JP4034748B2 - 動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリー - Google Patents

動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリー Download PDF

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本発明は、車両スライド扉をスライド移動させる動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリーに関するものであり、特に、ワイヤーケーブルの初期テンション機構を備えた反転プーリーに関するものである。
図1には、スライド扉11を備えた典型的な車体10の側面を示す。車体10の側面には、スライド扉11により閉塞されうるドア開口12が設けられ、ドア開口12の上部近傍の車体10にはアッパーレール13が固定され、ドア開口12の下部近傍の車体10にはロワーレール14が固定され、車体10の後部側面であるクオータパネル15にはセンターレール16が固定される。スライド扉11には、アッパーレール13にスライド自在に係合するアッパーブラケット17と、ロワーレール14にスライド自在に係合するロワーブラケット18と、センターレール16にスライド自在に係合するセンターブラケット19とが設けられる。各ブラケット17、18、19は、好適にはスライド扉11に揺動自在に軸止され、これらのブラケットとレールとの係合によりスライド扉11は車体10に開扉方向及び閉扉方向にスライド自在に取付けられる。
従来、動力スライド装置のモータ式動力ユニット20は、クオータパネル15の室内側空間に配置される場合と、ドア開口12近傍の車体の床面(乗り込みステップ21)の下に配置される場合と、スライド扉11内に配置される場合がある。
前記動力ユニット20をクオータパネル15の室内側空間に配置するときは、図2のように、センターレール16の前側近傍及び後側近傍にそれぞれ前側反転プーリー22及び後側反転プーリー23を設け、ワイヤーケーブル24の閉扉用ケーブル24’は、前記動力ユニット20から前方に伸ばして前側反転プーリー22を経由させてからセンターレール16内を通過させてセンターブラケット19に連結し、開扉用ケーブル24”は動力ユニット20から後方に伸ばして後側反転プーリー23を経由させてからセンターレール16内を通過させてセンターブラケット19に連結させている。
前記動力ユニット20を乗り込みステップ21の下に配置する場合は、ロワーレール14の前側近傍及び後側近傍にそれぞれ前側反転プーリー及び後側反転プーリーを設け、ワイヤーケーブルの端部はロワーブラケット18に連結することになる。
前記動力ユニット20をスライド扉11内に配置する場合には、構成が多少違ってくる。この場合には、図3のように、ロワーブラケット18に前側反転プーリー22を設け、センターブラケット19に後側反転プーリー23を設け、閉扉用ケーブル24’は、前記動力ユニット20から前方に伸ばして前側反転プーリー22を経由させてからロワーレール14内を後方にに伸ばし、閉扉用ケーブル24’のケーブルエンドはロワーレール14(車体10)に連結する。また、開扉用ケーブル24”は動力ユニット20から後方に伸ばして後側反転プーリー23を経由させてからセンターレール16内を前方に伸ばしてセンターレール16(車体10)に連結させている。
しかし、いずれの場合においても、ワイヤーケーブル24は少なくとも1個の反転プーリーにより方向転換される。
前記動力ユニット20から伸びるワイヤーケーブル24のケーブルエンドをいずれかのブラケットや、車体10に連結するときは、ワイヤーケーブル24のテンションを最大に弛めてから行うが、ワイヤーケーブル24のテンション機構は、動力ユニット20内に設置されているため作業性が悪く、また、調節できるテンション量を大きく採ると、テンション機構が大型化する問題があった。
これに対して、特開平7−239146号公報のように、動力ユニット20内に設置されるテンション機構とは別に、ワイヤーケーブルのテンションを調節できる機構(初期テンション機構)を、作業性の優れた場所に別途も受けたものも公知である。
特開平7−239146号公報
従来の初期テンション機構は、部品点数が多く、また、部品を大きく移動させるため、移動スペースの確保にも問題があった。
よって本発明は、ワイヤーケーブル24をモータ動力で移動させることで車体10にスライド自在に取付けられたスライド扉11を車体10に沿ってスライド移動させる動力ユニット20と、前記ワイヤーケーブル24の方向反転用の反転プーリー31とを備えた動力スライド装置において、前記反転プーリー31はケース36内に移動自在に取付け、前記ケース36は取付パネル40に前記反転プーリー31の移動方向が前記ワイヤーケーブル24の配設方向と一致するように位置不動に取付け、前記反転プーリー31には前記反転プーリー31共に移動可能のスライドプレート43を連結し、前記スライドプレート43には前記反転プーリー31を前記ワイヤーケーブル24のテンション増大方向に移動させると前記ケース36と係合して前記反転プーリー31のテンション減少方向への戻りを規制する突起49を設けた動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリーとしたものである。
また、本発明は、ワイヤーケーブル24をモータ動力で移動させることで車体10にスライド自在に取付けられたスライド扉11を車体10に沿ってスライド移動させる動力ユニット20と、前記ワイヤーケーブル24の方向反転用の反転プーリー31とを備えた動力スライド装置において、前記反転プーリー31はケース36内にプーリー軸33により位置不動に軸止し、前記ケース36を取付ける取付パネル40には前記ワイヤーケーブル24の配設方向に伸びる細長い開口部42を形成し、前記開口部42の前記動力ユニット20寄りの一端には前記開口部42を拡幅して形成した仮止めスペース54を設け、前記仮止めスペース54の周壁には前記ケース36の頭部面55が当接する当接面56を設けた動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリーとしたものである。
請求項1に掛かる発明では、反転プーリー31は取付パネル40及びケース36に対してワイヤーケーブル24の配設方向に移動自在に取付けられているので、ワイヤーケーブル24は反転プーリー31の移動量の2倍に相当する分だけ弛むことになり、従って、少ない反転プーリー31の移動量で、十分なワイヤーケーブル24の弛みを確保でき、ケーブルエンドの連結作業は容易に行える。また、反転プーリー31の移動量は少なくて済むため、プーリーユニット30を小型に形成できる。また、スライドプレート43には前記反転プーリー31を前記ワイヤーケーブル24のテンション増大方向に移動させると前記ケース36と係合して前記反転プーリー31のテンション減少方向への戻りを規制する突起49を設けているので、作業性も確保される。
また、請求項2に掛かる発明では、スライドプレート43は、前記突起49が前記ケース36に係合した状態で前記ケース36と共に前記取付パネル40に螺子41とナット51とにより固定されるので、初期テンション付与後のプーリーユニット30とスライドプレート43の取付が容易である。
また、請求項3に掛かる発明では、ケース36を取付ける取付パネル40に前記ワイヤーケーブル24の配設方向に伸びる細長い開口部42を形成し、前記開口部42の動力ユニット20寄りの一端には前記開口部42を拡幅して形成した仮止めスペース54を設け、前記仮止めスペース54の周壁には前記ケース36の頭部面55が当接する当接面56を設けているため、ケース36の反転プーリー31をワイヤーケーブル24の配設方向に伸びる細長い開口部42内を移動させることで、反転プーリー31の移動量の2倍に相当する分だけワイヤーケーブル24は弛みまた緊張させることができ、従って、ケース36の取付に必要な開口部42は小さくて済み、余分な隙間の発生を抑制できる。
本発明の第1実施例を説明する。なお、図1〜図3の記載は必要な範囲でそのまま援用する。図4は、本発明による初期テンション機構を備えたプーリーユニット30の平面を示し、図5はプーリーユニット30の室内側側面を示している。プーリーユニット30は、従来の前側反転プーリー22又は後側反転プーリー23の代わりを為すものであり、動力ユニット20の設置場所等により配置される場所は必然的に変更される。
前記プーリーユニット30内部にはワイヤーケーブル24が掛け廻される移動式の反転プーリー31が設けられる。反転プーリー31は、図5のように、比較的細長い内部ケース32内に収納され、反転プーリー31のプーリー軸33は、内部ケース32に形成したスロット34にスライド自在に係合させている。スロット34は、ワイヤーケーブル24の配設方向(スライド扉11の移動方向)に伸びていて、反転プーリー31は、内部ケース32に対してワイヤーケーブル24の配設方向に移動自在となっている。
前記内部ケース32の外方には、防水防塵用の外側ケース36が設けられるが、内部ケース32と外側ケース36とは樹脂により一体形成することも可能である。外側ケース36の中央付近には、取付フランジ37が形成され、取付フランジ37にはスナップ38と透孔39が設けられる。プーリーユニット30は、スライド扉11の内側金属パネルや、乗り込みステップのステップパネルや、ブラケット等の取付パネル40にスナップ38により仮止めされる。このとき、透孔39には取付パネル40に固定された螺子41が挿通される。プーリーユニット30の室外側は、取付パネル40の開口部42を介して取付パネル40の室外側に突出するが、外側ケース36と取付フランジ37による防水防塵効果で室内側への雨水や塵埃の浸入は効果的に抑制される。
前記プーリーユニット30には、図6、7に示したスライドプレート43が取付けられる。スライドプレート43には、室外側に突出する上下一対の支持片44が設けられ、支持片44の先端の軸孔45には前記プーリー軸33を挿入させる。プーリーユニット30をスナップ38で取付パネル40に仮止めした段階では、反転プーリー31及びスライドプレート43は、ワイヤーケーブル24の配設方向に移動自在であり、この状態で、ワイヤーケーブル24のケーブルエンドを引っ張ると、図8のように、反転プーリー31及びスライドプレート43は左方にスライドして、ワイヤーケーブル24は弛むことになる。そこで、この弛みを利用して、ワイヤーケーブル24のケーブルエンドをスライド扉11のブラケット18、19又は車体10(以下、ケーブル連結部46と総称する)に連結する。この際、反転プーリー31はワイヤーケーブル24の配設方向に沿って移動するから、ワイヤーケーブル24は反転プーリー31の移動量の2倍に相当する分だけ弛むことになり、従って、反転プーリー31の移動量も少なくて済み、プーリーユニット30を小型に形成できる。
前記スライドプレート43の上下には、当接アーム47を設け、当接アーム47の室外側外面には前記取付フランジ37の係合孔48に係合可能の突起49を形成する。突起49は、図8状態からスライドプレート43を右方に移動させると、係合孔48に係合し、この係合により、スライドプレート43(反転プーリー31)の右方への戻りが規制される。
また、前記当接アーム47には、螺子41にスライド自在に係合するスリット部50を形成する。スリット部50は、螺子41にナット51を螺合させることで取付フランジ37と共に取付パネル40に固定される。
(第1実施例の作用)
まず、スライドプレート43を取付けたプーリーユニット30の室外側を、取付パネル40の開口部42に差込み、スナップ38でプーリーユニット30を取付パネル40に仮止めする。このとき、スライドプレート43の突起49はプーリーユニット30の係合孔48に係合させず、スライドプレート43をプーリーユニット30に対して移動自在にしておく。
この状態で、ワイヤーケーブル24のケーブルエンドを引っ張ると、図8のように、ワイヤーケーブル24に押されて反転プーリー31及びスライドプレート43は左方にスライドして、ワイヤーケーブル24は弛むから、この弛みを利用して、ワイヤーケーブル24のケーブルエンドをケーブル連結部46に連結する。この際、反転プーリー31はワイヤーケーブル24の配設方向に沿って移動するから、ワイヤーケーブル24は反転プーリー31の移動量の2倍に相当する分だけ弛むことになり、従って、少ない反転プーリー31の移動量で、十分なワイヤーケーブル24の弛みを確保でき、ケーブルエンドの連結作業は容易に行える。また、反転プーリー31の移動量は少なくて済むため、プーリーユニット30を小型に形成できる。
ケーブルエンドの連結が終了したら、スライドプレート43をワイヤーケーブル24に初期テンションを掛けるために左方に移動させ、スライドプレート43が所定位置まで移動すると、スライドプレート43の突起49が外側ケース36の係合孔48を係合し、この係合により、スライドプレート43(反転プーリー31)の右方への戻りが規制される。この状態になったら、取付パネル40に固定された螺子41にナット51を螺合すると、外側ケース36の取付フランジ37とスライドプレート43のスリット部50は、取付パネル40に固定され、初期テンションの付与とプーリーユニット30の取付が完了する。
このようにして使用される第1実施例のプーリーユニット30は、外側ケース36(及び内側ケース32)が取付パネル40に対して不動であり、外側ケース36と取付パネル40との間に不要な間隙が形成されないため、室内側への雨水や塵埃の浸入は効果的に防止される。このようなプーリーユニット30は、図2に示した外部露出型の後側反転プーリー23の代わりに用いるとより効果的である。
次に第2実施例について説明する。第2実施例のプーリーユニット30では、反転プーリー31はケース36内に位置固定でプーリー軸33により軸止される。ケース36は円筒状を呈しており、側面には取付フランジ37が一体的に形成されている。
第2実施例のケース36が取付けられる取付パネル40には、開口部42が形成される。開口部42は全体としてワイヤーケーブル24の配設方向に伸びる細長い矩形状であり、その幅はケース36の幅より若干広い程度である。ケース36は開口部42の奥側(動力ユニット20から遠い側)に載置され、取付フランジ37の透孔39に挿通したボルト52を取付パネル40の雌ネジ孔53に螺合させることで、取付パネル40に固定され、ケース36を動力ユニット20から離れた開口部42の奥側に固定すると、ワイヤーケーブル24には適正な初期テンション圧が付与される。
前記開口部42の手前側(動力ユニット20に近い側)には、ケース36を仮収納できる幅広の仮止めスペース54を形成する。仮止めスペース54の周壁には、ケース36の頭部面55が当接する当接面56を形成する。当接面56の角度は任意であり、仮止めスペース54にケース36を仮収納させたとき、ケース36の頭部面55が当接面56から外れないものであればよい。なお、仮止めスペース54にケース36を収納させたとき、ワイヤーケーブル24(及びそのアウターケース)は図示のように湾曲し、この反力で頭部面55が当接面56に押しつけられるため、通常は、図示のように当接面56の角度は浅くて良いでもよいが、確実性を考慮して後退角を持たせたり、頭部面55とを当接面56とを簡単な凹凸係合させても良い。
(第2実施例の作用)
ケース36を仮止めスペース54に収納させると、ワイヤーケーブル24(及びそのアウターケース)は図示のように湾曲し、この反力で頭部面55が当接面56に押しつけられて、ケース36は仮止めされる。この仮止め状態では、ケース36と動力ユニット20との距離が短くなるため、ワイヤーケーブル24は弛んだ状態に保たれ、ワイヤーケーブル24のケーブルエンドをケーブル連結部46に容易に連結できる。
ケーブルエンドの連結が終了したら、ケース36を仮止めスペース54から外して、開口部42の奥側に移動させるとワイヤーケーブル24には適正な初期テンション圧が付与され、この状態でボルト52を取付フランジ37の透孔39に挿通した後、取付パネル40の雌ネジ孔53に螺合させると、ケース36は取付パネル40に固定される。
この第2実施例においても、ケース36の反転プーリー31は、ワイヤーケーブル24の配設方向に伸びる細長い開口部42内を移動するから、反転プーリー31の移動量の2倍に相当する分だけワイヤーケーブル24は弛みまた緊張させることができる。従って、ケース36の取付に必要な開口部42は小さくて済み、余分な隙間の発生を抑制できる。
スライド扉を備えた車体の側面図。 動力ユニットとスライド扉とワイヤーケーブルの関係を示す従来例図。 動力ユニットとスライド扉とワイヤーケーブルの関係を示す別の従来例図。 第1実施例のプーリーユニットの平面図。 プーリーユニットの室内側側面図。 スライドプレートの平面図。 スライドプレートの室内側側面図。 作用状態説明図。 取付完了図。 第2実施例のプーリーユニットの横断平面図。 プーリーユニットの側面図。 取付パネルと開口部を示す平面図。 取付パネルにプーリーユニットを仮止めした状態を示す平面図。 取付完了図。
符号の説明
10…車体、11…スライド扉、12…ドア開口、13…アッパーレール、14…ロワーレール、15…クオータパネル、16…センターレール、17…アッパーブラケット、18…ロワーブラケット、19…センターブラケット、20…動力ユニット、21…乗り込みステップ、22…前側反転プーリー、23…後側反転プーリー、24…ワイヤーケーブル、24’…閉扉用ケーブル、24”…開扉用ケーブル、30…プーリーユニット、31…反転プーリー、32…内部ケース、33…プーリー軸、34…スロット、36…外側ケース、37…取付フランジ、38…スナップ、39…透孔、40…取付パネル、41…螺子、42…開口部、43…スライドプレート、44…支持片、45…軸孔、46…ケーブル連結部、47…当接アーム、48…係合孔、49…突起、50…スリット部、51…ナット、52…ボルト、53…雌ネジ孔、54…仮止めスペース、55…頭部面、56…当接面。

Claims (3)

  1. ワイヤーケーブル24をモータ動力で移動させることで車体10にスライド自在に取付けられたスライド扉11を車体10に沿ってスライド移動させる動力ユニット20と、前記ワイヤーケーブル24の方向反転用の反転プーリー31とを備えた動力スライド装置において、前記反転プーリー31はケース36内に移動自在に取付け、前記ケース36は取付パネル40に前記反転プーリー31の移動方向が前記ワイヤーケーブル24の配設方向と一致するように位置不動に取付け、前記反転プーリー31には前記反転プーリー31共に移動可能のスライドプレート43を連結し、前記スライドプレート43には前記反転プーリー31を前記ワイヤーケーブル24のテンション増大方向に移動させると前記ケース36と係合して前記反転プーリー31のテンション減少方向への戻りを規制する突起49を設けた動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリー。
  2. 請求項1において、前記スライドプレート43は、前記突起49が前記ケース36に係合した状態で前記ケース36と共に前記取付パネル40に螺子41とナット51とにより固定される動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリー。
  3. ワイヤーケーブル24をモータ動力で移動させることで車体10にスライド自在に取付けられたスライド扉11を車体10に沿ってスライド移動させる動力ユニット20と、前記ワイヤーケーブル24の方向反転用の反転プーリー31とを備えた動力スライド装置において、前記反転プーリー31はケース36内にプーリー軸33により位置不動に軸止し、前記ケース36を取付ける取付パネル40には前記ワイヤーケーブル24の配設方向に伸びる細長い開口部42を形成し、前記開口部42の前記動力ユニット20寄りの一端には前記開口部42を拡幅して形成した仮止めスペース54を設け、前記仮止めスペース54の周壁には前記ケース36の頭部面55が当接する当接面56を設けた動力スライド装置のワイヤーケーブル用反転プーリー。
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