JP4033647B2 - 中敷 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主にランニング、ウォーキングなどの運動靴ならびに子供用靴、さらには高齢者用靴といったあらゆる靴の中敷に関するものであり、足の形状に沿って適切に足の裏をサポートし、変形しにくく、かつ軽量、快適で歩行しやすい中敷を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の中敷では、実開昭56−86008号に見られるように、緩衝材とシート材とが均一に層をなし、緩衝材によって地面からの衝撃を緩和できることを特徴とする中敷が開示されている。
【0003】
また、実開平5−11805号には、着用者の踏まず部分の領域に隆起部分が形成され、着用者の足裏形状に沿うような形状であること特徴とする中敷が開示されている。
【0004】
さらに実願平9−2499号には、着用者の踏まず部分の領域では、アーチ型の形状をなし、かつアーチ型の形状をリブ状の突起により補強し、アーチ型の部分が安定性のある構成であること特徴とする中敷が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実開昭56−86008号に記載された中敷は、中敷を構成する緩衝材及びシート材共に均一なシート状であり、立ち上がり部が存在せず、着用者の足裏形状には十分フィットしないという問題点があった。
また、図14(a)、及び図14(b)に示すとおりの立ち上がり部(T)が存在するような中敷であっても、緩衝材の層(柔軟部:2)とシート材の層(補強部:1)とが中敷全体に均一であると、立ち上がり部の端部(TA)において、シート材の層(補強部:1)の端部(TA)が着用者の足裏に接し、端部(TA)が着用者の足裏を傷つける可能性も少なからず存在するとういう問題点がある。
また、実開平5−11805号に記載された中敷は、着用者の足裏形状に沿うように中敷の踏まず部に凸状部が設けられた形状であるが、凸状部が単一素材により形成された隆起形状であるため、凸状部が硬く、凸状部によって中敷全体の重量も大きくなるという問題点があった。
さらに実願平9−2499号に記載された中敷では、形成されたアーチ型の形状を補強するリブ状の突起は中敷の立ち上がり部には設置されておらず、立ち上がり部が不安定であり、変形しやすいという問題点があった。
同様に、図15(a)、及び図15(b)に示すとおり、中敷の補強部(1)が中敷の底面にのみ存在し、立ち上がり部(T)は柔軟部(2)のみからなる構成の中敷であると、立ち上がり部(T)は、補強されておらず、不安定で変形しやすいという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、主にランニング、ウォーキングなどの運動靴ならびに子供用靴、さらには高齢者用靴といったあらゆる靴の中敷において、足の形状に沿って適切に足の裏をサポートし、変形しにくく、かつ軽量で歩行しやすく、また着用者が歩行・走行時に地面から受ける力を適切に吸収する中敷に関する発明をするに至った。
【0007】
つまり、上記課題を解決する為、本発明の中敷は、接足面全体の柔軟部、及び柔軟部の下部の補強部とからなる中敷であって、その補強部の位置、形状が着用者の足の形状、骨の形状、屈曲状態、重心の移動等を考慮することによって、最適な位置、形状となるような中敷である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下に説明する。
本発明に係る中敷は、接足面全体に柔軟部を有し、柔軟部の下部に補強部を有している。柔軟部は、軟質発泡樹脂、生地、皮革、人工皮革、不織布等の軟質材料よりなり、補強部は、樹脂(FRPを含む)、硬質発泡樹脂、金属等の比較的硬質の材料よりなる。
該補強部は、中敷の踵部から中足部にかけて存在し、中敷の踵部から中足部の際部分では、柔軟部のみ存在し補強部は存在しない。図11(a)、乃至図11(d)に示すとおり、際部分とは、中敷の端のライン(J)と、中敷の端のライン(J)から2mm乃至20mm離れたライン(Q)とで囲まれた領域を言う。通常、本発明の中敷の際部分として、補強部が存在せず、柔軟部よりなる領域は、中敷の端のラインと、中敷の端から5mm乃至10mm離れたラインとで囲まれた領域であることが多い。
図1(a)、及び図1(b)に示すとおり、通常中敷は足裏を包み込み、靴内部で足裏が隙間なく、機能的にフィットするように中足部(Y)から踵部(X)にかけて、立ち上がり部(T)が設けられている。本発明の中敷は、立ち上がり部が存在する場合に、補強部(1)により立ち上がり部(T)の安定性が確保されると共に、立ち上がり部の際部分が柔軟部(2)のみからなる構成であることにより、比較的硬質の材料よりなる補強部の立ち上がり部の端部による足裏への上方向の突き上げを緩和している。
【0009】
また補強部は、中足部において波形形状を有し、前記波形形状の稜線が、中敷中心線に対し、略平行である構成である。
図2(a)、乃至図2(c)に示すとおり、補強部(1)が、上記の波形形状を有する構成であることにより、屈曲性をあまり必要としない中足部(Y)では、補強部(1)が薄い構成であっても中敷中心線(N)の方向に対して曲がりにくく安定性があり、中敷幅(M)の方向に対しては曲がりやすく、着用者の足幅に応じて適正に着用者の足裏を包むことが可能である。
図2(a)に示す補強部(1)の波形形状の稜線(L1)は外甲側に凸状の曲線であるが、内甲側に凸状の曲線の場合や、直線の場合、及びそれらの組み合わせの場合であっても良い。
図2(d)にアーチ形状(U)を有する場合の本発明の中敷を示した。
【0010】
図2(c)に示すとおり、本発明の中敷の中足部における幅方向の断面(BB'断面)において、補強部(1)は曲線による波形形状である。また、図3(a)に示すとおり、補強部(1)の断面は、直線と曲線による波形形状であることも可能である。さらに図3(b)に示すとおり、補強部(1)の断面(CC'断面)は、接足面側(W)が波形形状ではなく、接地面側(V)のみが波形形状であることも可能である。
【0011】
また、図4(a)、及び図4(b)に示すとおり、補強部(1)は、踵部(X)において波形形状を有し、前記波形形状の稜線(L2)が、中敷中心線(N)に対し、略垂直である。具体的には、踵部における前記波形形状の稜線(L2)と中敷中心線(N)とのなす角度(α)は、80度から100度までの角度である。前記稜線と中敷中心線とのなす角度(α)は、前記範囲の中で、85度から95度までの角度であることが多い。
中敷の踵部(X)は、補強部(1)が上記構成であることにより、補強部分が比較的硬い材料であっても、中敷中心線(N)に対して曲がりやすく、歩きやすい構成である。また、踵部が前記波形形状を有することにより、中敷上部からの内甲端(又は外甲端)への圧力に対して、左右に片寄ることなく、安定性のある構成である。
【0012】
また、中足部、及び踵部における補強部の波形形状の大きさについて以下に補足説明する。
図12(a)に示すとおり、補強部の波形形状の波長(λ)は、5mmから30mmまでの範囲であり、10mmから20mmまでの範囲であることが多い。
また、図12(b)に示すとおり、補強部の波形形状の振幅(h)は、1mmから20mmまでの範囲であり、5mmから10mmまでの範囲であることが多い。
【0013】
歩行、又は走行において、着用者が適切に地面を把握することができると、着用者は安定して歩行、又は走行することができる。本発明の中敷は、前足部において着用者が有効に地面を把握できるように、着用者の足骨の位置に対応して、中敷の補強部の形状を決定した。足の屈曲位置では、補強部よりも柔軟部を主に配置させ、また足骨が適切に地面を把握できるように補強部の形状を決定した。具体的には以下のとおりである。
【0014】
図5(a)、及び図5(b)に示すとおり、補強部(1)は、着用者の拇指球(B)後方の領域で前方に対して凹状に湾曲している。拇指球(B)、又はその付近に靴の屈曲ライン(K)が存在し、該屈曲ライン(K)に比較的硬質の部材よりなる補強部(1)が存在すると、中敷が足に追従しないため、中敷の屈曲性が損なわれる。従って、前記のとおり補強部(1)は、前記屈曲ライン(K)にあまりかからないように形状を決定した。また拇指球(B)の下部分は、踏みつけからけり出しまでの間、着用者の地面をつかむ力、けり出す力がより効果的に地面に伝わるように、補強部(1)を配置させず、柔軟部(2)のみを配置させた。よって本発明の中敷の補強部(1)は拇指球(B)の下部をカバーせずに、前方に対して凹状に湾曲した形状である。
【0015】
また、補強部は、着用者の第2中足骨及び第3中足骨の領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成である。
第2中足骨(3)、及び第3中足骨(4)より前方の基節骨(5)、中節骨(9)、及び末節骨(6)は、着用者が踏みつけからけり出しまでの間、地面をけり出す重要な骨である。踏みつけからけり出しにかけて、中敷の前方は、着用者の体重が上面からかかる。着用者の体重により、中敷の柔軟部のみ存在する個所では比較的容易に押しつぶされ、中敷の厚みが薄くなるが、補強部が存在する個所では、比較的押しつぶされずに、もとの厚みを保つ。よって、図6(a)、及び図6(b)に示すとおり、中敷の補強部(1)が、着用者の中足骨(4,3)にかかり、基節骨(5)、中節骨(9)、及び末節骨(6)にはかからない構成であると、踏みつけから蹴り出しにかけて、基節骨(5)、中節骨(9)、及び末節骨(6)は接地面に近く位置し、中足骨(4,3)はやや上方に位置する。特に、着用者の接地面近くに位置する第2趾及び第3趾の基節骨(5)、中節骨(9)、及び末節骨(6)によって、着用者の地面をつかむ力、けり出す力を、地面に効果的に伝えやすい構成である。尚、図13(a)に示すとおり、着用者の第2中足骨及び第3中足骨の領域(E)とは、着用者の第2中足骨及び第3中足骨がかかる領域、及び着用者の第2中足骨と第3中足骨とではさまれた領域をいう。
【0016】
また、図5(b)に示すとおり、補強部(1)は、着用者の第4中足骨(7)、及び第5中足骨(8)の領域で前方に対して凹状に湾曲した構成であり、第5趾の中足骨の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成である。
上記のような補強部の構成であると、着用者は、足指の第4趾及び第5趾を容易に外側へ開くことができる。足指の第4趾及び第5趾を外側へ開くことができると、足裏における接地面積が大きくなり、着用者は安定して歩行、又は走行することができる。尚、図13(b)に示すとおり、着用者の第4中足骨(7)及び第5中足骨(8)の領域(F)とは、着用者の第4中足骨(7)及び第5中足骨(8)がかかる領域、及び着用者の第4中足骨(7)と第5中足骨(8)とではさまれた領域をいう。
【0017】
本発明の中敷の踵部分において、衝撃吸収性、及び歩行中の踵にかかる重心の移動曲線を考慮し、柔軟部、及び補強部の形状を決定した。具体的には以下のとおりである。図5(a)、及び図5(b)に示すとおり、補強部は、踵部(X)の中心において後方に対して凹状に湾曲し、踵部(X)の外甲側と踵部(X)の内甲側にそれぞれ後方に対して凸状の湾曲部(H2、H1)を有した構成である。上記のような補強部の構成により、本発明の中敷は、踵部(X)の中心付近には補強部(1)が存在せず、柔軟部(2)のみからなる構成である。中敷の踵部(X)の中心付近は着用者が、歩行における接地時直後に着用者が地面からの力を大きく受ける個所である。であるから、本発明の中敷は、上記のとおり中敷の踵部中心付近は補強部よりも柔軟部を大きく、そしてやや厚めに配置させて、地面から受ける力を緩和させることが可能となる。
【0018】
また、本発明の中敷は、補強部における踵部の外甲側の凸状の湾曲部の長さが、踵部の内甲側の凸状の湾曲部の長さより短い構成である。
図7に示すとおり、歩行における動作での着地から蹴り出しまでの間、中敷にかかる着用者の重心(G)は踵の外甲側から曲線を描き、前足部へ移動する。
前記のとおり、接地時直後に着用者が地面からの力をより効率的に緩和するためには、前記の重心の移動曲線に沿い、柔軟部を配置させた。
図5(b)に示すとおり、補強部(1)における、踵部(X)の凸状の湾曲部(H2、H1)の長さとは、踵部中心における後方に対して凹状に湾曲した凹部の最前方より、踵部の補強部凸状の湾曲部の最後方までの距離である。実施上、これら凸状の湾曲部の長さの差は、1mm以上50mm以内である。通常、これら凸状の湾曲部の長さの差は、10mm以上40mm以内である場合が多い。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
図8(a)に示すとおり、本実施例に係る中敷は、着用者の足裏形状に沿うように中足部(Y)から踵部(X)にかけて立ち上がり部(T)が設けられた形状であり、接足面全体に柔軟部(2)を有し、柔軟部(2)の下部に補強部(1)を有している。柔軟部(2)は、生地と軟質発泡樹脂の積層体であり、補強部(1)は硬質発泡樹脂よりなる。
補強部(1)は、中敷の踵部(X)から中足部(Y)にかけて存在し、中敷の踵部(X)から中足部(Y)の際部分(S)では、柔軟部(2)のみ存在し補強部(1)は存在しない。図8(b)に示すとおり、本実施例における中敷の際部分(S)とは、中敷の端のラインと、中敷の端から5mm離れたラインとで囲まれた領域を言う。
【0020】
図9(a)に示すとおり、補強部(1)は、中足部において波形形状の稜線(L1)が中敷中心線(N)に対し、略平行である波形形状を有する構成である。なお、図中に示す線P1は、中足部における補強部の波形方向を示す線である。また図9(b)に中敷の中足部(Y)における幅方向の断面(EE'断面)を示した。また、補強部(1)は、踵部(X)において、波形形状の稜線(L2)が中敷中心線(N)に対し90度である波形形状を有する構成である。なお、図中に示す線P2は、踵部における補強部の波形方向を示す線である。
【0021】
図10に示すとおり、本実施例の中敷の補強部(1)は、着用者の拇指球(B)の後方の領域で前方に対して凹状に湾曲している。
また、補強部(1)は、着用者の第2中足骨(3)、及び第3中足骨(4)の領域で、前方に対して凸状に湾曲し、着用者の第4中足骨(7)及び第5中足骨(8)の領域で前方に対して凹状に湾曲し、さらに着用者の第5中足骨(8)の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成である。
【0022】
また、補強部(1)は、踵部(X)の中心において後方に対して凹状に湾曲し、踵部の外甲側と踵部の内甲側にそれぞれ後方に対して凸状の湾曲部(H2、H1)を有した構成である。そして踵部の外甲側の凸状の湾曲部(H2)の長さが、踵部の内甲側の凸状の湾曲部(H1)の長さより短い構成である。これら凸状の湾曲部(H2、H1)の長さの差は、2cmである。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上記構成を有するため、以下の効果を奏する。
本発明の中敷は、中足部から踵部にかけて立ち上がり部を有する形状であるが、波形形状の補強部の存在によって、軽量であり、かつ変形しにくく、適切に着用者の足裏をサポートすることができる。また、着用者が歩行・又は走行する際に、補強部の形状が着用者の足骨形状、及び重心の移動曲線を考慮した形状であるため、着用者は適切に地面を把握しつつ安定した歩行又は走行をすることができる。また、本発明の中敷は、着用者が歩行・又は走行する際に地面から受ける力を、適切に緩和させることが可能である。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の中敷の斜視図であり、図1(b)はその側面図であり、図1(c)は図1(b)のAA'断面図である。
【図2】図2(a)は、本発明の中敷の底面図であり、図2(b)はその側面図であり、図2(c)は図2(b)のBB'断面図であり、図2(d)はアーチ形状を有する本発明の中敷の側面図である。
【図3】図3(a)は、本発明の中敷の側面図であり、図3(b)、及び図3(c)は図3(a)のCC'断面図であり、補強部(1)の形状の1例を示した図である。
【図4】図4(a)は、本発明の中敷の底面図であり、図4(b)はその側面図である。
【図5】図5(a)、及び図5(b)は、本発明の中敷の底面図であり、補強部(1)の形状と足部骨格とを比較した図である。
【図6】図6(a)は、図5(b)のHH'断面図であり、図6(b)は、その踏みつけから蹴り出しの状態を示した図である。
【図7】第7図は、中敷における重心(G)の移動曲線を示した図である。
【図8】図8(a)は、本実施例の中敷の側面図であり、図8(b)は、図8(a)のDD'断面図である。
【図9】図9(a)は、本実施例の中敷の底面図であり、図9(b)はその側面図であり図9(c)は、図9(b)のEE'断面図である。
【図10】図10は、本実施例の中敷の底面図であり、補強部(1)の形状と足部骨格とを比較した図である。
【図11】図11(a)は中敷の端のライン(J)と、端のライン(J)から2mm〜20mm離れたライン(Q)を示す斜視図であり、図11(b)はその上面図であり、図11(c)はその側面図であり、図11(d)は、図11(c)のII'断面図である。
【図12】図12(a)、及び図12(b)は、図2(b)のBB'断面図であり、補強部(1)の波長(λ)、及び振幅(h)を示す図である。
【図13】図13(a)、及び図13(b)は、第2中足骨及び第3中足骨の領域(E)、及び第4中足骨及び第5中足骨の領域(F)を示す図である。
【図14】図14(a)は、従来の中敷の1例を示した側面図であり、図14(b)は、図14(a)のFF'断面図である。
【図15】図15(a)は、従来の中敷の1例を示した側面図であり、図15(b)は、図15(a)のGG'断面図である。
【符号の説明】
1 補強部
2 柔軟部
3 第2中足骨
4 第3中足骨
5 基節骨
6 末節骨
7 第4中足骨
8 第5中足骨
9 中節骨
B 拇指球
E 第2中足骨及び第3中足骨の領域
F 第4中足骨及び第5中足骨の領域
G 重心
H1 (踵部内側の)凸状の湾曲部
H2 (踵部内側の)凸状の湾曲部
J 中敷の端のライン
K 屈曲ライン
L1 (中足部波形形状の)稜線
L2 (踵部波形形状の)稜線
M 中敷幅
N 中敷中心線
P1 (中足部の)波形方向
P2 (踵部の)波形方向
Q (中敷の)端のライン(J)から2mm〜20mm離れたライン
S (中敷の)際部分
T 立ち上がり部
TA (中敷の)端部
U アーチ形状
V 接地面側
W 接足面側
X 踵部
Y 中足部
Z 前足部
α 中心線(N)と踵部の稜線(L2)とのなす角度
λ (波形形状の)波長
h (波形形状の)振幅

Claims (10)

  1. 接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、
    補強部が、踵部から中足部に存在し、踵部から中足部の際部分では、柔軟部のみからなり、補強部が、着用者の拇指球後方の領域で前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第2中足骨及び第3中足骨の領域で、前方に対して凸状に湾曲し、着用者の第4指及び第5指の中足骨の領域で、前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第5指の中足骨の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成であることを特徴とする中敷。
  2. 接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、
    補強部が、中足部において波形形状を有し、前記波形形状の稜線が、中敷中心線に対し、略平行であり、補強部が、着用者の拇指球後方の領域で前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第2中足骨及び第3中足骨の領域で、前方に対して凸状に湾曲し、着用者の第4指及び第5指の中足骨の領域で、前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第5指の中足骨の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成であることを特徴とする中敷。
  3. 接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、
    補強部が、踵部において波形形状を有し、前記波形形状の稜線が、中敷中心線に対し、略垂直であり、補強部が、着用者の拇指球後方の領域で前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第2中足骨及び第3中足骨の領域で、前方に対して凸状に湾曲し、着用者の第4指及び第5指の中足骨の領域で、前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第5指の中足骨の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成であることを特徴とする中敷。
  4. 接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、補強部が、踵部中心において後方に対して凹状に湾曲し、踵部の外甲側と踵部の内甲側にそれぞれ後方に対して凸状の湾曲部を有した構成であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の中敷。
  5. 前記補強部において、踵部の外甲側の凸状の湾曲部の長さが、踵部の内甲側の凸状の湾曲部の長さより短い構成であることを特徴とする請求に記載の中敷。
  6. 踵部から中足部において、立ち上がり部を有し、接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、
    補強部が、踵部から中足部に存在し、立ち上がり部の際部分では、柔軟部のみからなる構成であり、補強部が、着用者の拇指球後方の領域で前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第2指及び第3指の中足骨の領域で、前方に対して凸状に湾曲し、着用者の第4指及び第5指の中足骨の領域で、前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第5指の中足骨の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成であることを特徴とする中敷。
  7. 踵部から中足部において、立ち上がり部を有し、接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、
    補強部が、中足部において波形形状を有し、前記波形形状の稜線が、中敷中心線に対し、略平行であり、補強部が、着用者の拇指球後方の領域で前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第2指及び第3指の中足骨の領域で、前方に対して凸状に湾曲し、着用者の第4指及び第5指の中足骨の領域で、前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第5指の中足骨の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成であることを特徴とする中敷。
  8. 踵部から中足部において、立ち上がり部を有し、接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、
    補強部が、踵部において波形形状を有し、前記波形形状の稜線が、中敷中心線に対し、略垂直であり、補強部が、着用者の拇指球後方の領域で前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第2指及び第3指の中足骨の領域で、前方に対して凸状に湾曲し、着用者の第4指及び第5指の中足骨の領域で、前方に対して凹状に湾曲し、着用者の第5指の中足骨の外甲側をカバーする領域で、前方に対して凸状に湾曲した構成であることを特徴とする中敷。
  9. 踵部から中足部において、立ち上がり部を有し、接足面全体に柔軟部と、柔軟部の下部に補強部とからなる中敷であって、
    補強部が、踵部中心において後方に対して凹状に湾曲し、踵部の外甲側と踵部の内甲側にそれぞれ後方に対して凸状の湾曲部を有した構成であることを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の中敷。
  10. 前記補強部において、踵部の外甲側の凸状の湾曲部の長さが、踵部の内甲側の凸状の湾曲部の長さより短い構成であることを特徴とする請求項に記載の中敷。
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