JP4041788B2 - 頭蓋骨治療装置 - Google Patents

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本発明は、頭蓋骨治療装置に関するものである。
発達期にある小児の頭蓋骨は、頭蓋縫合線を境に複数に分割されている。これは、脳が大きくなる(膨らむ)ことに対応して頭蓋骨も大きくなる必要があるからであり(脳が大きくなることで離される頭蓋縫合線の対向端部同志は癒合する(くっつく)方向へ伸び、よって、頭蓋骨も大きくなる。)、脳の発達が完了した時点でこの頭蓋縫合線が癒合するようになっている。
ところで、この脳が発達するまでに、頭蓋縫合線の一部、または全部が早い時期に癒合してしまい、この頭蓋縫合線が癒合した状態で脳の発達が進むことで、脳が圧迫され、更に、頭蓋骨が変形してしまう頭蓋骨早期癒合症がある。
従来、この頭蓋骨早期癒合症を治療するための頭蓋骨治療装置(以下、従来例)が提案されている。
この従来例は、図12に図示したように頭蓋骨片33の癒合した部分を切り離した各頭蓋骨片33に止着される止着体34と、この各頭蓋骨片33に止着した止着体34の嵌挿部34aに嵌挿されて該止着体34間に架設状態となるネジ棒35とからなるものであり、このネジ棒35を螺動させることで頭蓋骨片33に止着される止着体34同志を離し、これにより頭蓋骨片33同志が癒合することを防止して頭蓋骨片33同志間の距離を徐々に広げながら脳の発達に支障が無いように頭蓋骨片33を延長することができる。
また、この従来例は、頭蓋骨早期癒合症の治療に限らず、頭蓋骨片33の奇形治療や骨折治療など、頭蓋骨片33の治療(骨延長法)に際して広く利用されている。
しかしながら、本出願人は、この従来例について種々試して見たところ、従来例は、前述したように単なる直線状のネジ棒35に対して止着体34が移動することにより骨片33a同志の間隔を調整するという構造上、頭蓋骨片33を頭蓋骨の周面方向(図12矢印a方向)に離すだけであり、脳の発達に対応した頭蓋骨片33の矯正を良好に行うことができない(丸みを帯びた頭蓋骨片33となるように矯正できない)という問題点があることを確認した。
本出願人は、上述した問題点に着目し、研究・開発を繰り返し行った結果、従来にない作用効果を発揮する画期的な頭蓋骨治療装置を開発した。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
頭部1に所定間隔を介して被嵌されるカゴ状若しくはヘルメット状の頭部配設体2を有し、この頭部配設体2には頭蓋骨片3に止着される止着体4と線状部材5とで連結された引動維持部6が複数設けられ、前記夫々の引動維持部6は、前記線状部材5を前記頭部1の放射方向へ引動することで隣接する頭蓋骨片3同士を離し、この状態を維持するように構成されていることを特徴とする頭蓋骨治療装置に係るものである。
また、請求項1記載の頭蓋骨治療装置において、前記引動維持部6は前記頭部配設体2の任意の位置に着脱自在に設けられていることを特徴とする頭蓋骨治療装置に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記線状部材5はワイヤーであることを特徴とする頭蓋骨治療装置に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記頭部配設体2は金属製であることを特徴とする頭蓋骨治療装置に係るものである。
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記止着体4は金属製であることを特徴とする頭蓋骨治療装置に係るものである。
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記止着体4は、前記頭蓋骨片3に挿入される挿入部4aを有し、この挿入部4aの基端側には該挿入部4aよりも径大で、該挿入部4aが前記頭蓋骨片3へ没入することを阻止する径大部4bが形成され、この径大部4bの前記挿入部4a側の下面は湾曲面若しくは傾斜面に形成されていることを特徴とする頭蓋骨治療装置に係るものである。
また、請求項1〜6いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記頭部配設体2は左右一対の半体2A,2Bを連結して構成され、この半体2A,2B夫々は、中央枠部8a、下枠部8b及び後枠部8cからなる枠部8と、該枠部8間に架設される架設部9とで構成されていることを特徴とする頭蓋骨治療装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、処置後における頭蓋骨の状態が極めて良好となる質の高い処置が簡易に且つ確実に良好に行われることになるなど極めて商品価値の高い画期的な頭蓋骨治療装置となる。
好適と考える本発明の最良の形態を、図面に基づいて本発明の作用効果を示して簡単に説明する。
本発明は、頭部1に頭部配設体2を所定間隔を介して被嵌配設し、該頭部配設体2に設けた複数の引動維持部6により頭蓋骨片3に止着される止着体4と線状部材5を引動した引動状態が維持され、この引動状態は、隣接する頭蓋骨片3同が離れる方向での引動状態であるから、頭蓋骨片3の癒合は阻止される。
例えば頭蓋骨早期癒合症の処置に際して使用する場合、各頭蓋骨片3を頭部1の放射方向、即ち、各頭蓋骨片3同が離れる方向へ引動された状態が維持されるから、頭蓋骨片3同の癒合が阻止され、更に、頭蓋骨片3は、従来例のように2次元方向ではなく、3次元方向に引動されるから、脳の発達方向(膨らむ方向に)に合致し、よって、処置後の頭蓋骨片3の形状を極めて良好にすることができる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、頭部1に所定間隔を介して被嵌配設される頭部配設体2を有し、この頭部配設体2には、頭蓋骨片3に止着される止着体4と線状部材5を、隣接する頭蓋骨片3同が離れる方向に引動した引動状態を維持する引動維持部6が設けられたものである。
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。
頭部配設体2は、図1に図示したように適宜な金属製の薄板材を湾曲面状(カゴ状若しくはヘルメット状)に形成したものであり、左右一対の半体2A,2Bを連結して構成されている。
具体的には、半体2A,2Bは、夫々図1に図示したように中央枠部8a、下枠部8b及び後枠部8cから成る枠部8と、該枠部8間に架設される架設部9とで構成されている。
この中央枠部8aには、所定間隔を介して複数の孔10が形成されており、また、半体2A,2B同志は連結部材7により連結される。
連結部材7は、適宜な金属製の部材を板状に形成したものであり、その左右位置に止着部材11を任意の位置で連結し得る連結長孔7aが設けられており、よって、連結部材7により半体2A,2B同を接離移動させた任意の位置で固定し、頭部配設体2の大きさを頭部1の大きさに合致させる。
また、枠部8に係る下枠部8bには、その後方位置に複数(6個)の孔12が並設されており、この孔12は頭部配設体2(半体2A,2B)を頭部1に固定するための固定用杆部材13を嵌挿する嵌挿孔12として構成されている。
この固定用杆部材13は、適宜な金属製の部材を棒状に形成したものであり、その先端部に後述の頭蓋骨の側部に止着される止着体14の基端部に螺着連結するネジ部13aが突設されており、頭部配設体2に設けた嵌挿孔12に嵌挿させた状態で該止着体14に螺着し、頭部配設体2を頭部1の上部に所定の間隔を介して固定させる。
架設部9は、図1,2に図示したように線状材9aを交叉連設させてその表面に多数の貫通孔9bを有するメッシュ状に形成されており、図面の場合、この各貫通孔9bは三角形状に設定され、この貫通孔9bを介して後述の止着体4に連設される線状部材5を頭部配設体2の外部へ配設することができる。尚、架設部9は、線状材9aに限らず帯状材でも良い。
この貫通孔9bの大きさは、どのような大きさでも良いが、線状部材5の取り扱い性や通気性や軽量化を考慮すると貫通孔9bはなるべく大きい方が良く、しかも、この貫通孔9bの形状としては、丸形状や四角形状なども考えられるが、三角形状は可及的に肉を取ることができる故に軽量化に適しており、しかも、強度面及び量産面を考慮すると三角形状が望ましいと考えられる。
また、架設部9は、その線状材9aが交叉する各交叉部に孔15が設けられており、この孔15は後述の引動維持部6に係る引動維持体16を螺着する為のネジ孔15として構成されている。
引動維持部6は、頭部配設体2に着脱自在となる引動維持体16を設けて構成されている。
具体的には、この引動維持体16は、図3に図示したようにその下部に前述した頭部配設体2に設けたネジ孔15に螺着するネジ部25aを突設した連結本体25と、この連結本体25の前後面に貫通するネジ孔25bに螺着される移動体26とで構成されている。
この移動体26は、その先端部にして連結本体25の正面から突出する部位に筒状体26aが回動自在に被嵌連結されており、この筒状体26aは後述の止着体4に連結される線状部材5(ワイヤー)を連結する連結部26aとして構成されている。
従って、移動体26を螺動させると、連結部26aは回動せずして連結本体25に対して図3中矢印a方向に接離移動自在となる。
符号27はネジ部25aに螺合されたナット部材であり、このナット部材27を押さえて連結本体25を回動させることでネジ部25aがネジ孔15に螺着される。符号28は連結本体25に対する移動体26の回動移動を阻止するダブルナット構造の回動阻止部材である。
止着体4は、図4に図示したように適宜な金属製の部材を形成したものであり、その先端部にはスクリュー状の挿入部4aが形成され、この挿入部4aを頭蓋骨片3に形成される止着穴3aに螺入させて止着し得るように構成されている。
また、止着体4は、挿入部4aの基端部に該挿入部4aよりも径大で、該挿入部4aが頭蓋骨片3へ没入することを阻止する球状の径大部4bが形成されている。従って、この径大部4bの下面にして頭蓋骨片3に当接する当接面は湾曲面となる。
これは、仮に図5に図示したように挿入部4a'の基端径大部4b'がフランジ状であった場合、少しでも止着体4'を頭蓋骨片3に傾斜した状態で螺着してしまうと該挿入部4a'が十分に頭蓋骨片3へ螺入されないことが生じ得るが、この点、本実施例は、前述した構成を採用することで、その本来の機能(過度挿入阻止機能)を十分に発揮しつつ挿入部4aは確実に頭蓋骨片3に螺入されることになる(図4,5中の二点鎖線は頭蓋骨片3に対して止着体4,4'を真っ直ぐに螺入した状態を示している。)。
また、この径大部4bを球状としたことは、治療後における頭部1から止着体4を外す際にも有効である。
即ち、仮に図5に図示したように挿入部4a'の基端径大部4b'がフランジ状であった場合、この径大部4b'の上面が皮膚に引っ掛かる為、頭部1から止着体4を外す際には皮膚を切開する必要があるが、この点、本実施例は、径大部4bを球状としたから、この径大部4bの上面が皮膚に引っ掛かることはなく、よって、皮膚を切開する必要はなく、止着体4を頭蓋骨片3から外して引き抜くだけで皮膚を可及的に傷めず頭部1から外すことができることになる(患者に与えるダメージを軽減できる。)。
また、止着体4は、その基端部に孔4cが形成されており、この孔4cは線状部材5(ワイヤー)を連結する連結孔4cとして構成されている。
この止着体4を頭蓋骨片3に止着する場合には、穿孔具21を使用して頭蓋骨片3に止着穴3aを形成し、この止着穴3aに止着体4を止着することになる。
以上の構成から、図6に図示したように頭部配設体2に連結された引動維持体16の移動体16Bを螺動させて後方へ移動させると、止着体4の連結孔4cに連結される線状部材5は、該止着体4の上方に位置する頭部配設体2の貫通孔9aの開口縁を経由して引っ張られることになり、よって、止着体4が引動されて頭蓋骨片3が上方(頭部1の放射方向)へ引動され、そして、この引動維持体16の移動を停止すると頭蓋骨片3の引動状態が維持されることになる。
尚、線状部材5として、ワイヤーを採用しているが、この線状部材5とは紐状のものだけに限らず、棒状のものなど広い範囲の概念を含むものである。
止着部形成具18は、図7に図示したように適宜な金属製の部材を形成したものであり、左右に分割される平面視U字状の枠状体であって、前述した頭部配設体2の下枠部8bに合致する形状となるように構成されている。
また、止着部形成具18は、その先端部に設けた間隔調整機構19の調節により頭部1の大きさに合わせて大きさを設定することができる。
また、止着部形成具18は、その左右の側方直線部に孔20が6個づつ並設されており、この孔20は、前述した頭部配設体2に設けた嵌挿孔12と合致する位置に設けられており、頭蓋骨片3に止着体14を止着する止着穴3aを形成するための穿孔具21及び止着体14を回動止着させる回動具22をガイドするガイド孔としての機能を発揮する。
また、止着部形成具18は、更に、その全周(側方直線部及び前方湾曲部)に所定間隔を介して孔23が計6個形成されており、この孔23は止着部形成具18を頭部1に配設した状態で該止着部形成具18を頭部1に固定する為の固定杆24を嵌挿する嵌挿孔としての機能を発揮する。
具体的に、この止着部形成具18を使用した頭蓋骨片3に対する止着体14の止着方法について説明すると、図8に図示したように頭部1の周囲に止着部形成具18を配して孔23に固定杆24を貫通させ、該固定杆24を頭蓋骨の側部に止着し、該止着部形成具18を所定位置に固定する。この状態で孔20にガイド筒体21aとドリル21bとからなる穿孔具21を嵌挿して頭蓋骨片3の所定位置に止着穴3aを形成し(図8中(a)参照)、この止着穴3aに回動具22を使用して止着部材14を回動止着し(図8中(b)参照)、その後、この頭蓋骨片3に止着した止着部材14に前述した頭部配設体2に連結される固定用杆部材13を連結する(図8中(c)参照)。
尚、止着部材14は、前述した止着体4と略同構造であり、その基端部には固定用杆部材13の先端部に突設されるネジ部13aを螺着するネジ穴が形成されている。
以上の構成からなる本実施例を使用した頭蓋骨早期癒合症の処置を説明する。尚、本実施例は、頭蓋骨早期癒合症の処置に限らず、頭蓋骨片3の奇形治療や骨折治療など、頭蓋骨片3の治療(骨延長法)に際して広く利用される。
まず、頭皮を切開して頭蓋骨片3を分割し、この各頭蓋骨片3に線状部材5付きの止着体4を止着する。この止着体4を止着する際には前述したように予め穿孔具21により頭蓋骨片3に形成した止着穴3aに止着する。
続いて、止着部形成具18を使用して頭蓋骨片3の側部に止着部材14を止着して該止着部材14に固定用杆部材13を連結し、この固定用杆部材13を嵌挿孔12に嵌挿させながら頭部配設体2を構成する半体2A,2B夫々を左右から配して該半体2A,2B同志を連結し、頭部配設体2を頭部1に被嵌状態とする。
続いて、止着体4に連設されている線状部材5を該止着体4の真上に位置する頭部配設体2の貫通孔9bを通して外部に配設させ、この貫通孔9bから配設した部分に引動維持体16(引動維持部6)に係る移動体26の連結部26aを連結して、連結本体25のネジ部25aを頭部配設体2のネジ孔15に螺着する。この線状部材5を引動維持体16に連結する時期は、該引動維持体16を頭部配設体2に連結した後、該引動維持体16に線状部材5を連結するようにしても良い。
続いて、前述のようにセットした各引動維持体16を操作することで止着体4を上方へ引動して、頭蓋骨片3同を離しながら、該各頭蓋骨片3を頭部1の放射方向へ移動させ(各頭蓋骨片3を放射方向に引動することで、所謂球体の径が大きくなるように頭蓋骨片3同は離れながら3次元方向へ移動することになる。)、この引動状態を維持することができる(図9,10参照)。図11は本装置を使用して離された頭蓋骨片3同が延びて癒合した状態(処置が完了した状態)を図示している。
本実施例は上述のように構成したから、各頭蓋骨片3を頭部1の放射方向、即ち、各頭蓋骨片3同が離れる方向へ引動された状態が維持されるから、頭蓋骨片3同志の癒合が阻止され、更に、頭蓋骨片3は、従来例のように2次元方向ではなく、3次元方向に引動されるから、脳の発達方向(膨らむ方向に)に合致し、よって、処置後の頭蓋骨片3の形状を極めて良好にすることができる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例に係る要部の部分拡大図である。 本実施例に係る要部を示す斜視図である。 本実施例に係る止着体4の説明図である。 本実施例に係る止着体4の比較対照物の説明図である。 本実施例に係る要部の概略動作説明図である。 本実施例に係る要部を示す斜視図である。 本実施例に係る要部の概略動作説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 従来例の使用状態説明図である。
符号の説明
1 頭部
2 頭部配設体
2A 半体
2B 半体
3 頭蓋骨片
4 止着体
4a 挿入部
4b 径大部
5 線状部材
6 引動維持部
8 枠部
8a 中央枠部
8b 下枠部
8c 後枠部
9 架設部

Claims (7)

  1. 頭部に所定間隔を介して被嵌されるカゴ状若しくはヘルメット状の頭部配設体を有し、この頭部配設体には頭蓋骨片に止着される止着体と線状部材とで連結された引動維持部が複数設けられ、前記夫々の引動維持部は、前記線状部材を前記頭部の放射方向へ引動することで隣接する頭蓋骨片同士を離し、この状態を維持するように構成されていることを特徴とする頭蓋骨治療装置。
  2. 請求項1記載の頭蓋骨治療装置において、前記引動維持部は前記頭部配設体の任意の位置に着脱自在に設けられていることを特徴とする頭蓋骨治療装置。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記線状部材はワイヤーであることを特徴とする頭蓋骨治療装置。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記頭部配設体は金属製であることを特徴とする頭蓋骨治療装置。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記止着体は金属製であることを特徴とする頭蓋骨治療装置。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記止着体は、前記頭蓋骨片に挿入される挿入部を有し、この挿入部の基端側には該挿入部よりも径大で、該挿入部が前記頭蓋骨片へ没入することを阻止する径大部が形成され、この径大部の前記挿入部側の下面は湾曲面若しくは傾斜面に形成されていることを特徴とする頭蓋骨治療装置。
  7. 請求項1〜6いずれか1項に記載の頭蓋骨治療装置において、前記頭部配設体は左右一対の半体を連結して構成され、この半体夫々は、中央枠部、下枠部及び後枠部からなる枠部と、該枠部間に架設される架設部とで構成されていることを特徴とする頭蓋骨治療装置。
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