JP4042193B2 - 平面型フィルタ及び平面型フィルタモジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は移動体通信をはじめとする通信分野で利用される高周波回路用の平面型フィルタ及び平面型フィルタモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のフィルタは、図11のバンドパスフィルタ等価回路図に示すようにインダクタンスとコンデンサから構成される共振器を同軸誘電体等で実現し、チップコンデンサで各共振器を結合させるフィルタであった。また、平面型共振器120,121を用いたフィルタであっても、図12に示すように信号入出力用タップ122,123を用いて信号の入出力を行うフィルタであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、同軸誘電体共振器等を用いたフィルタは同軸誘電体共振器自体が3GHz程度までしか通常モードで動作することが期待できない。また、セミリジッドケーブルを共振器として5GHz以上でバンドパスフィルタを構成するとしても、結合コンデンサの容量が0.01pF〜0.1pF程度の値となりチップコンデンサを使用する事ができない。そのため、共振器の結合は空間での容量結合となる。しかし、空間での容量結合とした場合には迷結合等で本来設計したバンドパスフィルタの特性を得ることが困難である。
【0004】
また、誘電体共振器を用いたフィルタでは共振器自体の大きさが大きく、フィルタの形状も大きくなってしまう。さらに、信号入出力部に信号入出力用タップを用いた平面型共振器を用いたフィルタでは、タップ部分での寄生容量が原因して損失が大きくなってしまう。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、線路接地点が不要でグランド電位の影響を受けず、リング形状によりループを形成することで放射損が小さく、かつ基板上に平面共振器を構成することで低背な平面型のフィルタ及びフィルタモジュールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の平面型フィルタは、線路長の中心点を通る軸を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路の2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器と、前記リング状共振器を前記第1の軸に対し垂直方向に2個配置して電磁界結合させると共に前記2つのリング状共振器と電磁界結合するように設けられた減衰極生成用の信号入出力伝送線路とを備えたものであり、前記信号入出力伝送線路は前記2つのリング状共振器と電磁界結合させるために前記2つのリング状共振器の外周に沿って配置され、前記リング状の線路の線路幅を開放端側で広くすると共に前記リング状の線路で囲まれた開口窓を前記第1の軸を軸として左右非対称となると共に、2つのリング状共振器の開口窓を2つの共振器間の第2の軸に対して左右対称となり、かつ前記信号入出力伝送線路に対向する前記リング状共振器の線路幅と前記信号入出力伝送線路の線路幅とが異なるように形成したことを特徴とする。この構成によれば、放射損が小さく安定で小型低背なフィルタ及びフィルタモジュールを実現することが可能となり、開口窓部の調整により、異なる通過帯域幅と減衰極を有するフィルタを実現することが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、線路長の中心点を通る軸を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路の2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器と、前記リング状共振器を前記第1の軸に対し垂直方向に2個配置して電磁界結合させると共に前記2つのリング状共振器と電磁界結合するように設けられた減衰極生成用の信号入出力伝送線路とを備え、前記信号入出力伝送線路は前記2つのリング状共振器と電磁界結合させるために前記2つのリング状共振器の外周に沿って配置され、前記リング状の線路の線路幅を開放端側で広くすると共に前記リング状の線路で囲まれた開口窓を前記第1の軸を軸として左右非対称となると共に、2つのリング状共振器の開口窓を2つの共振器間の第2の軸に対して左右対称となり、かつ前記信号入出力伝送線路に対向する前記リング状共振器の線路幅と前記信号入出力伝送線路の線路幅とが異なるように形成したことを特徴とする平面型フィルタであり、共振器にリング状共振器を用いることにより放射損が小さく安定で小型低背なフィルタを実現すると共に、電磁界結合する信号入出力伝送線路を用いることにより損失を低減する作用を有し、開口窓部の調整により、異なる通過帯域幅と減衰極を有するフィルタを実現することが可能である。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、リング状共振器を第1の軸に対し垂直方向に複数個配置してそれぞれを電磁界結合させると共に電磁界結合された結合リング状共振器の内、最両端に配置された2つのリング状共振器と電磁界結合するように設けられた信号入出力伝送線路とを備え、前記信号入出力伝送線路は前記2つのリング状共振器と電磁界結合させるために前記2つのリング状共振器の外周に沿って配置されることを特徴とする平面型フィルタであり、請求項1記載の平面型フィルタより急峻な通過帯域外減衰特性を実現することが可能である。
【0009】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1記載の平面型フィルタのリング状共振器及び信号入出力伝送線路をテフロン(登録商標)基板あるいはアルミナ基板上に形成した平面型フィルタモジュールであり、テフロン(登録商標)基板あるいはアルミナ基板上に共振器を構成することで、Qが高く低損失なフィルタモジュールを実現することが可能である。
【0010】
本発明の請求項4に記載の発明は、リング状共振器の開放端部の長さを調整し共振周波数を可変できるように開口部を前記開放端上部に有し、前記開放端以外を覆うシールドケースを備えた請求項3に記載の平面型フィルタモジュールである。5GHz以上の周波数ではシールドケースを実装した際のフィルタ特性とシールドケース無しの状態でのフィルタ特性とに差が生じるが、開口部を有したシールドケースを用いることによりシールドケースを実装した状態でレーザートリミングなどの手段を用いて簡単にフィルタ特性を調整することが可能となる。
【0011】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1記載の平面型フィルタのリング状共振器及び信号入出力伝送線路を誘電体内に形成した平面型フィルタモジュールであり、さらに請求項3記載のテフロン(登録商標)あるいはアルミナに対してさらに誘電率の高い誘電体を封止材料とすることより小型でのフィルタを実現することが可能である。また、誘電体内に共振器を構成しているためシールドケースが不要となる。
【0012】
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1におけるリング状共振器平面型フィルタの構成図を示す。図1において、2分の1波長の線路長を有し、その線路長の中心点を通る軸103,104を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路の2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器101,102と、リング状共振器101,102を第1の軸103,104に対し垂直方向に2個配置して電磁界結合させると共に2つのリング状共振器101,102と電磁界結合するように2つのリング状共振器101,102の外周に沿って設けた信号入出力伝送線路105,106とにより構成される。
【0013】
ここで、共振器に平面型のリング状共振器を用いることにより放射損が小さく安定で小型低背なフィルタを実現すると共に、電磁界結合する信号入出力伝送線路105,106を用いることによって損失を低減することが可能である。また、2分の1波長線路を用いていることから図10に示すように通過帯域116,118の下側ないし上側に減衰極117,119を有するフィルタを実現することが可能である。
【0014】
なお、図2に示すように本実施の形態における2つのリング状共振器101,102に沿って配置した信号入出力伝送線路105,106の長さを変化させることにより、リング状共振器101,102との電磁界結合度を変え、平面型フィルタの入出力インピーダンスを変化させることが可能である。
【0015】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2におけるリング状共振器平面型フィルタの構成図を示す。図3において、2分の1波長の線路長を有し、その線路長の中心点を通る軸103,104を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路の2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器と、リング状共振器を第1の軸103,104に対し垂直方向に複数個配置してそれぞれを電磁界結合させると共に電磁界結合された結合リング状共振器の内、最両端に配置された2つのリング状共振器と電磁界結合するように2つの最両端のリング状共振器の外周に沿って設けられた信号入出力伝送線路105,106とより構成される。図2において、リング状共振器を複数個用いることにより、より急峻な通過帯域外減衰特性を実現することが可能である。
【0016】
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3におけるリング状共振器平面型フィルタの構成図を示す。図4において、2分の1波長の線路長を有し、その線路長の中心点を通る軸103,104を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路で、リングを形成する線路の線路幅を開放端側で広くして2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器より構成され、第1の軸上103,104に対して左右対称となるリング状の線路で囲まれた開口窓108,109を形成した平面型フィルタである。
【0017】
2つのリング状共振器101,102を線路幅を開放端で広くしたステップドインピーダンス(SIR)共振器とすることにより実施の形態1よりさらに小型化を実現することが可能である。
【0018】
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4におけるリング状共振器平面型フィルタの構成図を示す。図5において、2分の1波長の線路長を有し、その線路長の中心点を通る軸103,104を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路で、リングを形成する線路の線路幅を開放端側で広くして2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器より構成され、第1の軸上103,104に対して左右対称となるリング状の線路で囲まれた開口窓108,109を形成した平面型フィルタである。
【0019】
2つのリング状共振器の開口窓108,109を2つの共振器101,102間の第2の軸110に対して左右対称となるようにかつ第1の軸103,104に対して各リング状共振器101,102が非対称で第2の軸110に近接するように構成することで、実施の形態3の平面型フィルタと異なる通過帯域幅と減衰極を有するフィルタを実現することが可能である。
【0020】
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5におけるリング状共振器平面型フィルタの構成図を示す。図6において、2分の1波長の線路長を有し、その線路長の中心点を通る軸103,104を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路で、リングを形成する線路の線路幅を開放端側で広くして2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器より構成され、第1の軸上103,104に対して左右対称となるリング状の線路で囲まれた開口窓108,109を形成した平面型フィルタである。
【0021】
2つのリング状共振器の開口窓108,109を2つの共振器101,102間の第2の軸110に対して左右対称となるようにかつ第1の軸103,104に対して各リング状共振器101,102が非対称で第2の軸110から遠ざかるように構成することで、実施の形態3および実施の形態4の平面型フィルタと異なる通過帯域幅と減衰極を有するフィルタを実現することが可能である。
【0022】
(実施の形態6)
図7は、本発明の実施の形態6におけるリング状共振器平面型フィルタモジュールの構成図を示す。図7において、2分の1波長の線路長を有し、その線路長の中心点を通る軸103,104を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路の2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器101,102と、リング状共振器101,102を第1の軸103,104に対し垂直方向に2個配置して電磁界結合させると共に2つのリング状共振器101,102と電磁界結合するように2つのリング状共振器101,102の外周に沿って設けた信号入出力伝送線路105,106とより構成され、リング状共振器101,102及び信号入出力伝送線路105,106をテフロン(登録商標)基板あるいはアルミナ基板上に形成するものである。
【0023】
テフロン(登録商標)基板あるいはアルミナ基板等のQの高い材質を有したフィルタモジュール基板111上に共振器を構成することで、低損失なフィルタモジュールを実現することが可能である。
【0024】
(実施の形態7)
図8は、本発明の実施の形態7におけるリング状共振器平面型フィルタモジュールの構成図を示す。図8において、2分の1波長の線路長を有し、その線路長の中心点を通る軸103,104を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路の2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器101,102と、リング状共振器101,102を第1の軸103,104に対し垂直方向に2個配置して電磁界結合させると共に2つのリング状共振器101,102と電磁界結合するように2つのリング状共振器101,102の外周に沿って設けた信号入出力伝送線路105,106と、リング状共振器101,102の開放端部112の長さを調整し共振周波数を可変できるように開口部114を開放端112上部に有し、開放端112以外を覆うシールドケース113とにより構成される。
【0025】
ここで、共振周波数調整用の開口部を有したシールドケースを用いることによりシールドケースを実装した状態でレーザートリミングなどの手段を用いて簡単にフィルタ特性を調整することが可能となる。
【0026】
(実施の形態8)
図9は、本発明の実施の形態8におけるリング状共振器平面型フィルタモジュールの構成図を示す。図9において、実施の形態1ないし実施の形態5のリング状共振器平面型フィルタのリング状共振器101,102及び信号入出力伝送線路105,106を誘電体115内に構成する。
【0027】
ここで、誘電率の高い誘電体を封止材料とすることにより実施の形態1ないし実施の形態7よりさらに小型のフィルタを実現することが可能である。また、誘電体内に共振器を構成しているためシールドケースが不要となる。
【0028】
なお、図10は実施の形態6〜8の平面型フィルタモジュールの特性を示しており、116,118は通過帯域、117,119は減衰極を示している。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、放射損が小さく安定なリング状平面型共振器とリング状共振器と電磁界結合し信号取り出し時の損失が少ない信号入出力伝送線路とにより平面型フィルタを構成することで、低損失特性を保持したままフィルタの小型化及び低背化を図るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の平面型フィルタの構成図
【図2】 本発明の実施の形態1の平面型フィルタの構成図
【図3】 本発明の実施の形態2の平面型フィルタの構成図
【図4】 本発明の実施の形態3の平面型フィルタの構成図
【図5】 本発明の実施の形態4の平面型フィルタの構成図
【図6】 本発明の実施の形態5の平面型フィルタの構成図
【図7】 本発明の実施の形態6の平面型フィルタモジュールの構成図
【図8】 本発明の実施の形態7の平面型フィルタモジュールの構成図
【図9】 本発明の実施の形態8の平面型フィルタモジュールの断面図
【図10】 本発明の実施の形態6ないし実施の形態8の平面型フィルタモジュールの特性図
【図11】 従来の平面型フィルタの構成図
【図12】 従来の平面型フィルタの構成図
【符号の説明】
101,102,107,120,121 リング状共振器
103,104 第1の軸
105,106 信号入出力伝送線路
108,109 開口窓
110 第2の軸
111 フィルタモジュール基板
112 リング状共振器開放端
113 シールドケース
114 シールドケース開口部
115 誘電体
116,118 通過帯域
117,119 減衰極
122,123 信号入出力用タップ
Claims (5)
- 線路長の中心点を通る軸を第1の軸として折り曲げ対向させたリング状の線路の2つの開放端を空間容量結合させてなる平面型のリング状共振器と、前記リング状共振器を前記第1の軸に対し垂直方向に2個配置して電磁界結合させると共に前記2つのリング状共振器と電磁界結合するように設けられた減衰極生成用の信号入出力伝送線路とを備え、前記信号入出力伝送線路は、前記2つのリング状共振器と電磁界結合させるために前記2つのリング状共振器の外周に沿って配置され、前記リング状の線路の線路幅を開放端側で広くすると共に前記リング状の線路で囲まれた開口窓を前記第1の軸を軸として左右非対称となると共に、2つのリング状共振器の開口窓を2つの共振器間の第2の軸に対して略左右対称となり、かつ前記信号入出力伝送線路に対向する前記リング状共振器の線路幅と前記信号入出力伝送線路の線路幅とが異なるように形成したことを特徴とする平面型フィルタ。
- リング状共振器を第1の軸に対し垂直方向に複数個配置してそれぞれを電磁界結合させると共に電磁界結合された結合リング状共振器の内、最両端に配置された2つのリング状共振器と電磁界結合するように設けられた減衰極生成用の信号入出力伝送線路とを備え、前記信号入出力伝送線路は前記2つのリング状共振器と電磁界結合させるために前記2つのリング状共振器の外周に沿って配置されることを特徴とする請求項1記載の平面型フィルタ。
- 請求項1記載の平面型フィルタのリング状共振器及び信号入出力伝送線路をテフロン(登録商標)基板あるいはアルミナ基板上に形成したことを特徴とする平面型フィルタモジュール。
- リング状共振器の開放端部の長さを調整し共振周波数を調整できるように開口部を前記開放端上部に有し、前記調整部分以外を覆うシールドケースを備えた請求項3に記載の平面型フィルタモジュール。
- 請求項1記載の平面型フィルタのリング状共振器及び信号入出力伝送線路を誘電体内に形成したことを特徴とする平面型フィルタモジュール。
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