JP4016658B2 - ガスタービン設備及びガスタービンのシール装置並びにガスタービンの冷却空気漏れ抑制方法 - Google Patents

ガスタービン設備及びガスタービンのシール装置並びにガスタービンの冷却空気漏れ抑制方法 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、ガスタービン設備及びガスタービンのシール装置並びにガスタービンの冷却空気漏れ抑制方法に関するものである。
背景技術
ガスタービンの高効率化に対しては、要素性能の向上とともに作動ガスの高温化が有効である。作動ガスの高温化は、耐熱材料の開発と、高温要素部材、特にタービン静・動翼の冷却技術の上に成立し、タービン翼の冷却強化が重要なポイントを占める。このタービン翼を冷却するための冷却媒体としては、圧縮機からの抽気空気を使用し、また、翼部冷却後の空気をガスパス中に排出するオープン冷却方式が一般的である。ところで、従来、ガスパス中に排出していた冷却空気を、燃焼器に回収して高率向上を目指す冷媒回収型ガスタービン(クローズド冷却方式)の開発、さらには、回収型でも冷媒に蒸気を使用する等の向上策が具体化しつつある。
オープン冷却方式では、排出位置での圧力レベルと冷却空気系の圧力損失から、圧縮機での抽気点を決めることになるが、抽気空気を用いたクローズド冷却方式を例にとると、圧縮機の最終段で抽気した場合でも、以降の配管,冷却翼での圧力損失を差引くと、これを最終段と同等の圧力レベルである燃焼器に回収することはできない。したがって、抽気した空気をブースト圧縮機で昇圧させることが必要である。また、回転場である動翼への冷却空気の導入にあたっては、比較的、簡単な構成であるラビリンスシール装置をロータ軸端に配置して、冷媒のリーク流量の低減に努めている。
この種の装置として関連するものに、例えば、特開平8−100674号公報(米国特許USP5,564,896)が挙げられる。
この技術は、ラビリンスシールでのリークを防止することは困難であるとの観点から、リーク空気の一部をラビリンスシールの一部の後方で分岐して他の遮蔽空気として活用するものである。
ラビリンスシールは非接触シール装置であり、ラビリンスフィンと回転体の間に間隙を有している。したがって、この装置を用いてリーク流量を零にすることはできない。このリーク流量を低減する方法としては、フィン間隙の最小化,歯数の多数枚化及びラビリンス差圧の低減等が挙げられる。最小間隙の設定は、ロータの軸振動等から一意に決まる。フィン枚数もガスタービン全体のレイアウトやプロポーション、特に振動特性によって軸長が決定するので、シール範囲も自ずと制限を受ける。一方、ラビリンス差圧については、前述したようにブースト圧縮機等によって、逆に大きくなる方向に進められており、リークによる性能低下が、たとえば回収型ガスタービンのメリットを充分に発揮できない状況にある。このように、簡易に回転場である動翼供給への接続部分となるロータ軸端に配置したラビリンスシール装置のリーク流量を低減し、発電効率の高いガスタービンを提供することが望まれる。
本発明の目的は、タービンの冷却空気の漏れを抑制することにある。
発明の開示
タービンを冷却する冷却経路を備えたガスタービン設備において、該冷却経路から漏れる漏れ流体の流路中に、流体を供給する経路を設けることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
タービンを冷却する冷却経路を備えたガスタービン設備において、該冷却経路から漏れる漏れ流体の流路中に、流体を供給する経路を設けることにより、タービンの冷却空気の漏れを抑制することができる。
或いは、回転部と静止部とを備えたガスタービン設備において、該回転部と該静止部との連結部から漏れる漏れ流体の流路中に、流体を供給する経路を設けることにより、静止場と回転場との接続部分となるロータ軸端部のリーク流量を低減することができる。
(実施例1)
以下、本発明の実施例を図面を用い、具体的に説明する。まず、ガスタービン設備及びその空気系統を説明する。
第6図は、ガスタービン設備の空気系統を示す空気系統図である。ガスタービン10は、主として、タービン3と、このタービン3に連結され、燃焼用および冷却用の圧縮空気を得る圧縮機1と、高温高圧燃焼ガスを発生する燃焼器2と、発電するための発電機4とを備えている。
このような設備で、主流空気は、圧縮機1,燃焼器2,タービン3に導かれる。つまり、まず、空気50が圧縮機1に供給される。そして、圧縮機1により吐出される圧縮空気は、燃焼器2に導かれ、燃焼器2の燃焼室で燃料とともに燃焼する。そして、この燃焼した高温高圧のガスはタービン3に導かれる。タービン3に導かれた燃焼ガスは、静翼を経て動翼に噴射され、タービン3のロータ30を回転する。このロータ30の回転によって、ロータ30の回転軸に結合されている発電機4を駆動し発電する。その後、燃焼ガスは、排気ダクトを通過して、煙突に向かって排気51として排出される。
次に、タービン3の冷却空気系統40を説明する。本実施例では、圧縮機1の最終段で抽気された空気は、空気を冷却する冷却器5、冷却器5から導かれる冷却空気中の塵等を遠心力を利用して分離するサイクロンセパレータ6,冷却空気を所望の圧力に昇圧するブースト圧縮機7,塵等を衝突により分離するフィルター8aを順次通過する。
本実施例の設備において、ガスタービンの運転とともに、圧縮機1と燃焼器2で発生する高温高圧の作動ガスは、タービン3を駆動する。この際、作動ガスは、圧力が約25ata、平均温度として1400から1500℃程度で初段静翼に導かれる。この温度はタービン翼の信頼性を確保するための材料の許容温度の限界を越えており、翼を冷却する必要がある。そこで、本実施例では、圧縮機1で得られる高圧の空気の一部を抽気して、冷却空気として用いる。抽気した冷却空気は、冷却器5で200℃程度に冷却した後、ブースト圧縮機7で40ata程度に昇圧する。
この間に配置されたサイクロン6では、冷却空気中に含まれるダストやミストを旋回分離し、清浄な空気をブスート圧縮機7に送り込む。昇圧された冷却空気は、フィルター8aで再度のダストの分離を行う。
このような冷却空気系統40は、フィルター8aを通過後、本実施例では、2つの系統に分岐している。その一方は静翼側冷却空気系統41であり、冷却空気は静翼側冷却空気系統41を通りタービン3の静止場へ供給される。また、他方は回転場への動翼側冷却空気系統42である。この動翼側冷却空気系統42の空気は、タービン3の回転場に供給され、動翼冷却空気33として用いられる。
前述したように、第6図に示すように、サイクロンセパレータ6に流入した冷却空気は、その大部分が冷却空気系統40を通過する。但し、サイクロンセパレータ6では、冷却空気系統40の空気の一部を、セパレートしたダストとともにパージ空気系統43に排出している。
本実施例では、パージ空気系統43に、フィルター8bを設け、このフィルター8bでダストを回収している。ダストが回収された空気は、その後、二次空気供給系統44を通りタービン3でパージ空気35として用いられる。このパージ空気系統43の二次空気供給系統44への利用については後述する。
次に、動翼側冷却空気系統42からタービン3に供給された空気の流れを第1図〜第3図を用い詳細に説明する。第1図は、本実施例のガスタービン設備のロータ軸部の縦部分断面図を示し、第2図は、本実施例のガスタービン設備のロータ軸部の縦部分拡大断面図を示し、特に、タービン3の軸端部20と軸受部25との拡大図を示す。第3図は、本実施例のガスタービン設備のロータ軸部(第2図のA−A断面)の横断面図を示す。
第1図に示すように、タービン3の軸端付近では、中心孔26を有するロータ30の軸外周部に配置された軸受部25により、ロータ30を回転可能に支持している。そして、ロータ30の端部側にはスリーブ28が取り付けられ、そのスリーブ28の外周部にはラビリンスケース22が配置されている。
また、ロータ半径方向でラビリンスケース22とスリーブ28との間にシール機構として、第1ラビリンスシール21aや第2ラビリンスシール21bが配置される。更に、ロータ30の軸端側、スリーブ28の軸端側には、静止部材である軸端部20が設置されている。
動翼冷却空気33は、前述した動翼側冷却空気系統42から導かれ、タービン3の軸端部20に導入される。そして、その動翼冷却空気33は、軸端部20から動翼側(反軸端側)に向かって、ロータ30の中心孔26を通って動翼へと供給される。ここで、ロータ30の中心孔26を通過する動翼冷却空気33の一部は、種々の部材の連結部等で漏れる可能性がある。特に、回転部材と静止部材との接合部で漏れてしまう。
つまり、本実施例では、ロータ軸方向で静止部材である軸端部20と、回転部材であるスリーブ28との間で動翼冷却空気33の一部が漏れてしまう。なお、本実施例ではスリーブ28を設けているが、スリーブ28を設けない場合には、回転部材のロータ30の端部付近で前述した漏れが生じることになる。
第2図に示すように、本実施例では、前述した漏れ空気(リーク空気34)を排気するために、漏れ空気流路を設けている。この流路は、リーク空気34がロータ30の端面に接続されたスリーブ28の外周に沿ってロータ軸方向で動翼側に向かって流れるように形成されている。
本実施例では、このようなリーク空気34が流れる流路に、そのリーク空気34を少なくするために、シール機構を設けている。ここでは、第1ラビリンスシール21a、及び第2ラビリンスシール21bが設けられている。但し、このようなラビリンスのシール機構だけでは、リーク空気34は、ある程度減少するが、完全に防止することが困難である。そのため、漏れた空気は、リーク空気34をキャビティー31を経て、ロータ半径方向に設けられた排気孔24からロータ外周に排出する。
即ち、軸端部20から流入した約40ataの動翼冷却空気33はロータの中心孔26を動翼に向かって流れる。この軸端部20では、動翼冷却空気33は、静止場から回転場への接続となるため、リークが発生する。このリーク空気34の漏れ量を低減するため、第1ラビリンスシール21aと第2ラビリンスシール21bを設けているが、非接触シールであるラビリンスシールは、リーク流量の抑制効果を狙ったもので、リーク空気34を完全に防止することが困難である。
また、本実施例では、回転軸方向で、軸端部20と軸受部25との間で、ラビリンスケース22が軸受部25に固定されている。更に、ラビリンスケース22には、前述した環状の第1ラビリンスシール21aと第2ラビリンスシール21bがロータ30の端面に接続されたスリーブ28に対向して設置されている。
次に、リーク空気34が流れる流路中に、空気を供給する系統について説明する。本実施例では、ラビリンスケース22に設けた供給孔23から放射状に半径方向内側に向かって空気を流している。この空気の供給源として、第6図で示したサイクロンセパレータ6からの空気を利用することが望ましい。前述したが、サイクロンセパレータ6で採取されたダスト類は、冷却空気の一部とともにパージ空気系統43に設けられたフィルター8bで回収され、清浄な空気のみが供給孔23に導入される。
つまり、冷却空気系統40の空気の一部を、セパレートしたダストとともにパージ空気系統43に排出し、そのパージ空気系統43は、フィルター8bが備えられており、このフィルター8bでダストが回収される。このように、ダストの分離されたパージ空気35を、ラビリンスケース22の供給孔23に導入することで、新たな空気供給源を設置することなく、従来排出していた空気を利用するので、効率が良い。
第3図に示すように、パージ空気35はラビリンスケース22に設けた供給孔23から放射状に半径方向内側、即ち、中心孔26に向かって流れ、キャビティー27に導入される。
また、第2図に示すように、供給孔23は、第1ラビリンスシール21aと第2ラビリンスシール21bのフィン32a,32b間のキャビティー27に連通している。
次に、漏れ空気流路中に空気を導入する際の現象について詳細に説明する。
第4図は、漏れ空気流路中の圧力分布変化を示す図である。具体的には、縦軸に圧力Px,横軸にロータ端部(軸端)からの位置をとり圧力分布を示している。漏れ空気は、軸端から、第1ラビリンスシール21aの位置,キャビティー27,第2ラビリンスシール21bの位置,回収キャビティー31を順次通過していくので、第4図では、各々の部位の圧力を示している。即ち、パージ空気35をラビリンスシールに供給する前の各ラビリンス室内の圧力分布を模擬的に表したものである。
ここで、漏れ空気流路の軸方向位置で第1ラビリンスシール21a入口を動翼冷却空気33の圧力Piとし、同じく第2ラビリンスシール21bの出口を回収キャビティー31の圧力Poとなるよう階段状で示している。
第4図に示すように、漏れ空気流路の圧力は、軸方向位置で第1ラビリンスシール21a入口では、動翼冷却空気33の圧力Piである。そして、軸方向で第1ラビリンスシール21aの位置では、第1ラビリンスシール21aのシール効果によって、漏れ空気流路の圧力はPaで示すように、徐々に減少していく。そして、キャビティー27の位置で圧力Pcとなり、軸方向で第2ラビリンスシール21bの位置では、第2ラビリンスシール21bのシール効果によって、漏れ空気流路の圧力はPbで示すように、徐々に減少していく。そして、流路中軸方向で第2ラビリンスシール21b出側において、回収キャビティー31での圧力Poとなる。
本実施例では、キャビティー27にパージ空気35を供給している。この供給圧力P2は、圧縮機1から抽気以降の冷却器5,サイクロンセパレータ6,フィルター8b及びパージ空気系統43での配管圧損等を差し引いた値となる。
そして、各ラビリンス室の圧力Pa,Pbに対して、供給圧力P2の方が大きくなる位置(たとえば、本実施例では、キャビティー7の圧力Pc)に、パージ空気35への空気の供給孔23が連通するように形成することが望ましい。
即ち、この漏れ流路中の所望の部位であるキャビティー27へ、別途、パージ空気35を合流させることによって、圧力Pcは上昇するため、第1ラビリンス21aでの差圧は低下し、結果的に動翼冷却空気33のリーク空気34が減少することになる。
つまり、漏れ空気流路の途中に、別途、空気を供給することで、その空気が供給される所望の供給部位の圧力が上昇し、その供給部位より上流側での漏れ空気の圧力が前記供給部位の圧力より低くなる。即ち、漏れ空気流路中に空気を供給して上流側の流れを抑制する現象が生じ、その結果、漏れ空気を減少させることができる。
このように、本実施例では、タービンを冷却する冷却経路を備えたガスタービン設備において、該冷却経路から漏れる漏れ流体の流路中に、流体を供給する経路を設けることにより、タービンの冷却空気の漏れを抑制することができる。或いは、回転部と静止部とを備えたガスタービン設備において、該回転部と該静止部との連結部から漏れる漏れ流体の流路中に、流体を供給する経路を設けることにより、静止場と回転場との接続部分となるロータ軸端部のリーク流量を低減することができる。
また、空気の経路で、動翼冷却空気33の経路を第一の経路、漏れ流路を第二の経路、漏れ流路に空気を供給する流路を第三の経路と称すると、回転部と静止部とを備え、該静止部から該回転部に流体を流す第一の経路と、該回転部と該静止部との連結部から漏れる前記流体の一部が流れる第二の経路と、前記第二の経路に、流体を供給する第三の経路を設けることにより、静止場と回転場との接続部分となるロータ軸端部のリーク流量を低減することができる。
逆に、前記供給部位より第2ラビリンスシール21bでは、差圧が大きくなり、この間での流量は増加するが、この増加量は、従来、サイクロンセパレータ6でダストと一緒に排気していたパージ空気35の圧力ともほぼ同等である。
また、漏れ空気流路の途中の所望の部位に、その部位での圧力より高い圧力の空気を供給することで、その空気が供給される部位より上流側での漏れ空気の圧力を大幅に低下させることができる。結果的に、その空気が供給される部位より漏れ空気流路下流側に流れる漏れ空気を大幅に減少させることができる。このように、本実施例では、回転部と静止部とを備えたガスタービン設備において、該回転部と該静止部との連結部から漏れる漏れ流体の流路を設け、該流路を流れる流体の下流側で上流側より圧力を高くする手段を設けることにより、該回転部と該静止部との連結部から漏れる漏れ流体を大幅に減少することができる。
以上に説明したサイクロンセパレータからのパージ空気を軸端に設置したラビリンスシールに合流させたガスタービンにおいて、動翼冷却空気のリークの一部をパージ空気が代替して、動翼冷却空気のリーク流量を低減するので、プラント効率を向上させることができる。
尚、前述したように、漏れ空気流路途中の空気を供給する合流点では、供給する側の圧力P2を、合流点での漏れ空気の圧力Pxより大きくすることで、顕著なリーク流量低減効果が得られる。つまり、P2(供給する空気の圧力)−Px(漏れ空気流路中の圧力)>0が成立する条件が好ましい。前記漏れ空気経路と前記供給経路との合流部位での圧力を、前記漏れ空気経路における該合流部位より上流側の圧力より高くすることにより、更に、リーク流量低減効果を高めることができる。
更に、冷却空気のリーク流れに対して、極力、前記合流点を漏れ空気流路下流側に設置する方が効果は大きい。試算によれば、前述の冷却空気条件のとき、パージ空気供給が0の場合、リーク量は0.24%(主流流量に対する割合)であるが、第1ラビリンスと第2ラビリンスのフィン枚数合計を28枚とする25枚目に供給すれば、0.02ポイントの抑制効果がある。前記漏れ空気経路中に設ける供給経路を、前記漏れ空気経路の下流側に設けることにより、空気の漏れの抑制効果がアップする。
また、本発明の主旨から別置の空気源を利用して、二次空気供給系統を構成してもリーク低減の効果が得られる。但し、その場合は、別置空気源の動力が必要となる。
つまり、本実施例のように、従来、仕事に寄与せずに排気していたパージ空気を有効に活用するという点で、さらなる効率向上が期待できる。また、新たな設備を負荷することなく従来設備を簡易に改造して本実施例を適用することができる。
なお、本実施例では、冷媒回収型としてクローズド冷却方式として説明したが、ガスタービンの軸端から冷却流体を導入するものであれば、従来オーブン冷却方式でも、効果があるのは自明である。
以上のように、二次空気系を設置することによって、ガスタービン軸端からの動翼冷却空気のリーク空気を低減できるので、適切な発電効率を発揮するという優れた実用的効果をもたらす。
そして、空気を圧縮する圧縮機と、圧縮された空気と燃料を燃焼させる燃焼器と、燃焼された燃焼ガスによって駆動する静翼と動翼を備えたタービンと、該タービンのタービン回転軸に連結されて電力を発生する発電機とを有するガスタービン設備であって、前記動翼を冷却する冷却空気を前記タービン回転軸の軸端から供給して該動翼に導く冷却経路と、前記冷却経路から漏れる空気の漏れ空気経路と、前記漏れ空気経路中で空気を供給する供給経路とを設けることにより、回転場と静止場との連結部であるタービン回転軸の軸端から漏れる空気を大幅に冷却することができる。
(実施例2)
本発明の第2の実施例を、第5図を用いて説明する。第5図は、本実施例の軸端部の詳細を表している。
本実施例の主な構成は実施例1と同様である。軸端部20のラビリンスケース22には、第1ラビリンスシール21aと第2ラビリンスシール21bが装着されるとともに、両ラビリンスシール間のスペースであるキャビティー27に連通する供給孔23が、複数個、設けられている。つまり、漏れ空気流路の途中に、空気を供給する供給孔23が設けられている。
本実施例では、特に、この供給孔23の漏れ空気流路上流側(リーク空気34の流れに対して)に、更に、シール機構を設けている。このシール機構は、ブラシシール29であり、リーク空気34を遮るように、環状に取付けられている。また、ブラシシール29は、漏れ空気流路の流れ方向で、第1ラビリンスシール21aと空気の合流点であるキャビティー21との間に設けられている。
空気の合流点よりも漏れ空気流路上流側にブラシシール29を設けているので、漏れ空気流路中に空気を供給して上流側の流れを抑制する現象を、更に、促進できる。つまり、前記漏れ空気経路と前記供給経路との合流部位より漏れ空気経路上流側に、ブラシシールを設けることにより、空気が漏れるのを防ぐ効果を高めることができる。
このように、構成された本実施例において、約40ataの動翼冷却空気33の一部がリーク空気34として漏れるが、ラビリンスシールよりもリーク流量の低減効果の高いブラシシール29によって、リーク空気34は抑制される。約20ataでキャビティー27に供給されたパージ空気35は、リーク空気34と合流して回収キャビティー31から排出される。
以上に説明したサイクロンセパレータからのパージ空気を、軸端に設置したラビリンスシールに合流させ、その上流側にブラシシールを組合わせたガスタービンにおいて、動翼冷却空気のリーク流量を抑制し、パージ空気が大きな割合で代替して排出されるので、プラント発電効率をさらに向上させることができる。
尚、ブラシシール単独ではなく、ラビリンスシールと組合わせ、パージ空気の供給圧をブラシシールの背圧にすることで、差圧を小さくすることができ、ブラシシールの性能を充分に発揮させることが可能となるとともに、耐寿命という観点からも信頼性の高いガスタービン軸端のシール装置を得ることができる。
本実施例では、漏れ空気流路中に空気を供給し、更に、供給部位より漏れ空気流路上流側にブラシシールを設けているので、ガスタービン軸端からの動翼冷却空気のリーク空気を低減でき、更に、適切な発電効率を発揮するという優れた実用的効果をもたらす。
産業上の利用可能性
本発明によると、ガスタービン設備のタービンの冷却空気の漏れを抑制することができ、ガスタービンの効率向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例のガスタービン設備のロータ軸部の縦部分断面図を示す。
第2図は、本実施例のガスタービン設備のロータ軸部の縦部分拡大断面図を示す。
第3図は、本実施例のガスタービン設備のロータ軸部(第2図のA−A断面)の横断面図を示す。
第4図は、漏れ空気流路での圧力分布変化を示す図である。
第5図は、本実施例のガスタービン設備のロータ軸部の縦部分拡大断面図を示す。
第6図は、ガスタービン設備の空気系統を示す空気系統図である。

Claims (5)

  1. 空気を圧縮する圧縮機と、圧縮された空気と燃料を燃焼させる燃焼器と、燃焼された燃焼ガスによって駆動する静翼と動翼を備えたタービンと、該タービンのタービン回転軸に連結されて電力を発生する発電機とを有するガスタービン設備であって、
    前記動翼を冷却する冷却空気を前記タービン回転軸の軸端から供給して該動翼に導く冷却経路と、前記冷却経路から漏れる空気の漏れ空気経路と、前記漏れ空気経路中で空気を供給する供給経路とを設け、前記漏れ空気経路と前記供給経路との合流部位での圧力を、合流点での漏れ空気の圧力より高く、かつ前記漏れ空気経路内の該合流部位より上流側の漏れ空気の最高圧力より低くすることを特徴とするガスタービン設備。
  2. 請求項1に記載のガスタービン設備において、前記漏れ空気経路中に設ける供給経路を、前記漏れ空気経路の下流側に設けることを特徴とするガスタービン設備。
  3. 請求項1〜請求項2の何れかに記載のガスタービン設備において、
    前記漏れ空気経路と前記供給経路との合流部位より漏れ空気経路上流側に、ブラシシールを設けることを特徴とするガスタービン設備。
  4. 空気を圧縮する圧縮機と、圧縮された空気と燃料を燃焼させる燃焼器と、燃焼された燃焼ガスによって駆動する静翼と動翼を備えたタービンと、該タービンのタービン回転軸に連結されて電力を発生する発電機とを有するガスタービン設備であって、
    前記圧縮機から抽気された空気を冷却する冷却器と、該冷却器から送出される冷却空気の塵等を分離するサイクロンセパレータと、前記サイクロンセパレータを通過した冷却空気を前記タービン回転軸の軸端から供給して該動翼に導く冷却経路と、前記冷却経路から漏れる空気の漏れ空気経路と、前記漏れ空気経路中に、前記サイクロンセパレータでのパージ空気を供給する供給経路とを設けることを特徴とするガスタービン設備。
  5. 空気を圧縮する圧縮機と、圧縮された空気と燃料を燃焼させる燃焼器と、燃焼された燃焼ガスによって駆動する静翼と動翼を備えたタービンと、該タービンのタービン回転軸に連結されて電力を発生する発電機とを有するガスタービン設備であって、
    前記圧縮機から抽気された空気を冷却する冷却器と、該冷却器から送出される冷却空気の塵等を分離するサイクロンセパレータと、前記サイクロンセパレータを通過した冷却空気を前記タービン回転軸の軸端から供給して該動翼に導く冷却経路と、前記冷却経路から漏れる空気の漏れ空気経路と、前記漏れ空気経路中の所望の部位に、該所望の部位の圧力を上昇するように前記サイクロンセパレータでのパージ空気を供給する供給系統を設けることを特徴とするガスタービン設備。
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