JP4018080B2 - 既設筒状体を補強するための補強用ポールの仮位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、既設コンクリートポール等の既設筒状体を補強するための補強用ポールの仮位置決め装置に関する。
一般に、コンクリートポールは、筒状のコンクリートポール(電柱)本体内に、いわゆる籠型鉄筋(複数の緊張筋とらせん筋とを組付けてなる)を埋設して補強したものである。そして、コンクリートが固まる以前に緊張筋にプレストレスが与えられているから、コンクリートの凝固後に緊張筋からコンクリートに対してこのプレストレスが与えられてコンクリートを補強する。
ところで、コンクリートポールは上記の如く、木製のポール(電柱)よりはるかに強度が優れているが、それでも15年〜20年を経過すると、風雨及び経年変化により強度が低下してきて、特にコンクリートポールの地中に埋設した部分の鉄筋が破損して倒壊等の危険を生ずる。
従って、これを解決するには、古くなったコンクリートポールを新しいコンクリートポールに交換すれば良いのであるが、実際には、ポール交換の期間中、送電を止める必要があって周辺への影響が大きいこと、及びポール交換のためにポールの周辺の土地を掘り起こし且つ機材を設置するための比較的大きな作業スペースを確保する必要があるが最近の道路及び住宅過密状況から作業スペース確保の許可を得るのが困難になっていること等により、交換作業自体が困難になってきている。
そこで、本出願人は、既設のコンクリートポールを交換するのでなく、複数の補強用ポールを該既設のコンクリートポールの補強対象部分に対応する内壁近傍で且つ周方向の所定ピッチ位置に仮位置決めした後に、半径方向に移動させて最終位置決めを行いそしてモルタル等の硬化性流動体を注入して硬化させ補強用ポールを固定してコンクリートポールの補強することを考え、そのために補強用ポールの仮位置決め装置を必要とした。
上記目的を達成するための本発明は、所定位置に貫通開口部(1b)を設けられた既設筒状体(1)を補強するための、補強用ポールの仮位置決め装置(3)であって、
所定面内を伸び且つ所定ピッチの複数の貫通孔(3a)を有する略半円形リング部(3b)と、略半円形リング部(3b)の一端部から略半円形リング部の直径方向外方へ伸びる中間連結部(3c)と、該中間連結部の一端部から前記所定面と略直交する方向に伸びる把持部(3d)とを具備する第1の位置決め装置半体(3−1)と、
第1の位置決め半体(3−1)と略線対称形状の第2の位置決め装置半体(3−2)であって、前記第1の位置決め装置半体(3−1)に対して、各略半円形リング部(3b)の他端部を、二つの半円形リング部(3b)が略完全な円を形成し、且つ第1及び第2の位置決め装置半体(3−1、3−2)どうしが回動可能なように枢支(6)される、前記第2の位置決め装置半体(3−2)とを具備し、
前記二つの半円形リング部(3b)の複数の貫通孔(3a)に、夫々前記既設筒状体(1)の補強用ポール(4)に結びつけるひも状体(5)の一端を貫通させた状態で、1対の把持部(3d)を操作して前記二つの半円形リング部(3b)を互いに近接する方向へ回動させて折り畳み形状とさせて、前記貫通開口部(1b)を介して該既設筒状体(1)内へ挿入した後、1対の把持部(3d)を操作して前記二つの半円形リング部(3b)を互いに離間して開く方向へ回動させて略完全な円形状態とさせて、複数の前記補強用ポール(4)を該既設筒状体(1)の補強対象部分に対応する内壁近傍で且つ周方向の所定ピッチ位置に前記ひも状体(5)を介して釣り下げ状態とさせることを特徴とする。
本発明の効果
(1)本発明の既設筒状体を補強するための補強用ポールの仮位置決め装置によれば、1対の位置決め半体を回動自在に組合せたのみの構成であり、構成及び操作が極めて簡単であると共に、製作コストも安価である。
図1乃至図8は、本発明に係る既設筒状体を補強するための補強用ポールの仮位置決め装置の一実施例を適用する既設筒状体の補強方法の一例の工程図である。
図1中、1は既設筒状体としての既設の所定高さ(例えば15m)の筒状コンクリートポールで、地面2中に所定深さh1(例えばh1=2.5m)だけ埋設され、地際2aから所定高さh2(例えばh2=1.8m)の部分に、アース線の接地抵抗測定用端子(図示せず)を取付けるための貫通開口部1b(例えば高さ50mm×最大幅20mmの長円断面)が設けられている。
なお、昔のコンクリートポールにおいては、上記アース線の接地抵抗測定用端子取付用貫通開口部1bが設けられていないものもあるが、その場合は、上記貫通開口部1bを特に作成する。
3は、補強用ポール仮位置決めユニットで、所定外径及び長さ(例えば7.4mm×3m)の複数(例えば10本〜30本程度)の補強用ポール4(図3及び図9参照)を、ひも状体としての釣り糸5等を介して釣り下げるもので、図9及び図10に示す如く、第1の位置決め半体3−1及び第2の位置決め半体3−2を組み合わせてなる。なお、補強用ポール4は例えばアラミド繊維を樹脂で固めた材料からなるが、アラミド繊維に限らず、炭素繊維を樹脂で固めたものでも良く、又他の樹脂製でも良く又鋼等の金属でも良い。
第1の位置決め半体3―1は、図9中、水平面内を伸び且つ周方向所定ピッチの複数の貫通孔3aを有する略半円形リング部3bと、この半円形リング部3bの一端部から略半円形リング部の直径方向外方へ伸びる中間連結部3cと、該中間連結部3cの一端部から水平面と略直交する垂直上方向に伸びる把持部3dとを有する。なお、各貫通孔3aは図11に示す如く、1対の半円形リング部3bが互いに近接した状態、つまり折り畳み形状で、略水平方向を向いている。
第2の位置決め半体3―2は、第1の位置決め半体3−1の略中間連結部3cの延長線に関して線対称形状であり、同様に略半円形リング部3b(複数の貫通孔3aを有する)、中間連結部3c、及び把持部3dを有する。
これら1対の第1及び第2の位置決め半体3―1、3−2は、各略半円形リング部3bが全体として水平面内で略完全な円形を形成する状態に置かれ、各略半円形リング部3bの他端部を重ねた部分を互いにピン6により枢着される。これにより、1対の位置決め半体3―1、3−2は、図9中、各把持部3dを、ピン6を支点として夫々矢印A及びB方向へ略90度だけ回動させて、図10に示す水平面内へもたらすことにより、各半円形リング部3bも図9に示す初期開き形状から略90度だけ下方へ回動して図10に示す如く互いに近接する折り畳み形状へもたらすことにより、1対の半円形リング部3bは、コンクリートポール1の貫通開口部1bを介して該コンクリートポール1内へ挿入しうる状態となる。
7は、補強用ポールの最終位置決めユニットで、図13に示す如く、その外径が膨張及び縮小可能な膨張可能部8と、これに連結されたひも状部としての牽引ワイヤ9とを有する。前記膨張可能部8は、弾性変形可能な複数(例えば補強用ポール4の本数と同一の10本〜30本程度であるが、便宜上同図中、6本のみ示す)の補強用ポール4の略くの字形金属ワイヤ10を周方向略等分位置に配設し且つその上部及び下部に複数のくの字形ワイヤ10を集結する上部及び下部集結部10a及び10bを設け、更に各くの字形金属ワイヤ10のくの字頂部に設けたループ部10cを周方向に順次貫通するゴム製リング11を設けて構成される。なお、ゴム製リング11は、図13に示す如く膨張可能部8の縮径時には自身も縮小されてよじれているが、図14及び図15に示す如く膨張可能部8が膨張拡径したときは自身も膨張拡径されてピンと張りつめた略完全な円形になるので、これにより膨張時に複数のくの字形金属ワイヤ10を周方向略等分位置に保持する役目を果たす。
牽引ワイヤ9は、所定長さの可撓性プラスチックチューブ12内に相対的摺動可能に貫通しており、その一端突出部に牽引用操作部9aを有し、且つ膨張可能部8側突出部は、上部集結部10aを相対的摺動可能に貫通して下部集結部10bに固着されている。なお、牽引ワイヤ9の膨張可能部8内部分には、ストッパとしての機能を果たす所定長さの樹脂製ストッパチューブ13が相対的摺動可能に嵌合されている。
従って、図13に示す如く、牽引ワイヤ9の操作部9aに力を加えない非牽引状態では、膨張可能部8の各略くの字形金属ワイヤ10が自身の弾性(バネ性)によりくの字の角度が大きくなる方向へ変形する、即ち膨張可能部8自体の高さ寸法が大きくなり且つ外径が縮小する非膨張状態になっている。
次いで、図14に示す如く、牽引ワイヤ9の操作部9aに力を加えてチューブ12に対して相対的に矢印C方向へ牽引した状態では、膨張可能部8の下部集結部10bが各略くの字形金属ワイヤ10の弾性に抗して上部集結部10aの方へ引き寄せられ移動するので、各略くの字形金属ワイヤ10のくの字の角度が大きくなって膨張可能部8は膨張拡径する。このとき、下部集結部10bは上部集結部10aに対して、ストッパチューブ13の両端部が上部及び下部集結部10a及び10bに丁度夫々当接する位置まで上動して停止する。
次に、牽引ワイヤ9の操作部9aへの力を解除すると、膨張可能部8は各くの字形金属ワイヤ10の弾性により、図14の状態から図13の状態へ復帰する。
次に、本発明になる既設コンクリートポールの補強方法について説明する。
図1に示す如く、各孔3aに比較的長い長さの複数本の釣り糸5を挿通した状態の補強用ポール仮位置決めユニット3(図9の如く初期開き形状にある)を、コンクリートポール1の貫通開口部1bに近接させて、1対の把持部3dを矢印A及びB方向へ回動させて図10の折り畳み形状とさせる。
そして、図2に示す如く、この折り畳み形状の1対の半円形リング部3bを、貫通開口部1bを介してコンクリートポール1内へ挿入して、中間連結部3cが貫通開口部1bを貫通した状態で、1対の把持部3dを回動復帰させて再び図3及び図9の初期開き形状に復帰させる。このとき、上記複数本の釣り糸5の端部は全て貫通開口部1bを介してポール1の外部へ導出されている。
続いて、図3に示す如く、例えば1本の釣り糸5の両糸端部のうち一つの糸端部を、同図中左方に示す補強用ポール4−1の如く、その上端近傍に設けた貫通孔4aに挿通して締結する。しかる後、同図中、中央に示す補強用ポール4−2の如く。そのポールを垂直方向に対して傾斜させつつ貫通開口部1bを介してコンクリートポール1内へ挿入して、同図中、右方に示す補強用ポール4−3の如く仮位置決めユニット3から釣り下げた状態にする。同様にして、全ての補強用ポール4をコンクリートポール1内へ挿入すると、図4の状態になるが、このとき全ての複数の補強用ポール4はコンクリートポール1の内周近傍の周方向略等分位置に配置される。
ここで、図4に示す如く、各ポール4の釣り糸5の他方の端部は貫通開口部1bを介してコンクリートポール1の外部へ導出されたままであるから、この複数の釣り糸5を引っ張ったり緩めたりして、各補強用ポール4の高さ位置を適宜調節する。
続いて、図5に示す如く、補強用ポール4の最終位置決めユニット7の膨張可能部8を、縮径状態のままでコンクリートポール1の貫通開口部1bを介してコンクリートポール1内に挿入して補強用ポール4の所定高さ位置に位置決めする。
しかる後に、牽引ワイヤ9の操作部9aを牽引すると、図6に示す如く、膨張可能部8が拡径膨張する。このとき、補強用ポール4の本数と膨張可能部8のくの字形金属ワイヤ部10の個数とは同一であるから、図6及び図15に示す如く、各補強用ポール4は夫々膨張可能部8の隣接するくの字形金属ワイヤ部10間に位置して、しかもピンと張りつめたゴム製リング11により半径方向外方へポール1内周面へ略近接又は当接する位置まで強制的に移動される。
続いて、図7に示す如く、貫通開口部1bに挿入したホース14からモルタル15を注入開始する。モルタル15が所定高さ位置になった時点で、最終位置決めユニット7の膨張可能部8を縮径変化させた後にコンクリートポール1から外部へ取出す。このとき複数の補強用ポール4は徐々に凝固を開始したモルタル15によりその位置を保持されてずれ移動することはない。
続いて、図8に示す如く、モルタル15を引き続き貫通開口部1bの近傍まで注入した後、所定時間放置して完全に凝固させる。かくして、既設コンクリートポール1は複数の補強用ポール4及びモルタルにより補強される。
なお、上記実施例では、複数の補強用ポール4を、まず補強用ポール仮位置決めユニット3により仮位置決めした後に補強用ポール最終位置決めユニット7により最終位置決めするようにしているが、補強用ポール仮位置決めユニット3により実質的に最終位置決めまで行なうようにすれば、上記最終位置決めユニット7による操作は不要である。
また、上記実施例では、補強用ポール仮位置決めユニット3を折り畳み形状にしてコンクリートポール1内に挿入した後に、外部に導入された釣り糸5に補強用ポール4を締結して1本ずつコンクリートポール1内へ挿入しているが、これに限らず補強用ポール仮位置決めユニット3がコンクリートポール1の外部にある時点で、複数の補強用ポール4を釣り糸5を介して締結しておいて、しかる後にユニット3のみを折り畳み形状にしてコンクリートポール1内に挿入し、次いで外部にある補強用ポール4を1本ずつコンクリートポール1内へ挿入するようにしてもよい。
また、上記実施例では、図11に示す如く、補強用ポール仮位置決めユニット3の各貫通孔3aは折り畳み形状では略水平方向を向いていたが、図12に示す如く、水平方向に対して所定角度θだけ傾斜させてもよい。これによれば、半円形リング部3bの水平方向外側部3eが貫通開口部1bの内壁とこすれても、貫通孔3aの上端開口部3a1は貫通開口部1bの内壁から所定寸法w離間しているので、釣り糸5が上記内壁やコンクリートポールの内周面とこすれて摩耗切断してしまう等のおそれはない。
また、上記実施例では、図13に示す如く、補強用ポール最終位置決めユニット7の膨張可能部8のくの字形ワイヤ10のループ部10cは、膨張可能部8のくの字の頂部Dに設けているが、これに限らず同図中それより下方(又は上方でも良い)のE位置に設けても良い。すると、図16に示す如く、くの字形ワイヤ10の最大径部10dはループ部10cよりも半径方向外方へ突き出すことになる。従って、補強ポール4は隣接するくの字形ワイヤ10の突出した最大径部10dにより正規の区画に確実に位置規制されるから、膨張可能部8の膨張拡径時に隣の誤った区画へ誤って移動するおそれを低減しうる。
なお、上記実施例では、筒状体としてコンクリートポールの補強を行なっているが、コンクリートポール以外にも、信号灯標識のような鋼管等の金属管が古くなった場合にその内部から補強するときに適用しうる。
又、筒状体(コンクリートポール又は鋼管等)は、円形断面に限らず、四角形、三角形、その他の多角形の筒状体であっても良い。
又、上記補強ポール最終位置決めユニット7は、複数のくの字形金属ワイヤに限らず、補強されたゴム又は可撓性樹脂の風船又は膨張可能チューブのように、通常は縮んでいて貫通開口部1bを通り抜け、筒状体内でその内部に空気圧を導入することにより膨張して補強用ポール4の最終位置決めを行なうものでもよい。
又、上記補強ポール仮位置決めユニット3も、同様に、上記1対のワイヤ状位置決め半体3−1、3−2からなるものに限らず、補強されたゴム又は可撓性樹脂の風船又は膨張可能チューブのように、通常は縮んでいて貫通開口部1bを通り抜け、筒状体内でその内部に空気圧内部に空気圧を導入することにより膨張して補強用ポール4の仮位置決めを行なうものでもよい。
又、モルタル15の他の例としては、樹脂、コンクリート、又は無収縮性プレミックス(商標名「プレタスコン」)でもよい。
既設筒状体を補強するための補強用ポールの仮位置決め装置の一実施例を適用した既設コンクリートポールの補強方法の一例の第1ステップを示す概略図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法の第2ステップを示す概略図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法の第3ステップを示す概略図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法の第4ステップを示す概略図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法の第5ステップを示す概略図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法の第6ステップを示す概略図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法の第7ステップを示す概略図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法の第8ステップ(最終ステップ)を示す概略図である。 上記既設筒状体を補強するための補強用ポールの仮位置決め装置の一実施例である補強用ポール仮位置決めユニットの初期開き形状を示す斜視図である。 上記補強用ポール仮位置決めユニットの折り畳み形状を示す斜視図である。 図10中、11−11線に沿った断面図である。 上記補強用ポール仮位置決めユニットの他の例の図11と同様の図である。 上記既設コンクリートポールの補強方法に使用する補強ポール最終位置決めユニットの膨張可能部の縮径状態の外観図である。 上記補強ポール最終位置決めユニットの膨張可能部の膨張拡径状態の外観図である。 上記補強ポールの最終位置決めユニットの膨張可能部の要部の平面図である。 上記補強ポールの最終位置決めユニットの他の例の膨張可能部の要部の平面図である。
符号の説明
1 コンクリートポール
1b 貫通開口部
2 地面
3 補強用ポール仮位置決めユニット
3−1、3−2 位置決め半体
3a 貫通孔
3b 半円形リング部
3c 中間連結部
3d 把持部
4 補強用ポール
5 釣り糸
6 ピン
7 補強ポール最終位置決めユニット
8 膨張可能部
9 牽引ワイヤ
10 くの字形金属ワイヤ
10a、10b ワイヤ集結部
11 ゴム製リング
12 樹脂チューブ
13 ストッパチューブ
14 ホース
15 モルタル

Claims (1)

  1. 所定位置に貫通開口部(1b)を設けられた既設筒状体(1)を補強するための、補強用ポールの仮位置決め装置(3)であって、
    所定面内を伸び且つ所定ピッチの複数の貫通孔(3a)を有する略半円形リング部(3b)と、略半円形リング部(3b)の一端部から略半円形リング部の直径方向外方へ伸びる中間連結部(3c)と、該中間連結部の一端部から前記所定面と略直交する方向に伸びる把持部(3d)とを具備する第1の位置決め装置半体(3−1)と、
    第1の位置決め半体(3−1)と略線対称形状の第2の位置決め装置半体(3−2)であって、前記第1の位置決め装置半体(3−1)に対して、各略半円形リング部(3b)の他端部を、二つの半円形リング部(3b)が略完全な円を形成し、且つ第1及び第2の位置決め装置半体(3−1、3−2)どうしが回動可能なように枢支(6)される、前記第2の位置決め装置半体(3−2)とを具備し、
    前記二つの半円形リング部(3b)の複数の貫通孔(3a)に、夫々前記既設筒状体(1)の補強用ポール(4)に結びつけるひも状体(5)の一端を貫通させた状態で、1対の把持部(3d)を操作して前記二つの半円形リング部(3b)を互いに近接する方向へ回動させて折り畳み形状とさせて、前記貫通開口部(1b)を介して該既設筒状体(1)内へ挿入した後、1対の把持部(3d)を操作して前記二つの半円形リング部(3b)を互いに離間して開く方向へ回動させて略完全な円形状態とさせて、複数の前記補強用ポール(4)を該既設筒状体(1)の補強対象部分に対応する内壁近傍で且つ周方向の所定ピッチ位置に前記ひも状体(5)を介して釣り下げ状態とさせる、
    ことを特徴とする補強用ポールの仮位置決め装置。
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