JP4020749B2 - 搬送ロボット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現金・有価証券類・宝石・薬品などの重要物を安全に搬送する重要物搬送システムに関し、特に、搬送を担当する者(搬送者)を支援する重要物の搬送ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、現金等の搬送は、2人以上の警備員が護送しながら、ジュラルミンケースや鞄に収納して搬送していた。この搬送中において、賊に襲われる危険性が最も高くなるのは、現金輸送車から金融機関等の店舗内までのオープンスペースを搬送している最中である。すなわち、現金輸送車は駐車場や道路上に駐車されるため、金融機関の店舗内までの搬送の間は、一般公衆でもジュラルミンケースや鞄に近づくことが可能となり、非常に危険性が高くなる。特開平8−150936公報には、強盗することが難しく、たとえ強盗にあっても容易に持ち運びができず、かつ事故にあっても容易に検知することができる現金輸送システムが提案されている。この従来の現金輸送システムは、現金を収納する容器が少人数で持ち運びできない重さとし、現金の積み降ろしを建物内にてできる構造とするなどして、搬送中の強盗からの脅威を回避しようとしている(特許文献1)。しかし、従来の現金収納容器は、少人数で持ち運ぶことを困難にする構造としており、警備員が現金収納容器を搬送するときにも、非常な労力が必要となる。このため、搬送中には、多くの人数を要する上に、作業中の周囲への注意が散漫となり、効率的に危険を回避できないという問題がある。また、一般に、金融機関の全ての店舗等にて、現金輸送車を建物内部まで乗入可能とするのは困難であり、かかる現金収納容器の使用はかなり限定された場合になる。このため、現金輸送車を内部に入れることができない場合は、駐車場や道路上から金融機関の店舗内までの間の運搬作業に長時間が必要となるので、却って危険度が増大するおそれがある。警備員を認識して自動的に追尾できる搬送ロボットを使用して警備員が周囲を十分警戒しつつ、重要物を安全に搬送することが考えられる。
ところで、搬送ロボットの搬送経路には、階段が存在することがある。従来、自立移動ロボットにおいては、テレビカメラ等の撮影手段にて撮影された画像に対し、高度な画像処理を施して画像に現れる形状に基づいて、階段の有無を認識するものが提案されている(特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−150936号公報
【特許文献2】
特開昭59−79377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
搬送ロボットは搬送者を測距センサ等にて認識して追尾走行するが、走行経路中に階段が含まれる場合には、搬送者が手動で搬送ロボットを操作して階段を昇降させる必要があり、搬送者に隙が生じ効率的な危険回避を行うことができないという問題がある。また、自立移動ロボットのように画像処理を施すことにより階段を認識させる場合、搬送ロボットに高度な知能処理が要求されるとともに、高速な演算機や多量の記憶部が必要となるなど走行速度面及びコスト面において不利になるという問題があった。
そこで、本発明では走行経路中に階段が含まれる場合であっても、階段の認識を簡易に行えるとともに、搬送者の手を煩わせることなく階段を走行できる搬送ロボットの実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本願発明は、搬送対象物を搭載可能な走行部と、撮影部にて前方を撮影した画像から搬送者の画像領域を抽出する画像処理手段と、前方を走査して前方の物体までの一次元距離データを取得する測距部と、前記画像処理手段が抽出した前記搬送者の画像領域と同一方向の前記一次元距離データから搬送ロボットに対する前記搬送者の相対位置を算出する距離データ処理手段と、前記搬送者の相対位置の変化に応じて該搬送者を追尾しつつ走行するように前記走行部を制御する制御部とを備え、前記距離データ処理手段は、前方の走査結果である前記一次元距離データにおいて、鉛直方向に直線的に連続することを示す距離データが、前記搬送者の相対位置より奥行き側に複数検出され、かつ当該鉛直方向に直線的に連続することを示す複数の距離データが互いに等距離である場合に、上り階段が存在すると判定する搬送ロボットを提供する。
また、好ましくは、前記距離データ処理手段は、前方の走査結果である前記一次元距離データにおいて、奥行き方向に直線的に連続することを示す距離データが、前記搬送者の相対位置より奥行き側に複数検出され、かつ当該奥行き方向に直線的に連続することを示す複数の距離データが互いに等距離である場合に、下り階段が存在すると判定する。
かかる搬送ロボットによれば、一次元距離データにて階段を自動認識することが可能となるため、搬送者が周囲の警戒に専念することができる。また、階段の認識に必要とするのは一次元距離データであるため、認識処理が容易に行える。また、鉛直方向の一次元距離データに現れる階段の特徴を容易に認識することができる。
さらに、好ましくは、前記測距部は、前方を鉛直方向に走査して前方の物体までの一次元距離データを取得する第一測距部と、前方を水平方向に走査して前方の物体までの一次元距離データを取得する第二測距部とを備え、前記距離データ処理手段は、前記第二測距部が取得した前記一次元距離データにより、前記搬送者の相対位置より奥行き側であって該搬送者の水平方向左右となる位置に、互いに等距離で水平方向に直線的に連続することを示す距離データが検出されたことを条件に、前記階段の存在を判定する。
かかる搬送ロボットによれば、搬送者を追尾しつつ、追尾対象である搬送者と水平方向に現れる階段の特徴に基づき階段を容易に認識することができる。また、かかる構成により、水平方向及び鉛直方向の一次元距離データを組み合わせて、より確実に階段の認識を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる搬送ロボットを現金輸送システムに用いた例を説明する。図1は、現金輸送システムの構成図である。現金輸送システムは、金融機関の本店6から複数の支店7へ必要な現金、有価証券、各種債券などの重要物を集配送するシステムである。現金輸送システムは、重要物の搬送を担当する警備員2と、重要物を収納及び運搬する搬送ロボット1とから構成される。
警備員2は、搬送ロボット1が警備員2を容易に追尾できるように回帰反射材22を織り込んだ警備服を着用し、搬送ロボット1に対して種々の指示を出すためのリモコン21を所持している。図2は、制服着用時の警備員2と、リモコン21の外観を示す。警備員2の制服には、回帰反射材22が織り込まれており、後述する撮影部16から照射される照明光を回帰反射する。このため、撮影部16にて照明を投光しているときに撮影された画像において、回帰反射材が高輝度になる。また、リモコン21は、液晶表示部211と各種信号を送出させる操作部212を具備しており、警備員2が搬送ロボット1に指示を与え、搬送ロボット1からの映像や現時点の状態などを表示する。なお、簡単化のため図示していないが、無線にて搬送ロボット1との通信を行う手段を有している。
一方、搬送ロボット1は、階段の上り/下り、及び平坦な道を走行するため車輪とクローラユニットとを有する走行部18を具備し、重要物を収納する重要物収納庫15を搭載している。また、搬送ロボット1は、測距センサ技術や画像処理技術を応用して、自立して警備員2を追尾しながら走行する。なお、搬送ロボットは、現金輸送車3への上り/下りを現金輸送車3の荷室から地上への移動に階段を用いる。
【0007】
次に、現金輸送システムの概略動作について説明する。先ず、金融機関の本店6において、警備員2は、各支店7に搬送する現金等を重要物収納庫18に収納する。警備員2がリモコン21を操作して、搬送ロボット1を追尾モードに設定する。この追尾モードでは、搬送ロボット1が警備員2と約1m程の間隔を保ちながら警備員2の後を追尾する。警備員2が、現金輸送車3の荷室への階段31前まで搬送ロボット1を誘導すると、搬送ロボット1は階段31を認識し走行部18を車輪からクローラユニットに切替えて階段31を上り現金輸送車3に乗車する。そして、警備員2は、リモコン21を操作し、搬送ロボット1の追尾モードを終了し、待機モードに設定する。
その後、警備員2は、本店6から現金輸送車3を運転して、金融機関の支店7の駐車場まで移動する。支店7の駐車場では、警備員2が、リモコン21を操作し、搬送ロボット1を追尾モードに設定する。搬送ロボットは階段31を下り現金輸送車3から降車する。降車が完了すると、警備員2は、支店7駐車場から支店7内に進む。なお、支店7までの途中に階段が存在する場合は搬送ロボットが階段を認識し走行部18を車輪からクローラユニットに切替えて階段を上り/下りする。そして平坦な道になると走行部18をクローラユニットから車輪に切替えて走行する。
【0008】
警備員2は、現金等を自ら持つ必要が無いので、強盗の危険など周囲への警戒を十分行いながら支店7内に入る。搬送ロボット1は、現金等を搭載して警備員2を追尾しながら支店7内に入る。支店7内の安全な場所にて警備員2は、リモコン21を操作して搬送ロボット1を待機モードに設定する。警備員2は、搬送ロボット1に対して、収納庫制御信号をリモコン21から送信する。搬送ロボット1は、収納庫制御信号を受信した後に音声入力を受けると、当該音声が重要物収納庫15を制御する権限を有する者の音声か否かを照合を行う。ここで、権限者の音声であれば、重要物収納庫15の扉を開放する。ここで、権限を有する者は、搬送を担当している警備員2であっても良いし、各支店7の担当者としても良い。警備員2は、開放された重要物収納庫15から配送目的である現金等を取出し、支店7の担当者に渡す。また、集金した現金を重要物収納庫15に収納する。収納が完了すると、再度リモコン21を操作し、搬送ロボット1の重要物収納庫15を閉扉及び施錠する。
再び、警備員2は、搬送ロボット1を追尾モードに設定し、支店7の駐車場に向かう。支店7駐車場にて現金輸送車3内まで搬送ロボット1を誘導し、追尾モードを終了させ待機モードに設定する。かかる一連の動作を各支店7にて行い、最後に本店6に戻る。
【0009】
現金等の重要物を搬送している最中に、搬送ロボットが強盗に襲われた場合の動作について説明する。強盗に襲われると、警備員2は搬送ロボット1を気にせずに、自らの身の安全を確保する。そもそも、本システムの場合、警備員2は、現金等を直接手に持っておらず身軽な状態にあり、常に周囲を警戒しているので、従来よりも安全確保が容易である。また、搬送ロボット1は、堅牢な構造であり、且つ、高重量のため、強盗は搬送ロボット1を持ち去ることは非常に困難となる。更に、警備員2のリモコン21により、威嚇動作を行う。即ち、警備員2のリモコン21操作によってスタンガン14を動作させ、強盗が搬送ロボット1を触れようとすると、電気ショックを与える。スピーカ13から高音量を発生させ、周囲に強盗の存在を明らかできる。強盗は、搬送ロボット1を触れることすらできず、退散することとなる。
【0010】
以下、搬送ロボット1について、図を参照して詳細に説明する。図3は、搬送ロボットの外観イメージ図である。図4は、搬送ロボット1の全体機能ブロックを示す図である。
搬送ロボット1は、画像や各種コマンドを無線信号として送受信する通信部11、警備員2等の音声を入力するためのマイク12、威嚇や音声ガイダンスを行うためのスピーカ13、強盗に電気的な衝撃を加えるためのスタンガン14、重要物を収納する重要物収納庫15、搬送ロボット1の前方及び周辺を撮影する一又は複数のCCDカメラ及び照明からなる撮影部16、搬送ロボット1の前方を走査して物体までの距離を計測する前方水平測距センサ17a及び前方鉛直測距センサ17b、搬送ロボット1の側方の所定距離内に障害物の有無を検出する側方センサ19、搬送ロボット1の傾斜度を検出する傾斜センサ109、階段の昇降を可能とするクローラユニットと平地走行に用いる車輪とからなる走行部18、及びこれらを制御する制御部10とから構成されている。なお、本実施の形態では、前方水平測距センサを搬送ロボット1幅方向中央部、前方鉛直測距センサ17bは、搬送ロボット1幅方向両端部に配置する構成としている。
【0011】
通信部11は、監視センタ4及び警備員2との間にて、指示信号や画像などの状態情報を無線信号にて送受信する空中線である。すなわち、撮影部16にて撮影した画像や異常発生信号を携帯電話回線やPHS等の無線回線5を介して監視センタ4に通報し、監視センタ4からの種々の遠隔制御コマンドの受信をする。また、警備員2の所持するリモコン21との間にて直接無線信号を送信又は受信することができる。
重要物収納庫15は、金庫と同様な構造を有しており、衝撃に強く破壊行為、扉のこじ開け行為などに十分な強度を有している。また、重要物収納庫15の扉は、特定の権限を有する者の音声認証がされなければ解錠できない。このため、重要物収納庫15は、数百Kgにもなり非常に質量が大きく、強盗が重要物収納庫の扉を開けて重要物を強奪するのが困難になっている。加えて、スタンガン14は、搬送ロボット1の周辺部に複数設置されており、強盗が搬送ロボット1に触れるのを阻止し、触れた場合に電気ショックを与える。
制御部10は、無線通信手段101、音声処理手段102、威嚇制御手段103、収納庫制御手段104、画像処理手段105、距離データ処理手段106、走行制御手段107、及び重心制御手段108とから構成されている。
【0012】
無線通信手段101は、通信部11を介して警備員2の所持するリモコン21からの受信した信号を他の手段に対して伝達する。また、監視センタ4からの携帯電話網5・通信部11を介して受信する各種コマンドを受信し、他の手段に対して伝達する。或いは、撮影部16から撮影した画像や非常信号を監視センタ4に通報する。
音声処理手段102は、マイク12から入力される音声を処理し、話者認識及び音声認識を行う。話者認識とは、重要物保管庫15の開閉をする権限を有する者の予め登録した声紋情報と、入力された音声の声紋情報とを照合し、同一人物の音声であるか否かを判定する。ここで、予め登録される声紋情報は、搬送を担当している警備員2一人のものであっても良いし、他の警備員2や金融機関の担当者など複数人のものであっても良い。音声認識とは、入力された音声が予め登録されている音声との一致を判定し、音声の意味を認識する処理である。本実施の形態では、「扉オープン」または「扉クローズ」の2種類の音声を認識する。このように、話者認識及び音声認識を行った結果を収納庫制御手段104等にて使用する。
威嚇制御手段103は、スピーカ13及びスタンガン14を制御する。すなわち、強盗に襲われた場合に、警備員2がリモコン21を操作して送信された非常信号を通信部11から受信すると、スピーカ13から高音量の威嚇音を発するとともに、スタンガン14の電源をONに制御する。また、監視センタ4からの威嚇停止信号を受信するまで、威嚇制御を継続する。
【0013】
収納庫制御手段104は、重要物収納庫15に対して、扉の開放又は閉鎖の制御を実行する。収納庫制御手段104の制御フローについて図5を参照して説明する。先ず、重要物収納庫15の制御は、警備員2が所持するリモコン21からの収納庫制御信号の受信により開始される。収納庫制御手段104は、収納庫制御信号を受信すると1分間のタイマーが起動する。そして、搬送ロボット1が現在待機モードに設定されているか否かを判定し(S510)、待機モードに設定されていれば音声入力を待つ(S511)。一方、待機中でなければ、搬送ロボット1が移動中のため、収納庫制御を行うことなく処理を終了させる(S510「いいえ」)。これにより、搬送ロボット1が走行中に誤って、重要物収納庫15の扉が制御されることを防止する。音声入力が1分間のタイマー計時中に無かった場合にも、収納庫制御を終了させる(S512「はい」)。次に、音声入力があると(S511「はい」)、話者認証処理(S513)を音声処理手段102にて実行する。話者認証処理(S513)にて、重要物収納庫15を制御する権限の有する正規な者の音声であるか判定する(S514)。
【0014】
ここで、正規な者の音声であれば(S514「はい」)、音声認識処理(S515)に進み、正規な者の音声でないと判定すると(S514「いいえ」)収納庫制御処理を終了させる。これにより、声紋というバイオメトリクス情報を用いて重要物収納庫15を制御する権限管理を厳格に行うことが可能となる。つまり、強盗に襲われても、警備員2の音声を登録していなければ、重要物収納庫15を制御できないので、重要物のみを盗まれる危険性が少なくなる。警備員2の音声を登録しておいても、警備員2は搬送ロボット1と離れた状態で、且つ、周囲を警戒しながらの搬送が可能なので、搬送ロボット1とともに捕らわれる可能性は低い。更に、音声を使用するので警備員2に危害を加えると、強盗が重要物収納庫15を開放できないので、危害を加えられる可能性も低くなる。
【0015】
音声認識処理では、入力された音声が「扉オープン」であるか否かを音声処理手段102にて判定する(S516)。そして、「扉オープン」であれば、重要物収納庫15の扉を開放させる(S517)。すなわち、収納庫制御手段104は、音声処理手段102より開放信号を受けると、重要物収納庫15扉部を施錠状態から解錠状態とし、電動アクチュエータを駆動させて重要物収納庫15扉の開放を行う。
他方、「扉オープン」でなければ、「扉クローズ」であるか否かを判定する(S518)。「扉クローズ」であれば、扉の閉鎖制御を行う(S519)。すなわち、収納庫制御手段104は、音声処理手段102より閉鎖信号を受けると、電動アクチュエータを駆動させて重要物収納庫15扉を閉鎖し、重要物収納庫15扉部を解放状態から施錠状態とする。
なお、「扉オープン」でも「扉クローズ」でもない場合は(S518「いいえ」)、意味不明であるので収納庫制御処理を終了させる。
【0016】
次に、画像処理手段105について説明する。画像処理手段105は、撮影部16の照明及び撮影のタイミング制御、撮影された画像から警備員2を抽出する処理を行う。すなわち、照明の点灯時と消灯時との画像を読み込み、両画像の差分画像を生成する。かかる差分画像に基づき、警備員2の画像領域を特定しラベリングする。また、ラベリングされた画像領域の実空間上における搬送ロボット1との相対位置を算出する。この処理を繰り返し、ラベリングされる画像領域を順次トラッキングする。このようにして、搬送ロボット1と警備員2との位置関係を画像処理によって随時算出し、走行制御手段107に提供する。また、撮影された画像を圧縮処理し、図示していない画像記憶部に記憶させる。
【0017】
距離データ処理手段106は、前方水平測距センサ17aから入力される一次元の距離データに基づき、後述する警備員2として認識された一塊の距離データをラベリングし、ラベリングされた一塊の距離データの実空間上における搬送ロボット1との相対位置を算出する。この処理を繰り返し、ラベリングされる距離データを順次トラッキングする。また、距離データ処理手段106は、前方水平測距センサ17aと前方鉛直測距センサ17bとから入力される一次元の距離データに基づき、搬送ロボット1の進行方向に階段が存在するか否かを判定する。このようにして、搬送ロボット1と警備員2との位置関係及び階段の存在の有無を距離データに基づき随時算出し、走行制御手段107に提供する。
走行制御手段107は、画像処理手段105、距離データ処理手段106、側方測距センサ19、図示しない各種姿勢センサなどに基づき、走行部18の車輪及びクローラの制御及び切替や補助輪の制御を行う。
重心制御手段108は、傾斜センサ109より得られる搬送ロボット1の傾斜度に応じて、機体を前後にスライドさせて搬送ロボットの走行に適した位置へ重心を変移させる。
【0018】
ここで、図6を参照して、走行制御手段107での追尾処理について説明する。
追尾モードは、警備員2が搬送ロボット1の正面に立ち、リモコン21から送信された追尾開始信号を受信することにより開始する。追尾モードに設定されると、距離データ処理手段106及び画像処理手段105にて、画像領域及び一塊の距離データから追尾する警備員2をラベリングすることにより認識する(S610)。具体的には、距離データ処理手段106では、前方水平測距センサ17aにて収集される搬送ロボット1の正面から左右45度の範囲にある物体の内、直近の同一物体とされる一塊の距離データをラベリングする。また、画像処理手段105では、搬送ロボット1の前方に照明を照射した画像と照明を照射していない画像の両方を取り込み、両画像の差分画像を抽出する。ここで、抽出される差分画像は、警備員2が着用している回帰反射材22の画像が高輝度になる。この高輝度となった領域を一塊の画像データとしてラベリングする。そして、ラベリングされた距離データ及び画像データとが、略同一方向に存在していると、それぞれの一塊のデータ群を警備員2として認識する。ここで、警備員2と認識できない場合は、認識できるまでかかる処理を繰り返す。警備員2を認識できると、その旨をスピーカ13から音声にて警備員2に知らせる。
【0019】
次に、ラベリングされた一塊の距離データの追尾処理を開始する。すなわち、前方水平測距センサ17aからの所定時間ごとに距離データを取得し、先にラベリングした一塊の距離データに類似するトラッキング候補となる一塊の距離データを警備員候補Aとして抽出する処理を行う(S611)。警備員候補Aが抽出できたか否かを判定する(S612)。警備員候補Aが抽出できなければ(S612「なし」)、前方水平測距センサ17aのサーチエリアを拡大する(S613)。拡大したサーチエリアにて再度警備員候補Aの抽出を行う。ここで、サーチエリアの拡大が、図3に示すように最大値(例えば、左右90度)になっても警備員候補Aを抽出できない場合は(S614「はい」)、警備員2を見失ったと判断し走行を停止する(S622)。先ず、前方水平測距センサ17aのサーチエリアを例えば左右45度として警備員2を認識し、警備員2をトラッキングできない場合にサーチエリアを拡大するので、追尾処理の高速化を図ることができる。
【0020】
他方、警備員候補Aが抽出できた場合は(S612「あり」)、警備員候補Aが複数抽出されたか否か判断する。ここで、一つの警備員候補Aであれば(S615「いいえ」)、その警備員候補Aの一塊の距離データとしてトラッキングする(S619)。そして、トラッキングした一塊の距離データを走行目標とし、実空間上における相対位置を算出し、その結果に基づいて走行部18を制御する(S620)。
【0021】
他方、複数の警備員候補Aが抽出された場合は(S615「はい」)、画像処理手段105にて警備員候補Bを抽出する(S616)。そして、警備員候補A及び警備員候補Bとの照合をする(S617)。すなわち、警備員候補A及び警備員候補Bと搬送ロボット1との相対的方向が所定範囲内での一致する警備員候補Aを抽出する。ここで、所定範囲内で一致する警備員候補Aが抽出できない場合(S618「いいえ」)、又は複数抽出された場合には、警備員2が視界から外れた又は追尾対象不明と判断し、安全のため走行を停止する。他方、警備員候補Aを一つに特定できれば(S618「はい」)、その警備員候補Aにかかる一塊の距離データをトラッキングし、走行制御する(S620)。このように、距離データ処理手段106のみでは、トラッキングを特定できない場合に、画像処理手段105による情報にて絞込みができる。これによって、トラッキングミスを防止でき、警備員2を確実に追尾できる。
これら一連の処理を追尾終了信号の受信まで繰り返す(S621「いいえ」)。
そして、追尾終了信号を受信すると走行を停止し(S622)、追尾処理を終了する。走行が停止すると待機モードに設定される。
【0022】
ここで、走行制御(S620)について説明する。走行制御中、走行制御手段107は距離データ処理手段106より入力される距離データに基づいて警備員2と約1m程の間隔を保つように走行部18を制御して警備員2を追尾する。更に、走行制御手段107は、警備員2のトラッキング位置が水平測距センサ17aのサーチエリア中心となるよう搬送ロボット1の位置を制御する。また、走行中に階段を距離データ処理手段106にて検出すると、車輪走行からクローラ走行に切換える。
【0023】
図7に示すように警備員2が階段近傍に到着したとき、前方水平測距センサ17aより入力される距離データにラベリングされている警備員2と略等距離の一塊となる距離データ81と、距離データ81より遠距離であり略等距離の連続する距離データ82を検出する。なお、図8(a)では、距離データ82が距離データ81の左右にそれぞれ存在している。この距離データ82、82の水平方向の長さが所定長(例えば、「1m」)あれば階段と認識するための一つの条件が成立すると判定する。なお、この条件の成立のみによって、階段と認識しても良い。
次に、搬送ロボット1の左右に設けられた前方鉛直測距センサ17b、17bの何れかまたは両方より入力される距離データが、図8(b)に示す状態であるか否かを監視している。即ち、略等距離の連続83が複数検出されれば、階段と認識するための一つの条件が成立すると判定する。なお、この条件の成立のみによって、階段と認識しても良い。更に、略等距離の複数の連続83が、ほぼ等間隔の長さであることを条件に加えることができる。これは、搬送ロボット1の前方に階段が存在すれば、離散的に連続する距離データが存在するという階段の鉛直方向に関する特徴を有していることに基づくものである。
【0024】
特に、前方鉛直測距センサ17b,17bにて、図8(b)に示すように、鉛直成分である略等距離の複数の連続83が奥行き距離に比例するデータを取得した場合に上り階段が存在すると判定し、図8(c)示すように、水平成分となる複数の連続84が離散的かつ奥行き距離に反比例するデータを取得した場合に下り階段が存在すると判定する。このとき、搬送ロボット1は、警備員2を前方水平測距センサ17aのサーチエリア中心にてトラッキングするよう自身の位置を制御しているため、前方鉛直測距センサ17bにて警備員2をトラッキングしてしまうことがなく、前方鉛直測距センサ17bは確実に警備員2の後方を走査することができる。
【0025】
そして、前方水平測距センサ17a及び前方鉛直測距センサ17bの両方にて階段と認定する条件が成立すると、前方に階段が存在すると認識し、スピーカ13より音声にて警備員2に報知する。なお、階段認識の精度を犠牲にしても、認識時間を優先したい場合は、前方水平測距センサ17a及び前方鉛直測距センサ17bの何れか一つにて階段と認識するようにしても良い。
搬送ロボット1は、距離データ処理手段106及び画像処理手段105にて警備員2が階段を進行したことを検出すると、走行制御手段107により走行部18を車輪からクローラユニットに切替えて階段を上り/下りする。そして、平坦な道になると走行制御手段107により走行部18をクローラユニットから車輪に切替えて、警備員2の追尾を再開する。
【0026】
次に、図9を参照して階段の上り/下り制御について説明する。警備員2は追尾モードにある搬送ロボット1を誘導して階段の手前に到着する(図9(a))。
このとき、搬送ロボット1は、前述のように前方水平測距センサ17a及び前方鉛直測距センサ17b,17bから入力される距離データにより前方に上り階段が存在すると判定しスピーカ13より音声にて警備員2に報知する。警備員2は搬送ロボット1が階段を認識した旨を確認し階段を上る。このとき、警備員2が階段を進行すると、警備員2は前方水平測距センサ17aのサーチエリアから消失することとなる。搬送ロボット1は前述のように、サーチエリアの拡大及び画像処理手段105により警備員候補の抽出を行う。ここで、画像処理手段105にて抽出された警備員候補が画像内中央上方に存在する場合、搬送ロボット1は警備員2が階段を上ったと判断する。そして、搬送ロボット1は階段に進入する。
【0027】
以下、図10を用いて搬送ロボット1の階段進行、特に、上り動作について説明する。搬送ロボット1は、階段を走行するため走行制御手段107により走行部18を車輪からクローラユニットへと切替える(S710)(図9(b))。走行部18がクローラユニットに切り替わると、搬送ロボット1は前方水平測距センサ17aより得られる距離データを参照して階段面に垂直となるよう位置調整を行い(S711)階段へと進入する(S712)。
【0028】
このとき、傾斜センサ109が搬送ロボット1の傾斜を検出すると(S713−はい)、傾斜度に応じて機体を前後にスライドさせて重心を制御する。例えば、傾斜角が5°〜20°であれば(S714−はい)、機体を前方向に1段階スライドさせる(S715)(図9(c))。そして前方水平測距センサ17bより階段の終了が検出されなければ、継続して階段を進行する(S716−いいえ)。搬送ロボット1の傾斜度が変化した場合、例えば傾斜角が21°〜35°になったときは(S717−はい)、機体を前方向に更に1段階スライドさせる(S718)(図9(d))。このとき、搬送ロボット1の傾斜角が36°以上であったときは(S717−いいえ)、搬送ロボット1は進行を中断し緊急停止する。このように、本発明の搬送ロボットは、自身の傾斜度によって重心を変移する構成となっているため安定した昇降動作を行うことができる。
【0029】
そして、前方鉛直測距センサ17bにより階段の終了、即ち所定距離以上連続する水平面が検出されると(S716−はい)、補助輪により姿勢の安定を保ちながら機体をスライドさせ重心を変移させて(図9(e))、機体を基準位置へと戻す(S720)。階段が終了すると走行部18をクローラユニットから車輪へと切替えて(S721)(図9(f))再度警備員2の追尾を再開する。また、搬送ロボット1が階段を下降する場合は、上記階段上り動作と逆の動作にて下降する。
【0030】
このように、本発明による搬送ロボット1によれば、一次元測距センサにて追尾対象となる警備員2のトラッキング、及び搬送ロボット1前方の障害、特に、階段の検出を、複雑な論理を用いることなく容易に行うことができる。また、重心を制御し安定した階段走行を、警備員2の手を煩わせることなく実現可能としているため、警備員2は周囲の警戒に集中することができる。
【0031】
なお、本実施の形態には記載しなかったが、追尾処理として重要なものとして障害物回避処理、緊急停止処理などがある。これらの処理は、自立走行する搬送ロボット1において種々実用化されているので、ここでの説明は省略する。
また、本実施の形態では、前方水平測距センサ17a及び前方鉛直測距センサ17bは、一次元測距センサにて前方を走査して物体を検出する構成となっていたが、この構成に限定されるものではない。即ち、複数の一次元測距センサを配列させて構成されるセンサアレイであってもよい。
さらに、本実施の形態では前方水平測距センサ17a及び二つの前方鉛直測距センサ17b,17bを用いる構成となっていたが、前方水平測距センサ17aと一つの前方鉛直測距センサ17bにて階段を検出する構成としてもよい。また、前方水平測距センサ17aのみで階段を検出する構成としてもよく、前方鉛直測距センサ17b,17bのみで検出する構成としてもよい。さらに、水平方向及び鉛直方向の中間をなす斜め方向を走査する測距センサを用いて前方を走査し警備員2のトラッキング及び階段の検出を行う構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した現金搬送システムの構成図。
【図2】警備員の服装及びリモコンの外観図。
【図3】搬送ロボットの外観図。
【図4】搬送ロボットの機能ブロック図。
【図5】搬送ロボットの収納庫制御フロー。
【図6】搬送ロボットの走行制御フロー。
【図7】搬送ロボットの階段検出時の外観図。
【図8】前方水平測距センサ及び前方鉛直測距センサの概略検出図。
【図9】搬送ロボットの階段上り時の動作図。
【図10】搬送ロボットの階段上り時の制御フロー。
【符号の説明】
1・・・搬送ロボット
2・・・警備員
3・・・現金輸送車
4・・・監視センタ
5・・・携帯電話網
17a・・・前方水平測距センサ
17b・・・前方鉛直測距センサ

Claims (3)

  1. 搬送対象物を搭載可能な走行部と、
    撮影部にて前方を撮影した画像から搬送者の画像領域を抽出する画像処理手段と、
    前方を走査して前方の物体までの一次元距離データを取得する測距部と、
    前記画像処理手段が抽出した前記搬送者の画像領域と同一方向の前記一次元距離データから搬送ロボットに対する前記搬送者の相対位置を算出する距離データ処理手段と、
    前記搬送者の相対位置の変化に応じて該搬送者を追尾しつつ走行するように前記走行部を制御する制御部とを備え、
    前記距離データ処理手段は、前方の走査結果である前記一次元距離データにおいて、鉛直方向に直線的に連続することを示す距離データが、前記搬送者の相対位置より奥行き側に複数検出され、かつ当該鉛直方向に直線的に連続することを示す複数の距離データが互いに等距離である場合に、上り階段が存在すると判定することを特徴とした搬送ロボット。
  2. 前記距離データ処理手段は、
    前方の走査結果である前記一次元距離データにおいて、奥行き方向に直線的に連続することを示す距離データが、前記搬送者の相対位置より奥行き側に複数検出され、かつ当該奥行き方向に直線的に連続することを示す複数の距離データが互いに等距離である場合に、下り階段が存在すると判定する請求項1に記載の搬送ロボット。
  3. 前記測距部は、
    前方を鉛直方向に走査して前方の物体までの一次元距離データを取得する第一測距部と、前方を水平方向に走査して前方の物体までの一次元距離データを取得する第二測距部とを備え、
    前記距離データ処理手段は、
    前記第二測距部が取得した前記一次元距離データにより、前記搬送者の相対位置より奥行き側であって該搬送者の水平方向左右となる位置に、互いに等距離で水平方向に直線的に連続することを示す距離データが検出されたことを条件に、前記階段の存在を判定する請求項1又は請求項2の何れかに記載の搬送ロボット。
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