JP4024104B2 - 管体設置方法及び管体設置装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水管等の管体設置方法及び管体設置装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
掘削装置(シールド機)を用いた管体設置方法として、シールド工法と推進工法とが提案されている。
【0003】
ところで、シールド工法と推進工法には、次の長所及び短所がある。
【0004】
シールド工法は長距離に亙って管体を設置することができるが、ある程度以上径大な内径を有する管体しか設置できない。
【0005】
図1,2に基づいて説明すると、シールド工法は、掘削装置40の後部にシールドジャッキ41を設け、このシールドジャッキ41を収縮して形成した空間部42でセグメント43を組み立てることにより管材44を形成し、続いて、この形成した管材44を前記収縮したシールドジャッキ41が押動することで反力により掘削装置40を推進させ、これを繰り返す方法である。尚、図中符号51は廃土ポンプ、52は廃土管、53は切羽に泥水を供給する導泥管、54は導電ケーブル、55は制御ケーブル、56は導泥管を延長する為の延長管、57はその他の管内設備を搭載した後続台車である。
【0006】
このシールド工法は、掘削装置40の推進抵抗が一定で増大せず、よって、多数の管材44を形成していくことで長距離に亙って管体を配置することができる。しかし、既に形成した管材44の内部に、セグメント43を組み立てる為の組立設備や掘削装置40を作動する為の作動設備等の管内設備、具体的には、エレクター46(セグメント43を保持する装置)、セグメント台車47、パワーユニット48、トランス49、ケーブルリール50等を全て配設しなければ前記セグメント43の組み立てや掘削装置40による掘削を行えない為、管材44の内径は、これら各管内設備を収納でき且つセグメント43を掘削装置40の後方まで運搬できる径(即ち、管内設備の為のスペースとセグメント43を運搬する為のスペースを確保できる径)でなければならず、必然的に径大となってしまう。
【0007】
従って、シールド工法では、管体の内径は少なくとも1200mm程度は必要である。
【0008】
一方、推進工法は径小な管体でも設置できるが、長距離に亙って管体を設置することができない。
【0009】
具体的に説明すると、推進工法は、掘削装置の後部に管材を配置し、この管材の後部に推進ジャッキを設け、推進ジャッキの伸長によって掘削装置及び管材を推進し、続いて、推進ジャッキを収縮し、この推進ジャッキの収縮によって形成した空間部に管材を配設し(この管材は、組み立て不要なものでも、配設する際にセグメントを組み立てる必要があるものでも、どちらでも採用することができる。)、続いて、推進ジャッキの伸長によって該新たに配設した管材,既に配設した管材及び掘削装置を推進せしめる方法である。
【0010】
従って、推進工法では、管材の内部は、掘削装置を作動せしめる為の作動設備や掘削装置の掘削によって生じた廃土を排出する為のコンベア等を設けられる程度のスペースで十分であり(即ち、セグメントを運搬するスペースは不要である)、径小な管材を採用することができる。しかし、推進距離が長くなると、推進する管材が増える分、それだけ地山との摩擦抵抗が増大してしまう。
【0011】
従って、推進工法では、管材の設置距離に限界があり、現状では1000m程度の施工実績が最大となっている。
【0012】
また、推進工法の改良例として、所定数の管材ごとに中押しジャッキを設け、この中押しジャッキの伸縮を利用することによりシャクトリムシの動きのように複数の管材ずつを順次推進することで該推進する管材と地山との摩擦抵抗の増大を制限する所謂中押し工法が提案されている。
【0013】
しかし、中押し工法は、多数のジャッキ(中押しジャッキ及び推進ジャッキ)を制御して伸縮しなければならない為、厄介でコスト高になるという問題点や、全体の動きがシャクトリムシ状である為、管材の設置速度が遅いという問題点がある。
【0014】
本発明は、上記現状に鑑みて発明するもので、内径が径小な管体でも長距離に亙って設置できる実用性に秀れた管体設置技術を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0016】
掘削装置1で地山に横穴2を穿設し、この横穴2に複数の管材3・4を配設して該地山に該複数の管材3・4が連設された管体5を設置する方法であって、前方に掘削装置1を設け且つ後方に推進ジャッキ15を設けた非組立式のヒューム管から成る複数の管材3を配設し、この推進ジャッキ15の収縮により該推進ジャッキ15の後方に形成される空間部7にセグメント8を組み立てて形成した管材4を配設し、続いて、前記推進ジャッキ15を伸長して反力受けで支持された前記組み立てて形成した管材4を押圧することで該推進ジャッキ15の前方の前記非組立式のヒューム管から成る管材3及び掘削装置1を推進させることを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0017】
また、掘削装置1で地山に横穴2を穿設し、この横穴2に複数の管材3・4を配設して該地山に該複数の管材3・4が連設された管体5を設置する方法であって、掘削装置1と該掘削装置1の後方に連設された非組立式のヒューム管から成る複数の管材3とを第一推進ジャッキ14の押動により推進せしめて該非組立式のヒューム管から成る複数の管材3を横穴2に配設した後、この第一推進ジャッキ14と上記で配設した前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材3との間に第二推進ジャッキ15を配設し、この第二推進ジャッキ15の収縮により該第二推進ジャッキ15の後方に形成される第一推進ジャッキ14との間の空間部7に前記セグメント8を組み立てて形成した管材4を配設し、続いて、前記第二推進ジャッキ15を伸長して反力受けで支持された前記組み立てて形成した管材4を押圧することで前記第二推進ジャッキ15の前方の前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材3及び掘削装置1を推進させることを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0018】
また、請求項2記載の管体設置方法において、前記掘削装置1を作動する為の設備や前記セグメント8を組み立てる為の設備等の管内設備を前記第二推進ジャッキ15の前方の非組立式のヒューム管から成る複数の管材3の内部に設けたことを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0019】
また、請求項2,3いずれか1項に記載の管体設置方法において、前記第一推進ジャッキ14の押動により前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材3を配設した後、この第一推進ジャッキ14と該非組立式のヒューム管から成る複数の管材3との間に第二推進ジャッキ15が内装された作業筒11を配設し、この作業筒11の内部にして前記第二推進ジャッキ15の収縮により形成される前記第一推進ジャッキ14との間の前記空間部7で前記セグメント8の組み立てを行うことを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0020】
また、請求項4記載の管体設置方法において、前記作業筒11の内部に前記セグメント8を組み立てる為のエレクター20を設置したことを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0021】
また、請求項2〜5いずれか1項に記載の管体設置方法において、前記掘削装置1での掘削により発生した排土を泥状態として該掘削装置1の後方に連設された前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材3及び前記組み立てて形成した管材4の内部を経由して地上に搬送する排泥管12を設けたことを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0022】
また、掘削装置1で地山に横穴2を穿設し、この横穴2に複数の管材3・4を配設して該地山に該複数の管材3・4が連設された管体5を設置する方法であって、下記(1)の工程を行い、続いて、下記(2)の工程を繰り返して前記掘削装置1の後方に第一管体6を形成し、続いて、下記(3)(4)の工程を順不順で行い、続いて、下記(5)の工程を行い、続いて、下記(6)の工程を繰り返して前記第一管体6の後方に第二管体9を連設することで前記地山に複数の管材3・4が連設された管体5を設置することを特徴とする管体設置方法に係るものである。

(1) 前記地山に穿設された立坑13に前記掘削装置1と第一推進ジャッキ14とを設け 、この第一推進ジャッキ14の押動により前記掘削装置1を推進せしめて該掘削装置1を 前記立坑13の側壁から前記地山に導入し、続いて、前記第一推進ジャッキ14を収縮して 該第一推進ジャッキ14と前記掘削装置1との間に間隙を形成し、続いて、この間隙に 組立式のヒューム管から成る管材3を配設し、続いて、前記収縮した第一推進ジャッキ 14を伸長押動せしめることにより前記非組立式のヒューム管から成る管材3及び前記掘 削装置1を推進せしめる工程
(2) 前記第一推進ジャッキ14を収縮して該第一推進ジャッキ14と前記非組立式のヒ ューム管から成る管材3との間に間隙を形成し、続いて、この間隙に新たな前記非組立 式のヒューム管から成る管材3を配設し、続いて、前記収縮した第一推進ジャッキ14を 伸長押動せしめることにより配設した新たな前記非組立式のヒューム管から成る管材3 ,既に推進している前記非組立式のヒューム管から成る管材3及び前記掘削装置1を推 進せしめる工程
(3) 前記第一管体6の前記非組立式のヒューム管から成る管材3の内部に前記掘削 装置1を作動する為の設備や前記セグメント8を組み立てる為の設備等の管内設備を設 ける工程
(4) 前記第一管体6の後方に第二推進ジャッキ15が内装された作業筒11を設ける工 程
(5) 前記作業筒11の内部において前記第二推進ジャッキ15を収縮し、この第二推進 ジャッキ15の収縮により形成した空間部7で前記セグメント8を組み立てる為の設備を 用いてセグメント8を組み立てることにより管材4を形成し、続いて、前記第二推進 ジャッキ15を伸長して前記組み立てて形成した管材4を押圧せしめることにより前記第 一管体6の前記非組立式のヒューム管から成る管材3,前記掘削装置1及び前記作業筒 11を推進せしめる工程
(6) 前記第二推進ジャッキ15を収縮して該第二推進ジャッキ15と前記セグメント8 を組み立てて形成した管材4との間に空間部7を形成し、続いて、この空間部7で新た に前記セグメント8を組み立てることにより管材4を形成し、続いて、前記収縮した第 二推進ジャッキ15を伸長して前記組み立てて形成した管材4を押圧せしめることにより 前記第一管体6の前記非組立式のヒューム管から成る管材3,前記掘削装置1及び前記 作業筒11を推進せしめる工程
【0023】
また、請求項1〜7いずれか1項に記載の管体設置方法において、内径1200乃至800mmの前記管体5を設置することを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0024】
また、掘削装置1で地山に横穴2を穿設し、この横穴2に複数の管材3・4を配設して該地山に該複数の管材3・4が連設された管体5を設置する管体設置方法であって、前記横穴2に設置される前記管体5は、先端側の所定区間は、前記掘削装置1と該掘削装置1の後方に連設された非組立式のヒューム管から成る複数の管材3とを推進ジャッキ15の押動によって推進することにより配設される第一区間であり、この第一区間の後方は、前記推進ジャッキ15の収縮により該推進ジャッキ15の後方に形成される空間部7にセグメント8を組み立てて形成した管材4を順次設置することで配設される第二区間であることを特徴とする管体設置方法に係るものである。
【0025】
また、地山に穿設した横穴2に複数の管材3・4を配設して該地山に該複数の管材3・4が連設された管体5を設置する管体設置装置であって、先端を掘削する掘削部と、この掘削部の後方に連設された非組立式のヒューム管から成る複数の管材3と、この非組立式のヒューム管から成る複数の管材3の後方に連設され該複数の管材3及び前記掘削部を押動する推進ジャッキ15と、この推進ジャッキ15の後方に連設された複数の管材4と、前記掘削部の後方に連設された前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材3の内部に設けられ前記掘削部を作動したりセグメント8を組み立てたりする為の管内設備とから成ることを特徴とする管体設置装置に係るものである。
【0026】
また、地山に穿設した横穴2に複数の管材3・4を配設して該地山に該複数の管材3・4が連設された管体5を設置する管体設置装置であって、先端を掘削する掘削部と、前記横穴2の始端の支承部により支持される第一推進ジャッキ14によって推進される非組立式のヒューム管から成る管材3と、前記第一推進ジャッキ14に支持されて前記非組立式のヒューム管から成る管材3を推進させる第二推進ジャッキ15と、前記第一推進ジャッキ14により推進される前記非組立式のヒューム管から成る管材3の内部に配設され前記掘削部を作動する為の設備と、前記第一推進ジャッキ14により推進される前記非組立式のヒューム管から成る管材3の内部に配設され第二推進ジャッキ15の推進により該第二推進ジャッキ15と前記第一推進ジャッキ14との間に形成される空間部7でセグメント8を組み立てることにより該空間部7に管材4を配設する設備とから成ることを特徴とする管体設置装置に係るものである。
【0027】
【発明の作用及び効果】
地山に対して推進せしめられるのは、掘削装置1と該掘削装置1の後方に連設された所定数の非組立式のヒューム管から成る管材3だけであるから、管体5を形成する為の管材3・4の配設延長が長くなっても管材3等の推進による摩擦抵抗の増大は制限され、従って、長距離に亙って掘削装置1及び前記所定数の非組立式のヒューム管から成る管材3を推進することができる。
【0028】
また、前記推進する所定数の非組立式のヒューム管から成る管材3の後方は、セグメント8を組み立てて形成した管材4を配設するから、シールド工法と同様、長距離に亙って管体5を設置することができる。
【0029】
また、セグメント8を組み立てて形成した管材4を配設する際、掘削装置1の後方に前記所定数の非組立式のヒューム管から成る管材3が既に存在しているから、この所定数の非組立式のヒューム管から成る管材3の内部を利用して例えばセグメント8を組み立てる為の設備や掘削装置1を作動する為の設備(パワーユニット22等)を該所定数の非組立式のヒューム管から成る管材3の内部に設けることにより、セグメント8を組み立てる場所までの該セグメント8を運搬する為のスペースを良好に確保することができ、通常のシールド工法では配設できないような内径が径小な管材4でも組み立てて横穴2に配設することができる。
【0030】
即ち、第一推進ジャッキ14の押動により推進せしめる複数の非組立式のヒューム管から成る管材3は、通常の推進工法と同様に内径が径小な管材3を採用することができ、この管材3の後方で組み立てる管材4もセグメント8を運搬できる程度の内径が径小なものとすることができ、よって、地山に内径が径小な管体5を設置することができる。
【0031】
本発明は上述のようにするから、内径が径小な管体でも長距離に亙って設置できる実用性に秀れた管体設置技術となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図3〜8は本発明の一実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0033】
本実施例は、掘削装置1で地山に横穴2を穿設し、この横穴2に複数の管材3・4を配設して該地山に該複数の管材3・4が連設された管体5を設置するものであって、横穴2に設置される管体5は、先端側の所定区間が、掘削装置1と該掘削装置1の後方に連設された複数の管材3とを推進ジャッキ15の押動によって推進することにより配設される第一区間(所謂推進工法の様に形成する区間)であり、この第一区間の後方は、前記推進ジャッキ15の収縮により該推進ジャッキ15の後方に形成される空間部7にセグメント8を組み立てて形成した管材4を順次設置することで配設される第二区間(所謂シールド工法の様に形成する区間)であり、この構成により、内径が径小な管体5を長距離に亙って設置する方法である。
【0034】
また、掘削装置1を作動する為の設備やセグメント8を組み立てる為の設備等の管内設備の多くを第一区間の管材3の内部に設ける方法を採用している。
【0035】
また、セグメント8を推進ジャッキ15の収縮により形成した空間部7に運搬する為のセグメント台車21を第二区間の管材4の内部に設けて移動させる方法を採用している。
【0036】
以下、図5〜8に基づいて更に詳述する。
【0037】
先ず、地山に所定深さの立坑13を穿設する。尚、既設の立坑を利用しても良い。
【0038】
続いて、この立坑13に推進ジャッキ14(以下、第一推進ジャッキ14という。)を設置する。
【0039】
続いて、この立坑13に掘削装置1を配置し、この掘削装置1による掘削及び前記第一推進ジャッキ14の伸張により該掘削装置1を前記立坑13の側壁から地山に導入することで横穴2の穿設を開始する。
【0040】
掘削装置1は、切羽に泥水を導入しつつ掘削を行う泥水式掘削装置を採用すると良い。この泥水式掘削装置によれば、前記泥水によって切羽に泥水膜が形成される為、切羽が安定し、よって、非常に良好に地山を掘削して横穴2を穿設していくことができる。
【0041】
尚、掘削装置1として、泥水式掘削装置以外の密閉型掘削装置や、開放型掘削装置を使用しても良い。
【0042】
続いて、第一推進ジャッキ14を収縮して該第一推進ジャッキ14と掘削装置1との間に間隙を形成し、更に、この間隙に管材3を配設する。
【0043】
この配設する管材3は、例えば、ヒューム管、鋼管、ダクタイル管、セグメントを組み立てて形成する管等、組立式の管材でも非組立式の管材でも採用して良い。
【0044】
また、配設した管材3の内部に、前記泥水を掘削装置1に導入する導泥管17,掘削装置1での掘削により発生した泥土を立坑13を経由して排出する為の排泥管12,前記排泥管12を用いて前記泥土を排出する為の排泥ポンプ18を設置する。
【0045】
この排泥ポンプ18は、設置形成する管体5の全長に対応可能な出力のものを採用する。
【0046】
続いて、前記収縮した第一推進ジャッキ14を伸長押動せしめることにより管材3及び掘削装置1を推進せしめる。
【0047】
このように、第一推進ジャッキ14の伸縮、管材3の配設、導泥管17や排泥管12の設置等を繰り返して地山に順次管材3を追加配設し、第一区間を形成していく(図5参照)。
【0048】
この第一区間の長さは、該第一区間の管材3の内部に前記管内設備を配設できる程度以上、例えば50m以上に設定する。尚、第一区間が長いと地山との摩擦抵抗が増大する為、必要以上には長くしない方が良い。
【0049】
配設する管材3を所定数として掘削装置1と所定数の管材3によって構成される第一管体6とから成る第一区間を完成させたら、第一推進ジャッキ14を収縮し、第一区間の最後方の管材3との間の間隙に第二推進ジャッキ15が内装された作業筒11を配設する。
【0050】
また、第一区間の管材3の内部に、掘削装置1を作動する為の設備やセグメント8を組み立てる為の設備等の管内設備の多くを配設する。
【0051】
ところで、一般的なシールド工法において、管内設備は、エレクター(セグメントを保持する装置)、セグメント台車(セグメントを運搬する台車)、パワーユニット(掘削装置1を作動する為に使用する動力源、モータ等)、導電ケーブル、ケーブルリール(掘削装置1に電気を供給する為の導電ケーブルを巻回したもの)、トランス(電気の電圧をパワーユニット用に電圧を変更する為のトランス)等が使用される。本実施例では、エレクター20は作業筒11に配設し、セグメント台車21は後記第二区間の管材4の内部(後記第二管体9の内部)に配設し、その他の管材設備(パワーユニット22、トランス23、ケーブルリール等。図4〜8において符号10で示す。)は、第一区間の管材3の内部(第一管体6の内部)に配設する。
【0052】
これら各管内設備は、定置式でも良いが、管材3内で移動する場合も考慮して台車上に設置した方が良い。
【0053】
また、導電ケーブル24は、掘削装置1の推進によって立坑13からパワーユニット22までの距離が長くなることに対応する為、ガイドローラ(図示省略)を付設してスムーズに移動できるように構成すると良い。更に、掘削装置1の推進に対応して導電ケーブル24を良好に牽引できるように、該導電ケーブル24は所定間隔を置いて管材3と補助ワイヤ(図示省略)により連結すると良い。
【0054】
また、前記導泥管17や前記排泥管12を延長する為の伸縮管19も第一区間の管材3の内部(即ち、第一管体6の内部)に配設する。
【0055】
続いて、作業筒11の内部において第二推進ジャッキ15を収縮し、この第二推進ジャッキ15の収縮により該第二推進ジャッキ15の後方に形成した空間部7でエレクター20等を用いてセグメント8を組み立てることにより管材4を形成する(図6参照)。
【0056】
また、組み立てた管材4の内部において前記第一区間の管材3の内部に設けた導泥管17や前記排泥管12を延長せしめる。
【0057】
続いて、第二推進ジャッキ15を伸長して前記組み立てた管材4の先端部を押動せしめることにより第一区間の管材3(即ち、第一管体6),掘削装置1及び作業筒11を推進せしめる。
【0058】
続いて、第二推進ジャッキ15を収縮して該第二推進ジャッキ15と前記セグメント8を組み立てて形成した管材4との間に空間部7を形成し、更に、この空間部7で新たにエレクター20等を用いてセグメント8を組み立てることにより新たな管材4を形成し、続いて、前記収縮した第二推進ジャッキ15を伸長して前記組み立てた管材4を押動せしめることにより第一区間の管材3,掘削装置1及び作業筒11を推進せしめる。
【0059】
また、新たな管材4の内部において前記延長した導泥管17や排泥管12を延長せしめる。
【0060】
このように、第二推進ジャッキ15の伸縮、セグメント8の組み立てによる管材4の配設、導泥管17や排泥管12の延長を繰り返して地山にして前記第一区間の第一管体6の後方に順次新たな管材4を配設し、第二区間(第二管体9)を形成していく(図7参照)。
【0061】
この第二区間の形成の際、第二推進ジャッキ15の押動伸張によって該第二区間の管材4が横穴2内でずり動しないように第一推進ジャッキ14で第二区間の最後方の管材4を支承しておく(この場合、第一推進ジャッキ14が反力受けとなっている。)。更に、第二区間が所定長となることで該第二区間の管材4と地山との摩擦抵抗が増大し、前記第二推進ジャッキ15の押動伸張によっても該第二区間の管材4(即ち、第二管体9)が横穴2内でずり動しないようになったら、前記第一推進ジャッキ14による支承を解除して第二区間の形成を続ける(図8参照。この場合、管材4と地山との摩擦抵抗が反力受けとなっている。)。この撤去した第一推進ジャッキ14は別の作業現場で使用する。
【0062】
また、作業筒11の内部で組み立てるセグメント8は、第二区間の管材4の内部に配設したセグメント台車21を用いて順次作業筒11の内部に補充する。
【0063】
このようにして第二区間を形成した後は、作業筒11の内部から第二推進ジャッキ15を除去し、且つ、作業筒11の内部でセグメント8を組み立てて管材4を形成することにより第一区間の管材3と第二区間の管材4とを連設して地山に管体5を設置する。
【0064】
図中、符号25は掘削装置1や組立設備等を制御する為の制御ケーブル、26は作業筒11の後端部と第二区間の先端部の管材4との間隙を閉塞するパッキン、27はセグメント台車21の移動をスムーズに行う為の移動路である。
【0065】
本実施例は上述のようにするから、第一区間の後方で順次セグメント8を組み立てることにより管材4を順次形成していくことができ、これにより長距離に亙って管材3・4を配設できる実用性に秀れた管体設置方法となる。
【0066】
また、掘削装置1を作動する為の設備やセグメント8を組み立てる為の設備等の管内設備の多くを第一区間の管材3の内部に収納して該セグメント8を組み立てを行うから、第二区間の管材4の内径は、セグメント台車21を移動したり廃土を排出する為の排泥管12等を設ける程度で良く、よって、第二区間の管材4として内径が径小なものを採用でき、更に、第一区間の管材3も一般的な推進工法と同様に該管材3として内径が径小なものを採用でき、よって、内径が径小な管体5を設置できる実用性に秀れた管体設置方法となる。
【0067】
即ち、本実施例によれば、従来は難しいとされていた内径1200乃至800mm程度の径小な管材3・4が複数連設された管体5でも長距離に亙って設置できることになる。
【0068】
また、第一区間の形成は一般的な推進工法と同様に行え、更に、第二区間の形成は一般的なシールド工法と同様に行えるから、既に所有している推進工法用の装置やシールド工法用の装置を使用してコスト安で実施できることになる。
【0069】
また、第一区間の形成の後に第二区間の形成を行うから、施工手順が簡便であり、よって、中押し工法のように複雑な制御や機構は不要で、この点においてもコスト安で実施できることになる。
【0070】
また、第二区間の管材4の内部が整然となるから、セグメント台車21に移動、即ち、セグメント8の運搬をスムーズに行え、これにより作業性は良好となる。
【0071】
また、排泥ポンプ18は管体5の全長に対応できるから、第二区間の内部に中継ポンプを設けたりする必要は無く、この点においてもセグメント8の運搬を良好に行える。
【0072】
また、第一区間の管材3の内部に収納した管内設備が該第一区間の推進と共に移動して常にセグメント8を組み立てる場所の近くに存在することになるから、一般的なシールド工法と異なり、管内設備を移動させずとも良く、それだけ作業性は良好となる。
【0073】
また、第一推進ジャッキ14の推進力は第一区間を推進できる程度で良く、よって、強力な推進ジャッキを必要とせず、それだけ設備費を安価にできることになる。
【0074】
尚、セグメント8が軽量な場合等は第一区間の管材3の内部に作業員が入り、この作業員が作業筒11の内部でセグメント8を組み立てて管材4を形成する方法を採用しても良い。
【0075】
また、第一区間の管材3や作業筒11を全て推進せしめて横穴2には第二区間の管材4のみが残る構成、即ち、管体5を全て第二区間の管材4で形成する方法を採用しても良い。
【0076】
また、第一区間の形成の際、例えば、一般的な開削工法と同様に、地山の表面から該地山を掘削し、この掘削部分に掘削装置及び管材を配設して本実施例の第一区間と同様のものを形成し、この第一区間の後方に第二区間を形成するような方法でも本実施例と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例の説明側断面図である。
【図2】 従来例の説明縦断面図である。
【図3】 本実施例の要部の説明側断面図である。
【図4】 本実施例の要部(第一区間)の説明縦断面図である。
【図5】 本実施例の工程を示す説明側断面図である。
【図6】 本実施例の工程を示す説明側断面図である。
【図7】 本実施例の工程を示す説明側断面図である。
【図8】 本実施例の工程を示す説明側断面図である。
【符号の説明】
1 掘削装置
2 横穴
3・4 管材
5 管体
6 第一管体
7 空間部
8 セグメント
9 第二管体
11 作業筒
12 排泥管
13 立坑
14 第一推進ジャッキ
15 推進ジャッキ,第二推進ジャッキ
20 エレクター

Claims (11)

  1. 掘削装置で地山に横穴を穿設し、この横穴に複数の管材を配設して該地山に該複数の管材が連設された管体を設置する方法であって、前方に掘削装置を設け且つ後方に推進ジャッキを設けた非組立式のヒューム管から成る複数の管材を配設し、この推進ジャッキの収縮により該推進ジャッキの後方に形成される空間部にセグメントを組み立てて形成した管材を配設し、続いて、前記推進ジャッキを伸長して反力受けで支持された前記組み立てて形成した管材を押圧することで該推進ジャッキの前方の前記非組立式のヒューム管から成る管材及び掘削装置を推進させることを特徴とする管体設置方法。
  2. 掘削装置で地山に横穴を穿設し、この横穴に複数の管材を配設して該地山に該複数の管材が連設された管体を設置する方法であって、掘削装置と該掘削装置の後方に連設された非組立式のヒューム管から成る複数の管材とを第一推進ジャッキの押動により推進せしめて該非組立式のヒューム管から成る複数の管材を横穴に配設した後、この第一推進ジャッキと上記で配設した前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材との間に第二推進ジャッキを配設し、この第二推進ジャッキの収縮により該第二推進ジャッキの後方に形成される第一推進ジャッキとの間の空間部に前記セグメントを組み立てて形成した管材を配設し、続いて、前記第二推進ジャッキを伸長して反力受けで支持された前記組み立てて形成した管材を押圧することで前記第二推進ジャッキの前方の前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材及び掘削装置を推進させることを特徴とする管体設置方法。
  3. 請求項2記載の管体設置方法において、前記掘削装置を作動する為の設備や前記セグメントを組み立てる為の設備等の管内設備を前記第二推進ジャッキの前方の非組立式のヒューム管から成る複数の管材の内部に設けたことを特徴とする管体設置方法。
  4. 請求項2,3いずれか1項に記載の管体設置方法において、前記第一推進ジャッキの押動により前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材を配設した後、この第一推進ジャッキと該非組立式のヒューム管から成る複数の管材との間に第二推進ジャッキが内装された作業筒を配設し、この作業筒の内部にして前記第二推進ジャッキの収縮により形成される前記第一推進ジャッキとの間の前記空間部で前記セグメントの組み立てを行うことを特徴とする管体設置方法。
  5. 請求項4記載の管体設置方法において、前記作業筒の内部に前記セグメントを組み立てる為のエレクターを設置したことを特徴とする管体設置方法。
  6. 請求項2〜5いずれか1項に記載の管体設置方法において、前記掘削装置での掘削により発生した排土を泥状態として該掘削装置の後方に連設された前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材及び前記組み立てて形成した管材の内部を経由して地上に搬送する排泥管を設けたことを特徴とする管体設置方法。
  7. 掘削装置で地山に横穴を穿設し、この横穴に複数の管材を配設して該地山に該複数の管材が連設された管体を設置する方法であって、下記(1)の工程を行い、続いて、下記(2)の工程を繰り返して前記掘削装置の後方に第一管体を形成し、続いて、下記(3)(4)の工程を順不順で行い、続いて、下記(5)の工程を行い、続いて、下記(6)の工程を繰り返して前記第一管体の後方に第二管体を連設することで前記地山に複数の管材が連設された管体を設置することを特徴とする管体設置方法。

    (1) 前記地山に穿設された立坑に前記掘削装置と第一推進ジャッキとを設け、この 第一推進ジャッキの押動により前記掘削装置を推進せしめて該掘削装置を前記立坑の側 壁から前記地山に導入し、続いて、前記第一推進ジャッキを収縮して該第一推進ジャッ キと前記掘削装置との間に間隙を形成し、続いて、この間隙に非組立式のヒューム管か ら成る管材を配設し、続いて、前記収縮した第一推進ジャッキを伸長押動せしめること により前記非組立式のヒューム管から成る管材及び前記掘削装置を推進せしめる工程
    (2) 前記第一推進ジャッキを収縮して該第一推進ジャッキと前記非組立式のヒュー ム管から成る管材との間に間隙を形成し、続いて、この間隙に新たな前記非組立式のヒ ューム管から成る管材を配設し、続いて、前記収縮した第一推進ジャッキを伸長押動せ しめることにより配設した新たな前記非組立式のヒューム管から成る管材,既に推進し ている前記非組立式のヒューム管から成る管材及び前記掘削装置を推進せしめる工程
    (3) 前記第一管体の前記非組立式のヒューム管から成る管材の内部に前記掘削装置 を作動する為の設備や前記セグメントを組み立てる為の設備等の管内設備を設ける工程
    (4) 前記第一管体の後方に第二推進ジャッキが内装された作業筒を設ける工程
    (5) 前記作業筒の内部において前記第二推進ジャッキを収縮し、この第二推進ジャ ッキの収縮により形成した空間部で前記セグメントを組み立てる為の設備を用いてセ グメントを組み立てることにより管材を形成し、続いて、前記第二推進ジャッキを伸長 して前記組み立てて形成した管材を押圧せしめることにより前記第一管体の前記非組立 式のヒューム管から成る管材,前記掘削装置及び前記作業筒を推進せしめる工程
    (6) 前記第二推進ジャッキを収縮して該第二推進ジャッキと前記セグメントを組み 立てて形成した管材との間に空間部を形成し、続いて、この空間部で新たに前記セグメ ントを組み立てることにより管材を形成し、続いて、前記収縮した第二推進ジャッキを 伸長して前記組み立てて形成した管材を押圧せしめることにより前記第一管体の前記非 組立式のヒューム管から成る管材,前記掘削装置及び前記作業筒を推進せしめる工程
  8. 請求項1〜7いずれか1項に記載の管体設置方法において、内径1200乃至800mmの前記管体を設置することを特徴とする管体設置方法。
  9. 掘削装置で地山に横穴を穿設し、この横穴に複数の管材を配設して該地山に該複数の管材が連設された管体を設置する管体設置方法であって、前記横穴に設置される前記管体は、先端側の所定区間は、前記掘削装置と該掘削装置の後方に連設された非組立式のヒューム管から成る複数の管材とを推進ジャッキの押動によって推進することにより配設される第一区間であり、この第一区間の後方は、前記推進ジャッキの収縮により該推進ジャッキの後方に形成される空間部にセグメントを組み立てて形成した管材を順次設置することで配設される第二区間であることを特徴とする管体設置方法。
  10. 地山に穿設した横穴に複数の管材を配設して該地山に該複数の管材が連設された管体を設置する管体設置装置であって、先端を掘削する掘削部と、この掘削部の後方に連設された非組立式のヒューム管から成る複数の管材と、この非組立式のヒューム管から成る複数の管材の後方に連設され該複数の管材及び前記掘削部を押動する推進ジャッキと、この推進ジャッキの後方に連設された複数の管材と、前記掘削部の後方に連設された前記非組立式のヒューム管から成る複数の管材の内部に設けられ前記掘削部を作動したりセグメントを組み立てたりする為の管内設備とから成ることを特徴とする管体設置装置。
  11. 地山に穿設した横穴に複数の管材を配設して該地山に該複数の管材が連設された管体を設置する管体設置装置であって、先端を掘削する掘削部と、前記横穴の始端の支承部により支持される第一推進ジャッキによって推進される非組立式のヒューム管から成る管材と、前記第一推進ジャッキに支持されて前記非組立式のヒューム管から成る管材を推進させる第二推進ジャッキと、前記第一推進ジャッキにより推進される前記非組立式のヒューム管から成る管材の内部に配設され前記掘削部を作動する為の設備と、前記第一推進ジャッキにより推進される前記非組立式のヒューム管から成る管材の内部に配設され第二推進ジャッキの推進により該第二推進ジャッキと前記第一推進ジャッキとの間に形成される空間部でセグメントを組み立てることにより該空間部に管材を配設する設備とから成ることを特徴とする管体設置装置。
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