JP4024475B2 - 情報ネットワークの制御方法および情報処理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報ネットワークの制御技術および情報処理技術に関し、特に、FC−AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)等のループ状の情報伝送路を介して複数の装置が接続された構成の情報処理システムにおいて発生するループ上の障害、例えば、装置の信号送受信部の異常、装置の動作不良により及ぼす他装置へ規格外信号送信、及びループ上の装置の追加や抜去により発生する構成情報の変化に対する、ループ障害回復やループ再構成等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、記憶装置等のインタフェースにおいては、取り扱うデータの大容量化に伴い、データ転送の高速化、イニシエータあたりの接続装置台数、接続距離の増大化が望まれている。これらの要求を満たすため、近年、FC−AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)というインタフェースを用いたデータをシリアルに高速転送を行う装置から構成されるシステムが増えてきている。
【0003】
図9に参考技術として、FC−ALインタフェースを用いたシステムの構成例を示す。FC−ALは、ホスト装置1、および各装置2−1〜nはそれぞれ送信部3(Tx)からの信号を、後段の装置の受信部4(Rx)に接続していくことで、一つのループ100上に接続するのが特徴である。
【0004】
尚、ループ上の装置は電源投入時にループ初期化という処理を行う。この処理は各ポート間の通信を可能にするために各装置がループ上で一意のアドレス(AL_PA:Arbitrated Loop Physical Address 以下AL_PAと呼ぶ)を取得するための処理であり、電源投入時に各装置から送信される“Loop Initialization Primitive" (以下、LIPと呼ぶ)を契機に開始される。尚、LIP信号を受信したポートはいかなる場合(ホストからのコマンド処理中)でも一時現在の処理を中断しループ初期化に参加しなければならない。
【0005】
しかし、この構成ではループ上の各装置の信号送信部、受信部の故障、または装置自身の障害等が発生するとループ上の全ての装置がホストとの通信が不可能になりシステム全体が使用不可になるという技術的課題がある。
【0006】
そこで、図10に、参考技術として、システムの耐故障性を向上させるためにホスト装置A1−1、ホスト装置B1−2、及び各装置2−1〜nを2重のループ100およびループ200によって接続される構成にし、且つループ100にポートバイパス回路5−1a〜na、(装置からのポートバイパス回路制御信号6−1a〜na)、及びループ200にポートバイパス回路5−1b〜nb、(装置からのポートバイパス回路制御信号6−1b〜nb)を介してループ上に接続したFC−ALインタフェースのシステムの構成例を示す。尚、図10中の各装置のポート記号A,Bの横、又は下に記述した0a〜0n、ob〜nbは各ポートのAL_PAを表すものとする。
【0007】
図11に示す様にポートバイパス回路は、FC−ALの規格で定められているバイパスプリミティブ信号(以下LPB)、及び装置からのポートバイパス回路制御信号6により前段のポートより受信した入力信号Rと自ポートからの出力信号Tのどちらか一方を、後段のポートへの入力信号Toとして選択することができる。なお、装置がポートバイパス回路に接続されていない場合は、ポートバイパス回路制御信号6は、前段のポートが送信した信号Rを後段への出力信号Toとして選択する。
【0008】
以上の様にポートバイパス回路を用いることで、ループ上から、電気的に障害が発生したポート切り離す、つまり前段のポート出力信号をそのまま後段のポートへ送信することでループを再構築し、システム全体が使用不可になることを防ぐことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
現在のポートバイパス回路制御、及びFC_ALインタフェースを用いたシステムでは、
(1)ループ上の装置が故障し無応答、またはループ上の他の信号へ悪影響を及ぼす場合のホストからの障害回復方法。
(2)ループ上への装置の挿入、除去によりループの構成情報が変化したことをホストが迅速に認識する手段。
(3)信号受信回路が故障した場合に当該ポート(AL_PA=x)からのLIP[F8,x]信号からホスト指示により、バイパス回路制御を行うが、この間におけるループ上の他装置のコマンド中断時間によるシステムの性能劣化。
において以下のような技術的課題がある。
【0010】
(1)の技術的課題の詳細
装置の信号送信受信回路は故障していないが、装置内部動作不良が発生し他装置が通信しているループ上の信号を遮ったり、変化させたりした場合に、ホストには前段の装置の出力しか情報が無いため、直接ループ上のどの装置が内部動作不良を起こしているかを迅速に特定する有効な手段が無い。ホストはそのとき通信中の装置が正常に動作していても、異常と推定し装置をリセットするのが一般的である。それでも回復しない場合はループ上の全てのポートをバイパス回路によりループから切り離した後、1つ1つバイパスを解除してどのポートが故障している装置かを特定してゆく方法が考えられるが、ループ上の装置の接続台数が多いときなどは、システムの性能が劣化してしまうという技術的課題がある。
【0011】
(2)の技術的課題の詳細
一般に現在のFC−ALのインタフェースを用いたシステムでは装置をループ上から除去したときに、自動でポートバイパス回路はバイパス状態となるため、ループが形成されなくなりシステム使用不可状態になるという懸念はない。しかし、ホスト装置はどの装置が除去されたかを即時に知る手段はなく、実際には除去された装置にI/Oを発行したとき対象装置からの応答がないことで初めてループ上から除去されたことを認識することができる。これは予めホスト装置が除去される時刻、装置の場所を特定できていれば良いが、現実には突然、個々の装置自身が入力信号異常によりポートバイパス回路をバイパス状態にしたり、オペレータが突然装置を除去したケースでは対応が不可能である。そのため結果的にはシステム全体の性能劣化につながる。
【0012】
また、ループ上に装置が挿入された場合は前述したように挿入装置がLIP信号を送信することでループ初期化を行うが、LIPを出さないモードで動作している場合や、LIP信号を送信できない装置の場合、ホストは迅速に当該装置を認識することができない。
【0013】
(3)の技術的課題の詳細
図12の参考技術の構成図において、装置2−3のポートAにて受信回路の異常を検出した場合、図13に示すように装置2−3のポートAはループイニシャライズ信号(LIP[F8,3a])を送信する。この信号を受信したループ100上の全ての装置は現在行っているコマンド処理を一時中断し、ループ初期化に参加しなければならない。ただし、この時点ではループがまだ形成されていないため、ループ初期化は完了しない。ホストA1−1は、LIP[F8,3a]を受信することにより、ループ100のマップ情報より装置2−2のポートA送信回路部に異常が発生しているとし、このポートをループ100上から切り離すため、図14に示すようにLPB[2a,0a]を送信する。この信号を受信した装置2−2のポートAがバイパスされ、図15に示すようにループ100が再構築される。このように、従来技術では、ポートの受信回路異常が発生したことをホストに通知する手段として、ループ初期化の信号でもあるLIP[F8,x]を送信する方法しかない。このためループ上の装置はLIP[F8,x]受信後、ホスト回復処理によるループの再構築、その後のループ初期化実行、およびホストによる装置の認証処理が完了するまでの間、コマンド処理を再開することができないという技術的課題がある。
【0014】
本発明の目的は、ループ状の情報伝送路上の装置が故障し無応答となったり、ループ上の他の信号へ悪影響を及ぼす信号を発生する等の障害時における回復処理を、装置数の多少の関係なく、かつホスト装置を煩わせることなく、迅速に実現する技術を提供することにある。
【0015】
本発明の他の目的は、ループ状の情報伝送路上への装置の挿入、除去によるループの構成情報の変化を、ループ初期化処理等のオーバーヘッドを発生することなく、ホスト装置に迅速に認識させる技術を提供することにある。
【0016】
本発明の他の目的は、ループ状の情報伝送路上の装置の部分的な故障等の障害時における回復処理を、装置数の多少の関係なく、かつホスト装置を煩わせることなく、迅速に実現する技術を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明では、ループ上の各装置に、
(a)定期的に自装置のループ上の位置情報(AL_PA)を含む障害テスト信号を送信する機能、
(b)前段の装置から送出される障害テスト信号から装置異常、及び構成情報変化を検出する機能、
(c)前段の装置の異常を検出した場合に別ポートから前段の装置に対し、別ポートをループ上から切り離す逆ポートバイパス指示信号を送信する機能、及びこの信号を受信した時に逆ポートをバイパスする機能、
(d)LIP[F8,x]送信契機を検出した時に送信するポート異常検出信号、及び
(e)上述の(a)から(d)で用いるファイバチャネル信号、及びその結果をホストに報告する機能、
を用意する。
【0018】
各装置は、それぞれのループで実行されるループ初期化処理により、各ループ上の装置のAL_PAをループマップとして記憶する。このループマップでは各ポートがバイパスされている状態か否かも管理する。
【0019】
本発明では、各装置の各ポートは予め定められた間隔、またはホスト装置の指示で定められた間隔で定期的に、(a)の信号を後段のドライブに送信し、(a)の信号を受信した装置はループマップから前段の装置からの信号か判定することで、ループ全体の装置障害、構成情報の変化を監視する。
【0020】
この結果、(b)に述べるように各装置が、定められた時間内に前段のポートから障害テスト信号が送信され、かつ位置情報がループマップと比較する機能を持つことで、前段の障害テスト信号ならばポートに障害が発生していないことを認識することができる。
【0021】
しかし、定められた時間内に障害テスト信号が受信されなければ、前段の当該ポートに内部異常が発生していると考えられる。この場合、前段の逆ポートで障害が発生してなく、かつ自ポートの逆ポートも障害が発生していなければ、(c)、(e)で述べる逆ポートバイパス指示信号を当該装置の逆ポートから送信することで、前段の障害ポートの逆ポートからの指示により障害発生ポートをループ上から切り離しループを再構築することができる。また、1重のループ構成や、逆ポートからのバイパス指示ができない場合でも、障害テスト信号の受信タイムアウト結果をホスト装置に通知し、ホストによるバイパスを要求しても良い。
【0022】
また、バイパス発生によりポートの切り離しが発生した場合は、バイパス指示を行ったポートより、構成情報変化をホストを含むループ上の装置に回覧することで、ホスト装置はどの装置が異常なのかを迅速に特定でき、また各装置はループ初期化を行うことなくループ上のループマップを更新することができる。
【0023】
また、定められた時間内に障害テスト信号は受信したが、ループマップとの比較から前段のAL_PAでない場合は前段の装置がループから除去された、または新たにループに挿入されたかが容易に分かる。この場合も、この結果をホストを含むループ上の装置に回覧することで、ループ初期化を行わず各装置はループマップを更新することができ、ホストはシステムの構成情報の変化を迅速に知ることができる。
【0024】
次に信号受信回路に異常を検出したポートは、(d)に述べるポート異常検出信号を後段のポートに送信することで、この信号を受信したポートは内部異常が発生しているポートの切り離しと同様の手順で逆ポートからの指示により障害発生ポートをループ上から切り離しループを再構築することができる。
【0025】
この結果、前節で述べたLIP[F8,x]によって行う従来技術での障害回復処理により発生した他装置のコマンドの中断、再開のための時間(オーバーヘッド)を削減することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの構成の一例を示す概念図である。
【0028】
図1の情報処理システムは、ホスト装置A1−1、ホスト装置B1−2、装置2−1〜4、およびポートバイパス回路5−1a〜4a、5−1b〜4bから構成されるFC−ALシステムの一例である。
【0029】
複数のホスト装置A1−1、ホスト装置B1−2および配下の複数の装置2−1〜4の各々はそれそれ信号受信回路部(Rx)、信号送信回路(Tx)からなるポートを2つ(A/B)具備し、それぞれのポートを、ポートバイパス回路5−1a〜4a、ポートバイパス回路5−1b〜4bを介してループ上に接続することでFC−ALからなる多重のループ100、ループ200にて相互に接続され、情報処理システムを構成している。
【0030】
ポートバイパス回路5−1a〜4a、5−1b〜4bは各装置2−1〜4のポートバイパス回路制御信号6−1a〜4a、6−1b〜4bにより制御可能であり、バイパス指示を行うことでループ100、200から切り離すことを可能としている。なお、ホスト装置A,BのAL_PAをそれぞれ0a,0b、また各装置のポートA,BのAL_PAをそれぞれ1a〜4a、および1b〜4bとする。
【0031】
本実施の形態では以下に示すファイバチャネル信号を定義し使用する。
・障害テスト信号
(記号:T_x_y、 xはポート情報、yは自ポートAL_PAを表す)
各ポートから一定間隔で送信されるファイバチャネル信号で、送信ポートのAL_PAおよびポート情報を含む。この信号は受信したポートにより後段ポートへ再送信されない特徴を持つ。
・ポート異常検出信号
(記号:F_x_y、 xはポート情報、yは自ポートAL_PAを表す)
受信回路にて一定期間入力信号を認識できない状況が続いた場合に送信されるファイバチャネル信号で、送信ポートのAL_PAおよびポート情報を含む。この信号は受信したポートにより後段ポートへ再送信されない特徴を持つ。
・逆ポートバイパス指示信号
(記号:B_x_y_z、 xはポート情報、yは自ポートAL_PA、zは他ポートAL_PAを表す)
送信元、送信先のAL_PAおよびポート情報を含んでいるファイバチャネル信号で、送信先のポートは本信号を受信すると受信した別ポートのバイパス回路に対し、バイパス制御信号にてバイパス状態とする。この信号を受信したポートは送信先のAL_PAが自ポートのAL_PAと異なれば、次ポートに再送信される特徴を持つ。
・構成情報変化報告信号
(記号:L_x_y_map、 xはポート情報、yは自ポートAL_PA、mapはループマップを表す)
ループ上の構成が変化したときに、各装置に構成情報が変化したことを報告するファイバチャネル信号で、ループマップ情報を含む。この信号を受信した各ポートは自装置のループマップを更新する。
・ポート異常報告信号
(記号:R_x_y_z、 xはポート情報、yは自ポートAL_PA、zは期待する障害テスト信号内のAL_PAを表す)
障害テスト信号の受信にてタイムアウトを検出し、ホスト装置にホットライン(バイパス制御信号でなく直接ポートバイパス回路を駆動する)等によるバイパス指示を要求するときに送信するファイバチャネル信号である。
【0032】
図1の情報処理システムにおいて電源投入後、ループ100、ループ200にてそれそれループ初期化処理を行い、ホスト装置A,B、および装置2−1〜4は表1、表2に示すようなループマップ0,1を作成する。なお、ループマップはループ初期化処理で取得したPosition Mapより作成し、ループ上の各ポートのAL_PAを前段の装置AL_PAを先頭に、ファイバチャネル信号が流れる向きと逆(Rx→Tx方向)に並べ替えたものである。
【0033】
その後、図2に示すように本実施の形態の特徴である前述した障害テスト信号T_x_yをループ上の各ポートは送信開始する。障害が発生していないとき、または構成情報が変化していないときのホスト装置A,B、および各装置が期待する障害テスト信号T_x_yを表3、表4に示す。
【0034】
(動作例1)
図1の構成にて、たとえば、ループ100の装置2−2のポートAにて信号送信受信回路は故障していないが、装置内部動作不良が発生し、他装置が通信しているループ上の信号を遮ったり、変化させたりした場合には以下のように回復処理を行う。
【0035】
上記の装置2−2の異常は装置2−3がポートAで期待する、当該装置2−2からの障害テスト信号T_0_2aを予め定められた時間内に受信されなかったことにより認識することができる。この場合、装置2−3は表2に示すループマップを参照することで、自装置の逆ポートが動作可能、かつ前段の装置2−2のポートBが動作可能であることから、図3に示すようにポートBより装置2−2に対して逆ポートバイパス指示信号B_1_3b_2bを送信し、ループマップ0から装置2−2のポートA(AL_PA=2a)を無効状態とする。このとき装置2−3のループマップは表5のようになる。
【0036】
逆ポートバイパス指示信号B_1_3b_2bを受信した装置2−2はポートバイパス回路制御信号6−2aによりポートバイパス回路5−2aをバイパス状態とすることで、ループ100上から切り離す。また、図4に示すように装置2−3は、構成情報変化報告信号L_0_3a_map0、L_1_3b_map1をそれぞれループ100、ループ200に回覧する。この情報により、ホスト装置A,Bおよび装置2−1〜4のループマップは表6および表7のように更新される。この結果、障害が発生していないとき、または構成情報が変化していないときの各装置が期待する障害テスト信号T_x_yも表8、表9に示すように更新される。
【0037】
また、上述の例でループマップ参照時に装置2−3のポートBが既にバイパス状態、または装置2−2のポートBが既にバイパス状態の時や、1重のループ構成の場合は、装置2−3から直接に装置2−2のポートAをループ100上より切り離すことができない。このような場合は、ホスト装置にポート異常報告信号R_0_3a_2aを送信し、ホスト装置はこの情報よりホットライン(ホスト装置A,Bと、ポートバイパス回路5−1a〜4a,ポートバイパス回路5−1b〜4bとの間に設定された図示しない制御信号線)で直接制御してAL_PAが2aのポートをループ100上から切り離すことができる。
【0038】
(動作例2)
図1の構成の情報処理システムにて、たとえば図5に示すように装置2−2が除去された場合について説明する。
【0039】
ホスト装置A,B、および各装置のループマップ、期待する障害テスト信号は前述した表1〜4である。
【0040】
装置2−2が除去されると図5に示すようにポートバイパス回路5−2a、5−2bは自動的にバイパス状態となりループ100,ループ200は維持される。しかし、そのままでは、上述のようにホスト装置A,Bは装置2−2が除去されたことを直ちに認識できないという技術的課題がある。
【0041】
本実施の形態では、装置2−2が除去されたときに、装置2−3が受信する障害テスト信号が、ポートAではT_0_2aからT_0_1a、ポートBではT_1_2bからT_1_1bに変化することから、ループ100,200の構成に変化が生じたことを即座に認識することができる。
【0042】
装置2−3は障害テスト信号のAL_PAと表2に示したループマップを参照することで、前段の装置2−2が除去され、装置2−1の障害テスト信号を受信していることを直ちに認識することができる。この結果、装置2−3はループマップ0,1から装置2のポートA(AL_PA=2a)、ポートB(AL_PA=2b)をそれぞれ無効状態とする。装置2−3のループマップは表10のように更新される。
【0043】
この更新結果を、図6に示すように、構成情報変化報告信号L_0_3a_map0、L_1_3b_map1として、それぞれループ100、ループ200に回覧することによりホスト装置A,Bに報告することで、ホスト装置A,Bはループ100,200上の装置2−3が除去されたことを迅速に認識することができる。
【0044】
また、ホスト装置A,Bおよび各装置のループマップは表11,表12のように更新される。また、障害が発生していないとき、または構成情報が変化していないときのホスト装置A,Bおよび各装置が期待する障害テスト信号T_x_yも表13、表14に示すように更新される。
【0045】
(動作例3)
図1の構成の情報処理システムにて、たとえば装置2−2のポートAにて受信回路に異常が検出された場合について説明する。このとき、装置2−2のポートAは図7に示すようにポート異常検出信号F_0_2aを装置2−3のポートAに送信する。これ以降の動作は、上述の動作例1と同一である。
【0046】
従来は装置2−2がLIP[F8,2a]を送信しホスト装置Aに報告していたため、オーバーヘッドの大きなループ初期化が発生していたが、本実施の形態の障害回復手段により、従来発生した障害回復のためのループ初期化時間、ホストによる認証処理の処理時間を省略することができ、個々の装置の障害の発生および、その回復処理等のために、情報処理システムの性能が劣化することが回避され、装置の故障等に影響されないようにすることが可能となる。
【0047】
上述の、動作例1〜3における個々の装置2−1〜4の制御機能の作用の一例を、図8のフローチャートにまとめて示す。
【0048】
以上説明したように、本実施の形態の情報ネットワークの制御方法および情報処理システムによれば、FC−ALシステムにおいて、個々の装置が故障し無応答となったり、ループ上の他の信号へ悪影響を及ぼす信号を発生する等の障害発生時や、装置の受信回路異常等の部分故障の障害発生時に、故障装置の近傍の装置が迅速に当該故障を検出して障害ポートをループ上から切り離すので、ホスト装置によるループ初期化処理等のオーバーヘッド(装置数に比例して増大する)を発生することなく、迅速に他装置への悪影響を抑止でき、システムの耐障害性の向上、システム性能の維持向上を実現することができる。
【0049】
また、ループ上からの装置の除去やループ上への装置の追加等のシステム構成の変動が発生したときに、装置数に比例して増大する大きなオーバーヘッドを伴う初期化処理の実行を行うことなく、ホスト装置が迅速に当該構成変動を認識できるので、システム構成の変動に伴う性能低下を回避することが可能になる。
【0050】
この結果、たとえば、ホスト装置としてのアレイコントローラに、配下の複数のディスク装置等の冗長構成の記憶装置をFC_AL等のループ100、200を介した接続した構成のディスクアレイサブシステム等の情報処理システムにおいて、個々の記憶装置の故障時や、交換、追加等におけるシステム性能の劣化を抑止でき、ディスクアレイサブシステムの信頼性の向上や、性能向上を実現することが可能になる。
【0051】
本願の特許請求の範囲に記載された発明を見方を変えて表現すれば以下の通りである。
【0052】
<1> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
2つのポートに於いてその後段のポートに対し、自装置のループ上のアドレス情報を含み、かつ次のポートまで送信される障害テスト信号を定期的に送信することを特徴とするFC−AL対応の装置。
【0053】
<2> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
各装置が項目<1>に記載した障害テスト信号をループ上の各装置が送受信することで、予め与えられたループ上の装置の構成情報と受信した障害テスト信号を比較することで、ドライブの除去、挿入等により当該装置の前段の構成の変化を検出し、ホスト装置を含むループ上の装置に構成変化情報を報告することを特徴とするFC−AL対応の装置。
【0054】
<3> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
各装置が項目<1>に記載した障害テスト信号をループ上の各装置が送受信することで、予め設定された時間内に障害テスト信号が受信されないことで、前段装置内部異常を検出した場合にホスト装置に報告、または別ポートより前段の装置に逆ポートバイパス制御信号を送信することでループ上から切り離し、かつホスト装置を含むループ上の装置に構成変化情報を報告することを特徴とするFC−AL対応の装置。
【0055】
<4> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
装置が受信回路に異常を検出した時、受信回路異常を意味し、且つ次のポートまで送信されるポート異常検出通知用のファイバチャネル信号。
【0056】
<5> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
項目<4>に記載の信号を受信した時に、別ポートより前段の装置に逆ポートバイパス制御信号を送信することで前段の受信回路異常のポートをループ上から切り離し、かつホストを含むループ上の装置に構成変化情報を報告することを特徴とするFC−AL対応の装置。
【0057】
<6> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
項目<2>、又は項目<3>、又は項目<5>で述べた逆ポートバイパス信号によるポート切り離しが不可能な場合に、逆ポートバイパス信号を受信したホスト装置が障害が発生しているループのホスト装置に対してバイパス制御を指示、またはその障害内容を報告するシステム。
【0058】
<7> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、項目<1>で述べた障害テスト用のファイバチャネル信号。
【0059】
<8> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
項目<2>、又は項目<3>、又は項目<5>で述べた逆ポートをバイパスするために使用する逆ポートバイパス制御を指示するファイバチャネル信号。
【0060】
<9> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
項目<2>、又は項目<3>、又は項目<5>で述べた障害テスト信号の送信、受信処理によりループ上の障害または構成情報の変化を検出した時、ホスト装置を含むループ上の装置に構成情報変化を報告するためのファイバチャネル信号。
【0061】
<10> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
項目<2>、又は項目<3>、又は項目<5>で述べたFC_AL対応の装置からの構成情報の変化を解析することで、障害発生のために伴うループ初期化処理回数を削減するシステム。
【0062】
<11> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
項目<2>、又は項目<3>で述べた障害テスト信号をシステム全体のスループットを向上させるため、ホストからの指示で任意にテスト間隔を設定できるFC−AL対応の装置。
【0063】
<12> “Fibre Channel Arbitrated Loop" (以下、FC−ALと呼ぶ)インタフェースを用いた複数台の装置、及び各装置をループから切り離すことのできるバイパス回路を含み、かつ各装置は2つのポートを具備するループ構成に於いて、
項目<5>で述べた構成変化情報によりループ初期化処理を行わず、ループ上の構成変化を認識することのできるFC−AL対応の装置。
【0064】
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0065】
たとえば、ループ状の情報伝送路の例としてFC_ALを例に採って説明したが、一般のループ状の情報伝送路を用いる接続インタフェースに広く適用することができる。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、ループ状の情報伝送路上の装置が故障し無応答となったり、ループ上の他の信号へ悪影響を及ぼす信号を発生する等の障害時における回復処理を、装置数の多少の関係なく、かつホスト装置を煩わせることなく、迅速に実現することができる、という効果が得られる。
【0067】
本発明によれば、ループ状の情報伝送路上への装置の挿入、除去によるループの構成情報の変化を、ループ初期化処理等のオーバーヘッドを発生することなく、ホスト装置に迅速に認識させることができる、という効果が得られる。
【0068】
本発明によれば、ループ状の情報伝送路上の装置の部分的な故障等の障害時における回復処理を、装置数の多少の関係なく、かつホスト装置を煩わせることなく、迅速に実現することができる、という効果が得られる。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】
【0072】
【表4】
【0073】
【表5】
【0074】
【表6】
【0075】
【表7】
【0076】
【表8】
【0077】
【表9】
【0078】
【表10】
【0079】
【表11】
【0080】
【表12】
【0081】
【表13】
【0082】
【表14】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの構成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの作用(障害テスト信号の授受)の一例を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの作用(故障検出に伴うバイパス指示)の一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの作用(故障検出に伴う変更構成情報の配布)の一例を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの作用(装置の除去検出)の一例を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの作用(装置の除去検出に伴う変更構成情報の配布)の一例を示す概念図である。
【図7】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの作用(受診回路の故障検出)の一例を示す概念図である。
【図8】本発明の一実施の形態である情報ネットワークの制御方法を実施する情報処理システムの作用の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の参考技術であるFC−ALインタフェースを用いたシステムの構成を示す概念図である。
【図10】本発明の参考技術であるFC−ALインタフェースを用いたシステムの作用例を示す概念図である。
【図11】本発明の参考技術であるFC−ALインタフェースを用いたシステムの構成におけるポートバイパス回路の作用例を示す概念図である。
【図12】本発明の参考技術であるFC−ALインタフェースを用いたシステムの作用例を示す概念図である。
【図13】本発明の参考技術であるFC−ALインタフェースを用いたシステムの作用例を示す概念図である。
【図14】本発明の参考技術であるFC−ALインタフェースを用いたシステムの作用例を示す概念図である。
【図15】本発明の参考技術であるFC−ALインタフェースを用いたシステムの作用例を示す概念図である。
【符号の説明】
1−1…ホスト装置A、1−2…ホスト装置B、2−1〜4…装置、3…送信部、4…受信部、5−1a〜4a…ポートバイパス回路、5−1b〜4b…ポートバイパス回路、6−1a〜4a…ポートバイパス回路制御信号、100…ループ(第1FC_AL)、200…ループ(第2FC_AL)、T_x_y…障害テスト信号(第1の信号)、R_x_y_z…ポート異常報告信号(第2の信号)、L_x_y_map…構成情報変化報告信号(第3の信号)、B_x_y_z…逆ポートバイパス指示信号(第4の信号)、F_x_y…ポート異常検出信号。
Claims (2)
- ループ状の情報伝送路を介して複数の装置が接続され、前記情報伝送路を経由して一方向に流れる信号を介して複数の前記装置の間における情報の授受が行われる情報ネットワークの制御方法であって、
個々の前記装置から、当該装置の前記情報ネットワーク上における識別情報を含み、後段の前記装置まで送信される第1の信号を定期的に送信するものであり、
個々の前記装置は、
当該装置における信号受信エラー発生を契機として生成され、当該装置の前記情報ネットワーク上における識別情報を含み、後段の前記装置まで送信される第2の信号を送信する操作、
前段の前記装置から受信した前記第1の信号に含まれる前記識別情報の変化から前記情報伝送路に接続される複数の前記装置の構成情報の変化を検出し、前記構成情報の変化を第3の信号として、他の前記装置に伝達する操作、
前段の前記装置からの前記第1の信号が所定の時間内に受信されないこと、または前記第2の信号の受信を契機として、前段の前記装置の前記情報伝送路からの切り離しを実行させる第4の信号を出力する操作、
の少なくとも一つの操作を行うことを特徴とする情報ネットワークの制御方法。 - ループ状の情報伝送路を介して相互に接続されることで情報ネットワークを構成する複数の装置からなり、前記情報伝送路を経由して一方向に流れる信号を介して複数の前記装置の間における情報の授受が行われる情報処理システムであって、
個々の前記装置は、当該装置の前記情報ネットワーク上における識別情報を含み、後段の前記装置まで送信される第1の信号を定期的に送信する機能を備えたものであり、
個々の前記装置は、
当該装置における信号受信エラー発生を契機として生成され、当該装置の前記情報ネットワーク上における識別情報を含み、後段の前記装置まで送信される第2の信号を送信する機能、
前段の前記装置から受信した前記第1の信号に含まれる前記識別情報の変化から前記情報伝送路に接続される複数の前記装置の構成情報の変化を検出し、前記構成情報の変化を第3の信号として、他の前記装置に伝達する機能、
前段の前記装置からの前記第1の信号が所定の時間内に受信されないこと、または前記第2の信号の受信を契機として、前段の前記装置の前記情報伝送路からの切り離しを実行させる第4の信号を出力する機能、
の少なくとも一つの機能を備えたものであり、
複数の前記装置は、ホスト装置と、前記ホスト装置の配下で稼働する記憶装置からなり、
前記情報伝送路は、バイパス手段を介して前記ホスト装置および前記記憶装置にループ状に接続されるFC−AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)からなり、
前記FC−ALは、多重の第1および第2FC−ALにて前記ホスト装置と前記記憶装置との間を接続する第1の構成、
前記バイパス手段は、前記FC−ALとは別に設けられた専用インタフェースにて前記ホスト装置に接続され、前記ホスト装置が前記FC−ALに対する前記記憶装置の接続および切り離しを行う第2の構成、
の少なくとも一方の構成を備え、
前記第1および第2FC−ALにおける前記第4の信号による切り離し操作は、互いに他の第2FC−ALまたは第1FC−ALを経由して当該第4の信号を伝達することで行われることを特徴とする情報処理システム。
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