JP4040298B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータに接続し、コンピュータをネットワークに接続するための通信装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
一般的に、コンピュータをダイアルアップ、或いはL2TP(Layer 2 Tunneling Protcol)、IPSec(Internet ProtcolSec)などのトンネリングで遠隔のネットワークに接続する場合、また、LAN(Local Area Network)に接続する場合、従来は接続に必要なアクセスサーバの電話番号やネットワークアドレス、利用者のパスワードなど、ネットワークの各種設定情報をあらかじめ利用者がコンピュータに設定、保存しておき、利用時に希望の設定を選択し、接続を行っている。
【0003】
通信網に接続するための設定情報をコンピュータから着脱可能な装置内に保持する技術として、特願平11−323446号、特願平10−192125号、特願平9−8361号などがある。特に、特願平11−323446号の明細書には、通信装置と携帯電話などの通信端末間の通信にBluetooth方式の無線LANを用いることにより通信装置の小型化を実現し、デジタルカメラなどの小型機器でも通信装置を利用できるようにした方法が記載されている。Bluetooth対応通信装置内に外部ネットワークヘの接続情報を保持する機能を備えている。
【0004】
特願平10−192125号の明細書には、インターネット上の、特定のサーバ上の情報を利用者に容易に閲覧できるように、情報記憶カード内に接続ID及び接続先情報を保持し、自動的に接続、情報の取得という一連のプロセスを実行する装置が記載されている。
【0005】
特願平9−8361号の明細書には、TVやビデオCDプレーをネットワークに接続するための装置で、着脱可能なICカードに接続のための設定情報を保持していることが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
コンピュータの携帯性能の向上及び価格の低下に従い、個人で複数のコンピュータを状況に応じて使い分ける、また、会社、自宅、インターネットカフェなどさまざまなネットワーク環境からネットワークヘ接続するというコンピュータの利用方法が増えてきている。前記従来の接続のための設定情報をコンピュータに保持する方法では、利用するコンピュータ、或いは利用可能なネットワーク環境が変わる毎に、通信のための設定をやり直し、或いは設定の削除をしなくてはならず、仮想プライベートネットワーク接続の設定やインターネットサービスプロバイダヘのアクセスポイント情報などの多量で複雑な設定情報を常にコンピュータ利用者が保持している必要があり、コンピュータ利用者自身による情報管理の負担が大きかった。
【0007】
従来の接続のための情報を着脱可能な装置内に保持する技術は、いくつかあるが、複数のISP(International Standardization Profile)やVPN(Virtual Private Network)への接続設定情報を保持し、利用環境によって利用者が切り替えて利用できるものはなかった。
【0008】
本発明の目的は、通信のための設定情報の持ち運びを可能とし、ネットワーク設定情報を持たないコンピュータに接続した場合でも個別の設定情報を常に利用できることが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明の概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
第1の発明は、コンピュータをネットワークに接続する一つ以上の通信手段と、複数の接続のための設定情報を記録する設定情報記録手段と、前記設定情報記録手段に記録された設定情報から接続のための設定情報を選択する設定情報選択手段と、前記設定情報記録手段に記録された接続のための設定情報追加、削除及び変更を行う設定情報編集手段と、前記設定情報選択手段によって選択された設定情報に従ってコンピュータをネットワークに接続するネットワーク接続手段と、コンピュータとの通信手段とを具備し、コンピュータからの要求が設定選択要求または設定編集要求である場合は、コンピュータに擬似的なネットワークアドレスを付与し、前記擬似的なネットワークアドレスによるコンピュータとのネットワーク通信により、前記設定情報選択手段が、前記設定情報記録手段に記録された設定情報から接続のための設定情報の選択を行う、または前記設定情報編集手段が、前記設定情報記録手段に記録された接続のための設定情報の追加、削除、変更を行う通信装置である。
【0010】
第1の発明によれば、コンピュータと脱着可能で、装置内にコンピュータ利用者のネットワーク接続のための設定情報を記録し、コンピュータ利用者がどのようなコンピュータを利用する場合でも、設定情報を新しく作る必要が無く、常に自分の設定が利用できる。
【0011】
例えば、インターネットサービスプロバイダヘの接続情報や、イーサネット(登録商標)でのLAN接続、また、遠隔の閉域網への仮想プライベートネットワーク接続のための設定情報などのネットワーク設定情報を保持し、さまざまなネットワーク接続形態に対応することができる。
【0012】
すなわち、コンピュータ利用者はネットワークヘの接続のための設定情報を全て記憶しておく必要が無く、どのコンピュータを利用した場合でも常に同じ設定情報を利用することができる。また、設定情報がコンピュータに保存されることが無いので、個人情報が漏えいする危険性を低くすることができる。
【0013】
また、コンピュータから利用者が設定情報の追加、削除及び変更ができるので、さまざまなネットワーク接続形態に対応することができる。
【0014】
第2の発明は、前記第1の発明の通信装置において、設定情報にネットワークアクセスのための認証情報を含むことを特徴とする。
【0015】
第2の発明によれば、ネットワーク接続のための認証情報を保持するので、パスワードなどの秘密情報が複数のコンピュータ上に保存されることを防くことができる。
【0016】
第3の発明は、前記第1又は2の発明の通信装置において、コンピュータと接続した際に、コンピュータから標準的なモデム装置と認識され、前記選択された設定情報に従ってコンピュータをネットワークに接続する手段に対する接続要求を、コンピュータからの標準的なダイアルアップ接続要求によって行うことを特徴とする。
【0017】
第4の発明は、前記第3の発明の通信装置において、前記ダイアルアップ接続要求で、接続先電話番号があらかじめ決まっている特殊な番号であった場合、前記設定選択要求または前記設定編集要求であると判断し、この要求に対して、コンピュータに擬似的なネットワークアドレスを付与し、その上でコンピュータとネットワーク通信を行うことを特徴とする。
【0018】
第5の発明は、前記第1の発明の通信装置において、通信装置内にネットワークアドレス管理サーバを持ち、コンピュータと接続した際に、コンピュータから標準的なイーサネット通信装置と認識され、コンピュータからのネットワークアドレス要求に対して、前記設定選択要求または前記設定編集要求であると判断し、この要求に対して、前記ネットワークアドレス管理サーバが擬似的なネットワークアドレスを付与し、その上でコンピュータとネットワーク通信を行うことを特徴とする。
【0019】
第6の発明は、前記第5の発明の通信装置において、前記ネットワークアドレス管理方式がDHCPであることを特徴とする。
【0020】
第3乃至第6の発明によれば、コンピュータから本通信装置に対してWWWブラウザなどの標準的なネットワークアプリケーションを用いて通信が可能であり、設定情報の編集や選択の際に特別なソフトウェアが不要となり、どのコンピュータからでも設定情報の編集や選択が可能となる。
【0021】
第7の発明は、前記第4乃至第6のうちいずれか1つの発明の通信装置において、通信装置内にWebサーバを持ち、前記付与された擬似的なネットワークアドレスを用い、コンピュータからWebブラウザを通して設定情報選択、設定情報の追加、削除及び変更を行うことを特徴とする。
【0022】
第8の発明は、前記第7の発明の通信装置において、Webブラウザを通じて接続要求を受け取り、前記設定した接続情報を用いてネットワークに接続する。
【0023】
第9の発明は、前記第8の発明の通信装置において、前記設定情報選択手段により選択した設定情報を利用するための受付番号を、Webブラウザを通して利用者に発行し、前記接続要求に受付番号を接続要求内に加えることにより該当設定情報を用いて接続を行うことを特徴とする。
【0024】
第9の発明によれば、登録番号を暗証番号として用いることにより、利用者以外が装置内に設定済みの接続情報を容易に利用できないようにすることができる。
【0028】
以下に、本発明について、本発明による実施形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の通信装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施例1の通信装置(以下、本通信装置10と呼ぶ)は、図1に示すように、コンピュータ100と接続されるコンピュータインタフェース部1、情報入出処理部2、設定情報記録部3、通信設定処理部4、及び通信制御部5で構成されている。
【0030】
前記本通信装置10は、前記コンピュータ100と接続し、対コンピュータインタフェース部1を通して通信を行い、コンピュータ100からの接続要求、設定情報編集要求、設定情報選択要求を受け取る。設定情報は情報入出処理部2を通じて設定情報記録部3に記録される。コンピュータ100から接続要求を受け取った場合、通信設定処理部4は、情報入出処理部2から、選択された設定情報を読み込み、通信制御部5を通じて通信網(ネットワーク)200に接続し、通信を行う。
【0031】
前記対コンピュータインタフェース部1はUSB(Univer Serial Bus)もしくはPCMCIA(Puls Code Modulation Central Intelligence Agency)など、一般的なコンピュータに標準的に付属している、インターフェースを利用してコンピュータ100と接続し、標準モデムのような一般的な通信機器としてコンピュータ100から認識される。このことにより、どのようなコンピュータ100と接続しても容易に本通信装置10を利用することが可能となる。
【0032】
標準モデムとして認識される場合は、接続要求はPPP(Point to Point Protcol)接続と同様の手順で本通信装置10に対して行われる。また、対コンピュータインタフェース部1は、コンピュータ100をネットワーク200に接続せずに、擬似的なネットワークアドレスをコンピュータ100に与える機能及びHTTPなどの標準的な通信プロトコル処理機能を持ち、設定情報の編集及び選択は、本通信装置10から与えられた擬似ネットワークアドレスを利用して、本通信装置10との間でHTTP(Hyper-Text Transfer Protcol)等の一般的な通信プロトコルを利用して行う。
【0033】
設定情報の編集或いは選択の要求と、ネットワーク接続要求との区別は、ダイアルアップ接続の電話番号などを特別な番号にして送ることで行う。
【0034】
前記通信制御部5はISDN(Integrated Service Digital Network)、PHS(Personal Handy-phone System)、イーサネット、無線LANなどの一つ以上の通信路を持ち、それぞれの通信路からインターネットサービスプロバイダ、LAN、仮想閉域ネットワークなどに接続するための複数のプロトコル、例えばPPP、PPPoE、DHCP、IPSec、L2TP、L2F、PPTP(Point to Point Transfer Protcol)などを処理できる機能を持つ。通信設定処理部4より接続要求を受け取った場合、通信制御部5は接続のための適切な通信路及び通信プロトコルを選択し、設定情報を元にネットワーク接続を行う。
【0035】
通信制御部5において、ネットワーク200からの接続を一度終端し、対コンピュータインタフェース部1を通して、コンピュータ100にデータを送信する。このため、何れの通信路を利用しても、コンピュータ100から見て同一のインターフェースでの通信を行うことができる。
【0036】
次に、本通信装置10の動作の流れを図2に示す。
本通信装置10は、対コンピュータインタフェース部1を通してコンピュータ利用者の要求を受取る(ステップ101)。対コンピュータインタフェース部1は要求が接続、設定選択、設定編集のいずれかであるかを判断する(ステップ102,108)。
【0037】
前記ステップ102における判断は、接続要求である、ダイアルアップ接続要求の電話番号が特殊番号(例えば0000)である場合、要求は設定変更、設定選択要求である。この際、ダイアルアップ接続要求に含まれるパスワードをあらかじめ装置内に登録してあるパスワードと一致するかを確認し、一致する場合のみ要求を受け取る。
【0038】
前記ステップ108における判断は、Webページを通じて利用者からの要求を受け取ることで行う。設定編集要求である場合(no)、対コンピュータインタフェース部1はコンピュータに擬似アドレスを付与(ステップ107)し、対コンピュータインタフェース部1の持つHTTP処理機能を用いてコンピュータ上の一般的なWebブラウザを通じて利用者からの編集内容をコンピュータ100から受け取り、情報入出処理部2を通じて、設定情報の追加/削除/変更を行い(ステップ111)、設定情報の更新を行う(ステップ112)。
【0039】
設定選択要求である場合、対コンピュータインタフェース部1は擬似アドレスを付与(ステップ107)し、対コンピュータインタフェース部の持つHTTP処理機能を用い、コンピュータ100上の一般的なWebブラウザを通じて、設定情報記録部3に記録されている選択可能な設定情報をコンピュータ利用者に表示し(ステップ109)、選択された設定情報を設定情報記録部3に記録する(ステップ110)。また、同時にWebブラウザを通じて受付番号を利用者に発行する。
【0040】
前記ステップ102における判断で接続要求である場合(yes)、通信設定処理部4はダイアルアップ接続要求に付加されている受付番号を抽出し、受付番号を元に、情報入出処理部2を通じて設定情報記録部3に選択済みの設定情報が存在するかを確認し(ステップ103)、存在する場合(yes)は、該当設定情報を読み込み(ステップ104)、設定情報を元に通信制御部5に対して接続処理を行う(ステップ105)。通信制御部5は通信設定処理部4からの要求を元に適切な通信路及び通信プロトコルを選択し、ネットワーク接続を行う(ステップ106)。
【0041】
図3〜図7に設定情報の例を示す。図3はコンピュータ100をPPPを利用してインターネットサービスプロバイダに接続する際に用いる設定情報の例である。図4はPPPを利用する際の、インターネットサービスプロバイダのアクセスポイント情報の例である。図5はコンピュータ100を、IPSecを利用して閉域網に接続する際に用いる設定情報の例である。図6はコンピュータ100を、L2TPを利用して閉域網に接続する際に用いる設定情報の例である。図7はコンピュータ100を、PPPoEを利用して閉域網に接続する際に用いる設定情報の例である。
【0042】
(実施例2)
本発明の実施例2の通信装置(以下、本通信装置20と呼ぶ)は、前記実施例1の通信装置10の構成(図1)と同様であるが、対コンピュータインタフェースが標準的なイーサネットアダプタとして認識される形態である。
【0043】
本通信装置20は、コンピュータ100と接続し、対コンピュータインタフェース部1を通して通信を行い、コンピュータ100からの接続要求、設定情報編集要求、設定情報選択要求を受け取る。設定情報は情報入出処理部2を通じて設定情報記録部3に記録される。コンピュータ100から接続要求を受け取った場合、通信設定処理部4は、情報入出処理部2から、選択された設定情報を読み込み、通信制御部5を通じてネットワーク200に接続し、通信を行う。
【0044】
前記対コンピュータインタフェース部1はUSBもしくはPCMCIAなど、一般的なコンピュータ100に標準的に付属している。インターフェースを利用してコンピュータ100と接続し、NE2000のような標準的なイーサネットアダプタとしてコンピュータ100から認識される。このことにより、どのようなコンピュータ100と接続しても容易に本通信装置20を利用することが可能となる。
【0045】
標準イーサネットアダプタとして認識される場合は、コンピュータ100からのDHCP要求に応答できるようなDHCPサーバを装置内に持ち、コンピュータ100からの自動又は利用者による手動要求に対して、擬似的なネットワークアドレスを払い出す。
【0046】
また、前記実施例1の本通信装置10と同様、本通信装置20は、HTTPなどの標準的な通信プロトコル処理機能を持ち、設定情報の編集及び選択は、本通信装置20から与えられた擬似ネットワークアドレスを利用して、本通信装置20との間でHTTP等の一般的な通信プロトコルを利用して行う。
【0047】
前記通信制御部5は前記実施例と同様に、ISDN、PHS、イーサネット、無線LANなどの一つ以上の通信路を持ち、それぞれの通信路からインターネットサービスプロバイダ、LAN、仮想閉域ネットワークなどに接続するための複数のプロトコル、例えば、PPP、PPPoE、DHCP、IPSec、L2TP、L2F(Layer 2 Forwading)、PPTPなどを処理できる機能を持つ。通信設定処理部4より接続要求を受け取った場合、通信制御部5は接続のための適切な通信路及び通信プロトコルを選択し、設定情報を元にネットワーク接続を行う。通信制御部5において、ネットワーク200からの接続を一度終端し、対コンピュータインタフェース部1を通して、コンピュータ100にデータを送信する。このため、何れの通信路を利用しても、コンピュータ100から見て同一のインターフェースでの通信を行うことができる。
【0048】
次に、本通信装置20の動作の流れを図8に示す。本通信装置20は、対コンピュータインタフェース部1を通してコンピュータに擬似アドレスを付与し、接続する(ステップ201)。
【0049】
前記対コンピュータインタフェース部1は、HTTP処理機能を用いてコンピュータ100上の一般的なWebブラウザを通じて利用者からの要求を受け取り、要求が接続、設定選択、設定編集のいずれかであるかを判断する(ステップ202,207)。この際、Webブラウザを通して利用者からパスワードを受け取り、あらかじめ装置内に設定したあるパスワードと一致するかどうかを確認し、一致する場合のみ要求を受け取る。
【0050】
前記ステップ202の判断で接続要求でない場合(no)で、ステップ207の判断で設定選択要求でない場合(no)のとき、すなわち、設定編集要求である場合、Webブラウザを通じて利用者からの編集内容をコンピュータ100から受け取り、情報入出処理部2を通じて、設定情報の追加/削除/変更を行い(ステップ210)、設定情報の更新を行う(ステップ211)。
【0051】
前記ステップ207の判断で設定選択要求である場合(yes)、Webブラウザを通じて、設定情報記録部3に記録されている選択可能な設定情報をコンピュータ利用者に表示し(ステップ208)、選択された設定情報を設定情報記録部3に記録する(ステップ209)。
【0052】
前記ステップ202の判断で接続要求である場合(yes)、通信設定処理部4は、情報入出処理部2を通じて設定情報記録部3に選択済みの設定情報が存在するかを確認し(ステップ203)、存在する場合(yes)は、該当設定情報を読み込み(ステップ204)、設定情報を元に通信制御部5に対して接続処理を行う(ステップ205)。通信制御部5は通信設定処理部4からの要求を元に適切な通信路及び通信プロトコルを選択し、ネットワーク接続を行う(ステップ206)。前記設定情報の例は、前記実施例1と同様(図3〜図7)である。
【0053】
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】
本願において開示される発明によって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本発明によれば、コンピュータ利用者はネットワークヘの接続のための設定情報を全て記憶しておく必要が無く、どのコンピュータを利用した場合でも常に同じ設定情報を利用することができる。
また、設定情報がコンピュータに保存されることが無いので、個人情報が漏洩する危険性を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の通信装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例1の通信装置の動作の流れを示すフロー図である。
【図3】本実施例1、2の設定情報(PPPの情報)の例を示す図である。
【図4】本実施例1、2の設定情報(アクセスポイントの情報)の例を示す図である。
【図5】本実施例1、2の設定情報(IPSecの情報)の例を示す図である。
【図6】本実施例1、2の設定情報(L2TPの情報)の例を示す図である。
【図7】本実施例1、2の設定情報(PPP/PPPoEの情報)の例を示す図である。
【図8】本発明の実施例2の通信装置の動作の流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
100…コンピュータ 200…ネットワーク(通信網)
10…本実施例1の通信装置 20…本実施例2の通信装置
1…コンピュータインタフェース部 2…情報入出処理部
3…設定情報記録部 4…通信設定処理部
5…通信制御部

Claims (7)

  1. コンピュータをネットワークに接続する一つ以上の通信手段と、複数の接続のための設定情報を記録する設定情報記録手段と、前記設定情報記録手段に記録された設定情報から接続のための設定情報を選択する設定情報選択手段と、前記設定情報記録手段に記録された接続のための設定情報の追加、削除及び変更を行う設定情報編集手段と、前記設定情報選択手段によって選択された設定情報に従ってコンピュータをネットワークに接続するネットワーク接続手段と、コンピュータとの通信手段とを具備し、
    コンピュータからの要求が設定選択要求または設定編集要求である場合は、コンピュータに擬似的なネットワークアドレスを付与し、前記擬似的なネットワークアドレスによるコンピュータとのネットワーク通信により、前記設定情報選択手段が、前記設定情報記録手段に記録された設定情報から接続のための設定情報の選択を行う、または前記設定情報編集手段が、前記設定情報記録手段に記録された接続のための設定情報の追加、削除、変更を行う通信装置において、
    コンピュータから設定選択要求があった場合に、該設定選択要求に対する受付番号を利用者に発行するとともに、前記設定情報選択手段によって選択した設定情報と前記受付番号を対応付けて前記設定情報記録手段に記録し、
    コンピュータからの接続要求に前記受付番号が付加されている場合は、前記受付番号を元に、前記設定情報記録手段に対応付けられた設定情報が存在するかを確認し、存在する場合は、該当する設定情報を読み込み、該設定情報を元に接続処理を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、設定情報はネットワークアクセスのための認証情報を含むことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通信装置において、コンピュータと接続した際に、コンピュータから標準的なモデム装置と認識され、前記選択された設定情報に従ってコンピュータをネットワークに接続する手段に対する接続要求を、コンピュータからの標準的なダイアルアップ接続要求によって行うことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項3に記載の通信装置において、前記ダイアルアップ接続要求で、接続先電話番号があらかじめ決まっている特殊な番号であった場合、前記設定選択要求または前記設定編集要求であると判断し、この要求に対して、コンピュータに擬似的なネットワークアドレスを付与し、その上でコンピュータとネットワーク通信を行うことを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1に記載の通信装置において、通信装置内にネットワークアドレス管理サーバを持ち、コンピュータと接続した際に、コンピュータから標準的なイーサネット(登録商標)通信装置と認識され、コンピュータからのネットワークアドレス要求に対して、前記設定選択要求または前記設定編集要求であると判断し、この要求に対して、前記ネットワークアドレス管理サーバが擬似的なネットワークアドレスを付与し、その上でコンピュータとネットワーク通信を行うことを特徴とする通信装置。
  6. 請求項5に記載の通信装置において、前記ネットワークアドレス管理方式がDHCPであることを特徴とする通信装置。
  7. 請求項4乃至6のうちいずれか1項に記載の通信装置において、前記付与された擬似的なネットワークアドレスを用い、コンピュータから前記Webブラウザを通して設定情報選択、設定情報の追加、削除及び変更を行うことを特徴とする通信装置。
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