生し、結果として利用者が混乱してしまうことがあった。
【0007】
例えば、利用者Aが親機Aと対になる無線子機a、利用者Bが親機Bと対になる無線子機bをそれぞれ使用するよう設定されたシステムにおいて、親機Bに無線子機aが誤載置されている場合を仮定する。
従来の電話システムでは、外線発信を行う際、内線電話機の親機に配設された外線ボタンにより主装置に収容されている電話回線の使用状況を確認し、空いている回線を捕捉した後にダイヤル入力等の外線発信操作を行う。親機に配設された外線ボタンにはLED(Light Emitting Diode)が設けられており、このLEDの色によって電話回線の使用状況が表現される。
【0008】
この際、前述した状況では、無線子機aが親機Bに誤載置されているため、利用者Bが無線子機aで外線発信を行う際に、親機Bの外線ボタンにより電話回線を捕捉したとしても、この捕捉した電話回線と接続される無線子機は親機Bと対になる無線子機bであって、誤載置されている無線子機aではない。したがって、利用者Bは、親機Bの外線ボタンが電話回線を捕捉したことを示しているのに、手にしている無線子機(無線子機a)で外線発信を行うことができず、このような状況を理解できない利用者Bは混乱してしまうことになる。
【0009】
上述したように、従来の電話システムでは、無線子機が他の親機に誤載置されていると様々な問題が発生してしまう。
そこで、本発明は上述したような課題を解決するためになされたものであり、誤載置により発生する混乱を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明にかかる電話システムは、網からの電話回線に接続された主装置と、この主装置に伝送路を介して収容された複数のボタン電話子機とを備え、電話回線とボタン電話子機との間を主装置で交換接続する電話システムであって、少なくとも2以上のボタン電話子機は、それぞれ主装置に伝送路を介して接続される親機とこの親機と対をなし無線接続される無線子機とからなり、親機は無線子機を載置する載置場所を有する電話システムにおいて、無線子機が親機から取り上げられると、無線子機と親機とが対であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段が親機と無線子機とが対でないと判定すると、この旨を利用者に知らせる報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
上記電話システムにおいて、報知手段は、親機および無線子機の少なくとも一方に設けられるようにしてもよい。
【0012】
上記電話システムにおいて、判定手段は、主装置に設けられ、親機から受信する親機に無線子機が載置されていた時間に関する情報と、無線子機から受信する無線子機が親機に載置されていた時間に関する情報とが一致すると、親機に無線子機とが載置されていたと特定し、無線子機と親機とが対であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、上記電話システムにおいて、判定手段は、ボタン電話子機の親機に設けられ、この親機が無線子機を取り上げられたことを検出し、かつ、無線子機からのオフフック通知を検出すると、親機と無線子機とが対であると判定するようにしてもよい。
また、上記電話システムにおいて、判定手段は、無線子機に設けられ、この無線子機が取り上げられたことによりオフフック通知を出力した後、所定時間内にオフフック通知に対する応答を受信すると、このオフフック応答の送信元の親機と無線子機とが対であると判定するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態にかかる電話システムの構成を示すブロック図である。
この電話システムは、網からの1つ以上の電話回線11に接続された主装置10と、この主装置10に内線収容された複数のボタン電話子機20A,20B〜20Nとから構成されており、主装置10で、電話回線11とボタン電話子機20A,20B〜20Nの何れかの間における、例えば音声通話やデータ通信などの呼を交換接続する。
【0014】
ボタン電話子機20Aは、主装置10と内線伝送路17を介して接続された親機30Aと、この親機30Aと無線回線を介して接続されるハンドセット型の無線子機40Aとの対から構成されている。この親機30には、無線子機40Aを載置して充電などを行う充電台すなわち載置場所が設けられており、通常、未使用時には親機の載置場所に無線子機が載置されている。
ボタン電話子機20Aでは、予め設定された当該ボタン電話子機20Aに固有のシステムIDを用いて親機30Aと無線子機40Aとの間で無線通信が行われる。また、ボタン電話子機20B〜20Nの構成は、ボタン電話子機20Aと同様であり、それぞれ親機30B〜30Nと無線子機40B〜40Nとの対から構成されている。
本発明では、各ボタン電話子機20A〜20Nからの通知に基づき、主装置10が各ボタン電話子機20A〜20Nにおける無線子機の載置状態を検出するものである。
【0015】
主装置10には、電話回線11を終端接続する外線インターフェース部(以下、外線I/F部という)12、有線の内線伝送路17を介してボタン電話子機20A〜20Nとデータ伝送を行う内線インターフェース部(以下、内線I/F部という)13、これら外線I/F部12と内線I/F部13との間を交換接続するスイッチ14、主装置10の各部を制御して、電話回線11と各ボタン電話子機20A〜20Nの呼制御を行う制御部15、および制御部15での制御に必要な情報やプログラム等を記憶する記憶部16が設けられている。
特に、制御部15は、CPUなどのマイクロプロセッサを有し、記憶部16のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアと協働して各種処理手段を実現し、各種呼制御のほか当該電話システムの各種管理処理を行う。
【0016】
図2に親機30(30A,30B〜30N)の構成例を示す。親機30には、内線インターフェース部(以下、内線I/F部という)31、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)32、音声処理部33、表示部34、キー入力部35、記憶部36、給電部37、載置検出部38、および親機制御部39が設けられている。
内線I/F部31は、内線伝送路17を介して主装置10とデータ伝送を行う回路部である。無線I/F部32は、無線回線を介して無線子機40(40A,40B〜40N)とデータ通信を行う回路部である。音声処理部33は、親機30で無線子機すなわちハンドセットを用いずに通話を行うためのスピーカホン機能や各種報知音の生成機能を有する回路部である。
【0017】
表示部34は、データ伝送で主装置10から受け取った指示に基づきLEDやLCDを制御して各種表示を行う回路部である。キー入力部35は、利用者によるキー操作を検出する回路部である。記憶部36は、親機制御部39での処理動作に用いる各種情報やプログラムを記憶するメモリである。給電部37は、充電端子37Aを介して電気的に接続された無線子機40の電池を充電するための電力を供給する回路部である。載置検出部38は当該親機30に対する無線子機40の載置有無を検出する回路部である。親機制御部39は、CPUなどのマイクロプロセッサを有し、記憶部36のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアと協働して親機30の各部を制御する機能部である。
【0018】
図3に無線子機40の構成例を示す。無線子機40には、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)41、音声処理部42、電池43、充電部44、状態検出部45、記憶部46、表示部47、キー入力部48、および無線子機制御部49が設けられている。
無線I/F部41は、無線回線を介して親機30とデータ通信を行う回路部である。音声処理部42は、スピーカやマイク(図示せず)を用いた音声通話機能や各種報知音の生成機能を有する回路部である。電池43は無線子機40の各部で用いる動作電源を蓄電する回路部である。充電部44は、充電端子44Aを介して親機30から供給された電力を電池43へ充電する回路部である。状態検出部45は、当該無線子機40のオンフック/オフフックの状態すなわち載置状態を検出する回路部である。
記憶部46は、無線子機制御部49での処理動作に用いる各種情報やプログラムを記憶するメモリである。表示部47は、データ通信で親機30から受け取った指示に基づきLEDやLCDを制御して各種表示を行う回路部である。キー入力部48は、利用者によるキー操作を検出する回路部である。
無線子機制御部49は、CPUなどのマイクロプロセッサを有し、記憶部46のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアと協働して無線子機40の各部を制御する機能部である。このような無線子機制御部49は、状態検出部45がオフフックまたはオンフックを検出すると、この旨を対となる親機30に通知する。このオフフック通知またはオンフック通知を受信すると、親機30の親機制御部39は、オフフック通知またはオンフック通知を受信したことを示すオフフック応答またはオンフック応答を対となる無線子機40の無線子機制御部49に対して送出する。
【0019】
状態検出部45については、公知技術として、親機30に対する無線子機40の載置により機械的に動作する例えばフックスイッチ、あるいは電気的に動作するフォトインタラプタなど、一般的なスイッチで実現される例もあり、載置検出部38でも同様のスイッチを用いてもよい。
また、状態検出部45として、親機30と無線子機40との間で充電動作に用いる充電端子37Aと充電端子44Aとの電気的接続を検出してもよい。このとき、親機30の載置検出部38でも同様に電気的接続を検出するようにしてもよい。
【0020】
この場合、充電端子37Aと充電端子44Aとの電気的接続により変化する電気量、例えば電流値や電圧値を、給電部37や充電部44から取り込み、その変化に応じて、親機30に対する無線子機40の載置有無を検出してもよい。
なお、無線子機40の電池43が満充電状態となった場合、親機30から無線子機40に対する充電電力はゼロとなる。したがって、例えば充電端子37A,44A間に常時所定値以上の電流を流しておく、あるいは所定の電位を印加しておくことにより、満充電状態であっても充電端子37Aと充電端子44Aとの電気的接続の有無を検出してもよい。
【0021】
次に、図4〜7を参照して、本実施の形態にかかる電話システムの動作について説明する。なお、本実施の形態では、主装置が、無線子機の正常載置または誤載置を判定する。したがって、主装置10の制御部15が記憶部16の無線子機の正常載置または誤載置の判定に関するプログラムを読み込んで実行することにより、判定手段として機能する。
【0022】
まず、図4を参照して、本実施の形態にかかる電話システムにおいて、無線子機が正常載置されている場合の判定動作について説明する。図4は本実施の形態にかかる電話システムの動作(正常載置)を示すシーケンス図である。
利用者が、無線子機40Aと予め対として設定されている親機30Aに、無線子機40Aを載置(正常載置)すると(ステップS100)、親機30Aの親機制御部39は、載置検出部38からの出力に基づき任意の無線子機が載置されたことを検出し、給電部37により載置された無線子機の電池を充電するとともに、(図示しない)タイマを起動し、載置時間の計測を開始する(ステップS101)。同様に、無線子機40Aの無線子機制御部49も、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機に載置されたことを検出すると、充電部44が親機30Aから供給される電力により電池43に充電を開始するともに、載置時間の計測を開始する(ステップS102)。また、無線子機40Aの無線子機制御部49では、無線I/F部41から無線回線を介して対となる親機30Aの無線I/F部32と無線通信を行うことにより、載置されたことの検出をオンフックと見なして通知する(ステップS103)。
この無線子機40Aからのオンフック通知に応じて、親機30Aの親機制御部39では、内線I/F部31から内線伝送路17を介して主装置10の内線I/F部13とデータ通信を行うことにより、その子機オンフックを主装置10へ通知する(ステップS104)。
【0023】
このように、無線子機が親機に載置されている状態において、利用者が無線子機40Aを親機30Aから取り上げると(ステップS105)、親機30Aの親機制御部39は、載置検出部38からの出力に基づき載置されていた任意の無線子機が取り上げられたことを検出し、載置時間の計測を停止するともに(ステップS106)、この計測した時間を主装置10に通知する(ステップS107)。
同様に、無線子機40Aの無線子機制御部49も、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機から取り上げられたことを検出し、載置時間の計測を停止するとともに(ステップS108)、この計測時間と取り上げられたことの検出(オフフック)とを無線接続された親機30Aを介して主装置10に通知する(ステップS109、S110)。
【0024】
主装置10の制御部15では、親機30Aからの計測時間通知と、無線子機40Aからの計測時間通知およびオフフック通知とを受信すると、それぞれの計測時間を比較する。
ここでは、親機30Aによる計測時間と、無線子機40Aによる計測時間とが等しいので、主装置10の制御部15は、無線子機40Aが親機30Aから取り上げられたと特定する(ステップS111)。記憶部16に予め記憶された親機と無線子機との対応関係のテーブルを確認すると、親機30Aと無線子機40Aとは対として設定されているので、主装置10の制御部15は、無線子機40Aが親機30Aに正常載置されていた、すなわち親機30Aと無線子機40Aとは対であると判定し、エラートーンを発することなく、オフフック通知の後に続く外線発信等の処理を通常通りに処理する。
【0025】
次に、図5を参照して、本実施の形態にかかる電話システムにおいて、無線子機が誤載置されている場合の判定動作について説明する。図5は本実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置)を示すシーケンス図である。
利用者が、無線子機40Bをこの子機とは対として設定されていない親機(別親)30Aに載置(誤載置)すると(ステップS200)、別親30Aの親機制御部39は、載置検出部38からの出力に基づき任意の無線子機が載置されたことを検出し、給電部37により載置された無線子機の電池を充電するとともに、載置時間の計測を開始する(ステップS201)。同様に、無線子機40Bの無線子機制御部49も、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機に載置されたことを検出すると、充電部44が親機30Aから供給される電力により電池43に充電を開始するとともに、載置時間の計測を開始する(ステップS202)。また、無線子機40Bの無線子機制御部49では、無線I/F部41から無線回線を介して無線子機40Bと対として設定されている親機(元親)30Bの無線I/F部32と無線通信を行うことにより、載置されたことの検出をオンフックと見なして通知する(ステップS203)。
この無線子機40Bからのオンフック通知に応じて、元親30Bの親機制御部39では、内線I/F部31から内線伝送路17を介して主装置10の内線I/F部13とデータ通信を行うことにより、そのオンフックを主装置10へ通知する(ステップS204)。
【0026】
このように、無線子機40Bが別親30Aに誤載置されている状態において、利用者が無線子機40Bを別親30Aから取り上げると(ステップS205)、親機30Aの親機制御部39は、載置検出部38からの出力に基づき載置されていた任意の無線子機が取り上げられたことを検出し、載置時間の計測を停止するとともに(ステップS206)、この計測した時間を主装置10に通知する(ステップS207)。
同様に、無線子機40Bの無線子機制御部49も、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機から取り上げられたことを検出し、載置時間の計測を停止するとともに(ステップS208)、この計測時間と取り上げられたことの検出(オフフック)とを元親30Bを介して主装置10に通知する(ステップS209、S210)。
【0027】
主装置10の制御部15では、別親30Aからの計測時間通知と、無線子機40Bからの計測時間通知およびオフフック通知とを受信すると、それぞれの計測時間を比較する。
ここでは、別親30Aによる計測時間と、無線子機40Bによる計測時間とが等しいので、主装置10の制御部15は、無線子機40Bが別親30Aから取り上げられたと特定する(ステップS211)。記憶部16に予め記憶された親機と無線子機との対応関係のテーブルを確認すると、別親30Aと無線子機40Bとは対として設定されていないので、主装置10の制御部15は、無線子機40Bが別親30Aに誤載置されていた、すなわち別親30Bと無線子機40Aとは対ではないと判定し、別親30Aの音声処理部33と、元親30Bを介して無線子機40Bの音声処理部42に、誤載置されている旨を示すエラートーンを出力させる(ステップS212、S213、S214)。
【0028】
このように、本実施の形態では、主装置が、親機に無線子機が載置されていた時間と、無線子機が親機に載置されていた時間とを比較することにより、親機とこの親機に載置されている無線子機とが対であるか否かを検出し、親機とこの親機に載置されている無線子機とが対でないことを検出すると、この旨を当該親機および無線子機に報知するようにした。これにより、無線子機の誤載置に伴う種々の問題およびこの問題による利用者の混乱を未然に防ぐことができるので、とても使い勝手がよい。
【0029】
次に、図6を参照して、無線子機が誤載置されているときにプリセットダイヤルが入力された場合の本実施の形態にかかる電話システムの動作について、説明する。図6は本実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置の際のプリセットダイヤル入力)を示すシーケンス図である。なお、図6において、図5と同等の動作については同じ符合を付し、説明を適宜省略する。
別親30Aに無線子機40Bが誤載置されている場合に(ステップS200〜S204)、利用者が、別親30Aのキー入力部35を操作することによりプリセットダイヤルを入力し(ステップS300)、無線子機40Bを別親30Aから取り上げると(ステップS205)、主装置10の制御部15は、別親30Aおよび無線子機40Bから受信する計測時間通知を比較して、無線子機40Bが別親30Aから取り上げられたと特定する(ステップS206〜S211)。別親30Aにプリセットダイヤルを入力した後に、別親30Aと対になっていない無線子機40Bを取り上げたところで、その無線子機40Bでプリセットダイヤルに対応する相手先と通話することは不可能である。したがって、主装置10の制御部15は、別親30Aに入力されたプリセットダイヤルを消去し(ステップS301)、別親30Aの音声処理部33と、元親30Bを介して無線子機40Bの音声処理部42に、誤載置されている旨を示すエラートーンを出力させる(ステップS212〜S214)。
【0030】
このように、本実施の形態では、無線子機が誤載置されている別親にプリセットダイヤルが入力され、無線子機が取り上げられた場合、入力されたプリセットダイヤルを消去するようにしたことにより、無線子機を取り上げても通話が行えずに混乱してしまうという状況を未然に防ぐことができる。
【0031】
なお、別親にリダイヤル操作が行われた際も、上述したプリセットダイヤルが入力された場合と同様の処理を行うことにより、利用者が混乱してしまうという状況を未然に防ぐことができる。
【0032】
次に、図7を参照して、無線子機が誤載置されているときに個別着信があった場合の本実施の形態にかかる電話システムの動作について、説明する。図7は本実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置の際の個別着信)を示すシーケンス図である。なお、図7において、図5と同等の動作については同じ符合を付し、説明を適宜省略する。
別親30Aに無線子機40Bが誤載置されている場合に(ステップS200〜S204)、別親30Aに個別着信が入り(ステップS400)、利用者が無線子機40Bを別親30Aから取り上げると(ステップS205)、主装置10の制御部15は、別親30Aおよび無線子機40Bから受信する計測時間通知を比較して、無線子機40Bが別親30Aから取り上げられたと特定する(ステップS206〜S211)。個別着信が入った別親30Aに載置されている無線子機40Bを取り上げたとしても、この無線子機40Bは別親30Aと対になっていないので、その無線子機40Bで個別着信に応答することは不可能である。したがって、主装置10の制御部15は、別親30Aに入った個別着信を停止し(ステップS401)、別親30Aの音声処理部33と、元親30Bを介して無線子機40Bの音声処理部42に、誤載置されている旨を示すエラートーンを出力させる(ステップS212〜S214)。
【0033】
このように、本実施の形態では、無線子機が誤載置されている別親に個別着信が入った場合に、無線子機が取り上げられると、その個別着信を停止するようにしたことにより、無線子機を取り上げても通話が行えずに混乱してしまうという状況を未然に防ぐことができる。
【0034】
なお、本実施の形態において、主装置10の制御部15は、無線子機40が正常載置されているか否かを判定する指標としては、計測時間に限定されず、例えば計測時刻を用いるようにしてもよい。
【0035】
参考例
次に、本発明の参考例について説明する。なお、本参考例は、ボタン電話子機の親機が、無線子機の正常載置または誤載置を検出するものである。したがって、上述した第1の実施の形態と同等の構成要素には同じ符合を付し、適宜説明を省略する。
【0036】
親機30の親機制御部39は、記憶部36の無線子機の正常載置または誤載置の検出に関するプログラムを読み込んで実行することにより、判定手段として機能する。
【0037】
まず、図8を参照して、本参考例にかかる電話システムにおいて、無線子機が正常載置されている場合の判定動作について説明する。図8は本参考例にかかる電話システムの動作(正常載置)を示すシーケンス図である。
無線子機40Aが予め対として設定されている親機30Aに載置されている場合に、利用者が無線子機40Aを取り上げると(ステップS500)、親機30Aの親機制御部39は、載置検出部38からの出力に基づき任意の無線子機が取り上げられたことを検出する(ステップS501)。
同様に、無線子機40Aの無線子機制御部49も、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機から取り上げられたことを検出すると(ステップS502)、無線I/F部41から無線回線を介して対となっている親機30Aの無線I/F部32と無線通信を行うことにより、取り上げられたことの検出をオフフックと見なして通知(オフフック通知)する(ステップS503)。
【0038】
載置されていた無線子機が取り上げられたことと、対となっている無線子機からのオフフック通知とを検出すると、親機30Aの親機制御部39は、親機30Aに対となる無線子機40Aが正常載置されていて、この無線子機40Aが取り上げられたと判定し(ステップS504)、その無線子機40Aにオフフック通知に対する応答(オフフック応答)を送出する(ステップS505)。オフフック応答を送出した後、親機30Aの親機制御部39は、親機30Aと無線子機40Aとは対であるので、エラートーンを発することなく、オフフック応答の後に続く外線発信等の処理を、通常通りに処理する。
【0039】
次に、図9を参照して、本参考例にかかる電話システムにおいて、無線子機が誤載置されている場合の判定動作について説明する。図9は本参考例にかかる電話システムの動作(誤載置)を示すシーケンス図である。
無線子機40Aが対として設定されていない親機(別親)30Bに誤載置されている場合に、利用者が無線子機40Aを取り上げると(ステップS600)、無線子機40Aの無線子機制御部49は、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機から取り上げられたことを検出し(ステップS601)、無線I/F部41から無線回線を介して対となっている親機(元親)30Aの無線I/F部32と無線通信を行うことにより、取り上げられたことの検出をオフフックと見なして通知(オフフック通知)する(ステップS602)。
【0040】
ここで、元親30Aの親機制御部39は、対として設定されている無線子機40Aからオフフック通知を検出するが、載置検出部38から他の無線子機が取り上げられたことは検出していないので、無線子機と親機の状態は一致しない。したがって、元親30Aの親機制御部39は、無線子機40Aが誤載置されている別親から取り上げられたと判定、すなわち別親30Bと無線子機40Aとは対でないと判定し(ステップS603)、無線子機40Aの音声処理部42に、誤載置されている旨を示すエラートーンを出力させる(ステップS604)。
【0041】
このように、本参考例では、元親が、載置されている無線子機が取り上げられたことと、対となる無線子機からオフフック通知との両方を検出した場合に、当該無線子機が対となる親機に正常載置されていると判定し、正常載置されていない場合には、この旨を誤載置されている無線子機から報知するようにした。これにより、無線子機の誤載置に伴う種々の問題およびこの問題による利用者の混乱を未然に防ぐことができるので、とても使い勝手がよい。
【0042】
なお、本参考例おいて、誤載置された無線子機40が別親30から取り上げられた場合に、その別親30からエラートーンを出力するようにしてもよい。この場合、別親30の親機制御部39は、誤載置されている無線子機40が取り上げられると、タイマにより所定時間を計測し、この所定時間内にオフフック通知を受信しないと、対となっていない無線子機40が取り上げられたと判定し、音声処理部33からエラートーンを出力するようにすればよい。
【0043】
[第の実施の形態]
次に、本発明の第の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、無線子機が、対となる親機に正常載置されているか否かを検出するものである。したがって、上述した第1の実施の形態と同等の構成要素には同じ符合を付し、適宜説明を省略する。
【0044】
無線子機40の無線子機制御部49は、記憶部46の対となる親機に正常載置されているか否かの検出に関するプログラムを読み込んで実行することにより、判定手段として機能する。
【0045】
まず、図10を参照して、本実施の形態にかかる電話システムにおいて、無線子機が対となる親機に正常載置されている場合の判定動作について説明する。図10は本実施の形態にかかる電話システムの動作(正常載置)を示すシーケンス図である。
無線子機40Aが予め対として設定されている親機30Aに載置されている場合に、利用者が無線子機40Aを取り上げると(ステップS700)、親機30Aの親機制御部39は、載置検出部38からの出力に基づき任意の無線子機が取り上げられたことを検出する(ステップS701)。
同様に、無線子機40Aの無線子機制御部49も、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機から取り上げられたことを検出すると(ステップS702)、無線I/F部41から無線回線を介して対となっている親機30Aの無線I/F部32と無線通信を行うことにより、取り上げられたことの検出をオフフックと見なして通知(オフフック通知)する(ステップS703)。このオフフック通知を送出した後、無線子機40Aの無線子機制御部49は、所定の時間内に親機30Aからオフフック応答が送出されてきたか否かを判定するために、タイマをスタートする(ステップS704)。
【0046】
通常、親機30は、載置されていた無線子機40が取り上げられたことを検出し、対となる無線子機40からオフフック通知を受信すると、その無線子機40に対してオフフック応答を送信する。したがって、無線子機40の無線子機制御部49は、オフフック通知を送信すると、図示しないタイマで所定時間、すなわちオフフック応答を受信するまでに十分な時間を計測し、この時間内にオフフック応答を受信したか否かにより、対となる親機40に載置されたか否かを判定する。
【0047】
親機30Aの親機制御部39は、無線子機40Aからオフフック通知を受信すると、ステップS701において任意の無線子機が取り上げられたことを検出しているので、無線子機40Aに対してオフフック応答を送出する(ステップS705)。
【0048】
所定の時間内に親機30Aからオフフック応答を受信すると、無線子機40Aの無線子機制御部49は、対となる親機30Aから取り上げられたと判定、すなわち親機30Aと無線子機40Aとは対であると判定し(ステップS706)、エラートーンを発することなく、そのオフフック応答の後に続く外線発信等の処理を、通常通りに処理する。
【0049】
次に、図11を参照して、本実施の形態にかかる電話システムにおいて、無線子機が誤載置されている場合の判定動作について説明する。図11は本実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置)を示すシーケンス図である。
無線子機40Aが対として設定されていない親機(別親)30Bに誤載置されている場合に、利用者が無線子機40Aを取り上げると(ステップS800)、無線子機40Aの無線子機制御部49は、状態検出部45からの出力に基づき任意の親機から取り上げられたことを検出し(ステップS801)、無線I/F部41から無線回線を介して対となっている親機(元親)30Aの無線I/F部32と無線通信を行うことにより、取り上げられたことの検出をオフフックと見なして通知(オフフック通知)する(ステップS802)。
【0050】
オフフック通知を送出した後、無線子機40Aの無線子機制御部49は、所定の時間内に元親30Aからオフフック応答が送出されてきたか否かを判定するために、タイマをスタートする(ステップS803)。しかし、元親30Aの親機制御部39は、対として設定されている無線子機40Aからオフフック通知を検出するが、載置検出部38から任意の無線子機が取り上げられたことは検出していない。したがって、元親39Aの親機制御部39は、無線子機40Aに対してオフフック応答を送出しない。すると、無線子機40Aの無線子機制御部49は、所定時間内に元親30Aからオフフック応答を受信しないので(ステップS804)、別親30Bと無線子機40Aとは対ではないと判定し、音声処理部42からエラートーンを出力する(ステップS805)。
【0051】
このように、本実施の形態では、無線子機が、載置されている親機から取り上げられると、対として設定されている親機にオフフック通知を送出し、所定時間内にその親機からオフフック応答を受信した場合に、当該無線子機が対となる親機に正常載置されていると判定し、正常載置されていない場合には、この旨を当該無線子機が報知するようにした。これにより、無線子機の誤載置に伴う種々の問題およびこの問題による利用者の混乱を未然に防ぐことができるので、とても使い勝手がよい。
【0052】
なお、本実施の形態において、オフフック応答を受信するまでの所定時間は、適宜自由に設定することができる。
【0053】
また、参考例および第2の実施の形態において、無線子機が誤載置されているときにプリセットダイヤルが入力された場合は、図6を参照して説明した第1の実施の形態の場合と同様の処理を行うようにしてもよい。すなわち、親機30のキー入力部35にプリセットダイヤルが入力された後、この親機30に誤載置されている無線子機40が取り上げられ、親機30の親機制御部39または無線子機40の無線子機制御部49が無線子機が誤載置されていると判定すると、入力されたプリセットダイヤルを消去する。これにより、参考例および第2の実施の形態でも、無線子機が誤載置されているときにプリセットダイヤルを入力した場合に、無線子機を取り上げても通話が行えずに混乱してしまうという状況を未然に防ぐことができる。
【0054】
また、参考例および第2の実施の形態において、無線子機が誤載置されているときに個別着信があった場合は、図7を参照して説明した第1の実施の形態の場合と同様の処理を行うようにしてもよい。すなわち、親機30に個別着信が入った後、この親機30に誤載置されている無線子機40が取り上げられ、親機30の親機制御部39または無線子機40の無線子機制御部49が無線子機40が誤載置されていると判定すると、個別着信を停止する。これにより、参考例および第2の実施の形態でも、無線子機が誤載置されているときに個別着信が入った場合に、無線子機を取り上げても通話が行えずに混乱してしまうという状況を未然に防ぐことができる。
【0055】
また、第1,2の実施の形態および参考例において、エラートーンを出力する親機30または無線子機40は、適宜自由に設定することができる。
また、第1,2の実施の形態および参考例において、誤載置されている旨を示す方法としては、親機30の音声処理部33または無線子機40の音声処理部42からエラートーンを出力する他に、例えば表示部34、47に誤載置されている旨を表示するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線子機が親機から取り上げられたオフフック状態に基づいて無線子機と、この無線子機が載置されていた親機とを特定し、無線子機と親機とが対であるか否かを判定し、親機と無線子機とが対でないと判定されると、この旨を利用者に報知するようにしたことにより、無線子機の誤載置に伴う種々の問題およびこの問題による利用者の混乱を未然に防ぐことができるので、とても使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態にかかる電話システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 親機30の構成を示すブロック図である。
【図3】 無線子機40の構成を示すブロック図である。
【図4】 第1の実施の形態にかかる電話システムの動作(正常載置)を示すシーケンス図である。
【図5】 第1の実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置)を示すシーケンス図である。
【図6】 第1の実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置の際のプリセットダイヤル入力)を示すシーケンス図である。
【図7】 第1の実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置の際の個別着信)を示すシーケンス図である。
【図8】 参考例にかかる電話システムの動作(正常載置)を示すシーケンス図である。
【図9】 参考例にかかる電話システムの動作(誤載置)を示すシーケンス図である。
【図10】 第の実施の形態にかかる電話システムの動作(正常載置)を示すシーケンス図である。
【図11】 第の実施の形態にかかる電話システムの動作(誤載置)を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10…主装置、11…電話回線、12…外線I/F部、13…内線I/F部、14…スイッチ、15…制御部、16…記憶部、20A,20B〜20N…ボタン電話子機、30,30A,30B〜30N…親機、31…内線I/F部、32…無線I/F部、33…音声処理部、34…表示部、35…キー入力部、36…記憶部、37…給電部、38…載置検出部、39…親機制御部、40,40A,40B〜40N…無線子機、41…無線I/F部、42…音声処理部、43…電池、44…充電部、45…状態検出部、46…記憶部、47…表示部、48…キー入力部、49…無線子機制御部。

Claims (2)

  1. 網からの電話回線に接続された主装置と、この主装置に伝送路を介して収容された複数のボタン電話子機とを備え、前記電話回線と前記ボタン電話子機との間を主装置で交換接続する電話システムであって、少なくとも2以上の前記ボタン電話子機は、それぞれ前記主装置に前記伝送路を介して接続される親機とこの親機と対をなし無線接続される無線子機とからなり、前記親機は前記無線子機を載置する載置場所を有する電話システムにおいて、
    無線子機が親機から取り上げられると、前記無線子機と前記親機とが対であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段が前記親機と前記無線子機とが対でないと判定すると、この旨を利用者に知らせる報知手段と
    を備え
    前記判定手段は、前記主装置に設けられ、前記親機から受信する前記親機に前記無線子機が載置されていた時間に関する情報と、前記無線子機から受信する前記無線子機が前記親機に載置されていた時間に関する情報とが一致すると、前記親機に前記無線子機が載置されていたと特定し、前記無線子機と前記親機とが対であるか否かを判定する
    ことを特徴とする電話システム。
  2. 網からの電話回線に接続された主装置と、この主装置に伝送路を介して収容された複数のボタン電話子機とを備え、前記電話回線と前記ボタン電話子機との間を主装置で交換接続する電話システムであって、少なくとも2以上の前記ボタン電話子機は、それぞれ前記主装置に前記伝送路を介して接続される親機とこの親機と対をなし無線接続される無線子機とからなり、前記親機は前記無線子機を載置する載置場所を有する電話システムにおいて、
    無線子機が親機から取り上げられると、前記無線子機と前記親機とが対であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段が前記親機と前記無線子機とが対でないと判定すると、この旨を利用者に知らせる報知手段と
    を備え、
    前記判定手段は、前記無線子機に設けられ、この無線子機が取り上げられたことによりオフフック通知を出力した後、時間の測定を開始し、所定時間内に前記親機から、載置されていた無線子機が取り上げられたことを検出し、かつ、対となる無線子機からオフフック通知を受信した場合に送信される、オフフック通知に対する応答を受信すると、このオフフック応答の送信元の前記親機と前記無線子機とが対であると判定し、前記所定時間内に前記親機から前記オフフック通知に対する応答を受信しないと、このオフフック応答の送信元の前記親機と前記子機とが対でないと判定する
    ことを特徴とする電話システム。
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