JP4030539B2 - 組立セット - Google Patents

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Description

本発明は、家庭や、洋服店,カフェ,クラブ等の収納棚,内装品等の家具を構成したり、あるいは、子供が玩具として自由に組み合わせて遊ぶための組立セットに関するものである。
従来、複数の直方体筒状の箱体を、自由に重ねて組み合わせ、本棚を構成したり、左右に配置して板を載せて机を構成したり、様々な家具類を形成することができる組立セットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−366号公報
この従来の組立セットに於ては、複数の箱体を、横方向に並列して連結したり、上下に積み重ねるだけなので、組み合わせて作成される家具の種類や、その家具の形状のバラエティーが少ない。
また、仮に、この箱体を小型化して玩具として用いようとする場合、既述したように、横方向や上下に積み重ねて組立てるだけなので、知育玩具としては不向きである。
さらに、夫々の箱体は、ボルト・ナット結合で連結されるので、強固な構成にするために、多くの箇所でボルト・ナット結合しなければならず、分離連結作業をする際に、多くの手間が掛かってしまう。
そこで、本発明は、複数の板状の部材を自由に組み合わせて、多種多様な形状を有する家具を、強固な構造にして構成したり、さらに、様々に組み合わせて遊ぶ知育玩具として用いることができる、組み立てセットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る組立セットは、略矩形状の第1板体と、該第1板体の長さ寸法の略2倍,略3倍の長さ寸法を有する第2・第3板体と、を具備する板体群を、備え;上記第2・第3板体は、夫々、2つの長辺部のうちの一長辺部に、上記第1板体の長さ寸法と同じ寸法置きに等分する幅方向に切り欠いたスリットを、有し;かつ、上記第2・第3板体は、夫々、上記2つの長辺部のうちの他長辺部の両端部から短辺部に沿うように、小段差部をもって突設され別の第2・第3板体に形成されたスリットに嵌込分離自在に差込まれる背の低い突片部を、有し;かつ、上記第1板体は、4辺のうちの一辺部の両端部から側辺部に沿うように、小段差部をもって突設され第2・第3板体に形成されたスリットに嵌込分離自在に差込まれる背の低い突片部を、有する。
また、上記第1板体及び上記第2・第3板体の板体は、夫々、一対の上記突片部にその長手方向に貫通形成された第1連結孔を有し;かつ、該板体のうち、上記第2・第3板体は、上記スリットの奥部の突当段部から上記第1連結孔と平行に貫通形成された第2連結孔を、有し;さらに、異なる板体を連結する連結棒を備え、該連結棒が、第1・第2連結孔、又は、第1・第1連結孔、又は、第2・第2連結孔に通され、2枚の上記板体を連結するように構成した。
また、上記第1板体は、上記一辺部、又は該一辺部と対向する他辺部に、その中央から幅方向に切り欠いたスリットを、有する。
また、上記突片部は、横断面正方形状の小角筒体をビスにて着脱自在として付設されている。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
略矩形状の第1板体と、第1板体の2,3倍の長さを有する第2・第3板体とが、夫々、スリットと、スリットに嵌込分離自在に差込まれる背の低い突片部と、を有しているので、それらを含んだ板体群から、所望の板体を所望の枚数選択して、突片部、スリットによる嵌合又は差込み作業を行うことによって、自由に組合わせて様々な形状の模型体を形成することができる。
よって、複数枚の板体から、家庭,洋服店,カフェ,クラブ等で使用する収納棚,内装品等の家具を、好みの多種多様な形状にして、手間を掛けずに作り出すことができ、しかも、どの組合わせ方にしても、強固な構造とすることができる。
あるいは、板体を小型に成型して、子供が遊ぶ知育玩具とすれば、多くのパターンで、自由自在に組合わせたり分解したりして、遊ぶことができる。
そして、容易に分解することができるので、何度も分解・組立を繰り返して、形状を変えることができる。
また、第1板体及び第2・第3板体と、その突片部とに、連結孔を形成すれば、連結棒を通すことで、板体同士を、容易に強固に固定することができる。
よって、例えば、家具として使用する場合に、不意に分解したり、外れてしまうことがない。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1,図2,図3及び図4は、本発明に係る組立セットの実施の一形態を示し、この組立セットは、多種多様な板体B…を含む板体群Gを備えており、板体群Gから選択した板体Bを組み立てて、家具を構成したり、あるいは、玩具として用いるものである。
板体Bは、略矩形状(図例では、略正方形)の第1板体1と、第1板体1の長さ寸法t1 の略2倍,略3倍,略4倍の長さ寸法t2 ,t3 ,t4 を有する第2・第3・第4板体2,3,4と、がある。板体B…は、全て、同じ厚さ寸法を有する。
板体Bは、例えば、木製、アルミ製、プラスチック製、金属製、ガラス製、スポンジ、あるいはそれらの複合材等、様々な材料から成る。また、大きさは、組み立てて家具として用いる場合と、玩具として用いる場合とで、夫々に適した大きさに設定される。
第1板体1は、4辺のうちの一辺部10の両端部11,11から側辺部13,13に沿うように、小段差部14,14をもって突設される背の低い突片部8,8が、一体成形される。
第2・第3・第4板体2,3,4は、夫々、2つの長辺部20,20のうちの一長辺部20Aに、第1板体1の長さ寸法t1 と同じ寸法置きに等分する幅方向に(直交状に)切り欠いたスリット25を、有する。即ち、第2板体2は、1本のスリット25を有し、第3板体3は、2本のスリット25,25を有し、第4板体は、3本のスリット25…を有する。
また、第2・第3・第4板体2,3,4は、夫々、2つの長辺部20,20のうちの他長辺部20Bの両端部21,21から短辺部23,23に沿うように、小段差部24,24をもって突設される背の低い突片部8,8が、一体成形される。突片部8は、板体Bと同じ厚さ寸法を有する。
これらの板体B(第1板体1、及び第2・第3・第4板体2,3,4)の突片部8は、夫々の板体Bの幅方向中央までの(板体Bの幅寸法L1 の半分の)寸法を、有する。
かつ、スリット25は、第2・第3・第4板体2,3,4の幅方向中央まで、夫々、切り欠かれると共に、突片部8及び板体Bの厚さ寸法と、略同一の幅寸法を有する。
第1板体1の突片部8は、第2・第3・第4板体2,3,4のスリット25に、嵌込分離自在に差込まれ、また、第2・第3・第4板体2,3,4の突片部8は、別の第2・第3・第4板体2,3,4のスリット25に、嵌込分離自在に差込まれる(図4参照)。
あるいは、異なる板体B,Bが、夫々のスリット25,25同士が差込まれて、連結される(図4参照)。
あるいは、異なる板体B,Bが、夫々の突片部8,8の小段差部14(24),14(24)同士を当接させ連続状とした状態で、連結される(図13参照)。
図5は、第1板体1の長さ寸法t1 の略半分の長さ寸法t5 を有する半板体5を示す。この半板体5の突片部8,第1連結孔41は、図1,図2で既述した第1板体1のものと同様の構成である。このように、第1板体1は、略正方形状に限定されず、長方形状であってもよく、図示省略するが、この場合も、第2・第3・第4板体2,3,4の長さ寸法t2 ,t3 ,t4 は、第1板体1の長さ寸法t1 の略2倍,略3倍,略4倍となるように、構成される。
また、図6に示すように、第1板体1の一辺部10と対向する他辺部12に、その中央から幅方向(直交状)に切り欠いたスリット15を、形成し、別の板体Bのスリット15,25や突片部8が、嵌込分離自在に差込まれるようにしてもよい。この場合、第1板体1は、スリット15の奥部の突当段部16から、第1連結孔41と平行に、第2連結孔42が、貫設される。 あるいは、図示省略するが、他辺部12ではなく、第1板体1の一辺部10に、その中央から幅方向(直交状)に、スリット15を切り欠いて形成してもよい。
さらに、好ましくは、図5,図6の板体Bの突片部8に、第1連結孔41を設けず、(図16〜図19で後述する)第1・第2固定孔51,52、及び、雌ネジ孔50を、設ける構成である。
次に、板体B,Bが、連結された後で固定されるための構成について、説明する。
図1〜図4に示す板体Bが有する連結固定用の形状は、その一例であり、夫々の突片部8に、(後述の連結棒9が挿入される)第1連結孔41が、その長手方向に貫通形成されている。
そして、板体Bのうち第2・第3・第4板体2,3,4は、夫々、スリット25の奥部の突当段部26から第1連結孔41と平行に貫通形成された(後述の連結棒9が挿入される)第2連結孔42を、有する。
また、図5の半板体5、図6の第1板体1は、夫々の突片部8,8に、同様の第1連結孔41,41が形成され、かつ、図6の第1板体1は、スリット15の奥部の突当段部から第2連結孔42が、貫通形成されている。
あるいは、図7〜図12に示す板体Bが有する連結固定用の形状は、他の例であり、突片部8は、横断面正方形状の小角筒体28から構成され、この小角筒体28から成る突片部8に、連結棒9を挿入したり、あるいは、ビス34を差込んで螺合する。
具体的には、突片部8は、この小角筒体28…が、第1板体1の側辺部13、又は、第2・第3・第4板体2,3,4の夫々の短辺部23に所定ピッチで形成された雌ネジ孔35…に、ビス34…にて着脱自在として付設されて成る。
各小角筒体28の長手方向長さ寸法D28は、上記側辺部13、又は短辺部23の幅寸法L1 の四分の一に設定され、かつ、横断面に於て、各板体Bと同じ厚さを有している。
小角筒体28は、長手方向に、(後述する)連結棒(長ネジ)9が挿入される連結孔40が、貫通形成され、その連結孔40の両端において、連結棒9の頭部及び(後述する)ナット37に当接される座ぐりが、形成される。
また、小角筒体28は、ビス34を通すための第1固着孔31,32が、対向する細長直方体面を貫通するように、横断面十文字(クロス)状に形成される。かつ、第1・第2固着孔31,32は、その奥部に、差し込まれたビス34の頭部が当接される座ぐり31a,32aと、座ぐり31a,32aから縮径して外部に貫通されビス34のネジ部を通す小孔33と、を有する。各小角筒体28は、一対の第1固着孔31,31が、長手方向に同じ間隔をもって並設され、かつ、第1固着孔31,31と対応する位置に、一対の第2固着孔32,32が並設される。
側辺部13、又は、短辺部23には、夫々、第1固着孔31,31(第2固着孔32,32)と同じ間隔をもって、8つの雌ネジ孔35…が、形成されている。
そして、一辺の側辺部13、又は、短辺部23に、端寄りに、2つの小角筒体28,28が並設されて、突片部8が構成される。一本の第1連結孔41は、一対の小角筒体28,28の連結孔40,40から成る。
図3,図4,図11,図12,図13及び図15に於て、9は、突片部8の第1連結孔41、又は、第2連結孔42に通されて、板体B,B同士を連結するための連結棒(長ネジ)であり、挿入後、先端に形成された雄ネジ部に、ナット37が螺合される。
また、図10に示すように、2枚の板体B,Bの突片部8,8を幅方向に連続させた後で、連結棒9を用いずに、第2固着孔32に(図示省略の)ビス34を差込み雌ネジ孔35…に螺着して、2枚の板体B,Bを固定するのもよい。
なお、図12では、連結棒9は、1つの小角筒体28の略4倍の長さ(突片部8の略2倍の長さ)を有する。あるいは、板体Bに取り付けられる小角筒体28の数、及び、複数枚の板体B…同士を連結する小角筒体28…の数に応じて、連結棒9の長さを、1つの小角筒体28の2倍、3倍の長さに、設定する。
あるいは、図16〜図19に示す板体Bが有する連結固定用形状は、(より好ましい、)別の例であり、板体Bは、固定用ビス49を差込む固定孔と、雌ネジ孔とが、設けられる。
具体的には、板体Bの突片部8は、夫々、2つの第1固定孔51,51が、厚さ方向に貫設されると共に幅方向に並設され、第1固定孔51は、夫々、両端に、座ぐり51a,51aを有する。
かつ、第1板体1の側辺部13と、第2・第3・第4板体2,3,4の短辺部23は、夫々、突片部8,8同士で連結される他の板体Bの突片部8に形成された2つの第1固定孔51,51に対応する位置に、一対の雌ネジ孔50,50が、形成される。
さらに、板体Bは、スリット25の奥部の延長線上であって、このスリット25に差込まれる突片部8を有する他の板体Bに形成された2つの雌ネジ孔50,50に対応する位置に、一対の第2固定孔52,52が形成される(図19参照)。第2固定孔52は、夫々、両端に座ぐり52a,52aを、有する。
また、図示省略するが、板体群Gが、第1板体1の長さ寸法t1 の、5以上の整数倍の長さ寸法を有する板体Bを、備えていてもよい。この板体Bに於て、一対の突片部8,8、スリット25…、及び、第1・第2連結孔41,42(あるいは、第1固定孔51,52、及び雌ねじ孔50)は、第2・第3・第4板体2,3,4のものと同様の構成である。
また、図14及び図15は、4枚の第1板体1…を、夫々の突片部8…で連結する場合を示す説明図である。
この突片部8は、夫々、(図7〜図10で既述した)1つの小角筒体28から構成され、かつ、夫々の小角筒体28は、相互に重ならないように、側辺部13に、幅方向にずらして設けられる(図14参照)。
そして、4枚の第1板体1…の突片部8…を幅方向に連続させた後で、全ての第1連結孔41…に、連結棒9を挿入して、ナット37(図12参照)で固定する。
この図14及び図15に於ては、第1板体1…を連結する場合について説明したが、同様の手順で、第2・第3・第4板体2,3,4に突片部8を設けて、連結するのもよい。
次に、組立セットの使用方法について説明する。
図3,図4は、1枚の第1板体1と、1枚の第2板体2と、2枚の第3板体3,3と、から構成する模型体6の一例を示す。
先ず、図3に於て、矢印のように、第2板体2のスリット25を、一の第3板体3のスリット25に嵌合させつつ、この第2板体2の一の突片部8を、他の第3板体3のスリット25に、差し込む。
さらに、第1板体1の一対の突片部8,8を、一の第3板体3のスリット25と、他の第3板体3のスリット25に差し込む。
そして、上記嵌合・差込により構成された第2・第2連結孔42,42、第1・第2連結孔41,42の夫々に、連結棒9を、挿入してナットで固定し、図4のような模型体6を、形成する。
あるいは、板体B…を、図7〜図10に示すものとし、これらの板体B…を、図4のように組合わせた後で、一の板体Bの突片部8(小角筒体28)の第2固着孔32にビス34を差込んで、他の板体Bの側辺部13又は短辺部23に、螺着して固定する方法でもよい。
さらに好ましくは、板体B…を、図16〜図19に示すものとし、これらの板体B…を、図4のように組立てた後で、ビス49を、第1・第2固定孔51,52と雌ネジ孔50に螺合して(図17,図19参照)、固定する方法でもよい。
さらに、板体群Gから選択する板体B…により、例えば、図13に示すような模型体6の作成も可能である。
具体的には、先ず、4枚の第4板体4…を、夫々の突片部8同士を連結させて矩形状の枠体を組立て、そして、この枠体の内部に、2枚の第2板体2,2と、3枚の第3板体3…を、差込む。この図13は、板体B…を、図1〜図12に示すものとしており、組立てた後で、連結棒9及びナットで固定される例が、示されている。
より好ましくは、板体B…を、図16〜図19に示すものとする場合であり、図16の板体群Gから選択した板体B…を、図13のように組立てた後で、ビス49を、第1・第2固定孔51,52及び雌ネジ孔50に螺合して固定して(図17,図19参照)、模型体6を完成する。
ところで、以上は4枚の板体1,2,3,4をもって構成した実施の形態について説明したが、少なくとも3枚の板体1,2,3をもって構成できる。
なお、図示省略するが、第1板体1の長さ寸法t1 の5倍以上の長さ寸法を有する板体から、矩形状の枠体を組み立てて模型体6を構成したり、あるいは、例えば、「凸」や「凹」のような形状の枠体を組み立てて、模型体6を構成するのも、自由である。
組み立て後の模型体6の全体の幅寸法L6 は、板体Bの幅寸法L1 と同一であり、それよりも大きくなることがない。
このように、選択する板体Bの種類、枚数、そして、組合わせ方により、図4、図13に示す模型体6以外の、様々な形状の模型体6を構成することができ、家庭,洋服店,カフェ,クラブ等の収納棚,内装品等の家具を構成したり、あるいは、子供が玩具として自由に組み合わせて遊ぶことができる。
以上のように、本発明に係る組立セットは、略矩形状の第1板体1と、第1板体1の長さ寸法t1 の略2倍,略3倍の長さ寸法t2 3 有する第2・第3板体2,3と、を具備する板体群Gを、備え、第2・第3板体2,3は、夫々、2つの長辺部20,20のうちの一長辺部20Aに、第1板体1の長さ寸法t1 と同じ寸法置きに等分する幅方向に切り欠いたスリット25を、有し、かつ、第2・第3板体2,3は、夫々、2つの長辺部20,20のうちの他長辺部20Bの両端部21,21から短辺部23,23に沿うように、小段差部24,24をもって突設され別の第2・第3板体2,3に形成されたスリット25に嵌込分離自在に差込まれる背の低い突片部8,8を、有し、かつ、第1板体1は、4辺のうちの一辺部10の両端部11,11から側辺部13,13に沿うように、小段差部14,14をもって突設され第2・第3板体2,3に形成されたスリット25に嵌込分離自在に差込まれる背の低い突片部8,8を、有するので、所望の板体Bを選択して、突片部8、スリット15,25による嵌合又は差込み作業を行うことで、自由に組合わせて様々な形状の模型体を形成することができる。
よって、複数枚の板体B…から、家庭,洋服店,カフェ,クラブ等の収納棚,内装品等の家具を、好みの多種多様な形状にして作り出すことができ、しかも、どの組合わせ方にしても、強固な構造とすることができる。
あるいは、板体Bを小型に成型して、子供が遊ぶ知育玩具とすれば、多くのパターンで、自由自在に組合わせたり分解したりして、遊ぶことができる。
さらに、分解作業も容易に行い得るので、何度も分解・組立を繰り返すことができ、形状を変えることができる。
また、第1板体1及び第2・第3板体2,3の板体Bは、夫々、一対の突片部8,8にその長手方向に貫通形成された第1連結孔41,41を有し、かつ、板体Bのうち、第2・第3板体2,3は、スリット25の奥部の突当段部26から第1連結孔41と平行に貫通形成された第2連結孔42を、有し、さらに、異なる板体B,Bを連結する連結棒9を備え、連結棒9が、第1・第2連結孔41,42、又は、第1・第1連結孔41,41、又は、第2・第2連結孔42,42に通され、2枚の板体B,Bを連結するように構成したので、板体B,Bを、どのような組合わせ方で連結する場合でも、連結棒9を、第1連結孔41,第2連結孔42に挿入するだけで、容易に、強固に固定することができる。
よって、例えば、家具として使用する場合に、不意に分解したり、外れてしまうことがない。
また、第1板体1は、一辺部10、又は一辺部10と対向する他辺部12に、その中央から幅方向に切り欠いたスリット15を、有するので、第1板体1のスリット15に、別の板体Bを差込んで連結することにより、板体Bを組合わせるパターンを、一層多くすることができる。
また、突片部8は、横断面正方形状の小角筒体28をビス34にて着脱自在として付設されているので、突片部8の幅方向の長さや、突片部8が板体Bに設けられる位置を、自由に設定することができ、相互に連結する板体B…の枚数(2枚〜4枚)に対応できる。
よって、板体Bを組合わせるパターンを、一層多くすることができる。
本発明に係る組立セットの実施の一形態を示す斜視図である。 平面図である。 組立方法の一例を示す説明用斜視図である。 説明用斜視図である。 本発明に係る組立セットの他の実施の形態を示す要部斜視図である。 本発明に係る組立セットの別の実施の形態を示す要部斜視図である。 本発明に係る組立セットのさらに別の実施の形態を示す要部拡大図であって、(a)は要部拡大平面図で、(b)は要部拡大正面図で、(c)は要部拡大側面図である。 説明用要部斜視図である。 説明用要部斜視図である。 説明用要部斜視図である。 説明用斜視図である。 拡大一部断面正面図である。 斜視図である。 板体の比較例を示す説明用要部斜視図である。 説明用要部斜視図である。 本発明に係る組立セットのさらに別の実施の形態を示す斜視図である。 説明用要部斜視図である。 説明用要部拡大側面図である。 説明用要部斜視図である。
符号の説明
1 第1板体
2 第2板体
3 第3板体
4 第4板体
8 突片部
9 連結棒
10 一辺部
11 端部
12 他辺部
13 側辺部
14 小段差部
15 スリット
20 長辺部
20A 一長辺部
20B 他長辺部
21 端部
23 短辺部
24 小段差部
25 スリット
26 突当段部
28 小角筒体
34 ビス
41 第1連結孔
42 第2連結孔
B 板体
G 板体群
1 ,t2 ,t3 ,t4 長さ寸法

Claims (4)

  1. 略矩形状の第1板体(1)と、該第1板体(1)の長さ寸法(t1 )の略2倍,略3倍の長さ寸法(t2 )(t3 )を有する第2・第3板体(2)(3)と、を具備する板体群(G)を、備えた組立セットであって、
    上記第2・第3板体(2)(3)は、夫々、2つの長辺部(20)(20)のうちの一長辺部(20A)に、上記第1板体(1)の長さ寸法(t1 )と同じ寸法置きに等分する幅方向に切り欠いたスリット(25)を、有し、
    かつ、上記第2・第3板体(2)(3)は、夫々、上記2つの長辺部(20)(20)のうちの他長辺部(20B)の両端部(21)(21)から短辺部(23)(23)に沿うように、小段差部(24)(24)をもって突設され別の第2・第3板体(2)(3)に形成されたスリット(25)に嵌込分離自在に差込まれる背の低い突片部(8)(8)を、有し、
    かつ、上記第1板体(1)は、4辺のうちの一辺部(10)の両端部(11)(11)から側辺部(13)(13)に沿うように、小段差部(14)(14)をもって突設され第2・第3板体(2)(3)に形成されたスリット(25)に嵌込分離自在に差込まれる背の低い突片部(8)(8)を、有することを特徴とする組立セット。
  2. 上記第1板体(1)及び上記第2・第3板体(2)(3)の板体(B)は、夫々、一対の上記突片部(8)(8)にその長手方向に貫通形成された第1連結孔(41)(41)を有し、
    かつ、該板体(B)のうち、上記第2・第3板体(2)(3)は、上記スリット(25)の奥部の突当段部(26)から上記第1連結孔(41)と平行に貫通形成された第2連結孔(42)を、有し、
    さらに、異なる板体(B)(B)を連結する連結棒(9)を備え、該連結棒(9)が、第1・第2連結孔(41)(42)、又は、第1・第1連結孔(41)(41)、又は、第2・第2連結孔(42)(42)に通され、2枚の上記板体(B)(B)を連結するように構成した請求項1記載の組立セット。
  3. 上記第1板体(1)は、上記一辺部(10)、又は該一辺部(10)と対向する他辺部(12)に、その中央から幅方向に切り欠いたスリット(15)を、有する請求項1又は2記載の組立セット。
  4. 上記突片部(8)は、横断面正方形状の小角筒体(28)をビス(34)にて着脱自在として付設されている請求項1,2又は3記載の組立セット。
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