JP4011846B2 - プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法及び計算プロセスを実行するフィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法及びプログラム可能なフィールドマウンテッドデバイス - Google Patents

プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法及び計算プロセスを実行するフィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法及びプログラム可能なフィールドマウンテッドデバイス Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法及び計算プロセスを実行するフィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法及びプログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
プロセス自動化技術では、アナログの又はデジタルのプロセス測定量を表す測定信号は、有利にはフィールドマウンテッドデバイス(field mounted device)を使用して発生する。プロセス測定量は例えばマスフローレート、充填レベル、圧力、温度などであり、これらのプロセス測定量は相応のセンサを用いて検出される。
【0003】
通常、このようなフィールドマウンテッドデバイスは相応のデータ伝送システムを介して相互に及び相応のプロセスコントロールコンピュータに接続されている。このプロセスコントロールコンピュータにこのようなフィールドマウンテッドデバイスは測定信号を例えば(4mAから20mAの)電流ループ及び/又はデジタルデータバスを介して送信する。データ伝送システムとしてはとりわけ例えばPROFIBUS-PA,FOUNDATION FIELDBUS,CAN-BUS等々のようなフィールドバスシステム、とりわけシリアルなシステムならびに相応の伝送プロトコルが使用される。
【0004】
プロセスコントロールコンピュータを用いて伝送される測定信号は処理され、相応の測定結果として例えばモニタに視覚化される及び/又は例えばソレノイドバルブ、電気モータなどのようなアクチュエータのための制御信号に変換される。
【0005】
主な機能、すなわち測定信号の発生の他に、現代のフィールドマウンテッドデバイスは、監視すべきプロセスの効率的かつ確実な管理をサポートする数多くの付加的な機能性を有する。これらの付加的な機能性はとりわけこのフィールドマウンテッドデバイスの自己監視、測定値の格納、アクチュエータのための制御信号の発生等々を含む。これらのフィールドマウンテッドデバイスのこの高度な機能性のために徐々にプロセスコントロール機能がフィールドレベルに移され、従ってプロセス管理システムは相応に分散的にオーガナイズされる。さらにこれらの付加的な機能性は例えばフィールドマウンテッドデバイスのスタートアップならびにこのフィールドマウンテッドデバイスとデータ伝送システムとのコネクションにも関連する。
【0006】
フィールドマウンテッドデバイスのこれらの機能及びさらに他の機能は通常はフィールドマウンテッドデバイス電子装置によってインプリメントされる。このフィールドマウンテッドデバイス電子装置はマイクロコンピュータ及びこのマイクロコンピュータの部分である適当なソフトウェアを有する。このソフトウェアはフィールドマウンテッドデバイスのスタートアップの前に又はスタートアップの間にマイクロコンピュータのパーマネントメモリ、例えばPROM又は不揮発性のパーシステントな(persistent)メモリ、例えばEEPROMにプログラムされ、このフィールドマウンテッドデバイスの動作のために揮発性メモリ、例えばRAMにロードされる。
【0007】
フィールドマウンテッドデバイスを用いて監視されるプロセスは装置の構造的な構成の点でも個々のプロセスステップのタイムシーケンスの点でも絶えざる修正を必要とする。相応のやり方でフィールドマウンテッドデバイスは変化するプロセス条件に適応し、さらに発展しなければならない。しかし、これは一方ではセンサを、他方ではとりわけセンサの制御、測定信号の処理又は測定結果の表示ならびにデータ伝送システムとのコミュニケーションのようなインプリメントされた機能を対象とする。
【0008】
フィールドマウンテッドデバイス電子装置にインプリメントされる機能のこのようなリコンフィギュレーションのためには、プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスにおいて主に格納されたソフトウェアの相応の修正が必要である。これらのリコンフィギュレーションは、通常はこのフィールドマウンテッドデバイスに接続された操作ユニットを用いて現場で行われ、例えば個々の測定機器パラメータの変更又は完全な処理プログラムのロードを含みうる。
【0009】
これらのリコンフィギュレーションを実現する1つの方法は、修正すべきソフトウェアを含むメモリを修正されたソフトウェアを含むメモリによって置き換えることに存する。これは例えば個々のメモリ素子を差し替えること又は相応のメモリボードを交換することによって行われる。これは、このフィールドマウンテッドデバイスのハウジングを開き、このフィールドマウンテッドデバイスをこれに応じてスイッチオフする必要がある。
【0010】
さらに別の欠点は、このリコンフィギュレーションの際には場合によっては当該装置領域をシャットダウンする必要があるかもしれないことである。
【0011】
ソフトウェアの格納のために不揮発性メモリ素子を使用する場合には、フィールドマウンテッドデバイス電子装置のリコンフィギュレーションのさらに別の可能性は、修正されたソフトウェアを例えばディスケット、CD-ROM又は磁気テープのような大容量記憶装置からダウンロードバスを介して信号処理ユニットの揮発性メモリへと、例えばRAMへとダウンロードすることである。これに続いて不揮発性メモリにおいて相応に修正すべきソフトウェアを消去し、揮発性メモリにあるソフトウェアによって置き換えることができる。
【0012】
このリコンフィギュレーションにおいてはフィールドマウンテッドデバイスのハウジングを開ける必要はない。しかし、このフィールドマウンテッドデバイスはオフラインに、すなわち動作中止の状態に切り換えなければならない。これによってなるほどリコンフィギュレーションのための時間の浪費は大幅に低減される。しかし、場合によって起こりうる当該装置領域のシャットダウンは排除できない。
【0013】
このようなリコンフィギュレーションにおけるさらに別の欠点は、修正されたソフトウェアが完全にロードされない間は修正すべきソフトウェアがロードされないことである。この状態が長く続けば続くほど、ますます外的な障害、例えばパワー供給の変動が発生してしまう確率が高くなる。このことは、不揮発性メモリの書き込みの際の比較的高いパワー需要のために及びフィールドマウンテッドデバイス、とりわけフェイルセーフデバイスにおける通常は僅少なエネルギリザーブのために、次のことが引き起こされる。すなわち、ロードすべきソフトウェアが、揮発性メモリから消去され、従ってリコンフィギュレーションのためにもはや自由に使用できないということが引き起こされる。これによりリコンフィギュレーションが不完全なまま中断してしまう。このエラー状態は例えばマイクロコンピュータをプリプログラミングされたデフォルト設定にリセットすること及びソフトウェアをあらためてロードすることによって克服される。しかし、このことは、またこのフィールドマウンテッドデバイスのダウンタイムを、場合によっては相応の装置領域のダウンタイムを長びかせることになる。
【0014】
しかし、多くの場合、例えば付加的なエネルギを格納するアキュムレータ及び/又はキャパシタンス回路網による自由に使用可能な電力を増大することによってエラー確率を低減することは、最小のスペース及びパワー需要ならびに最小の回路複雑度を有するフィールドマウンテッドデバイス電子装置の要求と対立する。さらにとりわけ危険性のある領域における多くの用途のためのエネルギ格納回路の格納能力は最大エネルギリザーブに対する相応の基準によって制限される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、オンライン動作においてリコンフィギュレーション可能であり、さらにこのリコンフィギュレーションの間にならびに後でこのリコンフィギュレーションに起因する不確定なエラー状態に陥らないフィールドマウンテッドデバイス電子装置を有するプログラム可能な、とりわけ本質安全フィールドマウンテッドデバイス及びこのようなフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法ならびにフィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法を提供することである。さらにこのフィールドマウンテッドデバイス電子装置においてリコンフィギュレーションの間のエネルギ供給の中断の後でも少なくとも最近実行されたソフトウェアは格納される。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、フィールドマウンテッドデバイスは、測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生するフィールドマウンテッドデバイス電子装置を含み、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、且つフィールドマウンテッドデバイス電子装置はプログラムコードが格納される少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含むメモリ回路と、マイクロプロセッサを有する制御回路とを包含する形式の、プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法であって、該方法は次のステップを有する、すなわち、前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に計算プロセスを実行するステップを有し、該計算プロセスは、プログラム可能な第1のデバイスコンフィギュレーションをパーシステントに格納する、前記メモリ回路の活性化された第1のメモリ領域にデータ読み出しアクセスし、前記第1のメモリ領域を不活性化するステップを有し、該ステップは前記計算プロセスが前記第1のメモリ領域にアクセスすることを阻むことを含み、不活性化された第1のメモリ領域へのデータ読み出し及び書き込みアクセスを有する第1のコンフィギュレーションプロセスを実行し、前記第2のメモリ領域において第2のデバイスコンフィギュレーションを修正するために前記第2のメモリ領域にデータを格納し、プログラム可能な第2のデバイスコンフィギュレーションをパーシステントに格納する、前記メモリ回路の不活性化された第2のメモリ領域を活性化するステップを有し、該ステップは前記計算プロセスに前記第2のメモリ領域へのデータ読み出しアクセスを許可することを有する、メモリを有するフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションすることによって解決される。
【0017】
さらに、上記課題は、プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスにおいて、測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生させるフィールドマウンテッドデバイス電子装置を有し、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、前記フィールドマウンテッドデバイス電子装置は、少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含む不揮発性メモリ回路を有し、前記メモリ領域はパーシステントにプログラムコードを格納し、マイクロプロセッサを備えた制御回路を有し、前記マイクロプロセッサは前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に活性化された前記メモリ回路のメモリ領域に読み出しアクセスし、前記メモリ回路の少なくとも1つの第1のメモリ領域が選択的に活性化され、前記メモリ回路の少なくとも1つの第2のメモリ領域が選択的に不活性化され、前記第1のメモリ領域は第1のデバイスコンフィギュレーションを表す第1のプログラムコードをパーシステントに格納し、前記第2のメモリ領域は第2のデバイスコンフィギュレーションを表す第2のプログラムコードをパーシステントに格納し、前記制御回路は前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に選択信号を発生するために構成されており、前記選択信号は前記メモリ回路の前記第2のメモリ領域を活性化して前記第2のデバイスコンフィギュレーションを表す第2のプログラムコードを含む活性化されたメモリ領域をつくり、前記選択信号は前記メモリ回路の前記第1のメモリ領域を不活性化して前記第1のデバイスコンフィギュレーションを表す第1のプログラムコードを格納するための不活性化されたメモリ領域をつくることによって解決される。
【0018】
さらに上記課題は、フィールドマウンテッドデバイスは、測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生するフィールドマウンテッドデバイス電子装置を含み、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、且つフィールドマウンテッドデバイス電子装置はプログラムコードが格納される少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含むメモリ回路と、マイクロプロセッサを有する制御回路とを包含する形式の、計算プロセスを実行するフィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法であって、該方法は次のステップを有する、すなわち、前記フィールドマウンテッドデバイスのための第1のプログラム可能なコンフィギュレーションをパーシステントに格納する第1のメモリ領域を活性化し、前記計算プロセスに前記第1のメモリ領域に対するリードアクセスを許可し、前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを実行し、前記計算プロセスが前記第2のメモリ領域にアクセスすることを阻み、コンフィギュレーションプロセスに排他的に前記第2のメモリ領域にアクセスすることを許可し、フィールドマウンテッドデバイス用の第2のプログラム可能なコンフィギュレーションをコンフィギュレートし、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションは不活性化された第2のメモリ領域にパーシステントに格納され、前記計算プロセスはその第2のメモリ領域に現在はリードアクセスしないが、第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正がされ、計算プロセスによって前記第2のメモリ領域のコンフィギュレーションをコーディネートし、前記第2のメモリ領域のコンフィギュレーションのコーディネーションは以下のステップを有する、すなわち、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正による前記第2のメモリ領域のコンフィギュレーションの間に計算プロセスによって前記第1のメモリ領域において同時に前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを実行するステップと、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正により前記第2のメモリ領域をコンフィギュレートし終わると前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを格納する前記第1のメモリ領域を不活性化するステップと、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正により前記第2のメモリ領域をコンフィギュレートし終わると該第2のメモリ領域を活性化し、前記計算プロセスに第2のメモリ領域へのリードアクセスを許可するステップと、修正ステップの後で前記計算プロセスが前記第2のメモリ領域にアクセスすることを許可するステップを有することによって解決される。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明では、フィールドマウンテッドデバイスは、測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生するフィールドマウンテッドデバイス電子装置を含み、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、且つフィールドマウンテッドデバイス電子装置はプログラムコードが格納される少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含むメモリ回路と、マイクロプロセッサを有する制御回路とを包含する形式の、プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法であって、該方法は次のステップを有する、すなわち、前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に計算プロセスを実行するステップを有し、該計算プロセスは、プログラム可能な第1のデバイスコンフィギュレーションをパーシステントに格納する、前記メモリ回路の活性化された第1のメモリ領域にデータ読み出しアクセスし、前記第1のメモリ領域を不活性化するステップを有し、該ステップは前記計算プロセスが前記第1のメモリ領域にアクセスすることを阻むことを含み、不活性化された第1のメモリ領域へのデータ読み出し及び書き込みアクセスを有する第1のコンフィギュレーションプロセスを実行し、前記第2のメモリ領域において第2のデバイスコンフィギュレーションを修正するために前記第2のメモリ領域にデータを格納し、プログラム可能な第2のデバイスコンフィギュレーションをパーシステントに格納する、前記メモリ回路の不活性化された第2のメモリ領域を活性化するステップを有し、該ステップは前記計算プロセスに前記第2のメモリ領域へのデータ読み出しアクセスを許可することを有する。
【0020】
さらに、本発明では、プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスにおいて、
測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生させるフィールドマウンテッドデバイス電子装置を有し、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、前記フィールドマウンテッドデバイス電子装置は、少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含む不揮発性メモリ回路を有し、前記メモリ領域はパーシステントにプログラムコードを格納し、マイクロプロセッサを備えた制御回路を有し、前記マイクロプロセッサは前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に活性化された前記メモリ回路のメモリ領域に読み出しアクセスし、前記メモリ回路の少なくとも1つの第1のメモリ領域が選択的に活性化され、前記メモリ回路の少なくとも1つの第2のメモリ領域が選択的に不活性化され、前記第1のメモリ領域は第1のデバイスコンフィギュレーションを表す第1のプログラムコードをパーシステントに格納し、前記第2のメモリ領域は第2のデバイスコンフィギュレーションを表す第2のプログラムコードをパーシステントに格納し、前記制御回路は前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に選択信号を発生するために構成されており、前記選択信号は前記メモリ回路の前記第2のメモリ領域を活性化して前記第2のデバイスコンフィギュレーションを表す第2のプログラムコードを含む活性化されたメモリ領域をつくり、前記選択信号は前記メモリ回路の前記第1のメモリ領域を不活性化して前記第1のデバイスコンフィギュレーションを表す第1のプログラムコードを格納するための不活性化されたメモリ領域をつくる。
【0021】
さらに、本発明では、フィールドマウンテッドデバイスは、測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生するフィールドマウンテッドデバイス電子装置を含み、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、且つフィールドマウンテッドデバイス電子装置はプログラムコードが格納される少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含むメモリ回路と、マイクロプロセッサを有する制御回路とを包含する形式の、計算プロセスを実行するフィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法であって、該方法は次のステップを有する、すなわち、前記フィールドマウンテッドデバイスのための第1のプログラム可能なコンフィギュレーションをパーシステントに格納する第1のメモリ領域を活性化し、前記計算プロセスに前記第1のメモリ領域に対するリードアクセスを許可し、前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを実行し、前記計算プロセスが前記第2のメモリ領域にアクセスすることを阻み、コンフィギュレーションプロセスに排他的に前記第2のメモリ領域にアクセスすることを許可し、フィールドマウンテッドデバイス用の第2のプログラム可能なコンフィギュレーションをコンフィギュレートし、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションは不活性化された第2のメモリ領域にパーシステントに格納され、前記計算プロセスはその第2のメモリ領域に現在はリードアクセスしないが、第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正がされ、計算プロセスによって前記第2のメモリ領域のコンフィギュレーションをコーディネートし、前記第2のメモリ領域のコンフィギュレーションのコーディネーションは以下のステップを有する、すなわち、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正による前記第2のメモリ領域のコンフィギュレーションの間に計算プロセスによって前記第1のメモリ領域において同時に前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを実行するステップと、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正により前記第2のメモリ領域をコンフィギュレートし終わると前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを格納する前記第1のメモリ領域を不活性化するステップと、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正により前記第2のメモリ領域をコンフィギュレートし終わると該第2のメモリ領域を活性化し、前記計算プロセスに第2のメモリ領域へのリードアクセスを許可するステップと、修正ステップの後で前記計算プロセスが前記第2のメモリ領域にアクセスすることを許可するステップを有する。
【0022】
本発明の方法の有利な実施形態は各従属請求項に記載されている。
【0023】
本発明の利点は、フィールドマウンテッドデバイス電子装置の瞬時のコンフィギュレーションを表す第1のプログラムコードがリコンフィギュレーションの間に変更なしにロードされ、従って実行されるソフトウェアが常にコンシステントな状態にあることである。フィールドマウンテッドデバイス電子装置はこのリコンフィギュレーションの間に機能しうるので、このリコンフィギュレーションはフィールドマウンテッドデバイスの動作中にも実施される。
【0024】
本発明のさらに別の利点は、第1のコンフィギュレーションの不活性化及び第2のコンフィギュレーションの活性化が同時に行われ、さらに外部からのパワー供給の停止の場合でもこのようなフィールドマウンテッドデバイス、とりわけ本質安全デバイスにおいて通常格納されるエネルギリザーブによって確実にかつコンシステントに終了されることである。
【0025】
【実施例】
本発明ならびに他の利点を図面に図示された実施例に基づいて詳しく説明する。同一の部材には全ての図面において同一の参照符号が付けられている。
【0026】
図1にはブロック回路図の形式でフィールドマウンテッドデバイスの実施例が図示されている。このフィールドマウンテッドデバイスは、少なくとも1つのプロセス測定量x11、例えばタンクの充填レベル、流れる液体のボリュームフローレート及び/又はマスフローレート又は圧力、媒質のpH値及び/又は温度などを表すアナログ又はデジタル測定信号x12を発生するために使用される。
【0027】
データ、例えば測定信号x12を他の方法プロセスを監視する及び/又はコントロールする情報システム、例えば格納プログラム制御部及び/又はプロセスコントロールコンピュータに送信するために、及び/又は、データを受信するために、例えば設定値を受信するために、このフィールドマウンテッドデバイスはフィールドマウンテッドデバイス電子装置1を含み、このフィールドマウンテッドデバイス電子装置1はコミュニケーションインターフェース11を用いて外部バスシステム2に結合されている。このようなバスシステム、例えばPROFIBUS-PA,FIELDBUS,CAN-BUS等々は前述のデータ伝送の他に通常は接続されたフィールドマウンテッドデバイスのパワー供給に使用される。
【0028】
コミュニケーションインターフェース11としては2線式インターフェース、例えば標準インターフェースRS−485又は4mAから20mA電流ループ及びマルチワイヤインターフェース、例えば標準インターフェースRS422、TTY等々ならびに相応の伝送プロトコルが使用される。
【0029】
コミュニケーションインターフェース11の構成に応じて、フィールドマウンテッドデバイスは直接的に又はリモートI/Oモジュールを介してバスシステム2に接続される。後者のケースでは、スマートプロトコル、例えばHART、INTENSOR等々が使用され、このスマートプロトコルではアナログ測定信号x12はデジタルデータの伝送のために周波数変調又は振幅変調される。
【0030】
本発明の有利な実施形態によれば、フィールドマウンテッドデバイスにはさらにプロセス測定量x11に反応するセンサ3が接続されている。このセンサ3は、プロセス測定量x11をこのプロセス測定量を表すセンサ信号x31に、とりわけアナログ信号、例えば信号電流、信号電圧に又は周波数信号に変換する。センサ3は、例えばコリオリ・マスフローレートセンサ、電磁ボリューメトリックフローセンサ、圧力トランスミッタ、pH電極装置、温度センサ、レベルセンサ等々であってもよい。
【0031】
図1によればセンサ3によって発生されるセンサ信号x31はフィールドマウンテッドデバイス電子装置1のコンバータ回路13の入力側に印加される。このコンバータ回路13は、この信号をデジタルセンサ信号x32に変換するために使用される。このために、センサ信号x31はアンチエイリアシングフィルタに通され、サンプリングされ、ホールドされ、相応のA/D変換器によってデジタル化される。このデジタルセンサ信号x32はコンバータ回路13の出力側からアドレス指定可能な信号ポートを介してフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の内部バスシステム12のデータバスに印加される。もちろん、コンバータ回路13を介して内部バスシステム12に接続されたセンサ3の他に又はこのようなセンサ3の代わりに、さらに別のフィールドマウンテッドデバイス、とりわけ測定データを送信するデバイスを相応のインターフェースを介して内部バスシステム12に接続することができる。
【0032】
センサ信号x31のデジタル化の他に、フィールドマウンテッドデバイス電子装置1はさらにデジタルセンサ信号x32を測定信号x12に変換しならびに伝送プロトコルを生成するために使用される。さらに、このフィールドマウンテッドデバイス電子装置1は場合によってはセンサ3に制御信号を、とりわけ電気的に又は電気機械的にセンサ3を励起するために使用される信号を供給する。
【0033】
フィールドマウンテッドデバイス電子装置1は有利にはフィールドマウンテッドデバイスの唯一の電子装置ハウジングに収容されている。センサモジュール及び信号処理モジュールを有するモジュラーフィールドマウンテッドデバイスの場合には測定電子装置は、これら2つのモジュールに分散して配置される。
【0034】
フィールドマウンテッドデバイス電子装置1をインプリメントするためには、例えば従来のASIC技術及び/又はSMD技術が適用される。
【0035】
上記のようなフィールドマウンテッドデバイスの動作時間の間に、通常はユーザの側から及び/又は製造者の側からフィールドマウンテッドデバイス電子装置1にインプリメントされる1つ又は複数の修正が惹起される。これらの修正は例えばフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の再較正、インプリメントされた評価プロシージャの改善及び/又は伝送プロトコルの修正を含みうる。
【0036】
従って、現代のフィールドマウンテッドデバイスでは、相応の修正が予期されるこのような信号処理ルーチンは通常は固定的にプログラミングされたソフトウェアとしてパーシステント(persistent)に格納されている。「パーシステントに」とは次のことを意味する。すなわち、このソフトウェアが一方でとりわけエネルギ供給の中断の後のフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の再スタートの後でも読み出されて実行されることを意味し、他方でこのソフトウェアがとりわけフィールドマウンテッドデバイス電子装置1のリコンフィギュレーションのために再プログラミングされることを意味する。
【0037】
それゆえ、図1によれば、フィールドマウンテッドデバイス電子装置1は少なくとも1つのマイクロプロセッサ141を有する制御回路14を有する。このマイクロプロセッサ141は有利にはバスシステム12を介してデジタルセンサ信号x32ならびにこのフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の不揮発性データメモリ回路15にパーシステントに格納されたソフトウェアにアクセスする。さらに、バスシステム2を介してフィールドマウンテッドデバイス電子装置1と通信する外部プロセスもデータメモリ回路15にデータ書き込みのために及び/又はデータ読み出しのためにアクセスでき、従って格納されたソフトウェアにもアクセスできる。
【0038】
データメモリ回路15は例えば1つ又は複数のEEPROM回路によって実現されうる。もちろん、当業者には周知の他の不揮発性メモリ回路、例えばフラッシュEEPROM回路、EPROM回路及び/又はCMOS回路もデータメモリ回路15に使用できる。
【0039】
高速な信号処理ルーチン、とりわけリアルタイムに実行されるルーチンの実現のためには、フィールドマウンテッドデバイス電子装置1は有利にはメインメモリとして使用される高速アクセス揮発性データメモリ回路16を含む。この揮発性データメモリ回路16にはしばしば実行されるべきプログラムコードが例えばデータメモリ回路15からロードされる。このデータメモリ回路16は例えば内部バスシステム12を介して制御回路14に結合されている及び/又はキャッシュメモリとして直接的にこの制御回路14に統合されている。データメモリ回路16としては例えばスタティック及び/又はダイナミックRAM回路が使用される。
【0040】
さらに、フィールドマウンテッドデバイス電子装置1はエネルギ格納電子装置17、例えばエネルギ格納アキュムレータ及び/又はキャパシタンス回路網を含む。これは、有利にはデータメモリ回路15への少なくとも1つのデータ書き込みアクセスに必要とされるエネルギを、とりわけバスシステム2をするエネルギ供給が中断している間でも、格納するために使用される。
【0041】
データメモリ回路15に格納されるソフトウェアは図2によれば少なくとも1つの第1のプログラムコードC151を含む。この第1のプログラムコードC151はこのフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の第1のコンフィギュレーションを表し、データメモリ回路15の活性化された第1のメモリ領域151を占めている。この場合、「活性化されたメモリ領域」とは次のことを意味する。すなわち、マイクロプロセッサ141において実行される少なくとも1つの計算プロセスtsk1がデータ読み出しアクセスをこのメモリ領域に行い、格納されたプログラムコード、例えばプログラムコードC151を実行することを意味する。「不活性化されたメモリ領域」とはこれに相応して次のことを意味する。すなわち、この瞬間にマイクロプロセッサ141において実行される計算プロセスがこのメモリ領域にデータ読み出し又はデータ書き込みアクセスを行わないことを意味する。
【0042】
フィールドマウンテッドデバイス電子装置1のリコンフィギュレーションのためには、本発明の特徴的な構成により、プログラムコードC151が、インプリメントされたこのソフトウェアの再プログラミングに使用される、このフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の第2のコンフィギュレーションを表す第2のプログラムコードC152によって置き換えられる。この結果、図2において一点鎖線の矢印でシンボリックに図示されているようにこの第2のプログラムコードC152がプログラムコードC151の代わりに計算プロセスtsk1によって実施可能になる乃至は実施される。図1によれば、実施されるソフトウェアの修正のために、データメモリ回路15はさらに少なくとも1つの活性化可能な第2のメモリ領域152を含み、この第2のメモリ領域152にはプログラムコードC152が格納されている。このプログラムコードは完全なプログラム、例えば測定信号x12を発生する信号処理ルーチン、個々のプログラムステップ及び/又はプログラムパラメータとしてコード化されたこのフィールドマウンテッドデバイスに対する較正データである。
【0043】
さらに、コミュニケーションインターフェースの実現のために及び/又は周辺表示素子及び操作素子を駆動するために使用されるルーチンもプログラムコードとしてデータメモリ回路15に格納することができる。上記のようなプログラムコードは製造者によってもユーザによってもとりわけフィールドマウンテッドデバイスのスタートアップの間に又は後に生成され、データメモリ回路15にインプリメントすることができる。
【0044】
図3によればフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の動作中に計算プロセスtsk1は方法ステップ100として図示されている時間インターバルの間にメモリ領域151にデータ読み出しアクセスを行う。従って、この方法ステップ100においてプログラムコードC151は少なくとも一時的には計算プロセスtsk1で実行される。他の方法ステップ200においてプログラムコードC152を作成するために、第1のコンフィギュレーションプロセスtsk2がスタートされる。この第1のコンフィギュレーションプロセスtsk2は相応の、例えば手動で入力される修正データTDをデータメモリ回路15に送信する。このために有利にはこのコンフィギュレーションプロセスtsk2はこのデータメモリ回路15にデータ書き込みアクセスもデータ読み出しアクセスも行う。
【0045】
コンフィギュレーションプロセスtsk2は、例えばフィールドマウンテッドデバイス電子装置1において又はコミュニケーションインターフェース11に前述のモデムを介して接続された外部プログラミング機器において実行されるエディタプログラムであるか、又は、大容量記憶装置から修正データTDをデータメモリ回路15にロードするルーチンである。コンフィギュレーションプロセスtsk2は、修正データTDをバスシステム2を介して送信する外部プログラミング機器で実行することもできる。
【0046】
本発明の1つの利点は、フィールドマウンテッドデバイスがフィールドマウンテッドデバイス電子装置1のリコンフィギュレーションの間でも測定モードに留まっていられること、すなわち、このリコンフィギュレーションの間でも常に実行可能なソフトウェアがデータメモリ回路15に格納されていることである。このために、メモリ領域151は図3に図示されているようにコンフィギュレーションプロセスtsk2のスタートの後でも活性化されており、この結果、少なくとも前述の計算プロセスtsk1は瞬時に有効な第1のコンフィギュレーションを表すプログラムコードC151を相変わらず実行することができる。
【0047】
計算プロセスtsk1及びコンフィギュレーションプロセスtsk2を含むこのようなマルチユーザ環境において、データメモリ回路15へのデータ読み出し及び/又はデータ書き込みアクセスは、実行可能なソフトウェア、とりわけ所定の測定課題に合致したソフトウェアが常に活性化されているようにコーディネートされなければならない。従って、測定課題に関して実行されるソフトウェアのインコンシステンシ(inconsistency)をもたらしうる修正は阻止されるべきである。このために、制御回路14において方法ステップ400でコーディネーションプロセスtsk4がスタートされる。このコーディネーションプロセスtsk4は、データメモリ回路15へのデータ読み出し及び/又はデータ書き込みアクセスをマイクロプロセッサ141で実行されているプロセスによって、とりわけコンフィギュレーションプロセスtsk2及び/又は計算プロセスtsk1によって制御する。
【0048】
コーディネーションプロセスtsk4は例えばフィールドマウンテッドデバイス電子装置1にインプリメントされたデータベースのパーシステンシマネージャ(persistency manager)によって実施される。このパーシステンシマネージャはこのデータベースのより上位のレベルにあるトランザクションマネージャによって制御される。このデータベースもソフトウェアとしてデータメモリ回路15にパーシステントに格納されている。このソフトウェアの実行のために、このパーシステンシマネージャ及び場合によってはトランザクションマネージャもデータメモリ回路16にロードされる。
【0049】
コンフィギュレーションプロセスtsk2のスタートの後でこのコンフィギュレーションプロセスtsk2は方法ステップ401において制御回路14で実行されているコーディネーションプロセスtsk4にレジスタされる。
【0050】
次いでこのコーディネーションプロセスtsk4は瞬時に不活性化されているメモリ領域152をこのコンフィギュレーションプロセスtsk2のためにリザーブする。すなわち、方法ステップ201においてこのコンフィギュレーションプロセスtsk2は排他的にこのメモリ領域152へのデータ書き込みアクセスを許可される。従って、場合によってはこのコンフィギュレーションプロセスtsk2に対してパラレルに実行されるコンフィギュレーションプロセスはメモリ領域152にデータを書き込みことができない。
【0051】
この後で、データメモリ回路15への修正データTDの前述の送信がこのコンフィギュレーションプロセスtsk2によって行われる。これは方法ステップ202に示されている。プログラムコードC152がコンフィギュレーションプロセスtsk2によって完全に、とりわけエラーなしにメモリ領域152に伝送された後で、このコンフィギュレーションプロセスtsk2は方法ステップ203において伝送の終了(end-of-transmission)を示す命令EOTをコーディネーションプロセスtsk4に送信する。
【0052】
フィールドマウンテッドデバイス電子装置1のリコンフィギュレーションのためには、今やプログラムコードC152を有するこのメモリ領域152が活性化されるだけでよい。一度にこのフィールドマウンテッドデバイス電子装置1の1つのコンフィギュレーションだけが有効であり、すなわち同時にメモリ領域151,152のうちのせいぜい1つが活性化されればよいので、予めこの時までに活性化されていたメモリ領域151がまず不活性化されなければならない。
【0053】
図3によれば、メモリ領域151の不活性化及びメモリ領域152の活性化はコーディネーションプロセスtsk4によって制御される1つの方法ステップ500において実施される。メモリ領域151の不活性化及びメモリ領域152の活性化のためのデジタル選択信号x14が制御回路14によって発生される。選択信号x14は例えばデータメモリ回路15にアドレス指定され送信される書き込み命令であればよく、メモリ領域151を指示するパーシステントに格納された第1のブランチアドレスをメモリ領域152を指示する第2のブランチアドレスによって置き換えることに使用される。さらに、選択信号x14として使用される書き込み命令は、計算プロセスを制御する第1のブランチアドレスのコード化された識別ラベルを第2のブランチアドレスのコード化された識別ラベルによって置き換えることもできる。
【0054】
メモリ領域151、152は、実際にはエクスチェンジバッファ(exchange buffer)として動作されるので、フィールドマウンテッドデバイス電子装置1はほんの短時間だけ、すなわち活性化されたメモリ領域151から活性化されたメモリ領域152への切り換え時間の間だけクリティカルな状態にある。このクリティカルな状態の間には第1のコンフィギュレーションは動作中止されておりかつ第2のコンフィギュレーションはまだ動作状態になっていない。メモリ領域151、152の切り換えは、データメモリ回路15への一回だけのデータ書き込みアクセスによって行われ、かつ、とりわけエネルギ格納回路17に蓄積されたエネルギリザーブによって簡単にバッファされる。従って、リコンフィギュレーションの間及び/又は前述の外部エネルギ供給の中断の後でも、瞬時に有効なソフトウェアは、すなわちこのフィールドマウンテッドデバイス電子装置1は常に実行可能な状態にある。
【0055】
方法ステップ500の終了後に計算プロセスtsk1は図3に概略的に方法ステップ101として図示されているようにメモリ領域152に格納されたプログラムコードC152を実行することができる。もちろん、活性化されたプログラムコードC152は上記のやり方で他のプログラムコードによって置き換えることもできる。
【0056】
本発明の方法の有利な実施形態によれば、コンフィギュレーションプロセスtsk2のスタートの前にメモリ領域151にあるプログラムコードC151はマイクロプロセッサ141により制御される読み出し/書き込み処理によってメモリ領域152に伝送され、こうしてプログラムコードC151のバックアップコピーが格納される。これによって、プログラムコードC151は、メモリ領域151におけるソフトウェアエラー及び/又はハードウェアエラーの場合でも高い確率で使用することができ、例えばメモリ領域152を活性化するさらに別の選択信号によって簡単なやり方で再活性化されうる。プログラムコードC151のコピーは、例えばプログラムコードC151のロードの直後に又はメモリ領域151の活性化の直後に行われうる。類似のやり方でプログラムコードC152はメモリ領域151の不活性化の後でメモリ領域152からメモリ領域151へとコピーされる。
【0057】
データメモリ回路15は有利にはメモリ領域151、152を含むモノリシック回路として構成される。メモリ領域151及び/又はメモリ領域152は固定的に又は取り外し可能にバスシステム12に結合されたモジュールとして構成することもできる。この取り外し可能な接続は、有利にはプラグイン接続である。後者の場合には、活性化されたメモリ領域152は、外部のデータメモリ回路、例えばフィールドマウンテッドデバイス電子装置1に接続された前述のプログラミング機器のデータメモリ回路としてインプリメントされる。このプログラミング機器にはフィールドマウンテッドデバイス電子装置1が少なくとも一時的にデータ読み出しアクセスを行う。
【0058】
本発明のフィールドマウンテッドデバイスの他の有利な実施形態によれば、データメモリ回路15は、さらに、フィールドマウンテッドデバイスの第3のコンフィギュレーションを表すソフトウェアの第3のプログラムコードC153を格納するための、一時的に活性化可能な第3のメモリ領域153を含む。
【0059】
本発明の方法の他の有利な実施形態によれば、図4に方法ステップ300として図示されているように、コーディネーションプロセスtsk4においてコンフィギュレーションプロセスtsk2をレジスタした後で、第2のコンフィギュレーションプロセスtsk3をスタートし、この結果2つのコンフィギュレーションプロセスtsk2、tsk3がパラレルに、すなわち実際的には同時に実行される。次いで方法ステップ402でコーディネーションプロセスtsk4においてコンフィギュレーションプロセスtsk3も同様にレジスタされ、方法ステップ301において瞬時に不活性化されているメモリ領域153がこのコンフィギュレーションプロセスtsk3のためにリザーブされる。このメモリ領域153のリザーブはメモリ領域152のリザーブと同様に行われ、この結果、コンフィギュレーションプロセスtsk3は排他的にメモリ領域153へのデータ書き込みアクセスを行う。コーディネーションプロセスtsk4によって、同時に、例えば計算プロセスtsk1のような計算プロセスがこのメモリ領域153にデータ読み込みアクセスも書き込みアクセスもできないように、このメモリ領域153は調整される。
【0060】
さらに、コンフィギュレーションプロセスtsk2もデータをメモリ領域153に書き込むことはできない。
【0061】
本発明の方法のさらに別の有利な実施形態によれば、コンフィギュレーションプロセスtsk2をレジスタした後で、メモリ領域152はコーディネーションプロセスtsk4によって次のように調整される。すなわち、コンフィギュレーションプロセスtsk3がメモリ領域152にデータ読み出しアクセスできるように調整される。従って、コンフィギュレーションプロセスtsk2によりメモリ領域152において行われるソフトウェアの修正はコンフィギュレーションプロセスtsk3によってフォロウされ、プログラムコードC153の作成の際に考慮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィールドマウンテッドデバイス電子装置を有するプログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスの実施例の概略的なブロック回路図である。
【図2】図1のフィールドマウンテッドデバイス電子装置のリコンフィギュレーションのための方法の有利な実施例のブロック線図である。
【図3】フィールドマウンテッドデバイス電子装置のリコンフィギュレーションのための本発明の方法のタイムシーケンスを概略的に示すフローチャートである。
【図4】フィールドマウンテッドデバイス電子装置のリコンフィギュレーションのための本発明の方法の実施形態のタイムシーケンスを概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フィールドマウンテッドデバイス電子装置
2 外部バスシステム
3 センサ
11 コミュニケーションインターフェース
12 内部バスシステム
13 コンバータ回路
14 制御回路
141 マイクロプロセッサ
15 データメモリ回路
151 第1のメモリ領域
152 第2のメモリ領域
153 第3のメモリ領域
16 データメモリ回路
17 エネルギ格納回路
x11 プロセス測定量
x12 測定信号
x14 デジタル選択信号
x31 センサ信号
x32 デジタルセンサ信号
151 第1のプログラムコード
152 第2のプログラムコード
153 第3のプログラムコード
tsk1 計算プロセス
tsk2 第1のコンフィギュレーションプロセス
tsk3 第2のコンフィギュレーションプロセス
tsk4 コーディネーションプロセス
TD 修正データ

Claims (14)

  1. フィールドマウンテッドデバイスは、測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生するフィールドマウンテッドデバイス電子装置を含み、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、且つフィールドマウンテッドデバイス電子装置はプログラムコードが格納される少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含むメモリ回路と、マイクロプロセッサを有する制御回路とを包含する形式の、プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法であって、該方法は次のステップを有する、すなわち、
    前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に計算プロセスを実行するステップを有し、
    該計算プロセスは、
    プログラム可能な第1のデバイスコンフィギュレーションをパーシステントに格納する、前記メモリ回路の活性化された第1のメモリ領域にデータ読み出しアクセスし、
    前記計算プロセスと並列に実行されるコンフィギュレーションプロセスを実行するステップを有し、
    該コンフィギュレーションプロセスは、
    前記第2のメモリ領域において第2のデバイスコンフィギュレーションに修正するために前記第2のメモリ領域にデータを格納し、
    前記計算プロセスと前記コンフィギュレーションプロセスの前記メモリ回路へのアクセスを調整するコーディネーションプロセスを実行するステップを有し、
    該コーディネーションプロセスは、
    前記第1のメモリ領域を不活性化するサブステップを実行し、該サブステップは前記計算プロセスが前記第1のメモリ領域にアクセスすることを阻むことを含み、
    プログラム可能な第2のデバイスコンフィギュレーションをパーシステントに格納する、前記メモリ回路の不活性化された第2のメモリ領域を活性化するサブステップを実行し、該サブステップは前記計算プロセスに前記第2のメモリ領域へのデータ読み出しアクセスを許可することを含み
    前記第1のメモリ領域と第2のメモリ領域の切り換えは、前記メモリ回路への少なくとも1回の書き込みアクセスのためのエネルギを格納するように構成されているエネルギ格納回路に蓄積されているエネルギによってバッファされる、
    メモリを有するフィールドマウンテッドデバイスをリコンフィギュレーションするための方法。
  2. 不活性化された第3のメモリ領域へのデータ読み出し及び書き込みアクセスを有する第2のコンフィギュレーションプロセスを実行するステップを有し、
    該第2のコンフィギュレーションプロセスは、前記第3のメモリ領域にデータを格納することを含む、請求項記載の方法。
  3. 第1のデバイスコンフィギュレーションを第2のメモリ領域に格納するステップを有する、請求項1記載の方法。
  4. 第1のメモリ領域を不活性化し第2のメモリ領域を活性化するために前記第1のメモリ領域を指示する第1のブランチアドレスの上に前記第2のメモリ領域を指示する第2のブランチアドレスを1回の書き込みアクセスにおいて上書きするステップを有する、請求項1記載の方法。
  5. 第1のメモリ領域においてハードウェア又はソフトウェアエラーが発生する場合に前記第1のメモリ領域を不活性化するステップを有し、
    前記エラーが発生する場合に第2のメモリ領域を活性化するステップを有する、請求項記載の方法。
  6. 第1のデバイスコンフィギュレーションを第1のメモリ領域から第2のメモリ領域へとコピーするステップを有する、請求項記載の方法。
  7. コピーステップの間に計算プロセスによって第1のメモリ領域において第1のデバイスコンフィギュレーションを実行するステップを有する、請求項記載の方法。
  8. 請求項1乃至7記載のいずれか1つの方法を実行するプログラム可能なフィールドマウンテッドデバイス。
  9. プログラム可能なフィールドマウンテッドデバイスにおいて、
    測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生させるフィールドマウンテッドデバイス電子装置を有し、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、前記フィールドマウンテッドデバイス電子装置は、
    少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含む不揮発性メモリ回路を有し、前記メモリ領域はパーシステントにプログラムコードを格納し、
    マイクロプロセッサを備えた制御回路を有し、前記マイクロプロセッサは前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に活性化された前記メモリ回路のメモリ領域に読み出しアクセスし、
    前記メモリ回路の少なくとも1つの第1のメモリ領域が選択的に活性化され、前記メモリ回路の少なくとも1つの第2のメモリ領域が選択的に不活性化され、前記第1のメモリ領域は第1のデバイスコンフィギュレーションを表す第1のプログラムコードをパーシステントに格納し、前記第2のメモリ領域は第2のデバイスコンフィギュレーションを表す第2のプログラムコードをパーシステントに格納し、
    不活性化されたメモリ領域において第2のプログラムコードを修正するように構成されたコンフィギュレーションデバイスを有し、
    前記制御回路は、第2のプログラムコードを修正するために不活性化されたメモリ領域への読み出し及び書き込みアクセスをコンフィギュレーションデバイスに許可するように構成され、
    前記制御回路はさらに、前記フィールドマウンテッドデバイスのオンライン動作の間に選択信号を発生するために構成されており、前記選択信号は前記メモリ回路の前記第2のメモリ領域を活性化して前記第2のデバイスコンフィギュレーションを表す第2のプログラムコードを含む活性化されたメモリ領域をつくり、前記選択信号は前記メモリ回路の前記第1のメモリ領域を不活性化して前記第1のデバイスコンフィギュレーションを表す第1のプログラムコードを格納するための不活性化されたメモリ領域をつく第2のプログラムコードを含むメモリ領域への読み出しアクセスを前記第2のプログラムコードを実行するためにマイクロプロセッサに許可するように構成されたものであり、
    前記第1のメモリ領域と第2のメモリ領域の切り換えをバッファするための前記メモリ回路への少なくとも1回の書き込みアクセスのためのエネルギを格納するように構成されているエネルギ格納回路をさらに有するプログラム可能なフィールドマウンテッドデバイス。
  10. 第2のプログラムコードを含む不活性化されたメモリ領域は該メモリ領域に相応するブランチアドレスをメモリ回路に書き込むことによって活性化される、請求項記載のデバイス。
  11. 第1のプログラムコードを含む活性化されたメモリ領域は、メモリ回路において該メモリ領域に相応するブランチアドレスに第2のプログラムコードを含むメモリ領域に相応するブランチアドレスを上書きすることによって不活性化される、請求項記載のデバイス。
  12. フィールドマウンテッドデバイスは、測定すべきプロセス測定量を表す測定信号を発生するフィールドマウンテッドデバイス電子装置を含み、該フィールドマウンテッドデバイス電子装置は前記プロセス測定量に反応するセンサと接続されており、且つフィールドマウンテッドデバイス電子装置はプログラムコードが格納される少なくとも2つの不揮発性のメモリ領域を含むメモリ回路と、マイクロプロセッサを有する制御回路とを包含する形式の、計算プロセスを実行するフィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法であって、前記計算プロセスとに加えて、コンフィギュレーションプロセスとコーディネーションプロセスを具備し、
    前記計算プロセスが
    前記フィールドマウンテッドデバイスのための第1のプログラム可能なコンフィギュレーションをパーシステントに格納する第1のメモリ領域に対して、リードアクセスし、前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを実行し、その間に、
    前記コンフィギュレーションプロセスは前記コーディネーションプロセスにより排他的に前記第2のメモリ領域にアクセスすることを許可され
    フィールドマウンテッドデバイス用の第2のプログラム可能なコンフィギュレーションのデータを第2のメモリ領域にパーシステントに格納し、第2のプログラム可能なコンフィギュレーションのデータの修正がされ、
    前記コーディネーションプロセスはコンフィギュレーションプロセスの開始時にこのプロセスをレジスタし、コンフィギュレーションプロセスの終了時に、このプロセスの終了の通知を受信し、前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションの修正により前記第2のメモリ領域をコンフィギュレートし終わると前記第1のプログラム可能なコンフィギュレーションを格納する前記第1のメモリ領域を不活性化し、瞬時に、該第2のメモリ領域を活性化するステップとからなり、
    前記計算プロセスは前記第1のメモリ領域が不活性化された時前記計算プロセスは第1のメモリ領域のアクセスを失い、前記第2のメモリ領域が活性化したとき第2の領域から前記修正されリコンフィギュレーションされたデータを読み出して前記第2のプログラム可能なコンフィギュレーションを実行するものであり、
    前記第1のメモリ領域と第2のメモリ領域の切り換えは、前記メモリ回路への少なくとも1回の書き込みアクセスのためのエネルギを格納するように構成されているエネルギ格納回路に蓄積されているエネルギによってバッファされる、
    フィールドマウンテッドデバイスをプログラミングするための方法。
  13. 第2のメモリ領域を活性化すること及び第1のメモリ領域を不活性化することは、前記第1のメモリ領域を指示する第1のブランチアドレスの上に前記第2のメモリ領域を指示する第2のブランチアドレスを上書きするステップを有する、請求項12記載の方法。
  14. 第2のメモリ領域を活性化し第1のメモリ領域を不活性化するステップは、ブランチアドレスへのただ1回の書き込みアクセスによって実行される、請求項12記載の方法。
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