JP4012707B2 - キースイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はキースイッチに係わり、キーボード入力装置、またはゲーム機等のコントローラに用いて好適なキースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキースイッチは、図3の分解斜視図に示すように、最上部にキートップ11が配設されている。このキートップ11は、上部に操作壁11aを有し、この操作壁11aの周囲がテーパー状の側壁11bで囲まれて、内部が空洞状になっている。また、操作壁11aの裏面からは、支持軸11cが下方に突出形成されている。前記支持軸11cの一部には、鈎状の抜け止め部11dが突出形成されている。また、支持軸11cには、複数の割溝11eが形成されている。
【0003】
前記キートップ11の下部にはアッパーケース12が配設されており、このアッパーケース12は、中央部にボス穴12aを有するボス部12bが突出形成され、ボス穴12aの下部にボス穴12aの穴径より大きなラバー支持部12cが形成されている。
前記ラバー支持部12cには、形状がドーム状で内部が空洞になったラバースプリング13の台座部13aを接着剤等で取付可能になっている。前記ラバースプリング13は、上方の頂部13bを押圧すると弾性変形して、頂部13bが下方に降下するようになっている。
また、ラバースプリング13を取り付けたアッパーケース12の下部には、スイッチ回路(図示せず)を有するメンブレンスイッチ14が配設され、このメンブレンスイッチ14の下部には、メンブレンスイッチ14を載置可能な平坦状のロアーケース15が配設されている。
【0004】
このような構成の従来のキースイッチの組立は、まず、アッパーケース12のボス穴12aに、キートップ11の支持軸11cを挿入して嵌合させると、抜け止め部11dが形成された部分の支持軸11cが、割溝11eによって、内側に弾性変形して、支持軸11cを無理なくボス穴12aに嵌合させて、抜け止め部11dによって支持軸11cがボス穴12aから抜け止めされる。
次に、アッパーケース12のラバー支持部12cにラバースプリング13の台座部13aを接着剤等で取り付けると、キートップ11、アッパーケース12、ラバースプリング13が一体化されてキートップ半製品(図示せず)が組立される。
【0005】
また、例えばゲーム機等のコントローラの基板をロアーケース15とし、このロアーケース15の上面にメンブレンスイッチ14を載置する。このメンブレンスイッチ14上から前述したキートップ半製品を重ねて載置する。
そして、アッパーケース12を、ゲーム機等のコントローラの上ケース(図示せず)等で挟み込んでロアーケース15に固定すると、キートップ半製品、メンブレンスイッチ14がロアーケース15に一体化されて、ゲーム機等のコントローラ側に組み込むことができる。
【0006】
このように組み立てられた、従来のキースイッチの動作は、まず、ラバースプリング13により上方に弾性付勢された初期状態のキートップ11の操作壁11aを、下方に押圧してキートップ11を降下させる。
すると、支持軸11cがボス穴12a内をスライド移動して、支持軸11cの下端部がラバースプリング13の頂部13bを押圧する。
このことにより、ドーム状のラバースプリング13は弾性変形して、頂部13bが降下する。この頂部13bの降下により、メンブレンスイッチ14に形成したスイッチ回路(図示せず)の接点部が押圧される。そして、スイッチ回路の接点の切り換えが行われる。
【0007】
また、キートップ11の押圧を解除すると、弾性変形していたラバースプリング13が、初期状態のドーム状に復帰して、頂部13bが元の上方に位置する。
このことにより、支持軸11cが上方に押し上げられて、キートップ11が初期状態に復帰する。
このような従来のキースイッチは、キートップ11の押圧操作により、ラバースプリング13の頂部13bを降下させて、スイッチ回路の接点切り換え後も、ラバースプリング13が弾性変形して、キートップ11が更に下方に降下するオーバストロークを形成することができ、操作フィーリングが良かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のキースイッチは、キートップ11を押圧することにより、ラバースプリング13を介して、メンブレンスイッチ14の接点の切り換えを行っていたので、部品点数が多くなりコストアップになっていた。
また、キートップ11とアッパーケース12とは同じ樹脂材料で形成していたので、支持軸11cとボス穴12aとの摺動摩擦が大きくなり、ボス穴12a内を、支持軸11cが繰り返しスライド移動すると、操作軸11c、あるいはボス穴12aが摩耗して、操作軸11cのスムーズなスライド移動ができなくなるおそれがあった。
その対策として、従来のキースイッチは、支持軸11c、またはボス穴12aに摺動グリスを塗布していたので、組立性が悪かった。
【0009】
また、キートップ11の支持軸11cには、複数の割溝11eを形成していたので、キートップ11を押圧時に、誤って斜め方向の押圧荷重が加ええられると、支持軸11cが斜めになって、キートップ11をスムーズに降下させることができなくなることがあった。
本発明は、前述したような問題点に鑑みてなされたもので、部品点数の削減と、組立性の向上が可能なキースイッチを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の解決手段として、昇降可能なキートップと、このキートップに形成した支持軸を軸支可能なボス穴を有するアッパーケースと、前記キートップの昇降に伴って接点の切り換えがされるスイッチ回路を有するメンブレンスイッチとを備え、前記キートップは、前記支持軸が挿通可能な挿通穴を有する支持プレートに連結部で連結され、前記連結部は、前記キートップと前記支持プレートのそれぞれの一端部側を連結し、前記キートップは、他端部側に前記支持軸と同方向に突出する係止突起を形成し、前記支持プレートは、他端部側に前記係止突起が係合可能な係止穴を有し、前記支持プレート上に前記キートップを対向させて重ねると、前記係止突起が前記係止穴に抜け止めされ、前記キートップの上昇が規制されると共に、前記支持軸が前記ボス穴にスライド可能に軸支されることにより、前記キートップが前記連結部により前記支持プレートから離れる方向に弾性付勢され、前記キートップを押圧すると、前記支持軸が前記メンブレンスイッチを押圧して前記スイッチ回路の前記接点の切り換えがされる構成とした。
【0011】
また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記キートップと前記支持プレートとは、成形加工により前記連結部で連結されて並置された状態で一体形成されており、前記連結部が折り曲げられることにより前記支持プレート上に前記キートップを対向させて重ねた構成とした。
【0013】
また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記アッパーケースは、前記支持プレートをスナップ係止可能なプレート係止部を形成し、前記アッパーケースに前記支持プレートを載置する前記プレート係止部が前記支持プレートをスナップ係止するような構成とした。
【0014】
また、前記課題を解決するための第4の解決手段として、前記アッパーケースの下部には、前記メンブレンスイッチを載置可能な載置面を有するロアーケースを配設し、このロアーケースの前記載置面は、前記メンブレンスイッチの前記スイッチ回路が位置する部分に凹部を形成した構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態のキースイッチを図面に基づいて説明する。図1は本発明に関するキースイッチの分解斜視図であり、図2は本発明に係わるキートップの斜視図である。
【0016】
まず、本発明の実施の形態のキースイッチは、図1に示すように、上方にはポリプロピレン等の樹脂材料からなるキートップ部材1が配設されている。
このキートップ部材1は、上方にキートップ2と、このキートップ2と対向する下方に支持プレート3とが配設されている。
【0017】
前記キートップ部材1は、互いに対向する前記キートップ2と支持プレート3のそれぞれの一端部側が成形加工により、図2に示すように、帯状で略U字状の2つの連結部4により連結されて一体形成されている。
前記キートップ2は、略矩形状の操作壁2aと、この操作壁2aの周囲を囲む側壁2bとからなり、一端部側である図2に示す左側の側壁2bに連結部4が連結されている。
【0018】
また、キートップ2は、図2に示すように、操作壁2aの内面から図示下方に突出する棒状の支持軸2cが所定の高さで形成されている。前記支持軸2cの先端部には後述するメンブレンスイッチ6を押圧可能な凸部2dが所定の高さで形成されている。
また、キートップ2は、図2に示す右側である他端部側の側壁2bから、支持軸2cの突出方向と同方向に突出する板状の係止突起2eが形成され、この係止突起2eの先端部寄りの外面側に、鈎状のフック部2fが形成されている。
【0019】
また、支持プレート3は、図2に示すように、略矩形状に形成され、右側の一端部側に2つの連結部4が形成されてキートップ2に連結されている。
また、支持プレート3の略中央部には、キートップ2の支持軸2cが挿通可能で後述するアッパーケース5のボス部5aが嵌合可能な、挿通穴3aが貫通形成されている。
また、支持プレート3連結部4が形成された一端部側と対向する図示左側の他端部側には、矩形状の係止穴3bが貫通形成されている。そして、一端部と他端部とに挟まれた、互いに対向する側壁の一部から上方に突出して、互いに対向する一対の係止部3cがそれぞれ形成されている。
前記支持プレート3上にキートップ2を対向させて重ねると、連結部4が図1に示すように折り曲げられると共に、係止突起2eが係止穴3bに係合して抜け止めされて、キートップ2の他端部側の上昇が規制されるようになっている。
【0020】
また、キートップ部材1の下部には、図1に示すような、略矩形状のアッパーケース5が配設されている。このアッパーケース5は、キートップ部材1とは材質が異なる、例えばポリスチレン等の樹脂材料からなり、略中央部には、上方に突出するボス部5aが形成されている。
このボス部5aは、外径寸法が支持プレート3の挿通穴3aに嵌合可能な寸法で、所定の高さに形成されている。
前記ボス部5aには、キートップ2の支持軸2cが嵌合可能なボス穴5bが貫通形成されている。そして、ボス穴5bに嵌合した支持軸2cは、ボス穴5b内をガタなく上下方向にスライド移動可能になっている。
また、アッパーケース5には、一対のプレート係止部5cが、互いに対向する位置に突出形成され、前記プレート係止部5cによって、支持プレート3をアッパーケース5にスナップ係止可能になっている。
【0021】
前記一対のプレート係止部5cは、互いに対向する先端部の内面に鈎状のフック部5dが形成され、このフック部5dが支持プレート3の係止部3cにスナップ係合可能になっている。
即ち、支持プレート3をアッパーケース5に載置すると、プレート係止部5cが係止部3cにスナップ係止されて、キートップ部材1がアッパーケース5に組み付け可能になっている。
【0022】
また、アッパープレート5の表面でボス部5aの周囲には、複数のプレート受け部5eが突出形成されている。そのために、支持プレート3をアッパープレート5にプレート係止部5cでスナップ係止すると、支持プレート3が若干弾性変形するようになっている。
この支持プレート3の弾性変形により、支持プレート3をガタなく確実にアッパーケース5にスナップ係止できるようになっている。
【0023】
また、アッパーケース5の下部には、スイッチ回路(図示せず)が形成されたメンブレンスイッチ6が配設されている。
前記メンブレンスイッチ6は、図示を省略した、例えば2枚のフィルムシートを、所定のギャップを有して対向させて配設し、この2枚のフィルムシートの互いに対向する位置に形成した接点部によりスイッチ回路を形成している。
そして、接点部を形成した部分のメンブレンスイッチ6を押圧すると、互いに対向する接点部が接触して導通し、スイッチ回路の接点の切り換えが行われるようになっている。
【0024】
また、メンブレンスイッチ6の下部には、メンブレンスイッチ6を載置可能な載置面7aを有するロアーケース7が配設されている。このロアーケース7の載置面7aは、メンブレンスイッチ6のスイッチ回路が位置する部分に、所定深さの凹部7bが形成されている。
そのために、キートップ2を下方に押圧してスイッチ回路の接点切り換え後も、キートップ2を更に下方に押し下げ可能なオーバーストロークを形成することができ、キートップ2の操作フィーリングを向上できる。
前記ロアケース7は、例えばゲーム機等のコントローラの基板(図示せず)と兼用し、支持プレート3、またはアッパーケース5をコントローラの上ケース(図示せず)でロアーケース7に圧接狭持して、本発明のキースイッチが構成されている。
【0025】
このような構成の本発明のキースイッチの組立は、図2に示すキートップ2を支持プレート3上に対向させて重ねる。すると、支持軸2cが挿通穴3aに挿通されると共に、連結部4は、互いに対向するキートップ2と支持プレート3との間に、U字状に折り曲げられて、キートップ2及び支持プレート3を、互いに離間させる方向に弾性付勢するようになっている。
また、キートップ2の他端部側は、係止突起2eのフック部2fが係止穴3bに係合することにより、連結部4の付勢力に抗して、キートップ2の他端部側の上昇が規制されてキートップ部材1が組立される。
【0026】
このように組み合わされたキートップ部材1を、アッパーケース5に載置すると、ボス部5aが挿通穴3aに嵌合すると共に、支持軸2cがボス穴5bにスライド移動可能に嵌合する。
この状態で、支持プレート3を下方に押圧すると、係止部3cが一対のプレート係止部5cにスナップ係止されと共に、支持プレート3の裏面がアッパーケース5のプレート受け部5e上に載置される。
そして、キートップ部材1をアッパーケース5に組み付けたキートップ半製品(図示せず)が組み立てられる。
【0027】
このように組み立てられたキートップ半製品は、支持軸2cがボス穴5bに嵌合して、ガタなくスライド移動可能になっているので、キートップ2の他端部側が係止突起2eで上昇が規制され、キートップ2の一端側が連結部4で上方に弾性付勢されていても、キートップ2の操作壁2aが斜めになるようなことはない。
【0028】
次に、ゲーム機等のコントローラの基板(図示せず)を兼用するロアーケース7の凹部7b上に、メンブレンスイッチ6のスイッチ回路(図示せず)の接点部を位置合わせして載置する。
そして、メンブレンスイッチ6の上にキートップ半製品を載置して、支持プレート3、またはアッパーケース5を、ゲーム機等の上ケース(図示せず)でロアーケース7との間に圧接狭持して固定することにより、本発明のキースイッチが組立されている。
このように組み立てられたキースイッチは、連結部4の付勢力により、キートップ2が常に上方に弾性付勢されている。
【0029】
また、本発明のキースイッチの動作は、まず、連結部4の付勢力により、常に上方に弾性付勢されている初期状態のキートップ2を下方に押圧すると、支持軸2cがボス穴5ba内を下方にスライド移動する。
すると、支持軸2cの先端部の凸部2dが、メンブレンスイッチ6に形成したスイッチ回路(図示せず)の接点部を押圧して、スイッチ回路の接点の切り換えが行われる。
【0030】
また、キートップ2の押圧を解除すると、連結部4の付勢力で、キートップ2が上方に移動して支持軸2cが上方に押し上げられる。すると、係止突起2eのフック部2fが支持プレート3に引っ掛って抜け止めされ、キートップ2の上昇が規制されて停止し、キートップ2が元の初期状態に復帰する。
なお、本発明の実施の形態では、連結部4を幅の狭い2つの帯状のもので説明したが、連結部4は、幅広に形成した1つだけでも良い。
【0031】
また、メンブレンスイッチ6は、1枚のフィルムシート上に2つの接点(固定接点)を対向させて形成し、支持軸2cの先端部を平坦状に形成し、この平坦状の先端部に電極(可動接点)を形成して、支持軸2cを降下させると、可動接点が2つの接点に当接して導通し、スイッチ回路の接点の切り換えを行うような物でも良い。
【0032】
このような本発明のキースイッチは、連結部4に付勢力を持たせることにより、従来のようなラバースプリングが不要となり、部品点数を削減できてコストダウンが可能である。
また、キートップ部材1とアッパーケース5とを、互いに異なる材料を用いて形成しているので、支持軸2cとボス穴5bとの摺動摩擦を小さくすることができる。そのために、従来のような摺動グリスを塗布しなくても良くなり組立性が良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明のキースイッチは、キートップが連結部により支持プレートから離れる方向に弾性付勢され、キートップを押圧すると、支持軸がメンブレンスイッチを押圧してスイッチ回路の接点の切り換えがされるので、連結部でキートップを上方に弾性付勢することができ、従来のようなラバースプリングが不要となって部品点数を削減することができる。そのために、安価なキースイッチを提供できる。
【0034】
また、キートップと支持プレートとは、成形加工により連結部で連結されて一体形成されいるので、部品点数を削減できると共に、組立時の取り扱いが容易なキースイッチを提供できる。
【0035】
また、支持プレート上にキートップを対向させて重ねると、係止突起が係止穴に抜け止めされ、キートップの上昇が規制されるので、キートップの上昇を、係止突起で規制することができ、キートップの上方への移動量を常に一定にすることができる。
【0036】
また、アッパーケースに支持プレートを載置すると、プレート係止部が支持プレートをスナップ係止するようにしたので、キートップ部材をアッパーケースにワンタッチで取付可能となり、組立性の良いキースイッチを提供できる。
【0037】
また、ロアーケースの載置面は、メンブレンスイッチのスイッチ回路が位置する部分の載置面に凹部を形成したので、キートップ押圧時に、スイッチ回路の接点の切り換え後もキートップを下方に押し下げるオーバーストロークを形成でき、操作フィーリングの良いキースイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するキースイッチの分解斜視図である。
【図2】本発明に係わるキートップの斜視図である。
【図3】従来のキースイッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 キートップ部材
2 キートップ
2c 操作軸
2e 係止突起
3 支持プレート
3b 係止穴
3c 係止部
4 連結部
5 アッパーケース
5b ボス穴
5c プレート係止部
5e プレート受け部
6 メンブレンスイッチ
7 ロアーケース
7a 載置面
7b 凹部
Claims (4)
- 昇降可能なキートップと、このキートップに形成した支持軸を軸支可能なボス穴を有するアッパーケースと、前記キートップの昇降に伴って接点の切り換えがされるスイッチ回路を有するメンブレンスイッチとを備え、前記キートップは、前記支持軸が挿通可能な挿通穴を有する支持プレートに連結部で連結され、前記連結部は、前記キートップと前記支持プレートのそれぞれの一端部側を連結し、前記キートップは、他端部側に前記支持軸と同方向に突出する係止突起を形成し、前記支持プレートは、他端部側に前記係止突起が係合可能な係止穴を有し、前記支持プレート上に前記キートップを対向させて重ねると、前記係止突起が前記係止穴に抜け止めされ、前記キートップの上昇が規制されると共に、前記支持軸が前記ボス穴にスライド可能に軸支されることにより、前記キートップが前記連結部により前記支持プレートから離れる方向に弾性付勢され、前記キートップを押圧すると、前記支持軸が前記メンブレンスイッチを押圧して前記スイッチ回路の前記接点の切り換えがされることを特徴とするキースイッチ。
- 前記キートップと前記支持プレートとは、成形加工により前記連結部で連結されて並置された状態で一体形成されており、前記連結部が折り曲げられることにより前記支持プレート上に前記キートップを対向させて重ねたことを特徴とする請求項1記載のキースイッチ。
- 前記アッパーケースは、前記支持プレートをスナップ係止可能なプレート係止部を形成し、前記アッパーケースに前記支持プレートを載置する前記プレート係止部が前記支持プレートをスナップ係止するようにしたことを特徴とする請求項1、又は2に記載のキースイッチ。
- 前記アッパーケースの下部には、前記メンブレンスイッチを載置可能な載置面を有するロアーケースを配設し、このロアーケースの前記載置面は、前記メンブレンスイッチの前記スイッチ回路が位置する部分に凹部を形成したことを特徴する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキースイッチ。
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