JP4016487B2 - Washing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータで撹拌翼、洗濯兼脱水槽を回転駆動する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯機は、図16および図17に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図16に示すように、水槽1は、洗濯兼脱水槽2を内包し、洗濯兼脱水槽2の底部に撹拌翼3を回転自在に設けている。減速機構4は、モータ5からの駆動力を減速して洗濯時には撹拌翼3に伝達し、脱水時には洗濯兼脱水槽2に伝達する。このときの脱水と洗濯の切換えは排水弁6を駆動することにより行われ、排水弁6を駆動すると、洗濯水の排水が行われるとともに減速機構4のクラッチが切り換わり脱水運転が行われる。洗濯槽蓋7は、中央部に蝶番を持った折り畳み構造とし、外枠8の上面開口部を覆っている。
【0004】
水位検知手段9は水槽1の下部にある接続部10の水圧を電気的な周波数に変換することにより、水位を検知している。パルス発生手段11は、インダクションモータで構成したモータ5に取り付けており、モータ5の回転数に応じたパルスを出力し、そのパルスを制御装置12に入力するように構成している。制御装置12は、モータ5、排水弁6などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。
【0005】
制御装置12は、図17に示すように構成しており、制御手段13は、マイクロコンピュータで構成し、パルス発生手段11の出力パルスにより、布量、布質を判定するとともに、パワースイッチング手段14を介して、モータ5、排水弁6、給水弁15などを制御する。操作手段16は、キースイッチで構成し、操作パネル17内に配設している。表示手段18は発光ダイオードで構成し、表示動作を行う。なお、19は交流電源、20はモータ5の進相コンデンサである。
【0006】
上記構成において動作を説明すると、洗濯兼脱水槽2内に洗濯物を投入し運転を開始すると、撹拌翼3を複数回オン、オフ駆動し、オフ時の惰性回転時に、パルス発生手段11が出力するパルス信号を制御手段13に入力して、このパルス信号より洗濯兼脱水槽2内の洗濯物の量(布量)を検知し、以降の洗い、すすぎ、脱水の運転において、布量に応じた運転シーケンスを制御手段13により実行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、撹拌翼3を複数回オン、オフ駆動するときのオフ直前の回転数が、電源電圧、電源周波数、気温の違い、モータ5自体の特性の違い等により異なり、同じ布量を洗濯兼脱水槽2に入れたときでも、オフ時にパルス発生手段11が出力するパルス数に違いが生じて、布量の検知精度を低下させるという問題を有していた。
【0008】
また、近年、より細かく布量を検知して、布量に合わせた給水量、洗い時間、すすぎ時間、脱水時間等を実現し、節水、省時間等の実現が求められており、従来の構成では、電源電圧、電源周波数、気温の違い、モータ自体の特性の違い等により、細かい布量の検知が困難であるという問題を有していた。
【0009】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗濯兼脱水槽内に投入した洗濯物の量を短時間の内に、かつ、電源電圧の変動、電源周波数の違い、モータ自体の特性の違いに関係なく精度よく検知することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設した撹拌翼をモータにより駆動し、モータに電力を供給するスイッチング素子を制御手段によりスイッチング制御してモータの駆動を制御し、モータまたは撹拌翼が1回転する間にパルス発生手段よりN回(Nは自然数)パルス信号を発生させ、制御手段は、モータを起動した後、パルス発生手段より出力するパルス信号の周期よりモータまたは撹拌翼の回転数または回転周期を検知して、モータまたは撹拌翼の回転数が所定回転数になるようにスイッチング素子をスイッチング制御し、モータの起動後、所定時間経過した時点でモータをオフして休止するようにし、前記モータまたは前記撹拌翼の回転数が所定回転数になるように前記スイッチング素子をスイッチング制御したときのスイッチング制御量と、電流検知手段により検知したスイッチング素子の入力電流値との2つの値から、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を判定するようにし、スイッチング制御量と入力電流値とにより判定された洗濯物の量が所定値以下の場合、モータをオフした後のパルス発生手段から出力されるパルス数により更に細かく判定するようにしたものである。
【0011】
これにより、洗濯兼脱水槽内に投入した洗濯物の量を短時間の内に、かつ、電源電圧の変動、電源周波数の違い、モータ自体の特性の違いに関係なく精度よく検知することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設した撹拌翼と、前記撹拌翼を駆動するモータと、前記モータに電力を供給するスイッチング素子をスイッチング制御し前記モータの駆動を制御する制御手段と、前記モータまたは前記撹拌翼が1回転する間にN回(Nは自然数)パルス信号を発生するパルス発生手段と、前記スイッチング素子の入力電流値を検知する電流検知手段とを備え、前記制御手段は、前記モータを起動した後、前記パルス発生手段より出力するパルス信号の周期より前記モータまたは前記撹拌翼の回転数または回転周期を検知して、前記モータまたは前記撹拌翼の回転数が所定回転数になるように前記スイッチング素子をスイッチング制御し、前記モータの起動後、所定時間経過した時点で前記モータをオフして休止するようにし、前記モータまたは前記撹拌翼の回転数が所定回転数になるように前記スイッチング素子をスイッチング制御したときのスイッチング制御量と、前記電流検知手段により検知した前記スイッチング素子の入力電流値との2つの値から、前記洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を判定するようにし、前記スイッチング制御量と前記入力電流値とにより判定された洗濯物の量が所定値以下の場合、前記モータをオフした後の前記パルス発生手段から出力されるパルス数により更に細かく判定するよう構成したものであり、洗濯兼脱水槽内に投入した洗濯物の量を短時間の内に、かつ、電源電圧の変動、電源周波数の違い、モータ自体の特性の違いに関係なく精度よく検知することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、洗濯兼脱水槽内に所定水位まで給水した後、洗濯物の量を判定するよう構成したものであり、所定水位まで給水することで、洗濯兼脱水槽内での洗濯物の偏りによる検知精度の低下を防止することができ、より容易に洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、モータをオフした一定時間後に、スイッチング素子をスイッチング制御し、前記モータに電気的制動を掛けるようにしたものであり、洗濯物の量が少ないときにモータ駆動時に発生する動作音を防止することができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、洗いまたはすすぎ行程において洗濯物の量を検知し、検知した洗濯物の量に応じてモータまたは撹拌翼の動作時間および休止時間を制御することで洗濯兼脱水槽内の水流の強弱を変化させるようにしたものであり、洗濯物の量が少ないときには弱い水流で、また、洗濯物の量が多いときには強い水流で撹拌を行うことで、布傷みや泡の発生を防止し、衣類の量に応じた最適な水流で撹拌することができ、洗濯物の量に関係なく、常にほぼ一定の洗い性能、すすぎ性能を得ることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、電流検知手段により検知したスイッチング素子の入力電流値が所定値以上の場合に、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を検知する動作を中止し、洗濯物の量を最大であると判定するようにしたものであり、洗濯物の量が極度に多いときなど、洗濯物の量を検知する動作を最後まで行う必要がないため、布傷みを防止することができる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、モータ駆動時の設定回転数を複数個もち、洗濯物の量を検知するモータの駆動および休止を異なった設定回転数で複数回行うようにしたものであり、さらに精度よく洗濯物の量を検知することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、洗濯物の量を検知するデータを補正する手段を有し、前記データの補正を所定の係数との乗算により行うようにしたものであり、洗濯物の量を検知するデータを所定の係数との乗算により補正することで、洗濯物の量とデータの変化量が一定の比例関係にない場合などに、均一にデータの補正を行うことができ、補正した結果の洗濯物の量の分布の偏りを防止することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0020】
(実施例1)
図1および図2に示すように、モータ21は、直流ブラシレスモータで構成しており、3相巻線22を有するステータと、リング状の2n極(nは自然数)の永久磁石を配設しているロータ(いずれも図示せず)とで構成している。3相巻線22は、第1の巻線22a、第2の巻線22bおよび第3の巻線22cで構成している。
【0021】
インバータ23は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードの並列回路からなるスイッチング素子で構成しており、第1のスイッチング素子23aと第2のスイッチング素子23bの直列回路と、第3のスイッチング素子23cと第4のスイッチング素子23dの直列回路と、第5のスイッチング素子23eと第6のスイッチング素子23fの直列回路で構成し、各スイッチング素子の直列回路を並列接続している。
【0022】
ここで、スイッチング素子の直列回路の両端は入力端子で、直流電源を接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子の接続点は、それぞれ出力端子で、3相巻線22の3つの端子、U端子、V端子、W端子に接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子のオン・オフの組合せにより、U端子、V端子、W端子を正電圧、零電圧、開放の3状態にする。
【0023】
スイッチング素子のオン・オフは、制御手段24と、第1のホールIC25a、第2のホールIC25b、第3のホールIC25cからなるパルス発生手段25により制御されている。第1のホールIC25a、第2のホールIC25b、第3のホールIC25cは、電気角で120度の間隔でロータが有する永久磁石に対向するように、ステータに配設している。
【0024】
図3に示すように、ロータが1回転(モータの1回転とも対応する)する間に、第1のホールIC25a、第2のホールIC25b、第3のホールIC25cは、それぞれ図に示したようなタイミングで、ハイ−ローの信号を1パルス出力する。制御手段24は、図に示した矢印のタイミング(3つのホールICのいずれかが、ハイからロー、ローからハイに信号を変えたとき)を検知する。以下、パルス発生手段25からパルス信号の出力が行われたとは、このタイミングのことをいうことにする。
【0025】
パルス発生手段25は、ホールIC等の磁界の状態を検知する素子からなるものとし、ロータが有する永久磁石のN極面と対向しているときは、ハイ信号を出力し、S極面と対向しているときは、ロー信号を出力するものとする(逆でもよい)。また、図3には、モータ21を回転させるためのインバータ23の各スイッチング素子のオン−オフタイミングの一例を示している。
【0026】
インバータ23の各スイッチング素子は、パルス発生手段25の信号を基に、オン−オフの状況を変えていくことで、U端子、V端子、W端子を正電圧、零電圧、開放の3状態にし、第1の巻線22a、第2の巻線22bおよび第3の巻線22cに電流を流して磁界を作り、ロータを回転させる。
【0027】
制御手段24は、マイクロコンピュータで構成し、撹拌翼3の回転の向きごとに第1のホールIC25a、第2のホールIC25b、第3のホールIC25cの出力信号に対応したスイッチング素子のオン、オフを行い、モータ21を制御している。電流検知手段26は、本実施例では抵抗を使用するものとし、抵抗の両端電圧でインバータ23の入力電流値を検知する。
【0028】
商用電源19は、ダイオードブリッジ27、チョークコイル28、平滑用コンデンサ29からなる直流電源変換装置を介してインバータ23に接続している。ただし、これは一例であり、モータ21の構成、インバータ23の構成等はこれに限定しない。
【0029】
上記構成において図4および図5を参照しながら動作を説明する。インバータ23を用いて制御手段24の制御命令により、モータ21の回転数を制御する一例として、下記に示す方法がある。モータ21を左右どちらの方向に回転させるかは、パルス発生手段25からのパルス信号を基に、スイッチング素子のオン−オンのパターンを変えることにより実現できる。
【0030】
回転数制御方法は、モータ21のその時点の回転数速度を検知するために、パルス発生手段25が出力する信号を制御手段24に入力し、このパルス信号の周期により、回転数速度を求める。この計測した回転数速度と、目標とする回転数(設定回転数)を比較し、設定回転数より速いときはインバータ23のスイッチング素子の通電比を小さくし、モータ21に流すインバータ電流を少なくして回転速度を低下させる。また、設定回転数より遅いときは、インバータ23のスイッチング素子の通電比を大きくすることにより、モータ21に流すインバータ電流を多くして回転速度を早めるフィードバック制御を行う。
【0031】
この制御方法において、制御の応答速度をよくするために、現在の回転数速度と設定回転数との差(偏差量)のみで、インバータ23のスイッチング素子の通電比を操作する量を決めることにより、前回測定した時点からの、回転数の速度変化を考慮に入れ、現在の回転数速度と設定回転数との差(偏差量)と回転数の速度変化量によるスイッチング素子の通電比を操作する量を決めるファジー制御が有効である。
【0032】
このファジー制御のルールテーブルの構成は、設定回転数速度より遅く、かつ速度が減少しているときは、通電比を多くし、速度を速くするよう制御し、設定回転数速度より速く、かつ、速度が増加しているときは、通電比を少なくし、速度を遅くするような制御を行うようにしてあり、このファジー制御のルールテーブルにより、制御の応答速度が決まる。
【0033】
このような制御方法を用いた実施例を図5を用いて説明する。まず、洗濯兼脱水槽2に洗濯物を入れ、操作手段16の電源スイッチ(図示せず)を入れ、次にスタートスイッチ(図示せず)を押すと、ステップ41において洗濯運転をスタートする。ステップ42で制御手段24に内蔵したタイマーをスタートし、ステップ43でフィードバックの回転数制御中に何回、パルス発生手段25からのパルス出力が行われたかをカウントするパルス入力CTをクリアする。
【0034】
ステップ44でモータ21をオンする。このとき、撹拌翼2の設定回転数をN1(120r/min)とし、以降のフィードバックの回転制御時は、この回転数を目標に制御する。ステップ45では、モータ21を起動(回転を始める)させるための制御を行う。制御方法としては、モータ21をオンしてから、時間とともに徐々にインバータ23のスイッチング素子の導通比を大きくし、モータ21のトルクを増加させていくことにより、洗濯兼脱水槽2内の布量に関係せずに、回転をスタートさせる制御である。
【0035】
モータ21の起動後はステップ46に進み、以降ステップ46からステップ54において、上記したフィードバックの回転数制御を行う。ステップ46では、フィードバックの回転数制御を行う時間t1が経過したかを判断し、時間t1を経過した時点で、ステップ55で回転数制御を止めてモータ21をオフする。時間t1を経過する以前は、ステップ46からステップ54の処理を繰り返して行う。
【0036】
ステップ47ではパルス発生手段25からのパルス出力が行われたかを検知し、検知した場合はその時点の撹拌翼3(モータ21)の回転数の周期を検知し、この回転数周期を基にインバータ23のスイッチング素子の導通比の操作量を決定し、新たに導通比をセットし、次にパルス発生手段25からのパルス出力が行われたかを検知するまでこの導通比でモータ21を制御する。ステップ48でパルスCTに1を加算して、パルス数をカウントする。
【0037】
ステップ49では、電流検知手段26の両端電圧より、インバータ23の入力電流値を検知し、この値を記憶(記憶手段は記していないが、制御手段24内の内蔵の記憶手段による)しておく。ステップ50では、前回パルス発生手段25が出力してから、今回の出力までに要した時間(計時方法は記さないが、制御手段24内の内蔵タイマーで計時する)から現時点の撹拌翼3(モータ21)の回転数の周期T1nを求める。また、この周期を記憶(記憶手段は記していないが、制御手段24内の内蔵の記憶手段による)しておく。
【0038】
ステップ51では、ステップ50で求めた撹拌翼3(モータ21)の回転数の周期T1nと、前回パルス発生手段25からのパルス出力により、計算し、記憶しておいた回転数の周期T1n−1により、回転周期がどの程度変化したかを(Tn−Tn−1)の計算式で計算し、回転周期変化量△Tを求める。ステップ52では、現在の回転周期T1nと、設定回転数N1に対応する設定回転数周期Tsの差(偏差)を(Ts−Tn−1)の計算式で計算し、偏差Teを求める。
【0039】
そして、ステップ53で回転数周期変化量△Tと偏差Tsで決まるインバータ23のスイッチング素子の導通比の操作量△Paをファジー制御のルールテーブルに基づき決定する。そして、ステップ54で今までの導通比Pan−1に操作量△Paを加算(減算)し、新しい導通比Pan(Pan−1+△Pa)を決定する。この導通比で、つぎにパルス発生手段25からのパルス出力があるまで、モータ21を制御する。
【0040】
ステップ54では、この時の新しい導通比Pan+1を記憶(記憶手段は記していないが、制御手段24内の内蔵の記憶手段による)しておく。この処理を時間t1が経過するまで行い、時間t1が経過した時点で終了し、ステップ55に進み、モータ21の動作を停止させる。
【0041】
このステップ44からステップ55までの動作を撹拌翼2の回転方向を左右交互に各2回行い、その後ステップ56に進み、布量を検知する。そして、ステップ56でフィードバックの回転数制御中に、何回パルス発生手段25からのパルス出力が有ったかをカウントしておいたパルス入力CTの値nと、記憶しておいたそれぞれn個からなるインバータ23の入力電流値(I1、I2、I3、……In)およびスイッチング素子の導通比(Pa1、Pa2、Pa3、……Pan)から、平均入力電流値Iaveと、平均導通比Paaveを計算し、更に平均入力電流値Iaveと、平均導通比Paaveの関数 Z=Iave−K・Paave(Kは定数)を計算し、このZの値により、布量を検知する。
【0042】
ここで、インバータ23の入力電流と布量との関係を図6に示す。布量が多い程、撹拌翼3にかかる力(摩擦力等)が大きくなり、モータ21のトルクが増加する。そのため、インバータ23の入力電流も増加する。
【0043】
つぎに、スイッチング素子の導通比と布量との関係を図7に示す。布量が多い程、トルクが増加し、電流を多く流す必要があるため、導通比は大きくなる。また、導通比は電源電圧の大小によっても変化する。同じ布量では電源電圧が低い方がより電流を多く流す必要があるため、導通比は大きくなる。すなわち、導通比と電流値の2つの値から布量を検知することにより、電源電圧の影響を軽減することができる。
【0044】
図8に入力電流値と、導通比と、布量との関係を示す。このように入力電流値のみならず、導通比をも用いることにより、電源電圧等の影響を受けず、精度よく布量を検知することができる。
【0045】
なお、本実施例では、スタートスイッチを押して、図5のステップ41にて洗濯運転をスタートした後、洗濯兼脱水槽2内に給水していないが、所定水位まで給水してもよく、この場合は、洗濯兼脱水槽2内での洗濯物の偏りによる検知精度の低下を防止でき、洗濯物の量を精度よく検知することができる。
【0046】
(実施例2)
図1に示す制御手段は、パルス発生手段25の発するパルス信号の周期により、モータ21または撹拌翼3を目標回転数N1の左右反転制御を行い、撹拌翼3の回転数または回転周期を検知して、モータ21または撹拌翼3の回転数が所定回転数になるようにインバータ23のスイッチング素子をスイッチング制御したときのスイッチング制御量と、電流検知手段26により検知したスイッチング素子の入力電流値と、その後モータ21を休止し、休止後のパルス発生手段25が発するパルス信号との3つの値から、洗濯兼脱水槽2に投入された洗濯物の量を検知するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0047】
上記構成において図9を参照しながら動作を説明する。ステップ61で洗濯運転をスタートし、ステップ62で制御手段24に内蔵したタイマーをスタートする。ステップ63でフィードバックの回転数制御中に何回、パルス発生手段25からのパルス出力が行われたかをカウントするパルス入力CTおよび、モータ21のオフ時にカウントするパルス入力CT’をクリアする。
【0048】
ステップ64でモータ21をオンし、撹拌翼3を動作させる。このとき、制御手段24は、撹拌翼3の回転数を回転数N1(120r/min)、右回転方向に設定し、パルス発生手段25によるパルス出力を基に、設定回転数N1、右方向回転になるようモータ21を制御し、撹拌翼3を動作させる。
【0049】
ステップ65でモータ21の起動後、以降ステップ66からステップ74において、上記したフィードバックの回転数制御を行う。ステップ66では、フィードバックの回転数制御を行う時間t1が経過したかを判断し、時間t1を経過した時点で、ステップ75で回転数制御を中止しモータ21をオフし、ステップ76に進み、モータ21のオフ後に何回、パルス発生手段25からのパルス出力が行われたかをステップ78で時間t2が経過するまでカウントする。
【0050】
このステップ64からステップ78までの動作を撹拌翼2の回転方向を左右交互に各2回行い、その後ステップ79に進み、布量を検知する。
【0051】
ここで、モータオフ時のパルス数と布量との関係(パルス数に対してその布量であり得る頻度を示す相関図で、正規分布を用いる)を図10に示す。布量が多ければ多いほど、撹拌翼3と布との摩擦抵抗が大きくなり、モータ21をオフしてから、撹拌翼3が止まるまでの時間が短くなり、パルス発生手段25から発生するパルス数も少なくなる。
【0052】
そこで、上記実施例1のように平均入力電流値Iaveと、平均導通比Paaveの関数Z=Iave−K・Paave(Kは定数)の値、およびモータ21のオフ時のパルス数により布量を検知することにより、布量の検知精度を更に向上することができる。(表1)に布量検知方法の一例を示す。
【0053】
【表1】
【0054】
約3kgから6kg以上と布量が多い場合は、平均電流値Iaveと、平均導通比Paaveの関数Zの値が大きいため、Zの値から直接布量を判定し、Zの値が小さい場合には、約3kg以下と判定し、更にパルス数により細かく布量を判定するようにしている。
【0055】
なお、本実施例では、平均電流値Iaveと、平均導通比Paaveの関数 Zの値により、一旦布量を判定し、判定結果の一部分を再度モータ21のオフ時のパルス数により布量を判定するよう構成しているが、上記3つのデータの計算方法および組み合わせ等はこれに限定しない。
【0056】
また、本実施例では、スタートスイッチを押して、図9のステップ61にて洗濯運転をスタートした後、洗濯兼脱水槽2内に給水していないが、所定水位まで給水してもよく、この場合は、洗濯兼脱水槽2内での洗濯物の偏りによる検知精度の低下を防止でき、洗濯物の量を精度よく検知することができる。
【0057】
(実施例3)
図1に示す制御手段24は、洗濯兼脱水槽2内に所定水位まで給水し、パルス発生手段25の発するパルス信号の周期により、モータ21または撹拌翼3の回転数または回転周期を検知して、モータ21または撹拌翼3の回転数が所定回転数になるようにインバータ23の各スイッチング素子をスイッチング制御したときの入力電流値により、洗濯兼脱水槽2に投入した洗濯物の量を検知するようにしている。他の構成は上記実施例と同じである。
【0058】
上記構成において動作を説明すると、洗濯兼脱水槽2内に所定水位まで給水した状態では、撹拌翼3にかかる抵抗は、洗濯物と水との合計になるが、洗濯物が水中でほぼ均一に分布することになり、水なしの状態で検知精度に影響を与えていた洗濯物の偏りを防止することができ、洗濯物の量の多少に応じて、インバータ23の入力電流値が変化するため、(表2)に示すように、電流値により洗濯兼脱水槽2内の洗濯物の量を判定することができる。
【0059】
【表2】
【0060】
(実施例4)
図1に示す制御手段24は、パルス発生手段25の発するパルス信号の周期により、モータ21または撹拌翼3の回転数または回転周期を検知して、モータ21または撹拌翼3の回転数が所定回転数になるようにインバータ23の各スイッチング素子をスイッチング制御し、モータ21を休止した一定時間後に各スイッチング素子をスイッチング制御し、モータ21に電気的制動を掛けるように構成している。
【0061】
上記構成において図11のタイムチャートを参照しながら動作を説明すると、図1の制御手段24は、運転を開始すると右方向、回転数N1で時間t11までモータ21または撹拌翼3の回転数を制御し、時間t11からt12までモータ21を休止し、時間t12からt13の間、インバータ23の各スイッチング素子をスイッチング制御し、モータ21に電気的制動を掛ける。その後、時間t13からt14まで休止し、左方向、回転数N1で同様の動作を行い、上記実施例1〜実施例3のいずれかの方法により布量を判定する。
【0062】
電気的制動の制御方法としては、第1のスイッチング素子23a、第3のスイッチング素子23c、第5のスイッチング素子23eをパルス発生手段25で検知したタイミングにより、通常の回転制御を行う場合とは反対方向に約85%の通電比率で順次オン−オフすることにより、3相巻線22で発生する誘導起電力を利用し、回転方向と逆の方向にトルクを発生させることができる。
【0063】
なお、モータ21の電気的制動の方法は、上記以外にも種々の方法があり、上記方法に限定するものではない。
【0064】
(実施例5)
図1に示す制御手段24は、洗いまたはすすぎ行程において洗濯物の量を検知し、検知した洗濯物の量に応じてモータ21または撹拌翼3の動作時間および休止時間を制御することで洗濯兼脱水槽2内の水流の強弱を変化させるようにしている。
【0065】
上記構成において図12を参照しながら動作を説明する。制御手段24はステップ80で洗いまたはすすぎ行程を開始すると、ステップ81で所定水位まで給水し、ステップ82で上記実施例1〜実施例3のいずれかの方法により、洗濯兼脱水槽2に投入した洗濯物の量を検知し、ステップ83において検知した洗濯物の量に応じて以降の洗いまたはすすぎ行程における撹拌翼3の動作時間および休止時間(オン/オフ時限)を(表3)に示すように、変化させることで水流の強弱を変化させる。
【0066】
【表3】
【0067】
したがって、洗濯物の量が少ないときには弱い水流で、また、洗濯物の量が多いときには強い水流で撹拌を行うことで、布傷みや泡の発生を防止し、衣類の量に応じた最適な水流で撹拌することができ、洗濯物の量に関係なく、常にほぼ一定の洗い性能、すすぎ性能を得ることができる。
【0068】
(実施例6)
図1に示す制御手段24は、パルス発生手段25の発するパルス信号の周期により、モータ21または撹拌翼3の回転数または回転周期を検知して、モータ21または撹拌翼3の回転数が所定回転数になるようにインバータ23の各スイッチング素子をスイッチング制御したときの入力電流値が所定値を超えた場合に、布量検知の動作を中止し、布量を最大と判定するよう構成している。
【0069】
上記構成において図13を参照しながら動作を説明すると、制御手段24はステップ91で洗濯運転をスタートし、ステップ92でタイマーをスタートする。ステップ93でパルス入力のカウンタをクリアし、ステップ94からステップ96でモータ21の回転数制御、停止等を繰り返し行い、布量検知動作を行う。
【0070】
ステップ95でインバータ23の入力電流値が設定値IL以上の場合、ステップ98で布量検知動作を中止し、ステップ99で布量を最大と判定する。ステップ95でインバータ23の入力電流値が設定値IL以下の場合には、布量検知動作を最後まで継続し、ステップ97で所定の判定方法により布量判定を行う。
【0071】
したがって、洗濯物の量が極度に多いときなど、洗濯物の量を検知する動作を最後まで行う必要がないため、布傷みを防止することができる。
【0072】
(実施例7)
図1に示す制御手段24は、パルス発生手段25の発するパルス信号の周期により、モータ21または撹拌翼3を目標回転数N1の左右反転制御を行い、撹拌翼3の回転数または回転周期を検知して、モータ21または撹拌翼3の回転数が所定回転数になるようにインバータ23のスイッチング素子をスイッチング制御したときのスイッチング制御量および電流検知手段26により検知したスイッチング素子の入力電流値と、その後モータ21を休止し、休止後のパルス発生手段25が発するパルス信号の3つの値から、洗濯兼脱水槽2に投入された洗濯物の量を検知するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0073】
上記構成において図14および図15を参照しながら動作を説明すると、制御手段24はステップ101で洗濯運転をスタートし、ステップ102でタイマーをスタートする。ステップ103でフィードバックの回転数制御中に何回、パルス発生手段25からのパルス出力が行われたかをカウントするパルス入力CT1、CT2およびモータ21のオフ時にカウントするパルス入力CT1’、CT2’をクリアする。
【0074】
ステップ104でモータ21をオンし、撹拌翼3を動作させる。このとき、制御手段24は、撹拌翼3の回転数を回転数N1(120r/min)、右回転方向に設定し、パルス発生手段25によるパルス出力を基に、設定回転数N1、右方向回転になるようモータ21を制御し、撹拌翼3を動作させる。
【0075】
ステップ105でモータ21を起動した後、ステップ106において、フィードバックの回転数制御を時間t21まで行い、インバータ23の入力電流値測定および導通比制御量の計算を行う。ステップ107では、モータ21をオフし、モータ21のオフ後に何回、パルス発生手段25からのパルス出力が行われたかを時間t22までカウントする。
【0076】
つぎにステップ108でモータ21をオンし、撹拌翼3を動作させる。このとき、制御手段24は、撹拌翼3の回転数を回転数N2(150r/min)、左回転方向に設定し、パルス発生手段25によるパルス出力を基に、設定回転数N1、右方向回転になるようモータ21を制御し、撹拌翼3を動作させる。
【0077】
ステップ109でモータ21を起動した後、ステップ110において、フィードバックの回転数制御を時間t23まで行い、インバータ23の入力電流値測定および導通比制御量の計算を行う。ステップ111では、モータ21をオフし、モータ21のオフ後に何回、パルス発生手段25からのパルス出力が行われたかを時間t24までカウントする。
【0078】
その後ステップ112に進み、それぞれ異なった設定回転数でモータ21または撹拌翼3を回転数制御した際のデータを用いて上記第1から第3の実施例の方法により布量を検知する。
【0079】
(実施例8)
図1に示す制御手段24は、洗濯物の量を検知するデータを補正する手段(図示せず)を有し、操作手段16および表示手段18を用いて、補正するデータの操作量を設定でき、またこの値を記憶(記憶手段は記していないが、制御手段24内の内蔵の記憶手段による)しておくよう構成している。データの補正は、データと補正係数との乗算により行う。具体的には補正ランクを設定することにより、補正係数を変更する。(表4)に補正ランクと補正係数との対応の一例を示している。
【0080】
【表4】
【0081】
通常の補正なしの場合には、補正ランクは5で設定されており、補正係数は1.0であるから、データの補正は行われない。例えば、補正ランク3に設定すると、補正係数は0.9であるから、データの値を0.9倍にすることができる。
【0082】
したがって、洗濯物の量を検知するデータを所定の係数との乗算により補正することで、洗濯物の量とデータの変化量が一定の比例関係にない場合などに、均一にデータの補正を行うことができ、補正した結果の洗濯物の量の分布の偏りを防止することができる。
【0083】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設した撹拌翼と、前記撹拌翼を駆動するモータと、前記モータに電力を供給するスイッチング素子をスイッチング制御し前記モータの駆動を制御する制御手段と、前記モータまたは前記撹拌翼が1回転する間にN回(Nは自然数)パルス信号を発生するパルス発生手段と、前記スイッチング素子の入力電流値を検知する電流検知手段とを備え、前記制御手段は、前記モータを起動した後、前記パルス発生手段より出力するパルス信号の周期より前記モータまたは前記撹拌翼の回転数または回転周期を検知して、前記モータまたは前記撹拌翼の回転数が所定回転数になるように前記スイッチング素子をスイッチング制御し、前記モータの起動後、所定時間経過した時点で前記モータをオフして休止するようにし、前記モータまたは前記撹拌翼の回転数が所定回転数になるように前記スイッチング素子をスイッチング制御したときのスイッチング制御量と、前記電流検知手段により検知した前記スイッチング素子の入力電流値との2つの値から、前記洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を判定するようにし、前記スイッチング制御量と前記入力電流値とにより判定された洗濯物の量が所定値以下の場合、前記モータをオフした後の前記パルス発生手段から出力されるパルス数により更に細かく判定するよう構成したから、洗濯兼脱水槽内に投入した洗濯物の量を短時間の内に、かつ、電源電圧の変動、電源周波数の違い、モータ自体の特性の違いに関係なく精度よく検知することができる。
【0084】
また、請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、洗濯兼脱水槽内に所定水位まで給水した後、洗濯物の量を判定するよう構成したから、所定水位まで給水することで、洗濯兼脱水槽内での洗濯物の偏りによる検知精度の低下を防止することができ、より容易に洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知することができる。
【0085】
また、請求項3に記載の発明によれば、モータをオフした一定時間後に、スイッチング素子をスイッチング制御し、前記モータに電気的制動を掛けるようにしたから、洗濯物の量が少ないときにモータ駆動時に発生する動作音を防止することができる。
【0086】
また、請求項4に記載の発明によれば、洗いまたはすすぎ行程において洗濯物の量を検知し、検知した洗濯物の量に応じてモータまたは撹拌翼の動作時間および休止時間を制御することで洗濯兼脱水槽内の水流の強弱を変化させるようにしたから、洗濯物の量が少ないときには弱い水流で、また、洗濯物の量が多いときには強い水流で撹拌を行うことで、布傷みや泡の発生を防止し、衣類の量に応じた最適な水流で撹拌することができ、洗濯物の量に関係なく、常にほぼ一定の洗い性能、すすぎ性能を得ることができる。
【0087】
また、請求項5に記載の発明によれば、電流検知手段により検知したスイッチング素子の入力電流値が所定値以上の場合に、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を検知する動作を中止し、洗濯物の量を最大であると判定するようにしたから、洗濯物の量が極度に多いときなど、洗濯物の量を検知する動作を最後まで行う必要がないため、布傷みを防止することができる。
【0088】
また、請求項6に記載の発明によれば、モータ駆動時の設定回転数を複数個もち、洗濯物の量を検知するモータの駆動および休止を異なった設定回転数で複数回行うようにしたから、さらに精度よく洗濯物の量を検知することができる。
【0089】
また、請求項7に記載の発明によれば、洗濯物の量を検知するデータを補正する手段を有し、前記データの補正を所定の係数との乗算により行うようにしたから、洗濯物の量を検知するデータを所定の係数との乗算により補正することで、洗濯物の量とデータの変化量が一定の比例関係にない場合などに、均一にデータの補正を行うことができ、補正した結果の洗濯物の量の分布の偏りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1〜第8の実施例の洗濯機の一部ブロック化した回路図
【図2】 同洗濯機の縦断面図
【図3】 同洗濯機のインバータ制御時の動作タイミングチャ−ト
【図4】 本発明の第1の実施例の洗濯機の撹拌翼回転時のタイミングチャ−ト
【図5】 同洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図6】 同洗濯機のインバータ入力電流と布量との相関特性図
【図7】 同洗濯機のスイッチング素子の導通比と布量との相関特性図
【図8】 同洗濯機の入力電流値と、導通比と、布量との相関特性図
【図9】 本発明の第2の実施例の洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図10】 同洗濯機のモータオフ時のパルス数と布量との相関図
【図11】 本発明の第4の実施例の洗濯機の撹拌翼回転時のタイミングチャ−ト
【図12】 本発明の第5の実施例の洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図13】 本発明の第6の実施例の洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図14】 本発明の第7の実施例の洗濯機の撹拌翼回転時のタイミングチャ−ト
【図15】 同洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図16】 従来の洗濯機の縦断面図
【図17】 同洗濯機のブロック回路図
【符号の説明】
2 洗濯兼脱水槽
3 撹拌翼
21 モータ
23a〜23f スイッチング素子
24 制御手段
25 パルス発生手段
26 電流検知手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a washing machine in which a stirring blade and a washing and dewatering tub are driven to rotate by a motor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of washing machine is configured as shown in FIGS. 16 and 17. Hereinafter, the configuration will be described.
[0003]
As shown in FIG. 16, the
[0004]
The water level detecting means 9 detects the water level by converting the water pressure of the connecting
[0005]
The
[0006]
The operation in the above configuration will be described. When the laundry is put into the washing and dewatering
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In such a conventional configuration, the number of revolutions immediately before turning off when the
[0008]
In recent years, the amount of cloth has been detected more finely to realize the amount of water supply, washing time, rinsing time, dehydration time, etc. according to the amount of cloth, and the realization of water saving and time saving has been demanded. However, there has been a problem that it is difficult to detect a fine cloth amount due to differences in power supply voltage, power supply frequency, temperature, and characteristics of the motor itself.
[0009]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and the amount of laundry put into the washing and dewatering tub is within a short time, and the fluctuation of the power supply voltage, the difference of the power supply frequency, the difference of the characteristics of the motor itself The purpose is to detect accurately regardless of whether or not.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention drives a motor by driving a stirring blade rotatably disposed in a washing and dewatering tub by a motor, and switching control a switching element for supplying electric power to the motor by a control means. Control and generate a pulse signal N times (N is a natural number) from the pulse generation means during one rotation of the motor or stirring bladeLetThe control meansAfter starting the motor,Detecting the rotation speed or rotation period of the motor or stirring blade from the period of the pulse signal output from the pulse generating means, and switching control the switching element so that the rotation speed of the motor or stirring blade becomes a predetermined rotation speed,When a predetermined time has elapsed after starting the motor, the motor is turned off and stopped, and the switching element is subjected to switching control so that the rotation speed of the motor or the stirring blade becomes a predetermined rotation speed.The amount of laundry put into the washing and dehydrating tub is calculated from the two values of the switching control amount and the input current value of the switching element detected by the current detecting means.If the amount of laundry determined by the switching control amount and the input current value is equal to or less than the predetermined value, the determination is made more finely by the number of pulses output from the pulse generating means after the motor is turned off.It is what you do.
[0011]
As a result, the amount of laundry put into the washing and dewatering tub can be accurately detected within a short time, regardless of fluctuations in power supply voltage, power supply frequency, or motor characteristics. .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the first aspect of the present invention, the stirring blade disposed rotatably in the washing and dewatering tub, the motor that drives the stirring blade, and the switching element that supplies electric power to the motor are controlled by switching. Control means for controlling the driving of the motor, pulse generation means for generating a pulse signal N times (N is a natural number) during one rotation of the motor or the stirring blade, and current for detecting the input current value of the switching element Detecting means, and the control means comprises:After starting the motor,The rotational speed of the motor or the stirring blade is detected from the period of the pulse signal output from the pulse generating means, and the switching element is set so that the rotational speed of the motor or the stirring blade becomes a predetermined rotational speed. Switching controlThe motor is turned off and stopped after a predetermined time has elapsed after the motor is started, and the switching element is controlled to switch so that the rotation speed of the motor or the stirring blade becomes a predetermined rotation speed.The amount of the laundry put into the washing and dehydrating tub is calculated from two values, that is, the switching control amount at that time and the input current value of the switching element detected by the current detecting means.If the amount of laundry determined by the switching control amount and the input current value is equal to or less than a predetermined value, the number of pulses output from the pulse generating means after the motor is turned off is further reduced. JudgmentThe amount of laundry put into the washing and dewatering tub is set within a short period of time with high accuracy regardless of fluctuations in power supply voltage, power supply frequency, and motor characteristics. Can be detected.
[0013]
Claim2The invention described inIn the invention of
[0014]
Claim3The invention described in
[0015]
Claim4The invention described in
[0016]
Claim5The invention described in
[0017]
Claim6The invention described in
[0018]
Claim7The invention described in
[0019]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, the thing of the same structure as a prior art example attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits description.
[0020]
Example 1
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0021]
The
[0022]
Here, both ends of the series circuit of the switching elements are input terminals, connected to a DC power source, and the connection points of the two switching elements constituting the series circuit of the switching elements are output terminals, respectively. Connected to one terminal, U terminal, V terminal, W terminal, and the combination of ON / OFF of two switching elements constituting a series circuit of switching elements, the U terminal, V terminal, W terminal are positive voltage, zero voltage, Set to 3 states of open.
[0023]
On / off of the switching element is controlled by the control means 24 and a pulse generating means 25 including a first Hall IC 25a, a second Hall IC 25b, and a
[0024]
As shown in FIG. 3, the first Hall IC 25a, the second Hall IC 25b, and the
[0025]
The pulse generating means 25 is composed of an element that detects the state of a magnetic field such as a Hall IC. When facing the N pole face of the permanent magnet of the rotor, the pulse generating means 25 outputs a high signal and faces the S pole face. When it is, a low signal is output (or vice versa). FIG. 3 shows an example of the on / off timing of each switching element of the
[0026]
Each switching element of the
[0027]
The control means 24 is composed of a microcomputer and switches on and off the switching elements corresponding to the output signals of the first Hall IC 25a, the second Hall IC 25b, and the
[0028]
The commercial power source 19 is connected to the
[0029]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIGS. As an example of controlling the rotation speed of the
[0030]
In the rotational speed control method, in order to detect the rotational speed of the
[0031]
In this control method, in order to improve the response speed of the control, by determining only the difference (deviation amount) between the current rotational speed and the set rotational speed, the amount of operation of the energization ratio of the switching element of the
[0032]
The configuration of this fuzzy control rule table is slower than the set rotational speed and when the speed is decreasing, the energization ratio is increased and the speed is controlled to be faster, faster than the set rotational speed, and When the speed increases, control is performed such that the energization ratio is decreased and the speed is decreased, and the control response speed is determined by the fuzzy control rule table.
[0033]
An embodiment using such a control method will be described with reference to FIG. First, the laundry is put into the washing and
[0034]
In
[0035]
After the
[0036]
In
[0037]
In
[0038]
In
[0039]
In
[0040]
In
[0041]
The operations from
[0042]
Here, the relationship between the input current of the
[0043]
Next, the relationship between the conduction ratio of the switching element and the amount of cloth is shown in FIG. As the amount of cloth increases, the torque increases and a larger amount of current needs to flow, so the conduction ratio increases. The conduction ratio also changes depending on the power supply voltage. With the same amount of cloth, a lower power supply voltage requires more current to flow, so the conduction ratio increases. That is, the influence of the power supply voltage can be reduced by detecting the cloth amount from the two values of the conduction ratio and the current value.
[0044]
FIG. 8 shows the relationship between the input current value, the conduction ratio, and the cloth amount. In this way, by using not only the input current value but also the conduction ratio, the amount of cloth can be accurately detected without being affected by the power supply voltage or the like.
[0045]
In this embodiment, after the start switch is pressed and the washing operation is started in
[0046]
(Example 2)
The control means shown in FIG. 1 performs left-right reversal control of the target rotational speed N1 of the
[0047]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIG. In
[0048]
In
[0049]
After the
[0050]
The operation from
[0051]
Here, FIG. 10 shows the relationship between the number of pulses and the amount of cloth when the motor is off (correlation diagram showing the frequency that can be the amount of cloth with respect to the number of pulses, using a normal distribution). The greater the amount of cloth, the greater the frictional resistance between the
[0052]
Therefore, as in the first embodiment, the cloth amount is determined by the average input current value Iave, the value of the function Z = Iave−K · Pave (where K is a constant) of the average conduction ratio Paave, and the number of pulses when the
[0053]
[Table 1]
[0054]
When the amount of cloth is large, from about 3 kg to 6 kg or more, since the value of the function Z of the average current value Iave and the average conduction ratio Paave is large, the cloth amount is determined directly from the value of Z, and when the value of Z is small Is determined to be about 3 kg or less, and the amount of cloth is further determined by the number of pulses.
[0055]
In this embodiment, the cloth amount is temporarily determined based on the average current value Iave and the function Z of the average conduction ratio Paave, and a part of the determination result is again determined based on the number of pulses when the
[0056]
Further, in this embodiment, after the start switch is pushed and the washing operation is started in
[0057]
(Example 3)
The control means 24 shown in FIG. 1 feeds water into the washing and
[0058]
The operation in the above configuration will be described. In the state where water is supplied to the washing / dehydrating
[0059]
[Table 2]
[0060]
Example 4
The control means 24 shown in FIG. 1 detects the rotational speed or rotational period of the
[0061]
When the operation is described with reference to the time chart of FIG. 11 in the above configuration, the
[0062]
The electric braking control method is opposite to the normal rotation control based on the timing at which the
[0063]
In addition to the above, there are various methods for electrically braking the
[0064]
(Example 5)
The control means 24 shown in FIG. 1 detects the amount of laundry in the washing or rinsing process, and controls the operation time and rest time of the
[0065]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIG. When the control means 24 starts the washing or rinsing process in step 80, it supplies water to a predetermined water level in
[0066]
[Table 3]
[0067]
Therefore, stirring is performed with a weak water flow when the amount of laundry is small, and with a strong water flow when the amount of laundry is large, thereby preventing fabric damage and foam generation, and an optimal water flow according to the amount of clothing. In this case, almost constant washing performance and rinsing performance can be obtained regardless of the amount of laundry.
[0068]
(Example 6)
The control means 24 shown in FIG. 1 detects the rotational speed or rotational period of the
[0069]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIG. 13. The control means 24 starts the washing operation in
[0070]
If the input current value of the
[0071]
Therefore, since it is not necessary to perform the operation of detecting the amount of laundry to the end when the amount of laundry is extremely large, cloth damage can be prevented.
[0072]
(Example 7)
The control means 24 shown in FIG. 1 performs left-right reversal control of the target rotational speed N1 of the
[0073]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIGS. 14 and 15. The
[0074]
In
[0075]
After starting the
[0076]
Next, in
[0077]
After starting the
[0078]
Thereafter, the process proceeds to step 112, and the amount of cloth is detected by the method of the first to third embodiments using data when the
[0079]
(Example 8)
The control means 24 shown in FIG. 1 has means (not shown) for correcting data for detecting the amount of laundry, and the operation amount of the data to be corrected can be set using the operation means 16 and the display means 18. Further, this value is stored (the storage means is not shown, but the built-in storage means in the control means 24) is stored. Data correction is performed by multiplication of the data and the correction coefficient. Specifically, the correction coefficient is changed by setting the correction rank. Table 4 shows an example of the correspondence between the correction rank and the correction coefficient.
[0080]
[Table 4]
[0081]
When normal correction is not performed, the correction rank is set to 5 and the correction coefficient is 1.0, so that data correction is not performed. For example, when the correction rank is set to 3, the correction coefficient is 0.9, so that the data value can be multiplied by 0.9.
[0082]
Therefore, by correcting the data for detecting the amount of laundry by multiplying by a predetermined coefficient, the data is uniformly corrected when the amount of laundry and the amount of change in the data are not in a fixed proportional relationship. It is possible to prevent unevenness in the distribution of the amount of laundry as a result of correction.
[0083]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the stirring blade rotatably disposed in the washing and dewatering tub, the motor that drives the stirring blade, and the switching that supplies electric power to the motor. Control means for controlling the switching of the element to control the driving of the motor, pulse generating means for generating a pulse signal N times (N is a natural number) during one rotation of the motor or the stirring blade, and input of the switching element Current detection means for detecting a current value, the control means,After starting the motor,The rotational speed of the motor or the stirring blade is detected from the period of the pulse signal output from the pulse generating means, and the switching element is set so that the rotational speed of the motor or the stirring blade becomes a predetermined rotational speed. Switching controlThe motor is turned off and stopped after a predetermined time has elapsed after the motor is started, and the switching element is controlled to switch so that the rotation speed of the motor or the stirring blade becomes a predetermined rotation speed.The amount of the laundry put into the washing and dehydrating tub is calculated from two values, that is, the switching control amount at that time and the input current value of the switching element detected by the current detecting means.If the amount of laundry determined by the switching control amount and the input current value is equal to or less than a predetermined value, the number of pulses output from the pulse generating means after the motor is turned off is further reduced. JudgmentBecause it is configured to detect the amount of laundry put into the washing and dewatering tub in a short time, it can be accurately detected regardless of fluctuations in power supply voltage, power supply frequency, and motor characteristics. be able to.
[0084]
Claims2According to the invention described in, SystemThe means isIn the washing and dewatering tankSupply water to the specified water levelAfterThe amount of laundryJudgmentSince it is configured to prevent the deterioration of detection accuracy due to the bias of the laundry in the washing and dewatering tub by supplying water to a predetermined water level, the amount of laundry in the washing and dewatering tub can be more easily Can be detected.
[0085]
Claims3According to the invention described inoffSince the switching element is subjected to switching control after a certain period of time and the motor is electrically braked, it is possible to prevent operation noise generated when the motor is driven when the amount of laundry is small.
[0086]
Claims4According to the invention described in the above, the amount of the laundry is detected in the washing or rinsing process, and the operation time and the rest time of the motor or the stirring blade are controlled in accordance with the detected amount of the laundry, so that the inside of the washing and dehydrating tub is Since the strength of the water flow is changed, stirring is performed with a weak water flow when the amount of laundry is small, and with a strong water flow when the amount of laundry is large, thereby preventing fabric damage and foaming. It is possible to stir with an optimal water flow according to the amount of clothing, and it is possible to always obtain almost constant washing performance and rinsing performance regardless of the amount of laundry.
[0087]
Claims5According to the invention described in the above, when the input current value of the switching element detected by the current detection means is equal to or greater than a predetermined value, the operation of detecting the amount of the laundry put into the washing and dewatering tub is stopped, and the laundry Since it is determined that the amount of laundry is the maximum, it is not necessary to perform the operation of detecting the amount of laundry to the end when the amount of laundry is extremely large, thereby preventing fabric damage. .
[0088]
Claims6According to the invention described in the above, the motor has a plurality of set rotation speeds when the motor is driven, and the motor for detecting the amount of laundry is driven and stopped at a plurality of different rotation speeds.DoAs a result, the amount of laundry can be detected more accurately.
[0089]
Claims7According to the invention described in the above, since the data for detecting the amount of laundry is corrected and the correction of the data is performed by multiplication with a predetermined coefficient, the data for detecting the amount of laundry Is corrected by multiplication with a predetermined coefficient, so that the data can be corrected uniformly when the amount of laundry and the amount of change in data are not in a fixed proportional relationship. It is possible to prevent the uneven distribution of the amount of.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially block circuit diagram of a washing machine according to first to eighth embodiments of the present invention.
[Figure 2] A longitudinal sectional view of the washing machine
[Figure 3] Operation timing chart for inverter control of the washing machine
FIG. 4 is a timing chart when the stirring blades of the washing machine according to the first embodiment of the present invention are rotated.
[Fig. 5] Main part operation flow chart of the washing machine
FIG. 6 is a correlation characteristic diagram of inverter input current and the amount of cloth of the washing machine.
FIG. 7 is a correlation characteristic diagram between the conduction ratio of the switching element of the washing machine and the amount of cloth.
FIG. 8 is a correlation characteristic diagram of the input current value, the conduction ratio, and the cloth amount of the washing machine.
FIG. 9 is an operation flowchart of the main part of the washing machine according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a correlation diagram of the number of pulses and the amount of cloth when the motor of the washing machine is off.
FIG. 11 is a timing chart at the time of rotation of the stirring blade of the washing machine according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is an operation flowchart of the main part of the washing machine according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a flow chart of the main part of the washing machine according to the sixth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a timing chart when the stirring blades of the washing machine according to the seventh embodiment of the present invention are rotated.
FIG. 15 is a flow chart of the main part of the washing machine.
FIG. 16 is a longitudinal sectional view of a conventional washing machine
FIG. 17 is a block circuit diagram of the washing machine.
[Explanation of symbols]
2 washing and dewatering tank
3 Stirring blade
21 Motor
23a to 23f switching element
24 Control means
25 Pulse generation means
26 Current detection means
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