JP4037979B2 - データ復調方式、データ復調方法及びデータ復調回路 - Google Patents

データ復調方式、データ復調方法及びデータ復調回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビット数の異なる2種類の符号間で符号変換を行うディジタル変調に係り、より詳細には復調側において再生エラーの出現確率を低減させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12および図13に、ディジタル記録再生システムによく用いられているEFM(Eight to Fourteen Modulation)の基本原理を示す。
【0003】
記録信号処理部100は、たとえば記録すべきアプリケーションに応じたアナログ信号をA/D変換して8ビットのデータ符号(データ・ビット)を生成し、これに所定のフレームまたはブロック単位で誤り訂正符号を付加する。
【0004】
EFM変調部102は、記録信号処理部100からの8ビットのデータ符号を図13に示すように14ビットのチャネル符号(チャネル・ビット)に変換する。この符号変換のために、EFM変調部102に設けられる変換(符号化)テーブルには、可能な全て(28=256通り)のデータ符号とそれぞれ対応する同数(256個)のチャネル符号が所定のビットパターンで設定されている。
【0005】
チャネル符号において論理値1のビットは記録または伝送波形の論理レベルの反転を示す反転ビットである。RLL(Run-Length Limited)符号の条件を満たすように、隣り合う2つの反転ビット1,1の間には2個以上、10個以下の0が挿入されていなければならない。このため、全部で214=16384通りのパターンの中から上記RLL符号条件を満たす256個のパターンがEFMのチャネル符号用に選択される。
【0006】
EFM変調によって生成されるチャネル符号はNRZ(Non Return to Zero)の信号波形を有しているので、これをNRZI(Non Return to Zero Inverted)の信号波形に変換してから、記録再生部104において記録媒体に所定の記録方式(たとえば光記録方式、磁気記録方式等)で記録する。
【0007】
再生側では、記録再生部104より読み出される再生信号がNRZI波形であるため、EFM復調部106においてNRZ波形のチャネル符号に変換し、再生された各チャネル符号(14ビット)をこれと対応するデータ符号(8ビット)に変換する。この符号変換のために、EFM復調部106には、EFM変調部102の変換(符号化)テーブルとは入出力関係が逆になっている変換(復号化)テーブルが設けられる。
【0008】
再生信号処理部108は、EFM復調部106で再生されたデータ符号に先ず誤り訂正処理を施してから、アプリケーションに応じた所要のディジタル信号処理を施し、必要に応じてアナログ信号に変換する。
【0009】
ディジタル伝送システムにおいても、記録再生部104が伝送路系に置き換わる点が大きく異なるだけで、EFMの実施(適用)内容はほぼ同じである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
実際の記録再生系あるいは伝送系では、種種の原因たとえば記録媒体や伝送路の欠陥または汚れ、信号の劣化、乱れまたはゆらぎ等により、記録したとおりのビットパターンでチャネル符号が再生されないことが多々ある。たとえば、図13の例で、本来は“01000001001000”のパターンで再生されなければならないチャネル符号がランダムエラーによって“01000001010000”のパターンで再生されることがある。
【0011】
EFM復調部106においては、変換(復号化)テーブルに登録されていないパターン(EFMアウトオブテーブル)の再生チャネル符号を入力したときは、変換不能とし、所定のエラー符号を発生する。この場合、再生信号号処理部108における誤り訂正処理により、誤った再生パターン“01000001010000”を正しいパターン“01000001001000”に補正することは可能ではある。
【0012】
しかしながら、たとえば再生または伝送速度を高くすると、それだけエラーの発生する頻度つまりEFMアウトオブテーブルの発生頻度も多くなるため、それに誤り訂正処理が追いつけなくなって訂正不能となることもあり、ひいてはシステムの信頼性が低下するおそれがある。
【0013】
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、チャネル符号をデータ符号に変換(復調)する際に再生エラーを訂正するようにしたディジタル変調におけるデータ復調方式、データ復調方法およびデータ復調回路を提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明は、特別なハードウェアの増大を必要とすることなく再生エラーを効率的に訂正するようにしたディジタル変調におけるデータ復調方式、データ復調方法およびデータ復調回路を提供することを目的とする。
【0015】
さらに、本発明は、誤り訂正の前で再生エラーの出現確率を低くして、誤り訂正の負担を軽減し、記録再生または伝送システムの信頼性を向上させるようにしたディジタル変調におけるデータ復調方式、データ復調方法およびデータ復調回路を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1のデータ復調方式は、Nビットのデータ符号をMビット(M>N)のチャネル符号に変換してNRZI形式で記録または伝送し、再生されたMビットのチャネル符号をNビットのデータ符号に変換するディジタル変調におけるデータ復調方式であって、チャネル符号をそれと対応するデータ符号に変換するための復調用の変換テーブルに、正規チャネル符号のビットパターンにおいて1個または複数個の反転ビットをそれぞれ上位または下位へ所定の桁だけシフトして得られるビットパターンを有するチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号として設定し、前記特定誤りチャネル符号が再生されたときは、前記変換テーブルにおいて、前記特定誤りチャネル符号をそれと対応する前記正規チャネル符号が再生されたときと同じデータ符号に変換する方式とした。
【0017】
本発明のデータ復調方法は、Nビットのデータ符号をMビット(M>N)のチャネル符号に変換してNRZI形式で記録または伝送し、再生されたMビットのチャネル符号をNビットのデータ符号に変換するディジタル変調におけるデータ復調方法であって、正規チャネル符号とデータ符号とを対応づけた符号対応テーブルを作成する第1のステップと、前記正規チャネル符号に含まれる反転ビットを識別する第2のステップと、前記正規チャネル符号のビットパターンにおいて選択した反転ビットを上位もしくは下位へ所定の桁だけシフトさせる第3のステップと、前記第3のステップにより得られたビットパターンを有するチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号とし、前記特定誤りチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応するデータ符号に対応づけられるよう前記符号対応テーブルに追加する第4のステップと、前記第4のステップにより得られた前記符号対応テーブルに基づいて、チャネル符号をそれと対応するデータ符号に変換するための復調用の変換テーブルを作成する第5のステップとを有する方法とした。
【0018】
本発明のデータ復調回路は、NRZI形式で再生されたMビットのチャネル符号をNビット(M>N)のデータ符号に変換するデータ復調回路であって、各チャネル符号をそれと対応するデータ符号に変換するための復調用の変換テーブルを有し、前記変換テーブルに、正規チャネル符号を設定するとともに、前記正規チャネル符号のビットパターンにおいて1個または複数個の反転ビットをそれぞれ上位または下位へ所定の桁だけシフトして得られるビットパターンを有するチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号として設定しており、いずれかの正規チャネル符号とビットパターンの一致する再生チャネル符号が入力されたときは、その正規チャネル符号に対応するデータ符号を出力し、いずれかの特定誤りチャネル符号とビットパターンの一致する再生チャネル符号が入力されたときは、その特定誤りチャネル符号に対応する正規チャネル符号が入力されたときと同じデータ符号を出力する構成とした。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図11を参照して本発明の実施例を説明する。
【0020】
図1に、本発明の一実施例を適用したDVD(Digital Versatile Disk)再生装置の主要な構成を示す。
【0021】
DVDディスク10は中心孔を有する光ディスクであり、その信号記録面(片面または両面)にはピットの列を同心円状(厳密にはスパイラル状)に並べたトラックが形成されている。
【0022】
DVDでは、ディジタル変調(記録符号化または伝送路符号化)方式として、EFMplusを採用している。EFMplusは、8ビットのデータ符号と16ビットのチャネル符号との間で符号変換を行う変調方式である。EFMと同様に、EFMplusでも、RLL符号条件を満たすように、チャネル符号において反転ビットの1と1の間に非反転ビットの0が2個以上、10個以下で挿入される。
【0023】
したがって、記録波形(NRZIの信号波形)についてみると、チャネル符号のパターンは論理値1のレベルと論理値0のレベルとがそれぞれ3T〜11T(Tは1ビット分の長さ)の9通りの長さで交互に入れ替わるような波形パターンとなる。これに対応して、記録媒体としてのDVDディスクのトラック上には9通りのピット長および9通りのランド長(ピットでない部分の長さ)でピットの列が形成される。
【0024】
このように、DVDディスク10の信号記録面には、EFMplus方式でディジタル変調されたデータがトラック上のピット列の形態で予め記録されている。記録されるデータは、本DVD再生装置がムービープレーヤの場合はオーディオデータを含む動画像データであってよく、ROMドライブの場合は一般のコンピュータで扱う任意のデータであってよい。
【0025】
DVDディスク10は、スピンドルモータ12の回転軸に結合されているスピンドルに装着され、信号再生時にはCLV(Constant Linear Velocity)方式により所定の線速度で回転する。
【0026】
DVDディスク10の信号記録面と対向してディスク半径方向に移動可能な光ピックアップ14が設けられている。光ピックアップ14は、ディスク10のピットを光学的に読み取るために信号記録面にレーザ光LBを照射し、信号記録面からの反射光を検出して光電変換し、ピット列の凹凸パターンに対応した波形を有する電気信号またはRF信号を生成する。
【0027】
光ピックアップ14より出力されたRF信号はRFアンプ16に供給され、ここでNRZI波形に2値化(波形整形)される。さらに、RFアンプ16では、RF信号からフォーカス誤差信号Efおよびトラッキング誤差信号Etも生成される。
【0028】
サーボコントローラ18は、RFアンプ16からのフォーカス誤差信号Efおよびトラッキング誤差信号Etに基づいて、ディスク10上でレーザ光LBのビームスポットがピットに正確に集束し、かつトラック(ピット列)を正確に追跡するように光ピックアップ14の位置を調節し(フォーカス/トラッキングサーボ)、さらには一定の線速度でトラック上のピットを読み取るようにスピンドルモータ12の回転速度を制御する(スピンドルサーボ)。
【0029】
RFアンプ16からのNRZI波形のRF信号Srfは、クロック再生回路20と同期信号検出回路22とに供給される。クロック再生回路20は、PLL(Phase Locked Loop)からなり、RF信号Srfに同期したEFMクロック信号CKを再生する。同期信号検出回路22は、クロック信号CKを基にRF信号Srfからフレーム同期信号を検出し、復調用のタイミング信号TMを生成する。
【0030】
EFM復調回路24は、クロック再生回路20からのクロック信号CKと同期信号検出回路22からのRF信号Srfおよびタイミング信号TMとを入力し、後述するように、RF信号Srfから16ビットのチャネル符号C(16)を再生し、再生したチャネル符号C(16)を8ビットのデータ符号D(8)に変換する。
【0031】
EFM復調回路24より得られた再生データ符号D(8)はいったんRAM28に格納される。誤り訂正回路26は、セクタ単位、ECCブロック単位の同期信号を検出し、1EECブロック分の再生データ符号D(8)がRAM28に蓄えられたなら、所定の手順でエラー符号を検出し、かつ訂正する。
【0032】
誤り訂正回路26でエラー訂正を施されたデータ符号D(8)つまりディジタル信号は、インタフェース回路(I/F)30を介してMPEGデコーダ(ムービープレーヤの場合)あるいはホストコンピュータ(ROMドライブの場合)へ転送される。
【0033】
図2に、本実施例におけるEFM復調回路24の構成を示す。このEFM復調回路24は、NRZ変換回路32、シリアル−パラレル(SP)変換回路34、ディレイ回路36、OR回路38および変換テーブル40を有している。変換テーブル40は、たとえばROM(Read Only Memory)で構成されている。
【0034】
NRZ変換回路32は、入力したNRZI形式のRF信号をNRZ形式のシリアルデータに変換する。具体的には、入力RF信号とそれを1クロック遅延させた信号との排他的論理和(ExOR)演算によって、NRZI→NRZの変換を行う。
【0035】
シリアル−パラレル変換回路34は、同期信号検出回路22からのフレーム同期信号を基準とするタイミング信号TMに基づいて、NRZ形式のシリアルデータを16ビットずつパラレルデータに変換し、変換した16ビットのパラレルデータを再生チャネル符号C(16)とする。
【0036】
シリアル−パラレル変換回路34で生成されたチャネル符号C(16)はディレイ回路36に入力される。また、チャネル符号C(16)の最上位と下位4番目の2つのビットがOR回路38に入力される。
【0037】
したがって、変換テーブル40には、ディレイ回路36で1シンボル分だけ遅らされたチャネル符号C(16)と、その次のシンボルまたはチャネル符号C(16)における最上位と下位4番目の2ビットの論理和を表すOR回路38の出力(1ビット)とが同時に入力される。
【0038】
EFMplus では、複数の異なるデータ符号に対して同一のチャネル符号を設定することもある。このため、変換テーブルを4組の単位テーブルで構成する。
【0039】
データ符号D(8)をチャネル符号(16)に変換するためのEFM変調部側の変換(符号化)テーブルにおいては、1回の符号変換の度に次に使われるテーブルが決まる仕組みで4つのテーブルが切り替えられる。
【0040】
一方、チャネル符号(16)をデータ符号D(8)に変換するためのEFM復調部側の変換(復号化)テーブルにおいては、入力(再生)したチャネル符号に対して複数の異なるデータ符号が存在することもあり得るため、1つ後のシンボル(チャネル符号)の最上位ビットと下位4番目のビットの値(論理和)をみて、該当するテーブルに切り替える。
【0041】
本実施例においても、変換テーブル40は、上記のように4組のテーブルで構成されてよく、OR回路38の出力に応じて上記のようなテーブル切り替えを行う機能を有してよい。もっとも、本発明の主題は、このようなテーブル切り替え機能にはなく、個々のテーブルのデータ構造ないし符号変換機能にある。したがって、以下では、変換テーブル40を1組のテーブルとみなして説明する。
【0042】
変換テーブル40は、入力したチャネル符号C(16)を入力アドレスとし、そのアドレスで指定されるROMの記憶番地に格納されているデータつまり8ビットのデータ符号D(8)を読み出して出力する。
【0043】
本実施例の変換テーブル40は、EFM変調部(図示せず)の符号化テーブルに使用または選択されている正規チャネル符号の全部についてそれぞれの値にROMのアドレスを割り当て、割り当てた各アドレスで指示されるROMの記憶番地に当該正規チャネル符号に対応するデータ符号を格納している。したがって、いずれかの正規チャネル符号C(16)が変換テーブル40に入力されたときは、その正規チャネル符号C(16)に対応するデータ符号D(8)が変換テーブル40より出力されるようになっている。
【0044】
さらに、本実施例の変換テーブル40では、全部または一部の正規チャネル符号の各々について、そのビットパターンに近いビットパターンを有する1個または複数個の非正規チャネル符号を当該正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号として定義し、それら特定誤りチャネル符号の値にもROMアドレスを割り当てるとともに、それらの割り当てたアドレスのROMの記憶番地には上記正規チャネル符号に対応するデータ符号を格納している。
【0045】
たとえば、図3に示すように、“0010000100100000”のビットパターンを有する正規チャネル符号が設定され、これに対応するデータ符号が“00000010”であるとする。本実施例においては、この正規チャネル符号のビットパターンにおいて、たとえば上位8番目の反転ビット1を下位(右)へ1桁だけシフトしてなるビットパターン“0010000010100000”あるいは上位2番目の反転ビット1を上位(左)へ1桁だけシフトしてなるビットパターン“0100000100100000”を当該正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号と定義する。そして、これらの誤りチャネル符号“0010000010100000”、“0100000100100000”にも同じデータ符号“00000010”を対応させる。
【0046】
したがって、図4のメモリマップで示すように、変換テーブル40のROMにおいては、上記正規チャネル符号およびこれに対応する上記特定誤りチャネル符号の値(ビットパターン)にそれぞれ一致するそれぞれメモリアドレスAj,Ai,Akが割り当てられ、これらのメモリアドレスAj,Ai,Akに同一のデータ符号“00000010”が格納される。
【0047】
これにより、変換テーブル40に入力されたチャネル符号C(16)が上記正規チャネル符号“0010000100100000”であるときはもちろんのこと、上記特定誤りチャネル符号“0010000010100000”、“0100000100100000”であるときでも、変換テーブル40より同じデータ符号“00000010”が出力される。
【0048】
なお、いずれの正規チャネル符号にもいずれの特定誤りチャネル符号にも該当しないチャネル符号C(16)が変換テーブル40に入力されたときは、EFMアウトオブテーブルとして処理し、たとえば“11111111”(“FF”)のビットパターンを有するエラー符号を出力する。
【0049】
上記したように、DVDで採用するEFMplus方式では、16ビットのチャネル符号が、216 =65536通りの中から、反転ビットの1と1の間に2個以上、10個以下の非反転ビット0が入っているようなビットパターンだけが記録再生用の正規のチャネル符号に選ばれる。そして、かかるチャネル符号はNRZI形式で記録再生されるため、NRZIの信号波形についてみると、論理値1のレベルと論理値0のレベルとがそれぞれ3T〜11Tの9通りの長さで交互に入れ替わるような波形パターンを有する。
【0050】
このようなEFMplus方式の条件下では、再生時に出現する種種のエラーの中でも、反転ビットの1がシフトするようなエラーが多い。特に、ディスク10を高速回転させて再生速度を上げるような場合には、周波数特性が劣化したりクロック再生用のPLLでジッタを起こしやすい。
【0051】
たとえば、周波数特性の劣化により高域でゲインが落ちると、3Tパターンといった周波数の高いデータ列は低いレベルで再生され、再生RF信号の立ち上がり特性が劣化しやすい。
【0052】
そうなると、図5に示すように、NRZI波形において“01110”という3Tパターンが“00110”となって再生されることがある。この種のエラーは、NRZ形式についてみると、“1001”という3Tパターンの中で最上位桁の1が下位(右)へ1桁シフトしたようなものである。
【0053】
また、再生系の位相特性の劣化やノイズ等の影響によりPLLが乱れると、たとえば図6に示すように、NRZI波形において正しくは“‥0011‥”と再生されるべきRFデータが“‥0111‥”と誤って再生されてしまうことがある。NRZ形式についてみると、正しくは“‥010‥”というパターンが“‥100‥”というパターンに誤ったものである。つまり、反転ビットの1が上位(左)へ1桁シフトしたようなものである。
【0054】
なお、図5および図6では、RF信号を2値化(波形整形)する前の信号波形で示している。
【0055】
このように、DVDの再生システムでは、NRZ形式に復元したチャネル符号についてみると、本来再生されるべき正規チャネル符号のビットパターンにおいていずれか1つまたは複数の反転ビット1が上位(左)または下位(右)へシフトしたようなエラーが多い。このようなエラーは、そのビットパターン自体から直接的に、つまり特別の冗長符号や他の符号を伴うことなく、本来(正規)のビットパターンを推定または割出可能にするものである。
【0056】
本実施例のDVD再生装置においては、EFM復調用の変換(復号化)テーブル40に、EFM変調用の符号化テーブルで使用または選択されている正規チャネル符号を設定するだけでなく、正規チャネル符号のビットパターンと少ししか違わない(より詳細には反転ビットの1を少しシフトしただけの)ビットパターンを有する所定の非正規チャネル符号も特定誤りチャネル符号として設定し、各組の正規チャネル符号および特定誤りチャネル符号に同じデータ符号を割り付けている。
【0057】
そして、入力した再生チャネル符号C(16)のビットパターンがいずれかの正規チャネル符号のビットパターンに一致するときは該正規チャネル符号に割り付けられているデータ符号D(8)を出力し、再生チャネル符号C(16)のビットパターンがいずれかの特定誤りチャネル符号のビットパターンに一致するときはその特定誤りチャネル符号に割り付けられているデータ符号D(8)つまりその特定誤りチャネル符号に対応する該正規チャネル符号に割り付けられているのと同じデータ符号D(8)を出力する。
【0058】
このような変換テーブル40におけるエラー訂正機能により、EFMアウトオブテーブルの出現確率が大幅に減少し、そのぶん後段の誤り訂正回路26の訂正能力に余裕が生まれる。このため、高速再生時でも、安定かつ強力なエラー訂正動作を保証し、信頼性の高いDVD再生システムを提供することができる。
【0059】
次に、図7〜図10につき本実施例の変換テーブル40に設定するチャネル符号C(16)−データ符号D(8)を決定するためのデータ処理を説明する。
【0060】
図7に示すように、このテーブル符号を設定するためのシステムは、たとえばCPU42、プログラムメモリ44、ワーキングメモリ46、入力装置48およびインタフェース回路(I/F)50で構成することができる。プログラムメモリ44には、後述する図8〜図10の手順を実行するためのプログラムが格納される。ワーキングメモリ46は、半導体メモリまたは磁気ディスク等からなるRAM(Random Access Memory)装置であってよい。インタフェース回路(I/F)50には図示しない各種の周辺装置が接続されてよい。
【0061】
このシステムでは、特定誤りチャネル符号をパターン別に類型化して、各類に優先順位をつけ、優先順位の高い方から順に設定登録する。この例では、▲1▼正規チャネル符号のビットパターンにおいていずれか1個の反転ビット1が下位(右)へ1桁シフトしたもの、▲2▼正規チャネル符号のビットパターンにおいていずれか1個の反転ビット1が上位(左)へ1桁シフトしたもの、▲3▼正規チャネル符号のビットパターンにおいていずれか1組の3Tパターン(“1001”)の両端の反転ビット1,1が同時に内側に1桁シフトしたものの3つの類型を選択し、▲1▼、▲2▼、▲3▼の順位に特定誤りチャネル符号を設定登録する。
【0062】
図8に、上記▲1▼の類型に対する設定処理の手順を示す。なお,設定処理に先立ち、ワーキングメモリ46上に2つの符号対応テーブル60、70を用意する。そして、EFM変調で使用または選択された全て(256組)の正規チャネル符号C(16) およびデータ符号D(8)を各符号間(C(16)−D(8))の対応関係をもたせたテーブル形式で両テーブル60、70にセットする。このようなオリジナル(256組)の正規チャネル符号C(16) およびデータ符号D(8)は、フォーマット(既知データ)として得られるものであり、入力装置48より、または外部周辺装置よりインタフェース回路50を介して両テーブル60、70にロード(セット)される。
【0063】
両符号対応テーブル60、70のうち、一方のテーブル60はその登録内容を変更または更新することなく維持し、他方のテーブル70は特定誤りチャネル符号を設定登録してその度毎に登録内容を更新するようになっている。
【0064】
図8において、先ずテーブル60に格納されている1番目の組の正規チャネル符号C(16)“0010010000010000”およびデータ符号D(8)“00000000”を読み出す(ステップS1)。
【0065】
次に、その読み出した正規チャネル符号C(16)のビットパターンをたとえば最上位側からサーチして反転ビットの1を1個(この例では上位3番目の桁の1)見つける(ステップS2)。
【0066】
次に、この見つけた反転ビット1を下位(右)へ1桁シフトさせ、それによって得られたビットパターン“0001010000010000”を特定誤りチャネル符号候補C(16)´として保持する(ステップS5)。
【0067】
次いで、この特定誤りチャネル符号候補C(16)´をテーブル60内の正規チャネル符号C(16)と比較(照合)する(ステップS6)。
【0068】
この照合の結果、いずれの正規チャネル符号C(16)にも一致するものでないことが確認されたなら、この特定誤りチャネル符号候補C(16)´を特定誤りチャネル符号と認定して、これに当該正規チャネル符号C(16)と同じデータ符号D(8) “00000000”を対応づけ、この新たな1組の符号C(16)´,D(8)をテーブル70に追加する(ステップS9)。
【0069】
そして、再びステップS2のサーチ処理に戻って次の反転ビット1を見つけ出し、その反転ビット1について上記と同様の処理を繰り返す。なお、ステップS6の照合で、特定誤りチャネル符号候補C(16)´がいずれかの正規チャネル符号C(16)に一致するものであったときは、この特定誤りチャネル符号候補C(16)´の登録を取り止める(ステップS7→S8)。また、サーチ処理(ステップS2)で次の反転ビット1が見つからなかったときは、この先頭の正規チャネル符号C(16)についての処理を終了し、次の2番目の正規チャネル符号C(16)に対する処理に移る(ステップS3→S4)。
【0070】
2番目の正規チャネル符号C(16)“0100001001000010”およびデータ符号D(8)“00000001”についても上記と同じ手順で一連の処理を行う(ステップS1→‥‥→S10)。3番目以降についても同様である。
【0071】
その結果、最後(256番目)の組に対する処理が終了すると、テーブル70には、オリジナルデータとしての全ての正規チャネル符号に加えて、正規チャネル符号のビットパターンにおいていずれか1個の反転ビット1を下位(右)へ1桁シフトして得られるビットパターンを有する全ての非正規チャネル符号が特定誤りチャネル符号として追加登録される。
【0072】
図9に、上記▲2▼の類型に対する設定処理の手順を示す。この処理手順は、ステップS15で反転ビットの1を上位(左)へ1桁シフトする点と、ステップS16で特定誤りチャネル符号候補C(16)´と比較(照合)されるものがテーブル70内の正規チャネル符号および既登録の特定誤りチャネル符号である点を除いて、上記した類型▲1▼に対する処理手順(図8)と同じである。
【0073】
その結果、この類型▲2▼に対する処理手順(図9)が終了すると、テーブル70には、上記類型▲2▼に該当し、かつ正規チャネル符号にも上記類型▲1▼にも該当しないような非正規チャネル符号が特定誤りチャネル符号として追加登録される。
【0074】
図10に、上記▲3▼の類型に対する設定処理の手順を示す。この処理手順のステップS25において、3Tパターン(“1001”)の両端の反転ビット1,1を同時に内側に1桁シフトして得られるビットパターンは、正規チャネル符号のビットパターンに存在しないのはもちろんのこと、先に追加登録されている類型▲1▼、▲2▼の特定誤りチャネル符号のビットパターンにもあり得ないものである。したがって、それら既登録パターンとの照合を行うことなく、直ちにテーブル70に設定登録する(ステップS26)。
【0075】
上記した3つの類型▲1▼、▲2▼、▲3▼以外にも種種の誤りパターンを有する非正規チャネル符号を特定誤りチャネル符号としてテーブル70に追加登録することが可能である。たとえば、正規チャネル符号のビットパターンにおいて全ての反転ビット1を同時に上位(左)または下位(右)へシフトさせて得られるようなビットパターンも特定誤りチャネル符号とすることが可能である。また、シフト量を2桁以上とすることも可能である。もっとも、1つの正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号の範囲を広げすぎると、他の正規チャネル符号との距離関係または抵触関係が複雑になり、適確なエラー訂正が難しくなることもある。
【0076】
上記のようなデータ処理システム(図7)で得られた符号対応テーブル70は適当な記憶媒体に蓄積されてよい。そして、この符号対応テーブル70を基に本実施例におけるEFM変調回路24の変換テーブル40を作成してよい。
【0077】
図11には、本実施例における変換テーブル40を作成するための製作工程の一例を示す。変換テーブル40をマスクROMとして製作する場合には、機能・論理設計74の段階で符号対応テーブル70を基にROMプログラムデータを作成することができる。この場合、LSI製造80のウエハ工程において該マスクROMがプログラミングされ、変換テーブル40が作成される。
【0078】
なお、ROMアドレスのうち正規チャネル符号にも特定誤りチャネル符号にも割り付けられていないアドレスはEFMアウトオブテーブルとし、これらのアドレスで指定されるROMの記憶番地にはエラー符号のデータ(“FF”)を書き込んでおく。
【0079】
本実施例のDVD再生装置においては、クロック再生回路20、同期信号検出回路22、EFM変調回路24、誤り訂正回路26およびインタフェース回路30を1チップのLSIとして製作することができる。
【0080】
以上本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種種の変形が可能である。
【0081】
上記実施例では、変換テーブル40に登録する各チャネル符号の値をそのままROMアドレスに用いた。しかし、間接な仕方で、たとえば所定のオフセットを介在させる方法で登録チャネル符号とROMアドレスとを対応させてもよい。
【0082】
変換テーブル40をプログラムROMやEEPROM等で構成してもよく、RAMで構成することも可能である。また、メモリの代わりにロジックアレイで変換テーブル40を構成することももちろん可能である。
【0083】
従来より、ビダビアルゴリズム(最尤復号法)を用いて再生エラーを低減するようにしたDVD用の復号回路が知られている。この種の復号回路は、高速のA/Dコンバータを必要とし、回路規模も大きい。これに対し、本実施例では、復号用の変換テーブル40における符号変換方式の工夫によってハードウェアの増加無しに再生エラーを効果的に低減する。もっとも、ビダビ方式の復号回路と本実施例による変換テーブル40を併用することも可能である。
【0084】
一般にディジタル変調では誤り訂正符号(パリティ)を用いた誤り訂正を行うのが普通であるが、本発明はパリティ方式の誤り訂正から独立して各種のシステムに適用することが可能である。
【0085】
上記した実施例はDVD再生装置に係るものであったが、本発明はEFM方式およびこれに類似する(実質的に均等な)他の任意のディジタル記録再生システムたとえばCD(Compact Disc)システムやディジタル伝送システムにも適用可能である。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、チャネル符号をデータ符号に変換(復調)する際に再生エラーを訂正することができる。本発明は、特別なハードウエアの増大を必要としない。また、誤り訂正符号に基づいた誤り訂正を行う場合は、誤り訂正の前で再生エラーの出現確率を低くして、誤り訂正の負担を軽減することができる。本発明によれば、記録再生または伝送システムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるDVD再生装置の主な構成を示すブロック図である。
【図2】実施例におけるEFM変調回路の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例における特定誤りチャネル符号の設定方法を説明するための図である。
【図4】実施例において変調テーブルのROMに設定されるアドレスおよび記憶データの配置を示す図である。
【図5】RF信号の劣化による再生エラーを信号波形およびタイミングで示す図である。
【図6】クロックの劣化による再生エラーを信号波形およびタイミングで示す図である。
【図7】実施例において変調テーブルに設定登録される特定チャネル符号を決定するためのシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図8】実施例において変調テーブルに設定登録される特定チャネル符号を決定するための第1の手順を示すフローチャート図である。
【図9】実施例において変調テーブルに設定登録される特定チャネル符号を決定するための第2の手順を示すフローチャート図である。
【図10】実施例において変調テーブルに設定登録される特定チャネル符号を決定するための第3の手順を示すフローチャート図である。
【図11】実施例における変換テーブルを作成するための製作工程例を示す図である。
【図12】EFMの基本原理を説明するためのブロック図である。
【図13】EFMの基本原理を説明するための信号波形図である。
【符号の説明】
10 DVDディスク
14 光ピックアップ
16 RFアンプ
22 同期信号検出回路
24 EFM復調回路
26 誤り訂正回路
28 RAM
32 NRZ変換回路
34 シリアル−パラレル変換回路
36 ディレイ回路
38 OR回路
40 変換テーブル
42 CPU
44 プログラムメモリ
48 入力装置
60,70 符号対応テーブル

Claims (4)

  1. Nビットのデータ符号をMビット(M>N)のチャネル符号に変換してNRZI形式で記録または伝送し、再生されたMビットのチャネル符号をNビットのデータ符号に変換するディジタル変調におけるデータ復調方式であって、
    チャネル符号をそれと対応するデータ符号に変換するための復調用の変換テーブルに、正規チャネル符号のビットパターンにおいて1個または複数個の反転ビットをそれぞれ上位または下位へ所定の桁だけシフトして得られるビットパターンを有するチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号として設定し、
    前記特定誤りチャネル符号が再生されたときは、前記変換テーブルにおいて、前記特定誤りチャネル符号をそれと対応する前記正規チャネル符号が再生されたときと同じデータ符号に変換するようにしたデータ復調方式。
  2. Nビットのデータ符号をMビット(M>N)のチャネル符号に変換してNRZI形式で記録または伝送し、再生されたMビットのチャネル符号をNビットのデータ符号に変換するディジタル変調におけるデータ復調方法であって、
    正規チャネル符号とデータ符号とを対応づけた符号対応テーブルを作成する第1のステップと、
    前記正規チャネル符号に含まれる反転ビットを識別する第2のステップと、
    前記正規チャネル符号のビットパターンにおいて選択した反転ビットを上位もしくは下位へ所定の桁だけシフトさせる第3のステップと、
    前記第3のステップにより得られたビットパターンを有するチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号とし、前記特定誤りチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応するデータ符号に対応づけられるよう前記符号対応テーブルに追加する第4のステップと、
    前記第4のステップにより得られた前記符号対応テーブルを基に、チャネル符号をそれと対応するデータ符号に変換するための復調用の変換テーブルを作成する第5のステップと
    を有するデータ復調方法。
  3. 前記第3のステップにより得られたビットパターンがいずれかの正規チャネル符号のビットパターンと一致するか否かを判定する第6のステップと、前記第6のステップでいずれの正規チャネル符号のビットパターンとも一致しないとの判定結果が得られたときは当該チャネル符号を前記正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号とし、前記第6のステップでいずれかの正規チャネル符号のビットパターンと一致するとの判定結果が得られたときは当該チャネル符号を特定誤りチャネル符号から外す第7のステップとを有する請求項2に記載のデータ復調方法。
  4. NRZI形式で再生されたMビットのチャネル符号をNビット(M>N)のデータ符号に変換するデータ復調回路であって、
    各チャネル符号をそれと対応するデータ符号に変換するための復調用の変換テーブルを有し、
    前記変換テーブルに、正規チャネル符号を設定するとともに、前記正規チャネル符号のビットパターンにおいて1個または複数個の反転ビットをそれぞれ上位または下位へ所定の桁だけシフトして得られるビットパターンを有するチャネル符号を前記正規チャネル符号に対応する特定誤りチャネル符号として設定しており、
    いずれかの正規チャネル符号とビットパターンの一致する再生チャネル符号が入力されたときは、その正規チャネル符号に対応するデータ符号を出力し、
    いずれかの特定誤りチャネル符号とビットパターンの一致する再生チャネル符号が入力されたときは、その特定誤りチャネル符号に対応する正規チャネル符号が入力されたときと同じデータ符号を出力するデータ復調回路。
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