JP4041130B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ポイント還元サービスが導入された店向けのPOS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に関する。
近年、例えば洗濯機,冷蔵庫,パソコン,ビデオカメラ等の電化製品を販売する大型家電量販店では、商品毎にその価格に対するポイント還元率をそれぞれ設定し、商品を購入した顧客に対してその商品の価格の一部をポイントとして還元するポイント還元サービスを実施している店がある。
このようなポイント還元サービスを実施する店で使用可能な従来の商品販売データ処理装置としては、商品毎に価格とポイント還元率とが設定された商品情報ファイルを備え、1取引で売買される商品が登録される毎に、その商品の価格とポイント還元率とを商品情報ファイルから取得して獲得ポイントを計算し、その後、取引の決済が指示されると、獲得ポイントの合計ポイントを顧客の累計ポイントに加算するようにしたものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−259792号公報
しかしながら、従来のこの種の商品販売データ処理装置においては、1取引で売買される商品が登録される毎に、その商品の価格とポイント還元率とが商品情報ファイルから取得されて獲得ポイントが自動的に計算されていたので、特定の商品のポイント計算を選択的に行わないようにすることはできなかった。このため、値引や割引が行われた商品についてはポイント計算を行わない運用を実施しようとしても、従来の技術では容易には実施できないのが実情であった。
また、仮に特定の商品のポイント計算を選択的に行わないようにすることができた場合には、どの商品がポイント計算から除外されたのかを客にレシートで知らせる必要があるが、従来のレシートでは対応できなかった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、オペレータの負担になることなく、特定の商品のポイント計算を選択的に行わないようにすることができ、実用性を向上させることができる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
また、特定の商品についてポイント計算を選択的に行わなかった際には、どの商品がポイント計算から除外されたのかを容易に知ることができるレシートを発行できる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明に係わる商品販売データ処理装置の一態様は、1取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、顧客識別データの入力手段と、顧客識別データに対応して顧客が購入する商品の価格に対するポイント還元率を記憶する客別ポイント還元率記憶手段と、商品識別データの入力手段と、顧客識別データの入力手段により入力された顧客識別データに対応して客別ポイント還元率記憶手段により記憶されているポイント還元率を取得する還元率取得手段と、商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品の売買による獲得ポイントを、還元率取得手段により得られたポイント還元率を使用して、当該商品識別データによって識別される商品算出するポイント算出手段と、商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品が獲得ポイントの計算から除外する商品であるか否かを判断する除外商品判断手段と、1取引で売買された商品のうち除外商品判断手段により獲得ポイントの計算から除外すると判断された商品を除く商品のポイント算出手段によって算出された獲得ポイントを合計するポイント合計手段と、このポイント合計手段により算出された合計ポイントを出力するポイント出力手段と、商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品の価格変更を指示する価格変更指示手段と、を備え、除外商品判断手段は、商品識別データの入力とともに価格変更指示手段により価格変更が指示された商品を獲得ポイントの計算から除外する商品であると判断するようにしたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、オペレータの負担になることなく、特定の商品のポイント計算を選択的に行わないようにすることができ、実用性を高め得る商品販売データ処理装置を提供できる。
また、特定の商品のポイント計算を選択的に行わなかった際には、どの商品がポイント計算から除外されたのかを容易に知ることができるレシートを発行できる商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良な形態について、図面を用いて説明する。
図1は本実施の形態の要部構成を示すブロック図であり、本実施の形態に係わる商品販売データ処理装置は、キーボード1,スキャナ2,カードリーダ3,ディスプレイ4,客用表示器5,プリンタ6等の入出力機器を備えたPOS端末10と、商品マスタファイル21,顧客マスタファイル22等のデータファイルを管理するファイルプロセッサ20とから構成されている。POS端末10とファイルプロセッサ20とは、LAN(Local Area Network)等の通信回線30で接続されている。
商品マスタファイル21には、図2に示すように、店で販売される各商品を識別するために商品毎に設定された商品識別データである固有の商品コードに対応して、その商品の名称(品名)やその商品一点あたりの価格である単価等の他、その商品の価格に対するポイント還元率いわゆる商品別ポイント還元率R1と、商品優先フラグF1,顧客優先フラグF2及び除外フラグF3の各種フラグとが記憶されている(商品別ポイント還元率記憶手段)。
顧客マスタファイル22には、図3に示すように、ポイント会員として登録された各顧客を識別するために顧客毎に設定された顧客識別データである固有の顧客コードに対応して、その顧客の氏名,点数,金額等の売上実績データ,最新の累計ポイント等の他、この顧客が購入する商品の価格に対するポイント還元率いわゆる客別ポイント還元率R2が記憶されている(客別ポイント還元率記憶手段)。
商品マスタファイル21において、各種フラグは以下の条件により商品毎に設定されている。すなわち、商品売買に伴う獲得ポイント計算時に使用するポイント還元率として商品別ポイント還元率R1を客別ポイント還元率R2よりも優先する商品に対しては、商品優先フラグF1を“1”にセットし、他のフラグF2,F3を“0”にリセットしている。逆に、客別ポイント還元率R2を商品別ポイント還元率R1よりも優先する商品に対しては、顧客優先フラグF2を“1”にセットし、他のフラグF1,F3を“0”にリセットしている。また、ポイント計算から除外する商品に対しては、除外フラグF3を“1”にセットし、他のフラグF1,F3を“0”にリセットしている。因みに、本実施の形態では、商品マスタファイル21に設定されている単価が通常時よりも値引された特売価格である商品(図2では商品E)が、ポイント計算から除外する商品であるとする。
顧客マスタファイル22において、客別ポイント還元率R2は、当該顧客の過去の購入実績に基づいて設定されている。例えば、売上実績金額が多い優良顧客に対しては売上実績金額が少ない顧客よりも大きなポイント還元率が設定されている。因みに、本実施の形態では、各顧客にそれぞれ自己の顧客コードが記録されたポイントカードが配布されており、商品買上時に店側に提示することで、ポイントが付与される運用となっている。なお、ポイントカードにその顧客の最新の累計ポイントやポイント還元率R2を記録してもよい。
図1に説明を戻す。
POS端末10には、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)11が実装されており、このCPU11に、アドレスバス,データバス等のバスライン12を介して、ROM(Read Only Memory)13及びRAM(Random Access Memory)14のメモリ部、現在の日付及び時刻を計時する時計部15、前記各入出力機器1〜6とのインターフェイス部16、前記ファイルプロセッサ20との間のデータ通信を制御する通信コントローラ17等が接続されている。
キーボード1には、図4に示すように、数値データを置数するための「00」および「0」〜「9」の置数キー41、この置数キー41によって置数された数値データがPLU(Price Look Up)コードであることを指令するPLUキー42、数値データが乗数であることを指令する×キー43、数値データが割引率であることを指令する割引キー44、数値データが値引額であることを指令する値引キー45、数値データのクリア等を指令するクリアキー46、1取引の小計出力を指令する小計キー47、1取引の現金締めを指令する預/現計キー48、販売商品がポイント計算から除外することを宣言する除外キー49等が配設されている。
スキャナ2は、各商品に付されたバーコードを読取るものである。各商品には、その商品固有の商品コードを示すバーコードが付されている。ここに、スキャナ2は、商品識別データの入力手段として機能する。なお、商品コードは、PLUコードとしてキーボード1の置数キー41とPLUキー42とにより入力することも可能である。
カードリーダ3は、前記ポイントカードに記録された顧客コードを含むカードデータを読取るものである。ここに、カードリーダ3は、顧客識別データの入力手段として機能する。
ディスプレイ4は、POS端末10のオペレータに対し、1取引として売買される商品の品名,価格や合計金額等を表示するものであり、客用表示器5は、当該1取引の顧客に対して同様な情報を表示するものである。
プリンタ6は、CPU11の制御により、1取引で売買された商品の品名,価格や合計金額等の取引明細データが印字されたレシートを発行するものである。プリンタ6とCPU11とによって、本発明のレシート発行手段が構成されている。
かかる構成のPOS端末10においては、本発明に関わる主要なメモリエリアとして、図5に示す如くRAM14に、商品登録情報バッファ51,商品登録情報件数カウンタ52,ポイントカードバッファ53,顧客ポイント還元率メモリ54及び印字バッファ55が形成されている。
商品登録情報バッファ51には、1取引で売買される商品毎に、商品コード,品名,単価,ポイント還元率,販売点数,販売金額,獲得ポイント,売変金額及び除外ステータスの各項目からなる商品登録情報レコードが蓄積される。また、蓄積された商品登録情報レコードの販売点数,販売金額,獲得ポイント,売変金額の各合計エリア56,57,58,59が形成されている。商品登録情報件数カウンタ52では、商品登録情報バッファ51に蓄積された商品登録情報レコードの件数Nが計数される。
ポイントカードバッファ53には、ポイントカードから読取った顧客コードを含むカードデータが格納される。また、ポイントカードを提示した顧客との商取引であるか否かを識別するためのカードフラグCFのエリアが形成されている。因みに、この実施の形態では、ポイントカードを提示した顧客との商取引であるときには、カードフラグCFは“1”にセットされるようになっている。
顧客ポイント還元率メモリ54には、ポイントカードバッファ53に記憶されているカードデータ中の顧客コードをキーとして前記顧客マスタファイル22から読み出された客別ポイント還元率R2が記憶される。
印字バッファ55には、プリンタ6によって一括印字される1取引分のレシート印字データが格納される。
しかしてCPU11は、図6の流れ図に示す手順で1顧客との商取引に関する情報処理を制御するものとなっている。なお、この処理を開始するにあたり、商品登録情報バッファ51,カードバッファ53,顧客ポイント還元率メモリ54及び印字バッファ55はクリアされている。商品登録情報件数カウンタ52のカウント値Nも“0”である。
CPU11は、先ず、ST(ステップ)1としてカードバッファ53のカードフラグCFを調べる。当初、カードフラグCFは“0”にリセットされているので、CPU11は、ST2としてカード登録有無を判断する。
ST2にて、カードリーダ3を介してポイントカードのカードデータが読取られていることを検知した場合には、CPU11は、カード登録有りと判断する。そしてCPU11は、ST3としてそのカードデータをカードバッファ53に書き込む。また、ST4としてカードフラグCFを“1”にセットする。さらに、ST5としてカードバッファ53に書き込まれたカードデータから顧客コードを取得する。そして、この顧客コードでファイルプロセッサ20に通信コントローラ17を介して問合せを行い、この顧客コードに対応して顧客マスタファイル22にプリセットされているポイント還元率R2を読込んで、顧客ポイント還元率メモリ54に書き込む(還元率取得手段)。しかる後、CPU11は、ST6の処理に進む。
ST2にて、ポイントカードのカードデータが読取られておらず、カード登録無しと判断した場合には、CPU11は、ST3〜5の処理を行わずにST6の処理に進む。
ST1にてカードフラグCFが“1”にセットされていた場合には、カードデータがセーブされており、ポイントカードを提示したポイント会員との商取引なので、CPU11は、ST2〜ST5の処理を飛ばしてST6の処理に進む。
ST6では、商品登録が行われるのを待機する。ここで、スキャナ2またはキーボード1の商品コード入力手段を介して商品コードが入力されると、CPU11は、商品登録有りと判断する。そして、ST7の商品登録処理に進む。
ST7では、CPU11は、図7の流れ図で具体的に示す商品登録処理を実行する。すなわちCPU11は、先ず、ST21として入力された商品コードでファイルプロセッサ20に通信コントローラ17を介して問合せを行い、この入力商品コードに対応して商品マスタファイル21にプリセットされている商品名称,単価,ポイント還元率R1,商品優先フラグF1,顧客優先フラグF2,除外フラグF3等の商品情報を読込む。そしてCPU11は、ST22として各種フラグF1〜F3のうち“1”にセットされている1種類のフラグを判定する(優先還元率判定手段)。
ここで、商品優先フラグF1が“1”にセットされていた場合には、当該商品は客別ポイント還元率R2よりも商品別ポイント還元率R1を優先して獲得ポイントを計算するので、CPU11は、ST23として商品マスタファイル21から読込んだ商品情報中のポイント還元率R1を選択し、ST26としてこのポイント還元率R1を含む商品登録情報レコードを作成して、商品登録情報バッファ51にセーブする。
これに対し、顧客優先フラグF2が“1”にセットされていた場合には、当該商品は商品別ポイント還元率R1よりも客別ポイント還元率R2を優先して獲得ポイントを計算するので、CPU11は、ST24として顧客ポイント還元率メモリ54に記憶されているポイント還元率R2を選択し、ST26としてこのポイント還元率R2を含む商品登録情報レコードを作成して、商品登録情報バッファ51にセーブする。
一方、除外フラグF3が“1”にセットされていた場合には、当該商品は獲得ポイントの計算対象外なので、CPU11は、ST25としてポイント還元率を“0”とし、ST26としてこのポイント還元率“0”を含む商品登録情報レコードを作成して、商品登録情報バッファ51にセーブする。
なお、商品登録情報バッファ51に商品登録情報レコードをセーブする際、商品コードが同一の商品登録情報レコードが他に格納されていない場合には、商品登録情報件数カウンタ52のカウント値Nを1だけカウントアップし、今回作成した商品登録情報レコードを商品登録情報バッファ51のN番目エリアに追加する。これに対し、商品コードが同一の商品登録情報レコードが既に格納されている場合には、その既存の商品登録情報レコードの販売点数データ及び販売金額データに、今回作成した商品登録情報レコードの販売点数と販売金額を加算する。なお、販売点数は、商品コードの入力直前に置数キー41と×キー43とにより乗数が入力されていた場合にはその乗数であり、乗数が入力されていない場合には1である。販売金額は、単価に販売点数を乗算して算出した金額である。売変金額は、商品コードの入力後に価格変更指示手段としての置数キー41と割引キー44あるいは値引キー45とによって割引率あるいは値引額の売変情報が入力された場合には、その割引額(販売金額×割引率)あるいは値引額であり、売変情報が入力されていない場合には0である。
次に、CPU11は、ST27〜ST29としてポイント計算除外の条件が成立したか否かを判断する(除外商品判断手段)。本実施の形態において、ポイント計算除外が成立する条件は3つある。そのうちの1つは、商品マスタファイル21から読込んだ商品情報中の除外フラグが “1”にセットされている場合である(ST27)。別の1つは、価格変更指示手段によって売変情報が入力された場合である(ST28)。残りの1つは、商品コードの入力後に除外キー49が操作された場合である(ST29)。
ポイント計算除外の条件が成立した場合には、CPU11は、ST30として今回追加された商品登録情報レコードまたは販売点数,販売金額等が加算された商品登録情報レコード(以下、今回編集レコードと称する)の除外ステータスをオン(ON)する。しかる後、ST8(図6)の処理に進む。
一方、ポイント計算除外の条件が成立しない場合には、CPU11は、ST31として今回編集レコードの販売金額A(円)とポイント換算率B(%)とから、下記(1)式により獲得ポイントP(小数点以下は切捨て)を算出する(ポイント算出手段)。
P=(A×B)/100 …(1)
そして、この算出された獲得ポイントPを今回編集レコードにセットする。その後、ST32として今回編集レコードの除外ステータスをオフ(OFF)したならば、ST8の処理に進む。
ST8では、2品目以降の商品登録有無を判断する。そして、商品登録有りの場合には、ST7の商品登録処理を再度実行する。商品登録無しの場合には、CPU11は、ST9として登録締めの有無を判断する。キーボード1の預/現計キー48が操作されると、CPU11は、登録締め有りと判断する。そして、ST9の処理に進む。これに対し、預/現計キー48が操作されておらず登録締め無しと判断した場合には、CPU11は、ST8の商品登録判断処理に戻る。
ST10では、登録締め処理を実行する。この登録締め処理において、CPU11は、商品登録情報バッファ51に格納された全ての商品登録情報レコードの販売点数,販売金額及び売変金額を合計エリア56,57,59にてそれぞれ合計する。そして、預り金額から合計金額(販売金額合計−売変金額合計)を減算して釣銭額を求め、ディスプレイ4及び客用表示器5に表示させる。また、商品登録情報バッファ51に格納された全ての商品登録情報レコードの獲得ポイントを合計エリア58にて合計して、今回ポイントを算出する(ポイント合計手段)。
その後、CPU11は、ST11として図8に具体的に示す印字データ作成処理を実行する。すなわちCPU11は、先ず、ST41としてカードフラグCFを調べる。ここで、カードフラグCFが“1”にセットされていた場合には、ポイントカードを提示した顧客との商取引なので、CPU11は、ST42として第1及び第2の加算カウンタ(不図示)の各カウント値m,nをそれぞれ“1”に初期化する。
しかる後、CPU11は、ST43として商品登録情報バッファ51のNo.mの領域(mは第1の加算カウンタのカウント値)から商品登録情報レコードを取得する。そして、ST44としてこの商品登録情報レコードの除外ステータスをチェックする。ここで、除外ステータスがオフであった場合には、当該レコードはポイント計算から除外されない商品の商品登録情報レコードなので、CPU11は、ST45として当該レコードの品名,単価,販売点数及び販売金額に加えてポイント還元率と獲得ポイントの各データから登録商品明細データの印字データを作成し、印字バッファ55にセーブする(ポイント出力手段)。これに対し、除外ステータスがオンであった場合には、当該レコードはポイント計算から除外される商品の商品登録情報レコードなので、CPU11は、ST46として当該レコードを商品登録情報バッファ51のNo.(N+n)の領域(Nは商品登録情報件数カウンタ52のカウント値、nは第2の加算カウンタのカウント値)にシフトする。しかる後、CPU11は、ST47として第2の加算カウンタのカウント値nを1だけカウントアップする。
次に、CPU11は、ST48として第1の加算カウンタのカウント値mを1だけカウントアップする。そして、ST49としてこの第1の加算カウンタのカウント値mが商品登録情報件数カウンタ52のカウント値Nを超えたか否かを判断する。カウント値mがカウント値Nを超えていない場合には、CPU11は、ST43の処理に戻り、商品登録情報バッファ51から次の商品登録情報レコードを取得する。そして、ポイント計算から除外されない商品のレコード(除外ステータス:オフ)であればST45,48の処理を実行し、ポイント計算から除外される商品のレコード(除外ステータス:オン)であればST46,47,48の処理を実行する。
こうして、CPU11は、商品登録情報バッファ51から順次、商品登録情報レコードを取得して、上記処理を繰返す。そして、ST49にてカウント値mがカウント値Nを超えたことを確認した場合には、CPU11は、ST50の処理に進む。
ST50では、商品登録情報バッファ51のNo.mの領域(mは第1の加算カウンタのカウント値)に商品登録情報レコードがシフトされているか否かを判断する。そして、商品登録情報レコードがシフトされていると判断した場合には、CPU11は、ST51としてポイント計算から除外される商品の明細印字領域であることをレシート上に明示させるテキストデータ(例えば「ポイント除外」)を印字バッファ55にセーブする。
次に、CPU11は、ST52としてこのNo.mの領域にシフトされている商品登録情報レコードを取得し、当該レコードの品名,単価,販売点数及び販売金額の各データから登録商品明細データの印字データを作成して、印字バッファ55にセーブする。このとき、ポイント還元率と獲得ポイントの各データは印字データに組み込まない。
しかる後、CPU11は、ST53として第1の加算カウンタを1だけカウントアップする。そして、ST54として商品登録情報バッファ51のNo.mの領域に商品登録情報レコードがシフトされているか否かを判断する。ここで、商品登録情報レコードがシフトされていると判断した場合には、CPU11は、ST52の処理に戻り、当該レコードの品名,単価,販売点数及び販売金額の各データから登録商品明細データの印字データを作成して、印字バッファ55にセーブする。
かくして、ST54にて商品登録情報バッファ51のNo.mの領域に商品登録情報レコードがシフトされていないことを確認した場合、すなわち1取引で売買された商品の中のポイント計算除外商品の明細データをまとめて印字バッファ55にセットした場合、あるいはST50にて商品登録情報バッファ51のNo.mの領域に商品登録情報レコードがシフトされていないことを確認した場合、すなわち1取引で売買された商品の中のポイント計算除外商品が存在しない場合には、CPU11は、ST55として当該商取引の合計金額,預り金額,釣銭額及び今回ポイント等の印字データを印字バッファ55にセーブする。
以上で印字データ作成処理が終了するので、次にCPU11は、図6中ST12としてプリンタ6の駆動を制御して、印字バッファ55にセーブされている印字データのレシート用紙への一括印字を行わせ、レシートを発行させる(レシート印字制御手段)。
その後、CPU11は、ST13としてカードフラグCFをチェックする。そして、カードフラグCFが“1”にセットされている場合のみ、CPU11は、ST14としてポイントカードバッファ53内の顧客コードを含むカードデータと商品登録情報バッファ51の合計エリア56〜58にて合計されている今回取引の合計点数,合計金額,合計ポイントの各データとをファイルプロセッサ20に転送して、当該1顧客との商取引に関する情報処理を終了する。
なお、ファイルプロセッサ20においては、POS端末10から転送されてきたデータから顧客コードと今回取引の合計点数,合計金額及び合計ポイントの各データを取得する。そして、顧客マスタファイル22の当該顧客コードに対応する売上実績データに今回取引の合計点数及び合計金額を加算し、累計ポイントに今回取引の合計ポイントを加算する処理を実行するものとなっている。
このように構成された本実施の形態においては、顧客マスタファイル22上で顧客毎にその売上実績に基づいて決定される客別ポイント還元率R2が顧客コード別に記憶管理されており、商品マスタファイル21上で商品毎に設定される商品別ポイント還元率R1が商品コード別に記憶管理されている。また、商品売買に伴う獲得ポイント計算時に使用するポイント還元率として商品別ポイント還元率R1を客別ポイント還元率R2よりも優先する商品に対しては、商品マスタファイル21上で商品優先フラグF1が“1”にセットされており、逆に、客別ポイント還元率R2を商品別ポイント還元率R1よりも優先する商品に対しては、商品マスタファイル21上で顧客優先フラグF2が“1”にセットされている。また、価格として通常時よりも値引された特売価格が設定され、ポイント計算から除外する商品に対しては、商品マスタファイル21上で除外フラグF3が“1”にセットされている。
今、商品マスタファイル21と顧客マスタファイル22にそれぞれ図2,図3に示すデータが設定されており、商品Aを2点、商品Bを6点、商品C,D,E,Fを各1点購入した顧客コード「1」の客との商取引が発生した場合の作用について具体的に説明する。
店員(キャッシャ)は、先ず、客が提示した顧客カードのカードデータをカードリーダ3で読取らせる。そうすると、この客の売上実績に基づいて設定された客別ポイント還元率R2=5%が顧客ポイント還元率メモリ54に記憶される。
次に、店員は、POS端末10のキーボード1またはスキャナ2を操作して、顧客が買上げる商品の商品コード,販売点数等を入力する。仮に、商品A,B,C,D,E,Fの順に商品コード等を入力したとする。また、商品Bについては6点の買上げで300円の値引を行ったとする。
そうすると、商品Aと商品Fの場合は、商品優先フラグF1が“1”にセットされているので、商品別ポイント還元率R1が使用されて獲得ポイントが計算される。また、商品C及び商品Dの場合は、顧客優先フラグF2が“1”にセットされているので、客別ポイント還元率R2が使用されて獲得ポイントが計算される。これに対し、商品Bの場合は、顧客優先フラグF2が“1”にセットされているので客別ポイント還元率R2が選択されるものの、300円値引という売変情報が入力されたので除外ステータスがオンされ、獲得ポイントの計算は行われない。また、商品Eの場合は除外フラグF3が“1”にセットされているので、除外ステータスがオンされ、獲得ポイントの計算は行われない。
かくして、商品登録情報バッファ51には、図9に示すように、No.1のレコードとして商品コード(1),品名(商品A),単価(1000円),ポイント還元率(10%:商品別ポイント還元率R1),販売点数(2点),販売金額(2000円),獲得ポイント(200ポイント),売変金額(0円),除外ステータス(オフ)の商品情報レコードが格納される。また、No.2のレコードとして商品コード(2),品名(商品B),単価(500円),ポイント還元率(5%:客別ポイント還元率R2),販売点数(6点),販売金額(3000),獲得ポイント(0ポイント),売変金額(300円),除外ステータス(オン)の商品情報レコードが格納される。また、No.3のレコードとして商品コード(3),品名(商品C),単価(2000円),ポイント還元率(5%:客別ポイント還元率R2),販売点数(1点),販売金額(2000円),獲得ポイント(100ポイント),売変金額(0円),除外ステータス(オフ)の商品情報レコードが格納される。また、No.4のレコードとして商品コード(4),品名(商品D),単価(80円),ポイント還元率(5%:客別ポイント還元率R2),販売点数(1点),販売金額(80円),獲得ポイント(0ポイント),売変金額(0円),除外ステータス(オフ)の商品情報レコードが格納される。また、No.5のレコードとして商品コード(5),品名(商品E),単価(3000円),ポイント還元率(0%),販売点数(1点),販売金額(3000円),獲得ポイント(0ポイント),売変金額(0円),除外ステータス(オン)の商品情報レコードが格納される。また、No.6のレコードとして商品コード(6),品名(商品F),単価(1500円),ポイント還元率(10%:商品別ポイント還元率R1),販売点数(1点),販売金額(1500円),獲得ポイント(150ポイント),売変金額(0円),除外ステータス(オフ)の商品情報レコードが格納される。
これにより、ポイント合計エリア58には、商品A,D,Fの獲得ポイントが合計されて、今回ポイント(450ポイント)が算出される。
その後、オペレータが預かり金額(12000円)を置数して預/現計キー48を操作すると、プリンタ6により図11に示すレイアウトのレシート90が印字発行される。すなわち、レシート90は、ポイント計算から除外されなかった商品の明細印字領域91と、ポイント計算から除外された商品の明細印字領域92とに区分されている。そして、両領域91,92の境界には、それより下側の領域がポイント計算から除外された商品の明細印字領域であることを示すテキストデータ「ポイント除外」93が印刷されている。
また、ポイント計算から除外されなかった商品の明細印字領域91には、当該商品の品名,点数,単価及び価格の印字欄94に続いて、この商品の獲得ポイント計算で使用したポイント還元率と、このポイント還元率で算出された獲得ポイントとの印字欄95が形成されている。
さらに、1取引で売買された商品の合計金額印字欄96の下側に当該1取引で売買された商品の獲得ポイントを合計した合計ポイント(今回ポイント)の印字欄97が形成されている。
一方、同様の商取引を顧客コード「3」の顧客(客別ポイント還元率R1=1%)に対して行った場合には、商品登録情報バッファ51には、図10に示すように、No.2のレコードとして商品コード(2),品名(商品B),単価(500円),ポイント還元率(1%:客別ポイント還元率R2),販売点数(6点),販売金額(3000),獲得ポイント(0ポイント),売変金額(300円),除外ステータス(オン)の商品情報レコードが格納され、No.3のレコードとして商品コード(3),品名(商品C),単価(2000円),ポイント還元率(1%:客別ポイント還元率R2),販売点数(1点),販売金額(2000円),獲得ポイント(20ポイント),売変金額(0円),除外ステータス(オフ)の商品情報レコードが格納され、No.4のレコードとして商品コード(4),品名(商品D),単価(80円),ポイント還元率(1%:客別ポイント還元率R2),販売点数(1点),販売金額(80円),獲得ポイント(0ポイント),売変金額(0円),除外ステータス(オフ)の商品情報レコードが格納される。No.1,5,6の各レコードは、顧客コード「1」の客との商取引のときと同様である。
かくして、顧客コード「3」の顧客に対しては、ポイント合計エリア58に商品A,D,Fの獲得ポイントが合計されて、今回ポイント(370ポイント)が算出される。
ところで、前記一取引例において、商品別ポイント還元率が優先されているポイント計算対象の商品Aを一時的にポイント計算対象から除外する必要が生じた場合、商品マスタファイル21を一時的に書き換えるのは面倒であるため、店側では店員にポイント計算対象商品であった商品Aをポイント計算対象から除外する旨を通知する。この通知を受けたオペレータは、商品Aを売買する取引が発生した場合には、当該商品Aの商品コードを入力する際に除外キー49を操作する。こうすることにより、当該商品Aはポイント計算から除外される。
これは、客別ポイント還元率が優先されているポイント計算対象の商品Cを一時的にポイント計算対象から除外する必要が生じた場合も同様である。すなわち、オペレータは、商品Cを売買する取引が発生した際には、当該商品Cの商品コードを入力する際に除外キー49を操作する。こうすることにより、当該商品Cはポイント計算から除外される。
かくして、本実施の形態によれば、オペレータの負担になることなく、特定の商品、例えば値引や割引等の売値変更が行われた商品のポイント計算を選択的に行わないようにすることができる。したがって、値引や割引等の売値変更が行われた商品についてはポイント計算を行わない運用を容易に導入することができ、実用性を向上させることができる。
また客は、レシート90の印字内容を確認することによって、ポイント計算から除外された商品がどれであるかを容易に知ることができる。したがって、客のポイント計算結果への不信感を排除することができ、客との無用なトラブルを防止することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、レシート90の商品明細印字領域をポイント計算から除外されない商品の明細印字領域91とポイント計算から除外される商品の明細印字領域92とに区分したが、領域を区分せず、ポイント計算から除外されない商品の明細印字とポイント計算から除外される商品の明細印字とを混在させて、例えばポイント計算から除外される商品の明細データには所定のマークを付すことでポイント計算から除外されない商品と区別してもよい。
また、ポイント計算除外判断処理の順番は図7に示すST27,ST28,ST29の順番に限定されるものではなく、例えばST27,29,28の順番に判断してもよいし、ST28,29,27の順番に判断してもよい。また、これ以外の順番で判断してもよいのは言うまでもない。また、価格変更指示手段は割引や値引の指示だけでなく、価格そのものを登録時にキー操作によって変更する場合も含まれる。
また、前記実施の形態では、POS端末10とオンラインで接続されたファイルプロセッサ20が商品マスタファイル21と顧客マスタファイル22を記憶管理したが、POS端末自体がHDD(Hard Disk Drive)装置を搭載し、このHDD装置にて商品マスタファイル21と顧客マスタファイル22を記憶管理することによって、単体のPOS端末により本発明の商品販売データ処理装置を構成することも可能である。また、商品毎に設定されるポイント還元率を記憶する記憶手段は、商品マスタファイル21に限定されず、例えば、標準のポイント還元率とは異なる還元率が設定された商品を抽出し、この商品の商品コードに対応して価格に対するポイント還元率を記憶した専用のデータファイルを用いてもよい。
また、レシート90の印字例において、獲得ポイントが0ポイントの商品Bに対して獲得ポイントの印字を省略してもよい。また、ポイント計算から除外されない商品に対してポイント還元率と獲得ポイントの双方を印字するのでなく、いずれか一方、好ましくは獲得ポイントのみを印字してもよい。
また、前記実施の形態では、商品別にポイント還元率を設定したが、この商品別ポイント還元率を省略し、顧客別に設定されたポイント還元率だけを使用して商品毎に獲得ポイントを計算し、レシート上で商品毎の獲得ポイントを印字するようにしてもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態である商品販売データ処理装置の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態において使用する商品マスタファイルの主要なデータ構造を示す模式図。 同実施の形態において使用する顧客マスタファイルの主要なデータ構造を示す模式図。 同実施の形態のPOS端末が有するキーボードの主要なキー配置を示す平面図。 同実施の形態におけるPOS端末のRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同実施の形態においてPOS端末のCPUが実行する1顧客との商取引に関する情報処理の制御手順を示す流れ図。 図6におけるステップ「商品登録処理」の手順を具体的に示す流れ図。 図6におけるステップ「印字データ作成処理」の手順を具体的に示す流れ図。 同実施の形態において、客別ポイント還元率が5%に設定された顧客との1取引が処理されたときの商品登録情報バッファの記憶データ例を示す模式図。 同実施の形態において、客別ポイント還元率が1%に設定された顧客との1取引が処理されたときの商品登録情報バッファの記憶データ例を示す模式図。 図9に示す取引例において発行されるレシートの一印字例を示す平面図。
符号の説明
1…キーボード、2…スキャナ、3…カードリーダ、6…プリンタ、10…POS端末、11…CPU、17…通信コントローラ、20…ファイルプロセッサ、21…商品マスタファイル、22…顧客マスタファイル、48…預/現計キー、49…除外キー、51…商品登録情報バッファ、52…商品登録情報件数カウンタ、53…ポイントカードバッファ、54…顧客ポイント還元率メモリ、55…印字バッファ、90…レシート。

Claims (3)

  1. 1取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    顧客識別データの入力手段と、
    前記顧客識別データに対応して顧客が購入する商品の価格に対するポイント還元率を記憶する客別ポイント還元率記憶手段と、
    前記顧客識別データの入力手段により入力された顧客識別データに対応して前記客別ポイント還元率記憶手段により記憶されているポイント還元率を取得する還元率取得手段と、
    商品識別データの入力手段と、
    前記商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品の売買による獲得ポイントを前記還元率取得手段により得られたポイント還元率を使用して算出するポイント算出手段と、
    前記商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品が前記獲得ポイントの計算から除外する商品であるか否かを判断する除外商品判断手段と、
    前記1取引で売買された商品のうち前記除外商品判断手段により前記獲得ポイントの計算から除外すると判断された商品を除く商品の前記ポイント算出手段によって算出された獲得ポイントを合計するポイント合計手段と、
    このポイント合計手段により算出された合計ポイントを出力するポイント出力手段と、
    前記商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品の価格変更を指示する価格変更指示手段と、を具備し
    前記除外商品判断手段は、商品識別データの入力とともに前記価格変更指示手段により価格変更が指示された商品を前記獲得ポイントの計算から除外する商品であると判断することを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 1取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    顧客識別データの入力手段と、
    前記顧客識別データに対応して顧客が購入する商品の価格に対するポイント還元率を記憶する客別ポイント還元率記憶手段と、
    商品識別データの入力手段と、
    前記商品識別データに対応してこの商品識別データによって識別される商品の価格に対するポイント還元率を記憶する商品別ポイント還元率記憶手段と、
    前記客別ポイント還元率記憶手段により記憶されているポイント還元率と前記商品別ポイント還元率記憶手段により記憶されているポイント還元率のどちらを優先するかを判定する優先還元率判定手段と、
    前記顧客識別データの入力手段により入力された顧客識別データに対応して前記客別ポイント還元率記憶手段により記憶されているポイント還元率を取得する還元率取得手段と、
    前記商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品の売買による獲得ポイントを、前記優先還元率判定手段により前記客別ポイント還元率記憶手段で記憶されているポイント還元率を優先とする場合には前記還元率取得手段により得られたポイント還元率を使用し、前記商品別ポイント還元率記憶手段で記憶されているポイント還元率を優先とする場合には当該商品識別コードに対応して記憶されているポイント還元率を使用して算出するポイント算出手段と、
    前記商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品が前記獲得ポイントの計算から除外する商品であるか否かを判断する除外商品判断手段と、
    前記1取引で売買された商品のうち前記除外商品判断手段により前記獲得ポイントの計算から除外すると判断された商品を除く商品の前記ポイント算出手段によって算出された獲得ポイントを合計するポイント合計手段と、
    このポイント合計手段により算出された合計ポイントを出力するポイント出力手段と、
    前記商品識別データの入力手段により入力された商品識別データで識別される商品の価格変更を指示する価格変更指示手段と、を具備し
    前記除外商品判断手段は、商品識別データの入力とともに前記価格変更指示手段により価格変更が指示された商品を前記獲得ポイントの計算から除外する商品であると判断することを特徴とする商品販売データ処理装置。
  3. 前記1取引で売買された商品の品名,価格等の商品明細データが印字されたレシートを発行するレシート発行手段と、
    前記1取引で売買された商品のなかで前記除外商品判断手段により前記獲得ポイントの計算から除外する商品であると判断された商品の前記商品明細データを、除外しないと判断された商品の前記商品明細データと区別して前記レシートに印字させるレシート印字制御手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2に記載の商品販売データ処理装置。
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