JP4021257B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釦部を押し込むことによりスイッチを切り替えるようにしたスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、この種のスイッチ装置は、パネル等の保持部の開口部分内に進退可能に挿入されて操作者により押圧される釦部と、釦部の下方に配置したリターンスプリングとを備え、リターンスプリングで釦部を保持部側へ押し戻すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のスイッチ装置では、釦部が単に保持部の開口部分に挿入されていただけであったため、保持部に対する釦部の位置決め精度がよくなく、操作中に釦部が開口部分にひっかかって作動不良になる場合があるという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、操作中の釦部の引っかかりを防ぐことができるようにしたスイッチ装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えた構成を有している。この構成により釦部が互いに逆方向から弾性片部によりバランスよく支持されるので、釦部の傾きが抑制され、操作中の釦部の引っかかりを防ぐことが可能となる。
【0005】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記釦部側には、前記釦部から前記押圧方向に対して略垂直となる方向に突出したフランジ部分を有する構成を有している。この構成により、一対の弾性片部の釦側への接続箇所間の距離を広げることができるので、釦部の傾きをより安定して抑制することができるとともに、一対の弾性片部の長さを長くして弾性支持の設計の自由度を大きくすることができる。
【0006】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記弾性片部が、前記釦部側に一端側を接続されて前記釦部から前記釦部の押圧方向に伸びる第1アーム部分と、前記第1アーム部分より長くかつ前記第1アーム部分の他端側から前記第1アーム部分に対し略垂直な方向に伸びて他端側を前記支持壁に接続された第2アーム部分とを備えた構成を有している。この構成により、第1アーム部分と第2アーム部分とで釦部を安定して支持できるようになるとともに、釦部の操作ストローク長さの調整が容易にできるようになる。
【0007】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記弾性片部の前記釦部側への接続が、前記弾性片部の前記支持壁側とは反対方向へ向けて前記釦部の前記中心点からずれた位置でなされた構成を有している。この構成により、スイッチ操作装置をコンパクトに保ちながら弾性片部の長さを長く設定することが可能となる。
【0008】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記釦部が、前記釦部から前記押圧方向に略垂直な方向に突出されたフランジ部分を有し、前記フランジ部分が前記保持部に設けたガイド壁または前記基部に設けたガイド壁により前記釦部の押圧方向にガイドされるようにした構成を有している。この構成により、弾性片部による釦部の安定した支持に加え、保持部または基部のガイド壁による釦部の押圧方向のガイドで釦部のひっかかりをさらに確実に防ぐことができるようになる。
【0009】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記釦部が、前記釦部から前記押圧方向に略垂直な方向に突出されたフランジ部分を有し、前記フランジ部分が前記保持部に設けたガイド壁または前記基部に設けたガイド壁により前記釦部の押圧方向にガイドされるようにし、前記保持部に設けた前記ガイド壁により、前記基部を係止して前記基部の前記保持部に対する位置決めを行うようにした構成を有している。この構成により、釦部の傾き防止と基部の保持部に対する位置決めとの両方をガイド壁で行うことが可能となる。
【0010】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記弾性片部が、前記基部に当接することにより前記釦部の操作ストローク長さが制限されるようにした構成を有している。この構成により、釦部の操作ストローク長さを制限するに弾性片部を利用できることとなる。
【0011】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記釦部が、フランジ部分を有し、前記フランジ部分が前記基部に当接されることにより前記釦部の操作ストローク長さが制限されるようにした構成を有している。この構成により、釦部の操作ストローク長さを制限するのにフランジ部分を利用できることとなる。
【0012】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記釦部が、ストッパ脚を有し、前記ストッパ脚が前記保持部側に当接されることにより前記釦部の操作ストローク長さが制限されるようにした構成を有している。この構成により、確実に釦部の操作ストローク長さを制限して弾性片部の損壊を回避できることとなる。
【0013】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記釦部の前記基部側の面から前記押圧方向へ向かう部分を空間とした構成を有している。この構成により、スイッチ操作部の成型時の型抜きが可能となってスイッチ操作部を一体成型で作ることができるとともに、この空間にスイッチ側部品を配置することができることとなる。
【0014】
また、本発明のスイッチ装置は、押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部の前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備えるとともに、前記スイッチ操作部が複数個あり、かつ前記複数個のスイッチ操作部の前記基部同士がつながるようにして一体に形成された構成を有している。この構成により、複数個のスイッチ操作部を有するスイッチ装置を一体成型で製造することができ、また保持部への組み付けが1個1個行う必要がなくなるその作業が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態のスイッチ装置1の要部の拡大側面図、図2は同スイッチ装置1の平面図、図3は同スイッチ装置1の下面図、図4は図2および図3の矢印IV方向からみた側方断面図である。
【0016】
図1から図3に示すように、本発明の実施の形態のスイッチ装置1は、同じ構造とした複数のスイッチ操作部10、20を有し、これらは一対の弾性片部16、17および一対の弾性片部26、27を介して基部30にそれぞれ連結され、プラスティックで一体に形成してある。
基部30は、長方形の筒状に形成され、この長手方向に伸びる両側の壁がこの壁に対し垂直方向に伸びた第1の支持壁31、第2の支持壁32、および第3の支持壁33で区切られ、第1の支持壁31と第2の支持壁32との間に第1のスイッチ操作部10が、また第2の支持壁32と第3の支持壁33との間に第2のスイッチ操作部20が配置されるように構成してある。この基部30は、フロントパネルなどの保持部40に係止される。
【0017】
すなわち、保持部40の裏側には、2つの係止壁41a、41b、第1の両ガイド壁42a、42b、第2の両ガイド壁43a、43b、第3の両ガイド壁44a、44b、および第4の両ガイド壁45a、45bがそれぞれ形成される。そして、保持部40の係止壁41aと係止壁41bとに基部30の第1の支持壁31の外面が当接されることにより基部30の長手方向の動きが規制されている。なお、図示を省略した基部30の他端側も同様にして基部30の長手方向の位置決めがなされている。
【0018】
また保持部40の第1の両ガイド壁42a、42bと第2の両ガイド壁43a、43bとが、基部30の第1の支持壁31と第2の支持壁32との間で基部30の両側壁の内面側にそれぞれ係止されるとともに、第3の両ガイド壁44a、44bと第4の両ガイド壁45a、45bとが、基部30の第2の支持壁32と第3の支持壁33との間で基部30の両側壁の内面側にそれぞれ係止されて、基部30が保持部40に係止される。
【0019】
一方、第1のスイッチ操作部10は、釦部11を有しており、この釦部11の内部には「1」という数字が記載された表示部12が嵌めこまれ、押圧面上に上記数字の表示が見えるようにしてある。また、釦部11の押圧面とは反対方向の端部には、押圧方向に対し直交する面上で互いに直角方向をなして4方向に突出する十字状のフランジ部分13が設けられている。この釦部11は、図4に示すように、保持部40の開口部分40Aに進退可能に挿入され、フランジ部分13が保持部40の裏面に当接することにより釦部11が保持部40から抜け出さないようにしてある。
【0020】
このフランジ部分13の長手方向の部分は、第1の両ガイド壁42a、42b間、および第2の両ガイド壁43a、43b間に位置して、フランジ部分13の長手方向の部分の両側面が上記4つのガイド壁42a、42b、43a、43bに沿って釦部11の押圧方向にガイドされるようになっている。
なお、フランジ部分13の長手方向の部分には、押圧方向に向けて伸ばされた2本のストッパ脚14、15が一体に形成されている。また、釦部11から押圧方向に向かう部分は空間が形成され、図示しないスイッチの操作棒が入れられる。
【0021】
また、フランジ部分13の押圧方向側の面には、一対の弾性片部16、17の一端側が接続されるとともに、これらの一対の弾性片部16、17の他端側が基部30の支持壁31、32にそれぞれ接続されるようにされてこれらが一体成型されている。弾性片部16のフランジ部分13への接続はフランジ部分13および釦部11の中心点51より第2の支持壁32側へ寄った位置で、また弾性片部17のフランジ部分13への接続は、フランジ部分13および釦部11の中心点51より第1の支持壁31側へ寄った位置でそれぞれなされている。
【0022】
また、一対の弾性片部16、17は、釦部11の中心点51と第2のスイッチ操作部20の釦部22の中心点52とを結ぶ中心線60の両側に分かれた位置でフランジ部分13に接続され、ここから基部30の長手方向に伸びる両側壁上を互いに反対方向にある第1の支持壁31、第2の支持壁32へそれぞれ向かって伸びている。なお、中心線60は、基部30の長手方向に沿う線に平行となっている。
【0023】
ここで第1の両弾性片部16、17は、側面からみてL字状に形成されている。すなわち、弾性片部16は、図4に示すように、フランジ部分13に一端側が接続されフランジ部分13から押圧方向に伸びた第1アーム部分161と、これより長く設定され第1アーム部分161の押圧方向側の端部から垂直方向に折り曲げられて伸び基部40の第1の支持壁31に接続されている第2アーム部分162とを有している。また弾性片部17も、弾性片部16と同様の形状をしており、第1アーム部分と第2アーム部分を有するが、第2アーム部分が基部40の第2の支持壁32に接続されている。
【0024】
一方、第2のスイッチ操作部20も、第1のスイッチ操作部10と同様の構造を有し、基部30の長手方向に沿って第1のスイッチ操作部10の隣に設けられている。なお、理解しやすくするため、図2では釦部21とそのフランジ部分23の一部を切り欠いて描いてある。また図1にその側面を拡大して示してある。
【0025】
第2のスイッチ操作部20は、釦部21を有しており、この釦部21の内部には「2」という数字が記載された表示部22が嵌めこまれている。また、釦部21には、この端部から十字状に突出するフランジ部分23が設けられている。この釦部21は、保持部40の開口部分40Bに挿入され、フランジ部分23が保持部40の裏面に当接させることで釦部21が保持部40から抜け出さないようにしてある。また、このフランジ部分23の長手方向の部分は、第の両ガイド壁4a、4b間、および第の両ガイド壁4a、4b間に位置して、フランジ部分23の長手方向の部分の両側面がそれらのガイド壁4a、4b、4a、4bに沿って釦部21の押圧方向にガイドされるように構成されている。
【0026】
なお、フランジ部分23の長手方向の部分には、押圧方向に向けて伸ばされた2本のストッパ脚24、25が一体に形成されている。また、釦部21から押圧方向に向かう部分は空間が形成され、図示しないスイッチの操作棒が入れられる点も第1のスイッチ操作部10と同じである。
【0027】
フランジ部分23の押圧方向側の面と基部30の支持壁3、3との間には、それぞれ逆方向に向けられた一対の弾性片部26、27が接続されるようにされて、これらが一体成型されている。弾性片部26は、フランジ部分23および釦部21の中心点52より第2の支持壁32側へ寄った位置でフランジ部分23へ、また弾性片部7は、フランジ部分3および釦部21の中心点52より第の支持壁3側へ寄った位置でフランジ部分23へそれぞれ接続されている。
【0028】
また、一対の弾性片部26、27は、釦部21の中心点52を通る中心線60に対し両側に分かれた位置、すなわち図2に示す断面部分26aと断面部分27aの位置でフランジ部分23に接続されており、ここから基部30の長手方向に伸びる両側壁上で互いに反対方向にある第2の支持壁32、第3の支持壁33へそれぞれ向かって伸ばされている。
【0029】
ここで第2の両弾性片部26、27は、側面からみてL字状に形成されている。すなわち、弾性片部26は、フランジ部分23から押圧方向に伸びる第1アーム部分261と、これより長く設定され第1アーム部分261から垂直方向へ伸び基部40の第2の支持壁32に接続される第2アーム部分262とを有している。また弾性片部27も、弾性片部26と同様の形状をしており、第1アーム部分と第2アーム部分を有するが、第2アーム部分が基部40の第3の支持壁33に接続されている。
【0030】
次に、上記スイッチ装置1の作動につき説明する。
操作者が第1のスイッチ操作部10を操作すべく釦部11を押圧すると、釦部11が第1、第2の弾性片部16、17を弾性変形しながら押し込まれていく。このとき、第1、第2の弾性片部16、17のフランジ部分13への接続箇所が、釦部11の中心点51の反対側にあり、かつ第1、第2の弾性片部16、17の基部30への接続箇所が釦部11の互いに反対側となる第1の支持壁31と第2の支持壁32であるので、フランジ部分13に第1、第2の弾性片部16、17から作用する弾性反力は対抗しあって安定し、釦部11が傾くのを抑制し、ひっかかりが生じないようにする。
【0031】
また、上記釦部11の押し込み中、釦部11のフランジ部分13の長手方向部分の側面が保持部40の第1の両ガイド壁42a、42b、および第2の両ガイド壁43a、43bの内面に沿ってガイドされるので、釦部11が傾くのを抑制し、ひっかかりが生じないようになる。
このように釦部11は安定して押し込まれていき、図示しないスイッチの接点を導通させる。なお、スイッチを作用させる位置を越えて釦部11が押し込まれた場合、一対の弾性片部16、17が基部30の両側壁上に位置しているので、これらの第2アーム部分の第1アーム部分側端部が基部30に当接して釦部11の操作ストローク長さを制限するスットパ機能を発揮する。
【0032】
この場合、一対の弾性片部16、17が基部30に当接しているにもかかわらず、さらに無理な力で釦部11が押し込まれても、フランジ部分13に設けた両ストッパ脚14、15が保持部40側に当接して釦部11のさらなる押し込みを阻止し、一対の弾性片部16、17を破損から守るように働く。釦部11への押圧力を解除すれば、一対の弾性片部16、17の弾性復元力で釦部11は、元の位置に戻る。この戻りにあっても、一対の弾性片部16、17による安定低した復元力とフランジ部分13の保持部40の第1の両ガイド壁42a、42b、および第2の両ガイド壁43a、43bによるガイドとで、釦部11の傾きが抑制され釦部11のひっかかりが防止される。
【0033】
以上のように、本発明の実施の形態のスイッチ装置は、釦部11、21のフランジ部分13、23にこの中心点51、52に対し反対側となる位置で一対の弾性片部16と17、26と27の一端側を接続するとともに、それらの他端側を釦部11、21の両側に分けて配置した一対の支持壁31と32、および一対の支持壁32と33にそれぞれ接続して相対する方向から釦部11、21を弾性支持するようにしたので、釦部11、21に作用する弾性力を互いに対抗させてバランスすることが可能となり、この結果釦部11、21の操作中における釦部11、21の傾きが抑制され、釦部11、21のひっかかりを防止することができる。この釦部11、21の傾きの抑制効果は、一対の弾性片部16と17、および一対の弾性片部26と27とが、釦部11、21から突出したフランジ部分13、23に接続されているので、これらの接続位置間距離が釦部11、21の幅よりさらに大きく離されることによりいっそうその効果を高めることが可能となる。また釦部11、21のひっかかりをなくすため組み立て時に実行されるクリアランス調整作業を不要とすることができる。なお、フランジ部分13、23は、釦部11、21が保持部40の各開口部分40A、40Bから釦部11、21が抜け出るのを防止する抜け止めとしても利用できる。
【0034】
また、本発明の実施の形態のスイッチ装置1は、釦部11、31のフランジ部分13、23を保持部40側の各ガイド壁42a、42b、43a、43b、44a、44b、45a、45bに沿わせてガイドするようにしたので、釦部11、21の傾きをさらに抑制することが可能となる。この場合も、フランジ部分13、23が釦部11、21からさらに突出してガイドされる距離が離れるので、釦部11、21の傾きを抑制するのに効果的である。また、各ガイド壁42a、42b、43a、43b、44a、44b、45a、45bは、両スイッチ操作部10、20を一体形成した基部30を係止するのにも兼用でき、スイッチ装置1をコンパクトで安価なものとすることが可能となる。
【0035】
各弾性片部16、17、26、27は、L字状に形成されているので、釦部11、21の押し込みにより第2アーム部分が大きく弾性変形しても第1アーム部分が弾性変形することにより釦部11、21を安定して保持できる。なお、各弾性片部16、17、26、27の第1アーム部分や第2アーム部分の長さ、幅、厚さ、材質等のいずれかを変更することで、各釦部11、21のストローク長さの調整など、各スイッチ操作装置にあったチューニングが容易にできることとなる。また、各弾性片部16、17、26、27を基部30の両側壁の上に設けているので、各弾性片部16、17、26、27を基部30に当接させることにより、釦部11、21の操作ストローク長さを規制するストッパとしても機能させることができる。この場合、ストッパ機能が働いたときにも弾性片部16、17、26、27が弾性変形可能なので、ソフトなストッパとして良好なストッパフィーリングが得られる。なお、フランジ部分13、23に複数のストッパ脚14、15、24、25を設けて、これらを弾性片部16、17、26、27のストッパ開始位置よりさらに釦部11、21を押し込んだところで保持部30側に当接させて確実に、釦部11、21の操作ストロークを停止させるようにしたので、弾性片部16、17、26、27の過度の変形による損壊を防ぐことが可能となる。また、釦部11、21の裏側部分に空間を設けるようにしたので、スイッチ操作部10、20および基部30を一体成型する際の型抜きが可能となり、スイッチ装置1の組立て時にはこの空間にスイッチまたはスイッチ側の部品を配置することができるようになる。
【0036】
なお、上記実施の形態では釦部11のフランジ部分13を押圧方向にガイドするガイド壁を基部30が係止される保持部40の壁と兼用した場合について説明したが、本発明は、基部を係止する壁とは別にしたガイド壁を保持部40に形成してもよいし、またはガイド壁を基部30側に設けるようにしてもよい。また、釦部11の操作ストローク長さの制限には、釦部11のフランジ部分13を基部30に当接させて実行するようにしても同様の効果が得られる。また、弾性片部16、17、26、27の第1アーム部分と第2アーム部分は、上記実施の形態と若干異なる方向にそれぞれ傾けても同様の効果が得られるものである。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は釦部側にこの中心点に対し反対側となる位置で一対の弾性片部の一端側を接続するとともに、それらの他端側を釦部の両側に分けて配置した一対の支持壁にそれぞれ接続して相対する方向から釦部を弾性支持することにより、スイッチ操作装置をコンパクトに保ちながら弾性片部の長さを長く設定することが可能となり、釦部を操作中でもその傾きを抑制するように安定して支持でき、操作中の釦部のひっかかりを防ぐことができるというすぐれた効果を有するスイッチ装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のスイッチ装置の要部側面図
【図2】同スイッチ装置の一部を断面とした平面図
【図3】同スイッチ装置を裏面からみた図
【図4】同スイッチ装置の側方断面図
【符号の説明】
1 スイッチ装置
10 第1のスイッチ操作部
11 釦部
13 フランジ部分
14、15 ストッパ脚
16、17 弾性片部
20 第2のスイッチ操作部
21 釦部
23 フランジ部分
24、25 ストッパ脚
26、27 弾性片部
30 基部
31、32、33 支持壁
40 保持部
40A、40B 開口部分
42a、42b、43a、43b、44a、44b、45a、45b ガイド壁
51、52 中心点
60 中心線
161 第1アーム部分
162 第2アーム部分

Claims (9)

  1. 押圧面を有する釦部と、前記釦部の中心部から互いに長手方向の反対側に分かれて配置された一対の支持壁を有し前記釦部よりも押圧方向側に配置された基部と、前記釦部側に一端側が接続されて前記長手方向に伸び他端側が前記基部の前記支持壁に接続された一対の弾性片部とが一体に形成され、前記一対の弾性片部の一方が前記支持壁の一方に、また前記一対の弾性片部の他方が前記支持壁の他方にそれぞれ接続され、前記一対の弾性片部の前記釦部への接続箇所が前記釦部の略中心点を通り前記長手方向と平行な中心線の両側に分かれているスイッチ操作部を備え、かつ前記釦部が開口部分に進退可能に挿入され前記スイッチ操作部を有する前記基部が係止される保持部を備え、前記弾性片部は、前記釦部側に一端側を接続されて前記釦部から前記釦部の押圧方向に伸びる第1アーム部分と、前記第1アーム部分より長くかつ前記第1アーム部分の他端側から前記第1アーム部分に対し略垂直な方向に伸びて他端側を前記支持壁に接続された第2アーム部分とを有し、前記弾性片部の前記釦部側への接続は、前記弾性片部の前記支持壁側とは反対方向へ向けて前記釦部の前記中心点からずれた位置でなされていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記釦部側に、前記釦部から前記押圧方向に対して略垂直となる方向に突出したフランジ部分を有することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記釦部は、前記釦部から前記押圧方向に略垂直な方向に突出されたフランジ部分を有し、前記フランジ部分が前記保持部に設けたガイド壁または前記基部に設けたガイド壁により前記釦部の押圧方向にガイドされるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のスイッチ装置。
  4. 前記保持部に設けた前記ガイド壁により、前記基部を係止して前記基部の前記保持部に対する位置決めを行うようにしたことを特徴とする請求項に記載のスイッチ装置。
  5. 前記弾性片部が、前記基部に当接することにより前記釦部の操作ストローク長さが制限されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のスイッチ装置。
  6. 前記釦部が、フランジ部分を有し、前記フランジ部分が前記基部に当接されることにより前記釦部の操作ストローク長さが制限されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のスイッチ装置。
  7. 前記釦部が、ストッパ脚を有し、前記ストッパ脚が前記保持部側に当接されることにより前記釦部の操作ストローク長さが制限されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のスイッチ装置。
  8. 前記釦部の前記基部側の面から前記押圧方向へ向かう部分を空間としたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のスイッチ装置。
  9. 前記スイッチ操作部が複数個あり、かつ前記複数個のスイッチ操作部の前記基部同士がつながるようにして一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のスイッチ装置。
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