JP4031696B2 - 光コネクタブーツ - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、光通信に用いられる光コネクタに用いられる光コネクタブーツに関する。
【0002】
【従来の技術】
SM型光ファイバコードの心線接続には、脱着が自在な光コネクタが多用されるようになっており、とくに室内光配線や機器への配線ではこの傾向が著しい。
【0003】
この光コネクタに要求される特性として、従来は接続損失の低減化、脱着の容易性、小形軽量化、安価な量産性などが問題とされることが多かった。しかし、光ファイバコードの伝送特性の向上につき種々研究しているうち、光コネクタと光ファイバコードとの接続部の曲がりによる伝送損失の問題にぶつかった。
【0004】
つまり、光コネクタが水平配置で使用される場合、光ファイバコードが自重などで垂れ下がり、これを保守点検時などに動かすとその荷重で光コネクタと光ファイバコードとの接続部に急角度の曲げが生じ、そのため光ファイバに側圧が加わり伝送損失が増大する。
【0005】
なお、従来電気コネクタ等ではスリットを設けたブーツが使用されている例はあるが、それらの電気コネクタのブーツは、繰返しの曲げによる電線の疲労破壊の低減を目指して形状、材料等が決められている。これに対して光コネクタブーツでは、光ファイバの曲げにともなうマイクロベンディングロス(曲げの局率半径が小さくなると放射損失が増大すること)の低減を目的とする。このため、光コネクタブーツに必要な形状や特性、設計条件、および材料、材料常数等は自ずと大きく異なり、電気コネクタで使用されている技術をそのまま光コネクタブーツに適用することはできなかった。
【0006】
特許文献1では、図4(a)、(b)に示した様に、光ファイバ心線(図示せず)を外被で被覆してなる光ファイバコード12の端部にプラグ11が接続され、そのプラグの後端部の外周にカシメリング13が装着されていると共に、光ファイバコード12の外被は、その端部が締付けリング14で締着され、上記カシメリング13と締付けリング14と光ファイバコード12の一部は光コネクタブーツ10によって被覆されている。
【0007】
上記光コネクタブーツ10は、合成ゴムまたは弾性を有するプラスチック等により一体に形成されており、そのプラグ後端部1のカシメリング13を被覆する部分は薄肉に、締付けリング14及び光ファイバコード12の端部を被覆する締付けリング部2は厚肉に形成されていると共に、光ファイバコード12を被覆するコード被覆部3は、締付けリング部2から開放端部4に向かって薄肉となるようテーパに形成されている。
【0008】
次に、特許文献2での光コネクタブーツ10は、図5(a)〜(c)に示す様に、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート系エラストマ及びシリコン系グラフト共重合体等を主たる組成成分とする熱可塑性樹脂混合物にて構成され、プラグ後端部1と光ファイバコード12の接続部における締付けリング部2と、これが後端に連設の光ファイバコード12のコード被覆部3とを有し、該コード被覆部3はそのプラグ後端部1から開放端部4に向かって薄肉となるようテーパに形成し、前記該コード被覆部3にはその長さ方向と直交状にして、かつ外側へ対称に開口する二個で一対のスリット5を複数対、一対おき交互に周方向へ90°変位して長さ方向に所定のピッチで形成すると共に、当該スリット5のピッチを、前記コード被覆部3のプラグ後端部1側で最大に、これより開放端部4側へ徐々に小さくなるように設定していた。
【0009】
更に、特許文献3では図6に示す様に、屈曲に対する方向依存性が少なくするために、前記被覆部に、その長さ方向と直交状にして、かつ外側へ対称に開口する三個で一対のスリット5を複数対、一対おき交互に周方向へ60°変位して長さ方向に所定のピッチで形成する構造が提案された。
【0010】
【特許文献1】
特開平8−122567号公報(段落0002〜0003)
【特許文献2】
特開平8−122567号公報(段落0007〜0008)
【特許文献3】
特開平10−213715号公報(段落0009〜0012)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、上記従来の特許文献1に示す光コネクタブーツ10によると、保守点検作業時等に、光ファイバコード12に、手で引張られる等して曲げ方向の荷重が加わった場合、当該光コネクタブーツ10の、前記コード被覆部3のプラグ後端部1側から図4(b)に示した如く、下向きに急角度の曲げが生じる。
【0012】
さらに、上記した光コネクタブーツ10のプラグ後端部1は図4(a)に示した如く、光コネクタハウジング内に挿入される関係で肉厚が制限される上、上記コード被覆部3が長いことから、片持ち梁の原理により、上記光コネクタブーツ10のプラグ後端部1側に曲りが集中することとなり、光ファイバコード12の下向きの荷重に対する急角度の曲がりの防止作用を果さなくなり、従って、光ファイバコード12の接続部に急角度の曲げが生じ、そのため、当該光ファイバコード12に側圧が加わり、光の伝送損失が増大するという問題が生じる。
【0013】
また、特許文献2に示す光コネクタブーツ10では、光ファイバケーブル12を保護しつつ、どの方向についても屈曲し易いのがよいが、屈曲させる向きによっては曲がりにくくなるという欠点がある。そのために方向依存性を有し、特許文献1に比べて光の伝送損失の悪化は少ないが、満足出来るものではなかった。
【0014】
更には、特許文献3に示す光コネクタブーツ10では、上記特許文献2に示す光コネクタブーツ10の方向依存性を解消させるための方策ではあったが、特許文献2に比べ方向依存性は改善されているものの、完全に解消できるものではなかった。
【0015】
そのために、光ファイバケーブル12に5Kgという大きな荷重をかける試験を行った際には、光の伝送損失を増大させない方向はあるものの、全方向に対して光の伝送損失を増大させない光ファイバブーツ10は存在しなかった。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記従来の問題点に鑑みて本発明の光コネクタブーツは、光ファイバコードと該光ファイバコードに接続したプラグの後端部を被覆する光コネクタブーツにおいて、プラグ保持部と、締付けリング部と、伸縮可能な螺旋状部材と、前記プラグ保持部および前記締付けリング部を覆うコード被覆部とからなり、前記螺旋状部材の前記プラグ保持部側一端部が前記コード被覆部に埋め込まれていることを特徴とする。
【0017】
また、上記螺旋状部材は、開放端側に比べプラグ保持部側の方が断面積が大きいことを特徴とする。
【0019】
しかも、上記螺旋状部材を伸縮可能な外装部材で覆ったこと特徴とする。
【0020】
そして、上記外装部材が長手方向に略直交するスリットを有することを特徴とする。
【0021】
即ち、本発明は、屈曲に対して方向依存性のない光コネクタブーツを提供するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図によって説明する。
【0023】
図1は本発明の光コネクタブーツの一実施形態を示す側面断面図であり、光ファイバコードに接続したプラグの後端部と光ファイバコードとを被覆する光コネクタブーツ10であって、プラグ保持部1と光ファイバコードの接続部における締付けリング部2と、その後端に連設の光ファイバコードのコード被覆部3とを有し、該コード被覆部3には長手方向に伸縮可能な螺旋状部材6の一部が埋め込まれており、該螺旋状部材6はプラグ保持部1側よりも開放端部4側へ断面積が徐々に小さくなるように設けている。
【0024】
ここで、螺旋状部材6の断面形状を円形断面で示しているが、三角形、四角形台形、楕円形等さまざまな形状であってもその効果は同一である。
【0025】
即ち、該螺旋状部材6を用いることにより、図2に示すように光ファイバコード12に曲げ荷重が加えられた際、曲げ荷重のかかる方向に係らず光の伝送損失を増大させることがなくなる。
【0026】
また、該螺旋状部材6はプラグ後端部1側の断面積が開放端部4側へ徐々に小さくなるように設けられているためにプラグ後端部1側を曲がり難くし、開放端部4側が曲がり易いようにしてある。
【0027】
ここで、本発明の螺旋状部材6の線径はφ0.1〜3.0mmが望ましく、0.1mm未満では細すぎて5Kgの荷重に耐えられなくなり、また3.0mmを超えると光コネクタブーツの外径が大きくなりすぎて、光コネクタの本体部分に対して不恰好となるのでこの範囲が望ましい。
【0028】
また、螺旋状部材6の長手方向に光ファイバコード12を被覆する長さは10〜50mmが望ましく、10mm未満であると横荷重に対する光ファイバコード12の保護が不十分となり、また50mmを超えると長くなりすぎて光ファイバ取り付けラックに収めることが出来なくなるからこの範囲が望ましい。
【0029】
また、螺旋状部材6の螺旋のピッチは0.5〜7mmの範囲内が望ましく、0.5mm未満であれば隣接する線材との距離がなくなり90°方向の横荷重をかけら段階で隣接する線材と接触してしまい、バネ効果がなくなるためである、また7mmを超えると横荷重に対する耐力がなくなってしまうためにこの範囲とした。
【0030】
ここで、プラグ保持部1と締付けリング部2とコード被覆部3とは一体で成形されており、材質としてはポリプロピレンやポリエーテルイミド、ABS、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニルサルフォン、ポリイミド、ポリアミド、変性PPO、ポリエーテルエテルケトン、ポリブチレンサルファイト、ポリフェニレンサルファイト、ポリカーボネート、ポリエチレン、液晶ポリマー、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート系エラストマ、シリコン系グラフト共重合体、ポリエチレンテレフタレート等を用いることが出来るが、この中でも、ポリブチレンテレフタレート(PBF)、ポリブチレンテレフタレート系エラストマ及びシリコン系グラフト共重合体等を主たる組成成分とするものが望ましく、更にはこれを難燃化するのに必要な難燃剤を配合した熱可塑性樹脂混合物であって、23℃での曲げ弾性率が2500〜7000kgf/cm2 、ショア硬度55の樹脂材料を使用することが特に望ましい。
【0031】
また、螺旋状部材6は素材の弾性を利用して衝撃の吸収、エネルギーの蓄積などに用いられる線材をコイル状に巻いて引張り、圧縮あるいはねじりに用いられるコイルばねを用いることが望ましく、せん断応力とそのせん断応力によって生じるせん断ひずみとの比である横弾性係数Gが6.5〜9×103kgf/mm2の範囲内とすることが望ましい。
【0032】
また、その材質としては、炭素鋼、銅合金、ニッケル合金、コバルト合金まできわめて多種の合金を用いることができるが、その中でもステンレス鋼線、ピアノ線、バネ鋼、硬鋼線、オイルテンパー線、りん青銅線、黄銅線、洋白線、ベリリウム銅線を用いることが望ましい。
【0033】
これらの中で、ステンレス鋼線以外は、腐食の恐れがあるので外周面にメッキ加工を施すことが望ましい。また、メッキでなくとも例えば樹脂等で外周をコーティングする方法を用いてもよい。
【0034】
また、本発明の螺旋状部材6は上記金属に限ることなく、弾性部材であればよく、例えば樹脂、エラストマー、ゴム等であってもかまわない。
【0035】
次に、カシメリング13、締付けリング14はカシメ変形させて光ファイバコード、プラグを固定できうる部材であれば良く、特に金属に限るものではない。
【0036】
また、本発明に用いてきた図は最も一般的なSC形光コネクタを用いて描いているが、これに限ることはなく、LC形、ST形、FC形、MU形等さまざまな光コネクタに対応出来うるものであり、各種光コネクタに適合した形状とすることが出来る。
【0037】
例えば、FC形光コネクタではプラグ後端部1は矩形断面とせずに、円形断面とすればよく、また、カシメリング13と締付けリング14が一体化された簡易型光コネクタにも適用することが出来る。
【0038】
またプラグ11は図示していないが、フェルールとフェルール支持体からなりフェルールは、アルミナ、ジルコニア等のセラミックス、ほう珪酸ガラス、結晶化ガラス等のガラス、PES、PEI、LCP等のプラスチックス、ステンレス鋼やニッケル合金等の金属からなり、軸方向に光ファイバを挿通するための細孔を有し、特にジルコニアを主成分とするセラミックスによって形成することが好ましい。
【0039】
具体的には、ZrO2を主成分とし、安定化剤としてY2O3、MgO、CaO、CeO2、Dy2O3等の一種以上を含有するもので、正方晶の結晶を主体とした安定性を得ることができるからである。
【0040】
また、上記フェルールの細孔は、フェルール支持体に固定する側の端部にテーパ部を形成することが好ましく、光ファイバの挿通性を高めている。
【0041】
上記フェルールの後端部は、フェルール支持体の凹部に圧入、接着等により固定されている。上記フェルール支持体は、ステンレス鋼、黄銅にニッケルメッキを施した金属等からなり、上記フェルールの細孔と連通する軸方向に光ファイバを挿通する貫通孔が形成されている。
【0042】
光コネクタブーツ10を上述した構造とすることで、光ファイバケーブル12は屈曲における方向性がなくなり、どの方向からでも容易に屈曲させることができ、光ファイバコード12の屈曲部の保護用の光コネクタブーツ10として、有用である。
【0043】
次に、本発明の他の実施形態を図3(a)〜(d)を用いて説明する。
【0044】
図3(a)は本発明の光コネクタブーツ10の螺旋状部材6を外装部材で覆ったものであり、コード被覆部3がプラグ後端部1側から開放端部4側まで連続した形状である。
【0045】
図3(b)は上記図3(a)のコード被覆部3にその長さ方向と直交状にして、かつ外側へ対称に開口する複数個で一対のスリット5を複数対、一対おき交互に周方向へ等分割で変位して長さ方向に所定のピッチで形成した構成である。
【0046】
また、図3(c)は上記図3(a)のコード被覆部3の中間部に被覆がない形状である。
【0047】
更に、図3(d)は図1の螺旋状部材6の線材の外周部分に被覆を形成した形状である。
【0048】
以上いずれの構成においても、本発明の光ファイバコード10の効果としての、光ファイバケーブル12の屈曲時における方向性がなくなり、どの方向からでも容易に屈曲させることができ、光ファイバコード12の屈曲部の保護用の光コネクタブーツ10として有用である。
【0049】
次に、本発明の光コネクタブーツ10の製造方法について、説明する。
【0050】
様々な形状を例示してきたが、図1の光コネクタブーツ10を用いて説明する。
【0051】
まず螺旋状部材6とするために、ステンレス鋼線等の線材を予め順次断面積が減少するようにテーパ加工しておき、それを螺旋状に巻いてコイルばねを得る。このコイルばねをインサート射出成形によりプラグ保持部1と締付けリング部2と、コード被覆部3とを樹脂等により一体的に形成し、これにより該コード被覆部3には長手方向に伸縮可能な螺旋状部材6の一部が埋め込まれた構成となる。
【0052】
この方法を応用することにより、図3(a)〜(d)に示す本発明の他の実施形態についても同様に、製造可能となる。
【0053】
なお、本発明の光コネクタブーツ10はシングルモード光ファイバコード、マルチモード光ファイバコードに用いることができる。また、光ファイバコードは石英系に限ることなくプラスチック系でも同様の効果を奏することができる。
【0054】
【実施例】
ここで、以下に示す方法で実験を行った。
【0055】
本発明の図1に示す光コネクタブーツ10と比較例として従来の図4(a)、図5(a)、図6に示す光コネクタブーツ10を3タイプ製作した。
【0056】
共に、SC形光コネクタ用として、全長が40mmとなるようにし、材質はポリブチレンテレフタレート系エラストマを主たる組成成分とし、必要な難燃剤を配合した熱可塑性樹脂混合物として、23℃での曲げ弾性率が5000kgf/cm2 、ショア硬度55となる樹脂材料を用いた。
【0057】
また、本発明の螺旋状部材6はステンレス鋼線を予めテーパ加工して、それを螺旋状に巻いたコイルばねを用いた。
【0058】
次に、上記試作した4種類の光コネクタブーツ10をSC形光コネクタに組込んで光コネクタを完成したあと、光コネクタを固定された光アダプタに結合させ、光ファイバコード12に光を伝送し、光ファイバコード12の他端からその光の量を測定しながら、光ファイバコード12を光コネクタの長手方向に対して90°方向に引っ張り速度:5mm/minにて荷重をかけていき、荷重が5Kgfとなったところで、光の伝送損失を測定した。
【0059】
光コネクタのキーの部分を0°として45°毎に荷重をかける方向を変化させて8方向の損失の変動値を測定した。その結果を表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】
以上より、第1従来例では、全方向に対して光ファイバコード12の破断が確認できた。また、第2従来例では0°、180°方向では伝送損失は増大しないが、90°、270°方向に向けて徐々に損失が増大する結果となった。更には、第3従来例では第2従来例に比べ損失変動値は小さいが上記同様90°、270°方向に向けて徐々に損失が増大する結果となった。
【0062】
試験前後の伝送損失の変動値の許容値がIEC規格等で規定されており、0.2dBなので、従来のいずれの方法においても、規格値を満足できる結果とはならなかった。
【0063】
これに対し、本発明の光コネクタブーツでは全方向に対して伝送損失の変動が認められなかった。
【0064】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、光ファイバコードに接続したプラグの後端部と光ファイバコードとを被覆する光コネクタブーツにおいて、プラグ保持部と、締付けリング部と、伸縮可能な螺旋状部材をを有するコード被覆部から構成したことによって、屈曲に対して方向依存性のない光コネクタブーツを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタブーツの縦断面図である。
【図2】本発明の光コネクタブーツの曲がり状態を示す縦断面図である。
【図3】(a)〜(d)は本発明の光コネクタブーツを示す縦断面図である。
【図4】(a)は従来の光コネクタブーツを示す縦断面図であり、(b)はその曲がり状態を示す縦断面図である。
【図5】(a)は従来の光コネクタブーツを示す側面図であり、(b)はその縦断面図であり、(c)はその曲がり状態を示す縦断面図である。
【図6】従来の光コネクタブーツを示す斜視図である。
【符号の説明】
1:プラグ保持部
2:締付けリング部
3:コード被覆部
4:開放端部
5:スリット
6:螺旋状部材
10:光コネクタブーツ
11:プラグ
12:光ファイバコード
13:カシメリング
14:締付けリング
Claims (4)
- 光ファイバコードと該光ファイバコードに接続したプラグの後端部を被覆する光コネクタブーツにおいて、プラグ保持部と、締付けリング部と、伸縮可能な螺旋状部材と、前記プラグ保持部および前記締付けリング部を覆うコード被覆部とからなり、前記螺旋状部材の前記プラグ保持部側一端部が前記コード被覆部に埋め込まれていることを特徴とする光コネクタブーツ。
- 前記螺旋状部材は、開放端側に比べ前記プラグ保持部側の方が断面積が大きいことを特徴とする請求項1記載の光コネクタブーツ。
- 前記螺旋状部材を伸縮可能な外装部材で覆ったことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光コネクタブーツ。
- 前記外装部材が長手方向に略直交するスリットを有することを特徴とする請求項3記載の光コネクタブーツ。
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