JP4018705B2 - シェーディング補正装置及び補正方法並びに撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子スチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置におけるシェーディング補正技術に関し、特に光学ズーム機能を有する撮像装置に好適なシェーディング補正技術に関する。
シェーディング補正は、レンズの特性である周辺光量の低下による画像への影響を抑制するための技術である。一般にレンズの周辺光量低下は、レンズの焦点距離が短い(画角が広い)ほど、また絞り値が小さくなるほど大きくなる。そのため、同一の補正条件を全ての撮影条件(ズーム位置や絞り値)に対して共通とすることは好ましくなく、撮影条件に応じた補正が行われている。
例えば、特許文献1や特許文献2では、発生しうる撮影条件毎に補正条件を予め記憶しておき、レンズから得られる撮影条件に応じて補正値を得る構成が開示されている。この従来の構成について図4を用いて説明する。
図4は従来の画像入力装置における、シェーディング補正に関する部分の構成例を示すブロック図である。
画像入力装置において、ズームレンズ401、絞り402、フォーカスレンズ403を通過した光は、撮像素子405により画素毎の電気信号に変換され、撮像素子駆動回路407により順次読み出された後、A/D回路406にてデジタル信号に変換される。一方、絞り値、ズーム位置、レンズ種類に対応したシェーディング補正データが予めROM1(413)、ROM2(414)及びROM3(415)に登録されており、制御部412は画素位置に応じたアドレス信号をこれらROMに与える。
制御部412はズームレンズ401の撮影条件を取得し、ROMデータ切り替え器416に与える。ROMデータ切り替え器416は制御部412から受け取ったズームレンズ401の撮影条件に応じて、ROM1〜3(413〜415)のうち適切な補正データを有するものの出力値を乗算器408に出力する。
乗算器408は、A/D回路406からのディジタル信号と、ROMデータ切換器416の出力であるシェーディング補正値を乗算することにより画素毎にシェーディング補正を行う。補正後の画素信号は、信号処理回路409で色補間処理、ホワイトバランス処理、符号化処理などの所定の信号処理が施され、表示装置410に表示及び/又は記録媒体記録部411でメモリカードなどの記録媒体に記録される。
特開2000−41179号公報 特開平8−294133号公報
このように、レンズの種類、ズーム位置及び絞り値の取りうる組み合わせについて予め補正値を求めて登録しておくことで、理論上は適切なシェーディング補正が可能となる。しかし、実際には上述の構成を用いてどのような撮影条件でも適切なシェーディング補正を行えるようにすることは困難である。
上述の撮影条件において、レンズの種類、絞り値の組み合わせに関してはさほど数が多くなく、レンズ固定式の装置であれば、絞り値の数だけで足りる。しかしながら、ズーム位置が取りうる値は膨大である。特に近年では高画質化に対する要求の高まりから画質劣化無くズームできる光学ズーム機能が重視される傾向にあり、高倍率のズームレンズが用いられるようになってきている。小型のデジタルスチルカメラでも最低で3倍程度の倍率を有するズームレンズの搭載が一般的であり、6〜10倍の倍率を有するズームレンズを搭載したものも珍しくない。また、ビデオカメラにおいては最低で8倍、通常は10倍から12倍のズームレンズが搭載されている。
このような高倍率ズームレンズを用いた装置において、取りうるズーム位置の全てに対して補正値を用意するのは大変に手間がかかる。また、シェーディング補正は撮像素子の画素毎に行うため、撮像素子の高画素数化が進み、400万画素〜600万画素の撮像素子が一般的となった現在、1つの組合わせに対する補正値のデータ量も膨大なものとなることは容易に理解される。
補正値を用意する手間やそれを記憶するためのメモリ容量を節約するために、補正値を用意するズーム位置の数を間引き、実際のズーム位置に近いズーム位置に対応する補正値を用いて補正を行うことが考えられる。しかし、近年、特に電子スチルカメラにおいては、小型化・薄型化を実現する為に、ズームレンズを含む光学系についても小型化・薄型化が強く求められる傾向にある。その結果、レンズの光軸からの距離によるシェーディング(レンズの周辺光量落ち)が大きくなり、更にズーム位置によるシェーディング特性も大きく変化する傾向にある。このような状況において、異なるズーム位置に対応した補正データを用いると、補正精度が低下してしまう。
例えば、図5に示すようなシェーディング特性を有するズームレンズにおいて、広角端(Wide)から望遠端(Tele)の間の離散的な位置(例えばWide・M1・M2・Teleの4位置)における補正値を用意し、補正値が用意されていないズーム位置については、Wide,M1,M2,Teleのうち最も近く、かつWide側のズーム位置の補正値を用いるとする。
この場合、例えば、WideからM1へズームレンズの倍率(ズーム位置)を連続的に変化させた場合を考える。この場合、中間のズーム位置a、bにおいてはWideの補正値が適用されることになるが、その結果、中間のズーム位置に対しては適切な補正がなされない。
図6に、これら位置におけるシェーディング補正後の輝度レベル(光軸中心の輝度で正規化)を示す。図に示すように、ズーム位置がWide、M1にあるときは、それぞれの位置に応じた適切なシェーディング補正が行なわれることで、光軸中心位置と周辺との輝度レベル差がない状態となる。Wideからズームレンズが望遠側に移動し位置aに達した状態で、Wideに対応するシェーディング補正をかけると、図6にaとして記したように、光軸中心(0点)より周辺に行くに従って輝度レベルが高くなるような過補正状態になってしまう。
更にズーム位置が望遠側に移動し、位置bに達すると、Wideに対応した補正値を適用することによる過補正がさらに大きくなる。そして、ズーム位置がbからM1に移動した時点でM1に適したシェーディング補正が行なわれることで、M1での輝度レベルは光軸中心と同じフラットな特性が得られるように動作する。
このように、中間のズーム位置に対して広角側の位置に対応するシェーディング補正値を用いると、過補正となり、また逆に望遠側の位置に対応するシェーディング補正値を用いると、補正不足となる。その結果、例えばWideからM1へ連続的にズーミングしながら動画撮影を行った場合、適切な補正がなされた画像と後補正された画像の切り替わり、例えば中間位置で誤補正された画像から位置M1での適切な補正の画像への切り替わりが撮影動画像の急激な輝度変化として観察されてしまう。
このように、従来の構成では、任意のズーム位置での適切な補正を実現するには、膨大な手間とメモリ容量とを費やすか、誤補正を許容するかという課題を有していた。
本発明ではこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、メモリ消費量を抑制しながら、任意のズームレンズ位置における適切なシェーディング補正を実現することを目的とする。
上述の目的は、ズームレンズを移動しながら撮像された画像のシェーディング補正を行うシェーディング補正装置であって、ズームレンズが取りうるズーム位置のうち、予め定めた複数の離散的なズーム位置でのシェーディング補正値を格納する記憶手段と、撮像された際のズーム位置が離散的なズーム位置でない画像に適用するシェーディング補正値を、記憶手段に格納されたシェーディング補正値を用いて算出する算出手段と、算出手段が算出したシェーディング補正値を、撮像された画像に適用する補正手段とを有し、算出手段は、画像が撮像された際のズーム位置を画像が撮像された際のズームレンズの移動速度に応じて決定し、決定したズーム位置に対するシェーディング補正値の算出を行うことを特徴とするシェーディング補正装置によって達成される。
また、上述の目的は、ズームレンズを移動しながら撮像された画像のシェーディング補正を行うシェーディング補正方法であって、ズームレンズが取りうるズーム位置のうち、予め定めた複数の離散的なズーム位置でのシェーディング補正値を記憶手段に格納する記憶工程と、撮像された際のズーム位置が離散的なズーム位置でない画像に適用するシェーディング補正値を、記憶手段に格納されたシェーディング補正値を用いて算出する算出工程と、算出工程で算出したシェーディング補正値を、撮像された画像に適用する補正工程とを有し、算出工程では、画像が撮影された際のズーム位置を画像が撮像された際のズームレンズの移動速度に応じて決定し、決定したズーム位置に対するシェーディング補正値の算出を行うことを特徴とするシェーディング補正方法によっても達成される。
このような構成により、本発明によれば、メモリ消費量を抑制しながら、任意のズームレンズ位置における適切なシェーディング補正を実現することができる。
以下、本発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。なお、以下の実施形態においては、本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合を説明するが、本発明はズームレンズと撮像素子を使用する任意の画像入力装置に適用可能である。
●[第1の実施形態]
<デジタルスチルカメラの構成>
図1は本発明の実施形態に係るシェーディング補正装置を適用した撮像装置の一例としてのデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。
図1のデジタルスチルカメラにおいて、ズーム駆動回路104にて駆動されるズームレンズ101、絞り手段102及びフォーカスレンズ103を通過した被写体の光学像は、撮像素子105により電気信号へと変換される。そして、A/D回路106により撮像素子105が出力する電気信号をデジタル画像データへと変換し、シェーディング補正回路108でズームレンズ101のズーム位置、絞りに応じた補正を行う。
詳細は後述するが、本実施形態において、シェーディング補正回路108は、RAM1(113)およびRAM2(114)に記憶されている複数のシェーディング補正値を用い、その時々の撮影条件に応じた適正なシェーディング補正値を生成し、補正を行う。シェーディング補正された画像データは、信号処理回路109で色補間処理、ホワイトバランス処理、符号化処理などの所定の信号処理が施され、表示装置110に表示及び/又は記録媒体記録部111でメモリカードなどの記録媒体に記録される。
撮像素子駆動回路107は、撮像素子105、A/D回路106、シェーディング補正回路108、信号処理回路109、および制御部112に複数のタイミングパルスを供給する。制御部112は、例えばCPU、RAM、ROMを有し、ROMに格納された制御プログラムを実行してデジタルスチルカメラ全体の制御を行う。
ROM115は撮影条件の複数の離散的な組合わせ、具体的には離散的なズーム位置の各々と、絞り値の全通りの組合わせに対するシェーディング補正値を記憶しており、制御部112の制御に応じて複数のシェーディング補正値をRAM1(113),RAM2(114)へと転送する。また、操作部116は使用者がデジタルスチルカメラに指示を与えるためのキー、ボタン等を含む入力装置である。操作部116には、撮影開始、中断を指示するボタンやズームレンズの倍率を広角側、望遠側に変化させるための指示を与えるズームレバーが含まれる。制御部112は操作部116の操作を監視しており、ズームレバーが操作されると操作に応じた指示をズーム駆動回路104に与える。ズーム駆動回路104は制御部112からの指示に応答してズームレンズ101を駆動し、ズーム位置を広角側、望遠側に移動させる。また、ズーム駆動回路104はズームレンズ101の位置情報を取得する機能を有し、それにより制御部112はズームレンズ101の位置情報を得ることができる。制御部112はまた絞り102の値(絞り値)を取得することができる。
なお、デジタルスチルカメラは図1に示した以外の多数の構成を有するが、図1においては、主にシェーディング補正に関連する構成のみを図示してある。
<シェーディング補正回路の構成>
図2はシェーディング補正回路108の構成例を示すブロック図である。また、図3は、シェーディング補正回路108の動作を説明するためのタイミングチャートである。以下、図2及び図3を用いてシェーディング補正処理の詳細について説明する。
なお、ここでは説明の便宜上ズームレンズ101のズーム範囲における広角端位置をZoom_Wide端、望遠端位置をZoom_Tele端とし、Zoom_Wide端とZoom_Tele端の間の離散的なズーム位置をZoom_Wide端からZoomPosition_M1、ZoomPosition_M2、・・・、ZoomPosition_Mxとする。そして、動画の撮影を行っている状態で、操作部116(図1)による指示により、ズーム位置ZoomPosition_M1から望遠側のZoomPosition_M2までズーム位置が変化したものとする。
また、本実施形態では、補正値が予め登録されている離散的なズーム位置(ZoomPosition)のうち、ZoomPosition_M1とZoomPosition_M2の間のズームレンズ位置をN分割の分解能で位置検出できるものとし(図3にズーム位置情報として示す)、ZoomPosition_M1からズーム停止位置ZoomPosition_M2に移動する間に約3回の露光が行なわれ、該3回の露光の各々におけるズーム位置が異なる。
図3中のV_01とV_02の間(露光期間02)に注目すると、電子シャッターにより定まる露光開始時にはズームレンズは約M1_5に相当する場所に位置し、露光終了時点でのズームレンズは約M1_7に相当する場所に位置する。したがって、露光開始時点から露光終了時点までの露光期間にズームレンズ位置が異なり、ズームレンズ位置に依存するシェーディング量も露光開始時点と露光終了時点までの間で変化し、露光期間全体でのシェーディング量は露光開始時点でのズームレンズ位置から露光終了時点までに位置した全てのズームレンズ位置から定まるシェーディング量の平均に相当する。
露光開始時のズームレンズ位置は、露光時間・露光終了近辺でのズーム位置検出結果・前フレームの露光終了時ズームレンズ位置・およびズームレンズ移動速度から算出することができる。更にROM上にあるシェーディング補正値より現在のズームレンズ位置に隣接する2つのズームレンズ停止位置に対応した2種類の補正値(本実施形態ではZoomPosition_M1とZoomPosition_M2のシェーディング補正テーブル)を図1(および図2)のRAM1(113)とRAM2(114)に記憶させておき、該2つのシェーディング補正テーブルと前記露光開始時のズーム位置および露光終了時ズーム位置からシェーディング補正値を定めて補正を行なう回路が図2に示すシェーディング補正回路である。
図2において、シェーディング補正回路108は112制御部からの信号として(ズーム移動速度(mm/秒),フレームレート(フレーム数/秒),ズームレンズ位置,露光時間T(秒)、および撮像素子駆動回路107より(HD:水平同期信号,VD:垂直同期信号)を取得する。
ズーム移動速度とは、例えばシェーディング補正テーブルを有する隣接する2つのズームレンズ停止位置間をズームレンズが移動に要する時間とし、ここではZoomPosition_M1とZoomPosition_M2との間でのレンズの移動に要する時間をZ_spと表す。該ズーム速度は動画像記録時では非動画記録時(静止画記録時や、動画像を撮影し、表示装置110に動画像を表示するなどの動作)より遅く設定することが可能である。これは、動画記録の場合には連続性(ズーム中の記録)も適切に記録することが求められるのに対し、静止画撮影の場合にはズーム後の撮影が所望の動作であり、すばやくユーザの望む倍率に達する方が使い勝手がよいと考えられるためである。
本実施形態においては、あるフレームが撮影された際(露光開始時)のズーム位置がZoomPositionでない場合、望遠側と広角側の各々で最も近いZoomPositionに対して用意されたシェーディング補正値に所定の重み付けを行って算出した補正値を適用する。この重み付けに用いる係数を補正重み係数算出回路202で求める。
補正重み係数算出回路202は、ZoomPosition_M1におけるシェーディング補正テーブル(Sh_M1:RAM1に記憶されているものとする)に乗じる重み係数:aと、ZoomPosition_M2におけるシェーディング補正テーブル(Sh_M2: RAM2に記憶されているものとする)に乗じる重み係数:bとを算出する。なお、露光開始時にレンズ位置がZoomPosition_M1にある場合には重み係数(a,b)=(1.0)を出力することで、RAM1に格納された補正値をそのまま適用する。なお、レンズ位置がZoomPositionを超えた場合には後述するようにRAM1,RAM2の更新処理が行われるため、重み係数(a,b)=(0,1)となることはない。
この重み係数aを乗算器203で、重み係数bを乗算器204でそれぞれSh_M1及びSh_M2に乗じ、両結果を加算器205で加算後に、乗算器206にてA/D回路160が出力する画素信号に乗じることにより、ズームレンズ移動中の1フレームに対するシェーディング補正を画素毎に行なう。
このシェーディング補正動作は、予めシェーディング補正テーブルを用意した離散的なズームレンズ位置間をズームレンズが移動しながら撮影される全フレーム画像に対して行う。
すなわち、図3に示すように、露光02で露光した画像データを撮像素子が読み出すV_02からV_03の期間中に、露光02における重み係数(a_02,b_02)を用いて算出したシェーディング補正値を撮像素子出力(A/D回路出力)02に適用する。そして、次のフレームである露光03の画像データに対してはV_03からV_04の期間中に露光03における重み係数(a_03,b_03)を用いて算出したシェーディング補正値を撮像素子出力03に適用するように、重み係数(a_02,b_02)から(a_03,b_03)への切り替えを露光02の撮像素子からの読み出し終了時点から露光03の撮像素子からの読み出し開始時点までに行なう。
上記に記した重み係数(a,b)の算出式は、ズームレンズの移動速度が遅い場合、或いは露光時間が短い場合は、Tを露光時間(秒)、NをZoomPosition_M1とZoomPosition_M2の間の位置検出分解能、そしてnを露光終了時におけるズームレンズ位置とすると、(T/Z_sp)≦1、すなわちn≦Nであり、
a=(N−n)/N+0.5*(T/Z_sp)
b=n/N−0.5*(T/Z_sp)
である。尚、本実施形態では、上記Nおよびnは分解能と露光終了時におけるZoomPosition_M1からの位置とするが、NをZoomPosition_M1とZoomPosition_M2の間の距離、nを露光終了時におけるZoomPosition_M1からの距離として置き換えることも可能である。
従って、ZoomPosition_M1と ZoomPosition_M2の間における任意のフレームのシェーディング補正量は
Sh_table = Sh_M1*{(N−n)/N + 0.5*(T/Z_sp)}+Sh_M2*{ n/N−0.5*(T/Z_sp)} …式1
となる。
ズームレンズの移動速度が遅い、あるいは露光時間が短い場合、(T/Z_sp)が充分小さいさければ
Sh_table ≒ Sh_M1*(N−n)/N +Sh_M2* n/N …式2
の形で近似することが可能であることから、(T/Z_sp)を所定値と比較し、所定値より小さな場合には、近似式(式2)によるシェーディング補正を行ない、(T/Z_sp)が所定値より大きな場合には(式1)によって求められるシェーディング補正値による補正を行なうように、図2の補正重み係数算出回路202にて係数を作成することができる。
一方、露光時間中の移動量が多い場合には、(T/Z_sp)>1であるので、n=Nであり、(T/Z_sp)=1に置き換えて、重み係数(a,b)の算出式は、
a=0+0.5*1=0.5
b=1−0.5*1=0.5
である。したがって、ZoomPosition_M1とZoomPosition_M2の間における任意のフレームのシェーディング補正量は、
Sh_table = Sh_M1*0.5+Sh_M2*0.5
である。
これは、露光開始時点でのシェーディング補正値に対する重み付けを増加させる方が、より違和感のない補正結果が得られるからである。
図8は、本実施形態におけるシェーディング補正回路が行う補正処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS201で、露光の終了を検出する。露光が終了したら、制御部112からの信号により、ズームレンズの位置(n)及び露出時間(T)を検出する(ステップS203及びS205)。そして、予め設定されている(Z_sp)を用いて(T/Z_sp)を算出し、(T/Z_sp)が所定値を超えた場合には上述の(式1)により、所定値未満の場合には(式2)により重み付け係数a,bを算出する(ステップS207)。
そして、図3の例であれば、RAM1(113)及びRAM2(114)に格納されている、ZoomPosition_M1とZoomPosition_M2に対応する補正値(正確にはさらに絞り値に対応した補正値)と、算出した重み付け係数a,bとから、シェーディング補正値を算出する(ステップS209)。次いで、画素毎にシェーディング補正値を用いて補正を行う(ステップS211)。
以上の処理を、露光終了毎に行うことで、撮影されるフレーム毎に適切なシェーディング補正を行うことが可能である。
次に、このようなシェーディング補正を行うために必要な、RAM1(113)及びRAM2(114)の更新動作について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。この動作は、制御部112が行う。
ステップS101において、制御部112は、ズーム駆動回路104からズーム位置が変更したかどうかを取得する。そして、ズーム位置が移動している場合には、最新のズーム位置を取得する(ステップS103)。なお、制御部112が、定期的にズーム駆動回路104からズーム位置を取得し、その値の変化有無によってズーム位置が変化したかどうかを検出しても良い。
ズーム位置が変化した場合、制御部112は、ズーム位置がZoomPositionを超えたかどうかを判別する(ステップS105)。超えていない場合には、RAM1(113)及びRAM2(114)の更新は不要であるため、ステップS101へ戻る。
一方、ズーム位置がZoomPositionを超えた場合には、シェーディング補正回路108が個々のフレーム画像に対して適切な補正値を算出できるよう、RAM1(113)及びRAM2(114)の更新を行う。すなわち、ステップS107において、制御部112は、新しいZoomPositionの組に対応した補正値をROM115から読み出し、RAM1(113)及びRAM2(114)に転送する。転送はフレームの同期信号期間に行うことが好ましい。
例えば更新前、RAM1(113)及びRAM2(114)にZoomPosition_M1と ZoomPosition_M2に対応する補正値が格納されている状態で、ズーム位置がZoomPosition_M2を超えた場合には、ZoomPosition_M2とZoomPosition_M3に対応する補正値をROM115から読み出してRAM1(113)及びRAM2(114)に転送する。
このような更新処理により、シェーディング補正回路108が常に適切な補正値を算出することが可能になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、離散的なズーム位置に対応するシェーディング補正値から、中間位置で撮影された画像に対する適切なシェーディング補正値をズーム速度や露光時間を考慮して算出することが可能となる。そのため、少ないメモリ容量で、ズームしながら撮影された動画像の個々のフレームに対しても適切なシェーディング補正を行うことが可能である。
また、本実施形態によれば、ズームレンズの移動中の位置情報と露光時間およびズームレンズの移動速度から、ズームレンズ移動中でのシェーディング補正係数を算出することができるので、ズームレンズ移動によるシェーディング補正の誤補正による輝度信号レベル変化を抑制したシェーディング補正を提供することができる。
●<第2の実施形態>
第1の実施形態においては、シェーディング補正テーブルを用意する離散的なズーム位置間での位置検出が可能なデジタルスチルカメラにおけるシェーディング補正について説明した。これに対し、第2の実施形態においては、シェーディング補正テーブルを用意する離散的なズーム位置間での位置検出が出来ない場合の、中間位置におけるシェーディング補正値の作成方法について説明する。以下の説明においても、図3の例を用いる。
図7に、本実施形態にかかるシェーディング補正回路108の構成例を示す。
図7において、シェーディング補正回路108は制御部112からの信号として(ズーム移動速度(mm/秒)、フレームレート(秒/フレーム)、露光時間T(秒)、及びカウンタ707の制御信号を、撮像素子駆動回路107より(HD:水平同期信号,VD:垂直同期信号)をそれぞれ取得する。
ズーム移動速度とは、例えばシェーディング補正テーブルを用意する離散的かつ隣接する2つのズームレンズ位置間をズームレンズが移動に要する時間とする。ここでは、第1の実施形態と同様に、隣接するZoomPosition間でのレンズの移動に要する時間を(Z_sp)と表すものとする。
また、フレームレートとは撮像素子を駆動する垂直同期信号周期に相当し、該垂直同期は、複数の読出し方式を有する撮像素子にあっては、夫々の読み出し方式に応じた垂直同期信号を有するため、フレームレートも撮像素子の読出し方式に応じて変化する。ここでは、フレームレートを(T_f)と表す。
本実施形態で新たに設けられたフレーム数算出回路701は、ズームレンズが位置ZoomPosition_M1からZoomPosition_M2へ移動する間に撮影されるフレーム数(動画像の撮影フレーム枚数)Fnを、Fn=(Z_sp)/(T_f)として算出する。
また、カウンター707は、撮像素子駆動回路107からの垂直同期信号(VD)を、操作部116のズームレバーが操作された時点からカウントを開始し、ズームレバーの操作が停止した時点でカウントを停止するように動作するカウンターで、該カウンターの出力するカウント値をxとする。また、xはズーム位置がZoomPositionに達するとカウンタはリセットされ、xは0となる。従って、xの最大値はFnに等しい。カウンタ707のカウント開始信号及びリセット信号は制御部112が生成する。なお、以下の説明では隣接するZoomPosition間でズーム方向が一定であるものとするが、隣接するZoomPosition間でのズーム方向の反転を許す場合には、逆方向のズーム撮影中は、カウント値xを減ずるように構成すればよい。
本実施形態においても基本的な考え方は第1の実施形態と同様であり、あるフレームが撮影された際(露光開始時)のズーム位置がZoomPositionでない場合、望遠側と広角側の各々で最も近いZoomPositionに対して用意されたシェーディング補正値に所定の重み付けを行って算出した補正値を適用する。ただし、本実施形態ではZoomPositionでない中間のズーム位置は検出できないため、中間のズーム位置に相当する値として、直近のZoomPositionからズームしながら撮影されたフレーム数の累積値xを用いる。この重み付けに用いる係数を補正重み係数算出回路702で求める。
補正重み係数算出回路702は、ZoomPosition_M1におけるシェーディング補正テーブル(Sh_M1:RAM1(113)に記憶されているものとする)にかける重み係数:aと、ZoomPosition_M2におけるシェーディング補正テーブル(Sh_M2:RAM2に記憶されているものとする)にかける重み係数:bとを算出し、重み係数aを703乗算器で、重み係数bを乗算器704で掛け、両結果を加算器705で加算後に、乗算器706にてA/D回路出力信号に掛けてズームレンズ移動中の1フレームに対するシェーディング補正を行ない、該動作はズームレンズ停止位置間をズームレンズが移動する全フレームの各々に対して重み係数を算出して行う。
本実施形態において、シェーディング補正テーブルに格納された値に乗じる重み係数(a,b)の算出式は、
a=(Fn−x)/Fn+0.5*(T/Z_sp)
b=x/Fn−0.5*(T/Z_sp)
である。ただし、Tは露光時間(秒)であり、(T/Z_sp)≦1である。
従って、図3におけるZoomPosition_M1とZoomPosition_M2の間における任意のフレームのシェーディング補正量は
Sh_table = Sh_M1*{(Fn−x)/Fn + 0.5*(T/Z_sp)}+Sh_M2*{ x/Fn−0.5*(T/Z_sp)} …式3
となる。
ズームレンズの移動速度が遅い、あるいは露光時間が短い場合、(T/Z_sp)が充分小さいさければ
Sh_table ≒ Sh_M1*(Fn−x)/Fn +Sh_M2* x/Fn …式4
の形で近似することが可能であることから、(T/Z_sp)を所定値と比較し、所定値より小さな場合には、近似式(式4)によるシェーディング補正を行ない、(T/Z_sp)が所定値より大きな場合には(式3)によって求められるシェーディング補正値による補正を行なうように、図7の補正重み係数算出回路702にて係数を作成することができる。
本実施形態におけるシェーディング補正処理は、第1の実施形態で説明した図8のフローチャートにおけるステップS203でズームレンズの位置を検出する代わりにカウンタ707の値xを取得し、ステップS207における重み付け係数の算出に式3又は式4を用いることにより実施できる。
本実施形態においては、第1の実施形態と同等の効果が実現できる上、ズームレンズの位置検出が粗い間隔でのみ可能なシステム又は撮像装置に対しても実施可能であるという利点を有する。
また、本実施形態によるシェーディング補正により、ズームレンズ移動中の位置情報が得られない装置に於いても、フレームレートとズーム移動速度および垂直同期信号をカウントすることで、簡易的にズームレンズ位置を把握し、ズームレンズ移動中における適切なシェーディング補正係数を求めることができる。
なお、本実施形態によるシェーディング補正値の算出方法は、第1の実施形態で説明したような、より細かなズームレンズ位置が検出可能な装置に対しても適用可能である。この場合、シェーディング補正値を用意した離散的なズーム位置の中間位置において撮影されたフレーム画像には、式3又は式4による重み付け係数を適用したシェーディング補正値を用いればよい。
(他の実施形態)
なお、上述した実施形態においては、ズーム位置がZoomPositionに等しい場合は、重み付け係数(a,b)=(1,0)とすることで、RAM1に格納された、予め用意された補正値を用いたシェーディング補正が行われるようにしていた。しかし、ズームレンズ位置がZoomPositionに等しい場合には乗算器206(706)に直接ROM115もしくはRAM1から読み出した補正値を供給するように構成することもできる。
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシェーディング補正装置又は撮像装置に供給し、その撮像装置が該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をシェーディング補正機能を有する装置が有するコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、シェーディング補正装置又は撮像装置がコンピュータネットワークとの接続機能を有する場合には、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、実施装置で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあった実施装置にプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
また、実施装置と外部コンピュータとを直接接続し、外部コンピュータから実施装置内の不揮発性メモリに本発明を構成するソフトウェアプログラムをダウンロードさせる様にしても良い。
本発明の実施形態にかかるシェーディング補正装置を適用したデジタルスチルカメラの構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるシェーディング補正回路の構成例を示すブロック図である。 実施形態におけるシェーディング補正処理のタイミング図である。 シェーディング補正機能を有する従来のデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。 光軸からの距離に応じたシェーディング特性の例を示す図である。 従来のシェーディング補正による過補正について説明する図である。 第2の実施形態におけるシェーディング補正回路の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるシェーディング補正処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態におけるシェーディング補正テーブル更新処理動作を説明するフローチャートである。

Claims (7)

  1. ズームレンズを移動しながら撮像された画像のシェーディング補正を行うシェーディング補正装置であって、
    前記ズームレンズが取りうるズーム位置のうち、予め定めた複数の離散的なズーム位置でのシェーディング補正値を格納する記憶手段と、
    前記撮像された際の前記ズーム位置が前記離散的なズーム位置でない画像に適用するシェーディング補正値を、前記記憶手段に格納されたシェーディング補正値を用いて算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出したシェーディング補正値を、前記撮像された画像に適用する補正手段とを有し、
    前記算出手段は、前記画像が撮像された際の前記ズーム位置を前記画像が撮像された際の前記ズームレンズの移動速度に応じて決定し、当該決定したズーム位置に対するシェーディング補正値の算出を行うことを特徴とするシェーディング補正装置。
  2. 前記算出手段は、さらに、前記画像が撮像された際の露光時間に応じて決定したズーム位置に対するシェーディング補正値を算出することを特徴とする請求項1記載のシェーディング補正装置。
  3. 前記算出手段は、前記撮像された際の前記ズーム位置より望遠側と広角側で最も近くに存在する1組の前記離散的なズーム位置に対応するシェーディング補正値を用いて、前記撮像された際の前記ズーム位置が前記離散的なズーム位置でない画像に適用するシェーディング補正値を算出することを特徴とする請求項1または2記載のシェーディング補正装置。
  4. 記画像が撮像された際のズーム位置を、前記離散的なズーム位置のうち所定のズーム位置を過ぎた後でズームしながら撮像された画像のフレーム数と、前記所定のズーム位置に隣接する前記離散的なズーム位置間をズームしながら撮像した際のフレーム数とから求めるズーム位置検出手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載のシェーディング補正装置。
  5. 前記算出手段は、前記撮像された際の前記ズーム位置より望遠側と広角側で最も近くに存在する1組の前記離散的なズーム位置に対応するシェーディング補正値を重み付け加算することにより前記撮像された際の前記ズーム位置が前記離散的なズーム位置でない画像に適用するシェーディング補正値を算出することを特徴とする請求項3又はに記載のシェーディング補正装置。
  6. ズームレンズと、前記ズームレンズから入射した被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシェーディング補正装置とを有し、前記撮像素子の出力信号から生成される画像に対して前記シェーディング補正装置によりシェーディング補正を行うことを特徴とする撮像装置。
  7. ズームレンズを移動しながら撮像された画像のシェーディング補正を行うシェーディング補正方法であって、
    前記ズームレンズが取りうるズーム位置のうち、予め定めた複数の離散的なズーム位置でのシェーディング補正値を記憶手段に格納する記憶工程と、
    前記撮像された際の前記ズーム位置が前記離散的なズーム位置でない画像に適用するシェーディング補正値を、前記記憶手段に格納されたシェーディング補正値を用いて算出する算出工程と、
    前記算出工程で算出したシェーディング補正値を、前記撮像された画像に適用する補正工程とを有し、
    前記算出工程では、前記画像が撮影された際の前記ズーム位置を前記画像が撮像された際の前記ズームレンズの移動速度に応じて決定し、当該決定したズーム位置に対するシェーディング補正値の算出を行うことを特徴とするシェーディング補正方法。
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