JP4028245B2 - Guide wire - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガイドワイヤ、特に血管のような体腔内にカテーテルを導入する際に用いられるガイドワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば冠状動脈のような心臓周辺の血管にカテーテルを導入する際には、当該カテーテルにガイドワイヤを挿通し、ガイドワイヤの先端部をカテーテルに先行させて、複雑に分岐した血管を選択しつつ挿入する。
【0003】
このようなガイドワイヤとしては、特公平4−25024号公報に開示されたものが知られている。このガイドワイヤは、線状のワイヤ本体(円筒形要素)と、ワイヤ本体の先端部に固定された金属製の第1コイルと、第1コイルの先端部に固定された第2コイルと、第2コイルの先端に固定された丸みのある構造体とを備え、第1コイルと第2コイルの接合部が、コイル内に挿通されたワイヤ本体と半田(ろう材)により固定された構造となっている。そして、前記ろう材と前記丸みのある構造体との間に、安全リボンが掛け渡されている(特公平4−25024号公報の図2等参照)。
【0004】
ところで、このようなガイドワイヤでは、誘導するカテーテルの先端部を血管形状に対応させたり、血管分岐を円滑に誘導したりするために、医師がガイドワイヤの先端部を所望の形状に曲げて使用することが多い。このようにガイドワイヤの先端部を所望の形状に曲げることを、リシェイプと言う。
【0005】
しかしながら、前述した特公平4−25024号公報に記載のガイドワイヤでは、安全リボンが両コイルに対し別体であるため、リシェイプを行った際に安全リボンが引張応力を受け、その端部の固定が外れてしまうおそれがあるという欠点がある。このような安全リボンの脱落が生じると、ガイドワイヤ先端部の曲げ形状も目的通りの形状とならず、リシェイプの効果が十分に得られない。
【0006】
特に、ワイヤ本体を超弾性を示すNi−Ti系合金で構成した場合、ワイヤ本体が超弾性を示すのでリシェイブが困難であり、そのため、リシェイブの可能な材料(例えばステンレス鋼)にて安全リボンを別体に設ける必要がある。しかし、ワイヤ本体がNi−Ti系合金であると、半田の濡れ性が悪いために半田の接合強度が低く、一旦、ワイヤ本体とコイル等の固定が外れると、いくら安全リボンがあっても、リシェイブの際の力によって別体である安全リボンも外れてしまうという事態が生じやすい。そして、半田の接合強度を高めるためには、金属表面の酸化皮膜を除去後、空気の接触を遮断した状態で予備錫を被せるという特殊処理を行わねばならず、製造に多大な手間と時間を要する。このようなことから、ワイヤ本体と安全リボンの構成材料の選択の幅を狭め、目的とするリシェイプを達成すること、特に、ガイドワイヤ先端部に適度な柔軟性を確保することとの両立を達成する上での障害となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ガイドワイヤ先端部のリシェイプ(形状付け)を容易かつ確実に行うことができるガイドワイヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(4)の本発明により達成される。
【0009】
(1) 線状のワイヤ本体と、
前記ワイヤ本体の先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第1コイルと、
前記第1コイルの先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第2コイルと、
前記ワイヤ本体の長手方向に延出し、当該延出部分の少なくとも一部が前記第2コイルの内側に位置する細長い要素とを有するガイドワイヤであって、
前記細長い要素は、塑性変形して希望通りの形状を形作り、かつその形状を維持することができるものであり、
前記細長い要素は、その基端が前記第2コイルの基端に一体的に形成され、前記第2コイルの基端から先端方向に向かって延びていることを特徴とするガイドワイヤ。
【0010】
(2) 線状のワイヤ本体と、
前記ワイヤ本体の先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第1コイルと、
前記第1コイルの先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第2コイルと、
前記ワイヤ本体の長手方向に延出し、当該延出部分の少なくとも一部が前記第2コイルの内側に位置する細長い要素とを有するガイドワイヤであって、
前記細長い要素は、塑性変形して希望通りの形状を形作り、かつその形状を維持することができるものであり、
前記細長い要素は、その先端が前記第2コイルの先端に一体的に形成され、前記第2コイルの先端から基端方向に向かって延び、前記第2コイルの内部、あるいは前記第2コイルおよび前記第1コイルの内部に挿入されていることを特徴とするガイドワイヤ。
【0011】
(3) 前記細長い要素の少なくとも一部は、平板状または角柱状をなしている部分を有する上記(1)または(2)に記載のガイドワイヤ。
【0012】
(4) 前記細長い要素の少なくとも一部は、その横断面積が前記第1コイルまたは前記第2コイルを形成する線材の横断面積よりも小さい上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のガイドワイヤ。
【0013】
本発明のガイドワイヤは、前記ワイヤ本体の先端部は、前記第1コイルの内側のほぼ中心部に挿通されていることが好ましい。
【0014】
本発明のガイドワイヤは、前記ワイヤ本体の先端部は、前記第1コイルおよび前記第2コイルの内側のほぼ中心部に挿通されていることが好ましい。
【0015】
本発明のガイドワイヤは、前記ワイヤ本体の先端部は、その外径が先端方向に向かって漸減するテーパ部を有することが好ましい。
【0016】
本発明のガイドワイヤは、前記ワイヤ本体は、異なる2種以上の材料で構成されていることが好ましい。
【0017】
本発明のガイドワイヤは、前記細長い要素の先端と前記第2コイルの先端とが固定されていることが好ましい(例えば、図1、7、8に示す構成)。
【0018】
本発明のガイドワイヤは、前記ワイヤ本体の先端が前記細長い要素に固定されていることが好ましい(例えば、図8に示す構成)。
【0019】
本発明のガイドワイヤは、前記第2コイルの先端と前記ワイヤ本体の先端とが固定されていることが好ましい(例えば、図1、9、10に示す構成)。
【0020】
本発明のガイドワイヤは、前記細長い要素の先端が前記ワイヤ本体に固定されていることが好ましい(例えば、図9に示す構成)。
【0021】
本発明のガイドワイヤは、前記細長い要素の先端と前記第2コイルの先端と前記ワイヤ本体の先端とが固定されていることが好ましい(例えば、図1に示す構成)。
【0022】
本発明のガイドワイヤは、前記第1コイルと前記第2コイルとの接合部は、両コイルの螺旋状巻回部位がそれぞれ互い違いに噛み合うように配置されていることが好ましい。
【0023】
本発明のガイドワイヤは、前記第1コイルと前記第2コイルとの接合部は、前記ワイヤ本体と固定されていることが好ましい。
【0024】
本発明のガイドワイヤは、前記細長い要素は、先端方向に向かってその横断面積が減少する部分を有することが好ましい。
【0025】
本発明のガイドワイヤは、前記細長い要素は、その長手方向の少なくとも一部が複数の分岐しているものであることが好ましい。
【0026】
本発明のガイドワイヤは、複数本の細長い要素を有することが好ましい。
【0027】
本発明のガイドワイヤは、X線造影性を有することが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のガイドワイヤを添付図に示す好適な実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明のガイドワイヤの実施形態を示す縦断面図、図2は、図1に示すガイドワイヤにおける第1コイルと第2コイルとの接合部付近を拡大して示す縦断面図、図3は、第1コイルの構成例を示す縦断面図、図4は、図3中のX−X線視図である。なお、説明の都合上、図1〜図3、図6〜図10中の右側を「基端」、左側を「先端」という。
【0030】
図1に示すガイドワイヤ1は、カテーテルに挿入して用いられるカテーテル用ガイドワイヤであって、ガイドワイヤ1を主に構成するワイヤ本体(芯線)2と、ワイヤ本体2の先端側に設置された螺旋状の第1コイル3と、第1コイル3の先端側に設置(接合)された螺旋状の第2コイル4と、ワイヤ本体2の長手方向に延出し、当該延出部分の少なくとも一部が第2コイル4の内側に位置する少なくとも1本の細長い要素35とを有している。
【0031】
ワイヤ本体2は、好ましくは金属材料で構成され、図1に示すように、比較的外径の大きい本体部20と、本体部20より先端側に位置し、先端方向に向かって外径が漸減する第1テーパ部21および第2テーパ部23と、両テーパ部21、23の間に位置し、長手方向に沿って外径がほぼ一定の中間部22と、第2テーパ部23より先端側に位置する細径部24とを有している。
【0032】
そして、ワイヤ本体2の第1テーパ部21より先端側の部分は、第1コイル3または第2コイル4の内側のほぼ中心部に挿通されている。図示の構成では、ワイヤ本体2の第1テーパ部21より先端側の部分は、第1コイル3および第2コイル4の内面と非接触で挿通されている。なお、第1コイル3の基端側の一部は、ワイヤ本体2と接触していてもよい。
【0033】
ワイヤ本体2を構成する金属材料としては、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金のような超弾性合金等が挙げられる。第1テーパ部21や第2テーパ部23を有することにより、ワイヤ本体2の剛性を先端方向に向かって徐々に減少させることができ、挿入の操作性の向上と共に、折れ曲がり等も防止することができる。
【0034】
ここで、ワイヤ本体2は、その全長に渡って、例えばステンレス鋼やNi−Ti系合金のような単一の材料で構成することもできるが、異なる材料を組み合わせて形成することもできる。例えば、本体部20(基端側部分)をステンレス鋼のような比較的高剛性の材料で構成し、本体部20より先端側、すなわち図示の実施形態では、第1テーパ部21、中間部22、第2テーパ部23および細径部24をNi−Ti系合金のようなステンレス鋼よりも剛性の小さい材料で構成することができる。これにより、ガイドワイヤ1は、優れた押し込み性やトルク伝達性を得て良好な操作性を確保しつつ、先端側においては良好な柔軟性、復元性を得て血管への追従性、安全性が向上する。
【0035】
なお、ワイヤ本体2における異種材料の組み合わせは、上記に限らず、その目的に応じて適宜選択することができる。例えば、リシェイプしたときの形状保持性を向上するために、中間部22、第2テーパ部23および細径部24のうちの少なくとも1つをステンレス鋼で構成することができる。また、同じNi−Ti系合金などの材料であっても、本体部20と本体部20より先端側の部分の剛性特性が異なるものでも構わない。つまり、本体部20の方が本体部20より先端側の部分よりも材料的に高剛性であってもよい。
【0036】
第1コイル3は、好ましくは金属材料で構成され、外力を付与しない状態で、螺旋状の部位が隙間なく密に配置されている。第1コイル3を構成する金属材料としては、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金のような超弾性合金、形状記憶合金、コバルト系合金が挙げられる。また、後述するようなX線不透過材料で構成してもよい。
【0037】
第1コイル3は、その基端部がワイヤ本体2の第1テーパ部21に固定されている。この固定方法は、特に限定されないが、本実施形態の場合、半田(ろう材)等の固定材料5(図1中、一点鎖線で示す)により固定されている。なお、他の固定方法としては、溶接、接着剤による接着などが挙げられる。
【0038】
第2コイル4は、好ましくは金属材料で構成され、外力を付与しない状態で、螺旋状の部位が隙間なく密に配置されている。第2コイル4を構成する金属材料としては、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金のような超弾性合金、形状記憶合金、コバルト系合金や、金、白金、タングステン等の貴金属またはこれを含む合金が挙げられる。特に、貴金属のようなX線不透過材料で構成した場合には、ガイドワイヤ1にX線造影性が得られ、X線透視下で先端部の位置を確認しつつ生体内に挿入することができ、好ましい。
【0039】
なお、第1コイル3を超弾性合金で構成した場合、その先端から延長される細長い要素35も同材料で構成されることになるが、この場合、細長い要素35をリシェイプができるように熱処理や冷間加工すればよい。
【0040】
第2コイル4を例えばステンレス鋼のようなX線透過材料で構成した場合、第2コイル4、後述する細長い要素35または細径部24のいずれかに対し、その表面の少なくとも一部に前述のようなX線不透過材料の層を形成することができる。この場合でも、ガイドワイヤ1にX線造影性が得られ、X線透視下で先端部の位置を確認しつつ生体内に挿入することができる。
【0041】
このような第2コイル4の基端部は、第1コイル3の先端部と接続、固定されている。両コイルの配置や固定方法は、特に限定されないが、本実施形態では、第1コイル3の一部と第2コイル4の一部とが重なり合うように配置されている。すなわち、図2に示すように、第1コイル3と第2コイル4の接合部(重なり部分)33は、両コイルの螺旋状巻回部位がそれぞれ交互に(一つおきに)噛み合うように(ねじ込まれるように)配置されている。これにより、組み立ての際、第1コイル3と第2コイル4とをより正確に同軸上に配置することができると共に、ガイドワイヤ1に対し先端方向に引っ張られるような力が働いた場合、第1コイル3と第2コイル4の接合部33での離脱を有効に防止することができる。
【0042】
さらに、両コイルの接合部33は、ワイヤ本体2の第2テーパ部23に固定されている。この固定方法は、特に限定されないが、本実施形態の場合、半田(ろう材)等の固定材料6(図1および図2中、一点鎖線で示す)により固定されている。これにより、両コイル3、4のワイヤ本体2に対する接合強度をより一層高めることができる。なお、他の固定方法としては、溶接、接着剤による接着などが挙げられる。
【0043】
なお、本実施形態の場合、第1コイル3および第2コイル4は、線材の横断面が円形のものを用いているが、これに限らず、線材の断面が例えば楕円形、四角形(特に長方形)等のものであってもよい。
【0044】
また、第1コイル3と第2コイル4とで、それらを構成する線材の材質、径(太さ)、断面形状、螺旋のピッチ、コイルの外径・内径等の条件は、それぞれ、同一でも異なっていてもよい。
【0045】
また、第1コイル3および/または第2コイル4の表面(特に外表面)は、その全体または一部が親水性材料または疎水性材料による被膜(図示せず)で覆われているのが好ましい。これにより、ガイドワイヤ1の挿入をより円滑に行うことができる。
【0046】
このような被膜は、目的に応じて様々な態様が挙げられる。例えば、第1コイル3および第2コイル4の外表面全体を潤滑性の疎水性被膜で覆う態様、第2コイル4の先端側の所定長さのみを潤滑性の疎水性被膜で覆い、第1コイル3および第2コイル4の他の部分は親水性被膜で覆う態様、第2コイル4の先端側の所定長さのみ前記被膜が存在せず、第1コイル3および第2コイル4の他の部分は親水性被膜または疎水性被膜で覆う態様などがある。
【0047】
被膜を構成する親水性材料としては、例えば、セルロース系高分子物質、ポリエチレンオキサイド系高分子物質、無水マレイン酸系高分子物質(例えば、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体のような無水マレイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物質(例えば、ポリアクリルアミド、ポリグリシジルメタクリレート−ジメチルアクリルアミド(PGMA−DMAA)のブロック共重合体)、水溶性ナイロン、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
【0048】
また、被膜を構成する疎水性材料としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂、シリコーン系の材料等が挙げられる。
なお、このような被膜は、ワイヤ本体2の表面に形成されていてもよい。
【0049】
図1〜図4に示すように、第1コイル3の先端には、細長い要素35が第1コイル3の先端から延長されるように形成されている。そして、細長い要素35は、第2コイル4の内側に、細径部24とほぼ平行に延出している。
【0050】
この細長い要素35の存在により、前述したリシェイプ(形状付け)を容易かつ確実に行うことができる。すなわち、医師等が手指でガイドワイヤ1の先端部分をリシェイプ(形状付け)する際に、細長い要素35が塑性変形して、希望通りの形状を形作り、かつその形状を維持することができる機能を発揮する。
【0051】
この細長い要素35は、第1コイル3と同材料により第1コイル3と一体的に形成されている。これにより、細長い要素35を別部材で構成する場合に比べ、部品点数が少なく、ガイドワイヤ1の組み立て(製造)が容易であると共に、リシェイプの際や使用時における細長い要素35の脱落(剥離等)が防止される。特に、繰り返し引っ張り、曲げ、ねじれ等の応力が作用した場合でも、破断、剥離、脱落等を生じることを有効に防止することができる。
【0052】
図4に示すように、細長い要素35は、第1コイル3の円筒の中心軸上またはその近傍に配置されている。この細長い要素35は、例えば、線材から第1コイル3を成形する工程(コイリング工程)において、形成することができる。
【0053】
細長い要素35の長さは、特に限定されないが、通常は、0.5〜4.0cm程度であるのが好ましく、1.5〜3.0cm程度であるのがより好ましい。
【0054】
細長い要素35の全部または一部は、その横断面積が第1コイル3(または第2コイル4)を形成する線材の横断面積よりも小さいのが好ましい。すなわち、図4に示すように、細長い要素35の横断面形状が円形である場合、細長い要素35の外径は、第1コイル3を形成する線材(断面円形)の外径未満とされるのが好ましい。このような構成とすることにより、より一層の柔軟性を確保することができるという効果が得られる。
【0055】
また、図5に示すように、細長い要素35は、平板状または角柱状をなしているもの、すなわち、その横断面形状が正方形、長方形、台形等の四角形をなしているものでもよい。図5に示す断面形状(長方形)の細長い要素35では、長方形の長辺方向(図5中上下方向)への曲げが短辺方向への曲げに比べてより容易であり、リシェイプの方向性が規定し易いという利点がある共に、長辺方向への柔軟性を確保することができ、応力が作用したときの追従変形性が向上する。
【0056】
なお、細長い要素35の一部に、このような平板状または角柱状の部位が存在していてもよい。
【0057】
また、細長い要素35は、その全長に渡って横断面形状が一定でも、横断面形状が変化(減少または増加)する部分が存在していてもよい。図3および図4に示す断面円形の細長い要素35の場合、例えば、全長に渡って外径が一定のもの、先端方向に向かって外径が漸減しているものまたはそのような部分を有するものが挙げられる。
【0058】
特に、細長い要素35は、先端方向に向かってその横断面積が減少(漸減)する部分を有するものであるのが好ましい。以下、その態様の例を図6(a)〜(e)に基づいて説明する。
【0059】
▲1▼ 図6(a)に示すように、細長い要素35の横断面形状は長方形であり、その長方形の長辺の長さL1は、細長い要素35の長手方向に沿ってほぼ一定であるが、短辺の長さL2は、細長い要素35の先端36方向に向かって徐々に減少(漸減)するか、または段階的に減少している。
【0060】
▲2▼ 図6(b)に示すように、細長い要素35の横断面形状は長方形であり、その短辺の長さL2は、細長い要素35の長手方向に沿ってほぼ一定であるが、長方形の長辺の長さL1は、細長い要素35の先端36方向に向かって徐々に減少(漸減)するか、または段階的に減少している。
【0061】
▲3▼ 図6(c)に示すように、細長い要素35の横断面形状は長方形であり、その長方形の長辺の長さL1は、細長い要素35の先端36方向に向かって徐々に減少(漸減)するか、または段階的に減少しており、長方形の短辺の長さL2は、細長い要素35の先端方向に向かって徐々に減少(漸減)するか、または段階的に減少している。
【0062】
▲4▼ 図6(d)に示すように、細長い要素35の横断面形状は長方形であり、その長方形の長辺の長さL1は、細長い要素35の先端36方向に向かって徐々に増加(漸増)するか、または段階的に増加しており、長方形の短辺の長さL2は、細長い要素35の先端方向に向かって徐々に減少(漸減)するか、または段階的に減少している。なお、この態様の場合、細長い要素35の横断面積(L1×L2)は、細長い要素35の長手方向に沿ってほぼ一定であってもよい。
【0063】
図6(e)に示すように、細長い要素35は、その長手方向の途中から複数に分岐している。すなわち、図示の構成では、2本の枝35a、35bを有している。この場合、枝35a、35bは、それぞれ、その横断面積が先端36方向に向かって漸減しているのが好ましい。
【0064】
以上のような構成としたことにより、細長い要素35は、先端方向にいくに従って柔軟性が増し、ガイドワイヤ1の最先端が血管に突き当たったときでも極めて容易、円滑に湾曲し、血管内壁に損傷を与えることを防止するので、安全性が格段に向上する。
【0065】
このような細長い要素35の表面の少なくとも一部には、前述したようなX線不透過材料の層を設けてもよい。これにより、第2コイル4や細径部24の構成材料にかかわらず、ガイドワイヤ1にX線造影性が得られ、X線透視下で先端部の位置を確認しつつ生体内に挿入することができる。
【0066】
図1に示すように、細長い要素35の先端と第2コイル4の先端とワイヤ本体2の先端とは固定されている。この固定方法は、特に限定されないが、本実施形態の場合、半田(ろう材)等の固定材料7(図1中、一点鎖線で示す)により固定されている。これにより、両コイル3、4とワイヤ本体2の接合強度をより一層高めることができる。なお、他の固定方法としては、溶接、接着剤による接着などが挙げられる。
【0067】
血管内壁の損傷を防止するために、固定材料7の先端面は、丸みを帯びているのが好ましい。
【0068】
図7〜図10は、それぞれ、本発明のガイドワイヤの他の実施形態を示す縦断面図である。以下、これらの図に基づいて、各実施形態について説明するが、図1に示す実施形態のガイドワイヤと同一の事項については、その説明を省略し、主に相違点について説明する。
【0069】
図7に示すガイドワイヤ1は、ワイヤ本体2の先端部の構成が前記実施形態と異なり、その他は同様である。すなわち、ワイヤ本体2の細径部24は、短く設定されており、細径部24の先端25は、固定部材7により固定されておらず自由である。このように、細径部24の先端25を自由端としたことにより、ガイドワイヤ1の先端部の柔軟性をより向上することができる。
【0070】
なお、図7に示す実施形態では、細長い要素35の両端はそれぞれ固定材料6および7にて固定され、細径部24の先端25は固定材料7まで到達していない。そのため、細長い要素35は、リシェイプを担う部材としての役割の他、第2コイル4の脱落を防止するいわゆる「安全ワイヤ」としての役割をも果たしているので、先端25を自由端としても引張強度を維持することができる。
【0071】
図8に示すガイドワイヤ1は、ワイヤ本体2の先端部の構成が前記実施形態と異なり、その他は同様である。すなわち、ワイヤ本体2の細径部24は、短く設定されており、細径部24の先端25は、細長い要素35の途中に位置している。そして、細径部24の先端25は、細長い要素35の途中の位置に固定されている。この固定方法は、特に限定されないが、本実施形態の場合、半田(ろう材)等の固定材料8(図8中、一点鎖線で示す)により固定されている。なお、他の固定方法としては、溶接、接着剤による接着などが挙げられる。
【0072】
このように、ワイヤ本体2の細径部24を細長い要素35に固定することにより、ガイドワイヤ1の先端部が湾曲(屈曲)したときに、細径部24が細長い要素35に追従することができ、複雑に走向・分岐する血管に対する選択性が向上するとともに、第2コイル4が伸びて線材間に隙間ができ先端25がコイルの外部に露出することを防止する。
【0073】
なお、図8に示す実施形態では、細長い要素35の両端はそれぞれ固定材料6および7にて固定され、細径部24の先端25は固定材料7まで到達していない。そのため、細長い要素35は、リシェイプを担う部材としての役割の他、第2コイル4の脱落を防止するいわゆる「安全ワイヤ」としての役割をも果たしているので、先端25を自由端としても引張強度を維持することができる。
【0074】
図9に示すガイドワイヤ1は、細長い要素35の先端36の位置が前記実施形態と異なり、その他は同様である。すなわち、細長い要素35は、短く設定されており、細長い要素35の先端36は、固定部材7により固定されておらず自由である。このように、細長い要素35の先端36を自由端としたことにより、ガイドワイヤ1の先端部の柔軟性をより向上することができる。
【0075】
図10に示すガイドワイヤ1は、細長い要素35の先端36の位置が前記実施形態と異なり、その他は同様である。すなわち、細長い要素35は、短く設定されており、細長い要素35の先端36は、細径部24の途中に位置している。そして、細長い要素35の先端36は、細径部24の途中の位置に固定されている。この固定方法は、特に限定されないが、本実施形態の場合、半田(ろう材)等の固定材料9(図10中、一点鎖線で示す)により固定されている。なお、他の固定方法としては、溶接、接着剤による接着などが挙げられる。
【0076】
このように、細長い要素35の先端36を細径部24に固定することにより、ガイドワイヤ1の先端部が湾曲(屈曲)したときに、細長い要素35が細径部24に追従することができ、複雑に走向・分岐する血管に対する選択性が向上するとともに、第2コイル4が伸びて線材間に隙間ができ先端25がコイルの外部に露出することを防止する。
【0077】
以上の各実施形態のように、細長い要素35と、第2コイル4と、ワイヤ本体2の固定方法や固定部位を適宜選択することにより、前述したようなワイヤ本体2、第1コイル3および細長い要素35、第2コイル4等の構成材料やそれらの形状、寸法等の選択と相まって、ガイドワイヤ1の先端部の柔軟性や曲げ特性を任意に設定することが可能となる。
【0078】
上記各実施形態では、細長い要素35は、第1コイル3の先端に一体的に形成されている(第1コイル3の先端から連続的に先端方向に延びている)ものであったが、本発明は、これに限定されず、例えば次のようなものでもよい。
【0079】
A.細長い要素35は、第1コイル3の基端に一体的に形成され、第1コイル3の基端から先端方向に向かって延び、第1コイル3およびこれに接続された第2コイル4の内部に挿入されている。
【0080】
B.細長い要素35は、第2コイル4の基端に一体的に形成され、第2コイル4の基端から先端方向に向かって延び、第2コイル4の内部に挿入されている。
【0081】
C.細長い要素35は、第2コイル4の先端に一体的に形成され、第2コイル4の先端から基端方向に向かって延び、第2コイル4の内部、あるいは第2コイル4および第1コイル3の内部に挿入されている。
【0082】
D.1本目の細長い要素35は、第1コイル3の基端に一体的に形成され、第1コイル3の基端から先端方向に向かって延び、第1コイル3の内部に挿入されている。2本目の細長い要素35は、第2コイル4の基端に一体的に形成され、第2コイル4の基端から先端方向に向かって延び、第2コイル4の内部に挿入されている。
【0083】
E.1本目の細長い要素35は、第1コイル3の先端に一体的に形成され、第1コイル3の先端から先端方向に向かって延び、第2コイル4の内部に挿入されている。2本目の細長い要素35は、第2コイル4の基端に一体的に形成され、第2コイル4の基端から基端方向に向かって延び、第1コイル3の内部に挿入されている。この場合、2本目の細長い要素35の基端は、第1テーパ部21、中間部22および第2テーパ部23の長手方向のいずれの箇所に位置していてもよい。
【0084】
F.1本目の細長い要素35は、第1コイル3の先端に一体的に形成され、第1コイル3の先端から先端方向に向かって延び、第2コイル4の内部に挿入されている。2本目の細長い要素35は、第2コイル4の先端に一体的に形成され、第2コイル4の先端から基端方向に向かって延び、第2コイル4の内部、あるいは第2コイル4および第1コイル3の内部に挿入されている。
【0085】
上記A〜Fにおいて、細長い要素35の先端(または基端)は、いかなる位置にあってもよく、例えば、細長い要素35の先端が、固定部材6で固定されている態様、固定部材7で固定されている態様、ワイヤ本体2(特に細径部24)の途中に位置し、自由端を構成している態様、ワイヤ本体2(特に細径部24)の途中に固定されている態様など、いかなる態様もとり得る。
【0086】
以上、本発明のガイドワイヤを図示の各実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。特に、ワイヤ本体の先端部、第1コイル、第2コイル、細長い要素の形状、構造、配置等は、図示の構成に限定されず、同様の機能を発揮し得る任意のものとすることができる。
【0087】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のガイドワイヤによれば、ガイドワイヤの先端部のリシェイプに適した細長い要素を有するため、ワイヤ本体が形状付けのし難い、例えば超弾性合金で構成されているような場合でも、ガイドワイヤの先端部のリシェイプ性を十分に確保することができる。
【0088】
特に、細長い要素が第1コイルまたは第2コイルと一体的に形成されているため、リシェイプの際やガイドワイヤの使用時に、細長い要素の脱落等が防止される。さらに、細長い要素を別部材で構成する場合に比べ、部品点数が少なく、ガイドワイヤの組み立て(製造)が容易となる。
【0089】
また、上述のような優れたリシェイプ性を確保した上で、ガイドワイヤの先端部に優れた柔軟性を確保することができ、生体への挿入操作の際の操作性、安全性が格段に向上する。
【0090】
また、ワイヤ本体、第1コイル、第2コイル、細長い要素の構成材料や形状、寸法、固定方法や固定部位などの諸条件を適宜選択することにより、ガイドワイヤの先端部の柔軟性や曲げ特性を任意に設定することが可能となり、症例等に応じた最適の治療が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガイドワイヤの実施形態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すガイドワイヤにおける第1コイルと第2コイルとの接合部付近を拡大して示す縦断面図である。
【図3】第1コイルの構成例を示す縦断面図である。
【図4】図3中のX−X線視図である。
【図5】細長い要素の断面形状を示す正面図である。
【図6】細長い要素の形状を示す斜視図である。
【図7】本発明のガイドワイヤの他の実施形態を示す縦断面図である。
【図8】本発明のガイドワイヤの他の実施形態を示す縦断面図である。
【図9】本発明のガイドワイヤの他の実施形態を示す縦断面図である。
【図10】本発明のガイドワイヤの他の実施形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドワイヤ
2 ワイヤ本体
20 本体部
21 第1テーパ部
22 中間部
23 第2テーパ部
24 細径部
25 先端
3 第1コイル
33 接合部
35 細長い要素
35a 枝
35b 枝
36 先端
4 第2コイル
5 固定材料
6 固定材料
7 固定材料
8 固定材料
9 固定材料
L1 長辺
L2 短辺[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a guide wire, and particularly to a guide wire used when a catheter is introduced into a body cavity such as a blood vessel.
[0002]
[Prior art]
For example, when a catheter is introduced into a blood vessel around the heart such as a coronary artery, a guide wire is inserted into the catheter, and the distal end of the guide wire is placed in front of the catheter, and a complicated branched blood vessel is selected and inserted. To do.
[0003]
As such a guide wire, the one disclosed in Japanese Patent Publication No. 4-25024 is known. The guide wire includes a linear wire body (cylindrical element), a first metal coil fixed to the tip of the wire body, a second coil fixed to the tip of the first coil, 2 having a round structure fixed to the tip of the coil, and the joining portion of the first coil and the second coil is fixed by a wire body inserted into the coil and solder (brazing material). ing. A safety ribbon is stretched between the brazing material and the round structure (see FIG. 2 of Japanese Patent Publication No. 4-25024).
[0004]
By the way, with such a guide wire, the doctor bends the tip of the guide wire into a desired shape to match the tip of the catheter to be guided to the blood vessel shape or smoothly guide the blood vessel branch. Often to do. Bending the distal end portion of the guide wire into a desired shape in this way is called reshaping.
[0005]
However, in the guide wire described in the above-mentioned Japanese Patent Publication No. 4-25024, the safety ribbon is separate from both coils, and therefore, when the reshaping is performed, the safety ribbon is subjected to tensile stress and the end thereof is fixed. There is a drawback in that there is a risk of losing. When such a safety ribbon falls off, the bent shape of the guide wire tip does not become the desired shape, and the effect of reshaping is not sufficiently obtained.
[0006]
In particular, when the wire body is made of a Ni-Ti alloy exhibiting superelasticity, reshaving is difficult because the wire body exhibits superelasticity. For this reason, the safety ribbon is made of a resharable material (for example, stainless steel). Must be provided separately. However, if the wire body is a Ni-Ti alloy, the solder wettability is poor, so the bonding strength of the solder is low. Once the wire body and the coil are unfixed, no matter how much the safety ribbon is, There is a tendency that the safety ribbon as a separate body also comes off due to the force at the time of reshaving. And in order to increase the bonding strength of the solder, after removing the oxide film on the metal surface, it is necessary to carry out a special treatment of covering with preliminary tin in a state where the air contact is cut off, which takes a lot of labor and time for manufacturing. Cost. For this reason, it is possible to reduce the range of materials used for the wire body and safety ribbon, achieve the desired reshaping, and in particular, to ensure appropriate flexibility at the guide wire tip. It becomes an obstacle to doing.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a guide wire that can easily and reliably reshape (shape) the distal end portion of the guide wire.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The purpose of this is as follows (1) to(4)This is achieved by the present invention.
[0009]
(1) a linear wire body;
A helical first coil installed on the distal end side of the wire body and having a hollow portion;
A helical second coil installed on the tip side of the first coil and having a hollow portion;
A guide wire having an elongated element extending in a longitudinal direction of the wire body, at least a part of the extended portion being located inside the second coil,
The elongated element can be plastically deformed to form and maintain the desired shape.It is possible
The elongated element has a proximal end formed integrally with the proximal end of the second coil, and extends from the proximal end of the second coil toward the distal end.A guide wire characterized by that.
[0010]
(2) a linear wire body;
A helical first coil installed on the distal end side of the wire body and having a hollow portion;
A helical second coil installed on the tip side of the first coil and having a hollow portion;
A guide wire having an elongated element extending in a longitudinal direction of the wire body, at least a part of the extended portion being located inside the second coil,
The elongated element can be plastically deformed to form and maintain the desired shape.It is possible
The elongate element has a distal end formed integrally with the distal end of the second coil, extends from the distal end of the second coil toward the proximal direction, and is arranged inside the second coil or the second coil and the second coil. Inserted in the first coilA guide wire characterized by that.
[0011]
(3) At least a part of the elongated element has a flat plate-like or prismatic portion.(1) or (2) aboveGuide wire as described in.
[0012]
(4) At least a part of the elongate element has a cross-sectional area smaller than a cross-sectional area of the wire forming the first coil or the second coil.(1) to (3) aboveA guide wire according to any one of the above.
[0013]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the distal end portion of the wire main body is inserted through a substantially central portion inside the first coil.
[0014]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the distal end portion of the wire main body is inserted through a substantially central portion inside the first coil and the second coil.
[0015]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the distal end portion of the wire body has a tapered portion whose outer diameter gradually decreases in the distal end direction.
[0016]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the wire body is made of two or more different materials.
[0017]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the tip of the elongated element and the tip of the second coil are fixed (for example, the configuration shown in FIGS. 1, 7, and 8).
[0018]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the distal end of the wire body is fixed to the elongated element (for example, the configuration shown in FIG. 8).
[0019]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the tip of the second coil and the tip of the wire body are fixed (for example, the configuration shown in FIGS. 1, 9, and 10).
[0020]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the tip of the elongated element is fixed to the wire body (for example, the configuration shown in FIG. 9).
[0021]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the tip of the elongated element, the tip of the second coil, and the tip of the wire body are fixed (for example, the configuration shown in FIG. 1).
[0022]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the joint portion between the first coil and the second coil is disposed so that the spiral winding portions of the two coils are alternately engaged with each other.
[0023]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that a joint portion between the first coil and the second coil is fixed to the wire body.
[0024]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that the elongated element has a portion whose cross-sectional area decreases in the distal direction.
[0025]
In the guide wire of the present invention, it is preferable that at least a part of the elongated element has a plurality of branches.
[0026]
The guidewire of the present invention preferably has a plurality of elongated elements.
[0027]
The guide wire of the present invention preferably has X-ray contrast properties.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the guide wire of the present invention will be described in detail based on a preferred embodiment shown in the accompanying drawings.
[0029]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of the guide wire of the present invention, FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view showing the vicinity of the joint between the first coil and the second coil in the guide wire shown in FIG. FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a configuration example of the first coil, and FIG. 4 is a view taken along line XX in FIG. For convenience of explanation, the right side in FIGS. 1 to 3 and 6 to 10 is referred to as “base end”, and the left side is referred to as “tip”.
[0030]
A guide wire 1 shown in FIG. 1 is a guide wire for a catheter used by being inserted into a catheter, and is installed on a wire body (core wire) 2 mainly constituting the guide wire 1 and a distal end side of the
[0031]
The
[0032]
A portion of the
[0033]
Examples of the metal material constituting the
[0034]
Here, the
[0035]
The combination of the different materials in the
[0036]
The first coil 3 is preferably made of a metal material, and the spiral portions are densely arranged without a gap without applying an external force. Examples of the metal material constituting the first coil 3 include superelastic alloys such as stainless steel and Ni—Ti alloys, shape memory alloys, and cobalt alloys. Moreover, you may comprise with a radiopaque material which is mentioned later.
[0037]
The base end portion of the first coil 3 is fixed to the
[0038]
The second coil 4 is preferably made of a metal material, and in a state where no external force is applied, the spiral portions are closely arranged without a gap. Examples of the metal material constituting the second coil 4 include superelastic alloys such as stainless steel and Ni-Ti alloys, shape memory alloys, cobalt alloys, noble metals such as gold, platinum, and tungsten, or the like. An alloy is mentioned. In particular, when the guide wire 1 is made of an X-ray opaque material such as a noble metal, X-ray contrast can be obtained in the guide wire 1, and the guide wire 1 can be inserted into the living body while checking the position of the tip under X-ray fluoroscopy. It is possible and preferable.
[0039]
When the first coil 3 is made of a superelastic alloy, the
[0040]
When the second coil 4 is made of, for example, an X-ray transmitting material such as stainless steel, at least a part of the surface of the second coil 4, the
[0041]
Such a proximal end portion of the second coil 4 is connected and fixed to a distal end portion of the first coil 3. The arrangement and fixing method of both coils are not particularly limited, but in the present embodiment, a part of the first coil 3 and a part of the second coil 4 are arranged to overlap each other. That is, as shown in FIG. 2, the joining portion (overlapping portion) 33 of the first coil 3 and the second coil 4 is arranged so that the spiral winding portions of both coils are alternately meshed (every other) ( Arranged to be screwed). Thereby, at the time of assembly, the first coil 3 and the second coil 4 can be arranged on the same axis more accurately, and when a force is applied to the guide wire 1 in the distal direction, Separation at the joint 33 between the first coil 3 and the second coil 4 can be effectively prevented.
[0042]
Further, the
[0043]
In the case of the present embodiment, the first coil 3 and the second coil 4 have a circular cross section of the wire, but the cross section of the wire is not limited to this. ) Etc.
[0044]
In addition, the first coil 3 and the second coil 4 may have the same material, diameter (thickness), cross-sectional shape, spiral pitch, outer diameter / inner diameter of the coil, and the like. May be different.
[0045]
Moreover, it is preferable that the surface (especially outer surface) of the 1st coil 3 and / or the 2nd coil 4 is entirely or partially covered with the film (not shown) by a hydrophilic material or a hydrophobic material. . Thereby, the guide wire 1 can be inserted more smoothly.
[0046]
Such a film has various modes depending on purposes. For example, a mode in which the entire outer surfaces of the first coil 3 and the second coil 4 are covered with a lubricating hydrophobic coating, only a predetermined length on the tip side of the second coil 4 is covered with a lubricating hydrophobic coating, and the first A mode in which the other portions of the coil 3 and the second coil 4 are covered with a hydrophilic coating, the coating does not exist only for a predetermined length on the tip side of the second coil 4, and the other portions of the first coil 3 and the second coil 4 For example, the portion may be covered with a hydrophilic film or a hydrophobic film.
[0047]
Examples of the hydrophilic material constituting the coating include cellulose-based polymer materials, polyethylene oxide-based polymer materials, and maleic anhydride-based polymer materials (for example, maleic anhydride such as methyl vinyl ether-maleic anhydride copolymer). Copolymer), acrylamide polymer (for example, polyacrylamide, polyglycidyl methacrylate-dimethylacrylamide (PGMA-DMAA) block copolymer), water-soluble nylon, polyvinyl alcohol and the like.
[0048]
Moreover, as a hydrophobic material which comprises a film, fluororesins, such as polytetrafluoroethylene, a silicone type material, etc. are mentioned, for example.
Such a film may be formed on the surface of the
[0049]
As shown in FIGS. 1 to 4, an
[0050]
Due to the presence of the
[0051]
The
[0052]
As shown in FIG. 4, the
[0053]
The length of the
[0054]
All or part of the
[0055]
As shown in FIG. 5, the
[0056]
Such a flat or prismatic portion may be present in a part of the
[0057]
Further, the
[0058]
In particular, the
[0059]
(1) As shown in FIG. 6A, the cross-sectional shape of the
[0060]
(2) As shown in FIG. 6 (b), the cross-sectional shape of the
[0061]
(3) As shown in FIG. 6 (c), the cross-sectional shape of the
[0062]
(4) As shown in FIG. 6 (d), the cross-sectional shape of the
[0063]
As shown in FIG.6 (e), the
[0064]
With the above configuration, the
[0065]
At least a portion of the surface of such
[0066]
As shown in FIG. 1, the tip of the
[0067]
In order to prevent damage to the inner wall of the blood vessel, the distal end surface of the fixing
[0068]
7 to 10 are longitudinal sectional views showing other embodiments of the guide wire of the present invention. Hereinafter, each embodiment will be described based on these drawings, but the description of the same matters as those of the guide wire of the embodiment shown in FIG. 1 will be omitted, and different points will be mainly described.
[0069]
The guide wire 1 shown in FIG. 7 is the same as the above embodiment except for the configuration of the distal end portion of the
[0070]
In the embodiment shown in FIG. 7, both ends of the
[0071]
The guide wire 1 shown in FIG. 8 is different from the above embodiment in the configuration of the distal end portion of the wire
[0072]
In this way, by fixing the
[0073]
In the embodiment shown in FIG. 8, both ends of the
[0074]
In the guide wire 1 shown in FIG. 9, the position of the
[0075]
The guide wire 1 shown in FIG. 10 is the same as the embodiment except for the position of the
[0076]
In this way, by fixing the
[0077]
As in each of the above embodiments, the
[0078]
In each of the above embodiments, the
[0079]
A. The
[0080]
B. The
[0081]
C. The
[0082]
D. The first
[0083]
E. The first
[0084]
F. The first
[0085]
In the above A to F, the distal end (or proximal end) of the
[0086]
As mentioned above, although the guide wire of this invention was demonstrated about each embodiment shown in figure, this invention is not limited to these. In particular, the shape of the tip of the wire body, the first coil, the second coil, and the elongated elements, the structure, the arrangement, and the like are not limited to the illustrated configuration, and can be any one that can exhibit the same function. .
[0087]
【The invention's effect】
As described above, according to the guide wire of the present invention, since it has an elongated element suitable for the reshaping of the distal end portion of the guide wire, the wire main body is difficult to shape, for example, is composed of a superelastic alloy. Even in such a case, it is possible to sufficiently ensure the reshapability of the distal end portion of the guide wire.
[0088]
In particular, since the elongate element is formed integrally with the first coil or the second coil, the elongate element is prevented from falling off during reshaping or when using a guide wire. Furthermore, the number of parts is small compared to the case where the elongate element is constituted by another member, and the assembly (manufacture) of the guide wire is facilitated.
[0089]
In addition, while ensuring excellent reshapability as described above, it is possible to ensure excellent flexibility at the distal end of the guide wire, greatly improving operability and safety during insertion into the living body. To do.
[0090]
Moreover, the flexibility and bending characteristics of the distal end of the guide wire can be selected by appropriately selecting various conditions such as the material, shape, dimensions, fixing method and fixing part of the wire body, the first coil, the second coil, and the elongated element Can be arbitrarily set, and optimal treatment according to the case or the like becomes possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of a guide wire of the present invention.
2 is an enlarged longitudinal sectional view showing a vicinity of a joint portion between a first coil and a second coil in the guide wire shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a configuration example of a first coil.
4 is a XX line view in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a front view showing a cross-sectional shape of an elongated element.
FIG. 6 is a perspective view showing the shape of an elongated element.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the guide wire of the present invention.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the guide wire of the present invention.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the guide wire of the present invention.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the guide wire of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Guide wire
2 Wire body
20 Main body
21 1st taper part
22 Middle part
23 Second taper
24 Small diameter part
25 Tip
3 First coil
33 joints
35 Slender elements
35a branch
35b branch
36 Tip
4 Second coil
5 Fixing material
6 Fixing material
7 Fixing material
8 Fixing material
9 Fixing material
L1 The long side
L2 short side
Claims (4)
前記ワイヤ本体の先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第1コイルと、
前記第1コイルの先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第2コイルと、
前記ワイヤ本体の長手方向に延出し、当該延出部分の少なくとも一部が前記第2コイルの内側に位置する細長い要素とを有するガイドワイヤであって、
前記細長い要素は、塑性変形して希望通りの形状を形作り、かつその形状を維持することができるものであり、
前記細長い要素は、その基端が前記第2コイルの基端に一体的に形成され、前記第2コイルの基端から先端方向に向かって延びていることを特徴とするガイドワイヤ。A linear wire body;
A helical first coil installed on the distal end side of the wire body and having a hollow portion;
A helical second coil installed on the tip side of the first coil and having a hollow portion;
A guide wire having an elongated element extending in a longitudinal direction of the wire body, at least a part of the extended portion being located inside the second coil,
It said elongated element is plastically deformed shape the shape wished, and are those as possible out to maintain its shape,
The elongate element has a proximal end formed integrally with a proximal end of the second coil, and extends from the proximal end of the second coil toward the distal end .
前記ワイヤ本体の先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第1コイルと、
前記第1コイルの先端側に設置され、中空部を有する螺旋状の第2コイルと、
前記ワイヤ本体の長手方向に延出し、当該延出部分の少なくとも一部が前記第2コイルの内側に位置する細長い要素とを有するガイドワイヤであって、
前記細長い要素は、塑性変形して希望通りの形状を形作り、かつその形状を維持することができるものであり、
前記細長い要素は、その先端が前記第2コイルの先端に一体的に形成され、前記第2コイルの先端から基端方向に向かって延び、前記第2コイルの内部、あるいは前記第2コイルおよび前記第1コイルの内部に挿入されていることを特徴とするガイドワイヤ。A linear wire body;
A helical first coil installed on the distal end side of the wire body and having a hollow portion;
A helical second coil installed on the tip side of the first coil and having a hollow portion;
A guide wire having an elongated element extending in a longitudinal direction of the wire body, at least a part of the extended portion being located inside the second coil,
It said elongated element is plastically deformed shape the shape wished, and are those as possible out to maintain its shape,
The elongate element has a distal end formed integrally with the distal end of the second coil, extends from the distal end of the second coil toward the proximal direction, and is arranged in the second coil or in the second coil and the second coil. A guide wire inserted into the first coil .
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