JP4018651B2 - 一言語から他言語への翻訳の添削・採点を行うコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システム - Google Patents

一言語から他言語への翻訳の添削・採点を行うコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システム Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者に対し、一言語(被翻訳言語)から他言語(翻訳言語)への翻訳教育を行うコンピュータ・ネットワーク型教育システムに関し、さらに詳しくは、予め準備された一言語(被翻訳言語)による翻訳課題を受講者が他言語(翻訳言語)へ翻訳して添削者に送り、その課題の翻訳文を添削者が添削・添削解説・採点を短時間で容易な添削作業により均質な添削結果を受講者に返送するコンピュータ・ネットワークを利用した翻訳添削講座システムに関する。
語学学習に関する新聞や雑誌で、被翻訳言語、例えば日本語文、の課題を提供し、学習意欲ある購読者がそれを他言語化、例えば英文化、して郵送、ファックス或いは電子メール等で解答し、後日語学教育提供者側の講師あるいは添削者が紙上で代表的な解答例について添削すると共になぜ添削したかを詳しく解説し、全体的な講評を行い、必要に応じて模範解答例を示す所謂通信語学講座は古くから行われている。さらに、各解答者の氏名又はそのニックネームなどをA、B、Cなどによってクラス分けして成績を発表する講座も一般的に行われている。
また、語学教育提供者が語学翻訳添削講座を開設し、受講者が会員となって、講座が提供する翻訳課題を会員受講者が解答翻訳文を郵送又はファックス等で解答し、語学教育提供者側の添削者が解答翻訳文を手書きで添削し、必要に応じて解説して、個々の会員受講者に返送する添削講座も古くから行われている。最近ではインターネットの普及に伴い、語学翻訳添削講座運営者がウエブサイトを開設し、該ウエブサイト上で語学翻訳添削講座を運営・管理し、会員受講者が電子メールで解答された翻訳文を語学教育提供者側の添削者が添削し、解説し及び/あるいは採点して電子メールで会員受講者に返送するインターネット等のコンピュータ・ネットワークを利用した翻訳添削講座も増えてきた。いずれの形態でも、解答翻訳文を数段階の評価レベルで評価する講座もあり、あるいは100点満点で採点する講座もまれにある。
ところが、上記従来の紙上で添削する形態の翻訳添削講座は、個々の解答者に対して添削・解説が送られて来ないし、且つ、個々の解答翻訳文がどのような根拠で評価され、あるいはクラス分けされたかが各受講者には客観的に分からなという欠点がある。
また、上記従来の会員方式の翻訳添削講座は、個々の会員受講者の解答翻訳文に対して添削を行う為、上記従来の紙上添削形態の様に、なぜ添削したかを詳しく個々に解説するには手間が掛り過ぎるので、その解説は簡潔にならざるを得ないという欠点がある。且つ、添削者が翻訳言語を母国語とする場合は、その母国語である翻訳言語で解説するのが一般的で、翻訳言語を母国語としない翻訳者である受講者には分かりにくいという欠点も加わる。解答翻訳文の評価レベルをA、B、Cなどにクラス分けしている講座もあるが、どのような根拠でクラス分けしたか客観的に明示されていない。100点満点で採点される講座はまれに見受けられるが、どのような根拠でその点数にしたのか客観的に明示されていない。更に、一つの課題に対して多数の受講者から同時に返送された多数の解答翻訳文を、複数の添削者が分担して添削し、解説し及び/あるいは採点する場合に、或いは同一課題に対して時を隔てて寄せられる複数の解答翻訳文に異なる添削者が添削し、解説し及び/あるいは採点する場合に、同一課題に対し異なった添削及び解説をし及び/あるいは異なった基準で採点する可能性があり、均質な添削及び解説をし、同一の基準で採点することが困難である、という欠点がある。
このため、個々に添削及び解説を希望する受講者は、分かり易く詳しい添削及び解説を常に均一な品質で迅速に受けること及び根拠及び基準が明快である採点により、どの種類の間違いを重点的に改善をすべきかの指針を受け経時的に改善度を確認しながら学習を続けられること、などのメリットを享受することが出来ないのが現状である。 また、講座運営者は、受講者に対し上記メリットを十分提供していないのが現状であり、仮に提供しようとしても講座運営者側の時間と労力と費用が掛り過ぎて、講座運営者及び添削者の経済的負担が増大するか、又は受講料が高額になることが避けられない。
上記したように、従来の会員方式の翻訳添削講座は、分かり易く詳しい添削解説と重点的改善指針を常に均一な品質で迅速に提供されないため、受講を途中で中止するケースが多く、従って、受講者が望む上記メリットを適切なかつ安価な受講費用で享受することにより継続して効果的に翻訳能力を向上できるように、均一な品質でかつ同一の基準に基づく添削及び採点を提供することが出来る翻訳添削講座が望まれていた。
また、従来の会員方式の翻訳添削講座は、講座運営者側にとっては個々の会員受講者が望む上記メリットを提供するには時間と労力と費用が掛り過ぎるという欠点があり、さらには高品質かつ均一品質の添削及び解説と根拠ある採点を短時間でかつ合理的費用で提供出来る講座形態の構築もまた望まれていた。
この発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高品質であり均質性のある添削及び解説と同一基準に基づく採点が可能であり、これら添削及び解説ならびに採点が短時間でかつ低コストで出来、もって受講者の短期間では向上することが困難な翻訳能力を継続して効果的に向上したいと言う欲求に資することができる、添削・添削解説・採点を行うコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のコンピュータ・ネットワークを用いた二言語間、例えば被翻訳言語である日本語と翻訳言語である英語間等、の翻訳添削講座における解答翻訳文の添削・添削解説・採点システムは、受講者に解かり易く詳しい均質な添削と添削解説及び根拠ある均質な採点を会員受講者に提供し、添削者には添削と添削解説及び採点を短時間で行うことができ合理的低コストで提供するシステムである。例えば、被翻訳言語が日本語であり、翻訳言語が英語である場合、コンピュータ・ネットワークには複数の添削実務者を含む翻訳添削講座運営者が管理・運営する翻訳添削講座サイトを具備する翻訳添削講座サーバーが常時接続され、翻訳添削講座サイトは、少なくとも選択可能な多数の日本語翻訳課題よりなる課題集データベース及び標準化された添削・採点基準及び解説を含む日本語テキストよりなるたテキストブックデータベースを含む前記複数の添削実務者を含む翻訳添削講座運営者及び前記登録受講者がアクセス可能なデータベースと、前記複数の添削実務者を含む翻訳添削講座運営者のみがアクセス可能な少なくとも前記各翻訳課題の英語の模範解答例文よりなる模範解答例文データベースを含むデータベース及び添削・添削解説・採点を実行するためのフォーマット化された添削・添削解説・採点作業を実施する添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアとを格納具備している。
登録受講者は受講者側端末手段をコンピュータ・ネットワークに接続して前記翻訳添削講座サイトにアクセスし、多数の日本語翻訳課題から登録受講者もしくは前記添削実務者によって選択された少なくとも一翻訳課題に対する英語の解答翻訳文を指定されたフォーマットで作成して翻訳添削講座サイトに送信する。 翻訳添削者は翻訳添削者側端末手段をコンピュータ・ネットワークに接続して翻訳添削講座サイトにアクセスして解答翻訳文から任意の解答翻訳文を前記添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアとともにダウンロードし、あるいは既に前記添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアをダウンロードしてある場合は解答翻訳文のみをダウンロードし、この添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアが指示する添削、添削解説、採点作業に従って少なくとも前記テキストを参照してダウンロードされた解答翻訳文の添削・添削解説・採点作業を日本語で実施し、その添削、添削解説及び採点結果を前記模範解答例文データベースから選択された前記翻訳課題の模範解答例文とともに翻訳添削者側端末手段を介して前記登録受講者に送信することを特徴とする。
前記翻訳添削講座運営者の添削者は、翻訳添削講座運営者側端末手段を通し前記翻訳添削講座サイトから前記解答翻訳文をダウンロードし、添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアで指示された手順及びフォーマットに従って前記解答翻訳文の添削、添削解説及び採点を実施する。添削、添削解説及び採点された結果は、前記翻訳添削講座運営者側端末手段を通し前記受講者に送信され、前記受講者は自己の解答翻訳文に対する添削、添削解説及び採点された結果を受講者端末上で得る事が出来る。
前記解答翻訳文に対する前記添削、添削解説及び採点結果は、前記翻訳添削講座運営者側端末手段を通し前記受講者端末に送信されると同時に、少なくとも前記添削及び添削解説結果は、前記翻訳添削講座運営者のみがアクセス可能な添削結果データベースの課題別ファイルに蓄積格納される。このデータベースは、前記翻訳添削講座運営者側端末手段を通して添削者のみが任意にアクセスすることが出来、後日同一課題の添削に当ってその結果を読み出し利用することが出来る。
本発明の翻訳添削講座を実行するコンピュータ・ネットワーク型添削講座システムは、予め作成されたテキストブックが翻訳添削講座運営者及び受講者がアクセス可能なデータベースとして提供されており、望ましくはこのテキストの内容を盛り込んだフロッピディスク等の電子的記憶媒体又は印刷物が前記翻訳添削講座運営者側から予め登録受講者に配布さる。これらテキストには、受講者が翻訳に際して犯すことが予測される誤りと添削対象となり得る事項を予め定義された複数のカテゴリー、例えば、外観誤り、基本的文型誤り、不注意誤り、文法的誤り、表現選択誤り、改善を要する表現、説得力不足の表現、等々に分類して解説されるとともに、前記各カテゴリー毎に誤り1件につき誤りの重要度に従って減点数が設定され採点基準として明示されている。添削者は前記アプリケーション・ソフトウエアの指示する添削・添削解説・採点の手順に従って添削・添削解説・採点を実施する際このテキストを参照して解答翻訳文を添削し、個々の添削が前記カテゴリーの何れに該当するかを判断して添削対象のカテゴリーコードを添削解説と共に添削フォーマットの所定の欄に入力又は選択する。当該解答翻訳文の添削と添削解説が終了すると同時に各カテゴリー毎の添削対象件数と減点数を表示した採点表が、100点満点で表した合計点数で自動的に採点結果データベースの当該受講者ファイルに追加記録され、且つ添削画面上に表示される。このようにして解答翻訳文の添削について客観的な根拠のある採点を可能にするとともに、受講者に誤訳間違いや改善項目をカテゴリー別に経時的に数値で一覧表示して返送し改善を促す採点結果を提供出来ることを特徴とする。
また、本発明の翻訳添削講座を実行するコンピュータ・ネットワーク型添削講座システムは、添削者が添削解説を入力する直前に、前記添削結果データベースの課題別ファイルから当該問題の過去の添削結果を添削フォーマットの画面の一部に読み出して、同じ添削個所の過去の添削解説が記録されておればそれをコピーして現在の添削解説欄に貼り付けることにより、添削入力時間の短縮と過去の添削解説と同一の均質な解説を可能にすることを特徴とする。
また、本発明の翻訳添削講座を実行するコンピュータ・ネットワーク型添削講座システムは、添削者が字数の多い添削解説を入力する場合、又は添削解説に例文を示したい場合に、前記テキストブックに記載されている詳しい当該解説と例文の頁数・項目番号を参照するよう入力するか、又は頻繁に利用する添削解説が格納されている前記頻出解説データベースを添削フォーマットの画面の一部に読み出してその中から当該添削解説に適する解説を選択しそれをコピーして現在の添削解説欄に貼り付けるか、又は添削フォーマットの画面の一部に表示されている模範解答例の解説を参照するよう入力することにより、添削入力時間の短縮と分かり易い詳しい解説を常に均一した表現で提供できることを特徴とする。
また、本発明の翻訳添削講座を実行するコンピュータ・ネットワーク型添削講座システムは、模範解答データベースから自動的に当該課題の解説付き模範解答例文が指定の欄に貼付され当該受講者に添削結果・採点結果と共に返送される態勢になるので、添削者は模範解答例の解説と同じ添削解説を添削解説欄に入力する代りに模範解答例の解説を参照させる事により添削解説の手間が省けるとともに、受講者には添削済み英文とは違ったより良い例文を参考として提供することを可能にすることを特徴とする。
また、本発明の翻訳添削講座を実行するコンピュータ・ネットワーク型添削講座システムは、前記の課題集データベース、又はその内容を盛り込んだ電子的記憶媒体又は印刷物の形態で予め厳選された多数の課題がコース毎に課題内容の種類別に分類・記録されているので、受講者が希望するコース、例えば、ビジネス英語、等のクラス、例えば、初級、中級、上級等と、課題の種類、例えば、新製品の売込み、苦情への返事、等の何れかを選び、その種類の課題群の中から他言語化、例えば英語化、したい課題をいつでも選択し、解答欄に選択した課題の番号を入力することにより、課題文を課題欄にコピーできることを特徴とする。
また、本発明の翻訳添削講座を実行するコンピュータ・ネットワーク型添削講座システムは、前記有用表現データベース、又は前記有用表現を格納し予め登録済み受講者に配布されるフロッピーディスク等の電子的記憶媒体または印刷物に実務上又は当該課題の他言語化に役に立つ多数の他言語文が集録・分類されているので、受講者が必要なときに前記有用表現データベースを読み出して、又は電子的記憶媒体または印刷物を参照して、そこから適切な他言語文をコピーして借用することにより、受講者の他言語化作文能力を効率的に向上できることを特徴とする。
翻訳課題に対する、過去の添削結果、予め用意された添削解説、予め用意された模範解答及びその解説等々の種々のデータベース、多くの誤訳例誤り例を個々に詳しく解説したテキストブック、添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアを利用して手軽に添削が行える本発明のネットワーク型添削講座システムは、添削時間を大幅に短縮し、充実した添削結果を受講者に提供する事が出来る。
さらに同一添削者が同一翻訳課題に対する多数の翻訳解答を時を隔てて添削しても、あるいは異なる複数の添削者が同一翻訳課題に対する複数の翻訳解答を同時に、又は時を隔てて添削しても、均質なより客観的な添削結果を登録受講者に提供する事が出来る。従って、本発明のネットワーク型添削講座システムによって提供される添削講座においては、登録受講者全体に対して均質なかつ複数の添削者間の添削品質上の差異が排除されたより客観的な添削を登録受講者に提供する事が出来る。
添削実務者を含む翻訳添削講座運営者にとっては、添削作業が容易でありかつ添削時間を短縮する事が出来ることにより、添削コストの削減と添削者の添削能力の選択の巾が広がり、競争力のある添削料金を提供してより多くの受講者を獲得できるとともに、一旦獲得した登録受講者に対し常に種々のデータベースを充実してより丁寧で適格な添削解説を提供し長期に亘って斬新な課題をもって高品質の翻訳添削サービスを継続的に提供することが出来る。
受講者にとっては、常に同一の添削・採点基準に基づいた均質なより充実した翻訳添削サービスを翻訳言語の種類にかかわらず受講者の母国語である被翻訳言語、例えば日本語、で翻訳添削を受けることが出来るとともに、客観的かつ経時的な採点結果や総合評価を参考にして自己の翻訳能力あるいは被翻訳言語での作文能力を重点的に改善する指針と目標を得ることが出来る。
又、短期間ではなかなか向上出来ない被翻訳言語での作文能力の向上に向けて、有用表現集や模範解答例を利用しながら学習することが出来ること、あるいは高品質の翻訳添削講座を合理的な料金で受講できるので、より長期に亘って受講し続けても経済的負担が少なく、従って効率的に確実に被翻訳言語での作文能力を向上することが出来る。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明においては便宜のために、被翻訳語である一言語を日本語とし、翻訳語である他言語を英語とする翻訳添削講座の場合を例示的に示すが、本発明は異なる二言語間の翻訳であればその被翻訳言語及び翻訳言語の種類にかかわらず実施し得るものである。
図1は、本発明の翻訳添削講座を実行するコンピュータ・ネットワーク型添削講座システム1を示す構成図である。同図に示すように、この翻訳添削講座の受講及び添削・採点システム1は、通信ネットワーク,例えばインターネット6に常時接続されているサーバー5内に開設された翻訳添削講座運営者によって管理される翻訳添削講座サイト2と、このインターネット6を介してサーバー5に接続し前記翻訳添削講座サイト2を表示して翻訳課題の翻訳解答及び翻訳解答に対する添削結果を授受するための受講者が使用する受講者端末装置3及び添削者が使用する添削者端末装置4とより構成される。受講者端末装置3はデスクトップ型コンピュータ及びノート型コンピュータ及び電子メール通信が可能な携帯電話が利用可能である。
翻訳添削講座サイト2のサーバー5内には翻訳添削講座運営者によって準備され管理される各種ソフトウエア及び各種データベースが格納される。
なお、図1では、説明を簡素化するため、四台の受講者端末3(携帯電話を含む)と二台の添削者端末4がインターネット6に接続される構成を示しているが、実際にはこれらの端末装置は多数存在することも可能である。
図2は翻訳添削講座サイト2を構成するサーバー5の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、サーバー5内には、添削・添削解説・採点を実施するため複数の添削実務者を含む翻訳添削講座運営者(以下添削者、場合により講座運営者と記す)のみがアクセス可能なアプリケーション・ソフトウエア7、標準化された添削・採点基準及び添削事項に関する解説や類型化され分類された種々の誤訳例やその改善例およびこれら誤訳改善に関する解説等を含むテキストよりなる添削者及び受講者がともにアクセス可能なテキストブックデータベース8、講座運営者によって予め準備された多数の翻訳課題に対する過去の添削結果、添削解説及び添削カテゴリーが蓄積格納されかつ前記各課題に対する最新の添削結果、添削解説及び添削カテゴリーを自動的に蓄積格納する課題別ファイルよりなる添削結果データベース9、想定される頻出誤りに対する解説を添削カテゴリー毎に予め蓄積格納した添削カテゴリー別ファイルよりなる添削者のみがアクセス可能な頻出解説データベース10、採点結果を経時的に蓄積格納する課題別及び受講者別ファイルよりなる添削者のみがアクセス可能な採点結果データベース11、各課題に対する模範解答例とその表現に関する短い解説を蓄積格納した課題別ファイルよりなる添削者のみがアクセス可能な模範解答データベース12、受講者の個人情報、解答された翻訳文及びその採点結果等を蓄積格納した登録受講者別ファイルよりなる添削者のみがアクセス可能な受講者データベース13、翻訳コース、クラス及び課題種類別に用意された多数の翻訳課題を含むコース・クラス・課題種類別ファイルよりなる添削者及び受講者がともにアクセス可能な課題集データベース14、及び前記課題集データベース14に収載された各翻訳課題の翻訳を行う際に参照しまたは借用可能な講座運営者によって予め準備され分類された有用表現集よりなる添削者及び受講者がともにアクセス可能な有用表現データベース15が格納されている。
前記添削・添削解説・採点用アプリケーション・ソフトウエアは添削者が最初に1度ダウンロードし、その後は添削時に起動するだけで足りる。この添削・添削解説・採点用アプリケーション・ソフトウエアには、講座管理者側で当該ソフトウエアがバージョンアップ情報を表示するとともにダウンロードボタンが設けられており、このダウンロードボタンをクリックすることによってバージョンアップされた添削・添削解説・採点用アプリケーション・ソフトウエアが自動的にダウンロードされる。
前記添削カテゴリーは、例えば、「外観誤り(文尾にピリオドが無い、小文字が大文字になっている、など、外観上の誤り)」、「基本的誤り(目的語が無い、など、英文基本文型になっていない誤り)」、「不注意誤り(綴りのミス、訳し忘れ、など、不注意による誤り)」、「文法誤り(複数の主語に単数の動詞を使う、など、文法上の誤り)」、「表現選択誤り(単語、用語、語順等の選択上の誤り、不適切な表現)」、「要改善(誤りではないがより慣用的、より簡潔的、より明確な、会話的表現)」、「説得力(説得力不足の表現)」・・・等に予め類別されている。また、前記翻訳コース及びクラスは、例えば、ビジネス、科学技術、文芸、ジャーナリズム、高校受験、大学受検等々のコースに類別され、それぞれのコースは初級、中級、上級に類別されている。各コース・クラスでは課題種類が細分化されている。例えば、ビジネスコースの場合、「新製品の売り込み」、「苦情への対応」、「価格の提示」等々に細分化されている。
上記採点結果は100点満点での評価点で表され、例えば、「外観誤り」は一件につき減点2(−2)、「基本的誤り」は一件につき減点8(−8)、「不注意誤り」は一件につき減点6(−6)、「文法的誤り」は一件につき減点5(−5)、「表現選択誤り」は一件につき減点3(−3)、「要改善」は一件につき減点4(−4)、「説得力」は一件につき減点7(−7)・・・・等の評価減点数が添削・添削解説・採点用アプリケーション・ソフトウエアに設定されている。
課題集データベース14に収載された全翻訳課題は、講座運営者によって準備されたフロッピーディスク等の電子的記憶媒体あるいは印刷物の形態のコース・クラス別課題集として別途各登録受講者に配布される。
またテキストブックデータベース8に格納されたテキストは講座運営者によって準備されたフロッピーディスク等の電子的記憶媒体あるいは印刷物の形態のテキストブックとして別途各登録受講者に配布される。
以下本発明のコンピュータ・ネットワーク型添削講座システム1による添削作業を図3ないし図8を参照して説明する。
翻訳添削講座を受講しようとする受講希望者は端末装置3をインターネット6に接続し翻訳添削講座サイト2を表示して、モニタ画面上に受講者登録画面S1を開く。受講希望者は受講登録のために要求された受講者データ、例えば受講者名、受講者ID、パスワード、住所等を入力して確認ボタン2aをクリックすると、その受講者データは翻訳添削講座サイト2のサーバー5に格納された受講者データベース13に受講者ファイルが作成されるとともに蓄積格納され受講者登録が完了する。同時に受講者登録画面S1上には受講者登録が完了したことが表示される。
登録済み受講者(以下登録受講者と記す)は、受講者端末3、例えばパーソナルコンピュータなどを通信ネットワークであるインターネット6に接続して翻訳添削講座サイト2を表示し、登録されたパスワードを使って翻訳課題の選択を行う。
翻訳課題の選択は次の様にして行なわれる。即ち,登録受講者がパスワードを入力すると図8に示すような課題選択画面S2が受講者端末3のモニタ画面上に表示される。画面に従ってコース、クラス及び課題種類の順に選択すると、課題集データベース14からその選択されたコース・クラス・課題種類別ファイルが読み出され、該ファイルを開くと被翻訳語である日本語の翻訳課題が課題番号とともに課題選択画面S2に表示される。表示された多数の翻訳課題から1個又は複数個の翻訳課題を、その課題番号をクリックすることによって選択する。選択された翻訳課題を確認した後確認ボタン2aをクリックすると、モニタ画面上には解答翻訳文入力画面S3が表示され、選択された翻訳課題がその課題番号とともに図4の18に示すように表示される。
この課題選択画面S2にはフロッピーディスクのような電子的記憶媒体の形態での配布希望の入力欄も用意されており、画面S2を利用して選択可能な翻訳課題は、講座運営者から各登録受講者に、フロッピーディスク等の電子的記憶媒体あるいは印刷物の形態のコース・クラス課題集として別途配布される。この課題集から翻訳課題を選択して、翻訳解答入力画面S3に翻訳課題番号を直接入力することによっても同様な課題選択を行う事が出来る。電子メール通信によって携帯電話機への翻訳課題受領を希望する登録受講者は、予め課題のコース、クラス、種類及び電話番号を翻訳添削講座運営者に登録すれば、翻訳添削講座運営者によって選択された翻訳課題を電子メール通信によって携帯電話機で受け取る事が出来る。
翻訳解答入力画面S3には所定の解答欄19が用意されており、登録受講者は、同画面S3上での所定の解答欄に翻訳語である英語翻訳文を入力する。英文翻訳する際に有用表現を参照したい場合には、受講者は有用表現データベース15にアクセスして有用表現集の課題別ファイルを選択して開き、その課題の翻訳上有用な表現を画面上に並列表示あるいは重複表示する。登録受講者は表示された有用表現を参照しあるいは借用するなどして課題の翻訳を行なう。
図9は有用表現、例えばビジネスコース、中級の有用表現検索画面S4を示すものである。 選択したビジネスコース中級の有用表現ファイルを開くと、有用表現検索画面S4には選択可能な有用表現の目次15-1が表示される。この目次はビジネス書簡を書く上で有用な様々な表現を表現項目別に体系化した目次である。この目次から例えば「ビジネス書簡の終わり」を選択すると、様々なビジネス書簡の結語として使用される日本語例文集15-2が表示される。いずれかの例文、例えば「どうぞよろしくお願い致します」と言う例文を選択すると、その例文に対する様々な有用英文表現集15-3が有用表現検索画面S4に表示される。
受講者は有用表現検索画面S4に表示された有用英文表現集15-3の解説及び有用英文表現を参照して、図4に示されるような翻訳解答入力画面S3の所定の英文解答欄19で、部分翻訳を行い、あるいは借用したい有用英文表現を同図に示す所定の英文解答欄19にコピーし貼り付けて部分翻訳を行うことができる。
また翻訳上の疑問や参照したい事項などがある場合、類型化され分類された種々の誤訳例やその改善例およびこれら誤訳改善に関する解説をテキストブックデータベース8を利用して検索する事が出来る。テキストブックデータベース8を読み出すと、例えば図3に示すようなテキストブックS5が表示される。このテキストブックS5のS5−1ないしS5−7の頁のうち翻訳上の疑問や参照したい事項を含む頁を選択して画面上に開き、課題の翻訳に役立つ情報を得ることが出来る。
あるいは、各登録受講者に別途配布されたフロッピーディスク等の電子的記憶媒体あるいは印刷物の形態のテキストブックの目次や索引から誤訳例やその改善例およびこれら誤訳改善に関する解説等の必要な情報を得ることも出来る。
これらのテキストブック検索画面あるいは手元に配布されたテキストブックを利用しながら、選択した翻訳課題の英文翻訳が完成すると、受講者は解答翻訳文入力画面S3上の確認ボタン2aをクリックして解答翻訳文を電子メールとして翻訳添削講座サイト2へと送信する。送信された解答翻訳文は直ちに翻訳添削講座サイト2のサーバー5に格納されている受講者データベース13の当該受講者のファイル内に蓄積格納され、同時に着信情報が作成される。この着信情報は翻訳課題の属するコース、クラス及び課題番号及び受講者に関する情報を含む。
一方、本添削講座システム1においてはコース別に登録された複数の添削者が複数の登録受講者から送信され受講者データベース13の受講者別のファイル内に格納された解答翻訳文をコース別担当添削者が任意に読み出して添削することが出来る。すなわち、添削者が任意の添削者端末装置4をインターネット6に接続して翻訳添削講座サイト2を表示すると、その添削者端末装置4のモニタ画面上にはその添削者が担当するコースの複数受講者からの解答翻訳文の着信情報が一覧表示される。モニタ画面上に表示される着信情報は例えば解答到着順に解答翻訳文に付与された解答番号と翻訳課題の属するコース、クラス及び課題番号等であり、受講者に関する情報は含まれず、受講者が特定出来ないようにされている。
添削者がモニタ画面上に一覧表示された多数の翻訳解答から任意の解答番号をクリックして一解答翻訳文を選択すると、添削者端末装置4のモニタ画面上には添削・添削解説・採点用アプリケーション・ソフトウエア7に従って図4に示す所定の添削フォーマットの添削画面16が表示される。
図4に示されたように、この添削フォーマットは、受講者欄17、課題欄18、解答欄19、添削カテゴリー欄20、添削解説欄21、模範解答欄22、採点表示欄23、総合評価欄24等が設けられている。また添削画面16上には同時にデータベース検索ボタン25、確認ボタン26及び送信ボタン27が表示される。
添削画面16が表示されると、選択された解答翻訳文の受講者名、受講者番号及び解答年月日が受講者欄17に、登録受講者によって選択された翻訳課題の翻訳課題番号及び課題日本文が課題欄18に、解答された英訳文が解答欄19に、当該翻訳課題の模範英訳文例及び翻訳課題番号とその表現に関する簡潔な解説が模範解答欄22に自動的に表示される。添削者は当該添削フォーマット16に従い解答翻訳文の添削作業を始める。
図4に示すように、添削者は、添削画面16の解答欄19に表示された英訳文を、例えば削除部分はカッコで囲み、追加部分は赤字又は斜体などで示すことにより添削を行う。1個所の添削対象に対して以下に説明する添削カテゴリー欄20に添削カテゴリーを、また添削解説欄21に添削解説を書き込む。添削個所が複数ある場合は、順次添削毎に添削カテゴリー及び添削解説を書き込む。
図5に示すように、添削フォーマットの添削カテゴリー欄20中の下向き矢印をクリックすると、テキストブックに予め添削対象として分類設定された添削カテゴリーがアルファベット文字とともに一覧表示される。例えば「A:外観誤り」,「B:基本的誤り」,「C:不注意誤り」,「D:文法誤り」,「E:選択誤り」,「F:要改善」, 「P:説得力」・・・等に分類設定されている。添削者は、当該添削個所が、テキストブックにより分類設定された何れの添削カテゴリーに属するかを判断し、その添削カテゴリーを表すアルファベット、例えば「文法誤り」であれば「D」、を添削カテゴリー欄20−1の中で選択する。
テキストブックの添削カテゴリーAの章には「外観誤り」が定義され、外観誤りの例と正解例が対照して数多く表示・説明されている。添削カテゴリーB以下各添削カテゴリーの章にも同様に各々の誤りの定義と誤り例・正解例が対照して数多く表示・説明されている。もし当該添削が何れのカテゴリーに属するかの判断を添削者が迷う時には、このテキストブックの各章に記載された誤りの定義と誤り例を参照すれば正確に判断できる。テキストブックを参照することにより、同一翻訳課題に対する異なる多数の受講者からの解答翻訳文の添削を同一の添削者が行ってもあるいは異なる添削者が行っても、添削カテゴリーは常に同一の添削基準に基づいて判断する事が出来、添削カテゴリーを添削カテゴリー欄20の中でアルファベットを指定することによって選択することが出来る。
添削者は、添削フォーマットの添削解説欄21の中に、添削した理由、助言及び/または参照すべきテキストブックの解説個所等を分かり易く簡潔に記入する。
添削対象が予め設定されている典型的な誤りである場合には、図5に示すように、添削解説欄21の中の下向き矢印をクリックすることによって、これら典型的な誤りに対する予め設定された解説を表示することが出来、表示された種々の解説から適切な解説を選択表示する事が出来る。典型的な誤りに対する予め準備された種々の解説はテキストブックに詳細に記述されている。
即ち、添削解説欄21の中の下向き矢印をクリックすると「模範解答解説参照」と「テキストxxx頁参照」の解説項目が添削解説欄21-1に表示される。解説されるべき内容が添削フォーマット16の模範解答欄22にすでに表示されている模範解答例に対してアステリスクマーク(*印)が付された解説と同じ場合(1)は、「模範解答解説参照」の解説項目を選択して添削解説欄21に表示する。また添削解説内容が、テキストブックに詳細に書かれている場合(2)は、「テキストxxx頁参照」の解説項目を選択して添削解説欄21に表示させた上で、同項目の「xxx」の部分にテキストブックの該当する添削カテゴリーとその頁、例えばA23(「A:外観誤り」であってテキストブックの23頁に解説されていることを表す)を記入する。
添削画面16上に表示されたデータ検索ボタン25をクリックすると添削を行なう上で利用可能なデータベース一覧30が図6に示すように表示される。この添削に利用可能なデータベースには少なくとも添削結果データベース9及び頻出解説データベース10が含まれる。添削解説内容が頻繁に使われかつ長文の表現である場合(3)、頻出解説データベース10を選択すると、頻出解説項目集30−1が添削画面16上に並列表示あるいは重複表示される。この添削解説集には、頻繁に使用される長文の添削解説が多数収載されている。
即ち、図6に示すように、頻出解説データベース10を選択すると、頻出解説項目集30−1に頻繁に使われる成句、熟語、慣用句等の解説項目が多数表示される。転用したい解説項目、例えば「all, same, next, last, のthe」を選択すると、解説欄30-3に示す通り予め準備された解説文「all, same, next, lastには限定のtheがつく、但しnext year, last month など、副詞として使うときはtheは不用。」等の解説文が表示される。この解説文を添削フォーマットの添削解説欄21にコピーし貼り付けて添削解説を簡便かつ迅速に記入する事が出来る。
さらにこの添削フォーマットでは各翻訳課題毎に過去に添削された添削結果と添削解説内容を転用して添削を行う事が出来る。即ち、添削画面16上に表示されたデータ検索ボタン25をクリックして利用可能なデータベース一覧30を表示し、添削結果データベース9を選択すると、選択されている翻訳課題についてそれ迄に添削され蓄積された添削結果と添削カテゴリー・添削解説内容よりなる課題別添削結果ファイルが開かれ、添削画面16上に並列表示あるいは重複表示される。この添削結果と添削解説の中に当該解答翻訳文に対して転用可能な添削結果と添削解説がある場合(4)は、それを添削カテゴリー欄20と添削解説欄21にコピーし貼り付けて解説を簡便かつ迅速に記入する事が出来る。
上記(1)、(2)、(3)及び(4)の各場合に当てはまらないような全く新しい添削解説を添削解説欄21に記入すると、その添削結果及び添削解説内容は自動的に添削結果データベース9の課題別ファイルに蓄積格納される。
添削者は、当該解答翻訳文の添削が完了すると、添削解説欄21に記入した解説内容及び添削カテゴリー欄20の添削カテゴリーを再確認して添削画面16上の確認ボタン26をクリックする。受講者が同時に複数の翻訳課題の解答翻訳文を送って来た場合は以上の手順を繰り返して添削作業を完了する。
解答翻訳文に対する全ての添削作業が完了し添削画面16上の確認ボタン26をクリックすると、添削フォーマットの採点表示欄23に、当該受講者の当該翻訳課題の添削採点結果が自動的に計算されて表示される。
本添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアにおいては、予め定義された添削対象カテゴリー毎に評価減点数が設定されている。例えば「A:外観誤り」は減点2(−2)、「B:基本的誤り」は減点8(−8)、「C:不注意誤り」は減点6(−6)、「D:文法的誤り」は減点5(−5)、「E:表現選択誤り」は減点3(−3)、「F:改善を要する表現」は減点4(−4)、「P:説得力不足の表現」は減点7(−7)・・・・等の評価減点数が設定されている。
確認ボタン26をクリックすると、添削された解答翻訳文の添削カテゴリー別の添削対象件数と評価減点合計及び総添削対象件数及び100点満点での評価点が自動的に計算されて採点表示欄23に表示される。
図4に例示された例では、「D:文法誤り」添削が1件あり減点5、「E:表現選択誤り」添削が3件あり減点9、そして「F:改善を要する表現」添削が1件あり減点4と評価され、本件解答翻訳文は総添削対象を5件含み、評価点は82点(総減点18点)と評価される。採点表示欄23に表示された添削採点結果は自動的に受講者データベース13の登録受講者別ファイルに蓄積格納される。
本添削フオーマット16においては採点表示欄23の「採点歴」欄23−1をクリックすると、添削画面16上には図7に例示するような当該受講者の経時的採点歴表が表示され、今回の添削採点結果を含む過去の全ての添削採点結果が添削実行日及び課題番号とともに添削実行日順に一覧表示される。
添削者は、当該受講者に関する過去の全ての添削採点結果と今回の添削採点結果を含む経時的採点歴表を参照して、総合評価欄24に適切な助言・所感、評価を記入して総合評価作業を完了する。
添削者は、添削結果及び採点結果を再確認して、添削画面16上にある発信ボタン27をクリックして、当該受講者が選択した翻訳課題及び添削済解答翻訳文、同翻訳課題に対する模範解答例、今回の添削結果、過去の採点歴を含む採点結果及び総合評価等の各データが翻訳添削講座サイト2のサーバ5に送信され、図4に示されるような所定のフオーマットに表現されると同時に当該受講者に電子メールで添削結果などの着信情報が送信される。
前記各データが翻訳添削講座サイト2のサーバ5へ送信されると同時に、所定のフオーマットの翻訳解答欄19に記入された添削済解答翻訳文、添削解説欄21に記入された添削解説及び添削カテゴリー欄20に記入された添削カテゴリーが、添削結果データベース9課題別ファイルと受講者データベース13の受講者別ファイルに、また採点表示欄23に表示された当該翻訳課題の当該採点結果が受講者データベース13の受講者別ファイルに各々蓄積格納される。
着信情報を受信した受講者が受講者端末装置3をインターネット6へ接続して翻訳添削講座サイト2を表示し、受信欄にパスワードを入力すると、その受講者宛ての前記データが所定のフォーマットでモニタ画面上に表示される。受講者はモニター画面上に表示された添削結果を見て学習するか、又はコピー欄をクリックして同受講者端末3に保存し、後日必要に応じてそれを開きモニター画面上に表示された添削結果を見て学習することが出来る。
以上の翻訳添削講座を電子メール通信が可能な携帯電話を受講者端末装置3として使用して受講する事ができる。特に翻訳課題が短文である場合便利であり、インターネット6に接続可能な場所であればデスクトップ型コンピュータの様に設置場所を制約される事がない。
添削実務者を含む翻訳添削講座運営者は必要に応じて、新しい翻訳課題及びその模範解答例と解説をそれぞれ課題集データベース14及び模範解答データベース12に追加するとともに、既存の翻訳課題に対する新しい添削解説及び新しい有用表現例文をそれぞれ添削解説データベース10及び有用表現データベース15に追加して、常時各データベースを充実する事が出来る。
本発明の翻訳添削講座シスムのコンピュータ・ネットワークを示す概略ブロック図。 本発明の翻訳添削講座シスムの基本構成を示すブロック図。 受講者端末装置の表示画面を説明するための概略図。 添削者端末装置の表示画面及び同画面上に表示された添削フォーマットの一例を示す説明図。 添削解説欄と添削カテゴリー欄の入力手順を示す説明図。 添削を行なう上で利用可能な解説データベースの利用手順を示す説明図。 経時的採点歴表の一例を示す図。 課題集データベースの利用手順を示す説明図。 有用表現データベースの利用手順を示す説明図。
符号の説明
3 受講者端末装置
4 添削者端末装置
5 翻訳添削講座サイト
6 インターネット

Claims (7)

  1. コンピュータ・ネットワーク内に設けられ翻訳添削講座運営者によって管理・運営される翻訳添削講座サイトを介して、登録受講者が翻訳添削講座運営者によって予め用意された特定の一言語から特定の他言語への翻訳課題集から添削実務者または翻訳添削講座運営者によって選択されたあるいは登録受講者自身によって選択された少なくとも一翻訳課題を受信し、添削実務者が登録受講者によって送信された複数の解答翻訳文の内から任意の解答翻訳文を選択して所定のフォーマットを有するアプリケーションソフトウエアによって添削・添削解説・採点を実施し、その添削・添削解説・採点結果を登録受講者に送信するコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システムであって、
    複数の添削実務者及び登録受講者によって選択可能な複数の翻訳課題より成る翻訳添削講座運営者によって用意された課題集データベース、予め類型化された添削カテゴリー毎に予め定義された添削事項、前記添削事項に関する解説および前記添削カテゴリー毎に標準化された採点基準で予め定められている点数からなるテキストブックで構成された前記添削実務者、前記翻訳添削講座運営者及び前記登録受講者がアクセス可能なテキストブックデータベース、高い頻度で引用されることが予測される予め用意された添削解説よりなる前記翻訳添削講座運営者及び前記添削実務者のみがアクセス可能な頻出添削解説データベースと、実施ずみの添削・添削解説結果を少なくとも各課題別に蓄積した前記翻訳添削講座運営者及び前記添削実務者のみがアクセス可能な添削・解説結果データベースと、翻訳文の添削・添削解説・採点を実施するための前記添削実務者のみがダウンロード可能な少なくとも添削カテゴリー入力表示欄、添削解説入力表示欄、採点入力表示欄を備えた所定のフォーマットを有する添削・添削解説・採点アプリケーション・ソフトウエアとを格納具備した前記翻訳添削講座サイトを構成するデータ管理用サーバー、
    前記コンピュータ・ネットワークに接続されている前記翻訳添削講座サイト内の前記課題集データベースから前記添削実務者もしくは前記翻訳添削講座運営者によって選択配布されたもしくは前記登録受講者によって選択された少なくとも一翻訳課題に対する解答翻訳文を前記翻訳添削講座データ管理用サーバーに送信する前記登録受講者端末装置に設けられた手段、及び
    前記翻訳添削講座データ管理用サーバーに格納されている複数の解答翻訳文の中から任意の解答翻訳文を前記添削・添削解説・採点用アプリケーション・ソフトウエアとともに前記サーバーからダウンロードさせるることにより、前記テキストブックデータベースに格納された予め類型化された複数の添削カテゴリーを参照表示させ、前記解答翻訳文の各添削部分に対応して選択された添削カテゴリーを前記添削フォーマットの添削カテゴリー欄に入力表示させるとともに前記選択された添削カテゴリーに対する前記標準化された採点基準で予め定められている点数を前記添削フォーマットの採点表示欄に自動的に表示させ、必要に応じて前記テキストブックデータベース、前記頻出解説データベース及び/あるいは前記添削・解説結果データベースにそれぞれ格納された前記選択された添削カテゴリーに関連する添削解説を参照表示させ、前記選択された添削部分に対応して選択された添削解説を前記添削フォーマットの前記各添削カテゴリー欄に対応して設けられた添削解説欄に表示させ、前記解答翻訳文の添削・添削解説・採点結果を前記登録受講者に送信する前記翻訳添削者端末装置に設けられた手段、
    とによって構成されていることを特徴とするコンピューター・ネットワーク型翻訳添削講座システム。
  2. 前記類型化された複数の添削カテゴリーは、少なくとも文法誤り、外観誤り、要改善点を含み各添削カテゴリーには受講者が犯すことが予測される誤りもしくは改善点が分類列挙されていることを特徴とする請求項1記載のコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システム。
  3. 前記類型化された添削カテゴリーに対する前記標準化された採点基準で予め定められている点数は減点数であることを特徴とする請求項1ないし2記載のコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システム。
  4. 前記テキストブックは前記添削テゴリー毎に予め用意された前記各翻訳課題の翻訳に際して多発することが予測される誤訳例とその訂正例及びその解説を更に含み、前記ダウンロードされた解答翻訳文の各添削部分に適合する前記テキストブックデータベース、前記頻出解説データベース及び/あるいは前記添削・解説結果データベースより選択される添削解説に代えて前記テキストブックの中の前記予定解説の所載頁数及び解説項目番号を前記添削フォーマットの添削解説欄に表示することを特長とする請求項1ないし3記載のコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システム。
  5. 前記データ管理用サーバーには更に模範解答データベースを格納具備しており、前記模範解答データベースは前記各翻訳課題に対する少なくとも一つの模範解答例とその解説より構成され、前記添削フォーマットに当該解答翻訳文がダウンロードされると同時に当該翻訳課題の前記模範解答例とその解説が前記模範解答データベースの中から前記添削フォーマットの模範解答例欄に自動的に表示することを特徴とする請求項1ないし4記載のコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座システム。
  6. コンピュータ・ネットワーク内に設けられ翻訳添削講座運営者によって管理・運営される翻訳添削講座サイトを介して、登録受講者が翻訳添削講座運営者によって予め用意された特定の一言語から特定の他言語への翻訳課題集から添削実務者または翻訳添削講座運営者によって選択されたあるいは登録受講者自身によって選択された少なくとも一翻訳課題を受信し、添削実務者が登録受講者によって送信された複数の解答翻訳文の内から任意の解答翻訳文を選択して所定のフォーマットを有するアプリケーションソフトウエアによって添削・添削解説・採点を実施し、その添削・添削解説・採点結果を登録受講者に送信するコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座に用いられるコンピュータを、
    翻訳添削講座運営者によって用意された複数の翻訳課題より成る翻訳課題集から添削実務者または翻訳添削講座運営者によって配信されあるいは登録受講者自身によって選択された翻訳課題に対する登録受講者から前記翻訳添削講座運営者に送信された解答翻訳文の中から任意に選択した解答翻訳文を添削実務者の端末装置に読み込む手段、
    前記選択した解答翻訳文の各添削部分に対応する添削カテゴリーを、予め類型化された添削カテゴリー毎に予め定義された添削事項、前記添削事項に関する解説および前記各添削カテゴリーに対して前記標準化された採点基準で予め定められている点数よりなるテキストブックより構成された前記添削実務者及び前記翻訳添削講座運営者及び前記登録受講者がアクセス可能なテキストブックデータベースを参照選択して所定の添削フォーマットの添削カテゴリー欄に入力表示する手段、
    前記選択された添削カテゴリーに対して前記標準化された採点基準で予め定められている点数を前記添削フォーマットの採点表示欄に自動表示する手段、
    前記各添削部分に適合する添削解説を、前記テキストブックデータベース、添削解説を行う際に高い頻度で引用される予め用意された添削解説よりなり前記翻訳添削講座運営者及び前記添削実務者のみがアクセス可能な頻出解説データベース及び/あるいは前記課題別に蓄積された添削・解説結果データベースを参照選択して前記添削フォーマットの前記各添削カテゴリー欄に対応して設けられた添削解説欄に入力表示する手段、
    前記前記添削フォーマットに表示された前記各添削部分に対応する添削、添削解説、採点結果及び前記模範解答例とを前記登録受講者に送信する手段、
    として機能させるための翻訳添削プログラム。
  7. コンピュータ・ネットワーク内に設けられ翻訳添削講座運営者によって管理・運営される翻訳添削講座サイトを介して、登録受講者が翻訳添削講座運営者によって予め用意された特定の一言語から特定の他言語への翻訳課題集から添削実務者または翻訳添削講座運営者によって選択されたあるいは登録受講者自身によって選択された少なくとも一翻訳課題を受信し、添削実務者が登録受講者によって送信された複数の解答翻訳文の内から任意の解答翻訳文を選択して所定のフォーマットを有するアプリケーションソフトウエアによって添削・添削解説・採点を実施し、その添削・添削解説・採点結果を登録受講者に送信するコンピュータ・ネットワーク型翻訳添削講座に用いられるコンピュータを、
    翻訳添削講座運営者によって用意された複数の翻訳課題より成る翻訳課題集から添削実務者または翻訳添削講座運営者によって配信されあるいは登録受講者自身によって選択された翻訳課題に対する登録受講者から前記翻訳添削講座運営者に送信された解答翻訳文の中から任意に選択された解答翻訳文を添削実務者の端末装置に読み込む手段、
    前記選択した解答翻訳文の各添削部分に対応する添削カテゴリーを、予め類型化された添削カテゴリー毎に予め定義された添削事項、前記添削事項に関する解説および前記各添削カテゴリーに対して前記標準化された採点基準で予め定められている点数よりなるテキストブックより構成された前記添削実務者及び前記翻訳添削講座運営者及び前記登録受講者がアクセス可能なテキストブックデータベースを参照選択して所定の添削フォーマットの添削カテゴリー欄に入力表示する手段、
    前記選択された添削カテゴリーに対して前記標準化された採点基準で予め定められている前記点数を前記添削フォーマットの採点表示欄に自動表示する手段、
    前記各添削部分に適合する添削解説を、前記テキストブックデータベース、添削解説を行う際に高い頻度で引用される予め用意された添削解説よりなり前記翻訳添削講座運営者及び前記添削実務者のみがアクセス可能な頻出解説データベース及び/あるいは前記課題別に蓄積された添削・解説結果データベースを参照選択して前記添削フォーマットの前記各添削カテゴリー欄に対応して設けられた添削解説欄に入力表示する手段、
    前記前記添削フォーマットに表示された前記各添削部分に対応する添削、添削解説、採点結果及び前記模範解答例とを前記登録受講者に送信する手段、
    として機能させるための前記翻訳添削プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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