JP4042479B2 - Forklift seats and reach forklifts - Google Patents

Forklift seats and reach forklifts Download PDF

Info

Publication number
JP4042479B2
JP4042479B2 JP2002185100A JP2002185100A JP4042479B2 JP 4042479 B2 JP4042479 B2 JP 4042479B2 JP 2002185100 A JP2002185100 A JP 2002185100A JP 2002185100 A JP2002185100 A JP 2002185100A JP 4042479 B2 JP4042479 B2 JP 4042479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
forklift
sheet
sheet body
working position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002185100A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003081587A (en
Inventor
隆治 中野
泰將 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2002185100A priority Critical patent/JP4042479B2/en
Publication of JP2003081587A publication Critical patent/JP2003081587A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4042479B2 publication Critical patent/JP4042479B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトのシートに係り、例えば立ち席型の運転室を有するリーチフォークリフトに好適なシート、及び該シートを運転室に配設したリーチフォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
立ち席型の運転室を備えたリーチフォークリフトにおいて、立ち席型の運転室は、通常、車体後部に設定されている。運転室は箱形フレーム、フロントフレーム及びサイドフレームにて三方を囲まれた平面視で矩形の空間をもって構成されており、後部には乗降口を備えた構成となっている。
【0003】
立ち席型の場合、作業者の乗降頻度が高い使用形態では有効な反面、連続運転時に対しては疲労を伴う。この点を考慮して、運転室に簡易なシートを備えたものが提案されており、このようなシートは、例えば、特開2000−169094号公報に開示されている。
【0004】
上記公報に記載のリーチフォークリフトでは、運転室の壁面に、背当て部と、腰掛けとしても使用可能な腰当て部とから構成されるオペレータシートが備えられており、そのオペレータシートは、シート全体が前後、左右に角度を変えることが可能に構成され、かつ高さ調整が可能に構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、作業者はその体格が様々であり、また運転姿勢についても前向き、横向き等、好みがある。上記公報記載のオペレータシートの場合、向きの調整及び高さ調整が可能に構成されてはいるが、操作機器に対する作業者の対面方向を調整できるに止まる。すなわち、座面に対する作業者の着座態様(座面に対する作業者の座り方)は、一つの形態に限られるものであり、これでは作業者の多様な運転姿勢や体格に対して十分かつ快適なドライビングポジションを提供することが難しく、使い勝手が悪い。
【0006】
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使い勝手の良いフォークリフトのシート、及び該シートを運転室に配設したリーチフォークリフトを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載のフォークリフトのシートは、作業者着座用のシート体を有する。このシート体は、相互に交差する長軸方向と短軸方向とを有するとともに、座面内に回転中心を備えており、その回転中心回りに回転することで平面内での向きが可変とされている。そして、前記シート体は、軸の軸線回りに回転することで前記平面内での向きが可変とされ、作業位置と、その作業位置から離間する格納位置との間を前記軸と共に変位可能とされ、少なくとも作業位置へ変位された状態では、該作業位置に固定可能とされている。
【0009】
上記のように構成されたシート体は、その向きを変えることで二通りに使い分けることができる。一つは作業者から見て長軸方向が左右方向となるように向きを定めて座る横長の使用態様であり、他の一つは短軸方向が左右方向となるように向きを定めて座る縦長の使用態様である。横長の向きでの使用態様は、例えば座面に対して軽く体重を掛ける程度で浅く座るような場合に好適であり、他方、縦長の向きでの使用態様は、座面に対して体重を掛けて深く座る、例えば座面に跨るように座るような場合に好適である。
【0010】
従って、座面に深く腰掛ける使用形態においては、作業者が座面を跨いで座ることができるように、短軸方向の長さを設定することが好ましい。座面を跨ぐように腰掛けたときは、大腿部でシート体を挟み込むことができる。このため、安定した姿勢を得ることができる。また、シート体は、上記のような作業者に対する向き変えによる使い分けが可能なことに加え、操作機器に対する作業者の対面方向についても好みの方向に変えることができる。
【0011】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、座面の向きを変えて使い分けることができるとともに、操作機器に対する作業者の向きを任意に変更できるものであり、作業者の体格に応じたあるいは好みに応じた快適なドライブポジションを得ることができ、使い勝手に優れる。
【0012】
また、請求項1に記載の発明によれば、シート体は、作業位置と、その作業位置から離間する格納位置との間を変位可能とされ、少なくとも作業位置へ変位された状態では、該作業位置に固定可能とされている。このことにより、立ち席型の運転室を有するリーチフォークリフトに適用した場合において、作業者の好みに応じて使用あるいは不使用の選択が可能となる。また、使用中においては、シート体のふらつきが抑えられ、安定感を得ることができる。
シート体は、請求項2に記載したように、平面視で楕円形であることを特徴とする。このような構成によれば、見栄えの良好なシート体を提供できる。
また、請求項3に記載のフォークリフトのシートは、作業者着座用のシート体を有する。このシート体は、座面が略円筒の外周面の一部を含む形状であるとともに、座面内に回転中心を備えており、その回転中心回りに回転することで平面内での向きが可変とされている。そして、前記シート体は、軸の軸線回りに回転することで前記平面内での向きが可変とされ、作業位置と、その作業位置から離間する格納位置との間を前記軸と共に変位可能とされ、少なくとも作業位置へ変位された状態では、該作業位置に固定可能とされている。この発明によれば、着座位置にかかわらず快適なすわり心地を提供できる。また、シート体は、作業位置と、その作業位置から離間する格納位置との間を変位可能とされ、少なくとも作業位置へ変位された状態では、該作業位置に固定可能とされている。このことにより、立ち席型の運転室を有するリーチフォークリフトに適用した場合において、作業者の好みに応じて使用あるいは不使用の選択が可能となる。また、使用中においては、シート体のふらつきが抑えられ、安定感を得ることができる。
【0013】
さらに、シート体は、請求項4に記載したように、円筒である。この発明によれば、着座位置にかかわらず、またシート体にもたれかかる位置にもかかわらず快適なすわり心地を提供できる。
【0014】
また、シート体は、請求項5に記載したように、座面高さが調整可能に構成されている。このような構成によれば、作業者の体格に応じたより快適なドライブポジションを得ることができる。
【0015】
この場合において、シート体の座面高さ調整は、請求項6に記載したように、該シート体の回転中心線上に配置されたねじ機構の回転動作によって可能とされている。このような構成によれば、シート体の向きの変更機能と、高さ調整機能とを兼用できるとともに、無段階にきめ細かい高さ調整が可能である。
【0016】
また、請求項7に記載したように、前記シート体は、前記作業位置と前記格納位置との間を変位させるアームを備え、前記軸を介して該アームに支持されている
【0017】
請求項8に記載のリーチフォークリフトにおいては、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシートを運転室に配設している
【0018】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はリーチフォークリフトを示す斜視図である。図示のように、リーチフォークリフト1は、車体2の前方にマスト3を備えている。マスト3には図示省略のリフトシリンダを駆動源とする昇降装置によって昇降されるリフトブラケット4が配設され、そのリフトブラケット4に左右一対のフォーク5が取り付けられている。車体2の前部には左右一対のリーチレッグ6が水平に延在され、そのリーチレッグ6の先端には従動輪7が備えられている。マスト3はリーチレッグ6に沿って前後方向に摺動可能に取り付けられ、図示省略のリーチシリンダによって移動される。また、車体2の後部側の下部には、図示省略の駆動装置にて駆動される駆動輪8が配設されている。
【0019】
図2及び図3に示すように、立ち席型の運転室10は、車体2の後部右側に設けられている。運転室10は、箱形フレーム11と、この箱形フレーム11の前側に一体的に形成されたフロントフレーム12と、このフロントフレーム12の右端部から後方に延在するサイドフレーム13とよって三方を囲まれた平面視で矩形の空間部をもって構成されており、後側に乗降口14を備えた構成となっている。なお、箱形フレーム11にはステアリングハンドル15が配設され、フロントフレーム12には荷役操作用及び走行操作用の複数本の操作レバー16が配設され、またフロアには図示省略のブレーキペダルが配設されている。
【0020】
運転室10には作業者着座用としての簡易型のシート20が配設されている。シート20は、シート体としてのシートクッション体21及び背もたれ部22とから構成され、それらは、運転室10の壁面を構成するサイドフレーム13に対して独立した形態で個々に取り付けられている。
【0021】
以下、シートクッション体21の取付構造を図4〜図7に基づいて説明する。サイドフレーム13に上下一対のボス23が溶接で取り付けられ、両ボス23にはそれぞれ矩形のブラケット24がボルト25にて固着されている。上下のブラケット24間には支軸26が垂直方向に貫通されるとともに、止めねじ27にて固着されている。支軸26にはスイングアーム28の基部側に形成された基部側円筒部28aが回動可能に嵌合されている。スイングアーム28はサイドフレーム13の壁面から運転室10の中央部に向かって延在されるとともに、その先端部においてシートクッション体21を支持している。
【0022】
すなわち、シートクッション体21は、運転室10の壁面付近に回動支点を有するスイングアーム28によって水平回動可能に支持され、これにより図2及び図4において実線で示す作業位置と、仮想線で示す格納位置とに変位可能とされている。作業位置は作業者が着座状態でステアリングハンドル15や荷役用あるいは走行用の操作レバー16等の操作機器を操作し易い位置に設定される。他方、格納位置は作業者が立ち姿勢で運転するとき及び乗降時に邪魔にならない位置が好ましく、本実施の形態では運転室10内の前側の右隅に設定されている。
【0023】
なお、スイングアーム28の基部側円筒部28aと支軸26との嵌合面間には、図5及び図6に示すように、樹脂ブッシュ29が介在されており、これによりシートクッション体21の位置替え用の回動動作の円滑化が図られている。また、下側のブラケット24の上面には、上面が平坦なリング状の受け台24aが形成され、該受け台24aはスイングアーム28の基部側円筒部28aの下端面に摺動可能に当接し、該円筒部28aに作用する下向きの荷重を受けている。
【0024】
また、図5〜図7に示すように、受け台24aの上面には円周上の一部に矩形のロック溝24bが形成され、これに対応して基部側円筒部28aの下側端面に矩形の角爪28bが形成されている。そして、この角爪28bとロック溝24bとの係合によってスイングアーム28の回動が固定される構成となっている。すなわち、角爪28bとロック溝24bとによってシートクッション体21を作業位置に固定するロック機構30が構成されており、このロック機構30による固定は、スイングアーム28を持ち上げて角爪28bをロック溝24bから離脱することで解除される。この解除のために基部側円筒部28aの上側端面と上側のブラケット24の下面との間には所定の隙間Cが設定されている。
【0025】
シートクッション体21は、図5に示すように、スイングアーム28の先端部にねじ機構31を介して回転可能にかつ高さ調整可能に支持されている。ねじ機構31はシートクッション体21の下面から下方に垂直に延在されるとともに外周面に雄ネジを有するねじ軸32と、スイングアーム28の先端に形成されるとともに内周面に雌ねじを有する先端側円筒部28cとから構成されている。なお、ねじ機構31のねじの種類としては、移動用として好適な台形ねじが用いられている。このように、シートクッション体21は、その座面中心部に回転中心を有し、右回りにあるいは左回りに回転させることによって座面高さを調整することができる。
【0026】
また、シートクッション体21の座面は、平面視で楕円形に形成されている。すなわち、相互に直交する長軸方向と短軸方向とを有する形状であり、図4に示すように、座面中心部の回転中心回りに回転することで平面内での向きが可変とされている。なお、長軸方向と短軸方向の長さ比は、大凡3:2に設定され、短軸方向の長さは、標準的体格の作業者が楽に跨いで座ることが可能なサイズに設定される。
【0027】
なお、背もたれ部22は、図2及び図3に示すように、作業位置へ変位されたシートクッション体21に対応するように、サイドフレーム13の上部に固着されている。この背もたれ部22は、シートクッション体21から独立され、シートクッション体21の格納位置への変位動作に対して干渉しないような形状に設定される。
【0028】
上記のように構成された本実施の形態によれば、シートクッション体21を作業位置へ位置決めした状態において、ねじ軸32の軸線回りに回転させてその向きを変えることで、2通りの座り方で使用することができる。1つは作業者から見て座面の短軸方向が左右方向となるように縦方向の向きに座る使い方(図4の仮想線参照)であり、他の1つは長軸方向が左右方向となるように横方向の向きに座る(図4の実線参照)使い方である。
【0029】
例えば、体重を掛けて深く座りたいときは、座面の短軸方向を左右方向にして、跨るように座る。このような座り方は、例えば比較的長い区間を移動するような場合に好適である。一方、軽く体重を掛ける程度で浅く座りたいときは、座面の長軸方向を左右方向にして、横方向に座る。このような座り方は、例えば荷物の積み付け、取り降ろしを行うような場合に好適である。
【0030】
すなわち、本実施の形態によれば、座面に対する座り方に応じてシートクッション体21の向きを変更することで、運転の形態(作業の種類)に適応したあるいは体格に応じた使い方を得ることができる。
【0031】
また、本実施の形態によれば、上記の座面の方向を変えることによる使い分けのほか、ねじ軸32の軸線回りに回動させることによって、操作機器に対する作業者の対面方向を無段階で任意に変えることができるとともに、座面の高さを調整することができる。このため、身体の正面をステアリングハンドル15に向けて運転する、あるいは操作レバー16に向けて運転する等、作業者の好みに応じた運転姿勢が得られ、また作業者の体格に対応した着座姿勢を得ることが可能である等、作業者が希望する多様な運転姿勢に対応できる。すなわち、本実施の形態に係るシートクッション体21によれば、作業者に対して快適なドライブポジションを提供することができるものであり、使い勝手に優れる。
【0032】
この場合において、本実施の形態においては、スイングアーム28の先端にねじ機構31を介してシートクッション体21を回転可能に設けたことにより、シートクッション体21の向きの変更機能と、高さ調整機能とを兼用できるとともに、無段階にきめ細かい高さ調整が可能である。
【0033】
また、立ち姿勢で運転したい場合には、ロック機構30によるシートロックを解除後、シートクッション体21をスイングアーム28と共に回動させて格納位置に格納できるため、立ち姿勢での運転を邪魔することはない。この場合、シートクッション体21は、スイングアーム28の回動支点と、スイングアーム28に対するそれ自体の回転との2つの回動支点を有するため、図4に仮想線で示す如く、運転室10の隅部(コーナー)に楕円形がぴったりと納まる向きで格納することができる。この場合において、受け台24aの上面に角爪28bが係合可能な格納用のロック溝を設けることで、格納位置にロックできる構成に変更することが可能である。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。この実施の形態は、シートクッション体21の高さ調整及び格納に関する変更例である。変更例に係るシートクッション体21は、運転室10のサイドフレーム13に着脱可能な固定アーム33によって支持される構成となっている。すなわち、固定アーム33は、基部側に上下方向に延在する平板状の基板34を有し、先端部にはシートクッション体21を回転可能に支持する円筒支持部36を有している。そして、基板34の上側には着脱用の複数(2個)のフック35を横並びに備えている。
【0034】
一方、サイドフレーム13側には、取付板37が縦向きに取り付けられている。取付板37は、サイドフレーム13にスペーサ38を介して所定の隙間を隔てた状態でボルト39にて固着されており、上下方向に所定間隔で並設されたアーム着脱用の複数個の係止孔40を備えている。そして、図8に仮想線で示すように、上下の係止孔40に対する固定アーム33のフック35の掛け替えによってシートクッション体21の座面高さが調整可能とされている。
【0035】
シートクッション体21は中央下面に回転軸41を有する。回転軸41は固定アーム33の円筒支持部36内にブッシュ42を介して回転可能に嵌合されるとともに、貫通端部においてスナップリング43等の抜止部材にて抜け止めされる。なお、シートクッション体21の座面形状は、前述した実施の形態と同様の楕円形に形成されている。
【0036】
従って、上記のような構成を備えた第二実施形態によれば、前述した第一実施形態と同様に、シートクッション体21を回転軸41の軸線回りに回転させることによって、座面の向きを変えることによる使い分けが可能なこと、操作機器に対する作業者の対面方向を自由に変えられること、座面の高さ調整が可能なこと等、作業者に対して快適なドライブポジションを提供することができる。
【0037】
また、掛け替えによる座面の高さ調整式は、調整操作に若干の煩わしさを伴う反面、構造が簡素であり安価に製作できる。また、不使用時には取付板37から取り外して適当な場所に格納することができる。
(第三実施形態)
次にシート体の形状を変更した第三実施形態について図10及び図11(a),(b)に基づいて説明する。
【0038】
シート体51は円筒形状を有しており、第一実施形態と同様に、座面中心部の回転中心回りに回転することで平面内での向きが可変とされている。シート体51が円筒形状を有すること以外は、第一実施形態の構成と同様であって、シート体51は、運転室10の壁面付近に回動支点を有するスイングアーム28によって水平回動可能に支持されている。
【0039】
シート体51は、作業位置へ位置決めした状態で、ねじ軸52の軸線回りに回転させてその向きを変えることで、第一実施形態と同様に、2通りの座り方で使用することができる。1つは作業者から見て座面の円筒軸方向が前後方向となるように縦方向の向きに座る使い方(図10の仮想線参照)であり、他の1つは円筒軸方向が左右方向となるように横方向の向きに座る(図10、及び図11(a),(b)の実線参照)使い方である。その他、ねじ軸52の軸線回りに回動させることによって、操作機器に対する作業者の対面方向を無段階で任意に変えることができる。
【0040】
図11(a),(b)に示すように、シート体51は、ねじ軸52の先端部に溶接されている鉄製の円筒体51aと、円筒体51aを包むウレタン製のシートクッション層51bと、このシートクッション層51bの表面に巻かれているゴム製の表皮51cとから構成されている。もちろん、円筒体51aの表面(外周面)にゴムシートを巻いただけの構成を採用することもできるし、さらに円筒体51aだけでシート体51を構成することもできる。
【0041】
シート体51は、図11(a)の仮想線に示すように、スイングアーム28の先端部にねじ機構31を介して回転可能にかつ高さ調整可能に支持されている。ねじ機構31はシート体51の下面から下方に垂直に延在されるとともに外周面に雄ネジを有するねじ軸52と、スイングアーム28の先端に形成されるとともに内周面に雌ねじを有する先端側円筒部28cとから構成されている。このように、シート体51は、その座面中心部に回転中心を有し、右回りにあるいは左回りに回転させることによって座面高さを調整することができる。
【0042】
また、板状のシートと比較して、軽く腰を降ろしても、深く腰掛けても臀部がシート体51の円弧面に当たるため、座ったときに作業者が臀部の痛みを感じにくくなる。さらに、シート体51が筒体(円筒体)であることから中実体(円柱体)に比べて比熱が小さくなるため、暑い時期は冷えやすく座った際の熱さがさほど気にならず、寒い時期は座ったときに比較的早く温まりやすい。
【0043】
なお、本発明は上記各実施形態に限定されず、以下の変形例を採用できる。
○ 第一実施形態において、シートクッション体の座面形状は楕円形とは限らない。例えば、長方形であったり、角部を面取りした長方形に変更した態様でもよい。
【0044】
○ 第一〜第三実施形態において、シートクッション体21又はシート体51の支持部はサイドフレーム13とは限らない。例えば、フロアを利用してもよい。
【0045】
○ 第一〜第三実施形態において、シートクッション体21又はシート体51の回転中心は必ずしも座面中心部に限られない。例えば、シートクッション体21やシート体51の端部など、座面内であればよい。
【0046】
○ 第一実施形態において、運転室10は後面部に乗降口14を有する構成とは限らない。例えば、乗降口14を側面部に形成してもよい。その場合、シートクッション体21の支持部はリヤフレームに設定することが好ましい。
【0047】
○ 第三実施形態におけるシート体51は円筒であるとは限らない。例えば図12(a)に示すように相対向する上下二面が平行となるとともにそれ以外の部位が円弧面となる略円筒形状のシート体61や、図12(b)に示すような円筒を径方向に扁平化し曲率が連続的に変化する略円筒形状のシート体62を採用することもできる。もちろんシート体は円柱や略円柱でもよい。
【0048】
○ 第三実施形態において、シート体51は筒状であるとは限らない。シート体の座面が略円筒の外周面の一部を含む形状であればよい。例えば図13(a)に示すように略円柱の一部をカットした断面略半月形状の中実体からなるシート体63や、図13(b)に示すように略円筒の一部をカットしたハーフパイプ形状のシート体64を採用することもできる。このような構成であっても、座面(座ったときに臀部が当たる面部)が略円筒の外周面(ここで略円筒は外周面形状を特定するために例示的に挙げたまでで、外周面形状が同じであれば筒体でなく中実体でもよい)の一部からなる形状、あるいはその一部を含む形状であれば、座ったときに臀部に痛みが感じにくくなる。
【0049】
○ シート体51は、円筒、略円筒、円柱又は略円柱を軸方向に若干凸又は凹に湾曲させたその外周面形状の一部を座面に有するものであってもよい。
前記実施形態及び変形例から把握される技術思想を以下に記載する。
【0050】
請求項3に記載の発明において、シート体は、座面が略円筒の外周面の一部からなる形状である。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、使い勝手の良いフォークリフトのシート、及び該シートを運転室に配設したリーチフォークリフトを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態のリーチフォークリフトを示す斜視図である。
【図2】リーチフォークリフトの運転室を示す平面図である。
【図3】リーチフォークリフトの運転室を示す背面図である。
【図4】シートクッション体の取付構造を示す平面図である。
【図5】シートクッション体の取付構造を示す一部破断後面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】受け台付きブラケットの斜視図である。
【図8】第二実施形態に係るシートクッション体の取付構造を示す後面図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】第三実施形態における円筒状シート体の取付構造を示す平面図である。
【図11】円筒状シート体の取付構造を示し、(a)は一部破断正面図、(b)は一部破断側面図である。
【図12】別例のシート体を示す一部破断側面図である。
【図13】別例のシート体を示す一部破断側面図である。
【符号の説明】
1…リーチフォークリフト、2…車体、10…運転室、13…サイドフレーム、20…シート、21…シート体としてのシートクッション体、28…スイングアーム、30…ロック機構、31…ねじ機構、51,61,62,63,64…シート体。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat of a forklift, for example , a seat suitable for a reach forklift having a standing-type driver's cab, and a reach forklift having the seat arranged in the driver's cab .
[0002]
[Prior art]
In a reach forklift provided with a standing seat type driver's cab, the standing seat type driver's cab is usually set at the rear of the vehicle body. The cab is configured with a rectangular space in plan view surrounded by three sides by a box-shaped frame, a front frame, and a side frame, and has a configuration with a doorway at the rear.
[0003]
In the case of the standing type, it is effective in the usage pattern in which the frequency of getting on and off by the worker is high, but it is accompanied by fatigue during continuous operation. In consideration of this point, a cab equipped with a simple seat has been proposed, and such a seat is disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-169094.
[0004]
In the reach forklift described in the above publication, an operator seat composed of a back rest and a stool that can also be used as a stool is provided on the wall of the operator's cab. It is configured such that the angle can be changed from front to back and from side to side, and the height can be adjusted.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the workers have various physiques and have a preference for driving postures such as forward-facing and lateral orientation. In the case of the operator seat described in the above publication, the orientation and height can be adjusted, but the operator's facing direction with respect to the operating device can be adjusted. That is, the operator's seating mode (the way the operator sits on the seating surface) is limited to one form, which is sufficient and comfortable for the operator's various driving postures and physiques. It is difficult to provide a driving position and it is not easy to use.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a user-friendly forklift seat and a reach forklift in which the seat is disposed in a cab. is there.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a forklift seat according to a first aspect of the present invention has a seat for seating an operator. The sheet body has a major axis direction and a minor axis direction intersecting with each other, and has a rotation center in the seating surface. By rotating around the rotation center, the orientation in the plane can be changed. ing. The sheet body is rotated about the axis of the shaft to change the orientation in the plane, and can be displaced together with the shaft between a working position and a storage position separated from the working position. At least in the state of being displaced to the work position, the work position can be fixed.
[0009]
The sheet body configured as described above can be selectively used in two ways by changing the direction of the sheet body. One is a horizontally long usage mode in which the long axis direction is set to the left and right direction as viewed from the operator, and the other is to sit with the direction set so that the short axis direction is the left and right direction. This is a vertically long usage mode. The usage mode in the landscape orientation is suitable, for example, when the user sits lightly on the seating surface and is shallow, while the usage mode in the portrait orientation is applied to the seating surface. It is suitable when sitting deeply, for example, sitting on the seating surface.
[0010]
Therefore, in the usage mode in which the user sits deeply on the seating surface, it is preferable to set the length in the minor axis direction so that the operator can sit across the seating surface. When seated so as to straddle the seat surface, the sheet body can be sandwiched between the thighs. For this reason, a stable posture can be obtained. Further, the sheet body can be selectively used by changing the orientation with respect to the worker as described above, and the facing direction of the worker with respect to the operating device can be changed to a desired direction.
[0011]
That is, according to the first aspect of the present invention, the orientation of the seating surface can be changed and used properly, and the orientation of the operator with respect to the operating device can be arbitrarily changed, depending on the physique of the operator or You can get a comfortable drive position according to your preference and it is easy to use.
[0012]
According to the first aspect of the present invention, the sheet body is displaceable between the work position and a storage position separated from the work position, and at least in the state of being displaced to the work position, the work body The position can be fixed. As a result, when applied to a reach forklift having a standing seat type driver's cab, it is possible to select use or non-use according to the preference of the operator. Further, during use, the sheet body can be prevented from wobbling and a sense of stability can be obtained.
According to a second aspect of the present invention, the sheet body has an elliptical shape in plan view. According to such a configuration, a good-looking sheet body can be provided.
The seat of the forklift according to claim 3 has a seat for seating an operator. The seat has a shape that includes a part of the outer peripheral surface of a substantially cylindrical seat, and has a center of rotation within the seat, and the orientation in the plane can be changed by rotating around the center of rotation. It is said that. The sheet body is rotated about the axis of the shaft to change the orientation in the plane, and can be displaced together with the shaft between a working position and a storage position separated from the working position. At least in the state of being displaced to the work position, the work position can be fixed. According to the present invention, a comfortable sitting comfort can be provided regardless of the sitting position. Further, the sheet body can be displaced between a work position and a storage position separated from the work position, and can be fixed at the work position at least when the sheet body is displaced to the work position. As a result, when applied to a reach forklift having a standing seat type driver's cab, it is possible to select use or non-use according to the preference of the operator. Further, during use, the sheet body can be prevented from wobbling and a sense of stability can be obtained.
[0013]
Furthermore, as described in claim 4, the sheet body is a cylinder. According to the present invention, it is possible to provide a comfortable sitting comfort regardless of the sitting position and regardless of the position leaning against the seat body.
[0014]
Further, as described in claim 5, the seat body is configured such that the seating surface height can be adjusted. According to such a configuration, a more comfortable drive position according to the physique of the worker can be obtained.
[0015]
In this case, the seat surface height of the sheet body can be adjusted by rotating the screw mechanism arranged on the rotation center line of the sheet body. According to such a configuration, the sheet body orientation changing function and the height adjusting function can be used together, and fine height adjustment can be performed steplessly.
[0016]
According to a seventh aspect of the present invention, the sheet body includes an arm that displaces between the work position and the storage position, and is supported by the arm via the shaft .
[0017]
In the reach forklift according to an eighth aspect, the seat according to any one of the first to seventh aspects is disposed in the cab .
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a reach forklift. As shown, the reach forklift 1 includes a mast 3 in front of the vehicle body 2. The mast 3 is provided with a lift bracket 4 that is lifted and lowered by a lifting device using a lift cylinder (not shown) as a drive source, and a pair of left and right forks 5 are attached to the lift bracket 4. A pair of left and right reach legs 6 extend horizontally at the front of the vehicle body 2, and a driven wheel 7 is provided at the tip of the reach leg 6. The mast 3 is slidably attached along the reach leg 6 and moved by a reach cylinder (not shown). In addition, driving wheels 8 that are driven by a driving device (not shown) are disposed at a lower portion on the rear side of the vehicle body 2.
[0019]
As shown in FIGS. 2 and 3, the standing seat type cab 10 is provided on the right side of the rear portion of the vehicle body 2. The cab 10 is divided into three sides by a box-shaped frame 11, a front frame 12 integrally formed on the front side of the box-shaped frame 11, and a side frame 13 extending rearward from the right end of the front frame 12. It is comprised with the rectangular space part by the enclosed planar view, and becomes the structure provided with the entrance / exit 14 at the rear side. The box-shaped frame 11 is provided with a steering handle 15, the front frame 12 is provided with a plurality of operation levers 16 for cargo handling operation and traveling operation, and a brake pedal (not shown) is provided on the floor. It is arranged.
[0020]
A cab 10 is provided with a simple seat 20 for seating an operator. The seat 20 includes a seat cushion body 21 as a seat body and a backrest portion 22, which are individually attached to the side frame 13 constituting the wall surface of the cab 10.
[0021]
Hereinafter, the mounting structure of the seat cushion body 21 will be described with reference to FIGS. A pair of upper and lower bosses 23 are attached to the side frame 13 by welding, and rectangular brackets 24 are fixed to the bosses 23 by bolts 25, respectively. A support shaft 26 is vertically passed between the upper and lower brackets 24 and is fixed by a set screw 27. A base side cylindrical portion 28 a formed on the base side of the swing arm 28 is fitted to the support shaft 26 so as to be rotatable. The swing arm 28 extends from the wall surface of the side frame 13 toward the center of the cab 10 and supports the seat cushion body 21 at the tip thereof.
[0022]
That is, the seat cushion body 21 is supported by a swing arm 28 having a rotation fulcrum in the vicinity of the wall surface of the cab 10 so that the seat cushion body 21 can be horizontally rotated. Thus, the work position indicated by the solid line in FIGS. The storage position shown can be displaced. The work position is set to a position where the operator can easily operate the steering handle 15 and the operation devices such as the cargo handling or traveling operation lever 16 in the sitting state. On the other hand, the storage position is preferably a position that does not get in the way when the operator operates in a standing position and gets on and off, and is set at the front right corner in the cab 10 in the present embodiment.
[0023]
As shown in FIGS. 5 and 6, a resin bush 29 is interposed between the fitting surfaces of the base side cylindrical portion 28 a of the swing arm 28 and the support shaft 26, whereby the seat cushion body 21. The rotation for the position change is facilitated. Further, a ring-shaped pedestal 24 a having a flat upper surface is formed on the upper surface of the lower bracket 24, and the pedestal 24 a slidably contacts the lower end surface of the base-side cylindrical portion 28 a of the swing arm 28. A downward load acting on the cylindrical portion 28a is received.
[0024]
Further, as shown in FIGS. 5 to 7, a rectangular lock groove 24b is formed in a part of the circumference on the upper surface of the cradle 24a, and correspondingly on the lower end surface of the base side cylindrical portion 28a. A rectangular square claw 28b is formed. The rotation of the swing arm 28 is fixed by the engagement between the square claw 28b and the lock groove 24b. In other words, the square claw 28b and the lock groove 24b constitute a lock mechanism 30 that fixes the seat cushion body 21 in the working position. The fixation by the lock mechanism 30 lifts the swing arm 28 and the square claw 28b is locked into the lock groove. It is canceled by leaving from 24b. For this release, a predetermined gap C is set between the upper end surface of the base side cylindrical portion 28 a and the lower surface of the upper bracket 24.
[0025]
As shown in FIG. 5, the seat cushion body 21 is supported by a tip end portion of the swing arm 28 via a screw mechanism 31 so as to be rotatable and height-adjustable. The screw mechanism 31 extends vertically downward from the lower surface of the seat cushion body 21 and has a screw shaft 32 having a male screw on the outer peripheral surface, and a tip formed at the tip of the swing arm 28 and having a female screw on the inner peripheral surface. It is comprised from the side cylindrical part 28c. In addition, as a kind of screw of the screw mechanism 31, a trapezoidal screw suitable for moving is used. Thus, the seat cushion body 21 has a center of rotation at the center of the seat surface, and the seat cushion height can be adjusted by rotating clockwise or counterclockwise.
[0026]
Further, the seat surface of the seat cushion body 21 is formed in an oval shape in plan view. That is, it has a shape having a major axis direction and a minor axis direction orthogonal to each other, and as shown in FIG. 4, the orientation in the plane can be changed by rotating around the center of rotation of the seat surface central portion. Yes. The length ratio between the long axis direction and the short axis direction is set to approximately 3: 2, and the length in the short axis direction is set to a size that allows an operator of a standard physique to sit comfortably. The
[0027]
As shown in FIGS. 2 and 3, the backrest portion 22 is fixed to the upper portion of the side frame 13 so as to correspond to the seat cushion body 21 displaced to the work position. The backrest 22 is independent of the seat cushion body 21 and is set to have a shape that does not interfere with the displacement operation of the seat cushion body 21 to the storage position.
[0028]
According to the present embodiment configured as described above, in the state where the seat cushion body 21 is positioned at the working position, the seat cushion body 21 is rotated around the axis of the screw shaft 32 to change the direction of the two ways of sitting. Can be used in One is the use of sitting in the vertical direction so that the minor axis direction of the seating surface is the left-right direction when viewed from the operator (see the phantom line in FIG. 4), and the other is the long-axis direction is the left-right direction. It is the usage which sits sideways so that it becomes (refer the continuous line of Drawing 4).
[0029]
For example, when you want to sit deeply with your weight on, sit down with the minor axis direction of the seating surface in the left-right direction. Such a sitting method is suitable, for example, when moving in a relatively long section. On the other hand, when you want to sit shallow enough to put your weight lightly, sit in the horizontal direction with the long axis direction of the seating surface as the left-right direction. Such a way of sitting is suitable, for example, when loading and unloading luggage.
[0030]
That is, according to the present embodiment, by changing the direction of the seat cushion body 21 according to the way of sitting on the seating surface, it is possible to obtain a usage adapted to the driving mode (type of work) or according to the physique. Can do.
[0031]
Further, according to the present embodiment, in addition to proper use by changing the direction of the seating surface, the facing direction of the operator with respect to the operating device can be arbitrarily set steplessly by rotating around the axis of the screw shaft 32. And the height of the seating surface can be adjusted. Therefore, a driving posture according to the preference of the operator, such as driving the front of the body toward the steering handle 15 or driving toward the operation lever 16, can be obtained, and the sitting posture corresponding to the physique of the operator It is possible to cope with various driving postures desired by the operator. That is, according to the seat cushion body 21 according to the present embodiment, it is possible to provide a comfortable drive position for the operator, and it is excellent in usability.
[0032]
In this case, in the present embodiment, the seat cushion body 21 is rotatably provided at the tip of the swing arm 28 via the screw mechanism 31, thereby changing the direction of the seat cushion body 21 and adjusting the height. It can be used for both functions and finely adjusts the height steplessly.
[0033]
In addition, when the user wants to drive in a standing position, the seat cushion body 21 can be rotated together with the swing arm 28 and stored in the retracted position after releasing the seat lock by the locking mechanism 30. There is no. In this case, the seat cushion body 21 has two rotation fulcrums, that is, the rotation fulcrum of the swing arm 28 and the rotation of the swing arm 28 itself, and therefore, as shown by the phantom line in FIG. The ellipse can be stored in the corner (corner) so that it fits exactly. In this case, it is possible to change to a configuration in which the lock can be locked at the storage position by providing a storage lock groove in which the square claw 28b can be engaged on the upper surface of the cradle 24a.
(Second embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. This embodiment is a modified example related to the height adjustment and storage of the seat cushion body 21. The seat cushion body 21 according to the modified example is configured to be supported by a fixed arm 33 that can be attached to and detached from the side frame 13 of the cab 10. That is, the fixed arm 33 has a flat plate-like substrate 34 extending in the vertical direction on the base side, and has a cylindrical support portion 36 that rotatably supports the seat cushion body 21 at the distal end portion. On the upper side of the substrate 34, a plurality of (two) hooks 35 for detachment are provided side by side.
[0034]
On the other hand, a mounting plate 37 is mounted vertically on the side frame 13 side. The mounting plate 37 is fixed to the side frame 13 by a bolt 39 with a predetermined gap therebetween via a spacer 38, and a plurality of latches for attaching and detaching the arm arranged in parallel in the vertical direction at a predetermined interval. A hole 40 is provided. As shown by phantom lines in FIG. 8, the seat cushion height of the seat cushion body 21 can be adjusted by changing the hook 35 of the fixed arm 33 with respect to the upper and lower locking holes 40.
[0035]
The seat cushion body 21 has a rotation shaft 41 on the lower surface of the center. The rotary shaft 41 is rotatably fitted in the cylindrical support portion 36 of the fixed arm 33 via a bush 42, and is prevented from coming off by a retaining member such as a snap ring 43 at a penetrating end portion. In addition, the seat surface shape of the seat cushion body 21 is formed in an elliptical shape similar to the above-described embodiment.
[0036]
Therefore, according to the second embodiment having the above-described configuration, the seat cushion body 21 is rotated around the axis of the rotation shaft 41 in the same manner as in the first embodiment described above, thereby changing the orientation of the seating surface. Providing a comfortable drive position for the operator, such as being able to use properly by changing, being able to freely change the facing direction of the operator with respect to the operating equipment, and being able to adjust the height of the seating surface it can.
[0037]
Further, the seat surface height adjustment type by switching is accompanied by some troublesome adjustment operation, but the structure is simple and can be manufactured at low cost. Further, when not in use, it can be detached from the mounting plate 37 and stored in an appropriate place.
(Third embodiment)
Next, a third embodiment in which the shape of the sheet body is changed will be described with reference to FIGS. 10 and 11 (a) and 11 (b).
[0038]
The sheet body 51 has a cylindrical shape, and the orientation in the plane is variable by rotating around the center of rotation of the center portion of the seating surface, as in the first embodiment. The seat body 51 is the same as the configuration of the first embodiment except that the seat body 51 has a cylindrical shape. The seat body 51 can be horizontally rotated by a swing arm 28 having a rotation fulcrum near the wall surface of the cab 10. It is supported.
[0039]
The sheet body 51 can be used in two ways of sitting, as in the first embodiment, by rotating around the axis of the screw shaft 52 and changing its orientation while being positioned at the work position. One is the use of sitting in the vertical direction so that the cylindrical axis direction of the seat surface is the front-rear direction when viewed from the operator (see the imaginary line in FIG. 10), and the other is the horizontal direction of the cylindrical axis. (See the solid lines in FIG. 10 and FIGS. 11 (a) and 11 (b)). In addition, by turning around the axis of the screw shaft 52, the facing direction of the operator with respect to the operating device can be arbitrarily changed steplessly.
[0040]
As shown in FIGS. 11A and 11B, the seat body 51 includes an iron cylinder 51a welded to the tip of the screw shaft 52, and a urethane seat cushion layer 51b surrounding the cylinder 51a. And a rubber skin 51c wound around the surface of the seat cushion layer 51b. Of course, it is possible to adopt a configuration in which a rubber sheet is simply wound around the surface (outer peripheral surface) of the cylindrical body 51a, and it is also possible to configure the sheet body 51 with only the cylindrical body 51a.
[0041]
As shown by the phantom line in FIG. 11A, the sheet body 51 is supported at the tip end portion of the swing arm 28 via the screw mechanism 31 so as to be rotatable and adjustable in height. The screw mechanism 31 extends vertically downward from the lower surface of the sheet body 51 and has a screw shaft 52 having a male screw on the outer peripheral surface, and a tip side formed on the front end of the swing arm 28 and having a female screw on the inner peripheral surface. It is comprised from the cylindrical part 28c. Thus, the seat body 51 has a center of rotation at the center portion of the seat surface, and the seat surface height can be adjusted by rotating clockwise or counterclockwise.
[0042]
In addition, as compared with a plate-like sheet, even if the user sits down lightly or sits down deeply, the buttocks hit the arc surface of the sheet body 51, so that the operator is less likely to feel pain in the buttocks when sitting. Further, since the sheet body 51 is a cylindrical body (cylindrical body), the specific heat is smaller than that of the solid body (columnar body). Is relatively warm when sitting.
[0043]
In addition, this invention is not limited to said each embodiment, The following modifications can be employ | adopted.
In the first embodiment, the seat surface shape of the seat cushion body is not necessarily elliptical. For example, the aspect changed to the rectangle or the rectangle which chamfered the corner | angular part may be sufficient.
[0044]
In the first to third embodiments, the support portion of the seat cushion body 21 or the seat body 51 is not limited to the side frame 13. For example, a floor may be used.
[0045]
In the first to third embodiments, the center of rotation of the seat cushion body 21 or the seat body 51 is not necessarily limited to the center portion of the seating surface. For example, it may be within the seating surface such as the end portion of the seat cushion body 21 or the seat body 51.
[0046]
In the first embodiment, the cab 10 is not necessarily configured to have the entrance 14 on the rear surface. For example, you may form the entrance / exit 14 in a side part. In that case, it is preferable to set the support part of the seat cushion body 21 to a rear frame.
[0047]
(Circle) the sheet | seat body 51 in 3rd embodiment is not necessarily a cylinder. For example, as shown in FIG. 12 (a), a substantially cylindrical sheet body 61 in which two opposite upper and lower surfaces are parallel and the other part is an arc surface, or a cylinder as shown in FIG. 12 (b) is used. It is also possible to employ a substantially cylindrical sheet body 62 that is flattened in the radial direction and whose curvature continuously changes. Of course, the sheet body may be a cylinder or a substantially cylinder.
[0048]
In the third embodiment, the sheet body 51 is not necessarily cylindrical. The seat surface of the sheet body may have a shape including a part of the outer peripheral surface of the substantially cylindrical shape. For example, as shown in FIG. 13 (a), a sheet body 63 made of a solid body having a substantially semicircular cross-section with a part of a substantially column cut, or a half with a part of a substantially cylinder cut as shown in FIG. 13 (b). A pipe-shaped sheet body 64 can also be employed. Even in such a configuration, the seat surface (the surface portion on which the buttocks hit when sitting) is a substantially cylindrical outer peripheral surface (here, the substantially cylindrical shape is exemplified in order to specify the outer peripheral surface shape. If the surface shape is the same, a shape consisting of a part of the solid body may be used instead of a cylindrical body, or a shape including a part thereof, it will be difficult to feel pain in the buttocks when sitting.
[0049]
(Circle) the sheet | seat body 51 may have a part of the outer peripheral surface shape which curved the cylinder, the substantially cylinder, the cylinder, or the substantially cylinder in the axial direction a little convexly or concavely in the seat surface.
The technical idea grasped from the embodiment and the modifications will be described below.
[0050]
In the invention according to claim 3, the seat body has a shape in which the seating surface is formed of a part of the outer peripheral surface of the substantially cylindrical shape.
[0051]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, a user-friendly forklift seat and a reach forklift in which the seat is disposed in the cab can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a reach forklift according to a first embodiment.
FIG. 2 is a plan view showing a cab of a reach forklift.
FIG. 3 is a rear view showing a cab of a reach forklift.
FIG. 4 is a plan view showing an attachment structure of a seat cushion body.
FIG. 5 is a partially broken rear view showing the seat cushion body mounting structure.
6 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 7 is a perspective view of a bracket with a cradle.
FIG. 8 is a rear view showing the seat cushion body mounting structure according to the second embodiment.
9 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 10 is a plan view showing a mounting structure of a cylindrical sheet body in a third embodiment.
11A and 11B show a mounting structure of a cylindrical sheet body, in which FIG. 11A is a partially broken front view, and FIG. 11B is a partially broken side view.
FIG. 12 is a partially broken side view showing another example of a sheet body.
FIG. 13 is a partially cutaway side view showing another example of a sheet body.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Reach forklift, 2 ... Vehicle body, 10 ... Driver's cab, 13 ... Side frame, 20 ... Seat, 21 ... Seat cushion body as a seat body, 28 ... Swing arm, 30 ... Lock mechanism, 31 ... Screw mechanism, 51, 61, 62, 63, 64 ... sheet body.

Claims (8)

作業者着座用のシート体を有し、前記シート体は、相互に交差する長軸方向と短軸方向とを有するとともに、座面内に回転中心を備えており、その回転中心回りに回転することで平面内での向きが可変とされるフォークリフトのシートであって、
前記シート体は、軸の軸線回りに回転することで前記平面内での向きが可変とされ、作業位置と、その作業位置から離間する格納位置との間を前記軸と共に変位可能とされ、少なくとも作業位置へ変位された状態では、該作業位置に固定可能とされていることを特徴とするフォークリフトのシート。
The seat body has a seat body for operator seating, the seat body has a major axis direction and a minor axis direction intersecting each other, and has a rotation center in the seat surface, and rotates around the rotation center. a sheet of forklift orientation Ru is variable in a plane by,
The sheet body is rotated about the axis of the shaft so that the orientation in the plane is variable, and is displaceable together with the shaft between a working position and a storage position separated from the working position. A forklift seat characterized in that it can be fixed at the working position when it is displaced to the working position .
請求項1に記載のフォークリフトのシートであって、前記シート体は、平面形状が楕円形であることを特徴とするフォークリフトのシート。  The forklift seat according to claim 1, wherein the sheet body has an elliptical planar shape. 作業者着座用のシート体を有し、前記シート体は、座面が略円筒の外周面の一部を含む形状であるとともに、座面内に回転中心を備えており、その回転中心回りに回転することで平面内での向きが可変とされるフォークリフトのシートであって、
前記シート体は、軸の軸線回りに回転することで前記平面内での向きが可変とされ、作業位置と、その作業位置から離間する格納位置との間を前記軸と共に変位可能とされ、少なくとも作業位置へ変位された状態では、該作業位置に固定可能とされていることを特徴とするフォークリフトのシート。
It has a seat for seating an operator, and the seat has a shape including a part of the outer peripheral surface of the substantially cylindrical seat, and has a center of rotation in the seat, and around the center of rotation. a sheet of the forklift that orientation in the plane Ru is variable by rotating,
The sheet body is rotated about the axis of the shaft so that the orientation in the plane is variable, and is displaceable together with the shaft between a working position and a storage position separated from the working position. A forklift seat characterized in that it can be fixed at the working position when it is displaced to the working position .
前記シート体が円筒であることを特徴とする請求項3に記載のシート。  The sheet according to claim 3, wherein the sheet body is a cylinder. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のフォークリフトのシートであって、前記シート体の座面高さが調整可能に構成されていることを特徴とするフォークリフトのシート。  The forklift seat according to any one of claims 1 to 4, wherein a seating surface height of the seat body is adjustable. 請求項5に記載のフォークリフトのシートであって、前記シート体の座面高さ調整は、該シート体の回転中心線上に配置されたねじ機構の回転によって可能とされていることを特徴とするフォークリフトのシート。  6. The seat of the forklift according to claim 5, wherein the seat surface height adjustment of the seat body is made possible by rotation of a screw mechanism disposed on the rotation center line of the seat body. Forklift seat. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のフォークリフトであって、前記シート体を前記作業位置と前記格納位置との間を変位させるアームを備え、前記シート体は前記軸を介して該アームに支持されていることを特徴とするフォークリフトのシート。The forklift according to any one of claims 1 to 6 , further comprising an arm that displaces the sheet body between the work position and the storage position, and the sheet body is configured to move the arm through the shaft. The seat of the forklift characterized by being supported by . 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシートを運転室に配設したことを特徴とするリーチフォークリフト Reach forklift characterized in that the seat according to any one of claims 1 to 7 is disposed in a cab .
JP2002185100A 2001-06-25 2002-06-25 Forklift seats and reach forklifts Expired - Fee Related JP4042479B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002185100A JP4042479B2 (en) 2001-06-25 2002-06-25 Forklift seats and reach forklifts

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001191667 2001-06-25
JP2001-191667 2001-06-25
JP2002185100A JP4042479B2 (en) 2001-06-25 2002-06-25 Forklift seats and reach forklifts

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003081587A JP2003081587A (en) 2003-03-19
JP4042479B2 true JP4042479B2 (en) 2008-02-06

Family

ID=26617515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002185100A Expired - Fee Related JP4042479B2 (en) 2001-06-25 2002-06-25 Forklift seats and reach forklifts

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4042479B2 (en)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120477A (en) * 2006-11-09 2008-05-29 Tcm Corp Auxiliary seat with cabin
JP5204406B2 (en) * 2007-01-09 2013-06-05 松山株式会社 Agricultural machine
DE102018105408A1 (en) * 2018-03-08 2019-09-12 Jungheinrich Aktiengesellschaft Industrial truck with a driver's cab

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003081587A (en) 2003-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7303998B2 (en) electric vehicle
JP4042479B2 (en) Forklift seats and reach forklifts
JP2020121029A (en) Dynamic body
JPH0624276Y2 (en) Driver's seat device
JP4529543B2 (en) Electric wheelchair
EP1527944A1 (en) Backrest assembly for standing ride
JP4167207B2 (en) Armrest of driver's seat in construction machinery
JP3760081B2 (en) Vehicle armrest operating device
EP3141419B1 (en) A vehicle seat
JP2553220Y2 (en) Rear seat for vehicle
JP2000189266A (en) Adjustment device for seat
JPH052175Y2 (en)
JPH0735166U (en) Stool
JP2541430B2 (en) Vehicle seat headrest device
JPS603160Y2 (en) motor grader driver seat
JPH0721500Y2 (en) forklift
JP5414264B2 (en) Sheet device
JPH09313300A (en) Seat structure of small-sized electric vehicle
JPH0568734U (en) Construction machine control seat
JP2502454Y2 (en) Chair with reclining device
JPH061872Y2 (en) Driver's seat device
EP0908163A2 (en) Multi-position recliner chair
JP2005034626A (en) Wheelchair
JP2521810Y2 (en) Swingable reclining seat
JP2001346832A (en) Wheelchair

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070320

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees