JP4041790B2 - 人工透析器用の精製水を製造する水処理装置 - Google Patents

人工透析器用の精製水を製造する水処理装置 Download PDF

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本発明は、人工透析器に希釈液として供給する精製水を水道水等の原水から精製する人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に関し、特にエンドトキシンを良好に除去してその残存濃度を最小限度まで低下させる人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に関するものである。
エンドトキシンは、グラム陰性桿菌の細胞膜外壁を構成するリポ多糖であり、細菌毒素の一種で、溶菌又は菌体の破壊によって遊出するものである。上記のようにグラム陰性桿菌に存在し、これに属するいずれの菌のそれでもその種類に関係なく毒作用を示し、これが体内に入ると、下痢、出血、白血球の変動、発熱などの症状を起こす。またこのエンドトキシンは微小な毒素であって、これが透析液に含まれていると、透析器の半透膜を介して透析を行う患者の血液中に移行する虞がある。
透析液を作製するためにその原液を希釈する精製水は、水道水又は井戸水等を原水としてこれを逆浸透処理して精製するものであり、処理済みの精製水は逆浸透膜で濾過され、水分子のみとなっているはずであるが、単に逆浸透膜を用いた水処理装置で処理されただけの精製水には多量のエンドトキシンが含まれているのが実情である。
このようなエンドトキシンを多量に含む精製水を透析液作成用の希釈水として使用すればそれは患者の血液中に移行し、いずれ前記のような症状の発生に至るものであり、これを使用すべきでないのは云うまでもない。このような精製水の製造に関して、エンドトキシンの除去装置類が提案されている。
例えば、人工透析用水精製装置に供給される原水の前処理手段として別体に設けられてなる、酢酸セルロース素材より製造されたマイクロフィルター、ウルトラフィルターおよびナノフィルターよりなる群から選ばれる少なくとも一種の濾過膜による水処理装置が提案されている(特許文献1)。
しかし過去の経験から前記濾過膜ではエンドトキシンの通過を完全には阻止できないのは明らかである。マイクロフィルターやウルトラフィルターではその通過を阻止することは困難であり、ナノフィルターであっても菌体の微小な一部の通過を阻止するには十分ではない。逆浸透膜(RO膜)であっても、経年劣化の問題等があるのか原因は明らかではないが、実際には、エンドトキシンが通過しているのが実情である。従って単に濾過膜で通過を阻止しようとしているに過ぎない特許文献1の濾過膜による水処理装置でエンドトキシンの精製水への混入を防止するのは極めて困難であると言わざるを得ない。
特開2002−11330号公報
本発明は、水道水等等の原水からエンドトキシンを良好に除去してその残存濃度を最小限度まで低下させ得る人工透析器用の精製水を製造する水処理装置を提供することを解決の課題とする。
本発明の1は、処理水を逆浸透膜モジュールからなる逆浸透処理部を通過させて人工透析用の希釈液である精製水を製造する人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に於いて、
前記逆浸透処理部の上流のいずれかの段階の配管であって、処理水の通過する非磁性体製の配管の外周に、該配管を挟んで対面する磁石相互の極性が異なるように配列された永久磁石列からなる磁気処理器を外装してエンドトキシンの凝集を促進させるようにした人工透析器用の精製水を製造する水処理装置であって、
前記逆浸透処理部の上流側に、原水を導入して保管する原水タンク、該原水タンクの原水を受け取って軟水化する軟水装置及び濾過処理をする活性炭濾過装置からなる前処理部、並びに該前処理部による処理を経た処理水を保管する軟水タンクを順次配し、該逆浸透処理部は該軟水タンクから処理水の供給を受けてこれを逆浸透処理するように構成すると共に、該逆浸透処理部の下流には、該逆浸透処理部による処理済みの精製水を保管する精製水タンクを配することとし、
前記磁気処理器を、前記原水タンクから前記前処理部に原水を供給する非磁性体製の原水供給配管の途中に外装し、かつ該原水供給配管の磁気処理器を配した部位と前記前処理部との間から該原水タンクに戻る循環用配管を分岐させ、下流への供給原水の一部を原水タンクに循環復帰させ得るように構成した人工透析器用の精製水を製造する水処理装置である。
本発明の2は、処理水を逆浸透膜モジュールからなる逆浸透処理部を通過させて人工透析用の希釈液である精製水を製造する人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に於いて、
前記逆浸透処理部の上流のいずれかの段階の配管であって、処理水の通過する非磁性体製の配管の外周に、該配管を挟んで対面する磁石相互の極性が異なるように配列された永久磁石列からなる磁気処理器を外装してエンドトキシンの凝集を促進させるようにした人工透析器用の精製水を製造する水処理装置であって、
前記逆浸透処理部の上流側に、原水を導入して保管する原水タンク、該原水タンクの原水を受け取って軟水化する軟水装置及び濾過処理をする活性炭濾過装置からなる前処理部、並びに該前処理部による処理を経た処理水を保管する軟水タンクを順次配し、該逆浸透処理部は該軟水タンクから処理水の供給を受けてこれを逆浸透処理するように構成すると共に、該逆浸透処理部の下流には、該逆浸透処理部による処理済みの精製水を保管する精製水タンクを配することとし、
前記磁気処理器を、前記軟水タンクから前記逆浸透処理部に処理水を供給する非磁性体製の処理水供給配管の途中に外装し、かつ該処理水供給配管の磁気処理器を配した部位と前記逆浸透処理部との間から該軟水タンクに戻る循環用配管を分岐させ、下流への供給処理水の一部を軟水タンクに循環復帰させ得るように構成した人工透析器用の精製水を製造する水処理装置である。
本発明の1の人工透析器用の精製水を製造する水処理装置によれば、該水処理装置の逆浸透処理部の上流で、配管を通過する精製途中の処理水に該配管に外装した磁気処理器による磁気作用を受けさせ、該処理水中に含まれるエンドトキシンを凝集させることができる。それ故、該エンドトキシンを下流の逆浸透処理部の逆浸透膜で効率的に除去することができ、エンドトキシンの割合の極めて低い精製水を得ることができることとなる。
なおこのエンドトキシンの凝集作用は処理水が磁気作用によって界面活性力を獲得し、これによって行われるものと考えられる。また磁気処理器による磁気作用は併せて処理水に酵素活性力を付与するものでもあり、この水処理装置で得られる精製水を使用して人工透析を行った場合、患者の身体の活性を高め、健康を増進することができる。これらはいずれも処理水のクラスターが磁気作用によって小さくなることに起因すると考えられる。またこのように磁気作用を受けた精製水はその後の細菌の増殖やこれに伴うエンドトキシンの発生を抑制する働きをも有する。
また本発明のの人工透析器用の精製水を製造する水処理装置によれば、導入した原水を軟水化処理及び活性炭濾過処理を行う前処理の前の段階で、該前処理に供給する原水を循環させながら磁気処理器中を通過させ、該磁気処理器による磁気作用を複数回受け得るようにしたため、これによって該原水中に含まれるエンドトキシンはより高い割合で凝集し、後段の逆浸透処理部でその除去がより確実に行われることとなる。
本発明のの人工透析器用の精製水を製造する水処理装置によれば、軟水化処理及び活性炭濾過処理の前処理が済んだ処理水を逆浸透処理部に供給する直前の段階で、循環させながら磁気処理器中を通過させ、その磁気処理器の磁気作用を複数回受け得るようにしたため、これによって処理水中に含まれるエンドトキシンは一層高い割合で凝集することとなり、後段の逆浸透処理部でその除去がより確実に行われることとなる。
本発明は、処理水を逆浸透膜モジュールからなる逆浸透処理部を通過させることにより人工透析用の希釈液である精製水を製造する人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に於いて、
前記逆浸透処理部の上流のいずれかの段階の非磁性体製の配管の外周に磁気処理器を外装し、該配管内を通過する処理水に磁気作用を及ぼし、該処理水中に含まれるエンドトキシンの凝集を促進させ、これによって該逆浸透処理部でその通過を許容させないようにし、エンドトキシンの含まない精製水を製造し得るようにしたものである。
前記水処理装置は、前記のように、人工透析用の希釈液である精製水を製造するための装置であり、前記のように、少なくとも、逆浸透膜モジュールからなる逆浸透処理部を備えた装置である。該逆浸透処理部は、逆浸透膜モジュールとこれに処理水を高圧力で供給するポンプ装置とで構成される。またこの水処理装置は、通常、この逆浸透処理部の前段に、原水である水道水又は井戸水等を処理水として軟水化する軟水装置、純水にする純水装置及び活性炭濾過装置の1又は2を含む前処理部を備えている。更にこの水処理装置には、受け入れた原水を一時保管する原水タンク、上記前処理部による処理を終えた処理水を保管する軟水タンク及び前記逆浸透処理部による処理を終えた精製水を保管する精製水タンクを備えるのが普通である。
前記水処理装置の各構成要素間を連結する配管は、その内、少なくとも、前記磁気処理器を外装する部位は非磁性体で構成し、内部を通過する処理水に効率的に磁気作用を及ぼし得るようにしておく必要がある。
前記磁気処理器は、前記配管を挟んで対面する磁石相互の極性が異なるように配列された永久磁石列からなるものである。
例えば、該磁気処理器は、対面する永久磁石二個で一組の磁石対を該配管の長さ方向に沿って配列し、かつ隣接する各磁石対の極性を交互に異なるように配列することにより、該配管内を通過する処理水が移動にともなって順次向きの異なる磁界を通過しうるように構成するのが好ましい。即ち、前記磁気処理器を、これを外装する配管の長さ方向に沿って交番磁界を構成するように配列した永久磁石の磁石列で構成するのが適当である。
前記磁気処理器を構成する永久磁石は、0.7〜1.2Tの磁束密度を持ったそれを採用するのが適当である。
また前記磁気処理器は、前記したように、前記逆浸透処理部の上流側の非磁性体製の配管に外装状態に取り付ければ、その配管内を通過する処理水に磁気作用を及ぼし、その中に含まれるエンドトキシンの凝集を促進させることができるが、更に該配管の磁気処理器を外装した部位の下流から通過する処理水の一部を該磁気処理器を外装した部位より上流に環流させる循環用配管を付設すれば、処理水に磁気作用を及ぼす回数を増加することが可能になり、エンドトキシンの凝集作用を一層増進することが可能となる。
より具体的には、前記逆浸透処理部の上流側に、原水を導入して保管する原水タンク、該原水タンクの原水を受け取って軟水化する軟水装置及び濾過処理をする活性炭濾過装置からなる前処理部、並びに該前処理部による処理を経た処理水を保管する軟水タンクを順次配し、該逆浸透処理部は該軟水タンクから処理水の供給を受けてこれを逆浸透処理するように構成すると共に、該逆浸透処理部の下流には、該逆浸透処理部による処理済みの精製水を保管する精製水タンクを配することとし、
前記磁気処理器を、前記原水タンクから前記前処理部に原水を供給する非磁性体製の原水供給配管の途中に外装し、かつ該原水供給配管の磁気処理器を配した部位と前記前処理部との間から該原水タンクに戻る循環用配管を分岐させ、下流への供給原水の一部を原水タンクに循環復帰させ得るように構成することが可能であり、これによって、原水(処理水)に磁気作用を及ぼす回数を増加させることが可能になり、エンドトキシンの凝集作用を一層増進することが可能となるものである。
また、前記逆浸透処理部の上流側に、原水を導入して保管する原水タンク、該原水タンクの原水を受け取って軟水化する軟水装置及び濾過処理をする活性炭濾過装置からなる前処理部、並びに該前処理部による処理を経た処理水を保管する軟水タンクを順次配し、該逆浸透処理部は該軟水タンクから処理水の供給を受けてこれを逆浸透処理するように構成すると共に、該逆浸透処理部の下流には、該逆浸透処理部による処理済みの精製水を保管する精製水タンクを配することとし、
前記磁気処理器を、前記軟水タンクから前記逆浸透処理部に処理水を供給する非磁性体製の処理水供給配管の途中に外装し、かつ該処理水供給配管の磁気処理器を配した部位と前記逆浸透処理部との間から該軟水タンクに戻る循環用配管を分岐させ、下流への供給処理水の一部を軟水タンクに循環復帰させ得るように構成することが可能であり、これによって、処理水に磁気作用を及ぼす回数を増加させることが可能になり、エンドトキシンの凝集作用を一層増進することが可能となるものである。
なお以上の人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に於いて、前記配管の磁気処理器を外装した部位を通過する処理水の流速を1〜2m/sに設定するのが適当である。これによって処理水に適切に磁気作用を及ぼすことが可能となる。
従って本発明の人工透析器用の精製水を製造する水処理装置によれば、先に述べたように、該水処理装置の逆浸透処理部の上流のいずれかの段階で、配管を通過する精製途中の処理水に該配管に外装した磁気処理器で磁気作用を受けさせ、該処理水中に含まれるエンドトキシンを凝集させることができる。それ故、該エンドトキシンを下流の逆浸透処理部の逆浸透膜で効率的に除去することができ、エンドトキシンの割合の極めて低い精製水を得ることができることとなる。
先にに述べたように、磁気処理器の永久磁石の配列をその中を通過する処理水が交番磁界中を通過しうるように構成し、更にそれらの永久磁石の磁束密度を適切に設定し、かつ磁界中を通過する処理水の速度を適切に設定することにより、処理水により効果的な磁気作用を与え、その中のエンドトキシンの凝集を一層高い割合で生じさせることを可能とすることができる。また処理水を循環させて何回も磁気処理気中を通過させることにより、その磁気作用を繰り返し受けさせ、その中に含まれることのなるエンドトキシンの凝集作用を高めることができるものである。
以下本発明を適用した実施例1について、図1及び図2を参照しながら説明する。
この実施例1の人工透析器用の精製水を製造する水処理装置は、図1に示すように、原水として受け入れる水道水を一時的に保管する原水タンク1と、その原水を前処理する前処理部2と、前処理部2で処理された処理水を保管する軟水タンク3と、軟水タンク3から処理水を受け取って逆浸透処理を行う逆浸透処理部4と、その処理水である精製水(RO水)を保管する精製水タンク5と、前記原水タンク1から前記前処理部2に原水を供給する供給配管6aと、該供給配管6aの途中に配した二つの磁気処理器7a、7bと、前記前処理部2から前記軟水タンク3に前処理済みの処理水を供給する供給配管6bと、該軟水タンク3から前記逆浸透処理部4に処理水を供給する供給配管6cと、該供給配管6cの途中に配した磁気処理器7cと、該逆浸透処理部4の濃縮水を該供給配管6cの途中に循環させる循環用配管6dと、該循環用配管6dの途中に配した磁気処理器7dと、該逆浸透処理部4からその処理水である精製水を精製水タンク5に供給する供給配管6eとで、基本的に構成したものである。
前記原水タンク1は、図示しない水位検出手段を備え、前記供給配管6aを通じて保管している原水が前記前処理部2側に供給され、水位が低下すると、これを検出して、導入配管8の図示しないバルブを開いて、常時、所定水位を維持するように原水である水道水を受け入れるようになっている。
前記前処理部2は、図1に示すように、軟水装置2aと活性炭濾過装置2bとからなり、前記原水タンク1から供給配管6aを介して受け入れた原水を該軟水装置2aで軟水化し、更に該活性炭濾過装置2bで濾過する前処理を行い、得られた軟水を供給配管6bを通じて前記軟水タンク3に供給保管するようになっている。
前記軟水装置2aは、イオン交換樹脂によって構成される従来一般のそれであり、原水から主としてカルシウムイオンやマグネシウムイオン等の陽イオンを除去して軟水化を図る装置である。また前記活性炭濾過装置2bは、云うまでもなく、活性炭を用いて構成した既存の濾過装置であり、塩素や有機物を除去する装置である。原水である水道水から陽イオンを除去して軟水化し、更に塩素や有機物を除去する処理を一般に前処理と称しており、この前処理部2は、以上の軟水化装置2aと活性炭濾過装置2bとにより構成してこれを行う一般的な装置である。
前記軟水タンク3は、前記のように、前処理部2で前処理された処理水を受け入れてこれを一時的に保管するものであるが、その上部には、内部に垂下する紫外線殺菌灯3aが設置してあり、保管する処理水中での菌の発生及び増殖を抑制するようになっている。また該軟水タンク3の下部から途中にポンプ装置3bを備えた取出配管3cを引き出し、該取出配管3cの外端に加温装置3dの受入側を接続し、更に該加温装置3dの吐出側に該軟水タンク3の上部に結合する戻り配管3eの外端を接続し、これによって該軟水タンク3中の処理水を加温装置3dに送って加温した上で再度軟水タンク3に戻し、常時、処理水の温度を所定の温度に保持することができるようになっている。
前記逆浸透処理部4は、図1に示すように、逆浸透膜モジュール4aと、これに供給配管6cで送られてきた処理水を該逆浸透膜モジュール4aに高圧にして加えるポンプ装置4bとからなる一般的な構成要素である。
前記精製水タンク5は、図1に示すように、前記逆浸透処理部3で逆浸透処理によって得られた精製水を受け入れてこれを一時的に保管するものであるが、その上部には、内部に垂下する紫外線殺菌灯5aが設置してあり、保管する精製水中での菌の発生及び増殖を抑制するようになっている。また該精製水タンク5の下部には、側部からヒータ装置5bが挿入してあり、常時、該精製水タンク5内の精製水の温度を所定の温度に保持する用になっている。
前記供給配管6aは、図1に示すように、その一端を前記原水タンク1の底部に接続し、他端を前記前処理部2の軟水装置2aに接続した非磁性の塩化ビニル製配管であり、前記のように、その途中に二つの磁気処理器7a、7bを配してあるものである。原水タンク1側の磁気処理器7aの更に原水タンク1側にはポンプ装置6a1が挿入してあり、原水タンク1の保管する原水を前記前処理部2側に送り出すようになっている。該ポンプ装置6a1と該磁気処理器7aとの間には逆止弁6a2が挿入してあり、逆流を阻止するようになっている。
また該供給配管6aの磁気処理器7a、7bの間の部位から、他端を原水タンク1の上部に連結させた循環用配管6fを分岐させ、該供給配管6a中を移送される原水の一部を前記原水タンク1に環流させるようにする。その分岐の磁気処理器7bよりの側の部位にバルブ6a3を挿入し、かつ循環用配管6fの途中にバルブ6f1を挿入し、該バルブ6a3、6f1を調整することで環流割合を調節できるようにする。
更に前記軟水タンク3の下部から、供給配管6aの前処理部2に近接する磁気処理器7bとその直近上流側のバルブ6a3との間に他の循環用配管6gを配し、該循環用配管6gの途中に挿入したポンプ装置6g1で軟水タンク3中の処理水の一部を該磁気処理器7aの上流側に環流できるようにする。該循環用配管6gには、更に該ポンプ装置6g1の吐出側に逆止弁6g2を挿入する。
前記磁気処理器7a、7bは、図2(a)、(b)に示すように、複数の永久磁石m、m…を供給配管6aを挟んで対面する状態に配して構成したものである。各々対面する一組の磁石m、mは相互に逆極性の磁極で対面し、供給配管6aの長さ方向には交互に磁界の方向が変わるように、各一組の永久磁石m、mを配列したものである。これらの対面する各側の複数の永久磁石m、m…は、それぞれカバー部材Cの内側に支持され、両側の永久磁石m、m…を供給配管6aに挟持状態に配すると共に、該カバー部材C、Cの両側の鍔部fを相互に当接させてボルト・ナットb、b…で固定するようにしたものである。
該磁気処理器7a、7bの各永久磁石m、m…としてこの実施例では磁束密度が1.0Tのそれを採用した。
前記供給配管6cは、図1に示すように、その一端を前記軟水タンク3の底部に接続し、他端を前記逆浸透処理部4のポンプ装置4bに接続した非磁性の塩化ビニル製配管であり、前記のように、その途中に磁気処理器7cを配してあるものである。該磁気処理器7cの軟水タンク3側にはポンプ装置6c1が挿入してあり、該軟水タンク3の保管する処理水を前記逆浸透処理部4側に送り出すようになっている。該ポンプ装置6c1と該磁気処理器7cとの間には逆止弁6c2が挿入してあり、逆流を阻止するようになっている。
また該供給配管6cの磁気処理器7cの直近下流側の部位から、他端を軟水タンク3の上部に連結させた循環用配管6hを分岐させ、該供給配管6c中を移送される処理水の一部を前記軟水タンク3に環流させるようにする。その分岐の磁気処理器7cと反対側、即ち、前記ポンプ装置4b側の部位にバルブ6c3を、更にそのポンプ装置4b側の部位に逆止弁6c4を、それぞれ挿入し、かつ循環用配管6hの途中にバルブ6h1を挿入し、該バルブ6c3、6h1を調整することで軟水タンク3への環流割合を調節できるようにする。
前記循環用配管6dは、前記のように、該逆浸透処理部4の濃縮水を該供給配管6cの途中に循環させるものであるが、その接続部位は、図1に示すように、該逆浸透処理部4のポンプ装置4bの入口側の近傍とする。該循環用配管6dは、同図に示すように、前記逆浸透膜モジュール4aの濃縮水の吐出側の近傍で回収配管6iを分岐し、分岐から順に前記供給配管6c側に向かってバルブ6d1、逆止弁6d2及び前記磁気処理器7dを挿入したものである。なお該磁気処理器7dは、前記磁気処理器7a、7bと全く同様の構成のものである。
前記回収配管6iは、図1に示すように、その末端に排水回収モジュール9が接続してあり、該回収配管6iの途中には該排水回収モジュール9に向かって順にバルブ6i1、磁気処理器7eが配してある。こうして該バルブ6i1及び前記バルブ6d1を調整することで、逆浸透膜モジュール4aからの濃縮水の前記供給配管6c側への環流量と排水回収モジュール9側への供給量との割合が調節できるようになっている。なお逆止弁6d2は、云うまでもなく、逆流防止用である。なおまた該磁気処理器7eは、前記磁気処理器7a、7bと全く同様の構成のものである。
前記排水回収モジュール9は、濃縮水を膜分離する濾過膜モジュールで、その更に濃縮された濃縮水は中水として利用すべく図示しない配管に接続して供給され、他方、通過回収された処理水は他の回収配管6jにより軟水タンク3に回収されるようになっている。
前記供給配管6eは、前記のように、該逆浸透処理部4からその処理水である精製水を精製水タンク5に供給する配管であり、その一端は逆浸透膜モジュール4aに接続し、他端は該精製水タンク5の上部に接続したものである。
前記精製水タンク5の下部には、これが保管する精製水を透析液を調製するための希釈液として図示しない透析液調製器に供給する供給配管6kの端部が接続してあり、該供給配管6kには該透析液調製器に向かって順にポンプ装置6k1及び磁気処理器7fが配してある。云うまでもなく、該ポンプ装置6k1を動作させて精製水を透析液調製器に供給する。なお該磁気処理器7fは、前記磁気処理器7a、7bと全く同様の構成のものである。また該供給配管6kの該磁気処理器7fと透析液調製器との間から循環用配管6lを分岐してあり、その端部は精製水タンク5の上部に接続してある。該循環用配管6lの途中にはバルブ6l1が挿入してあり、環流割合を調整できるようになっている。
前記軟水タンク3及び該精製水タンク5には、原水タンク1と同様に、図示しない水位検出手段を備え、その水位が低下すると、これを検出して、処理水又は精製水を導入するように、その前段の装置類を動作させ、水位が所定のレベルに達すれば、これを停止させるようになっており、常時、所定水位を維持するようになっている。
従ってこの実施例1の人工透析器用の精製水を製造する水処理装置によれば、処理水中に含まれるエンドトキシンを凝集させ、逆浸透処理部の逆浸透膜で効率的に除去い、エンドトキシンの割合の極めて低い精製水を得ることができることとなる。
原水タンク1に保管されている原水は、該原水タンク1から前記ポンプ装置6a1で供給配管6a中を送り出され、磁気処理器7a内を通過すると、その一部は前記前処理部2側に供給され、他の一部は循環用配管6fを通じて原水タンク1側に環流する。こうして原水タンク1に保管されている原水は磁気処理器7a内を複数回繰り返して通過し得ることとなる。原水は、磁気処理器7a内を通過することにより、交番磁界を切って移動し、その作用を強く受け、該原水中に含まれるエンドトキシンその他の異物は凝集することになるが、これが、上記のように繰り返されることで、その凝集は一層高い割合で行われることになる。
既に磁気処理器7aの作用を受けて凝集したエンドトキシン等を含む原水は更に他の磁気処理器7b中を通過して、その磁気作用を受け、同様に、更にエンドトキシン等の凝集作用を高めて、前処理部2に供給され、前記した軟水化処理及び活性炭濾過処理を受け、凝集した異物等の内、活性炭で濾過可能なものはこれで除去されることとなる。
こうして前処理を受けた処理水は、供給配管6bを通じて軟水タンク3に供給保管される。
軟水タンク3内の処理水は、前記紫外線殺菌灯3aによりその中での菌の発生及び増殖が抑制されており、他方、加温装置3dにより所定の温度に保持されている。またその処理水の一部は循環用配管6gを通じて前記磁気処理器7bの直近上流側に環流され、繰り返し、該磁気処理器7bの磁気作用及び前処理部2の軟水化処理並びに活性炭濾過処理を受けることとなり、より効率的なエンドトキシン等の凝集、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの除去等の軟水化処理、活性炭による塩素や有機物の除去が行われることとなる。
また軟水タンク3に保管されている処理水は、該軟水タンク3から前記ポンプ装置6c1で供給配管6c中を送り出され、磁気処理器7c内を通過すると、その一部は前記逆浸透処理部4側に供給され、他の一部は循環用配管6hを経て軟水タンク3側に環流する。こうして軟水タンク3に保管されている処理水は、ここでも磁気処理器7c内を複数回繰り返して通過し得ることとなる。処理水は、磁気処理器7c内を繰り返し通過することにより、これに含まれるエンドトキシンが一層確実に凝集させられることとなる。
前記逆浸透処理部4側に供給される処理水は、以上の過程で、含まれるエンドトキシンが大きく凝集されており、これが該逆浸透処理部4で、ポンプ装置4bにより高圧力で逆浸透膜モジュール4aに供給され、ここで濾過され、エンドトキシンは凝集して大きな塊となっているため、確実に除去され、殆ど水分子のみとなった精製水が該逆浸透膜モジュール4aから取り出され、前記供給配管6eを通じて精製水タンク5に供給されることになる。この実施例1で、逆浸透膜モジュール4aで濾過されて取り出される精製水のエンドトキシンの濃度は5EU/L以下となっていた。
他方、該逆浸透膜モジュール4aで濃縮された濃縮水は、その一部が前記循環用配管6dを通じて供給配管6c側に環流し、残部は回収配管6iを通じて排水回収モジュール9側に供給されることとなる。該循環用配管6d側に流れ込んだ濃縮水は、その途中で磁気処理器7d中を通過し、その際に前記磁気作用を受けるため、その中に含まれるエンドトキシンが更に凝集された状態となって供給配管6cに環流することとなる。その後はまたポンプ装置4bにより、前記したように、逆浸透膜モジュール4aに加圧供給される。前記回収配管6iに流れ込んだ濃縮水は、その途中で磁気処理器7e中を通過し、その際に前記磁気作用を受けるため、その中に含まれるエンドトキシンが更に凝集されて前記排水回収モジュール9に供給されることになる。
該排水回収モジュール9では、供給された濃縮水が濾過膜モジュールで分離され、更に濃縮された濃縮水は中水として利用すべく図示しない配管に供給され、他方、通過回収された処理水は他の回収配管6jを通じて前記軟水タンク3に回収される。ここでも該排水回収モジュール9に供給される濃縮水に含まれるエンドトキシンが凝集されて大きな塊となっているため、比較的容易に膜分離され、良好な処理水となって軟水タンク3に回収されることとなる。
前記のようにして、前記逆浸透処理部4で精製され、精製水タンク5に供給された精製水は、前記紫外線殺菌灯5aによりその中での菌の発生及び増殖が抑制されており、他方、ヒータ装置5bにより所定の温度に保持されている。
前記精製水タンク5の精製水は、図示しない透析液調製器側の必要に応じてこれに供給される。該精製水タンク5内の精製水は、供給配管6kの途中に配したポンプ装置6k1の動作により送り出され、その一部は磁気処理器7f内を通過した後、その一部は循環用配管6lを通じて該精製水タンク5に環流し、残余の部分が前記透析液調製器側に供給されることになる。ここでは磁気処理器7fは、エンドトキシンの凝集ではなく、磁化水の生成が期待されているものである。
なお磁気処理器7a、7b、7c、7d、7e、7fを配した各供給配管6a、6c、6k、循環用配管6d及び回収配管6i中の原水、処理水、濃縮水又は精製水の流速は、磁気作用を良好にするために、1〜2m/sに調整した。
本発明を適用した実施例1の人工透析器用の精製水を製造する水処理装置の概略配管図。 (a)は供給配管に取り付けた磁気処理器の概略正面図、(b)は供給配管に取り付けた磁気処理器の一部切側面図。
符号の説明
1 原水タンク
2 前処理部
2a 軟水装置
2b 活性炭濾過装置
3 軟水タンク
3a 紫外線殺菌灯
3b ポンプ装置
3c 取出配管
3d 加温装置
3e 戻り配管
4 逆浸透処理部
4a 逆浸透膜モジュール
4b ポンプ装置
5 精製水タンク
5a 紫外線殺菌灯
5b ヒータ装置
6a、6b、6c、6e、6k 供給配管
6a1、6c1、6g1、6k1 ポンプ装置
6a2、6c2、6c4、6d2、6g2 逆止弁
6a3、6c3、6d1、6f1、6h1、6i1、6l1 バルブ
6d、6f、6g、6h、6l 循環用配管
6i、6j 回収配管
7a、7b、7c、7d、7e、7f 磁気処理器
8 導入配管
9 排水回収モジュール
b ボルト・ナット
C カバー部材
f 鍔部
m 永久磁石

Claims (2)

  1. 処理水を逆浸透膜モジュールからなる逆浸透処理部を通過させて人工透析用の希釈液である精製水を製造する人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に於いて、
    前記逆浸透処理部の上流のいずれかの段階の配管であって、処理水の通過する非磁性体製の配管の外周に、該配管を挟んで対面する磁石相互の極性が異なるように配列された永久磁石列からなる磁気処理器を外装してエンドトキシンの凝集を促進させるようにした人工透析器用の精製水を製造する水処理装置であって、
    前記逆浸透処理部の上流側に、原水を導入して保管する原水タンク、該原水タンクの原水を受け取って軟水化する軟水装置及び濾過処理をする活性炭濾過装置からなる前処理部、並びに該前処理部による処理を経た処理水を保管する軟水タンクを順次配し、該逆浸透処理部は該軟水タンクから処理水の供給を受けてこれを逆浸透処理するように構成すると共に、該逆浸透処理部の下流には、該逆浸透処理部による処理済みの精製水を保管する精製水タンクを配することとし、
    前記磁気処理器を、前記原水タンクから前記前処理部に原水を供給する非磁性体製の原水供給配管の途中に外装し、かつ該原水供給配管の磁気処理器を配した部位と前記前処理部との間から該原水タンクに戻る循環用配管を分岐させ、下流への供給原水の一部を原水タンクに循環復帰させ得るように構成した人工透析器用の精製水を製造する水処理装置。
  2. 処理水を逆浸透膜モジュールからなる逆浸透処理部を通過させて人工透析用の希釈液である精製水を製造する人工透析器用の精製水を製造する水処理装置に於いて、
    前記逆浸透処理部の上流のいずれかの段階の配管であって、処理水の通過する非磁性体製の配管の外周に、該配管を挟んで対面する磁石相互の極性が異なるように配列された永久磁石列からなる磁気処理器を外装してエンドトキシンの凝集を促進させるようにした人工透析器用の精製水を製造する水処理装置であって、
    前記逆浸透処理部の上流側に、原水を導入して保管する原水タンク、該原水タンクの原水を受け取って軟水化する軟水装置及び濾過処理をする活性炭濾過装置からなる前処理部、並びに該前処理部による処理を経た処理水を保管する軟水タンクを順次配し、該逆浸透処理部は該軟水タンクから処理水の供給を受けてこれを逆浸透処理するように構成すると共に、該逆浸透処理部の下流には、該逆浸透処理部による処理済みの精製水を保管する精製水タンクを配することとし、
    前記磁気処理器を、前記軟水タンクから前記逆浸透処理部に処理水を供給する非磁性体製の処理水供給配管の途中に外装し、かつ該処理水供給配管の磁気処理器を配した部位と前記逆浸透処理部との間から該軟水タンクに戻る循環用配管を分岐させ、下流への供給処理水の一部を軟水タンクに循環復帰させ得るように構成した人工透析器用の精製水を製造する水処理装置。
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