JP4042414B2 - 医用画像処理装置、医用画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

医用画像処理装置、医用画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医用画像を処理する医用画像処理装置、医用画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、ネットワークを介して表示装置と接続して医用画像を表示させる機能を有する医用画像処理装置が考案されている。従来、例えば、表示対象の画像のサイズが表示装置の表示領域よりも大きい場合に、画像を縮小して表示領域全体に表示させる方法がある。また、表示対象画像の解像度よりも表示装置の解像度が低い場合に、画質が劣化することを警告したり、表示装置の解像度に合わせて表示サイズや表示領域サイズを変更して表示させる情報処理システムや、表示装置における画像表示時の濃度及び輝度に基づいて表示対象画像の画質を補正して表示させる画像処理装置が考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の様に表示対象の医用画像を縮小する医用画像処理装置においては、縮小処理により情報量が減少し、表示される医用画像データに歪みが生じ、画質も劣化する。この様な画質の劣化は、例えば臓器の状態等を観察する際に誤診を招く恐れがあった。また、上記の様な情報処理システムや画像処理装置においては、医用画像における診断の対象部分である関心領域(以下、ROI(Region Of Interest)という)を医師等が目視により探す必要があり、細部を目視で確認するのは困難であった。
【0004】
本発明の課題は、医用画像の解像度よりも表示装置の表示領域における解像度が低い場合に、画質の劣化を最小限に抑え、医用画像におけるROIを鮮明に、確認しやすく表示することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下のような特徴を備えている。
【0006】
請求項1記載の発明は、
表示装置と接続し、該表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させる医用画像処理装置において、
前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶する記憶手段と、
前記第1の解像度データと前記第2の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成する画像処理手段と、
前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0007】
請求項6記載の発明は、
表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させる医用画像処理方法において、
前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶する工程と、
前記医用画像データの解像度を示す第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示す第2の解像度データとを比較し、行方向または列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成する工程と、
前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させる工程と、
を含むことを特徴としている。
【0008】
請求項7記載の発明は、
表示装置と接続し、該表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させるコンピュータに、
前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶する機能と、
前記第1の解像度データと前記第2の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成する機能と、
前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させる機能と、
を実現させることを特徴としている。
【0009】
請求項8記載の発明は、
表示装置と接続し、該表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させるコンピュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶するためのプログラムコードと、
前記第1の解像度データと前記第2の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成するためのプログラムコードと、
前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させるためのプログラムコードと、
を含むプログラムを格納したことを特徴としている。
【0010】
請求項1、6、7、8に記載の発明によれば、医用画像データよりも表示装置における解像度が低い場合に、画質の劣化を最小限に抑え、医用画像における関心領域を鮮明に表示することができる。また、医用画像データの画素数の情報に基づき、行方向及び列方向の画素数の比率を変えずに表示装置に表示させるため、医用画像データを歪みなく表示できる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記表示制御手段は、前記関心領域の中心点と前記表示領域の中心点とを一致させて前記表示画像データを前記表示領域に表示させることを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、関心領域を表示部における表示領域の中心に表示するため、関心領域の確認が容易となる。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記医用画像データにおける前記関心領域のデータの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第3の解像度データを算出する算出手段を備え、
前記画像処理手段は、前記第2の解像度データと前記第3の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第3の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記関心領域のデータから画素の一部を除去して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第3の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成することを特徴としている。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、医用画像データよりも表示装置における解像度が低い場合に、前記医用画像データから画素の一部を除去して画像の間引き処理を行うが、医用画像全体を縮小するのではなく、関心領域部分のみを縮小するため、縮小率を抑えることによって画像の劣化を最小限に抑えることができる。また、診断において重要である関心領域全体を確認することができる。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記表示装置は、複数の表示部を備え、
前記画像処理手段は、前記医用画像データを分割して分割データを生成し、
前記表示制御手段は、前記分割データを前記複数の表示部の各表示領域に表示させることを特徴としている。
【0016】
請求項4記載の発明によれば、複数の表示部の表示領域に医用画像データを分割して表示することにより、1つの表示部の表示領域において表示を行う場合に比べて、解像度の高いデータが表示可能になり、高い解像度を有する医用画像データの画質を低下させずに表示できるため、鮮明な画像表示が行える。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、
複数の表示装置と接続し、
前記表示制御手段は、任意の表示装置において、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、他の表示装置に切り換えて前記医用画像データを表示させることを特徴としている。
【0018】
請求項5記載の発明によれば、医用画像データよりも表示装置における解像度が低い場合に、より高い解像度を有するその他の表示装置に表示先を切り替え、より鮮明な医用画像データ表示を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して第1〜第4の実施の形態を詳細に説明する。ここで、以上の請求項、及び以下の各実施の形態において、解像度データとは、表示装置の表示部における表示領域に表示される画像や医用画像データを構成している行方向及び列方向の画素数の情報を含み、画素数比率とは、行方向の画素数と列方向の画素数との比率を指すこととする。なお、以下の各実施の形態における表示画面2a,3a,3b,3c,3d,4aは、以上の請求項に記載の表示部としての機能を有し、以下の実施の形態における画素数データA〜Hは、以上の請求項に記載の解像度データとしての機能を有する。
【0020】
[第1の実施の形態]
以下、図1を参照して第1の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における医用画像管理システム100の全体構成を示す図である。図1に示すように、医用画像管理システム100は、画像DB10aを備えたサーバ1と、画像DB20aを備えた診断端末2とが、ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能なように接続されて構成されている。医用画像管理システム100は、病院の内外に構築され、診療に利用する医用画像データを一括管理する。
【0021】
なお、図1においては、1台のサーバ1と、1台の診断端末2とが、ネットワークNを介して接続される例を示しているが、これらの装置や端末の台数は特に限定されない。
【0022】
サーバ1は、ネットワークNを介して接続される、クライアント端末である診断端末2を管理する。例えば、後述する医用画像表示処理において、ネットワークNを介して診断端末2から表示画面2aの表示領域における解像度を示す画素数データBを取得し、この画素数データBに基づいて医用画像データに画像処理を施して診断端末2に送信し、表示画面2aの表示領域に表示させる。また、サーバ1は、画像DB10aを備え、医用画像表示処理を行う前の医用画像データや、医用画像表示処理により処理された医用画像データ(表示画像データ)等を画像DB10aに保存し、管理する。また、サーバ1は、医用画像データ等を表示させるための表示画面1aを備えている。
【0023】
診断端末2は、例えば、病院内の内科や外科や研究室等の診療を行う場に設置されるクライアント端末であり、表示画面2aを備え、医用画像データの表示を行う表示装置である。また、診断端末2は、サーバ1に接続して医用画像データを要求したり、サーバ1から医用画像データを受信して、表示画面2aに表示する。
【0024】
ここで、表示対象の医用画像データの解像度を示す画素数を示すデータを画素数データAとし、この画素数データAには、行方向の画素数o、及び列方向の画素数pの情報が含まれているものとする。即ち、医用画像データを構成する総画素数は(o×p)である。また、表示画面2aの解像度を示すデータを画素数データB、行方向の画素数q、列方向の画素数rとし、表示画面2aには総画素数(q×r)の画像データを表示することができるものとする。
【0025】
ネットワークNは、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LANやWAN等の様々な回線形態を適用することが可能である。ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等が含まれる。また、図1においては各装置、端末間は有線接続されている例を示しているが、無線接続であってもよい。但し、情報管理の信頼性の観点から、特定のユーザのみがアクセス可能なセキュリティを確保しているネットワークであることが望ましい。
【0026】
以下、医用画像管理システム100を構成する各部について詳細に説明する。
図2は、サーバ1の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ1は、制御部11、入力部12、表示部13、通信制御部14、RAM15、記憶部16、画像処理部17、画像DB10aにより構成され、各部はバス18により接続されている。
【0027】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、記憶部16に記憶されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出し、RAM15に展開し、該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、制御部11は、RAM15に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM15に一時記憶させるとともに、表示部13に表示させる。そして、RAM15に一時記憶させた処理結果を記憶部16の所定の保存先に保存させる。制御部11は、具体的には、記憶部16から医用画像表示処理プログラムを読み出して、後述する医用画像表示処理を実行する。
【0028】
制御部11は、医用画像表示処理において、入力部12から医用画像表示処理を開始する指示データを入力された場合に、或いは通信制御部14より診断端末2からの医用画像表示処理を要求するデータを入力された場合に、画像DB10aから表示対象の医用画像データとその解像度を示す画素数データAを読み出し、記憶部16から画素数データBを読み出し、画素数データAと画素数データBとに基づき、必要に応じて医用画像データを平滑化した後、間引き処理し、処理した医用画像データを診断端末2に送信し、表示画面2aに表示させる。
【0029】
また、制御部11は、医用画像表示処理において、記憶部16に記憶されたROI認識プログラムを読み出して、このプログラムに従い、医用画像データにおけるROI(関心領域:Region Of Interest)を認識する。また、ROIの解像度を示す画素数データCを算出し、記憶部16に記憶させる。ここで、画素数データCを構成する行方向の画素数をs、列方向の画素数をt、とする。
【0030】
また、制御部11は、医用画像表示処理において、この医用画像データを構成する画素数データAと、表示画面2aの解像度を示す画素数データBとを比較する。制御部11は、画素数データAと画素数データB、または画素数データBとROIの画素数データCとを比較し、比較結果に応じて、ROIを表示画面2aの中心点に一致させて表示させたり、ROIを表示画面2aに収まるサイズに縮小して、表示画面2aに表示させる。
【0031】
なお、制御部11は、医用画像データやROIを縮小する場合に、行方向及び列方向の画素数の比率である画素数比率を変えずにデータを変換する。即ち、表示画面2aの表示領域における画素数比率(q:r)に関らず、医用画像データを、画素数比率(o:p)で、ROIを、画素数比率(s:t)で表示させるように各データを平滑化し、画素の間引きを行って縮小する。このため、表示先の表示装置によって元の医用画像データやROIのデータが歪むことはない。
即ち、制御部11は、認識手段、表示制御手段、及び算出手段としての機能を有する。また、画像処理部17とともに、画像処理手段としての機能を果たす。
【0032】
入力部12は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、このキーボードで押下されたキーに対応する押下信号を制御部11に出力する。なお、入力部12は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングデバイスや、その他の入力装置を備えることとしてもよい。
【0033】
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、入力部12からの入力指示や、通信制御部14を介して送受信されるデータの内容等を表示画面1aの表示領域に表示させる。
【0034】
通信制御部14は、LANアダプタやルータやTA(Terminal Adopter)等によって構成され、専用線、或いはISDN回線などの通信回線を介してネットワークNに接続された各装置との通信制御を行う。
【0035】
RAM(Random Access Memory)15は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部16から読み出されたサーバ1上で実行可能なシステムプログラム、制御プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータなどの一時的な格納領域を形成する。
【0036】
記憶部16は、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は、記憶部16に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体にサーバ1に対応するシステムプログラム、当該システムプログラムに対応する各種処理プログラム、及び処理結果のデータ等を記憶する。これらの各種プログラムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0037】
具体的には、記憶部16は、医用画像表示処理において利用される医用画像表示処理プログラムや、医用画像表示処理においてROIとその中心点の認識を行うROI認識プログラム等を記憶している。
即ち、記憶部16は、記憶手段としての機能を有する。
【0038】
画像処理部17は、制御部11からの指示に従って、入力された画像データに間引き処理やROI認識処理等の各種画像データ処理を施す。また、画像処理部17は、所定の符号化方式で圧縮する圧縮処理や、圧縮された画像データを復号化して伸長する伸長処理を実行する。
【0039】
画像DB(Data Base)10aは、医用画像データとその画素数データとを対応付けて記憶している。なお、画像DB10aは、サーバ1に内蔵される形態であってもよいし、着脱可能な形態であってもよい。
【0040】
次に、図1に示す診断端末2の内部構成を説明する。
図3は、診断端末2の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように、診断端末2は、制御部21、入力部22、表示部23、通信制御部24、RAM25、記憶部26、画像DB20aにより構成され、各部はバス27により接続されている。なお、サーバ1の構成部と同様の機能を有する構成部、即ち入力部22、表示部23、通信制御部24、RAM25、画像DB20aについては、その詳細な説明を省略する。
【0041】
制御部21は、CPU等により構成され、記憶部26に記憶されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出し、RAM25に展開し、該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、制御部21は、RAM25に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM25に一時記憶させるとともに、表示部23に表示させる。そして、RAM25に一時記憶した処理結果を記憶部26の所定の保存先に保存させる。
【0042】
具体的には、制御部21は、記憶部26に記憶されている画像表示処理プログラムを読み出して、画像表示処理を実行する。画像表示処理において、制御部21は、通信制御部24を介してサーバ1から受信した医用画像データを表示画面2aに表示させる。制御部21は、行方向及び列方向の画素数に関して、画素数データBよりも解像度が低い医用画像データを受信すると、画素数データBの解像度の範囲内で医用画像データを拡大して表示する。また、受信した医用画像データを画像DB20aに保存する。また、制御部21は、サーバ1に対して医用画像表示処理の開始を指示するデータを送信し、医用画像表示処理の開始を要求する。
【0043】
記憶部26は、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有し、この記録媒体に診断端末2上で実施可能な制御プログラム、及び制御プログラムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。これらの各種処理プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部21は、当該プログラムに従った動作を逐次実行する。
【0044】
次に、第1の実施の形態における動作を説明する。
動作説明の前提として、図4のフローチャートに記述されている各処理を実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部16に格納されており、制御部11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。また、制御部11は、通信制御部14を介して外部から供給されるプログラム及びデータを利用して、本実施の形態特有の動作を逐次実行することも可能である。
【0045】
図4は、図2の制御部11による、第1の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。制御部11は、入力部12または通信制御部14から医用画像表示処理を指示するデータを取得すると、図4に示す医用画像表示処理を開始する。
【0046】
制御部11は、医用画像表示処理において、表示対象の医用画像データとその画素数データAを画像DB10aから読み出す(ステップS1)。次に、表示画面2aの解像度を示す画素数データBが記憶部16に記憶されているか否かを判別する(ステップS2)。ステップS2において、画素数データBが記憶部16に記憶されていない場合は(ステップS2;NO)、制御部11は、ネットワークNを介して診断端末2から画素数データBを受信し、記憶部16に記憶し(ステップS3)、ステップS4に移行する。また、ステップS2において、画素数データBが記憶部16に記憶されている場合は(ステップS2;YES)、そのままステップS4へ移行する。
【0047】
制御部11は、ステップS4において、画素数データAと画素数データBとを比較して、行方向の画素数oがq以下であり、かつ列方向の画素数pがr以下であるか否かを判別し、oがq以下、かつpがr以下であれば(ステップS4;YES)、医用画像データを診断端末2に送信し、表示画面2aに医用画像全体を表示させ(ステップS5)、医用画像表示処理を終了する。
【0048】
一方、oがq以下、かつpがr以下ではない場合は(ステップS4;NO)、制御部11は、記 憶部16に記憶されているROI認識プログラムを読み出し、このプログラムに従って医用画像 データを解剖学的に解析し、ROIの認識を行うとともに(ステップS6)、ROIの画素数デ ータCを算出する(ステップS7)。次いで、画素数データCと画素数データBとを比較して、 行方向の画素数sがq以下であり、かつ列方向の画素数tがr以下であるか否かをさらに判別す る(ステップS8)。
【0049】
上記ステップS8において、行方向の画素数sがq以下、かつ列方向の画素数tがr以下であれば(ステップS8;YES)、画素数データBに応じて、医用画像データを平滑化した後に画素の間引き処理を行い、行方向と列方向の画素数比率が(o:p)となるように、表示画面2aに表示可能なサイズに縮小し(ステップS9)、縮小した医用画像データを診断端末2に送信して表示画面2aに医用画像データの全体を表示させ(ステップS10)、医用画像表示処理を終了する。
【0050】
一方、上記ステップS8において、行方向の画素数sがq以下、かつ列方向の画素数tがr以下でない場合は(ステップS8;NO)、ROI全体が表示画面2aに表示されるように、画素数データBに基づき、行方向と列方向の画素数比率が(s:t)となるように、医用画像データのROIのデータを縮小し(ステップS11)、縮小したROIのデータを診断端末2に送信して表示画面2aに表示させ(ステップS12)、医用画像表示処理を終了する。
【0051】
以上のように、本第1の実施の形態によれば、サーバ1の制御部11は、医用画像表示処理において、画像DB10aに記憶された表示対象の医用画像データ及びその画素数データAを読み出すとともに、表示画面2aの画素数データBが記憶部16に記憶されていない場合は診断端末2から画素数データBを受信し、医用画像データを解析してROIの画素数データCを算出する。そして、画素数データA、画素数データB、画素数データCを比較し、医用画像全体を表示画面2aに表示可能な場合には全体を表示画面2aに表示させ、全体を表示しきれない場合には少なくともROIを表示させ、ROIを表示しきれない場合にはROI全体が表示されるように医用画像データを縮小して表示させる。
【0052】
これにより、医用画像データよりも表示画面2aの解像度が低い場合に、医用画像データの縮小率を抑えることにより、画質の劣化を最小限に抑える。また、医用画像データや、この一部であるROIのデータを縮小する際に、画素数比率を変えないため、データが歪まず、観察者に元の医用画像データと同一の印象を与える。したがって、診断端末2において鮮明な医用画像データの表示が可能となり、ROIの読影を容易、かつ正確に行うことができ、誤診を防ぐことができる。また、サーバ1は、診断端末2の解像度に応じた医用画像データを送信し、余分なデータの送信を行わず、ネットワーク負荷を軽減し、伝送速度を向上させることができる。
【0053】
なお、上述した第1の実施の形態における記述は、本発明に係る好適な医用画像管理システム100の一例であり、これに限定されるものではない。
【0054】
例えば、本第1の実施の形態において、記憶部16に表示画面2aの解像度を示す画素数データBが記憶されていない場合に、通信制御部14を介して診断端末2から画素数データBを受信して記憶する例を説明したが、例えば、記憶部16に予め画素数データBを記憶させておいてもよい。
【0055】
また、本第1の実施の形態において、医用画像表示処理は、サーバ1の画像DB10aに記憶された医用画像データを、表示先である表示画面2aの画素数データBに合わせて処理し、診断端末2に送信したが、これに限らず、例えば、サーバ1がネットワークNを介して撮影装置と接続し、この撮影装置から医用画像データを受信し、このデータを処理して診断端末2に送信して表示させることもできる。また、診断端末2の画像DB20aに記憶された医用画像データを、サーバ1により診断端末2から受信して処理し、診断端末2に送信、表示させることが可能であることは勿論である。
【0056】
[第2の実施の形態]
以下、図を参照して本第2の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態における医用画像管理システム100は、図1に示す医用画像管理システム100の構成と同一とするため、各構成部分には同列の符号を付し、その構成の図示は省略し、各構成部分の機能的構成部分については、第1の実施の形態とは異なる点のみを説明する。
【0057】
まず、構成を説明する。
図2に示すサーバ1の制御部11は、第2の実施の形態による医用画像表示処理において、入力部12から医用画像表示処理を開始する指示データを入力された場合に、或いは通信制御部14より診断端末2からの医用画像表示処理を要求するデータを入力された場合に、画像DB10aから表示対象の医用画像データを読み出し、診断端末2の表示画面2aの表示領域の解像度に基づき、必要に応じて医用画像データを部分的に切り取り、切り取った医用画像データを診断端末2に送信し、表示画面2aに表示させる。
【0058】
また、制御部11は、医用画像表示処理において、記憶部16に記憶されたROI認識プログラムを読み出して、このプログラムに従い、医用画像データにおけるROIと、その中心点を認識する。また、ROIの画素数データCを算出する。ここで、表示対象の医用画像データを構成する画素数のデータを画素数データAとし、この画素数データAには、行方向の画素数o及び列方向の画素数pの情報が含まれ、医用画像データのROIの解像度を示すデータを画素数データCには、行方向の画素数をs,列方向の画素数をtが含まれるものとする。また、表示画面2aの解像度を示すデータを画素数データBとし、表示画面2aの表示領域に表示可能な行方向の画素数をq、列方向の画素数をr、とする。
【0059】
また、制御部11は医用画像表示処理において、この医用画像データの画素数データAと、表示画面2aの画素数データBと、画素数データCとを比較し、これらの画素数データに応じて医用画像データの表示を行う。行方向及び列方向の画素数において、画素数データBが画素数データAより大きい場合には、ROIの中心点を表示画面2aの中心点に一致させて医用画像データ全体を表示させる。一方、、行方向及び列方向、或いは行方向または列方向の画素数において、画素数データAが画素数データBより大きい場合は、ROIの中心点を表示画面2aの中心に合わせ、表示画面2aの表示領域に収まる範囲を医用画像データから切り取り、切り取った医用画像データを診断端末2に送信して表示画面2aに表示させる。
【0060】
記憶部16は、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体メモリで構成されている。記憶部16は、具体的には、医用画像表示処理において利用される医用画像表示処理プログラムや、医用画像表示処理においてROIとその中心点の認識を行うROI認識プログラムを記憶している。
【0061】
次に、第2の実施の形態における動作を説明する。
【0062】
図5は、図2の制御部11による、第2の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。制御部11は、入力部12または通信制御部14から医用画像表示処理を指示するデータを取得すると、図5に示す医用画像表示処理を開始する。
【0063】
制御部11は、医用画像表示処理において、表示対象の医用画像データとその解像度を示す画素数データAを画像DB10aから読み出す(ステップS21)。次に、表示画面2aの解像度を示す画素数データBが記憶部16に記憶されているか否かを判別する(ステップS22)。ここで、画素数データBが記憶部16に記憶されていない場合は(ステップS22;NO)、制御部11は、ネットワークNを介して診断端末2から画素数データBを受信し、記憶部16に記憶し(ステップS23)、ステップS24に移行する。また、ステップS22において、画素数データBが記憶部16に記憶されている場合は(ステップS22;YES)、そのままステップS24へ移行する。
【0064】
制御部11は、ステップS24において、画素数データAと画素数データBとを比較して、行方向の画素数oがq以下、かつ列方向の画素数pがr以下であるか否かを判別し、oがq以下、かつpがr以下であれば(ステップS24;YES)、医用画像データを診断端末2に送信し、表示画面2aに医用画像全体を表示させ(ステップS25)、医用画像表示処理を終了する。
【0065】
一方、oがq以下、かつpがr以下ではない場合は(ステップS24;NO)、制御部11は、記憶部16に記憶されているROI認識プログラムを読み出し、このプログラムに従って医用画像データを解剖学的に解析し、ROIとその中心点の認識を行い(ステップS26)、ROIの中心点から画素数データB分の領域を医用画像データから切り取り、診断端末2に送信して表示画面2aに表示させ(ステップS27)、医用画像表示処理を終了する。
【0066】
以上のように、本第2の実施の形態によれば、医用画像表示処理において、サーバ1の制御部11は、画像DB10aに記憶された表示対象の医用画像データ及びその画素数データAを読み出すとともに、表示画面2aの画素数データBが記憶部16に記憶されていない場合は診断端末2から画素数データBを受信し、医用画像データを解析してROIのとその中心点を認識する。そして、画素数データA及び画素数データBを比較し、医用画像データ全体を表示画面2aに表示可能な場合には全体を表示画面2aに表示させ、全体を表示しきれない場合には医用画像データを切り取り、ROI中心と表示画面2aの中心点を合わせて、切り取った医用画像データを表示させる。
【0067】
これにより、医用画像データよりも表示画面2aの解像度が低い場合に、ROIを中心として切り取った医用画像データを表示画面2aに表示させ、医用画像データを縮小しないため、画質の劣化を抑え、医用画像データを鮮明に表示することができる。また、診断端末2の解像度に応じた医用画像データを送信し、余分なデータの送信を行わず、ネットワーク負荷を軽減し、伝送速度を向上させることができる。
【0068】
なお、上述した第2の実施の形態における記述は、本発明に係る好適な医用画像管理システム100の一例であり、これに限定されるものではない。
【0069】
例えば、本第2の実施の形態において、記憶部16に表示画面2aの解像度を示す画素数データBが記憶されていない場合に、通信制御部14を介して診断端末2から画素数データBを受信して記憶する例を説明したが、例えば、記憶部16に予め画素数データBを記憶させておいてもよい。
【0070】
[第3の実施の形態]
以下、図を参照して本第3の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態における医用画像管理システム200は、図1に示す医用画像管理システム100の構成と略同様であるため、同一構成部分には同列の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0071】
まず、構成を説明する。
図6は、本実施の形態における医用画像管理システム200の全体構成を示す図である。図6に示すように、医用画像管理システム200は、画像DB10aを備えたサーバ1と、画像DB30aを備えた診断端末3とが、ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能なように接続されて構成されている。医用画像管理システム200は、病院の内外に構築され、診療に利用する医用画像データを一括管理する。
【0072】
なお、図6においては、1台のサーバ1と、1台の診断端末3とが、ネットワークNを介して接続される例を示しているが、これらの装置や端末の台数は特に限定されない。
【0073】
サーバ1は、ネットワークNを介して接続される、クライアント端末である診断端末3を管理する。例えば、後述する医用画像表示処理において、ネットワークNを介して診断端末3から表示画面3a,3b,3c,3dの解像度を示す画素数データD,E,F,Gを取得し、これらの画素数データに基づいて医用画像の画像処理を行って診断端末3に送信し、表示画面3a,3b,3c,3dに表示させる。また、サーバ1は、画像DB10aを備え、医用画像表示処理を行う前の医用画像データや、医用画像表示処理により処理された医用画像データ等を画像DB10aに保存し、管理する。
【0074】
診断端末3は、例えば、病院内の内科や外科や研究室等の診療を行う場に設置されるクライアント端末であり、4つの表示画面3a〜3dを備えた表示装置である。また、診断端末3は、サーバ1に接続して医用画像データを要求したり、サーバ1から医用画像データを受信して、表示画面3a〜3dに表示する。
【0075】
ここで、表示対象の医用画像データを構成する画素数のデータを画素数データAとし、この画素数データAには、行方向の画素数o及び列方向の画素数pの情報が含まれる。また、表示画面3aの解像度を示すデータを画素数データD、表示画面3bの解像度を示すデータを画素数データE、表示画面3cの解像度を示すデータを画素数データF、表示画面3dの解像度を示すデータを画素数データGとし、これらの表示画面3a〜3dの各表示領域に表示可能な行方向の画素数をm、列方向の画素数をn、とする。
【0076】
以下、医用画像管理システム200を構成する各部について詳細に説明する。なお、本実施の形態のサーバ1の構成は第1の実施の形態におけるサーバ1と同一の構成とするため、その図示は省略し、異なる機能を有する機能的構成部についてのみ説明する。また、本実施の形態における診断端末3の機能的構成は第1の実施の形態における診断端末2と略同様であるため、重複する説明は省略する。
【0077】
サーバ1の制御部11は、医用画像表示処理において、入力部12から医用画像表示処理を開始する指示データを入力された場合に、或いは通信制御部14より診断端末2からの医用画像表示処理を要求するデータを入力された場合に、画像DB10aから表示対象の医用画像データを読み出し、表示先である診断端末3の表示画面3a〜3dにおける画素数データD〜Gに基づき、必要に応じて医用画像データの分割や切り取りを行い、処理した医用画像データ(表示画像データ、及び分割データ)を診断端末3に送信し、表示画面3a〜3dに表示させる。
【0078】
また、制御部11は、医用画像表示処理において、記憶部16に記憶されたROI認識プログラムを読み出して、このプログラムに従い、医用画像データにおけるROIと、その中心点を認識する。また、ROIの画素数データCを算出する。
【0079】
また、制御部11は医用画像表示処理において、この医用画像データを形成する画素の行方向及び列方向の画素数を示す画素数データAと、表示画面2aの解像度を示す画素数データBとを比較し、行方向及び列方向の画素数において、画素数データAが画素数データBより大きい場合には、さらに画素数データAを画素数データD,E,F,Gの行方向及び列方向における画素の合計と比較し、画素数データAが行方向と列方向の両方において画素数データD〜Gの合計以下であれば、医用画像データを画素数データD〜Gに基づいて表示画面3a〜3dに割り当てて分割し、表示画面3a〜3dに各々分割した画像データを表示させる。一方、画素数データAが行方向及び列方向の画素数においてD〜Gの合計より大きい場合には、ROIの中心点が表示画面3a〜3d全体の中心に合うように医用画像データを切り取り、切り取った医用画像データを診断端末3に送信し、表示画面3a〜3dに表示させる。
【0080】
記憶部16は、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体メモリで構成されている。記憶部16は、具体的には、医用画像表示処理において利用される医用画像表示処理プログラムや、医用画像表示処理においてROIとその中心点の認識を行うROI認識プログラムを記憶している。
【0081】
画像処理部17は、制御部11からの指示に従って、入力された画像データに切り取り処理、データ分割処理、ROI認識処理等の各種画像データ処理を施す。また、画像処理部17は、所定の符号化方式で圧縮する圧縮処理や、圧縮された画像データを復号化して伸長する伸長処理を実行する。
【0082】
次に、図6に示す診断端末3の内部構成を説明する。
図7は、診断端末3の機能的構成を示すブロック図である。図7に示すように、診断端末3は、制御部31、入力部32、表示部33、通信制御部34、RAM35、記憶部36、画像DB30aにより構成され、各部はバス37により接続されている。なお、サーバ1及び診断端末2の構成部と同様の機能を有する構成部、即ち入力部32、表示部33、通信制御部34、RAM35、画像DB30aについては、その詳細な説明を省略する。
【0083】
制御部31は、CPU等により構成され、記憶部36に記憶されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出し、RAM35に展開し、該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、制御部31は、RAM35に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM35に一時記憶させるとともに、表示部33に表示させる。そして、RAM35に一時記憶した処理結果を記憶部36の所定の保存先に保存させる。
【0084】
具体的には、制御部31は、記憶部36に記憶されている画像表示処理プログラムを読み出して、画像表示処理を実行する。画像表示処理において、制御部31は、通信制御部34を介してサーバ1から受信した医用画像データを表示画面3a〜3dに表示させる。制御部31は、行方向及び列方向において画素数データDよりも解像度が低い医用画像データを受信すると、画素数データDの解像度の範囲内で医用画像データを拡大して表示する。また、受信した医用画像データを画像DB30aに保存する。また、制御部31は、サーバ1に対して医用画像表示処理の開始を指示するデータを送信し、医用画像表示処理の開始を要求する。
【0085】
記憶部36は、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有し、この記録媒体に診断端末3上で実施可能な制御プログラム、及び制御プログラムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。これらの各種処理プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部31は、当該プログラムに従った動作を逐次実行する。
【0086】
次に、第3の実施の形態における動作を説明する。
【0087】
図8は、図2の制御部11による、第3の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。制御部11は、入力部12または通信制御部14から医用画像表示処理を指示するデータを取得すると、図7に示す医用画像表示処理を開始する。
【0088】
制御部11は、医用画像表示処理において、表示対象の医用画像データとその画素数データAを画像DB10aから読み出す(ステップS31)。次に、表示画面3a〜3dの画素数データD,E,F,Gが記憶部16に記憶されているか否かを判別する(ステップS32)。ステップS32において、画素数データD,E,F,Gが記憶部16に記憶されていない場合は(ステップS32;NO)、制御部11は、ネットワークNを介して診断端末3から画素数データD,E,F,Gを受信し、記憶部16に記憶し(ステップS33)、ステップS34に移行する。また、ステップS32において、画素数データBが記憶部16に記憶されている場合は(ステップS32;YES)、そのままステップS34へ移行する。
【0089】
次いで、制御部11は、画素数データAと画素数データD,E,F,Gとを比較して、行方向の画素数oがm以下であり、かつ列方向の画素数pがn以下であるか否かを判別する(ステップS34)。行方向の画素数oがm以下であり、かつ列方向の画素数pがn以下である場合には(ステップS34;YES)、医用画像データを診断端末3に送信し、表示画面3aに医用画像データ全体を表示させ(ステップS35)、医用画像表示処理を終了する。
【0090】
一方、上記ステップS34において、行方向の画素数oがm以下、かつ列方向の画素数pがn以下ではない場合には(ステップS34;NO)、行方向の画素数oが(m+m)以下であり、かつ列方向の画素数pが(n+n)以下であるか否かをさらに判別する(ステップS36)。行方向の画素数oが(m+m)以下であり、かつ列方向の画素数pが(n+n)以下であれば(ステップS36;YES)、画素数データD,E,F,Gに基づき、表示画面3a〜3dの全画面を使用して医用画像データを表示可能なように医用画像データを分割し、分割したデータを診断端末3に送信し、表示画面3a〜3dに表示させ(ステップS37)、医用画像表示処理を終了する。
【0091】
ここで、図9は、上記ステップS37において表示画面3a〜3dに医用画像データを表示させた場合の表示例を示す図である。図9に示すように、医用画像データが表示画面3a〜3dのいずれにも表示しきれないため、分割されて表示画面3a〜3dの全てを使用して医用画像データを表示する。これにより、医用画像を縮小せずに、表示先の表示画面3a〜3dにおいて元の医用画像データの画素数と同じ画素数を使用して表示を行うため、画質の劣化を防ぐことができる。
【0092】
上記ステップS36において、行方向の画素数oが(m+m)以下、かつ列方向の画素数pが(n+n)以下ではない場合には(ステップS36;NO)、制御部11は、記憶部36に記憶されているROI認識プログラムを読み出し、このプログラムに従って医用画像データを解剖学的に解析し、ROIとその中心点の認識を行う(ステップS38)。
【0093】
次いで、制御部11は、ROIを中心として行方向の画素数(m+m)、列方向の画素数(n+n)の領域分を医用画像データから切り取り、切り取った医用画像データを診断端末3に送信し、表示画面3a〜3dを使用して表示させ(ステップS39)、医用画像表示処理を終了する。
【0094】
以上のように、本第3の実施の形態によれば、医用画像表示処理において、サーバ1の制御部11は、画像DB10aに記憶された表示対象の医用画像データ及びその画素数データAを読み出すとともに、表示画面3a〜3dの画素数データD,E,F,Gが記憶部16に記憶されていない場合は診断端末3から画素数データD,E,F,Gを受信する。また、医用画像データを解析してROIの中心点を認識する。
そして、画素数データAを、画素数データD,E,F,Gと比較し、医用画像全体を表示画面3aに表示可能な場合には全体を表示画面3aに表示させ、全体を表示しきれない場合には医用画像データを分割して表示画面3a〜3dに表示させる。また、表示画面3a〜3dの全画面を使用しても医用画像データ全体を表示しきれない場合には、画素数データD,E,F,Gに応じてROIを中心に医用画像データを切り取り、切り取った医用画像データを診断端末3に送信し、表示画面3a〜3dの全表示領域を使用して表示させる。
【0095】
これにより、医用画像データよりも表示画面3a〜3dの各画素数データD,E,F,Gの解像度が低い場合に、医用画像データを縮小せず、画素数データD〜Fに応じて医用画像データを分割された医用画像データ、或いは切り取られた医用画像データを診断端末3に送信して表示画面3a〜3dに、ROIを中心にして分割して表示させる。したがって、複数の表示画面を使用して1つの医用画像データを表示することにより使用可能な画素数が増し、画質を低下させずに医用画像の表示を行うことができる。また、診断端末3の画素数データD〜Fに応じた医用画像データを送信し、余分なデータの送信を行わず、ネットワーク負荷を軽減し、伝送速度を向上させることができる。
【0096】
なお、上述した第3の実施の形態における記述は、本発明に係る好適な医用画像管理システム200の一例であり、これに限定されるものではない。
【0097】
例えば、本第3の実施の形態において、記憶部36に表示画面3a〜3dの画素数データD,E,F,Gが記憶されていない場合に、通信制御部24を介して診断端末3から画素数データD,E,F,Gを受信する場合を例として説明したが、例えば、記憶部16に予め画素数データD,E,F,Gを記憶させておいてもよい。
【0098】
また、上記第3の実施の形態においては、制御部11による医用画像表示処理において、4つの表示画面3a〜3dの各表示領域の解像度が同一である例について説明したが、使用する表示画面の数や各表示画面における解像度はこれに限定されるものではなく、複数の表示画面の画素数データに応じて医用画像データを分割したり切り取って表示させることもできる。さらに、上記ステップS37では、1つの診断端末の表示画面に医用画像データ全体を表示できる場合には、医用画像データを表示画面3aだけに表示させることとしたが、表示画面3b〜3dのいずれか、或いは複数の表示画面に表示させることも勿論可能である。
【0099】
[第4の実施の形態]
以下、図を参照して本第4の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態における医用画像管理システム300は、図1に示す医用画像管理システム100の構成と略同様であるため、同一構成部分には同列の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0100】
まず、構成を説明する。
図10は、本実施の形態における医用画像管理システム300の全体構成を示す図である。図10に示すように、医用画像管理システム300は、画像DB10aを備えたサーバ1と、画像DB20aを備えた診断端末2と、画像DB40aを備えた診断端末4とが、ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能なように接続されて構成されている。医用画像管理システム300は、病院の内外に構築され、診療に利用する医用画像データを一括管理する。
【0101】
なお、図10においては、1台のサーバ1と、1台の診断端末2と、1台の診断端末4とが、ネットワークNを介して接続される例を示しているが、これらの装置や端末の台数は特に限定されない。
【0102】
サーバ1は、ネットワークNを介して接続される、クライアント端末である診断端末2及び診断端末4を管理する。例えば、後述する医用画像表示処理において、ネットワークNを介して診断端末3から表示画面2a及び表示画面4aの解像度を示す画素数データB及び画素数データHを取得し、これらの画素数データに基づいて医用画像の画像処理を行って診断端末2及び4に送信し、表示画面2a、表示画面4aに表示させる。また、サーバ1は、画像DB10aを備え、医用画像表示処理を行う前の医用画像データや、医用画像表示処理により処理された医用画像データ等を画像DB10aに保存し、管理する。
【0103】
診断端末2及び診断端末4は、例えば、病院内の内科や外科や研究室等の診療を行う場に設置されるクライアント端末であり、各々、表示画面2a、4a、2b、メッセージ表示画面2b、4bと、モニタ切換ボタン2c、4c(図13参照)を備えた表示装置である。これらの診断端末2及び診断端末4は、同一の病院や研究室内で、同時に確認できるように隣接して設置されており、サーバ1に接続して医用画像データを要求したり、サーバ1から医用画像データを受信し、受信データを表示画面2a、表示画面4aに各々表示する。また、サーバ1から医用画像データとともに送信される各種メッセージを表示画面2b,4bに表示させる。また、モニタ切換ボタン2c、4cを押下されると、医用画像データの表示先を表示画面2aから表示画面4a、あるいは表示画面4aから表示画面2aに切り換える指示データをサーバ1に送信する。
【0104】
ここで、表示対象の医用画像データを構成する画素数のデータを画素数データAとし、この画素数データAには、行方向の画素数o、列方向の画素数p、の情報が含まれている。また、表示画面2aの解像度を示すデータを画素数データB、行方向の画素数q、列方向の画素数r、とし、表示画面4aの解像度を示すデータを画素数データH、行方向の画素数u、列方向の画素数v、とする。
【0105】
以下、医用画像管理システム300を構成する各部について詳細に説明する。なお、本実施の形態のサーバ1及び診断端末2の構成は第1の実施の形態におけるサーバ1及び診断端末2と同一の構成とするため、その図示は省略し、異なる機能を有する機能的構成部についてのみ説明する。また、本実施の形態における診断端末4の機能的構成は第1の実施の形態における診断端末2と略同様であるため、重複する説明は省略する。
【0106】
サーバ1の制御部11は、医用画像表示処理において、入力部12から医用画像表示処理を開始する指示データを入力された場合に、或いは通信制御部14より診断端末2からの医用画像表示処理を要求するデータを入力された場合に、画像DB10aから表示対象の医用画像データを読み出し、表示先である診断端末2に送信して表示画面2aに表示させる。
【0107】
また、制御部11は、医用画像表示処理において、記憶部16に記憶されたROI認識プログラムを読み出して、このプログラムに従い、医用画像データにおけるROIと、その中心点を認識する。また、ROIの画素数データCを算出する。
【0108】
また、医用画像表示処理において、制御部11は、診断端末2から画素数データBを受信し、行方向及び列方向の画素数において、画素数データBが画素数データAより小さい場合には、医用画像データからROIを中心に画素数データB分の領域を切り取り、切り取り処理した医用画像データとともに、各種メッセージのデータを記憶部16から読み出して診断端末2に送信して表示画面2aに表示させる。
【0109】
記憶部16は、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体メモリで構成されている。記憶部16は、具体的には、医用画像表示処理において利用される医用画像表示処理プログラムや、医用画像表示処理においてROIとその中心点の認識を行うROI認識プログラムを記憶している。また、医用画像データとともに診断端末2に送信される切換メッセージ等の各種メッセージのテキストデータを記憶する。
【0110】
次に、図10に示す診断端末2の内部構成を説明する。なお、本実施の形態の診断端末2の構成は第1の実施の形態における診断端末2と同一の構成とするため、その図示は省略し、異なる機能を有する機能的構成部についてのみ説明する。
【0111】
制御部21は、CPU等により構成され、記憶部26に記憶されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出し、RAM25に展開し、該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御する。具体的には、制御部21は、記憶部26に記憶されている画像表示処理プログラムを読み出して、画像表示処理を実行する。画像表示処理において、制御部21は、通信制御部24を介してサーバ1から受信した表示画像データや、切換メッセージのデータを表示画面2aに表示させる。なお、制御部21は、行方向及び列方向において、画素数データBよりも解像度が低い医用画像データを受信すると、画素数データBの解像度の範囲内で医用画像データを拡大し、表示画面2aに表示する。また、受信した医用画像データを画像DB20aに保存する。さらに、制御部21は、サーバ1に対して医用画像表示処理の開始を指示するデータを送信し、医用画像表示処理の開始を要求する。また、図13に示すモニタ切換ボタン2cを押下されると、サーバ1に医用画像データの表示先の診断端末の切換えを指示するデータを送信する。
【0112】
次に、図10に示す診断端末4の内部構成を説明する。
図11は、診断端末4の機能的構成を示すブロック図である。図11に示すように、診断端末4は、制御部41、入力部42、表示部43、通信制御部44、RAM45、記憶部46、画像DB40aにより構成され、各部はバス47により接続されている。なお、サーバ1及び診断端末2の構成部と同様の機能を有する構成部、即ち入力部42、表示部43、通信制御部44、RAM45、画像DB40aについては、その詳細な説明を省略する。
【0113】
制御部41は、CPU等により構成され、記憶部46に記憶されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出し、RAM45に展開し、該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、制御部41は、RAM45に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM45に一時記憶させるとともに、表示部43に表示させる。そして、RAM45に一時記憶した処理結果を記憶部46の所定の保存先に保存させる。
【0114】
具体的には、制御部41は、記憶部46に記憶されている画像表示処理プログラムを読み出して、画像表示処理を実行する。画像表示処理において、制御部41は、通信制御部44を介してサーバ1から受信した医用画像データを表示画面4aに表示させる。なお、制御部41は、行方向及び列方向の画素数に関して、画素数データHよりも改造度が低い医用画像データを受信すると、画素数データHの解像度の範囲内で医用画像データを拡大して表示する。また、受信した医用画像データを画像DB40aに保存する。さらに、制御部41は、サーバ1に対して医用画像表示処理の開始を指示するデータを送信し、医用画像表示処理の開始を要求する。また、モニタ切換ボタン2cを押下されると、医用画像データの表示先の切換えを指示するデータをサーバ1に送信する。
【0115】
記憶部46は、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有し、この記録媒体に診断端末4上で実施可能な制御プログラム、及び制御プログラムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。これらの各種処理プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部41は、当該プログラムに従った動作を逐次実行する。
【0116】
次に、第3の実施の形態における動作を説明する。
図12は、図2の制御部11による、第4の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。制御部11は、入力部12または通信制御部14から医用画像表示処理を指示するデータを取得すると、図12に示す医用画像表示処理を開始する。
【0117】
制御部11は、医用画像表示処理において、表示対象の医用画像データとその画素数データAを画像DB10aから読み出す(ステップS51)。次に、表示画面2aの解像度を示す画素数データBが記憶部16に記憶されているか否かを判別する(ステップS52)。ステップS52において、画素数データBが記憶部16に記憶されていない場合は(ステップS52;NO)、制御部11は、ネットワークNを介して診断端末2から画素数データBを受信し、記憶部16に記憶し(ステップS53)、ステップS54に移行する。また、ステップS52において、画素数データBが記憶部16に記憶されている場合は(ステップS52;YES)、そのままステップS54へ移行する。
【0118】
ステップS54において、制御部11は、画素数データAと画素数データBとを比較して、行方向の画素数oがq以下であり、かつ列方向の画素数pがr以下であるか否かを判別する。行方向の画素数oがq以下であり、かつ列方向の画素数pがr以下である場合には(ステップS54;YES)、医用画像データを診断端末2に送信し、表示画面2aに医用画像データ全体を表示させ(ステップS55)、医用画像表示処理を終了する。
【0119】
一方、上記ステップS54において、行方向の画素数oがq以下であり、かつ列方向の画素数pがr以下ではない場合には(ステップS54;NO)、 制御部11は、記憶部16に記憶されているROI認識プログラムを読み出し、このプログラムに従って医用画像データを解剖学的に解析し、ROIとその中心点の認識を行い(ステップS56)、ROIの画素数データCを算出する(ステップS57)。
【0120】
次いで、制御部11は、医用画像データにおいて、ROIの中心点から画素数データB分の領域を医用画像データから切り取り、記憶部16に記憶された切換メッセージを読み出して、切り取った医用画像データとともに診断端末2に送信し、表示画面2a及び2bに表示させる(ステップS58)。
【0121】
ここで、図13(a)は、上記ステップS58において表示画面2aに医用画像データ及び切換メッセージを表示させた例を示す図である。図13(a)に示すように、医用画像データの画素数データAよりも表示画面2aの解像度を示す画素数データBのほうが少ないため、切り取り表示を行う場合に、医用画像データを表示する診断端末を切り換えるか否かを診断端末2のユーザに問い合わせるメッセージが表示画面2bに表示され、モニタ切換ボタン2cが押下されると、他の診断端末、即ち診断端末4の解像度を示す画素数データHを受信し、画素数データB及びHを比較し、より高い解像度を有する表示画面に医用画像データを表示させる。
【0122】
上記ステップS58に続いて、制御部11は、診断端末2aからモニタ切換を指示するデータを受信したか否かを判別し(ステップS59)、受信しない場合は(ステップS59;NO)、切り取った医用画像データを表示画面2aに表示させたまま、表示画面2bにおける切換メッセージの表示を終了し(ステップS60)、医用画像表示処理を終了する。
【0123】
一方、上記ステップS59において、モニタ切換を指示するデータを受信すると(ステップS59;YES)、表示画面4aの解像度を示す画素数データHが記憶部16に記憶されているか否かを判別し(ステップS61)、記憶されていない場合には(ステップS61;NO)、診断端末4から画素数データHを受信し、記憶部16に記憶し(ステップS62)、ステップS63に移行し、すでに画素数データHが記憶部16に記憶されている場合には(ステップS61;YES)、そのままステップS63に移行する。
【0124】
制御部11は、ステップS63において、画素の行方向の画素数oがu以下であり、かつ列方向の画素数pがv以下であるか否かを判別し、行方向の画素数oがu以下であり、かつ列方向の画素数pがv以下であれば(ステップS63;YES)、図13(b)に示すように、医用画像データと、図13(b)中の4bに示すメッセージ「最適なモニタで表示中」のデータとを診断端末4に送信し、表示画面4a、メッセージ表示画面4bに表示させる(ステップS64)。
【0125】
一方、上記ステップS63において、行方向の画素数oがu以下であり、かつ列方向の画素数pがv以下でない場合には(ステップS63;NO)、画素数データBと画素数データHにおける総画素数を比較し、画素数データHの総画素数が画素数データBの総画素数以上であるか否かを判別する(ステップS65)。画素数データHの総画素数が画素数データBの総画素数以上であれば(ステップS65;YES)、ROIを中心に画素数データH分の領域を医用画像データから切り取り、記憶部16からメッセージ「最適なモニタで表示中」のデータを読み出して医用画像データとともに診断端末4に送信し、表示画面4a,メッセージ表示画面4bに各々表示させる(ステップS66)。
【0126】
一方、上記ステップS65において、画素数データHの総画素数が画素数データBの総画素数以上ではない場合には(ステップS65;NO)、ステップS58で切り取った医用画像データを診断端末2の表示画面2aに表示させたまま、メッセージ「最適なモニタで表示中」のデータを記憶部16から読み出して診断端末2に送信し、メッセージ表示画面2bに表示させ(ステップS67)、医用画像表示処理を終了する。
【0127】
以上のように、本第4の実施の形態によれば、医用画像表示処理において、サーバ1の制御部11は、画像DB10aに記憶された表示対象の医用画像データ及びその画素数データAを読み出すとともに、表示画面2a画素数データBが記憶部16に記憶されていない場合は診断端末2から画素数データBを受信する。また、医用画像データを解析してROIの画素数データCを算出する。
【0128】
次いで、画素数データAと画素数データBとを比較し、表示画面2aに医用画像データの全体を表示しきれない場合にはROIを中心に画素数データB分の領域を切り取って、切換メッセージとともに診断端末2に送信して、表示画面2a,2bに表示させる。また、診断端末2からモニタ切換を指示するデータを受信すると、画素数データAと、画素数データBと、画素数データHとを比較し、より解像度の高い診断端末に医用画像データを表示させるとともに、最適なモニタに表示していることを通知するメッセージを表示させる。
【0129】
これにより、複数の診断端末に接続した場合に、サーバ1は、各診断端末から画素数データを受信し、より解像度の高い表示画面を有する診断端末に医用画像データを送信して表示させることができる。したがって、医用画像データを鮮明に表示することができる。また、診断端末2及び4の解像度に応じた医用画像データを送信し、余分なデータを送信せず、ネットワーク負荷を軽減し、伝送速度を向上させることができる。
【0130】
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明に係る医用画像管理システムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
【0131】
例えば、本第4の実施の形態において、記憶部16に表示画面2a及び表示画面4aの解像度を示す画素数データB及び画素数データHが記憶されていない場合に、通信制御部14を介して診断端末2及び診断端末4から画素数データBと画素数データHを受信する例について説明したが、例えば、記憶部16に予め画素数データB及び画素数データHを記憶させておいてもよい。
【0132】
また、本第4の実施の形態においては、例えば、表示対象の医用画像データに対して表示先の表示画面2aの画素数が少ない場合、即ち表示画面2aの解像度が低い場合には、モニタの切換メッセージを表示画面2aに表示させ、診断端末2のユーザにより入力される指示データに応じてモニタ切換、即ち表示画面の変更を行うこととしたが、表示先の表示画面の解像度が低い場合には、接続された各診断端末から画素数データを受信し、より解像度の高い表示画面を有する診断端末に自動的に表示先を切り換えることも勿論可能である。また、予め接続された複数の診断端末の表示可能画素数データを取得し、記憶部16に記憶し、最も解像度の高い表示画面に医用画像データを送信して表示させることも可能である。
【0133】
また、本第4の実施の形態における医用画像表示処理のステップS65において、制御部11は、ROIのデータと表示画面2aの総画素数を比較し、ROIのデータを表示する診断端末を決定したが、ROIの表示方法はこれに限定されず、例えば、行方向と列方向の画素数比率(s:t)を変えずに表示画面2aまたは4aに表示させることとして、より多くの画素数を使用して表示できる診断端末の表示画面にROIのデータを表示させてもよい。
【0134】
なお、上記第1〜第4の実施の形態において、診断端末2、3、4は、医用画像データを表示する表示装置としたが、これに限らず、例えば医用画像データの周波数処理、階調処理等の各種画像データ処理を行う画像処理部を備えた端末であってもよい。
【0135】
また、医用画像管理システム100,200,300を構成する各端末または構成部分の細部構成、及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0136】
【発明の効果】
請求項1、6、7、8に記載の発明によれば、医用画像データよりも表示装置における解像度が低い場合に、画質の劣化を最小限に抑え、医用画像における関心領域を鮮明に表示することができる。また、医用画像データの画素数の情報に基づき、行方向及び列方向の画素数の比率を変えずに表示装置に表示させるため、医用画像データを歪みなく表示できる。
【0137】
請求項2記載の発明によれば、関心領域を表示部における表示領域の中心に表示するため、関心領域の確認が容易となる。
【0138】
請求項3記載の発明によれば、医用画像データよりも表示装置における解像度が低い場合に、前記医用画像データから画素の一部を除去して画像の間引き処理を行うが、医用画像全体を縮小するのではなく、関心領域部分のみを縮小するため、縮小率を抑えることによって画像の劣化を最小限に抑えることができる。また、診断において重要である関心領域全体を確認することができる。
【0139】
請求項4記載の発明によれば、複数の表示部の表示領域に医用画像データを分割して表示することにより、1つの表示部の表示領域において表示を行う場合に比べて、解像度の高いデータが表示可能になり、高い解像度を有する医用画像データの画質を低下させずに表示できるため、鮮明な画像表示が行える。
【0140】
請求項5記載の発明によれば、医用画像データよりも表示装置における解像度が低い場合に、より高い解像度を有するその他の表示装置に表示先を切り替え、より鮮明な医用画像データ表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2の実施の形態における医用画像管理システム100の全体構成を示す図である。
【図2】図1のサーバ1の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図1の診断端末2の機能的構成を示すブロック図である。
【図4】図2の制御部11による、第1の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。
【図5】図2の制御部11による、第2の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。
【図6】第3の実施の形態における医用画像管理システム200の全体構成を示す図である。
【図7】図6の診断端末3の機能的構成を示すブロック図である。
【図8】図2の制御部11による、第3の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。
【図9】第3の実施の形態において、表示画面3a〜3dに医用画像データを表示させた場合の表示例を示す図である。
【図10】第4の実施の形態における医用画像管理システム300の全体構成を示す図である。
【図11】図10の診断端末4の機能的構成を示すブロック図である。
【図12】図2の制御部11による、第4の実施の形態における医用画像表示処理を示すフローチャートである。
【図13】図13(a)は、第4の実施の形態において表示画面2aに医用画像データ及び切換メッセージを表示させた例を示す図であり、図13(b)は、医用画像データの表示先を表示画面4aに切り換えて表示させた例を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ
2,3,4 診断端末
1a,2a,3a,3b,3c,3d,4a 表示画面
2b,4b メッセージ表示画面
2c,4c モニタ切換ボタン
10a,20a,30a 画像DB
11,21,31,41 制御部
12,22,32,42 入力部
13,23,33,43 表示部
14,24,34,44 通信制御部
15,25,35,45 RAM
16,26,36,46 記憶部
17 画像処理部
18,27,37,47 バス
100,200,300 医用画像管理システム
N ネットワーク
o,q,m,s,u 行方向の画素数
p,r,n,t,v 列方向の画素数

Claims (8)

  1. 表示装置と接続し、該表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させる医用画像処理装置において、
    前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶する記憶手段と、
    前記第1の解像度データと前記第2の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成する画像処理手段と、
    前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする医用画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記関心領域の中心点と前記表示領域の中心点とを一致させて前記表示画像データを前記表示領域に表示させることを特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。
  3. 前記医用画像データにおける前記関心領域のデータの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第3の解像度データを算出する算出手段を備え、
    前記画像処理手段は、前記第2の解像度データと前記第3の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第3の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記関心領域のデータから画素の一部を除去して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第3の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成することを特徴とする請求項2記載の医用画像処理装置。
  4. 前記表示装置は、複数の表示部を備え、
    前記画像処理手段は、前記医用画像データを分割して分割データを生成し、
    前記表示制御手段は、前記分割データを前記複数の表示部における各表示領域に表示させることを特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。
  5. 複数の表示装置と接続し、
    前記表示制御手段は、任意の表示装置において、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、他の表示装置に切り換えて前記医用画像データを表示させることを特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。
  6. 表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させる医用画像処理方法において、
    前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶する工程と、
    前記医用画像データの解像度を示す第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示す第2の解像度データとを比較し、行方向または列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成する工程と、
    前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させる工程と、
    を含むことを特徴とする医用画像処理方法。
  7. 表示装置と接続し、該表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させるコンピュータに、
    前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶する機能と、
    前記第1の解像度データと前記第2の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成する機能と、
    前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させる機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  8. 表示装置と接続し、該表示装置の表示部における表示領域に医用画像データを表示させるコンピュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記医用画像データの解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第1の解像度データと、前記表示領域の解像度を示し、行方向及び列方向の画素数の情報を含む第2の解像度データとを記憶するためのプログラムコードと、
    前記第1の解像度データと前記第2の解像度データとを比較し、行方向及び列方向の何れかまたは両方の画素数において前記第1の解像度データが前記第2の解像度データより大きい場合に、前記医用画像データを元に、該医用画像データの関心領域を残して、前記第2の解像度データに対応させた、前記第1の解像度データと同一の行方向及び列方向の画素数比率から成る表示画像データを生成するためのプログラムコードと、
    前記表示画像データを前記表示装置に送信して前記表示領域に表示させるためのプログラムコードと、
    を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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