JP4032388B2 - caster - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、工場構内での機器や工具等の重量物の運搬車、その他各種の運搬車や搬送用機器類の底部などに取り付けて使用されるキャスターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のキャスターは、例えば図10〜12に示したように、取付板32の下方に取り付けられ、両側下部に取付孔33を設け、片側に差込孔34を設けると共にこの差込孔34にスプリング受け35を連設し、さらにこの片側下端に転動面36を設けたフレーム31と、中心部に貫通孔38を設けた車輪37と、ブレーキライニング40、スプリング当部41および軸孔43を設けたブレーキシュー39と、略L字形に作成され、両端に操作部45a、45b、角部に通孔46、およびこの通孔46の片側に軸孔47を設けた操作レバー44とからなるものとしている。
【0003】
そして、このキャスターは、ブレーキシュー39の軸孔43と操作レバー44の軸孔47を、頭部48aを有するリベット48により回動自在にリベット締めして、このリベット48の頭部48aをブレーキシュー39側に配したものとしている。さらに、フレーム31のスプリング受け35に押上スプリング49を入れると共に、ブレーキシュー39のブレーキライニング40が車輪37の上方に配され、ブレーキシュー39のスプリング当部41がスプリング受け35の押上スプリング49に当接するようにして、このブレーキシュー39をフレーム31の差込孔34に差し込んだものとしている。
【0004】
また、このキャスターは、フレーム31の内側に車輪37を配すると共に、フレーム31の片側に操作レバー44を配し、フレーム31の両側下部の取付孔33、車輪37の貫通孔38、および操作レバー44の通孔46に車軸50を貫通させて車輪37を回動自在に取り付けたものとしている。さらに、リベット48の頭部48aが、押上スプリング49の中心部と車軸50の軸心とを結ぶ線Lの両側に移動可能に、フレーム31の転動面36を転動するようにしている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−270204号公報(第1頁、第1〜3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のキャスターでは、ブレーキ部がブレーキシュー39と操作レバー44とから構成され、キャスター部を構成するフレーム31にこれらブレーキシュー39と操作レバー44が別々に取り付けられていたので、この取り付け作業が面倒であり、またキャスター部からブレーキ部を取り外す場合、すなわちブレーキ無しのキャスターとして使用する場合にも、ブレーキシュー39と操作レバー44を別々に取り外さなければならず、この取り外す作業が面倒であるという問題点を有していた。
【0007】
さらに、上記従来のキャスターでは、例えば搬送用機器類の底部に取り付けた場合などには、操作レバー44がフレーム31の片側に食み出しているので、機器類の搬送中に、工場構内に設置してある別の機器、その他障害物などに接触して、操作レバー44が動いてしまってブレーキ部が誤作動したり、操作レバー44や別の機器、その他障害物などに傷がつくことがあるという問題点を有していた。
【0008】
また、上記従来のキャスターでは、操作レバー44が略L字形に作成されているため、この操作レバー44の操作部45a、45bは上下に配置されるので、キャスターの取り付け面と床面との隙間が少ない低床式キャスターにした場合には操作レバー44が操作し難いという問題点を有していた。
【0009】
さらにまた、上記従来のキャスターでは、ブレーキシュー39をフレーム31の片側に設けた差込孔34に差し込んで、このブレーキシュー39のブレーキライニング40が車輪37の上方に配されるようにしており、ブレーキライニング40が一方からのみ支持されていることになるので、車輪37のロック時にブレーキシュー39の変形が大きくなり、ブレーキライニング40による車輪37の接地面の押圧が不充分になり、車輪37のロックが充分に行えないことがあるという問題点を有していた。
【0010】
そこで、この発明は、上記従来のキャスターが有する問題点を解決することをその課題としており、キャスター部にブレーキ部を取り付けたり、キャスター部からブレーキ部を取り外す場合に、この取り付けたり、取り外す作業を簡便なものとし、またブレーキ部が誤作動しないようにし、操作レバーが別の機器、その他障害物などに傷を付けないようにし、さらに低床式キャスターにした場合にも操作レバーの操作に支障のないようにし、しかも車輪のロックを充分に行うことのできるキャスターを提供することを目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明のキャスターは、キャスター部1とブレーキ部2とを別々に構成し、キャスター部1を、取付板3の下方に旋回自在として取付けられたキャスターフレーム4に、車輪5を車軸6により回転自在に取り付けたものとし、ブレーキ部2を、ブレーキフレーム9に外装した操作レバー10と、ブレーキフレーム9に内装したブレーキシュー11からなるものとし、前記ブレーキフレーム9を前記車輪5とともに前記車軸6により、前記キャスターフレーム4に取り付けることにより、前記キャスター部1の後方部でキャスターの略中間高さ位置に前記ブレーキ部2を着脱自在として装着したものとし、前記ブレーキ部2のブレーキフレーム9を、略コ字状に形成された側周体9aと、上蓋体9bとからなり、ブレーキフレーム9の側周体9aの両側上部に軸孔12を設け、ブレーキフレーム9の側周体9aの両側中間部に上方傾斜とした上転動孔13aおよび下方傾斜とした下転動孔13bを設け、ブレーキフレーム9の側周体9aの両側下部に軸孔14を設けたものとし、前記ブレーキ部2の操作レバー10を、ブレーキフレーム9に外装可能として略コ字状に形成された側周体10aの中央上部に外側に向けて操作部15を設け、操作レバー10の側周体10aの両側上部に軸孔16を設け、操作レバー10の側周体10aの両側下部に軸孔17を設けたものとし、前記ブレーキ部2のブレーキシュー11を、ブレーキフレーム9に内装可能として略コ字状に形成された側周体11aの中央内側にブレーキライニング18を設け、ブレーキシュー11の側周体11aの両側部に軸孔19を設けたものとし、このブレーキシュー11の軸孔19と、ブレーキフレーム9の下転動孔13bと、操作レバー10の両側下部の軸孔17にリベット21の軸部21aを通し、それぞれを回動自在にリベット締めし、ブレーキフレーム9の上転動孔13aに操作レバー10の両側上部の軸孔16に軸支したリベット22の頭部22aが入り込むようにし、さらにブレーキフレーム9の軸孔12を貫通する支軸23にブレーキシュー11の押上げスプリング24を軸支し、前記操作レバー10の操作によって、前記上転動孔13a側のリベット22の頭部22aが上転動孔13aを転動して、この頭部22aの中心が、前記支軸23の中心と前記操作レバー10の両側下部の軸孔17に通したリベット21の軸部21aの中心とを結ぶ線Lの両側に移動可能になるようにしたものとしている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のキャスターの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
この発明のキャスターは、キャスター部1とブレーキ部2とが別々に構成される。図1〜3は、この発明のキャスターのブレーキ部の操作レバーを上げた状態(車輪アンロック状態)を示しており、図4〜6は、この発明のキャスターのブレーキ部の操作レバーを下げた状態(車輪ロック状態)を示している。
【0014】
キャスター部1は、図に示したように取付板3の下方に旋回自在として取付けられたキャスターフレーム4に、車輪5を車軸6により回転自在に取り付けたものとしている。前記キャスターフレーム4は、略倒U字状に形成され、上壁体4aの両側部から垂下させた両側壁体4bの下部に車軸6の軸孔7を設けたものとしている。前記車輪5は、中心部に車軸6の貫通孔8を設けたものとしている。前記車軸6は、止めボルトとしているがこれに限定されることはない。
【0015】
ブレーキ部2は、図に示したようにブレーキフレーム9に外装した操作レバー10と、ブレーキフレーム9に内装したブレーキシュー11からなり、このブレーキフレーム9を車輪5とともに前記車軸6により、前記キャスターフレーム4に取り付けることにより、キャスターの進行方向から見た場合のキャスターフレーム4の後方部でキャスターの略中間高さ位置に、着脱自在として装着したものとしている。前記ブレーキフレーム9は、略コ字状に形成された側周体9aと上蓋体9bとからなり、側周体9aの両側上部に軸孔12を設け、側周体9aの両側中間部に上方傾斜とした上転動孔13aおよび下方傾斜とした下転動孔13bを設け、側周体9aの両側下部に軸孔14を設けたものとしている。なお、上転動孔13aと下転動孔13bは、図に示したように略く字状に連続形成したものとすれば、加工がし易くブレーキフレーム9に設け易いものとなるが、連続形成したものとしなくてもよい。さらに、このブレーキフレーム9は、上蓋体9bの前端部をキャスターフレーム4の上壁体4aの後端部に沿うようにした湾曲形状としている。前記操作レバー10は、ブレーキフレーム9に外装可能として略コ字状に形成された側周体10aの中央上部に外側に向けて操作部15を設け、側周体10aの両側上部に軸孔16を設け、側周体10aの両側下部に軸孔17を設けたものとしている。前記ブレーキシュー11は、前記ブレーキフレーム9に内装可能として略コ字状に形成された側周体11aの中央内側にブレーキライニング18を設け、側周体11aの両側部に軸孔19を設けたものとしている。このブレーキライニング18は、キャスター部1にブレーキ部2を装着した場合、車輪5の上方に配されるようにしており、その接触面18aは車輪5の接地面5aの曲面形状に沿うような曲面形状としている。なお、この軸孔19の周囲には側周体11aの外側に向けた輪状突部20を設けたものとしている。
【0016】
そして、前記ブレーキ部2は、ブレーキシュー11の軸孔19と、ブレーキフレーム9の下転動孔13bと、操作レバー10の軸孔17にリベット21の軸部21aを通し、それぞれを回動自在にリベット締めしたものとしている。この時、前記ブレーキシュー11の軸孔19の周囲に設けた輪状突部20は、ブレーキフレーム9の下転動孔13bに入り込むようにしている。さらに、ブレーキフレーム9の上転動孔13aに操作レバー10の軸孔16に軸支したリベット22の頭部22aが入り込むようにしている。また、ブレーキフレーム9の軸孔12を貫通する支軸23にブレーキシュー11の押上げスプリング24を軸支したものとしている。この押上げスプリング24は、ダブルトーション形のねじりコイルスプリングとしており、一方の腕24aをブレーキフレーム9の上蓋体9bの内側に当接させると共に、他方の腕24bをブレーキシュー11の側周体11aの中央内側に、このブレーキシュー11を押圧するようにして当接させたものとしている。
【0017】
このような構成とした前記ブレーキ部2は、操作レバー10を上下操作すると、前記リベット22の頭部22aが上転動孔13aを転動して、この頭部22aの中心が、支軸23の中心とリベット21の軸部21aの中心とを結ぶ線Lの両側に移動可能になるようにしている。さらに、前記操作レバー10には、側周体10aの両側上部に位置制限カバー25を被せ、操作レバー10を上下操作したときに、側周体10aの両側上部がそれぞれ位置制限カバー25の上覆体25aの両端部に当たるようにして、操作レバー10の上げた状態(車輪アンロック状態)と下げた状態(車輪ロック状態)の位置を制限するようにしている。なお、前記位置制限カバー25は、側覆体25bの後部に設けられた軸孔26に前記支軸23を軸支し、側覆体25bの略中央部に設けられた軸孔27に前記リベット22の軸部22bを軸支することにより、操作レバー10の側周体10aの両側上部に被せたものとしている。
【0018】
以上のように構成したこの発明のキャスターは、キャスター部1にブレーキ部2を取り付ける場合、すなわちブレーキ付きのキャスターとして使用する場合には、キャスターフレーム4の軸孔7から車軸6を抜いて、このキャスターフレーム4の上壁体4aの後端部にブレーキフレーム9の上蓋体9bの前端部を接触させ、キャスターフレーム4の側壁体4bに設けた軸孔7とブレーキフレーム9の側周体9aに設けた軸孔14を一致させるようにし、さらにこれら軸孔7、14に車輪5の貫通孔8を一致させて、これらの孔に車軸6を通して、この車軸6をキャスターフレーム4に軸着すればよい。
【0019】
また、この発明のキャスターは、キャスター部1からブレーキ部2を取り外す場合、すなわちブレーキ無しのキャスターとして使用する場合には、キャスターフレーム4の軸孔7から車軸6を抜いてこのキャスターフレーム4からブレーキフレーム9を外し、キャスターフレーム4の軸孔7に車輪5の貫通孔8を一致させて、これらの孔に再び車軸6を通して、この車軸6を再びキャスターフレーム4に軸着すればよい。
【0020】
したがって、この発明のキャスターでは、ブレーキ付きのキャスターとして使用する場合には、キャスター部1にブレーキ部2を簡単に取り付けることができ、ブレーキ無しのキャスターとして使用する場合には、キャスター部1からブレーキ部2を簡単に取り外すことができるものとなる。
【0021】
さらに、この発明のキャスターにおいて、ブレーキ部2は、以下に示すように作動して、車輪5をアンロック状態にしたり、ロック状態にするようにしている。
【0022】
先ず、図1〜3に示した状態では、ブレーキ部2は作動しておらず、車輪5はアンロック状態となっている。すなわち、操作レバー10が上がった状態となっており、ブレーキシュー11のブレーキライニング18が、車輪5の接地面5aから離れた状態となっている。
【0023】
そこで、この状態から前記車輪5をロック状態にするには、操作レバー10を図1〜3に示した状態から図4〜6に示した状態にする。すなわち、操作レバー10の操作部15を足先などで押し下げ、操作レバー10を下げた状態にすると、操作レバー10を軸支するリベット22の頭部22aがブレーキフレーム9の上転動孔13aを転動して、この上転動孔13aの下方に移動すると共に、ブレーキシュー11を軸支するリベット21がブレーキフレーム9の下転動孔13bを下降して、この下転動孔13bの下方に移動する。この場合、ブレーキシュー11の軸孔19の周囲に設けた輪状突部20は前記下転動孔13bを転動して、この下転動孔13bの下方にリベット21と共に移動する。このリベット21の下降にともないブレーキシュー11も下降し、ブレーキシュー11のブレーキライニング18が、車輪5の接地面5aに接触し、車輪5がロック状態となる。このとき、ブレーキライニング18は、ブレーキシュー11の側周体11aの両側部で両方から支持されていることになるので、車輪5のロック状態においてブレーキシュー11の変形が小さく、ブレーキライニング18による車輪5の接地面5aの押圧が不充分になることはなく、車輪5のロックが充分に行える。
【0024】
次に、前記車輪5をアンロック状態にするには、操作レバー10を図4〜6に示した状態から図1〜3に示した状態に戻す。すなわち、操作レバー10の操作部15を足先などで引き上げ、操作レバー10を上げた状態にすると、操作レバー10を軸支するリベット22の頭部22aがブレーキフレーム9の上転動孔13aを転動して、この上転動孔13aの上方に移動すると共に、ブレーキシュー11を軸支するリベット21がブレーキフレーム9の下転動孔13bを上昇して、この下転動孔13bの上方に移動する。この場合も、ブレーキシュー11の軸孔19の周囲に設けた輪状突部20は前記下転動孔13bを転動して、この下転動孔13bの上方にリベット21と共に移動する。このリベット21の上昇にともないブレーキシュー11も上昇し、ブレーキシュー11のブレーキライニング18が、車輪5の接地面5aから離れ、車輪5がアンロック状態となる。
【0025】
そして、この発明のキャスターでは、前記車輪5のロック状態、アンロック状態において、操作レバー10を軸支するリベット22の頭部22aの中心が、ブレーキフレーム9を軸支する支軸23の中心と、ブレーキシュー11を軸支するリベット21の軸部21aの中心とを結ぶ線Lの両側に移動しているので、キャスター使用時において振動や衝撃が加えられても、容易にはアンロック状態からロック状態になったり、ロック状態からアンロック状態になったりすることはない。
【0026】
さらに、この発明のキャスターでは、前記操作レバー10の操作部15を足先などで押し下げたり、引き上げたりする場合、操作レバー10を軸支するリベット22の頭部22aやブレーキシュー11の軸孔19の周囲に設けた輪状突部20が、ブレーキフレーム9の上転動孔13aや下転動孔13bを転動して、これら上下転動孔13a、13bを移動するので、前記押し下げたり、引き上げたりする力が軽減され、操作レバー10が操作し易いものとなる。
【0027】
また、この発明のキャスターでは、ブレーキ部2をキャスター部1の後方部でキャスターの略中間高さ位置に装着しているので、前記操作レバー10の操作部15の位置がキャスターの上寄りになったり下寄りになったりせず、キャスターの略中間高さ位置になり、低床式キャスターにした場合にも操作レバー10が操作し易いものとなる。
【0028】
【発明の効果】
この発明のキャスターは、以上に述べたように構成されており、キャスター部にブレーキ部を取り付けたり、キャスター部からブレーキ部を取り外す場合に、この取り付けたり、取り外す作業が簡便なものとなり、またブレーキ部が誤作動しないようになり、操作レバーが別の機器、その他障害物などに傷を付けないようになり、さらに低床式キャスターにした場合にも操作レバーの操作に支障がないものになり、しかも車輪のロックを充分に行うことができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のキャスターの車輪のアンロック状態を示す側面図である。
【図2】 図1に示すこの発明のキャスターの背面図である。
【図3】 図1に示すこの発明のキャスターの要部断面図である。
【図4】 この発明のキャスターの車輪のロック状態を示す側面図である。
【図5】 図4に示すこの発明のキャスターの背面図である。
【図6】 図4に示すこの発明のキャスターの要部断面図である。
【図7】 この発明のキャスターのキャスター部からブレーキ部を取り外した状態を示す斜視図である。
【図8】 この発明のキャスターのキャスター部の分解斜視図である。
【図9】 この発明のキャスターのブレーキ部の分解斜視図である。
【図10】 従来のキャスターの分解斜視図である。
【図11】 従来のキャスターの背面図である。
【図12】 従来のキャスターの側面図である。
【符号の説明】
1 キャスター部
2 ブレーキ部
3 取付板
4 キャスターフレーム
5 車輪
6 車軸
9 ブレーキフレーム
9a 側周体
9b 上蓋体
10 操作レバー
10a 側周体
11 ブレーキシュー
12 軸孔
13a 上転動孔
13b 下転動孔
14 軸孔
15 操作部
16 軸孔
17 軸孔
18 ブレーキライニング
19 軸孔
21 リベット
21a 軸部
22 リベット
22a 頭部
23 支軸
24 押上げスプリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a caster that is used by being attached to a heavy-duty transport vehicle such as equipment and tools in a factory premises, and other various transport vehicles and the bottom of transport equipment.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in FIGS. 10 to 12, for example, this type of caster is attached below the
[0003]
The caster rivets the
[0004]
In addition, the caster has a
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-5-270204 (first page, FIGS. 1 to 3)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional caster, the brake part is composed of the
[0007]
Further, in the above conventional caster, for example, when it is attached to the bottom of the transportation equipment, the
[0008]
Further, in the conventional caster, since the
[0009]
Furthermore, in the conventional caster, the
[0010]
Therefore, the present invention aims to solve the problems of the conventional casters described above, and when attaching the brake part to the caster part or removing the brake part from the caster part, this attachment or removal work is performed. It should be simple, and the brakes will not malfunction, the control lever will not damage other equipment or other obstacles, and even if it is a low floor caster, it will interfere with the operation of the control lever. The purpose of the present invention is to provide a caster capable of sufficiently locking the wheels.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the caster of the present invention, the
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of casters according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[0013]
In the caster according to the present invention, the
[0014]
As shown in the figure, the
[0015]
As shown in the drawing, the
[0016]
The
[0017]
When the
[0018]
The caster according to the present invention configured as described above, when the
[0019]
Further, the caster of the present invention, when removing the
[0020]
Therefore, in the caster according to the present invention, when used as a caster with a brake, the
[0021]
Furthermore, in the caster according to the present invention, the
[0022]
First, in the state shown in FIGS. 1-3, the
[0023]
Therefore, in order to bring the
[0024]
Next, to bring the
[0025]
In the caster of the present invention, the center of the
[0026]
Furthermore, in the caster according to the present invention, when the
[0027]
Further, in the caster according to the present invention, the
[0028]
【The invention's effect】
The caster of the present invention is configured as described above, and when the brake part is attached to the caster part or when the brake part is detached from the caster part, the attaching and removing work becomes simple, and the brake The operation lever will not malfunction, the operation lever will not scratch other equipment, other obstacles, etc. Furthermore, even if a low floor caster is used, there will be no hindrance to operation of the operation lever. In addition, the wheel can be sufficiently locked.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an unlocked state of wheels of a caster according to the present invention.
FIG. 2 is a rear view of the caster of the present invention shown in FIG.
3 is a cross-sectional view of a main part of the caster of the present invention shown in FIG.
FIG. 4 is a side view showing a locked state of wheels of a caster according to the present invention.
FIG. 5 is a rear view of the caster of the present invention shown in FIG.
6 is a cross-sectional view of a main part of the caster of the present invention shown in FIG.
FIG. 7 is a perspective view showing a state in which a brake part is removed from a caster part of the caster according to the present invention.
FIG. 8 is an exploded perspective view of a caster portion of the caster according to the present invention.
FIG. 9 is an exploded perspective view of a brake portion of the caster according to the present invention.
FIG. 10 is an exploded perspective view of a conventional caster.
FIG. 11 is a rear view of a conventional caster.
FIG. 12 is a side view of a conventional caster.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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