JP4038129B2 - Shield machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異形断面のシールドトンネルを構築する際に使用するシールド掘進機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の異形断面のシールドトンネルを構築するシールド掘進機には、特許文献1に示すようにシールド本体の掘進方向端部に、掘削ビットbを有した複数のスポークcを持つ揺動カッターdを2基並列配置させたシールド掘進機aがある(図5参照)。ここで揺動とは、回転軸を中心にカッターがある回転角の間を往復運動することをいう。また、特許文献2に示すように、中央に3基の揺動カッターを相互に干渉しないように配置するとともに異形の隅角部を掘削する補助カッターを設けたシールド掘進機もある。
さらに、回転盤から随時、回転盤の半径方向に伸縮カッターを伸縮させることにより異形断面シールドを構築するシールド掘進機もある(特許文献3参照)。
通常、シールド掘進機はモーターによる駆動機構を用いて、掘削ビットを備えた回転盤を360度回転させながら掘削するが、特許文献1に示すシールド掘進機aは油圧ジャッキの伸縮運動をリンク機構を介して、揺動カッターdを100度程度揺動させながら掘進するものである。
通常のシールド掘進機は回転盤を回転させるために多数のモーターを使用するが、特許文献1のシールド掘進機aはモーターに比べて安価な油圧ジャッキをモーター数に比して少ない数だけ使用することから、シールド掘進機aの内部構造の簡素化とシールド掘進機aの製作コストの低減を図ることができる。
特許文献1のシールド掘進機aは、揺動カッターdの端部に伸縮可能な伸縮カッターeを設け、伸縮カッターeの伸縮を調整することで、円形のみならず、楕円形や矩形といった異形断面のシールドトンネルの構築を可能としている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−140979号公報
【特許文献2】
特開平10−77790号公報
【特許文献3】
特開平10−280873号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来のシールド掘進機にあっては、次のような問題点がある。
<イ>揺動カッターを2基並列配置させたシールド掘進機の場合、2基の揺動カッターが同一方向に揺動するため、シールド本体の進行方向が定まり難い。
<ロ>揺動カッターを2基並列配置させたシールド掘進機の場合、2基のカッターによる未掘削部が大きくなり、かかる未掘削部を掘削するために大規模な伸縮カッターを設ける必要が生じる。そのため、伸縮カッターの製作及び制御機構にコストがかかるという問題がある。
<ハ>土圧式シールド掘進機を使用して異形断面シールドを構築する場合、揺動カッターを2基並列配置させたシールド掘進機では、土圧式でありながら回転盤による切削がないために地盤の切削効果や撹拌効果に乏しく、また切羽の安定を確保し難い。
<ニ>上記問題を解決すべく地盤の切削効果や撹拌効果を高めるために、掘削ビットを多数設ける必要が生じる。
【0005】
【発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、揺動カッターの揺動によってシールド本体の進行方向が不安定にならないシールド掘進機を提供することを目的とする。また、大規模な伸縮カッターを設ける必要のないシールド掘進機を提供することを目的とする。
さらに、掘削ビット数を多くすることなく地盤の切削効果や撹拌効果を高めて、切羽の安定を確保したシールド掘進機を提供することを目的とする。
本発明は、これらの目的の少なくとも一つを達成するものである。
【0006】
【課題を解決をするための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明のシールド掘進機は、複数の掘削ビットを設けた回転盤と、前記回転盤を挟むように回転盤に隣接して設けた2つの揺動カッターとからなり、揺動カッターは、2つの翼部を屈曲させて交わらせた形状のカッターであり、前記回転盤と前記揺動カッターを前後にずらして干渉しないように配置したことを特徴とするシールド掘進機である。
また、前記揺動カッターは、屈曲部にて揺動可能に軸支させ、前記揺動カッターは、翼部に設けたジャッキの伸縮作動にて揺動可能とさせることができる。
また、前記シールド掘進機は、前記回転盤の端部に前記回転盤の半径方向に伸縮可能な伸縮カッターを設け、前記回転盤及び前記揺動カッターでは掘削できない未掘削部の掘削を可能とさせることができる。
さらに、前記シールド掘進機は、前記揺動カッターにより掘削した部分であって計画掘削断面線を超えた過掘削部に、裏込め注入をおこなうための裏込め注入装置を設けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0008】
<イ>回転盤(図1、図2)
回転盤2は、シールド掘進機1の掘進方向の端部に掘進軸回りに回転するように設けた円盤である。回転盤2の掘削面側には、複数の掘削ビット21を備えて、回転盤2の回転により掘削ビット21にて地盤を切削させてトンネルを構築していく。切削した地盤は回転盤2の背面のチャンバー内で撹拌し、ベルトコンベアなどで搬出させる。
シールド掘進機の中には、図5に示すように、回転盤2の代わりに掘削ビットbを有した複数のスポークcを揺動させながら、あるいは回転させながら地盤を切削させるシールド掘進機aなどがある。土圧式シールド掘進機の場合、通常は回転盤により全面の切羽の安定性を確保しながら掘進していく。しかし、前述のスポーク型のシールド掘進機aでは回転盤2を有するシールド掘進機1に比べて切羽との接地面積が小さいため、切羽の安定性を確保し難しい。
したがって、本発明のシールド掘進機1は、メインカッターとして回転盤2を備え、異形断面トンネルを構築するために補助カッターとしてかかる回転盤2を挟むように例えば2つの揺動カッター3を備えた構造とすることで、切羽の安定を図りながら異形断面シールドの構築を可能としている。
【0009】
<ロ>断面異形状のトンネル
断面異形状のトンネルとは、一般的によく知られている円形以外の断面形状のトンネルのことであり、例えば、矩形(横長、縦長)、楕円形、さらには断面の両側は弧状を呈し、中間部は直線とした長円などがある。地下トンネルの用途の多様化と相まって、トンネル断面の形状には様々なバリエーションが要求されている。
本発明のシールド掘進機1は、上記の要求に対応する異形断面トンネルを構築するために使用するシールド掘進機である。
【0010】
<ハ>揺動カッター
揺動カッター3は、回転盤2を挟むように回転盤2の左右あるいは上下に例えば2基設けた補助カッターである。ここで揺動とは、回転軸を中心にカッターがある回転角の間を往復運動することをいう。本発明のシールド掘進機1は、中央に回転盤2を備えているが、回転盤2から伸縮カッター22を調整しながら伸長させた場合であっても、大断面の異形断面トンネルを構築するには限界がある。また複数の回転盤を同一平面内に備えたシールド掘進機では、装備する回転モーター数が多くなりすぎてシールド掘進機内部の構造が複雑となり、またシールド掘進機の製作に要するコストが高価となる。一方、前述したスポーク型のシールド掘進機aでは切羽の安定性の確保が図り難く、地盤の切削効率や撹拌効率も悪い。
そこで、本発明では、中央にメインカッターとして回転盤2を備えて全面切羽の安定性を確保しながら、回転盤2を挟むように例えば回転盤2の左右に2基の揺動カッター3を備えた構造としている(図1参照)。
なお、回転盤2と揺動カッター3は前後にずらして配置することで相互に干渉させないようにすることができる。
【0011】
揺動カッター3の形状は、例えば2つの翼部30を有するようにブーメラン状に屈曲させた形状とするのが好ましい。ここで、2つの翼部30の屈曲角度は、例えば145度に成形することができる。異形断面の側面を直線に仕上げる場合、上記のように揺動カッター3の屈曲角度を145度に成形すると、揺動角度は35度となる。
揺動カッター3は、2つの翼部30が交わった屈曲部に設けた軸支部32で揺動可能に軸支させる。2つの翼部30は夫々ジャッキ31と連結させる。揺動カッター3を一方に揺動させる場合は、揺動させる側のジャッキ31を伸縮させ、他のジャッキ31を伸長させることで、軸支部32を中心として揺動カッター3を揺動させることができる(図3参照)。ジャッキ31としては、例えば油圧ジャッキを使用することができる。
2つの揺動カッター3は、夫々反対方向に揺動させることができる。すなわち、一方が時計回りに揺動したときに、他方を反時計回りに揺動させることにより、シールド掘進機aを使用した際に生じるシールド掘進機の進行方向が定まり難いという問題が解消できる。
【0012】
<ニ>伸縮カッター
伸縮カッター22は、回転盤2の端部に、回転盤2の半径方向に伸縮可能に複数備えることができる。かかる伸縮カッター22を設ける目的は、回転盤2および揺動カッター3では掘削できない未掘削部6の掘削を可能とするためである。
すなわち、図4に示すように、回転盤2と揺動カッター3だけでは、回転盤2の回転軌跡と揺動カッター3の揺動軌跡、および計画掘削断面線5とで囲まれた未掘削部6が生じることがある。かかる未掘削部6の掘削に際して、回転盤2の回転時に未掘削部6の領域に入る手前で伸縮カッター22を伸長させながら未掘削部6の掘削をおこなうものである。伸縮カッター22の伸長長さおよび伸縮長さを調整しながら未掘削部22の掘削をおこなう。
なお、かかる未掘削部6の範囲は過度に大きなものとはならないため、伸縮カッター22は大規模な構造とする必要はない。
【0013】
<ホ>裏込め注入装置
揺動カッター3を揺動させた場合に、揺動軌跡が計画掘削断面線5を超えるために過掘削部7が生じ得る(図4参照)。したがって、かかる過掘削部7に注入材41を充填させるための裏込め注入装置4をシールド掘進機1に装備する。過掘削部7は掘削異形断面の上下面および側面に生じ得ることから、単数あるいは複数の裏込め注入装置4をシールド掘進機1に備えておくことで、過掘削部7が生じた直後に注入材41を充填させて計画断面線5を確保したトンネルの構築が可能となる。
なお、注入材41の材料としては、モルタルなどを使用することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明のシールド掘進機は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<イ>切羽の安定を確保しながら異形断面のシールドトンネルを構築できる。
<ロ>複数の揺動カッターを夫々同一方向に揺動させないようにすることで、シールド掘進機の進行方向が一定方向に定まり易い。
<ハ>揺動カッターの揺動はジャッキの伸縮運動にて作動させるため、大規模な揺動装置を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド掘進機の正面図。
【図2】本発明のシールド掘進機の縦断図。
【図3】揺動カッターの揺動を説明した図で、(a)は揺動カッターを時計回りに揺動させた場合の説明図であり、(b)は揺動カッターを反時計回りに揺動させた場合の説明図。
【図4】過掘削部への注入材の充填と未掘削部を伸縮カッターにて掘削することを説明した説明図。
【図5】従来の異形断面シールド掘進機のうち、複数のスポークを持つ揺動カッターを2基並列配置させたシールド掘進機を示した正面図。
【符号の説明】
1・・・シールド掘進機
2・・・回転盤
21・・掘削ビット
22・・伸縮カッター
3・・・揺動カッター
30・・翼部
31・・ジャッキ
4・・・裏込め注入装置
5・・・計画掘削断面線
6・・・未掘削部
7・・・過掘削部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a shield machine used for constructing a shield tunnel having a modified cross section.
[0002]
[Prior art]
In a shield machine that constructs a conventional shield tunnel with an irregular cross section, as shown in Patent Document 1, two swing cutters d having a plurality of spokes c each having a drill bit b are provided at the end of the shield body in the direction of digging. There is a shield machine a arranged in parallel (see FIG. 5). Here, the swinging means that the cutter reciprocates around a rotation angle around a rotation axis. Further, as shown in
Furthermore, there is also a shield machine that constructs a deformed cross-section shield by expanding and contracting a telescopic cutter in the radial direction of the rotating disk from time to time (see Patent Document 3).
Normally, a shield machine uses a motor-driven drive mechanism to perform excavation while rotating a rotary disk equipped with a drill bit by 360 degrees. The shield machine a shown in Patent Document 1 uses a link mechanism to expand and contract a hydraulic jack. Then, the rocking cutter d is dug while swinging about 100 degrees.
The ordinary shield machine uses a large number of motors to rotate the rotating disk, but the shield machine a of Patent Document 1 uses a smaller number of hydraulic jacks than the motors in comparison with the number of motors. Therefore, it is possible to simplify the internal structure of the shield machine a and reduce the manufacturing cost of the shield machine a.
The shield machine a of Patent Document 1 is provided with a telescopic cutter e that can be expanded and contracted at the end of the swing cutter d, and by adjusting the expansion and contraction of the telescopic cutter e, not only a circular shape but also an elliptical or rectangular shaped cross section It is possible to construct a shield tunnel.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-140979 [Patent Document 2]
JP-A-10-77790 [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-280873 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional shield machine has the following problems.
<A> In the case of a shield machine in which two rocking cutters are arranged in parallel, since the two rocking cutters rock in the same direction, it is difficult to determine the traveling direction of the shield body.
<B> In the case of a shield machine with two oscillating cutters arranged in parallel, the unexcavated portion by the two cutters becomes large, and it is necessary to provide a large-scale telescopic cutter to excavate the unexcavated portion . Therefore, there is a problem that the production and control mechanism of the telescopic cutter is costly.
<C> When constructing an irregular cross-section shield using an earth pressure shield machine, the shield machine with two rocking cutters arranged side by side is earth pressure type, so there is no cutting by a rotating disk. The cutting effect and stirring effect are poor, and it is difficult to ensure the stability of the face.
<D> In order to improve the ground cutting effect and stirring effect in order to solve the above problems, it is necessary to provide a large number of excavation bits.
[0005]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a shield machine in which the traveling direction of the shield body does not become unstable due to the swing of the swing cutter. Moreover, it aims at providing the shield machine which does not need to provide a large-scale expansion-contraction cutter.
It is another object of the present invention to provide a shield machine capable of enhancing the cutting effect and stirring effect of the ground without increasing the number of excavation bits and ensuring the stability of the face.
The present invention achieves at least one of these objects.
[0006]
[Means for solving the problems]
In order to achieve the above object, a shield machine according to the present invention includes a rotating disk provided with a plurality of excavating bits and two oscillating cutters provided adjacent to the rotating disk so as to sandwich the rotating disk. The oscillating cutter is a cutter having a shape in which two wings are bent and intersected, and is characterized in that the rotating plate and the oscillating cutter are arranged so as not to interfere by shifting back and forth. It is a shield machine.
The swing cutter can be pivotally supported by a bent portion so that the swing cutter can be swung by an extension / contraction operation of a jack provided on the wing portion.
The shield machine is provided with a telescopic cutter that can extend and contract in the radial direction of the rotating disk at an end of the rotating disk, and enables excavation of an unexcavated portion that cannot be excavated by the rotating disk and the swinging cutter. be able to.
Furthermore, the shield machine can be provided with a backfilling injection device for performing backfilling in an overexcavated portion that is excavated by the swing cutter and exceeds the planned excavation section line.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0008]
<I> Turntable (Figs. 1 and 2)
The
In the shield machine, as shown in FIG. 5, a shield machine a that cuts the ground while rocking or rotating a plurality of spokes c having a drill bit b instead of the
Therefore, the shield machine 1 of the present invention includes a rotating
[0009]
<Ro> Tunnels with irregular cross-sections Tunnels with irregular cross-sections are generally well-known tunnels with cross-sectional shapes other than circular, for example, rectangular (horizontal, vertical), elliptical, Both sides of the cross section are arcuate, and the middle part includes a straight ellipse. Coupled with the diversification of the use of underground tunnels, various variations are required for the shape of the tunnel cross section.
The shield machine 1 of the present invention is a shield machine used for constructing a modified cross-section tunnel corresponding to the above requirements.
[0010]
<C> Oscillating Cutter The oscillating
Therefore, in the present invention, the
In addition, the
[0011]
The shape of the
The
The two
[0012]
<D> Telescopic cutter The
That is, as shown in FIG. 4, with only the
In addition, since the range of this unexcavated part 6 does not become an excessively large thing, the expansion-
[0013]
<E> When the backfilling
In addition, as a material of the
[0014]
【The invention's effect】
Since the shield machine of the present invention is as described above, the following effects can be obtained.
<I> A shield tunnel with an irregular cross section can be constructed while ensuring the stability of the face.
<B> By preventing the plurality of oscillating cutters from oscillating in the same direction, the traveling direction of the shield machine is easily determined in a certain direction.
<C> Since the swing of the swing cutter is operated by the expansion and contraction of the jack, a large-scale swing device is not required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a shield machine according to the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of a shield machine according to the present invention.
FIGS. 3A and 3B are diagrams illustrating the swing of the swing cutter. FIG. 3A is an explanatory diagram when the swing cutter is swung clockwise, and FIG. 3B is a diagram illustrating the swing cutter counterclockwise. Explanatory drawing at the time of making it rock.
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating filling of an overexcavated portion with an injection material and excavating an unexcavated portion with an extension cutter.
FIG. 5 is a front view showing a shield machine in which two swing cutters having a plurality of spokes are arranged in parallel among conventional modified cross-section shield machines.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (4)
複数の掘削ビットを設けた回転盤と、
前記回転盤を挟むように回転盤に隣接して設けた2つの揺動カッターとからなり、
揺動カッターは、2つの翼部を屈曲させて交わらせた形状のカッターであり、
前記回転盤と前記揺動カッターを前後にずらして干渉しないように配置したことを特徴とする、
シールド掘進機。In a shield machine that excavates a tunnel with an irregular cross section by a rotating disk that rotates around the drilling axis at the end of the shield machine main body in the direction of drilling,
A turntable provided with a plurality of excavation bits;
It consists of two swing cutters provided adjacent to the turntable so as to sandwich the turntable,
An oscillating cutter is a cutter shaped by bending two wings together ,
The rotating plate and the swing cutter are arranged so as not to interfere by shifting back and forth,
Shield machine.
前記揺動カッターは、屈曲部にて揺動可能に軸支させ、
前記揺動カッターは、翼部に設けたジャッキの伸縮作動にて揺動可能としたことを特徴とする、
シールド掘進機。In the shield machine according to claim 1,
The swing cutter is pivotally supported at the bent portion so as to be swingable,
The rocking cutter is characterized in that it can be swung by an expansion / contraction operation of a jack provided on a wing part,
Shield machine.
前記回転盤の端部に、前記回転盤の半径方向に伸縮可能な伸縮カッターを設け、
前記回転盤及び前記揺動カッターでは掘削できない未掘削部の掘削を可能としたことを特徴とする、
シールド掘進機。In the shield machine according to claim 1 or 2,
At the end of the rotating disk, an extendable cutter that can expand and contract in the radial direction of the rotating disk is provided,
It is possible to excavate an unexcavated portion that cannot be excavated with the rotating disk and the swing cutter,
Shield machine.
前記揺動カッターにより掘削した部分であって、計画掘削断面線を超えた過掘削部に裏込め注入をおこなうための裏込め注入装置を前記シールド掘進機に設けたことを特徴とする、
シールド掘進機。In the shield machine according to any one of claims 1 to 3,
A portion excavated by the rocking cutter, characterized in that the shield excavator is provided with a backfill injection device for performing backfill injection to an overexcavated portion exceeding a planned excavation section line,
Shield machine.
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