JPH10282378A - コネクタブーツ及びコネクタ付きコード - Google Patents
コネクタブーツ及びコネクタ付きコードInfo
- Publication number
- JPH10282378A JPH10282378A JP8857597A JP8857597A JPH10282378A JP H10282378 A JPH10282378 A JP H10282378A JP 8857597 A JP8857597 A JP 8857597A JP 8857597 A JP8857597 A JP 8857597A JP H10282378 A JPH10282378 A JP H10282378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- boot
- optical fiber
- cord
- connector boot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コード配線の配線スペースの縮小を図り、か
つ周方向に方向性のあるコネクタに適したコネクタブー
ツを提供する。 【解決手段】 コードのコネクタ取付部近傍を保護する
ためにコードに被せられるコネクタブーツの形状を、外
力を加えない自然状態においてコネクタブーツ1の中心
軸X−X’が湾曲している形状に成形する。
つ周方向に方向性のあるコネクタに適したコネクタブー
ツを提供する。 【解決手段】 コードのコネクタ取付部近傍を保護する
ためにコードに被せられるコネクタブーツの形状を、外
力を加えない自然状態においてコネクタブーツ1の中心
軸X−X’が湾曲している形状に成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コードのコネクタ
取付部近傍のコードを被って保護するコネクタブーツ及
びコネクタ付きコードに関する。
取付部近傍のコードを被って保護するコネクタブーツ及
びコネクタ付きコードに関する。
【0002】
【従来の技術】加入者系光ファイバ回線の構成において
は、光分岐モジュールが光ファイバ回線の分岐切替えの
ために用いられている。図4の例では、分岐モジュール
21は架22に縦方向に5段、横方向(紙面に垂直方
向)に50列配列して収容されており、それぞれの分岐
モジュール21の背面(図4では右側)には、8本のコ
ネクタ付き光ファイバコード23が、縦方向に約10m
m間隔で配列され勘合されている。従ってこの例では、
このコネクタ付き光ファイバコードの数は全部で200
0本に達する。 このコネクタ付き光ファイバコード2
3のコード部分は8本毎に曲げR確保部材24に保持さ
れ、その光ファイバコードの延長部分は下方に一度下り
た後、一段毎に水平方向に曲げられて別の装置に導かれ
る。
は、光分岐モジュールが光ファイバ回線の分岐切替えの
ために用いられている。図4の例では、分岐モジュール
21は架22に縦方向に5段、横方向(紙面に垂直方
向)に50列配列して収容されており、それぞれの分岐
モジュール21の背面(図4では右側)には、8本のコ
ネクタ付き光ファイバコード23が、縦方向に約10m
m間隔で配列され勘合されている。従ってこの例では、
このコネクタ付き光ファイバコードの数は全部で200
0本に達する。 このコネクタ付き光ファイバコード2
3のコード部分は8本毎に曲げR確保部材24に保持さ
れ、その光ファイバコードの延長部分は下方に一度下り
た後、一段毎に水平方向に曲げられて別の装置に導かれ
る。
【0003】ここで、コネクタ付き光ファイバコードの
コネクタ取り付けの近傍は下方に光ファイバコードを導
くために水平方向から垂直方向に曲げられる。そのた
め、光ファイバコードのコネクタ取付部近傍には、ゴ
ム、プラスチック等の弾力性のある材料で出来たコネク
タブーツを被せて光ファイバコードが極端な曲げを受け
ないように保護している。
コネクタ取り付けの近傍は下方に光ファイバコードを導
くために水平方向から垂直方向に曲げられる。そのた
め、光ファイバコードのコネクタ取付部近傍には、ゴ
ム、プラスチック等の弾力性のある材料で出来たコネク
タブーツを被せて光ファイバコードが極端な曲げを受け
ないように保護している。
【0004】光ファイバコードのコネクタ取付部は例え
ば図5(A)のような形態をしており、光ファイバコー
ド31の光ファイバ心線31aをコネクタ32のフェル
ール32aに固定すると共に、塩化ビニル樹脂等からな
る被覆31c、補強繊維31bもコネクタ32のかしめ
部材等に固定している。そしてコネクタ32の近傍の光
ファイバコード31上には円錐状のゴム、プラスチック
等の弾力性のある材料で出来たコネクタブーツ33が被
せられている。
ば図5(A)のような形態をしており、光ファイバコー
ド31の光ファイバ心線31aをコネクタ32のフェル
ール32aに固定すると共に、塩化ビニル樹脂等からな
る被覆31c、補強繊維31bもコネクタ32のかしめ
部材等に固定している。そしてコネクタ32の近傍の光
ファイバコード31上には円錐状のゴム、プラスチック
等の弾力性のある材料で出来たコネクタブーツ33が被
せられている。
【0005】コネクタブーツ33は、力を加えない自然
状態では図5(B)のように中心軸は直線状である。単
心の光ファイバコードは外径が約2mmで、コネクタ取
付部近傍での光ファイバコード31の曲げのRは30m
m以上確保する必要があるので、コネクタブーツ33と
しては約40mm程度の長さのものが使用される。
状態では図5(B)のように中心軸は直線状である。単
心の光ファイバコードは外径が約2mmで、コネクタ取
付部近傍での光ファイバコード31の曲げのRは30m
m以上確保する必要があるので、コネクタブーツ33と
しては約40mm程度の長さのものが使用される。
【0006】このようなコネクタブーツを被せた光ファ
イバコードのコネクタを図4のように縦方向に8本配列
して水平方向にでた光ファイバコードを下方に向けて垂
直方向にそれぞれ曲げると一番下側の光ファイバコード
が曲げRが最も小さくなり、一番上側の光ファイバコー
ドは曲げRは比較的大きくなる。
イバコードのコネクタを図4のように縦方向に8本配列
して水平方向にでた光ファイバコードを下方に向けて垂
直方向にそれぞれ曲げると一番下側の光ファイバコード
が曲げRが最も小さくなり、一番上側の光ファイバコー
ドは曲げRは比較的大きくなる。
【0007】そして下方に設置した曲げR確保部材24
で保持されるが、曲げR保持部材24の架22からの突
き出し長は約135mm程度になる。コネクタ付き光フ
ァイバコード23は架22の背面(図4では右側)に配
線されるので、この光ファイバコード及び曲げR確保部
材24等のため、架の後方には相当のスペースが必要と
なる。分岐モジュール等を収容する架は局舎内に設置さ
れるが、局舎の使用効率を高めるために分岐モジュール
本体のダウンサイズと共に架の後方配線部分のダウンサ
イズも求められている。
で保持されるが、曲げR保持部材24の架22からの突
き出し長は約135mm程度になる。コネクタ付き光フ
ァイバコード23は架22の背面(図4では右側)に配
線されるので、この光ファイバコード及び曲げR確保部
材24等のため、架の後方には相当のスペースが必要と
なる。分岐モジュール等を収容する架は局舎内に設置さ
れるが、局舎の使用効率を高めるために分岐モジュール
本体のダウンサイズと共に架の後方配線部分のダウンサ
イズも求められている。
【0008】また、光ファイバコードに取り付けられた
コネクタが、周方向に方向性の無いコネクタの場合に
は、コネクタの方向を確かめずにアダプタに差し込むだ
けで勘合が行われるが、コネクタの多くは、突起等によ
って一定の周方向でしか勘合出来ないように構成されて
おり、周方向に方向性がある。方向性のあるコネクタの
場合にはコネクタの突起あるいは形状からその方向性を
確認してアダプタに差し込む必要があるが、コネクタの
先端から覗きこまないとその方向性が分かり難いことが
多く、更に簡易な確認方法が求められている。
コネクタが、周方向に方向性の無いコネクタの場合に
は、コネクタの方向を確かめずにアダプタに差し込むだ
けで勘合が行われるが、コネクタの多くは、突起等によ
って一定の周方向でしか勘合出来ないように構成されて
おり、周方向に方向性がある。方向性のあるコネクタの
場合にはコネクタの突起あるいは形状からその方向性を
確認してアダプタに差し込む必要があるが、コネクタの
先端から覗きこまないとその方向性が分かり難いことが
多く、更に簡易な確認方法が求められている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のコネク
タブーツを被せたコネクタ付き光ファイバコードを強制
的に屈曲させて架の後方に収容しようとすると、例えば
2000本のコネクタ付き光ファイバコードの方向性の
確認と差し込み結合には相当の作業時間を要し、屈曲の
ための局舎スペースも広く取る必要があり、このため局
舎の使用効率を高めることは出来なかった。本発明はこ
れらの要望に応え、配線のダウンサイズに適し、かつ周
方向に方向性のあるコネクタに適したコネクタブーツを
提供するものである。
タブーツを被せたコネクタ付き光ファイバコードを強制
的に屈曲させて架の後方に収容しようとすると、例えば
2000本のコネクタ付き光ファイバコードの方向性の
確認と差し込み結合には相当の作業時間を要し、屈曲の
ための局舎スペースも広く取る必要があり、このため局
舎の使用効率を高めることは出来なかった。本発明はこ
れらの要望に応え、配線のダウンサイズに適し、かつ周
方向に方向性のあるコネクタに適したコネクタブーツを
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、コードのコ
ネクタ取付部近傍を保護するためにコードに被せられる
コネクタブーツであって、外力を加えない自然状態にお
いてコネクタブーツの中心軸は湾曲していることを特徴
とする。
ネクタ取付部近傍を保護するためにコードに被せられる
コネクタブーツであって、外力を加えない自然状態にお
いてコネクタブーツの中心軸は湾曲していることを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を説明
する図で、コネクタブーツ1の縦断面図を示す。中心軸
X−X’は、図1のように外力を加えない自然状態で湾
曲した状態に成形されている。また、中心軸X−X’に
垂直な断面は、図示していないが良く使われる単心の光
ファイバコード用のコネクタブーツでは円形である。
する図で、コネクタブーツ1の縦断面図を示す。中心軸
X−X’は、図1のように外力を加えない自然状態で湾
曲した状態に成形されている。また、中心軸X−X’に
垂直な断面は、図示していないが良く使われる単心の光
ファイバコード用のコネクタブーツでは円形である。
【0012】湾曲はコネクタに入る部分を除いてほぼ一
様な曲率で構成され、単心の光ファイバコードの場合で
湾曲の曲率半径は約35mmで、コネクタブーツの長さ
は約40mm、中央部での肉厚は約1.5mmである。
なお、材質はブチルゴム等の合成ゴムあるいは塩化ビニ
ル樹脂、ポリブチレン・テレフタレート等の弾力性のあ
る合成樹脂で、モールド等によって形成される。
様な曲率で構成され、単心の光ファイバコードの場合で
湾曲の曲率半径は約35mmで、コネクタブーツの長さ
は約40mm、中央部での肉厚は約1.5mmである。
なお、材質はブチルゴム等の合成ゴムあるいは塩化ビニ
ル樹脂、ポリブチレン・テレフタレート等の弾力性のあ
る合成樹脂で、モールド等によって形成される。
【0013】また、コネクタブーツの肉厚を湾曲の内側
では外側に比べて厚くし、コネクタブーツの湾曲の内側
の表面には周方向の溝をほぼ等間隔に刻んでおけば、外
力によって更なる曲げを加えた時に前記溝の内側面が接
触して曲げを制限することが出来る。また、外力でコネ
クタブーツが伸直する方向に力を加えた時にも前記溝が
開くことによって大きな力を必要としない。
では外側に比べて厚くし、コネクタブーツの湾曲の内側
の表面には周方向の溝をほぼ等間隔に刻んでおけば、外
力によって更なる曲げを加えた時に前記溝の内側面が接
触して曲げを制限することが出来る。また、外力でコネ
クタブーツが伸直する方向に力を加えた時にも前記溝が
開くことによって大きな力を必要としない。
【0014】図2は、その実施形態を示す図で、(A)
は縦断面図、(B)はY−Y’断面図、(C)は湾曲内
側部分の拡大図、(D)は湾曲内側部分を更に曲げた時
の拡大図である。図2の実施形態では、コネクタブーツ
2は外力を加えない自然状態で湾曲している点では図1
と同じであるが、湾曲の外側では比較的肉薄になってお
り、湾曲の内側では比較的肉厚になっている。また、湾
曲の内側の表面には溝2aがほぼ等間隔で設けられてい
る。溝2aは円周方向に約半周する程度で、図2(B)
のように溝底における肉厚は、円周方向でほぼ同じにな
っている。
は縦断面図、(B)はY−Y’断面図、(C)は湾曲内
側部分の拡大図、(D)は湾曲内側部分を更に曲げた時
の拡大図である。図2の実施形態では、コネクタブーツ
2は外力を加えない自然状態で湾曲している点では図1
と同じであるが、湾曲の外側では比較的肉薄になってお
り、湾曲の内側では比較的肉厚になっている。また、湾
曲の内側の表面には溝2aがほぼ等間隔で設けられてい
る。溝2aは円周方向に約半周する程度で、図2(B)
のように溝底における肉厚は、円周方向でほぼ同じにな
っている。
【0015】なお、単心の光ファイバコードに適用する
場合の、コネクタブーツの概略寸法は次の通りである。
湾曲の曲率半径は約35mm、コネクタブーツの長さは
約40mm、中央部における湾曲の外側の肉厚は約1.
0mm、湾曲の内側の肉厚は約1.5mm、溝のピッチ
は約2.2mm、溝の幅は約0.3mm、溝の深さは約
0.5mmである。
場合の、コネクタブーツの概略寸法は次の通りである。
湾曲の曲率半径は約35mm、コネクタブーツの長さは
約40mm、中央部における湾曲の外側の肉厚は約1.
0mm、湾曲の内側の肉厚は約1.5mm、溝のピッチ
は約2.2mm、溝の幅は約0.3mm、溝の深さは約
0.5mmである。
【0016】また、周方向に方向性のあるコネクタをコ
ードに取り付け、外力を加えない自然状態において中心
軸が湾曲しているコネクタブーツによって、湾曲方向を
コネクタの周方向の方向性に合わせておけば、コネクタ
ブーツの曲がり状態を見ただけでコネクタの周方向の方
向性を把握することが出来、コネクタのアダプタへの挿
入等の作業が簡易化される。
ードに取り付け、外力を加えない自然状態において中心
軸が湾曲しているコネクタブーツによって、湾曲方向を
コネクタの周方向の方向性に合わせておけば、コネクタ
ブーツの曲がり状態を見ただけでコネクタの周方向の方
向性を把握することが出来、コネクタのアダプタへの挿
入等の作業が簡易化される。
【0017】図3はその実施形態を示す図で、光ファイ
バコード31に周方向に方向性のあるコネクタ3が取り
付けられ、外力を加えない自然状態で湾曲しているコネ
クタブーツ4によってコードの取付部近傍が被われてい
る。また、コネクタブーツ4の湾曲の方向はコネクタの
周方向の方向性と相対的に一定の関係になるように揃え
て固定されている。
バコード31に周方向に方向性のあるコネクタ3が取り
付けられ、外力を加えない自然状態で湾曲しているコネ
クタブーツ4によってコードの取付部近傍が被われてい
る。また、コネクタブーツ4の湾曲の方向はコネクタの
周方向の方向性と相対的に一定の関係になるように揃え
て固定されている。
【0018】また、コネクタブーツの湾曲の外側の表面
に、必要に応じてコネクタあるいは光ファイバコードの
種別を表示するマーキング5が印刷、ラベル張付け等に
よって設けられることもある。この場合、コネクタをア
ダプタ等挿入固定した時は勿論、挿入しない場合であっ
ても、マーキングの位置が分かり易くかつ見易い位置に
あるので、判別が容易になる。
に、必要に応じてコネクタあるいは光ファイバコードの
種別を表示するマーキング5が印刷、ラベル張付け等に
よって設けられることもある。この場合、コネクタをア
ダプタ等挿入固定した時は勿論、挿入しない場合であっ
ても、マーキングの位置が分かり易くかつ見易い位置に
あるので、判別が容易になる。
【0019】以上、本発明のコネクタブーツを光ファイ
バコードのコネクタ取付部の保護として適用した例を説
明したが、本発明のコネクタブーツは光ファイバコード
に限らず、電気配線用コードにも適用が可能である。ま
た、単心の光ファイバコードの適用例を示したが、複数
心の光ファイバ心線を平行に配列して一括被覆をした多
心光ファイバコードの場合にも、コネクタブーツの中心
軸に垂直な断面を楕円形又は略矩形とすることによって
十分に適用できる。
バコードのコネクタ取付部の保護として適用した例を説
明したが、本発明のコネクタブーツは光ファイバコード
に限らず、電気配線用コードにも適用が可能である。ま
た、単心の光ファイバコードの適用例を示したが、複数
心の光ファイバ心線を平行に配列して一括被覆をした多
心光ファイバコードの場合にも、コネクタブーツの中心
軸に垂直な断面を楕円形又は略矩形とすることによって
十分に適用できる。
【0020】図6は、分岐モジュール21に単心の光フ
ァイバコード31に取り付けたコネクタ32を縦方向に
複数本勘合させて、光ファイバコードを下方に導き曲げ
R確保部材34で保持する場合を示しており、(A)は
従来技術による直線型のコネクタブーツ33を取り付け
た例を、(B)は本発明の図1による湾曲したコネクタ
ブーツ1を取り付けた例を示す。(A)の場合は曲げR
確保部材34の突出長が約135mmであるのに対し
て、(B)の場合は曲げR確保部材の突出長は約105
mmで、約30mm配線スペースを縮減することが出来
る。
ァイバコード31に取り付けたコネクタ32を縦方向に
複数本勘合させて、光ファイバコードを下方に導き曲げ
R確保部材34で保持する場合を示しており、(A)は
従来技術による直線型のコネクタブーツ33を取り付け
た例を、(B)は本発明の図1による湾曲したコネクタ
ブーツ1を取り付けた例を示す。(A)の場合は曲げR
確保部材34の突出長が約135mmであるのに対し
て、(B)の場合は曲げR確保部材の突出長は約105
mmで、約30mm配線スペースを縮減することが出来
る。
【0021】
【発明の効果】本発明のコネクタブーツを、コネクタ付
き光ファイバコードのコネクタ取付部近傍の保護に適用
することによって、コネクタ取付部近傍のコードの曲げ
Rを大きな力を加えずして小さくすることが出来る。そ
れゆえ、光ファイバコードの配線スペースを従来技術に
比較して縮小することが可能となる。また、湾曲の内側
の肉厚を外側よりも厚くして、内側の表面に溝を設けた
コネクタブーツを使用すれば、溝のよって曲げRは過小
になることを防止出来、かつ、曲げの反対側の光ファイ
バコードを伸ばすときの力も少なくて済む。
き光ファイバコードのコネクタ取付部近傍の保護に適用
することによって、コネクタ取付部近傍のコードの曲げ
Rを大きな力を加えずして小さくすることが出来る。そ
れゆえ、光ファイバコードの配線スペースを従来技術に
比較して縮小することが可能となる。また、湾曲の内側
の肉厚を外側よりも厚くして、内側の表面に溝を設けた
コネクタブーツを使用すれば、溝のよって曲げRは過小
になることを防止出来、かつ、曲げの反対側の光ファイ
バコードを伸ばすときの力も少なくて済む。
【0022】更に、コネクタブーツの湾曲方向とコネク
タの方向性を一定にしてコネクタ及びコネクタブーツを
取り付けておけば、コネクタブーツの曲がり状態を見れ
ばコネクタの方向性が分かるので、コネクタの挿入作業
が容易になる。また、コネクタブーツの湾曲の外側にコ
ネクタ又は光ファイバコードの種別をマーキングすれ
ば、マーキングを探す手間も少なくすることが出来、ま
た、光ファイバコードを配線した時にもマーキング内容
を確認し易いという利点も備えている。
タの方向性を一定にしてコネクタ及びコネクタブーツを
取り付けておけば、コネクタブーツの曲がり状態を見れ
ばコネクタの方向性が分かるので、コネクタの挿入作業
が容易になる。また、コネクタブーツの湾曲の外側にコ
ネクタ又は光ファイバコードの種別をマーキングすれ
ば、マーキングを探す手間も少なくすることが出来、ま
た、光ファイバコードを配線した時にもマーキング内容
を確認し易いという利点も備えている。
【図1】本発明のコネクタブーツの実施形態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明のコネクタブーツの別の実施形態を示す
図であって、(A)は縦断面図、(B)はY−Y’断面
図、(C)は湾曲内側の拡大図、(D)は更に曲げた時
の湾曲内側の拡大図を示す。
図であって、(A)は縦断面図、(B)はY−Y’断面
図、(C)は湾曲内側の拡大図、(D)は更に曲げた時
の湾曲内側の拡大図を示す。
【図3】本発明のコネクタ付き光ファイバコードの実施
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図4】分岐モジュールの配線架を示す図である。
【図5】従来技術によるコネクタ付き光ファイバコード
を示す図であって、(A)はその縦断面図、(B)はコ
ネクタブーツを示す。
を示す図であって、(A)はその縦断面図、(B)はコ
ネクタブーツを示す。
【図6】コネクタ付き光ファイバコードの配線状態を示
す図であって、(A)は従来技術によるコネクタブーツ
を使った場合を、(B)は本発明のコネクタブーツを使
った場合を示す。
す図であって、(A)は従来技術によるコネクタブーツ
を使った場合を、(B)は本発明のコネクタブーツを使
った場合を示す。
1、2、4:コネクタブーツ 2a:溝 3:コネクタ 5:マーキング
Claims (3)
- 【請求項1】 コードのコネクタ取付部近傍を保護する
ためにコードに被せられるコネクタブーツであって、外
力を加えない自然状態においてコネクタブーツの中心軸
は湾曲していることを特徴とするコネクタブーツ。 - 【請求項2】 コネクタブーツの肉厚は湾曲の内側では
外側に比較して厚くなっており、コネクタブーツの湾曲
の内側の表面には周方向の溝がほぼ等間隔で刻まれ、外
力によって更なる曲げを加えた時に前記溝の内側面が接
触して曲げを制限することを特徴とする請求項1に記載
のコネクタブーツ。 - 【請求項3】 周方向に方向性のあるコネクタをコード
に取り付け、外力を加えない自然状態において中心軸が
湾曲しているコネクタブーツによって、湾曲方向をコネ
クタの周方向の方向性に合わせて前記コードの取付部近
傍が被われてなることを特徴とするコネクタ付きコー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8857597A JPH10282378A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | コネクタブーツ及びコネクタ付きコード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8857597A JPH10282378A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | コネクタブーツ及びコネクタ付きコード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282378A true JPH10282378A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13946663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8857597A Pending JPH10282378A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | コネクタブーツ及びコネクタ付きコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282378A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003114247A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-04-18 | Osaki Electric Co Ltd | 信号伝送線識別装置 |
JP2013047587A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Nidec Servo Corp | ファンフィルタユニット |
JP2015121587A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 住友電気工業株式会社 | 光トランシーバ |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP8857597A patent/JPH10282378A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003114247A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-04-18 | Osaki Electric Co Ltd | 信号伝送線識別装置 |
JP2013047587A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Nidec Servo Corp | ファンフィルタユニット |
JP2015121587A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 住友電気工業株式会社 | 光トランシーバ |
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