JP4042032B2 - 電球形蛍光ランプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電球形蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
電球形蛍光ランプは、数本のU字形などに屈曲形成されたバルブを複数本つなぎ合わせて1本の放電路が形成された蛍光ランプを、カバー体に支持させて構成されている。このカバー体は口金を有し、蛍光ランプを点灯させるための点灯回路を収容している。
【0003】
このような電球形蛍光ランプでは、点灯中にのカバー体内部が温度上昇して点灯回路を構成する電子部品の耐熱温度を超えてしまうことが懸念されている。この対策として、例えば特開平5−250905号公報に記載されているように、点灯回路の発熱によりカバー内の温度上昇を防ぐために、点灯回路、ケース、ホルダーおよびグローブをシリコーン接着剤でそれぞれ接合させて、点灯回路の熱をシリコーン接着剤を介してカバーおよびグローブから放熱させる技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、ホルダ縁部に形成された開口より放熱接着剤が流れ込み点灯装置に接触する構成である。したがって、点灯装置の電子部品に合成樹脂を充填する際、合成樹脂が硬化前に流出してしまうなどの不具合があり、充填作業が困難という問題がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、点灯回路の電子部品に容易に熱伝導性物質を被着することが可能な電球形蛍光ランプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電球形蛍光ランプは、屈曲形の蛍光ランプと;この蛍光ランプを支持するホルダと;一端側に口金が他端側にホルダがそれぞれ取付けられるとともに、一端から他端に向かう方向に対して平行方向に2つに分割された一対の分割体により構成された回転体形状をなすカバー体と;蛍光ランプを点灯させる点灯回路を構成する複数の電子部品が回路基板に実装され、カバー体内に収容された点灯回路と;この点灯回路の複数の電子部品のうちの少なくとも一部およびカバー体内面にそれぞれ接触するように一対の分割体のうちの一方側の内面側に充填された熱伝導性物質と;を具備しており、熱伝導性物質は一対の分割体の分割面がなす一方の分割体の開口が上側に向くように一方の分割体が下側に位置して状態で一方の分割体の内部に充填されていることを特徴とするものである。
【0007】
ここでいう熱伝導性物質とは、熱伝導率が空気よりも良い物質であって硬化前は一定の流動性を有する粘性体から形成されたものをいう。
【0008】
また、蛍光ランプは1本の直管バルブをU字状に屈曲させたものの場合、屈曲部が半円状をなしていたりコ字状となっていてもよい。また、2本の直管バルブの対向する端部近傍同士を連結管で連結して屈曲部が形状されたものであってもよい。
【0009】
請求項1記載の電球形蛍光ランプは、カバー体が一対の分割体により構成されており、熱伝導性物質を分割体の内側に充填する際、一対の分割体を互いに接合する前に一対の分割体の分割面がなす一方の分割体の開口が上側に向くように一方の分割体が下側に位置して状態で一方の分割体の内部に熱伝導性物質の充填作業を行うことができ、カバー体内に熱伝導性物質を充填する作業が容易となる。
【0010】
また、上記電球形蛍光ランプの回路基板に実装された複数の電子部品のうち、耐熱性の低い電子部品が熱伝導性物質に接触させることもできる。
【0011】
ここでいう耐熱性の小さい電子部品とは、電解コンデンサなどの耐熱温度が比較的低い電子部品のことをいう。
【0012】
この電球形蛍光ランプによれば、回路基板上の耐熱性の低い電子部品およびカバー体内面がそれぞれ熱伝導性物質に接触しているので、耐熱性の低い電子部品の熱影響が抑制されるとともに、点灯回路の熱がカバー体内から効率よく外部へ放熱される。
【0013】
また、上記電球形蛍光ランプの回路基板に実装された複数の電子部品のうち、発熱量の多い電子部品が熱伝導性物質に接触させることもできる。
【0014】
ここでいう発熱量の多い部品とは、トランジスタなどのスイッチング素子を含む電子部品のことをいう。
【0015】
この電球形蛍光ランプによれば、回路基板上に実装された複数の電子部品のうち発熱量の多い電子部品およびカバー体内面が熱伝導性物質に接触しているので、発熱量の多い電子部品からの熱が効率よく外部へ放熱され、カバー体内部の温度上昇をさらに抑制することが可能となる。
【0016】
また、上記電球形蛍光ランプの熱伝導性物質を、シリコーン樹脂にすることもできる。
【0017】
この電球形蛍光ランプによれば、熱伝導性物質を汎用性の高いシリコーン樹脂とすることにより、熱伝導率が良く、安価に製造することが可能な電球形蛍光ランプとすることができる。
【0018】
また、上記電球形蛍光ランプと;この電球形蛍光ランプが装着された器具本体と;を具備している照明器具を提供することもできる。
【0019】
この照明器具によれば、上記電球形蛍光ランプを備えた照明器具を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明の電球形蛍光ランプの第一の実施形態を示す側面図、図2は、図1の電球形蛍光ランプの組立分解図、図3は図1の電球形蛍光ランプの製造工程を示す断面図である。
【0022】
電球形蛍光ランプのカバー体1は、耐熱性合成樹脂、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)にて形成され、上端1cは口金2が被される円筒部1aを有し、下端1d方向には拡開状に延長されて下端1d側に開口を有する略椀状の回転体形状を有している。このカバー体1の開口1dよりも内側の内面には、その周囲にわたり、溝部1bが形成されている。このカバー体1は、上端1cの円筒部1aの頂部円周面から下端面1dにかけて形成されるほぼ一対の境界線により区分されるようにほぼ2分割されて構成されている。すなわち、分割されたカバー体1の分割体10a、10bは、それぞれの円周面が略半円弧状となるよう分割されている。2分割された分割体10a、10bのそれぞれの接合部10cには、凹凸嵌合により互いに弾性係合される係合手段(図示しない)が一体的に形成されている。
【0023】
カバー体1の下端1dには、例えばPBT樹脂などの耐熱性合成樹脂によりほぼ円皿状に形成されたホルダ3が取付けられている。ホルダ3の円皿面には、複数の蛍光ランプを取付けるための取付孔(図示しない)が数箇所形成されている。また、ホルダ3の周縁には円皿面から立上がるように側壁3aが形成され、この側壁の略中間部から外側に向って突出するフランジ状の凸部3bが形成されている。そしてこのホルダ3の凸部3bとカバー体内面に形成された溝部1bが係合固定される。
【0024】
蛍光ランプ4は、3本の屈曲バルブ4aを接合させて構成されている。各屈曲バルブ4aの頂部は、電球形蛍光ランプの上下方向を長手方向とする中心軸を中心とする1つの円周状に等間隔で位置され、各バルブ4aの直管部も電球形蛍光ランプの中心軸を中心とする所定の円周状に等間隔で位置している。すなわち、各屈曲バルブ4aの屈曲部が略三角形の各辺に対応して配置されている。それぞれの屈曲バルブ4aの内面には、発光体が形成され、バルブ内4aに封入ガスとして例えばアルゴンなどの希ガスおよび水銀が封入されている。3本のバルブ4aは、ガラス製の断面がほぼ円筒状であって、中間部でなめらかにU字状に屈曲されている。それぞれのバルブ4aの連続する互いに平行な一対の直管部4bが連通管となり1本の連続した放電路が形成されている。この放電路の両端に位置する蛍光ランプ4の端部4cには、一対の電極が封装されている。
【0025】
蛍光ランプ4のバルブ封止端部4cは、ホルダに形成されたランプ取付孔に差込まれ、バルブ端部4cとランプ取付孔の周囲とがシリコーン樹脂などにより接着固定されることで蛍光ランプ4がホルダ3に固定される。
【0026】
ホルダ3の蛍光ランプ非装着側面には、点灯回路5が図示しない嵌合手段で取付けられている。
【0027】
この点灯回路5は、蛍光ランプ4の長手方向と直交する平行な面に配置される円板状の回路基板5aを備え、この回路基板5aの非蛍光ランプ側面すなわち、口金側面に、複数の電子部品5bが実装されて、高周波点灯を行うインバータ回路が構成されている。
【0028】
このホルダ3上に実装されている点灯回路5としてのインバータ回路は、ホルダ3を介してカバー体1に覆われる空間内に位置されており、回路基板5aにトランジスタインバータを用いた高周波点灯用の電子部品が実装され構成されている。電子部品は例えば、ノイズフィルタ、全波整流器、電解コンデンサ、電界効果形トランジスタ(FET)、チョークバラスト、直流カットコンデンサ、共振用インダクタ、共振用コンデンサなどが用いられている。
【0029】
回路基板5aのほぼ中央部に共振用インダクタが配置され、この共振用インダクタの上方には電解コンデンサが配置されている。電解コンデンサの一部は、回路基板5aに立設された状態でカバー体1上端の円筒部1a内部に収納される。リード線(図示しない)は回路基板5aから導出され、電解コンデンサと円筒部1aとの隙間に配置され、口金2と接続されている。
【0030】
共振用インダクタを中心として回路基板5aの一方の側部の領域には複数の電子部品5bのうち、耐熱性の低いフィルムコンデンサ、電解コンデンサなどの電子部品5bが配置され、他方に発熱量が多い電界効果形トランジスタが配置される。
【0031】
次に、本実施形態の電球形蛍光ランプの製造、組立工程について図3を基に説明する。
【0032】
まず、蛍光ランプ4および点灯回路5が上述のように取付けられたホルダ3を用意し、耐熱性の低い電子部品5bが取付けられている点灯回路5の一方の側部が下方となるようにして下側に配置された分割体10aの溝部1bにホルダ凸部3bを取付ける。すなわち、耐熱性の低い電子部品5bが取付けられている点灯回路5の側部が分割体10aの内部に位置するように取付ける。したがってこの分割体10aの開口が上側に向いている状態となり、開口側より耐熱性の低い電子部品5bを中心に熱伝導性物質としてのシリコーン樹脂6を充填する(図3(a))。これにより、分割体10a内にシリコーン樹脂6が充填されることになり、シリコーン樹脂6がカバー体1外側へ流出しにくくなり、充填作業も容易となる。また、硬化前のシリーコン樹脂6は傾斜面ではゆっくりと流れ落ちようとするが、略平面では流出しない程度の粘度を有するものを使用しているので、カバー体1内の円筒部からシリコーン樹脂6が流出しにくくなっている。また、分割体10a円筒部内側には、シリコーン樹脂流出防止のための手段としてリブなどを形成してもよい。
【0033】
シリコーン樹脂6が硬化後に、他方の分割体10bを分割体10b内の溝部1bとホルダ3の凸部3bとが嵌合するように上方から被せる(図3(b))。そして、それぞれの分割体10a、10bの接合部10cに形成された凹凸嵌合により互いに弾性嵌合させる。その後カバー体1の円筒部1aを口金2で覆い(図3(c))、かしめなどにより口金2を取付ける。
【0034】
その後、カバー体の下端1d内面の円周縁部とグローブ開口7a円周縁部を、シリコーン樹脂などの接着剤により接着固定する。
【0035】
なお、複数の分割体10a、10bおよびホルダ3の嵌合は、確実に接続が可能で、それぞれの接合により不具合を生じない方法であれば、上記実施形態に限定しない。
【0036】
以上のような構成により、電球形蛍光ランプの点灯回路5に電源が投入されると点灯回路5によって蛍光ランプの一対の電極間に始動電圧が印加されて蛍光ランプが放電を開始し、電球形蛍光ランプが点灯する。
【0037】
電球形蛍光ランプの点灯中は、点灯回路5が発熱し、コンパクトに収容したカバー体1内の温度はある程度上昇するが、耐熱性の小さい電子部品5bは、熱伝導性シリコーン樹脂6で覆われているので、ある程度シリコーン樹脂6およびカバー体1内の温度は上昇するものの、シリコーン樹脂6を介してカバー体1外部へ効率よく放熱が行われるため、自己の温度上昇は抑制されることになる。
【0038】
また、分割構成されているカバー体1の接合部10cである分割体10a、10bの嵌合部に隙間を設けてカバー体1内の熱を放熱させてもよい。しかし、シリコーン樹脂6の作用により、このような隙間を設けなくても十分な放熱効果が得られる。
【0039】
なお、上記実施の形態の電球形蛍光ランプは、発光管4を覆うグローブ7を有しているが、グローブ7を有していなくても構わない。
【0040】
このように、本実施形態の電球形蛍光ランプは、カバー体1を分割可能にすることにより、シリコーン樹脂6の充填作業が容易となるとともに、電子部品5bをシリコーン樹脂6で確実に充填することができる。また、2分割された分割体10内および点灯回路5の耐熱性の小さい電子部品5bを熱伝導性の良いシリコーン樹脂6で充填することにより、耐熱性の低い電子部品5bを確実に保護し、信頼性の高い点灯回路5を提供することが可能となる。これにより、寿命特性の改善を図ることが可能となり、商品性に優れた電球形蛍光ランプを提供することができる。
【0041】
次に第二の実施の形態の作用を説明する。
【0042】
なお、本実施形態の電球形蛍光ランプは、その回路基板上の電子部品の配置以外は、第一の実施形態と同一であるため図示は省略する。
【0043】
蛍光ランプ4および点灯回路5が上述のように取付けられたホルダ3を用意し、発熱量の多い電子部品5bが取付けられている点灯回路5の他方の側部が下方となるようにして下側に配置された分割体10a、の溝部1bにホルダ凸部3bを取付ける。すなわち、発熱量の多い電子部品5bが取付けられている点灯回路5の側部が分割体10aの内部に位置するように取付ける。したがってこの分割体10aの開口が上側に向いている状態となり、開口側より発熱量の多い電子部品5bを中心に熱伝導性物質としてのシリコーン樹脂6を充填する。
【0044】
電球形蛍光ランプの点灯中は、点灯回路5が発熱し、コンパクトに収容したカバー体1内の温度はある程度上昇するが、発熱量の多い電子部品5bは、熱伝導性シリコーン樹脂6で覆われているので、発熱量の多い電子部品5bの熱は、シリコーン樹脂6を介してカバー体1外部へ効率よく放熱が行われるため、カバー体1内の温度上昇は抑制されることになる。
【0045】
このように、点灯回路5の発熱量の多い電子部品5bおよび、2分割された一片の分割体10内に熱伝導性物質としてのシリコーン樹脂6を充填することにより、カバー体1外部へ効率よく放熱が可能となり、カバー体1内が高温となることが抑制される。さらに、耐熱性の低い電子部品5bをも保護することとなり、信頼性の高い点灯回路5を提供することが可能となる。
【0046】
図3は、本発明の照明器具の一実施形態を示す一部切欠断面図である。
【0047】
図において34は電球形蛍光ランプである。30は埋め込み形照明器具本体であり、器具本体は基体31とソケット32と反射板33から構成されている。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、カバー体が一対の分割体により構成されており、熱伝導性物質を分割体の内側に充填する際、一対の分割体を互いに接合する前に一対の分割体の分割面がなす一方の分割体の開口が上側に向くように一方の分割体が下側に位置して状態で一方の分割体の内部に熱伝導性物質の充填作業を行うことができ、カバー体内に熱伝導性物質を充填する作業が容易となる電球形蛍光ランプを提供できる。
【0049】
また、回路基板上の耐熱性の低い電子部品およびカバー体内面がそれぞれ熱伝導性物質に接触させることで、耐熱性の低い電子部品の熱影響が抑制されるとともに、点灯回路の熱がカバー体内から効率よく外部へ放熱される電球形蛍光ランプを提供できる。
【0050】
また、回路基板上に実装された複数の電子部品のうち発熱量の多い電子部品およびカバー体内面が熱伝導性物質に接触させることで、発熱量の多い電子部品からの熱が効率よく外部へ放熱され、カバー体内部の温度上昇をさらに抑制することが可能となる電球形蛍光ランプを提供できる。
【0051】
また、熱伝導性物質を汎用性の高いシリコーン樹脂とすることにより、熱伝導率が良く、安価に製造することが可能な電球形蛍光ランプとすることができる電球形蛍光ランプとなる。
【0052】
さらに、上記電球形蛍光ランプを備えた照明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電球形蛍光ランプの一実施形態を示す側面図。
【図2】図1の電球形蛍光ランプの組立分解図。
【図3】図1の電球形蛍光ランプの製造工程を示す側面図。
【図4】本発明照明器具の一実施形態の一部切欠断面図。
【符号の説明】
1…カバー体、2…口金、3…ホルダ、4…蛍光ランプ、
5…点灯装置、6…熱伝導性樹脂、 7…グローブ
Claims (1)
- 屈曲形の蛍光ランプと;
この蛍光ランプを支持するホルダと;
一端側に口金が他端側にホルダがそれぞれ取付けられるとともに、一端から他端に向かう方向に対して平行方向に2つに分割された一対の分割体により構成された回転体形状をなすカバー体と;
蛍光ランプを点灯させる点灯回路を構成する複数の電子部品が回路基板に実装され、カバー体内に収容された点灯回路と;
この点灯回路の複数の電子部品のうちの少なくとも一部およびカバー体内面にそれぞれ接触するように一対の分割体のうちの一方側の内面側に充填された熱伝導性物質と;
を具備しており、熱伝導性物質は一対の分割体の分割面がなす一方の分割体の開口が上側に向くように一方の分割体が下側に位置して状態で一方の分割体の内部に充填されていることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
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