JP4029998B2 - サンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラック - Google Patents

サンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラック Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックに関し、さらに詳細には、膨大な数のサンプルを保存する際に用いて好適なサンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、膨大な数のサンプル、例えば、突然変異マウスの精子サンプルのそれぞれを所定の保存容器に充填し、多数のサンプルそれぞれが充填された多数の保存容器を液体窒素タンク内の液体窒素中に浸漬して凍結保存する方法が知られている。
【0003】
こうした従来の凍結保存方法においては、サンプルがそれぞれ充填されている膨大な数の保存容器が、例えば、細管であっても、そうした保存容器全てを収容するためには、収容スペースが限られている液体窒素タンクを多数用意する必要があった。
【0004】
このため、液体窒素タンクの総数の増加に伴って、液体窒素タンクの収容面積が増大し、かつまた、液体窒素の使用量が増えてしまい、維持管理費が高価になるという問題点や、あるいは、液体窒素の蒸発量が多くなってしまい、多数の液体窒素タンクを保管している保管室の安全管理が困難であるという問題点が招来されることとなっていた。
【0005】
また、サンプルを識別するために、膨大な数の保存容器それぞれにラベリングするので、非常に煩雑な作業が欠かせないという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、膨大な数のサンプルを限られたスペースに保存することができるようにしたサンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックを提供しようとするものである。
【0007】
また、本発明の目的とするところは、煩雑な作業なしに、膨大な数のサンプルそれぞれを識別することができるようにしたサンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、管内にサンプルが支持される細管を複数保存するサンプル保存ケースであって、略矩形形状の底面を備えかつ上部が開口した箱状体の容器と、上記容器の内部に配設され、上記容器の底面の縦方向に沿って延長される多数の縦方向仕切り板と、上記容器の底面の横方向に沿って延長される多数の横方向仕切り板とを有し、上記多数の縦方向仕切り板のそれぞれと上記多数の横方向仕切り板のそれぞれとが互いに直交して多数の格子状の区画を形成するとともに、上記縦方向仕切り板と上記横方向仕切り板とのそれぞれには所定の枚数毎に所定のマークが施された仕切り部材とを有し、上記容器の側面の所定の高さ位置に孔が穿設されているようにしたものである。
【0009】
従って、本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、所定の枚数毎に所定のマークが施された多数の縦方向仕切り板と多数の横方向仕切り板とによって多数の格子状の区画が形成されるので、作業者は、細管に支持されたサンプルを、その細管が配設された区画の縦列と横列とによる位置によって識別することができ、煩雑な作業なしに、容易に膨大な数のサンプルそれぞれを識別することができるようになる。
【0010】
また、多数の区画のそれぞれにサンプルが支持された細管を配置することができるので、膨大な数のサンプルを限られたスペースに保存することができるようになる。
【0011】
さらに、例えば、サンプル保存ケースを液体窒素タンクから引き上げた際に、液体窒素は容器の内部の孔の高さ位置まで残留するので、サンプル保存ケースの重量が軽くなって作業が容易であるとともにサンプルの劣化を防止することができる。
【0012】
た、本発明のうち請求項に記載の発明のように、請求項1に記載の発明において、上記仕切り部材の上記縦方向仕切り板と上記横方向仕切り板とは、上記容器の底面から上部までの高さ方向に沿って延長されているようにしてもよい。
【0013】
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の発明において、上記仕切り部材の上記縦方向仕切り板と上記横方向仕切り板とは、所定の厚みを有する紙よりなるようにしたものである。
【0014】
従って、本発明のうち請求項に記載の発明によれば、仕切り部材の耐久性が向上し、加工が容易であるとともに、所定のマークを容易に施すことができる。
【0016】
また、本発明のうち請求項に記載の発明のように、請求項1、請求項2または請求項のいずれか1項に記載の発明において、上記細管のぞれぞれには、所定の数の異なる色の中のいずれかの色がそれぞれ選択的に施されているようにしてもよい。このようにすると、作業者はサンプルを一層容易に識別することができる。
【0017】
また、本発明のうち請求項に記載の発明は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項のいずれか1項に記載のサンプル保存ケースを収容するサンプル保存ケースの収容ラックであって、上記サンプル保存ケースの高さ方向の大きさに応じて配設された複数の支持部を有し、上記支持部に上記サンプル保存ケースを載置させて、上記サンプル保存ケースの高さ方向に沿って複数の上記サンプル保存ケースを積層して支持する支持部材と、上記支持部材の複数の支持部それぞれに係止可能であって、上記支持部に係止されたときに上記支持部に載置された上記サンプル保存ケースに当接して上記サンプル保存ケースの移動を抑止する複数の抑止部材とを有するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるサンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックの実施の形態の一例について詳細に説明するものとする。
【0019】
図1には、本発明によるサンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックを示す概略構成斜視説明図が示されており、図2(a)には、サンプルを支持するサンプル充填細管を示す概略構成説明図が示されており、図2(b)には、図1のサンプル保存ケースを中心に示した概略構成斜視説明図が示されており、図3には、本発明によるサンプル保存ケースの容器を示す概略構成斜視説明図が示されている。
【0020】
なお、この実施の形態においては、サンプル(試料)200としての突然変異マウスの精子サンプルを、多数凍結保存する場合について説明することとする。そして、突然変異マウスの精子サンプル、即ち、サンプル200は、図2(a)に示すサンプル充填細管100に充填されている。
【0021】
このサンプル充填細管100は、例えば、プラスチックにより形成された略円筒体であり、内径が微小でストロー様なものである。また、サンプル充填細管100のぞれぞれには、所定の数の異なる色の中のいずれかの色がそれぞれ選択的に施されている。
【0022】
具体的には、サンプル充填細管100の長さLはおよそ11cmとなされており、内径Rはおよそ2mmとなされている。そして、この実施の形態においては、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色および紫色の7色の異なる色の中のいずれかの色が選択的に施されたもの、即ち、赤色のサンプル充填細管100−R、橙色のサンプル充填細管100−O、黄色のサンプル充填細管100−Y、緑色のサンプル充填細管100−G、青色のサンプル充填細管100−B、藍色のサンプル充填細管100−Vならびに紫色のサンプル充填細管100−Pがそれぞれ複数用いられるようになされている。
【0023】
また、こうしたストロー様のサンプル充填細管100の管内100aの下方側100bにサンプル200を充填させ液体窒素中で凍結させるには、各種の公知の手法を用いることができるので、詳細な説明は省略することとする。
【0024】
そして、管内100aにサンプル200が支持されたサンプル充填細管100が複数保存されるサンプル保存ケース10は、略正方形形状の底面12aを備えかつ上部12cが開口した箱状体の容器12と、容器12の内部12dに配設された仕切り部材14とを有して構成されている。
【0025】
容器12は、例えば、ステンレスにより形成されており、略正方形形状の底面12aの4つの外縁辺から立設されたいずれも略正方形形状の4つの側面、即ち、正面12F,背面12B,左側面12L,右側面12Rを備えている(図3参照)。
【0026】
この容器12の左側面12Lと右側面12Rとにはそれぞれ、容器12の底面12aから上部12cまでの高さ方向の所定の高さ位置において4つの略円形形状の孔12eが穿設されている。また、正面12Fの中央部位には取っ手12gが配設されており、正面12Fの底面12a近傍には、カードホルダー12hが配設されている。
【0027】
なお、具体的には、例えば、容器12の底面12aの縦方向における長さL1、底面12aの横方向における長さL2ならびに高さ方向における長さL3はいずれも、およそ11cmとなされている。また、容器12の底面12aから孔12の中心位置までの高さL4はおよそ4cmとなされている。
【0028】
一方、仕切り部材14は、例えば、紙により形成されており、容器12の底面12aの縦方向に沿って延長される多数の縦方向仕切り板16と、容器12の底面12aの横方向に沿って延長される多数の横方向仕切り板18とからなるものである。
【0029】
図4(a)には、縦方向仕切り板16を示す説明図が示されており、図4(b)には、横方向仕切り板18を示す説明図が示されている。縦方向仕切り板16ならびに横方向仕切り板18のいずれも、略正方形形状で所定の厚みT(図5参照)を有する紙により形成されている。
【0030】
縦方向仕切り板16(図4(a)参照)には、下端16b側から縦方向仕切り板16の略中央部位にまで至る切り込み16cが、互いに平行するようにして複数形成されている。また、下端16b側の両端16bbは斜めに切り落とされており、下端16bの長さL6が上端16aの長さL5に比べて短くなされている。
【0031】
横方向仕切り板18(図4(b)参照)には、上端18a側から横方向仕切り板18の略中央部位にまで至る切り込み18cが、互いに平行するようにして複数形成されている。また、下端18b側の両端18bbは斜めに切り落とされており、下端18bの長さL10が上端18aの長さL9に比べて短くなされている。
【0032】
そして、縦方向仕切り板16を横方向仕切り板18に形成された切り込み18cの総数と等しい枚数用いるとともに、横方向仕切り板18を縦方向仕切り板16に形成された切り込み16cの総数と等しい枚数用いる。この際、複数の縦方向仕切り板16のうちの所定の枚数にのみ、上端16aの端面16aaに所定のマークを施すとともに、複数の横方向仕切り板18のうちの所定の枚数にのみ、上端18aの端面18aaに所定のマークを施す。
【0033】
なお、縦方向仕切り板16ならび横方向仕切り板18の大きさは、容器12の大きさに応じて寸法設定されている。また、縦方向仕切り板16の切り込み16cの幅W1は、横方向仕切り板18の厚みTと略一致するようにして寸法設定されているとともに、横方向仕切り板18の切り込み18cの幅W2は、縦方向仕切り板16の厚みTと略一致するようにして寸法設定されている。
【0034】
具体的には、縦方向仕切り板16ならびに横方向仕切り板18それぞれの厚みTはおよそ1mmであり、上端16aの長さL5および上端18aの長さL9はおよそ11cm、長さL7ならびに長さL11はおよそ10.5cmとなされている。そして、切り込み16cの長さL8ならびに切り込み18cの長さL12はおよそ5.5cm、幅W1ならびに幅W2はおよそ1.1mmとなされ、切り込み16cならびに切り込み18cはそれぞれ総数19本形成されている。
【0035】
こうした縦方向仕切り板16と横方向仕切り板18とをそれぞれ19枚用いて仕切り部材14が構成されている。
【0036】
この実施の形態においては、3枚の縦方向仕切り板16のみ上記した所定のマークとして、上端16aの端面16aaに赤色を施し、残り16枚の縦方向仕切り板16の上端16aの端面16aaは白色とする。また、3枚の横方向仕切り板18のみ上記した所定のマークとして、上端18aの端面18aaに青色を施し、残り16枚の横方向仕切り板18の上端18aの端面18aaは白色とする。
【0037】
そして、19枚の縦方向仕切り板16それぞれが19枚の横方向仕切り板18それぞれの切り込み18cに位置するとともに、19枚の横方向仕切り板18それぞれが19枚の縦方向仕切り板16それぞれの切り込み16cに位置するようにして組み立てることにより仕切り部材14が形成される。
【0038】
この際、端面16aaに赤色が施された3枚の縦方向仕切り板16が、縦方向仕切り板16の5枚毎に位置するようにするとともに、端面18aaに青色が施された3枚の横方向仕切り板18が、横方向仕切り板18の5枚毎に位置するようにする。
【0039】
その結果、仕切り部材14は、19枚の縦方向仕切り板16のそれぞれと19枚の横方向仕切り板18のそれぞれとが互いに直交して形成される多数の格子状の区画20を備えている。
【0040】
そして、仕切り部材14の縦方向仕切り16の延長方向が容器12の底面12aの縦方向と一致するとともに、横方向仕切り18の延長方向が容器12の底面12aの横方向と一致するように形成されているので、仕切り部材14は容器12の内部12dに緊密に配設される。
【0041】
この際、仕切り部材14と容器12の正面12F,背面12B,左側面12Lならびに右側面12Rのそれぞれとの間に、正面12F,背面12B,左側面12Lならびに右側面12Rの大きさと略等しい大きさの厚紙22F,22B,22L,22Rを配設する。
【0042】
こうして容器12の内部12dに配設された仕切り部材14によって、容器12の底面12aの縦方向に沿った縦列20本ならびに横方向に沿った横列20本での合計400個の格子状の区画20が形成される。
【0043】
一方、収容ラック30は、上記したサンプル保存ケース10を4つ収容するものであり、例えば、ステンレスにより形成されている。
【0044】
この収容ラック30は、高さ方向に延長された4つの支柱32−1,32−2,32−3,32−4と、4つの支柱32−1,32−2,32−3,32−4に所定の間隔で配設された支持部34−1,34−2,34−3,34−4と、支持部34−1,34−2,34−3,34−4毎に配設された抑止部材36−1,36−2,36−3,36−4と、4つの支柱32−1,32−2,32−3,32−4の上端に配設された上面板38に配設された取っ手40ならびにカードホルダー42とを有して構成されている。
【0045】
ここで、支持部34−1,34−2,34−3,34−4は、複数の丸孔が穿設されて略正方形形状の上面を備えた板状体であり、サンプル保存ケース10の高さ方向の大きさに応じた間隔で4つの支柱32−1,32−2,32−3,32−4に配設されている。
【0046】
抑止部材36−1,36−2,36−3,36−4(図6(a)(b)参照)は、略板状体の本体部36a−1,36a−2,36a−3,36a−4と、本体部36a−1,36a−2,36a−3,36a−4の一方の端部に配設された側方係止部36b−1,36b−2,36b−3,36b−4と、本体部36a−1,36a−2,36a−3,36a−4の他方の端部に配設された取っ手部36c−1,36c−2,36c−3,36c−4と、本体部36a−1,36a−2,36a−3,36a−4の下方側が延設された下方係止部36d−1,36d−2,36d−3,36d−4とを備えている。
【0047】
そして、本体部36a−1,36a−2,36a−3,36a−4が挿通可能となされた孔32a−1,32a−2,32a−3,32a−4が、支柱32−1に穿設されている。また、下方係止部36d−1,36d−2,36d−3,36d−4がそれぞれ係合可能な孔34a−1,34a−2,34a−3,34a−4が、支持部34−1,34−2,34−3,34−4それぞれに穿設されている。
【0048】
具体的には、例えば、収容ラック30の高さL13はおよそ48.5cmとなされており、幅L14はおよそ12.3cmとなされており、奥行きL15はおよそ12.6cmとなされている。
【0049】
以上の構成において、上記したサンプル保存ケース10ならびに収容ラック30を用いて、突然変異マウスの精子サンプルを多数凍結保存する場合の動作の説明を行うものとする。
【0050】
まず、多数の突然変異マウスの精子サンプルたるサンプル200をそれぞれ、サンプル充填細管100に充填する。この際、突然変異マウスの1個体当たり得られる精子サンプルのレプリカとして、同一個体のサンプル200を同一の色の3本のサンプル充填細管100にそれぞれ充填する。
【0051】
即ち、同一個体のサンプル200に関しては、同じ色の3本のサンプル充填細管100に充填するものとする。このようにした各個体のサンプル200を7色のサンプル充填細管100−R,100−O,100−Y,100−G,100−B,100−V,100−Pのいずれかに充填するようにする。
【0052】
そして、突然変異マウスの数の応じた多数のサンプル200がそれぞれ支持された多数のサンプル充填細管100(100−R,100−O,100−Y,100−G,100−B,100−V,100−P)をそれぞれ、容器12の内部12dに配設された仕切り部材14によって形成されている400個の格子状の区画20(20−1〜20−400)それぞれに配置する。
【0053】
この際、サンプル充填細管100のサンプル200が支持されている下方側100bが容器12の底面12a側に位置するようにする。また、サンプル200を配置する1つの区画20には、同一個体のサンプル200をそれぞれ支持している同色の3本のサンプル充填細管100を配置する。そして、横方向(即ち、横方向仕切り18の延長方向)に従って順次、赤色のサンプル充填細管100−R、橙色のサンプル充填細管100−O、黄色のサンプル充填細管100−Y、緑色のサンプル充填細管100−G、青色のサンプル充填細管100−B、藍色のサンプル充填細管100−V、紫色のサンプル充填細管100−Pの順で区画20に配置するようにする。
【0054】
その結果、横第1列の縦第1列目の区画20−1には赤色のサンプル充填細管100−Rが配置され、横第1列の縦第2列目の区画20−2には橙色のサンプル充填細管100−Oが配置され、横第1列の縦第3列目の区画20−3には黄色のサンプル充填細管100−Yが配置され、横第1列の縦第4列目の区画20−4には緑色のサンプル充填細管100−Gが配置され、横第1列の縦第5列目の区画20−5には青色のサンプル充填細管100−Bが配置され、横第1列の縦第6列目の区画20−6には藍色のサンプル充填細管100−Vが配置され、横第1列の縦第7列目の区画20−7には紫色のサンプル充填細管100−Pが配置され、横第1列の縦第8列目の区画20−8には赤色のサンプル充填細管100−Rが配置され、横第1列の縦第9列目の区画20−9には橙色のサンプル充填細管100−Oが配置され、横第1列の縦第10列目の区画20−10には黄色のサンプル充填細管100−Yが配置される。
【0055】
このようにしてサンプル充填細管100を配置してゆくと、図5に示すように、容器12の底面12aの対角線方向に沿って7色のサンプル充填細管100が色別に並ぶようになる。このため、横第9列の縦第17列目の区画20−177にまでサンプル充填細管100が格納済みである場合に、横第9列の縦第18列目の区画20−178には、黄色のサンプル充填細管100−Yが配置されることを、作業者が容易に判断することができる。
【0056】
そして、全てのサンプル充填細管100を、サンプル保存ケース10の区画20に配置した後、サンプル保存ケース10を識別するためのカードをカードボルダー12hに差し込んでおく。
【0057】
それから、容器12の正面12Fが支持部34−4の孔34a−4側に位置するようにして、収容ラック30の支柱32−1と支柱32−2との間からサンプル保存ケース10を収容ラック30の支持部34−4に載置する。その後、抑止部材36−4の下方係止部36d−4を支持部34−4の孔34a−4に係止するとともに、側方係止部36b−4を支柱32−1の孔32a−4近傍に位置させる(図6(a)に示す状態参照)。
【0058】
これにより、容器12の正面12F側に抑止部材36−4の本体部36a−4が位置するようなり、抑止部材36−4が支持部34−4に載置されたサンプル保存ケース10の容器12の正面12Fに当接して、サンプル保存ケース10の正面12F方向への移動を抑止し、サンプル保存ケース10の収容ラック30から抜け落ちるのが防止される。
【0059】
こうして、サンプル保存ケース10が収容された収容ラック30を、収容ラック30を識別するためのカードをカードボルダー42に差し込んだ後に、作業者が取っ手40を持って、液体窒素が充填された液体窒素タンク内に配設する。
【0060】
図7には、液体窒素タンク300を示す説明図が示されており、この略円筒形状体の液体窒素タンク300の内部300aの容量はおよそ430リットルであり、内部300aには収容ラック30が最大32個収容可能となされている。
【0061】
従って、
1個のサンプル保存ケース10の区画の総数:400個
1個の収容ラック30に収容可能なサンプル保存ケース10の総数:4個
1台の液体窒素タンク300に収容可能な収容ラック30の総数:32個
であるので、この1台の液体窒素タンク300に収容可能なサンプル200の最大数は、400×4×32=51200個となる。
【0062】
また、上記したようにして液体窒素タンク300内に配設されたサンプル200を取り出す場合は、作業者が収容ラック30の取っ手40を持ち、液体窒素タンク300の液体窒素中から収容ラック30を引き上げる。
【0063】
さらに、抑止部材36−4の下方係止部36d−4を支持部34−4の孔34a−4から外すとともに、側方係止部36b−4を支柱32−1の孔32a−4近傍から遠ざける(図6(b)に示す状態参照)。これにより、抑止部材36−4の本体部36a−4が容器12の正面12Fから外れるので、サンプル保存ケース10を正面12F方向へ移動することが可能となり、支柱32−1と支柱32−2との間からサンプル保存ケース10を取り出すことができる(図1に示す状態参照)。
【0064】
従って、作業者はサンプル保存ケース10の容器12の上部12c側から、サンプル200が支持されたサンプル充填細管100を取り出すことができる。
【0065】
上記したようにして、本発明によるサンプル保存ケース10は、容器12の内部12dに配設された仕切り部材14を構成する多数の縦方向仕切り板16と多数の横方向仕切り板18とによって形成された多数の格子状の区画20を備えている。さらに、総数19枚の縦方向仕切り板16の5枚毎には、端面16aaに赤色が施された縦方向仕切り板16(図5において塗りつぶしで示された縦方向仕切り板)が位置するとともに、総数19枚の横方向仕切り板18の5枚毎には、端面18aaに青色が施された横方向仕切り板18(図5参においてハッチングで示された横方向仕切り板)が位置している。
【0066】
このため、作業者は、サンプル保存ケース10の総数400個の区画20それぞれに配設されたサンプル充填細管100、即ち、サンプル200を、縦列と横列とによる区画20の位置(アドレス)によって識別することができる。
【0067】
具体的には、図5に示す区画20−1に配置された赤色のサンプル充填細管100−Rは、横第1列の縦第1列目のサンプル200として特定することができ、区画20−2に配置された橙色のサンプル充填細管100−Oは、横第1列の縦第2列目のサンプル200として特定することができる。
【0068】
従って、本発明によるサンプル保存ケース10によれば、多数のサンプル200をそれぞれ支持する膨大な数のサンプル充填細管100のそれぞれにラベリングする必要がなくなり、そのための非常に煩雑な作業を行う必要もない。
【0069】
また、従来においてはラベリングしたとしても、凍結保存によりサンプルが充填された容器に霜が付いてしまい、作業者がラベルを読むことができずにサンプルの識別が困難であった。しかしながら、本発明によるサンプル保存ケース10によれば、凍結保存によりサンプル充填細管100に霜が付いたとしても、作業者はそのサンプル充填細管100が配置される区画20によってサンプルを特定できるので、サンプルを容易に識別することができる。
【0070】
さらに、作業者がサンプルを容易に識別することができるので、サンプル200が支持されたサンプル充填細管100を、サンプル保存ケース10に保存したり、あるいは、サンプル保存ケース10から取り出したりする作業時間を短縮することができる。その結果、サンプル充填細管100に支持されているサンプル200の温度変化が抑制され、サンプル200の劣化を防止することができる。
【0071】
さらにまた、サンプル充填細管100のそれぞれには、所定の異なる色の中のいずれかの色が選択的に施されている(本実施の形態におけるサンプル充填細管100−R,100−O,100−Y,100−G,100−B,100−V,100−P)ので、異なる色のサンプル充填細管100が隣合うようにして区画20に配置すると、作業者はサンプルを一層容易に識別することができる。
【0072】
また、本発明によるサンプル保存ケース10の収容ラック30とによれば、多数の区画により、上記したようにして、1台の液体窒素タンク300で最大51200個、即ち、マウス変異体を例にとれば51200種ものサンプルを収容可能とすることができる。このため、膨大な数のサンプルを収容するスペースを縮小することができる。
【0073】
即ち、膨大な数のサンプルを限られたスペースに保存することができるようになるので、収容スペースが限られている液体窒素タンクを多数用意する必要がなくなる。その結果、液体窒素の使用量を抑制することができるので、維持管理費は安価ですみ、また、液体窒素の蒸発量も少ないので、液体窒素タンクを保管している保管室の安全管理が容易である。
【0074】
このように、本発明によるサンプル保存ケース10と収容ラック30とによれば、作業者による間違いが生じ難くくなり、また、事故も起こり難く、安全対策のための多大な設備投資や維持管理システムが不要となる。
【0075】
このような本発明によるサンプル保存ケース10の収容ラック30は、各種試料、特に、微量な試料の管理にも適しており、医療医学、農林畜産、食品、生物資源ならびにバイオテクノロジーなど各分野での利用が可能である。
【0076】
また、本発明によるサンプル保存ケース10の仕切り部材14は、例えば、紙により形成されている縦方向仕切り板16と横方向仕切り板18とによって構成されるようにしたため、凍結保存の条件下においても耐久性が高く壊れ難い。また、図4(a)(b)に示すような形状に加工することが容易であるとともに、端面16aa,18aaに彩色などによるマークを施すことも容易である。
【0077】
さらに、縦方向仕切り板16ならびに横方向仕切り板18それぞれの両端16bb,18bbは斜めに切り落とされている。このため、容器12の高さ方向に沿って延長される縦方向仕切り板16ならびに横方向仕切り板18とよりなる仕切り部材14を、容器12の内部12dに挿入するときに、容器12の上部12cから仕切り部材14を容易に挿入することができる。
【0078】
そして、仕切り部材14と容器12との間には、厚紙22F,22B,22L,22Rを配設するようにしたので、仕切り部材14が容器12の内部12dでがたつくことがなく、容器12の4つの側面に隣接する区画20に配置されるたサンプル充填細管100が、区画20内に安定して配置されるようになる。
【0079】
一方、容器12には取っ手12gが配設されているので、収容ラック30からサンプル保存ケース10を取り出すときに、液体窒素が作業者の指にかかるのを回避することができる。
【0080】
また、容器12の左側面12Lと右側面12Rとにはそれぞれ、所定の高さ位置において孔12eを穿設するようにしたため、作業者が液体窒素タンク300の液体窒素中から収容ラック30を引き上げたときに、各サンプル保存ケース10の容器12の内部12dに充填されていた液体窒素は孔12eから容器12の外部に抜ける。
【0081】
一方、収容ラック30に収容されているサンプル保存ケース10の容器12の内部12dには、孔12eの高さ位置まで液体窒素が残留することなる。従って、作業者が液体窒素中から収容ラック30を引き上げるときには、収容ラック30全体の重量が軽くなって作業が容易であり、かつ、サンプル保存ケース10内のサンプル充填細管100に支持されたサンプル200は、容器12の内部12dに残留した液体窒素に浸漬されているので、サンプル200の出し入れのときでも温度変化が抑制されて劣化が防止される。
【0082】
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(4)に説明するように変形することができる。
【0083】
(1)上記した実施の形態においては、サンプル200の支持に7色のストロー様のサンプル充填細管100を用いるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。
【0084】
例えば、サンプル充填細管100の色は6色以下あるいは8色以上であってもよいし、色以外でサンプル充填細管を区別するようにしてもよい。また、サンプル充填細管100を形成する材料や、その内径や全長などの大きさも適宜変更するようにしてもよく、例えば、角筒状のサンプル充填細管であってもよい。
【0085】
さらに、サンプル充填細管自体に印刷によるラベリングを行ってもよい。こうしたサンプル充填細管を用いることにより、サンプル充填細管自体のラベリングと区画20のアドレスによる識別とを組み合わせて一層確実にサンプルの識別を行うことができる。
【0086】
(2)上記した実施の形態においては、仕切り部材14は紙により形成するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、他の材料、例えば、ステンレスにより形成するようにしてもよい。さらに、容器12と仕切り部材14とを一体的に成形するようにしてもよい。この際、所定の縦方向仕切り板16ならび横方向仕切り板18に施すマークは彩色方法などを変更するとよい。
【0087】
また、上記した実施の形態においては、サンプル保存ケース10ならびに収容ラック30それぞれの大きさや材質を例示したが、これに限られるものではないことは勿論であり、液体窒素タンクの容量など各種条件に応じて、サンプル保存ケース10ならびに収容ラック30それぞれの大きさや材質を変更するようにしてもよい。その一例として、容器12の底面12aを略正方形形状ではなく他の矩形形状(例えば、略長方形形状)としてもよい。
【0088】
こうした変更により、1つの区画20に配置するサンプル充填細管100の数も上記した実施の形態の3本に限られることなしに、区画20の大きさとサンプル充填細管100との大きさに応じて適宜変更するようにすればよい。
【0089】
(3)上記した実施の形態においては、サンプル200としての突然変異マウスの精子サンプルを多数凍結保存するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。従って、収容ラック30が収容されるのは、コッフィン型(棺桶型)と称されるフリーザー、即ち、扉タイプではなく上蓋を上げるタイプのフリーザーであってもよい。
【0090】
こうして収容ラック30が収容されるものの容積や寸法に応じて、1つの収容ラック30に収容されるサンプル保存ケース10の個数を変更したり、あるいは、サンプル保存ケース10のみで配設するようにしてもよいい。
【0091】
(4)上記した実施の形態ならびに上記(1)乃至(3)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
【0092】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、膨大な数のサンプルを限られたスペースに保存することができるという優れた効果を奏する。
【0093】
また、本発明は、以上説明したように構成されているので、煩雑な作業なしに、膨大な数のサンプルそれぞれを識別することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックを示す概略構成斜視説明図である。
【図2】(a)は、サンプルを支持するサンプル充填細管を示す概略構成説明図であり、(b)は、図1のサンプル保存ケースを中心に示した概略構成斜視説明図である。
【図3】本発明によるサンプル保存ケースの容器を示す概略構成斜視説明図である。
【図4】(a)は、本発明によるサンプル保存ケースの仕切り部材の縦方向仕切り板を示す概略構成説明図であり、(b)は、本発明によるサンプル保存ケースの仕切り部材の横方向仕切り板を示す概略構成説明図である。
【図5】本発明によるサンプル保存ケースにサンプルを支持したサンプル充填細管が配設された状態を模式的に示した説明図である。
【図6】本発明によるサンプル保存ケースの収容ラックの抑止部材を中心に示す説明図であり、(a)は、抑止部材がサンプル保存ケースの正面方向への移動を抑止する状態を示す説明図であり、(b)は、サンプル保存ケースの正面方向への移動が可能とされた状態を示す説明図である。
【図7】本発明によるサンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収容ラックが配設される液体窒素タンクの一例を示す概略構成説明図である。
【符号の説明】
10 サンプル保存ケース
12 容器
12a 底面
12c 上部
12d 内部
12e 孔
12g 取っ手
12h カードホルダー
12F 正面
12B 背面
12L 左側面
12R 右側面
14 仕切り部材
16 縦方向仕切り板
16a 上端
16aa 端面
16b 下端
16bb 両端
16c 切り込み
18 横方向仕切り板
18a 上端
18aa 端面
18b 下端
18bb 両端
18c 切り込み
20 区画
22F,22B,22L,22R 厚紙
30 収容ラック
32−1,32−2,32−3,32−4 支柱
32a−1,32a−2,32a−3,32a−4 孔
34−1,34−2,34−3,34−4 支持部
34a−1,34a−2,34a−3,34a−4 孔
36−1,36−2,36−3,36−4 抑止部材
36a−1,36a−2,36a−3,36a−4 本体部
36b−1,36b−2,36b−3,36b−4 側方係止部
36c−1,36c−2,36c−3,36c−4 取っ手部
36d−1,36d−2,36d−3,36d−4 下方係止部
38 上面板
40 取っ手
42 カードホルダー
100 サンプル充填細管
100a 管内
100−R 赤色のサンプル充填細管
100−O 橙色のサンプル充填細管
100−Y 黄色のサンプル充填細管
100−G 緑色のサンプル充填細管
100−B 青色のサンプル充填細管
100−V 藍色のサンプル充填細管
100−P 紫色のサンプル充填細管
200 サンプル(試料)
300 液体窒素タンク
300a 内部

Claims (5)

  1. 管内にサンプルが支持される細管を複数保存するサンプル保存ケースであって、
    略矩形形状の底面を備えかつ上部が開口した箱状体の容器と、
    前記容器の内部に配設され、前記容器の底面の縦方向に沿って延長される多数の縦方向仕切り板と、前記容器の底面の横方向に沿って延長される多数の横方向仕切り板とを有し、前記多数の縦方向仕切り板のそれぞれと前記多数の横方向仕切り板のそれぞれとが互いに直交して多数の格子状の区画を形成するとともに、前記縦方向仕切り板と前記横方向仕切り板とのそれぞれには所定の枚数毎に所定のマークが施された仕切り部材と
    を有し、
    前記容器の側面の所定の高さ位置に孔が穿設されている
    ことを特徴とするサンプル保存ケース。
  2. 請求項1に記載のサンプル保存ケースにおいて、
    前記仕切り部材の前記縦方向仕切り板と前記横方向仕切り板とは、前記容器の底面から上部までの高さ方向に沿って延長されている
    ものであるサンプル保存ケース。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のサンプル保存ケースにおいて、
    前記仕切り部材の前記縦方向仕切り板と前記横方向仕切り板とは、所定の厚みを有する紙よりなる
    ものであるサンプル保存ケース。
  4. 請求項1、請求項2または請求項のいずれか1項に記載のサンプル保存ケースにおいて、
    前記細管のぞれぞれには、所定の数の異なる色の中のいずれかの色がそれぞれ選択的に施されている
    ものであるサンプル保存ケース。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3または請求項のいずれか1項に記載のサンプル保存ケースを収容するサンプル保存ケースの収容ラックであって、
    前記サンプル保存ケースの高さ方向の大きさに応じて配設された複数の支持部を有し、前記支持部に前記サンプル保存ケースを載置させて、前記サンプル保存ケースの高さ方向に沿って複数の前記サンプル保存ケースを積層して支持する支持部材と、
    前記支持部材の複数の支持部それぞれに係止可能であって、前記支持部に係止されたときに前記支持部に載置された前記サンプル保存ケースに当接して前記サンプル保存ケースの移動を抑止する複数の抑止部材と
    を有するサンプル保存ケースの収容ラック。
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