JP4044708B2

JP4044708B2 - Rice transplanter marker

Info

Publication number: JP4044708B2
Application number: JP31814899A
Authority: JP
Inventors: 祐一加藤; 陽一朗西; 秀樹松岡; 智史前川
Original assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date: 1999-11-09
Filing date: 1999-11-09
Publication date: 2008-02-06
Anticipated expiration: 2019-11-09
Also published as: JP2001128507A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用田植機の植付部の側部に装着されて、圃場に線引きを行う線引きマーカをコンパクトに収納支持する構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
田植機に線引きマーカを備えて、次に植付作業を行うときの目標となる線を、該線引きマーカによって圃場に描く技術は公知となっている。この線引きマーカは通例、機体の左右外端部となる苗載台を保護するサイドバンパーや植付フレーム等の外端部に設けられ、外下方に広げたり上方へ収納できるように回動可能に支持されている。一方、多条植え用の田植機においては、輸送時にはその苗載台左右端部を内側へ折り畳んだり取り外したりしてコンパクトとする技術が公知となっており、それに合わせて上記サイドバンパーを内方へ収納させる技術も公知となっている。また、線引きマーカを上方へ回動させた収納状態で係止しておくために、マーカ収納用のフックを設ける技術も公知となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来の線引きマーカは、回動させて上方へ収納させても機体の左右外方に多少はみ出る構成であったため、圃場から圃場へ移動する際の路上走行時や旋回時に線引きマーカを周囲の障害物に引っ掛けて破損させてしまうおそれがあった。ここで、線引きマーカを支持する支持杆をその中途部位にて屈曲可能として、収納時においては線引きマーカを屈曲させてコンパクト性の向上を図る技術もあったが、この場合においても、収納位置とした線引きマーカが機体幅からある程度左右外方にはみ出していた。従って、よりコンパクトに線引きマーカを収納できる技術が要望されていたのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【０００５】
請求項１においては、田植機の植付部（４）の左右両側に設けられる線引きマーカ（１３０）であって、該線引きマーカ（１３０）の基端は回動支点である枢支軸（１０１）にて昇降回動可能に支持され、該線引きマーカ（１３０）の中途には屈曲部位である屈曲支点ピン（１３３）が設けられて、張出し及び収納を可能とする構成であるものにおいて、前記線引きマーカ（１３０）の先端の線引き体（１３６）は、屈曲部位である屈曲支点ピン（１３３）より高い空間を通過し、該屈曲部位である屈曲支点ピン（１３３）より内方側の位置にまで引き込まれて収納され、該線引きマーカ（１３０）が収納された収納位置Ａにおいては、前記支持アーム（１３７）の軸線（Ｓ）が、前記屈曲支点ピン（１３３）を通る上下方向の直線（Ｔ）より機体内方側へ傾くこととなるよう、上記屈曲部位にて屈曲させ、該線引きマーカ（１３０）を屈曲伸張させるためのマーカリンク（１３１）を介装し、該マーカリンク（１３１）の一端を、前記屈曲支点ピン（１３３）に回動可能に枢支した関節部材（１３４）に枢結し、該関節部材（１３４）には前記支持アーム（１３７）の一端が固着され、該支持アーム（１３７）の先端には線引き体（１３６）を取付け、前記マーカリンク（１３１）の他端は、基部プレート（１３９）を固着し、該基部プレート（１３９）には長孔（１３９ａ）を設け、該長孔（１３９ａ）の長手方向を該マーカリンク（１３１）の軸線方向に一致させ、該長孔（１３９ａ）をマーカリンク（１３１）の融通機構とし、該線引きマーカ（１３０）の前記回動支点である枢支軸（１０１）の近傍に突設したマーカーリンク支点ピン（１３２）を、前記長孔（１３９ａ）に挿通連結させたものである。
【０００６】
請求項２においては、請求項１記載の田植機の線引きマーカにおいて、前記線引きマーカ（１３０）が走行時や格納時に邪魔にならないようにすべく、該線引きマーカ（１３０）を引き上げて収納位置（Ａ）とした状態で、更に線引きマーカ（１３０）を係止位置（Ｂ）に引き寄せて、途中部位を係止部に入り込ませ係止するためのマーカ収納フック（１１６）を設け、該マーカ収納フック（１１６）は、植付フレーム（２３）の縦杆（２３ｂ）上部にその一端を固着し、他端側は略水平に前方に引き出したのち屈曲させ、機体の前後方向へ突出させて設けたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。まず、本発明の線引きマーカを八条の乗用田植機に適用した実施例の全体構成について説明する。
【０００８】
図１は本発明の植付フレームを備えた田植機の全体側面図、図２は分割苗載台を主苗載台上に収納した後面図、図３は植付部の側面図、図４は植付フレームの正面図である。
【０００９】
この乗用田植機Ａは、図１に示すように、走行部１の後部に昇降リンク機構２７を介して植付部４を配置し、該走行部１においては車体フレーム３の前部上方にエンジン２を搭載し、前下部にフロントアクスルケースを介して前輪６を支持させるとともに、後部にリアアクスルケース７を介して後輪８を支持している。そして、前記エンジン２はボンネット９に覆われ、該ボンネット９の両側に予備苗載台１０・１０を配設し、該ボンネット９後部のダッシュボード５上に操向ハンドル１４を配置し、該ボンネット９両側とその後部の車体フレーム３上を車体カバー１２で覆い、操向ハンドル１４後方位置に座席１３を配置し、ボンネット９の両側と座席１３前部と、座席１３左右両側及び座席１３後方をステップとしている。
【００１０】
そして、前記座席１３の側部には走行変速レバー３０や植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー３１や植付感度調節レバーが配置され、ダッシュボード下部のステップ上には主クラッチペダル３２や左右ブレーキペダルが配設され、前記座席１３後方には八条用の施肥機３３が配設されている。
【００１１】
前記植付部４は図１・図３・図４に示すように、苗載台１６や植付爪１７やセンターフロート３４やサイドフロート３５等から構成されており、前記苗載台１６は前高後低に配設して、苗載台１６の下部は下ガイドレール１８、前面の上部は上ガイドレール１９によって左右往復摺動自在に支持し、該下ガイドレール１８及び上ガイドレール１９は植付センターケース２０より、後述する植付フレーム２３等を介して支持されている。そして、植付センターケース２０より左右両側方へ連結パイプ２９を突設してチェーンケース２１を固設し、該チェーンケース２１・２１・・・を平行に後方へ突出して、該チェーンケース２１の後部に一方向に回転させるロータリーケース２２を配置し、該ロータリーケース２２の両側に一対の植付爪１７・１７を配置している。こうして、前進走行とともに苗載台１６を左右に往復摺動して、この往復動に同期させて植付爪１７を駆動して一株分の苗を切り出し、連続的に植え付け作業を行うように構成している。
【００１２】
また、前記植付センターケース２０の前部はローリング支点軸を介して前記昇降リンク機構２７と連結され、該昇降リンク機構２７はトップリンク２５やロワーリンク２６等より構成され、座席１３下方に配置した昇降シリンダ２８によって植付部４を昇降できるようにしている。
【００１３】
前記苗載台１６は図２に示すように、進行方向右外側の二条分の苗載台を分割して分割苗載台１６Ｄとし、機体中央側の固定された六条分の苗載台を主苗載台１６Ｍとしており、前記分割苗載台１６Ｄを着脱可能に構成して、該分割苗載台１６Ｄを取り外して主苗載台１６Ｍの後部上に載置して係合し、収納可能に構成している。
【００１４】
次に、苗載台１６を支持する植付フレーム２３の構成について、その概略を図４より説明する。植付フレーム２３は左右水平方向に配置する横杆２３ａと、該横杆２３ａの左右両側に連結して上下方向に配置する縦杆２３ｂ・２３ｂよりなり、正面視略門型に構成されている。該縦杆２３ｂ・２３ｂの上部と該横杆２３ａの中途部より立設したステー２３ｄ・２３ｄ上に前記上ガイドレール１９を嵌合して支持するシュー２４・２４・・・が配置されている。
【００１５】
また、前記縦杆２３ｂ・２３ｂの下部は両側のチェーンケース２１・２１、または、チェーンケース２１・２１を連結する連結パイプ２９に固設されている。前記横杆２３ａの左右中央部の下部には略三角形状の取付プレート２３ｃ・２３ｃが固設され、該取付プレート２３ｃ・２３ｃにセンターフレーム６１の上端が固設されている。
【００１６】
また、前記センターフレーム６１の連結プレート６１ｂ下部は前記植付センターケース２０の上面及び前面にかけて固定した取付ブラケット６３に固設され、該植付センターケース２０の下部両側より連結パイプ２９・２９が側方に突設されて、前記植付フレーム２３とによって四角形状に連結固定して、この四角形の左右中途部をセンターフレーム６１と取付ブラケット６３と植付センターケース２０によって縦方向に連結して強度向上を図っている。
【００１７】
そして更に、前記取付プレート２３ｃ・２３ｃと縦杆２３ｂ・２３ｂ下部との間の対角線方向には、ターンバックル式の緊張ロッド６４・６４を配置して、ターンバックルを回動して締め付け、両側を引張り支持できるようにしている。
【００１８】
次に、サイドバンパー及び線引きマーカの構成について説明する。図５はサイドバンパーと線引きマーカの構成を示す正面図、図６はサイドバンパーを示す背面図、図７は同じく側面断面図、図８は同じく平面図、図９はサイドバンパーを摺動自在に支持する構成を示した側面断面図、図１０はサイドバンパーと第一案内部材及び第二案内部材との関係を示した側面断面図である。図１１は線引きマーカの基端の支持構成を示した正面拡大図、図１２は同じく平面拡大図、図１３は線引きマーカの屈曲部位の構成を示した正面図、図１４は線引き体と施肥機のホッパとの関係を示した側面図である。
【００１９】
サイドバンパー８５について説明する。図５に示すように、左右外側のチェーンケース２１の前上方にはこのサイドパンパー８５が支持され、左右にスライド可能とされている。図６から図８までに示すようにこのサイドバンパー８５は、左右水平方向に配置される長パイプ部８５ｃと、該長パイプ部８５ｃの外端から湾曲して図３の如く後下方に延出される短パイプ部８５ｄにより構成される。この短パイプ部８５ｄにより、畦際での植付作業や畦越え等の際に、苗載台１６下部に障害物が側方及び下方から衝突するのを防止している。
【００２０】
上記長パイプ部８５ｃの前側の面には、側面視「Ｌ」字状に形成した細長いヒレ部材８５ａが溶接固定される（図７）。該ヒレ部材８５ａは、略水平状のヒレ部分と取付用の垂直部分とによりなり、該垂直部分の後面は長パイプ部８５ｃの前側の面に溶接固定され、該ヒレ部分にはその長手方向に沿うガイド溝８５ｂが欠設される（図７・図８）。また、後述するマーカ引上げ用ワイヤ９３を覆うチューブ及びロック解除用ワイヤ１１３を覆うチューブを水平方向に支持するためのワイヤガイド１３８が、上記長パイプ部８５ｃの上面に溶接されて取り付けられている（図７・図８）。このように、ヒレ部材８５ａを側面視「Ｌ」字状として長パイプ部８５ｃの前面に溶接し、ワイヤガイド１３８を長パイプ部８５ｃの上面に直接溶接する構成としているので、例えば単なる平板状とした部材の端縁を長パイプ部８５ｃの周面に対し垂直に溶接固定してヒレ部分とし、更に該ヒレ部分の端部にワイヤガイドを溶接するような構成に比して、ヒレ部分やワイヤガイド１３８をコンパクトに構成できるとともにその強度も向上され、線引きマーカ１３０の操作時にワイヤガイド１３８に強い力が加わっても、ヒレ部分やワイヤガイド１３８が容易に変形したりしない構成となっている。
【００２１】
前記サイドバンパー８５を摺動可能に支持する構成について説明する。即ち、図５・図９に示すように、植付フレームの前記縦杆２３ｂ下部の前面から前方に向けて「Ｌ」字状の取付ステー８８が固設され、該取付ステー８８の下半分には下方に開口するように凹部が形成され（図外）、該凹部には第一案内部材９６が嵌装されている（図９・図１０）。該第一案内部材９６は側面視略「Ｌ」字状としてその内側を案内面とし、サイドバンパー８５の長パイプ部８５ｃの上面及び後面をガイドするように構成してある（図１０）。また、前記チェーンケース２１の張出部２１ａには支持プレート９０がボルト９５・９５により締結固定され（図５・図９）、該支持プレート９０はその上半分に凹部９０ａを形設した略「ｙ」字状の形状としており、該凹部９０ａには第二案内部材９７が嵌装されている。この第二案内部材９７は、図９・図１０に示す如く、その前部は上記ヒレ部材８５ａの水平部分の下面に沿う形状とし、後部は適宜垂直に折曲した「コ」字状として内側を案内面とし、上記ヒレ部材８５ａ及びサイドバンパー８５の長パイプ部８５ｃの略前後面及び略下面を覆うことができるように構成している。
【００２２】
そして、上記第二案内部材９７の後部には、サイドバンパー８５の長パイプ部８５ｃが挿通される。このとき該長パイプ部８５ｃは、第二案内部材９７によりその略前後面及び下面をガイドされるが、同時に第一案内部材９６によってその略上面及び略後面をガイドされるように、その配設位置が調整されている。また、第一案内部材９１と第二案内部材９７とは、図１０に示すようにその取付位相に差を生ぜしめ、互いに傾いた関係となるように取り付けられている。第一案内部材９６及び第二案内部材９７を上述のように構成した結果、長パイプ部８５ｃの後面を傾きが異なる二つの案内面にてガイドできることとなるので、サイドバンパー８５の取り付けの際のガタの発生が確実に防止され、後述するサイドバンパー８５の摺動操作もスムーズに行えるようになっている。
【００２３】
前記長パイプ部８５ｃのヒレ部材８５ａ上に形設した上記ガイド溝８５ｂには図９に示す如くノブネジ８６を挿通しており、該ノブネジ８６は前記第二案内部材９７の前部に螺着するようにしている。この構成により、ノブネジ８６を緩めてサイドバンパー８５を左右に摺動させて所望の位置とした後、ノブネジ８６を締めることによりサイドバンパー８５を該所望の位置にて固定できるようになっている。なお、サイドバンパー８５を収納するときには、苗載台１６の下部を左右往復摺動自在に支持する上記下ガイドレール１８の端部は前方へ回動して収納され、前記苗載台１６の収納と併せて左右幅を縮小できるようにしている。
【００２４】
そして図５に示す如く、上記サイドバンパー８５には、本発明に係る線引きマーカ１３０が収納及び張出可能に支持される。以下、この線引きマーカ１３０について説明する。即ちこの線引きマーカ１３０は、基端を回動昇降可能に支持される棒状の支持杆９９と、該支持杆９９の先端に回動可能に支持される棒状の支持アーム１３７と、該支持アーム１３７の先端に取り付けられる線引き体１３６とによりなる。
【００２５】
線引きマーカ１３０の上述の支持杆９９を回動可能に支持する構成について説明する。即ち、図６に示すように、サイドバンパー８５の長パイプ部８５ｃの外端部の近傍位置にはパイプ状のピン支持部８５ｇが形設される。該ピン支持部８５ｇには枢支軸１０１が回動自在に挿通され（図１１・図１２）、該枢支軸１０１を介して線引きマーカ１３０の起伏板１００が枢支され、該枢支軸１０１を線引きマーカ１３０の回動支点としている。該枢支軸１０１の向きは苗載台１６の前上がり傾斜に対して直交する略前後向きであり、線引きマーカ１３０は苗載台１６の直前位置において該枢支軸１０１によって左右に回動可能に支持されている。前記枢支軸１０１後部外周にはマーカ用コイルバネ１０３を外嵌して、その両端は起伏板１００後面に設けた係止具１０４とサイドバンパー８５下面に設けた係止プレート８５ｅにそれぞれ係止して、線引きマーカ１３０の支持杆９９を左右外方へ張り出す方向へ付勢している。
【００２６】
前記係止具１０４にはマーカ引上げ用ワイヤ９３が緩衝用のバネを介して連結される。一方、前記起伏板１００前面にはローラ１０６が枢支されており、該ローラ１０６は、長パイプ部８５ｃ上に配置した以下に説明するマーカストッパ１１０に係合するようにしている。このマーカストッパ１１０は正面視で略「く」字状に形成され（図１１）、その一側部においては下縁にストッパー溝を形成して係合部１１０ａを形成し、他側部においては二股状に分岐させて枢支部１１０ｂとしている。この枢支部１１０ｂは前後方向に分岐されて、この開放面がサイドバンパー８５を跨ぎ、前記枢支軸１０１と平行な支点軸１１１を介してサイドバンパー８５の長パイプ部８５ｃに枢支させている。
【００２７】
前記支点軸１１１の前部外周にはストッパ用コイルバネ１１２を外嵌し、該ストッパ用コイルバネ１１２の両端部をサイドバンパー８５下面の上記係止プレート８５ｅとマーカストッパ１１０途中部の上面とにそれぞれ係止し、マーカストッパ１１０上部が外側（前記ローラ１０６側）へ回動するように付勢している。更に、マーカストッパ１１０上部の途中部にはロック解除用ワイヤ１１３の一端がピンを介して連結され、該ロック解除用ワイヤ１１３の他端は前述した植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー３１に連結されている。
【００２８】
尚、上記マーカ引上げ用ワイヤ９３を覆うチューブ及びロック解除用ワイヤ１１３を覆うチューブは、上記ワイヤガイド１３８に支持されながら機体中央方向へ延出されたのち緩やかに上方に向けて湾曲され、植付フレーム２３の左右に配設した支持プレート１５０に支持させてある（図５）。該支持プレート１５０は水平に配設されて上下方向の溝を設けてあり（図外）、両ワイヤ９３・１１３のチューブを該溝に係止することにより上下方向に支持する構成となっている。従って、前述するようにサイドバンパー８５を左右方向に摺動させると、上記ワイヤガイド１３８が左右方向に移動されることとなるが、ワイヤチューブ及びワイヤは緩やかに撓んで該摺動にスムーズに追従させることができる。この構成は、例えば支持プレートを垂直に配置してワイヤチューブを左右方向に支持する構成に比して、サイドバンパー８５の左右摺動操作時にワイヤチューブが支持部分でこじて引っ掛かるようなことがなくなり、操作力の増大を回避して該摺動操作がスムーズに行える等の利点がある。
【００２９】
次に、線引きマーカ１３０の中途部を屈曲可能とする構成について説明する。即ち図１３に示すように、上記支持杆９９の先端には屈曲支点支持部材１４１が固着され、該屈曲支点支持部材１４１には屈曲支点ピン１３３が支持される。該屈曲支点ピン１３３には関節部材１３４の一端が回動可能に枢支され、この屈曲支点ピン１３３をもってこの線引きマーカ１３０の屈曲部位としている。該関節部材１３４には左右水平方向に配置した上記支持アーム１３７の一端が固着され、該支持アーム１３７の先端には後下方へ湾曲させたアームを介して線引き体１３６が取り付けられる。
【００３０】
次に、線引きマーカ１３０をその回動昇降に応じて屈伸させるための構成について、主に図１３を参照して説明する。上記屈曲支点ピン１３３にはねじりバネ状の戻しバネ１３５が外嵌され、該戻しバネ１３５の両端は、上記屈曲支点支持部材１４１と上記関節部材１３４とに係止されている。この戻しバネ１３５により上記支持アーム１３７は下方へ回動するように付勢され、線引き体１３６は下方へ付勢されるが、関節部材１３４と屈曲支点支持部材１４１との間に図外の規制手段が配設され、この規制手段により、図１３の如く線引きマーカを張り出した状態においては支持アーム１３７が図１３に示す位置以上には回動されないようになっている。
【００３１】
そして、上記線引きマーカ１３０を屈伸操作するためのマーカーリンク１３１が、線引きマーカ１３０の基端近傍と上記関節部材１３４との間に介設される（図５・図１３）。このマーカーリンク１３１は棒状の部材とされており、その一端には基部プレート１３９が固着され（図１１・図１２）、該基部プレート１３９には長孔１３９ａが、その長手方向を該マーカーリンク１３１の軸線方向に一致させて形設され（図１１）、この長孔１３９ａをもって上記マーカーリンク１３１の融通機構としている。一方、上記サイドバンパー８５の長パイプ部８５ｃの外端において「Ｌ」字状の支点ピン支持部８５ｆが固設され（図６・図１１等）、該支点ピン支持部８５ｆにマーカーリンク支点ピン１３２が固着されている。そして図１１に示すように、上記基部プレート１３９の長孔１３９ａに該マーカーリンク支点ピン１３２を挿通している。マーカーリンク１３１の他端は、図１３に示す如く上記関節部材１３４の屈曲支点ピン１３３近傍の位置に枢結される。
【００３２】
上記の構成の作用について説明する。即ち線引きマーカを張り出した図１３に示す如き状態においては、マーカーリンク支点ピン１３２は図１１に示すようにマーカーリンクの基部プレート１３９に形設された長孔１３９ａの一側端部に当接しており、線引き作業の際に土の抵抗が発生して線引き体１３６に上方向への力が作用しても、この力に抗してマーカーリンク１３１が突っ張ることにより支持アーム１３７が上方に回動することが防止され、線引き体１３６が浮き上がらずに圃場に確実に線を引くことができるようになっている。
【００３３】
この状態から植付部４を上昇させると、マーカ引上げ用ワイヤ９３が引っ張られて、線引きマーカ１３０の支持杆９９が上述の枢支軸１０１を中心に上昇回動して引き上げられる。この引上げの過程において、上記マーカーリンク支点ピン１３２は上記基部プレート１３９の長孔１３９ａ内を徐々に摺動して、最終的には該長孔１３９ａの上述とは反対側の端部に当接する。そしてこの状態からさらに支持杆９９が引き上げられると、マーカーリンク支点ピン１３２はマーカーリンク１３１の基端を引き込み、マーカーリンク１３１は関節部材１３４を張引し、これにより関節部材１３４は上記戻しバネ１３５の弾発力に抗して上記屈曲支点ピン１３３を中心に回動し、上記支持アーム１３７も回動される。このようにして、線引きマーカ１３０は上昇とともに屈曲され、線引きマーカ１３０の先端（即ち、線引き体１３６の先端）は、屈曲支点ピン１３３より高い空間を通過する図５の符号Ｐに示される如き軌跡を描いて、該屈曲支点ピン１３３より内方側の位置にまで引き込まれて後述の収納位置Ａとされるのである。
【００３４】
上記支持杆９９が一定位置まで回動されると、起伏板１００のローラ１０６がマーカストッパ１１０の係合部１１０ａの上記ストッパー溝に係止されて、この結果、線引きマーカ１３０は上昇かつ屈曲された図５の鎖線に示す収納位置（符号Ａ）にてロックされる。この収納位置Ａにおける線引きマーカ１３０の屈曲の度合いは、上記融通手段である長孔１３９ａの長さによって定まる。即ち、該長孔１３９ａが短い場合は、回動過程のより早い段階にてマーカーリンク支点ピン１３２がマーカーリンク１３１を引き込むこととなるので、収納位置に至るまでに線引きマーカ１３０はより大きく屈曲されることとなる。ここで本発明においては図５に示す如く、収納位置Ａにおける上記支持アーム１３７の軸線Ｓが、上記屈曲支点ピン１３３を通る上下方向の直線Ｔより機体内方側へ傾くこととなるよう、上述の長孔１３９ａの長さ等を設定している。このように支持アーム１３７の軸線Ｓが機体の左右内方側へ向かうように線引きマーカ１３０を屈曲収納させる構成としているから、上方回動状態においては左右外方に突出する向きとされる線引き体１３６がより機体内方へ引き込まれることとなる。従って、線引きマーカ１３０の本機からの左右はみ出しをより小さくすることができるのである。
【００３５】
このように線引きマーカ１３０を上昇とともに屈曲させて収納位置Ａとすることにより、図１４に示すように収納位置における上記線引き体１３６の位置Ｘを、屈曲させないで収納する場合の位置Ｙに比して低くすることができることとなる。即ち、線引きマーカ１３０を屈曲させずに収納する構成の場合は、線引き体１３６の位置が符号Ｙに示す高い位置とされ、この状態から植付部４を下降させた場合は線引き体１３６が施肥機のホッパ３３と干渉して線引きマーカ１３０が変形する等の問題があったが、本発明においては線引きマーカ１３０を屈曲させて収納したことにより、線引き体１３６の位置が符号Ｘに示すように低い位置とされ、この状態であれば植付部４を下降させても線引き体１３６を施肥機のホッパ３３の下方の空間に入り込ませることができ、線引きマーカ１３０の変形等を回避できるのである。これは植付部４の配設位置の設計の自由度の向上をもたらす。例えば、植付部の昇降リンク機構２７のリンク支点Ｏと植付部の連結パイプ２９との距離（図１４に示す距離Ｌ）を短くすることができるので、全長の短いコンパクトな田植機を構成できることとなる。
【００３６】
一方、圃場に線を引くべく線引きマーカ１３０を上記収納位置から張り出す場合には、植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー３１を左右何れか一方に操作することで、操作した側のロック解除用ワイヤ１１３が張引され、マーカストッパ１１０が上昇して上述の係合部１１０ａに係止していたローラ１０６が外れ、線引きマーカ１３０の支持杆９９が自重及びマーカ用コイルバネ１０３の付勢力によって外下方に回動する。そしてこの際、上述のマーカーリンク支点ピン１３２によるマーカーリンク１３１の引込みが徐々に解除されて、関節部材１３４は上記戻しバネ１３５の弾発力により上記屈曲支点ピン１３３を中心に回動し、上記支持アーム１３７も回動される。このようにして、線引きマーカ１３０が下降とともに伸張して、図１３に示す如き状態に戻るのである。この図１３に示す状態において植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー３１の操作力を解除すると、ストッパ用コイルバネ１１２の付勢力でマーカストッパ１１０が回動され、マーカストッパ１１０の係合部１１０ａ先端部がローラ１０６に当接して、該ローラ１０６を下方へ押し付ける。この結果、前記線引きマーカ１３０にはマーカ用コイルバネ１０３による下方への付勢力に加えてストッパ用コイルバネ１１２による付勢力が作用することとなり、これら付勢力による下方への抑え付けによって、（上記マーカーリンク１３１の突張り作用ともあいまって）線引き体１３６が浮き上がることなく常に圃場に突入されることとなって、圃場に確実に線を引くことができるようにしている。
【００３７】
次に、走行時や格納時に該線引きマーカ１３０が邪魔にならないようにすべく、線引きマーカ１３０を引き上げて収納位置とした状態で苗載台１６左右端部の直前方に係止するための、マーカ収納フック１１６について説明する。該マーカ収納フック１１６は線状の部材とされ、図３・図４に示すように植付フレーム２３（正確には、縦杆２３ｂ）上部にその一端を固着してあり、他端側は略水平に前方に引き出されたのち後上方に向けて屈曲されて、係止部を構成してある。
【００３８】
上記のように構成したマーカ収納フック１１６において、上記収納位置Ａとした線引きマーカ１３０を引き寄せてその途中部位を上記係止部の中に入り込ませることにより、線引きマーカ１３０を図５の符号Ｂに示す鎖線の位置にて係止保持できるのである。
【００３９】
マーカ収納フック１１６は上述のように、機体前方へ向けて突出させて設けてある。従って、線引きマーカ１３０の屈曲により略左右方向とされた上記支持アーム１３７を、曲げることなく容易にマーカ収納フック１１６に係止できるのである。更に、マーカ収納フック１１６を係止した状態でサイドバンパー８５を左右摺動させても、該支持アーム１３７が略左右方向とされているので、支持アーム１３７がマーカ収納フックに係止された状態のまま容易に左右スライドできる構成となり、線引きマーカ１３０に無理な力が掛かって変形したり破損することも防止できる。更に、マーカ収納フック１１６が機体左右外方に突出する構成とならないので、コンパクトに構成することができ、輸送時等にマーカー収納フックを引っ掛けて該フックを変形・折損させるようなトラブルも防止できる。
【００４０】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項１に示す如く、田植機の植付部（４）の左右両側に設けられる線引きマーカ（１３０）であって、該線引きマーカ（１３０）の基端は回動支点である枢支軸（１０１）にて昇降回動可能に支持され、該線引きマーカ（１３０）の中途には屈曲部位である屈曲支点ピン（１３３）が設けられて、張出し及び収納を可能とする構成であるものにおいて、前記線引きマーカ（１３０）の先端の線引き体（１３６）は、屈曲部位である屈曲支点ピン（１３３）より高い空間を通過し、該屈曲部位である屈曲支点ピン（１３３）より内方側の位置にまで引き込まれて収納され、該線引きマーカ（１３０）が収納された収納位置Ａにおいては、前記支持アーム（１３７）の軸線（Ｓ）が、前記屈曲支点ピン（１３３）を通る上下方向の直線（Ｔ）より機体内方側へ傾くこととなるよう、上記屈曲部位にて屈曲されるので、上方回動状態においては左右外方に突出する向きとされる線引き体がより機体内方へ引き込まれることとなり、線引きマーカの本機からの左右はみ出しをより小さくすることができる。この結果、圃場から圃場へと移動する路上走行時や旋回時等に線引きマーカを引っ掛けて破損させることが防止される。
【００４１】
また、該線引きマーカ（１３０）を屈曲伸張させるためのマーカリンク（１３１）を介装し、該マーカリンク（１３１）の一端を、前記屈曲支点ピン（１３３）に回動可能に枢支した関節部材（１３４）に枢結し、該関節部材（１３４）には前記支持アーム（１３７）の一端が固着され、該支持アーム（１３７）の先端には線引き体（１３６）を取付け、前記マーカリンク（１３１）の他端は、基部プレート（１３９）を固着し、該基部プレート（１３９）には長孔（１３９ａ）を設け、該長孔（１３９ａ）の長手方向を該マーカリンク（１３１）の軸線方向に一致させ、該長孔（１３９ａ）をマーカリンク（１３１）の融通機構とし、該線引きマーカ（１３０）の前記回動支点である枢支軸（１０１）の近傍に突設したマーカーリンク支点ピン（１３２）を、該長孔（１３９ａ）に挿通連結させたので、線引き作業時はマーカーリンクが突っ張って土による抵抗を支えることとなるので、線引きマーカが屈曲部位から折れ曲がって線引き体が浮き上がり圃場に描く線が途切れたりすることがない。また、マーカ引上げ時はマーカーリンクが引き込まれて線引きマーカを屈曲させる一方、マーカ張出し時は該引込みが解除されて線引きマーカを伸張させることとなり、リンクのみの簡素な構造にて線引きマーカを屈伸させる構成が達成される。
更には、マーカリンクの融通機構を調整することにより、収納位置における線引きマーカの屈曲角度を任意に調整することもできるのである。
【００４２】
請求項２に示す如く、前記線引きマーカ（１３０）が走行時や格納時に邪魔にならないようにすべく、該線引きマーカ（１３０）を引き上げて収納位置（Ａ）とした状態で、更に線引きマーカ（１３０）を係止位置（Ｂ）に引き寄せて、途中部位を係止部に入り込ませ係止するためのマーカ収納フック（１１６）を設け、該マーカ収納フック（１１６）は、植付フレーム（２３）の縦杆（２３ｂ）上部にその一端を固着し、他端側は略水平に前方に引き出したのち屈曲させ、機体の前後方向へ突出させて設けたので、線引きマーカをサイドバンパーに支持させた場合はサイドバンパーの摺動により線引きマーカが左右に移動されることとなるが、サイドバンパーを摺動させる左右方向と係止状態におけるマーカ収納フックの方向が略等しいので、サイドバンパーを摺動させたどの位置においても、マーカ収納フックで確実に線引きマーカを係止できる。
また、マーカ収納フックが機体左右外方に突出する構成とならず機体幅方向をコンパクトに構成することができ、機体の輸送時等にマーカー収納フックを引っ掛けて該フックを変形・折損させるようなトラブルも防止できるので、出荷時等の輸送コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の植付フレームを備えた田植機の全体側面図。
【図２】分割苗載台を主苗載台上に収納した後面図。
【図３】植付部の側面図。
【図４】植付フレームの正面図。
【図５】サイドバンパーと線引きマーカの構成を示す正面図。
【図６】サイドバンパーを示す背面図。
【図７】同じく側面断面図。
【図８】同じく平面図。
【図９】サイドバンパーを摺動自在に支持する構成を示した側面断面図。
【図１０】サイドバンパーと第一案内部材及び第二案内部材との関係を示した側面断面図。
【図１１】線引きマーカの基端の支持構成を示した正面拡大図。
【図１２】同じく平面拡大図。
【図１３】線引きマーカの屈曲部位の構成を示した正面図。
【図１４】線引き体と施肥機のホッパとの関係を示した側面図。
【符号の説明】
１６苗載台
８５サイドバンパー
１０１枢支軸（線引きマーカの回動支点）
１１６マーカ収納フック
１３０線引きマーカ
１３１マーカーリンク
１３３屈曲支点ピン（屈曲部位）
１３６線引き体
１３７支持アーム
１３９ａ長孔（融通機構）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a configuration for compactly storing and supporting a drawing marker that is attached to a side portion of a planting unit of a riding rice transplanter and performs drawing on a farm field.
[0002]
[Prior art]
  A technique in which a rice transplanter is provided with a line drawing marker and a line to be a target for the next planting operation is drawn on the field by the line drawing marker is known. This drawing marker is usually provided at the outer end of the side bumper, planting frame, etc. that protects the seedling platform that becomes the left and right outer ends of the aircraft, and can be rotated so that it can be expanded outward and stored upward It is supported. On the other hand, in the case of multi-row planting rice transplanters, the technology to make the compact by folding the left and right ends of the seedling stand inward or removing it during transportation is known, and the side bumper is inwardly fitted accordingly. The technology for storing the battery is also known. In addition, a technique for providing a hook for storing a marker in order to lock the drawing marker in the storage state rotated upward is also known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
  However, since the conventional drawing marker has a structure that protrudes slightly to the left and right outside of the machine body even if it is rotated and stowed upward, the drawing marker is surrounded by obstacles when traveling on the road or turning when moving from the field to the field. There was a risk that it could get caught and damaged. Here, there is a technique for making the support rod supporting the drawing marker bendable at the midway portion thereof, and at the time of storage, the drawing marker is bent to improve the compactness. The drawn marker protruded to the left and right to some extent from the aircraft width. Therefore, there has been a demand for a technique that can store the drawing marker in a more compact manner.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
  The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
[0005]
  In Claim 1, it is the drawing marker (130) provided in the right-and-left both sides of the planting part (4) of a rice transplanter, Comprising: The pivot end (101) whose base end of this drawing marker (130) is a rotation fulcrum ), And a bending fulcrum pin (133), which is a bending portion, is provided in the middle of the drawing marker (130) so that it can be extended and stored. The drawing body (136) at the tip of the drawing marker (130) passes through a space higher than the bending fulcrum pin (133), which is a bending part, and is located at a position on the inner side of the bending fulcrum pin (133), which is the bending part. In the storage position A in which the drawing marker (130) is stored, the axis (S) of the support arm (137) is a vertical straight line passing through the bending fulcrum pin (133) ( T) So as to be able to lean to the body inwardly, it is bent at the bending site,A joint link (131) for interposing a marker link (131) for bending and extending the drawing marker (130) and pivotally supporting one end of the marker link (131) on the bending fulcrum pin (133) ( 134), one end of the support arm (137) is fixed to the joint member (134), a drawing body (136) is attached to the tip of the support arm (137), and the marker link (131) ) Is fixed to the base plate (139), the base plate (139) is provided with a long hole (139a), and the longitudinal direction of the long hole (139a) is set in the axial direction of the marker link (131). The marker link fulcrum pin projecting in the vicinity of the pivot shaft (101), which is the rotation fulcrum of the drawing marker (130), using the elongated hole (139a) as a mechanism for accommodating the marker link (131). ( 32), in which is inserted connected to the elongated hole (139a).
[0006]
  According to a second aspect of the present invention, in the drawing marker of the rice transplanter according to the first aspect, the drawing marker (130) is pulled up to the storage position so that the drawing marker (130) does not get in the way during running or storage. In the state shown in A), a marker storage hook (116) is provided for further drawing the drawing marker (130) to the locking position (B) and entering and locking the intermediate part into the locking portion. One end of the hook (116) is fixed to the upper part of the vertical ridge (23b) of the planting frame (23), and the other end is pulled out substantially horizontally and then bent and protruded in the front-rear direction of the body. It is a thing.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Next, an embodiment of the present invention will be described. First, an overall configuration of an embodiment in which the line drawing marker of the present invention is applied to an Yajo riding rice transplanter will be described.
[0008]
  1 is an overall side view of a rice transplanter equipped with a planting frame of the present invention, FIG. 2 is a rear view of a split seedling platform placed on a main seedling platform, FIG. 3 is a side view of a planting unit, and FIG. FIG. 3 is a front view of a planting frame.
[0009]
  As shown in FIG. 1, the riding rice transplanter A has a planting unit 4 disposed at a rear portion of the traveling unit 1 via an elevating link mechanism 27, and the engine is disposed above the front part of the body frame 3 in the traveling unit 1. 2, the front wheel 6 is supported at the front lower part via the front axle case, and the rear wheel 8 is supported at the rear part via the rear axle case 7. The engine 2 is covered with a bonnet 9, spare seedling platforms 10, 10 are arranged on both sides of the bonnet 9, a steering handle 14 is arranged on the dashboard 5 at the rear of the bonnet 9, and the bonnet 9 The vehicle body frame 3 on both sides and the rear thereof is covered with a vehicle body cover 12, seats 13 are arranged at the rear position of the steering handle 14, the both sides of the bonnet 9, the front portion of the seat 13, the left and right sides of the seat 13, and the rear of the seat 13 are arranged. It is a step.
[0010]
  A traveling speed change lever 30, a planting elevating / working speed changing sub-shift lever 31 and a planting sensitivity adjusting lever are arranged on the side of the seat 13, and the main clutch pedal 32 and the like are placed on the steps below the dashboard. Left and right brake pedals are arranged, and an eight-way fertilizer application machine 33 is arranged behind the seat 13.
[0011]
  As shown in FIGS. 1, 3, and 4, the planting unit 4 includes a seedling stage 16, a planting claw 17, a center float 34, a side float 35, and the like. The lower support rail 16 is supported by the lower guide rail 18 and the upper front portion is supported by the upper guide rail 19 so as to be slidable left and right. The lower guide rail 18 and the upper guide rail 19 are The planting center case 20 supports the planting frame 23 and the like which will be described later. Then, a connecting pipe 29 is protruded from the planting center case 20 to the left and right sides to fix the chain case 21, and the chain cases 21, 21. A rotary case 22 that rotates in one direction is disposed at the rear, and a pair of planting claws 17 and 17 are disposed on both sides of the rotary case 22. In this manner, the seedling mounting table 16 is reciprocated to the left and right as it travels forward, and the planting claws 17 are driven in synchronism with this reciprocating movement to cut out one seedling and continuously plant the plant. It is composed.
[0012]
  Further, the front portion of the planting center case 20 is connected to the lifting link mechanism 27 via a rolling fulcrum shaft, and the lifting link mechanism 27 includes a top link 25, a lower link 26, and the like, and is disposed below the seat 13. The planting part 4 can be moved up and down by the lifted cylinder 28.
[0013]
  As shown in FIG. 2, the seedling mounting table 16 is divided into two seedling mounting platforms 16D on the right outer side in the traveling direction to form a divided seedling mounting table 16D, and the six seedling mounting platforms fixed on the center side of the machine body are mainly used. The seedling mounting table 16M is configured such that the divided seedling mounting table 16D is detachable, and the divided seedling mounting table 16D is detached and placed on the rear portion of the main seedling mounting table 16M to be engaged and stored. It is composed.
[0014]
  Next, an outline of the configuration of the planting frame 23 that supports the seedling mounting table 16 will be described with reference to FIG. The planting frame 23 includes a horizontal rod 23a arranged in the horizontal direction and vertical rods 23b and 23b connected to the left and right sides of the horizontal frame 23a and arranged in the vertical direction. . .. Are disposed on the upper portions of the vertical rods 23b and 23b and the stays 23d and 23d erected from the middle portion of the horizontal rods 23a. .
[0015]
  Further, the lower portions of the vertical rods 23b and 23b are fixed to the chain cases 21 and 21 on both sides or a connecting pipe 29 for connecting the chain cases 21 and 21. Substantially triangular mounting plates 23c and 23c are fixed to the lower part of the left and right central portions of the horizontal bar 23a, and the upper end of the center frame 61 is fixed to the mounting plates 23c and 23c.
[0016]
  The lower part of the connection plate 61b of the center frame 61 is fixed to a mounting bracket 63 fixed to the upper surface and the front surface of the planting center case 20, and the connection pipes 29 and 29 are connected to both sides of the lower part of the planting center case 20. And is fixed in a square shape by the planting frame 23, and the right and left middle portions of the quadrangle are connected in the vertical direction by the center frame 61, the mounting bracket 63, and the planting center case 20. We are trying to improve.
[0017]
  Further, in the diagonal direction between the mounting plates 23c and 23c and the lower portions of the vertical rods 23b and 23b, turnbuckle-type tension rods 64 and 64 are arranged, the turnbuckles are turned and tightened, and both sides are tightened. It can be pulled and supported.
[0018]
  Next, the configuration of the side bumper and the drawing marker will be described. 5 is a front view showing the configuration of the side bumper and the drawing marker, FIG. 6 is a rear view showing the side bumper, FIG. 7 is a side sectional view, FIG. 8 is a plan view, and FIG. 9 is a slidable side bumper. FIG. 10 is a side sectional view showing the relationship between the side bumper, the first guide member, and the second guide member. FIG. 11 is a front enlarged view showing the support configuration of the base end of the drawing marker, FIG. 12 is a plan enlarged view, FIG. 13 is a front view showing the configuration of the bent portion of the drawing marker, and FIG. 14 is the drawing body and fertilizer. It is the side view which showed the relationship with this hopper.
[0019]
  The side bumper 85 will be described. As shown in FIG. 5, the side bumper 85 is supported on the front upper side of the left and right outer chain cases 21 and is slidable to the left and right. As shown in FIGS. 6 to 8, the side bumper 85 has a long pipe portion 85c arranged in the left-right horizontal direction, and curves from the outer end of the long pipe portion 85c and extends rearward and downward as shown in FIG. The short pipe portion 85d is configured. The short pipe portion 85d prevents an obstacle from colliding with the lower part of the seedling stage 16 from the side and the lower side during planting work at the heel or over the heel.
[0020]
  An elongated fin member 85a formed in an “L” shape in side view is welded and fixed to the front surface of the long pipe portion 85c (FIG. 7). The fin member 85a includes a substantially horizontal fin portion and a vertical portion for mounting. The rear surface of the vertical portion is welded and fixed to the front surface of the long pipe portion 85c, and the fin portion has a longitudinal direction. The guide groove 85b is cut out (FIGS. 7 and 8). Further, a wire guide 138 for horizontally supporting a tube covering a marker pulling wire 93 and a tube covering a lock releasing wire 113, which will be described later, is attached to the upper surface of the long pipe portion 85c by welding. 7 and 8). In this way, the fin member 85a is welded to the front surface of the long pipe portion 85c in a “L” shape in a side view, and the wire guide 138 is directly welded to the upper surface of the long pipe portion 85c. Compared to a configuration in which the end edge of the member is welded and fixed perpendicularly to the peripheral surface of the long pipe portion 85c to form a fin portion, and a wire guide is welded to the end portion of the fin portion, the fin portion and the wire The guide 138 can be made compact and its strength is improved, and even if a strong force is applied to the wire guide 138 when the drawing marker 130 is operated, the fin portion and the wire guide 138 are not easily deformed.
[0021]
  The structure which supports the said side bumper 85 so that sliding is possible is demonstrated. That is, as shown in FIG. 5 and FIG. 9, an “L” -shaped mounting stay 88 is fixed from the front surface of the lower part of the vertical rod 23 b of the planting frame to the front, and is attached to the lower half of the mounting stay 88. A recess is formed so as to open downward (not shown), and a first guide member 96 is fitted in the recess (FIGS. 9 and 10). The first guide member 96 has a substantially “L” shape in a side view and has a guide surface on the inside thereof, and is configured to guide the upper surface and the rear surface of the long pipe portion 85c of the side bumper 85 (FIG. 10). Further, a support plate 90 is fastened and fixed to the overhanging portion 21a of the chain case 21 by bolts 95 and 95 (FIGS. 5 and 9), and the support plate 90 is substantially formed by forming a recess 90a in the upper half thereof. The second guide member 97 is fitted in the concave portion 90a. As shown in FIGS. 9 and 10, the second guide member 97 has a front portion formed along the lower surface of the horizontal portion of the fin member 85a, and a rear portion formed in an “U” shape bent vertically as appropriate. Is used as a guide surface so that the front and rear surfaces and the substantially lower surface of the fin member 85a and the long pipe portion 85c of the side bumper 85 can be covered.
[0022]
  The long pipe portion 85 c of the side bumper 85 is inserted into the rear portion of the second guide member 97. At this time, the long pipe portion 85c is guided by the second guide member 97 on its substantially front and rear surfaces and lower surface, but at the same time, its first upper surface and substantially rear surface are guided by the first guide member 96. The position has been adjusted. Further, as shown in FIG. 10, the first guide member 91 and the second guide member 97 are attached so as to cause a difference in their attachment phases and to be inclined with respect to each other. As a result of configuring the first guide member 96 and the second guide member 97 as described above, the rear surface of the long pipe portion 85c can be guided by two guide surfaces having different inclinations. Generation of backlash is reliably prevented, and a sliding operation of a side bumper 85 described later can be performed smoothly.
[0023]
  As shown in FIG. 9, a knob screw 86 is inserted into the guide groove 85b formed on the fin member 85a of the long pipe portion 85c, and the knob screw 86 is screwed to the front portion of the second guide member 97. I am doing so. With this configuration, after the knob screw 86 is loosened and the side bumper 85 is slid left and right to a desired position, the side bumper 85 can be fixed at the desired position by tightening the knob screw 86. When the side bumper 85 is stored, the end portion of the lower guide rail 18 that supports the lower portion of the seedling table 16 so as to be slidable in the left-right direction is rotated and stored forward. In addition, the left and right width can be reduced.
[0024]
  As shown in FIG. 5, the side bumper 85 supports a drawing marker 130 according to the present invention so as to be housed and extended. Hereinafter, the drawing marker 130 will be described. That is, the drawing marker 130 includes a rod-like support rod 99 whose base end is supported so as to be capable of rotating up and down, a rod-like support arm 137 supported at the tip end of the support rod 99, and the support arm 137. The drawing body 136 is attached to the tip of the wire.
[0025]
  The structure which supports the above-mentioned support rod 99 of the drawing marker 130 so that rotation is possible is demonstrated. That is, as shown in FIG. 6, a pipe-shaped pin support portion 85g is formed in the vicinity of the outer end portion of the long pipe portion 85c of the side bumper 85. A pivot shaft 101 is rotatably inserted into the pin support portion 85g (FIGS. 11 and 12), and an undulating plate 100 of the drawing marker 130 is pivoted through the pivot shaft 101, and the pivot shaft is supported. 101 is a rotation fulcrum of the drawing marker 130. The direction of the pivot shaft 101 is substantially the front-rear direction orthogonal to the forward rising inclination of the seedling table 16, and the drawing marker 130 can be rotated left and right by the pivot shaft 101 immediately before the seedling table 16. It is supported by. A marker coil spring 103 is fitted on the outer periphery of the rear portion of the pivot shaft 101, and both ends thereof are respectively engaged with a locking member 104 provided on the rear surface of the undulating plate 100 and a locking plate 85e provided on the lower surface of the side bumper 85. Thus, the support rod 99 of the wire drawing marker 130 is urged in the direction of protruding left and right.
[0026]
  A marker pulling wire 93 is connected to the locking member 104 via a buffer spring. On the other hand, a roller 106 is pivotally supported on the front surface of the undulation plate 100, and the roller 106 is engaged with a marker stopper 110 described below disposed on the long pipe portion 85c. This marker stopper 110 is formed in a substantially “<” shape when viewed from the front (FIG. 11), and at one side thereof, a stopper groove is formed at the lower edge to form an engaging portion 110a, and at the other side portion. It is bifurcated into a pivotal support 110b. The pivot portion 110b is branched in the front-rear direction, the open surface straddles the side bumper 85, and is pivotally supported by the long pipe portion 85c of the side bumper 85 via the fulcrum shaft 111 parallel to the pivot shaft 101. .
[0027]
  A stopper coil spring 112 is fitted on the outer periphery of the front portion of the fulcrum shaft 111, and both ends of the stopper coil spring 112 are respectively engaged with the locking plate 85e on the lower surface of the side bumper 85 and the upper surface of the middle portion of the marker stopper 110. The marker stopper 110 is biased so that the upper portion of the marker stopper 110 rotates outward (on the roller 106 side). Further, one end of the unlocking wire 113 is connected to the middle part of the upper portion of the marker stopper 110 via a pin, and the other end of the unlocking wire 113 is connected to the above-mentioned planting lifting / lowering / work travel speed changing sub-shift lever 31. It is connected to.
[0028]
  The tube covering the marker pulling wire 93 and the tube covering the lock releasing wire 113 are supported by the wire guide 138 and extended toward the center of the machine body and then gently bent upward. It is supported by support plates 150 disposed on the left and right sides of the frame 23 (FIG. 5). The support plate 150 is horizontally provided with a vertical groove (not shown), and is configured to support the vertical direction by locking the tubes of both wires 93 and 113 in the groove. . Therefore, as described above, when the side bumper 85 is slid in the left-right direction, the wire guide 138 is moved in the left-right direction, but the wire tube and the wire are gently bent to smoothly follow the sliding. Can be made. This configuration, for example, prevents the wire tube from being caught in the support portion when the side bumper 85 is slid in the left-right direction, compared to a configuration in which the support plate is arranged vertically and the wire tube is supported in the left-right direction. There is an advantage that the sliding operation can be smoothly performed while avoiding an increase in operating force.
[0029]
  Next, a configuration in which the middle part of the drawing marker 130 can be bent will be described. That is, as shown in FIG. 13, a bending fulcrum support member 141 is fixed to the tip of the support rod 99, and a bending fulcrum pin 133 is supported on the bending fulcrum support member 141. One end of the joint member 134 is pivotally supported by the bending fulcrum pin 133, and the bending fulcrum pin 133 is used as a bending portion of the drawing marker 130. One end of the support arm 137 arranged in the horizontal direction is fixed to the joint member 134, and a drawing body 136 is attached to the tip of the support arm 137 via an arm bent rearward and downward.
[0030]
  Next, a configuration for bending and extending the drawing marker 130 in accordance with the turning up and down thereof will be mainly described with reference to FIG. A torsion spring-like return spring 135 is externally fitted to the bending fulcrum pin 133, and both ends of the return spring 135 are locked to the bending fulcrum support member 141 and the joint member 134. The return arm 135 urges the support arm 137 to rotate downward, and the drawing body 136 is urged downward. However, a restriction (not shown) is provided between the joint member 134 and the bending fulcrum support member 141. Means are provided, and the restricting means prevents the support arm 137 from being rotated beyond the position shown in FIG. 13 when the drawing marker is extended as shown in FIG.
[0031]
  A marker link 131 for bending and extending the drawing marker 130 is interposed between the vicinity of the proximal end of the drawing marker 130 and the joint member 134 (FIGS. 5 and 13). The marker link 131 is a rod-like member, and a base plate 139 is fixed to one end of the marker link 131 (FIGS. 11 and 12). A long hole 139a is formed in the base plate 139, and the marker link 131 extends in the longitudinal direction. This elongated hole 139a is used as a flexible mechanism for the marker link 131. On the other hand, an “L” -shaped fulcrum pin support portion 85f is fixed at the outer end of the long pipe portion 85c of the side bumper 85 (FIGS. 6 and 11, etc.), and the marker link fulcrum pin is attached to the fulcrum pin support portion 85f. 132 is fixed. As shown in FIG. 11, the marker link fulcrum pin 132 is inserted into the elongated hole 139 a of the base plate 139. The other end of the marker link 131 is pivotally connected to a position in the vicinity of the bending fulcrum pin 133 of the joint member 134 as shown in FIG.
[0032]
  The operation of the above configuration will be described. That is, in the state shown in FIG. 13 where the drawing marker is overhanging, the marker link fulcrum pin 132 abuts on one side end of the long hole 139a formed in the base plate 139 of the marker link as shown in FIG. Even if the soil resistance is generated during the drawing work and an upward force is applied to the drawing body 136, the support arm 137 is rotated upward by the marker link 131 being stretched against the force. Thus, the drawing body 136 can be surely drawn on the field without floating.
[0033]
  When the planting part 4 is raised from this state, the marker pulling wire 93 is pulled, and the support rod 99 of the line drawing marker 130 is lifted and lifted around the pivot shaft 101 described above. In the pulling process, the marker link fulcrum pin 132 gradually slides in the long hole 139a of the base plate 139 and finally comes into contact with the end of the long hole 139a opposite to the above. . When the support rod 99 is further lifted from this state, the marker link fulcrum pin 132 retracts the proximal end of the marker link 131, and the marker link 131 pulls the joint member 134, whereby the joint member 134 is moved to the return spring 135. The support arm 137 is also rotated by rotating around the bending fulcrum pin 133 against the elastic force of the rotation. In this way, the drawing marker 130 is bent as it rises, and the tip of the drawing marker 130 (that is, the tip of the drawing body 136) passes through a space higher than the bending fulcrum pin 133, as shown by a symbol P in FIG. Is drawn to a position on the inner side of the bending fulcrum pin 133 to be a storage position A which will be described later.
[0034]
  When the support rod 99 is rotated to a certain position, the roller 106 of the undulating plate 100 is locked in the stopper groove of the engaging portion 110a of the marker stopper 110. As a result, the drawing marker 130 is raised and bent. It is locked at the storage position (symbol A) indicated by the chain line in FIG. The degree of bending of the drawing marker 130 at the storage position A is determined by the length of the long hole 139a serving as the accommodation means. That is, when the long hole 139a is short, the marker link fulcrum pin 132 pulls in the marker link 131 at an earlier stage of the rotation process, so that the drawing marker 130 is bent more greatly before reaching the storage position. The Rukoto. Here, in the present invention, as shown in FIG. 5, the axis S of the support arm 137 in the storage position A is inclined toward the inward side of the vehicle from the vertical line T passing through the bending fulcrum pin 133. The length of the long hole 139a is set. Thus, since the drawing marker 130 is bent and stored so that the axis S of the support arm 137 is directed to the left and right inward sides of the machine body, the drawing body is set to protrude in the left and right directions in the upward rotation state. 136 will be drawn more into the aircraft. Therefore, the left and right protrusions of the drawing marker 130 from the main unit can be further reduced.
[0035]
  In this way, the drawing marker 130 is bent as it is raised to the storage position A, so that the position X of the drawing body 136 at the storage position as shown in FIG. Can be lowered. That is, in the case where the drawing marker 130 is stored without being bent, the position of the drawing body 136 is set to a high position indicated by reference numeral Y. When the planting portion 4 is lowered from this state, the drawing body 136 is applied with fertilizer. However, in the present invention, since the drawing marker 130 is bent and stored, the position of the drawing body 136 is indicated by the symbol X. In this state, even if the planting part 4 is lowered, the drawing body 136 can enter the space below the hopper 33 of the fertilizer applicator, and deformation of the drawing marker 130 can be avoided. . This brings about the improvement of the freedom degree of the design of the arrangement position of the planting part 4. FIG. For example, since the distance (distance L shown in FIG. 14) between the link fulcrum O of the elevating link mechanism 27 of the planting part and the connection pipe 29 of the planting part can be shortened, a compact rice transplanter with a short overall length is configured. It will be possible.
[0036]
  On the other hand, when the drawing marker 130 is extended from the storage position so as to draw a line on the farm field, by operating the auxiliary shifting lever 31 for planting raising / lowering / working running speed change to either the left or right side, the lock on the operated side is locked. The release wire 113 is pulled, the marker stopper 110 is lifted, the roller 106 that has been locked to the engaging portion 110a is removed, the support rod 99 of the drawing marker 130 is its own weight, and the biasing force of the marker coil spring 103 is Is rotated outward and downward. At this time, the retraction of the marker link 131 by the marker link fulcrum pin 132 is gradually released, and the joint member 134 rotates about the bending fulcrum pin 133 by the elastic force of the return spring 135, The support arm 137 is also rotated. In this way, the drawing marker 130 expands as it descends and returns to the state shown in FIG. In the state shown in FIG. 13, when the operating force of the planting elevating / working traveling speed change sub-shift lever 31 is released, the marker stopper 110 is rotated by the biasing force of the stopper coil spring 112, and the engaging portion 110 a of the marker stopper 110. The leading end abuts on the roller 106 and presses the roller 106 downward. As a result, in addition to the downward urging force by the marker coil spring 103, the urging force by the stopper coil spring 112 acts on the drawing marker 130, and by the downward pressing by these urging forces (the marker link described above) The drawing body 136 is always rushed into the field without being lifted (in combination with the tensioning action of 131), so that the line can be surely drawn on the field.
[0037]
  Next, in order to prevent the drawing marker 130 from getting in the way during traveling or storage, the drawing marker 130 is pulled up to be in the storage position, and is locked immediately before the right and left ends of the seedling stage 16. The marker storage hook 116 will be described. The marker storage hook 116 is a linear member. As shown in FIGS. 3 and 4, one end of the marker storage hook 116 is fixed to the upper portion of the planting frame 23 (more precisely, the vertical rod 23b), and the other end side is substantially omitted. After being pulled out forward in the horizontal direction, it is bent upward and rearward to constitute a locking portion.
[0038]
  In the marker storage hook 116 configured as described above, the drawing marker 130 at the storage position A is drawn and the intermediate portion thereof is inserted into the locking portion, whereby the drawing marker 130 is changed to the symbol B in FIG. It can be locked and held at the position of the chain line shown.
[0039]
  As described above, the marker storage hook 116 is provided so as to protrude toward the front of the machine body. Therefore, the support arm 137 that is substantially left and right by the bending of the drawing marker 130 can be easily locked to the marker storage hook 116 without bending. Further, even if the side bumper 85 is slid left and right with the marker storage hook 116 locked, the support arm 137 is substantially left and right, so that the support arm 137 is locked to the marker storage hook. Therefore, the drawing marker 130 can be prevented from being deformed or damaged due to an excessive force. Further, since the marker storage hook 116 does not protrude outward from the left and right sides of the machine body, it can be configured compactly, and troubles such as deformation and breakage of the hook by hooking the marker storage hook during transportation can be prevented. .
[0040]
【The invention's effect】
  Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
  As shown in claim 1, drawing markers (130) provided on the left and right sides of the planting part (4) of the rice transplanter, wherein the proximal end of the drawing marker (130) is a pivot shaft (rotating fulcrum). 101), and a bending fulcrum pin (133), which is a bending portion, is provided in the middle of the drawing marker (130) so that it can be extended and stored. The drawing body (136) at the tip of the drawing marker (130) passes through a space higher than the bending fulcrum pin (133), which is a bending part, and is positioned inward of the bending fulcrum pin (133), which is the bending part. In the storage position A where the drawing marker (130) is stored, the axis (S) of the support arm (137) is a straight line in the vertical direction passing through the bending fulcrum pin (133). (T) Since it is bent at the above-mentioned bending part so as to be inclined toward the inward side of the aircraft body, the drawing body that is oriented to protrude left and right in the upwardly rotated state will be drawn more toward the inside of the aircraft body, The left and right protrusions of the drawing marker from this unit can be made smaller. As a result, it is possible to prevent the drawing marker from being caught and damaged when traveling on the road moving from the field to the field or turning.
[0041]
  AlsoThe joint member is provided with a marker link (131) for bending and extending the drawing marker (130), and one end of the marker link (131) is pivotally supported by the bending fulcrum pin (133). The support arm (137) is fixed to one end of the joint member (134), and a drawing body (136) is attached to the tip of the support arm (137). 131) is fixed to the base plate (139). The base plate (139) is provided with a long hole (139a), and the longitudinal direction of the long hole (139a) is set to the axis of the marker link (131). Marker link fulcrum projecting in the vicinity of the pivot shaft (101), which is the rotation fulcrum of the drawing marker (130), using the elongated hole (139a) as a mechanism for accommodating the marker link (131). pin 132) is inserted into and connected to the elongated hole (139a), so that the marker link is stretched to support the resistance due to the soil during the drawing operation, so that the drawing marker is bent from the bent portion and the drawing body is lifted to the field The drawn lines are not interrupted. Also, when the marker is pulled up, the marker link is drawn and the drawing marker is bent, while when the marker is extended, the drawing is released and the drawing marker is extended, and the drawing marker is bent and stretched with a simple structure of only the link. Configuration is achieved.
  Furthermore, the bending angle of the drawing marker at the storage position can be arbitrarily adjusted by adjusting the marker link accommodation mechanism.
[0042]
  As shown in claim 2,In order to prevent the drawing marker (130) from getting in the way during traveling or storage, the drawing marker (130) is pulled up to the storage position (A), and the drawing marker (130) is further moved to the locking position ( B) is provided with a marker storage hook (116) for entering and locking the intermediate portion into the locking portion, and the marker storage hook (116) is provided with the vertical hook (23b) of the planting frame (23). One end is fixed to the upper part, and the other end side is pulled out substantially horizontally and then bent and protruded in the front-rear direction of the fuselage.If the drawing marker is supported by the side bumper, the side bumper slides. The drawing marker is moved to the left and right by the movement, but the left and right direction for sliding the side bumper and the direction of the marker storage hook in the locked state are substantially the same. At any position by moving, it can reliably lock the drawn marker in the marker housing hooks.
  In addition, the marker storage hook does not protrude outward from the left and right sides of the aircraft, and the aircraft width direction can be configured compactly. The marker storage hook can be hooked and deformed or broken during transportation of the aircraft. Since troubles can be prevented, transportation costs at the time of shipment can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a rice transplanter provided with a planting frame of the present invention.
FIG. 2 is a rear view in which a divided seedling stage is stored on the main seedling stage.
FIG. 3 is a side view of a planting part.
FIG. 4 is a front view of a planting frame.
FIG. 5 is a front view showing a configuration of a side bumper and a drawing marker.
FIG. 6 is a rear view showing a side bumper.
FIG. 7 is a side sectional view of the same.
FIG. 8 is also a plan view.
FIG. 9 is a side sectional view showing a configuration for slidably supporting a side bumper.
FIG. 10 is a side sectional view showing a relationship between a side bumper, a first guide member, and a second guide member.
FIG. 11 is an enlarged front view showing the support configuration of the base end of the drawing marker.
FIG. 12 is an enlarged plan view of the same.
FIG. 13 is a front view showing a configuration of a bent portion of a drawing marker.
FIG. 14 is a side view showing a relationship between a wire drawing body and a hopper of a fertilizer applicator.
[Explanation of symbols]
  16 Seedling stand
  85 Side bumper
  101 Pivot shaft (rotating fulcrum of the drawing marker)
  116 Marker storage hook
  130 Drawing marker
  131 Marker link
  133 Bending fulcrum pin (bending part)
  136 Drawing body
  137 Support arm
  139a Long hole (flexibility mechanism)

Claims

A drawing marker (130) provided on the left and right sides of the planting part (4) of the rice transplanter, wherein the base end of the drawing marker (130) is pivoted up and down on a pivot shaft (101) which is a pivot fulcrum. A bending fulcrum pin (133), which is a bending portion, is provided in the middle of the drawing marker (130) so that it can be extended and stored. The drawing body (136) at the distal end passes through a space higher than the bending fulcrum pin (133) that is a bending portion, and is drawn into the position on the inner side of the bending fulcrum pin (133) that is the bending portion and stored. In the storage position A in which the drawing marker (130) is stored, the axis (S) of the support arm (137) is closer to the body than the straight line (T) in the vertical direction passing through the bending fulcrum pin (133). Lean to the side So as to be, is bent at the bending site, 該線pull the marker (130) interposed the marker link (131) for bending stretching, the end of the marker link (131), the bent support pin (133 ) Pivotally connected to a joint member (134) pivotally supported, and one end of the support arm (137) is fixed to the joint member (134), and the tip of the support arm (137) is drawn. The body (136) is attached, and the base plate (139) is fixed to the other end of the marker link (131). The base plate (139) is provided with a long hole (139a), and the long hole (139a) The longitudinal direction is made to coincide with the axial direction of the marker link (131), the elongated hole (139a) is used as the interchange mechanism of the marker link (131), and the pivot shaft (which is the rotation fulcrum of the drawing marker (130)) 101) The projecting markers linked fulcrum pin (132) in the vicinity, characterized in that is inserted connected to the slot (139a), drawing markers rice transplanter.

The drawing marker of the rice transplanter according to claim 1 , wherein the drawing marker (130) is pulled up to the storage position (A) so that the drawing marker (130) does not get in the way during running or storage. Further, a marker storage hook (116) for pulling the drawing marker (130) to the locking position (B) and entering and locking the intermediate portion into the locking portion is provided. The marker storage hook (116) One end of the planting frame (23) is fixed to the upper part of the vertical rod (23b), and the other end is pulled out substantially horizontally and then bent and protruded in the front-rear direction of the airframe. , Liner marker of rice transplanter.