JP4010908B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、超音波を利用して生体の断層像を生成するための音響情報、及び、光コヒーレンス・トモグラフィを利用して生体の断層像を生成するための光学的情報を収集するために体内に挿入される挿入部可撓管を備える内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
生体の断層像を得る方法には、超音波を生体に照射し、その結果生体で発生する超音波エコーを検出して、いわゆる超音波断層像を生成するものと、低干渉性光を生体に照射し、その結果生体で反射されるその低干渉性光を検出して断層像(以下、「光断層像」という)を生成する光コヒーレンス・トモグラフィとがある。
【0003】
超音波を利用した場合、生体の表面から深い領域までの断層像を得られるという利点がある一方、得られた断層像の分解能が低いという欠点がある。これに対し、低干渉性光を利用した場合、得られた光断層像の分解能が超音波断層像よりも高い反面、得られる断層像は生体の表面近傍に限られるようになる。
【0004】
特開平11−56752号公報は、上述した超音波を用いて得られた超音波断層像と低干渉性光を利用して得られた光断層像の双方の利点を生かし、欠点を補うように、生体の超音波断層像を生成する機能と、光断層像を生成する機能とを併せ持つイメージング装置を開示している。
【0005】
上記イメージング装置は、体腔内に挿入される挿入プローブを有し、その挿入プローブの先端部には、超音波パルスを生成する一の超音波振動子と、低干渉性光を伝送する一の光ファイバとが備えられている。挿入プローブの先端部は、超音波振動子が生成する超音波パルス、および、光ファイバから射出された低干渉性光が互いに反対の方向で、かつ、プローブの中心軸に直角な方向に照射されるように構成されている。また、挿入プローブの基端には、挿入プローブをその中心軸回りに回転駆動するためのモータおよびギヤが備えられている。
【0006】
上記イメージング装置では、体腔内に挿入された挿入プローブを上記モータ等を利用して回転させることで、挿入プローブ先端部から照射される超音波および低干渉性光のいわゆるラジアル・スキャンを行い、それにより、体腔の環状の超音波断層像および光断層像を得ている。そして、得られた2つの断層像は、超音波断層像の内側に光断層像が連続的に繋げられた一枚の画像に合成された上でモニタに表示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のイメージング装置では、断層像を得るためのラジアル・スキャンを挿入プローブを機械的に回転させることで達成しているために、回転中に挿入プローブの位置がずれる恐れがある。そして、ラジアル・スキャンの間に挿入プローブの位置がずれると、超音波診断像が得られた生体上の位置と光診断像が得られた生体上の位置とがずれ、それら診断像を連続的に合成できなくなるという問題が生じる。
【0008】
本発明は、上記のような問題が生じることのない構成の挿入部可撓管を有する内視鏡を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る内視鏡は、超音波断層像用の音響情報を収集するために生体に向けて超音波を照射するとともに、生体で発生する超音波エコーを受信する超音波送受信部を先端部に複数備えた挿入部可撓管を有する。複数の超音波送受信部は、所定の超音波照射面に沿って超音波が照射されるように配列されている。したがって、超音波送受信部の各々から超音波を照射し、生体から戻ってくる超音波エコーを検出すれば、挿入部可撓管の先端部を動かすことなく超音波照射面に沿った生体の超音波断層像を生成するための音響情報を収集することができる。
【0010】
また、上記内視鏡は、挿入部可撓管に光断層像用の光学的情報を収集するために生体に向けて低干渉性光を照射するとともに、生体で反射した低干渉性光を受光する光出入部を先端部に複数備えている。複数の光出入部は、所定の光照射面に沿って低干渉性光が照射されるように配列されている。したがって、光出入部の各々から低干渉性光を照射し、生体で反射する低干渉性光を検出すれば、挿入部可撓管の先端部を動かすことなく光照射面に沿った光断層像をも得ることができる。
【0011】
しかも、複数の光入射部は、光照射面が超音波照射面と少なくとも一部が重なるように配置されているので、前述した超音波断層像と確実に連続している光断層像を得ることができる。
【0012】
上記内視鏡は、例えば、複数の超音波送受信部および前記複数の光出入部が挿入部可撓管の先端部の長手方向軸に実質的に平行に配列されているように構成することができる。このように構成した場合、いわゆるコンベックス・スキャン・タイプの内視鏡を提供することができる。
【0013】
上記の場合、複数の超音波送受信部および複数の光出入部を一列に交互に配置すれば、挿入部可撓管の先端部の外径を小さくできる等の利益が得られる。
【0014】
また、内視鏡は、複数の超音波送受信部および複数の光出入部が挿入部可撓管の先端部の周方向に沿って実質的に環状に配列されるように構成することもできる。この場合には、いわゆるラジアル・スキャン・タイプの内視鏡を提供することができる。
【0015】
上記の場合、挿入部可撓管の先端部に低干渉性光を伝送する複数の光ファイバを環状に配置し、光入出部がその複数の光ファイバの各々から射出される低干渉性光を挿入部可撓管の先端部における中心軸を中心とする放射方向(ラジアル方向)に反射させる円錐台形状のミラーを含むように内視鏡を構成してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る内視鏡について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る内視鏡における挿入部可撓管100の先端近傍を示す斜視図である。挿入部可撓管100の先端には、硬質の先端部本体102が取り付けられている。先端部本体102は、それが挿入された体腔内において、その体腔を囲む生体の超音波断層像を得るための音響情報と、光コヒーレンス・トモグラフィによる光断層像を得るための光学的情報を収集できるように構成されている。
【0017】
より具体的には、先端部本体102は、側面102aから超音波パルスを生体に向けて照射し、さらに、その超音波パルスが生体で反射して戻ってくる超音波エコーを検出できるように構成されている。また、先端部本体102は、同じ側面102aから低干渉光を生体に向けて照射し、その結果生体で反射する低干渉光を検出できるように構成されている。図1には、このように構成された先端部本体102が収集した情報に基づいて得られる超音波断層像、および光断層像のイメージが合わせて示されている。
【0018】
超音波パルスおよび低干渉性光は、図中実線で示されている領域10に沿って先端部本体102から生体へ向けて照射される。本実施形態の場合、領域10は、先端部本体102の長手方向中心軸Aを含む平面の一部である。これにより、先端部本体102は、領域10に沿った超音波断層像および光断層像を生成するための音響情報および光学的情報を収集することができる。収集された光学的情報からは、図中点線12で示される生体の表面近傍の光断層像を得ることができ、また、音響情報からは、その光学断層像よりも生体の深部に位置する領域14の超音波断層像を得ることができる。しかも、得られた光断層像と超音波断層像は、先端部本体102の位置や向きにかかわらず、境界線16において互いに連続している画像となる。
【0019】
図2は、図1に示した挿入部可撓管100の先端近傍を示す平面図である。また、図3は、図1に示した挿入部可撓管100の先端部近傍の一部断面図である。
【0020】
図3に見られるように、先端部本体102の後側近傍には、斜面102bが形成されている。図2に示されているように、斜面102bには、3つの開口150、152、および154が形成されている。開口150は、鉗子等の処置具を通すための鉗子チャンネルの出口部分である。また、開口152および開口154は、それぞれ、エアーを送るための送気ノズルの出口部分、および水を送るための送水ノズルの出口部分である。
【0021】
斜面102bには、さらに対物レンズ156が備えられている。対物レンズ156は、先端部本体102内に取り付けられている不図示のCCDの受光面に被写体像を形成するように斜面102bに備えられている。また、斜面102bには、不図示のCCDにより撮影する被写体にむけて照明光を照射するための配光レンズ158が備えられている。
【0022】
先端部本体102の先端近傍には湾曲した側面102aが形成されている。側面102aには、複数の超音波振動子110が設置されている。これら超音波振動子110は、超音波パルスを生成し、生体に向けて照射するとともに、生体において反射した超音波エコーを検出する。複数の超音波振動子110は、図1の領域10を含む平面に沿って一列に、好ましくは等間隔に配列されている。このように配列することにより、これら複数の超音波振動子110は、先端部本体102を動かさなくても図1の領域10に沿って超音波パルスを照射し、その領域10に沿った生体の構造に関する情報を含んだ超音波エコーを検出することが可能になる。
【0023】
挿入部可撓管100の内部には、その基端(不図示)から先端部本体102まで複数の光ファイバ112が通されている。各光ファイバ112は、低干渉性光をその先端面114から生体に向けて照射するとともに、生体において反射した低干渉性光を先端面114で受光するために挿入部可撓管100に備えられている。各光ファイバ112の先端面114は、先端部本体102の側面102aにおいて、隣り合う2つの超音波振動子110の間に位置するように、好ましくは先端面114同士が等間隔に並ぶように配列されている。つまり、先端部本体102の側面102aには、前述した領域10を含む平面に沿って超音波振動子110と光ファイバの先端面114とが一列、かつ、交互に並んでいる。
【0024】
上記のように配置された光ファイバ112の先端面114は、各光ファイバ112は、超音波振動子110と同じように、低干渉性光を図1の領域10に沿って照射できる。そして、各光ファイバ112は、先端部本体102を動かさなくても表面近傍(図1の領域12)における生体の構造を示す情報を含んだ低干渉性光を受光できる。
【0025】
各超音波振動子110には、信号線116が接続されている。信号線116は、挿入部可撓管100内を通って挿入部可撓管100の基端部(不図示)に取り付けられている内視鏡本体(不図示)まで配線されている。さらに信号線116は、内視鏡本体から不図示の画像処理装置に接続されている。同様に、挿入部可撓管100内を通されている各光ファイバ112も、内視鏡本体(不図示)まで伸びており、内視鏡本体から上記の画像処理装置(不図示)に接続されている。
【0026】
不図示の画像処理装置は、各光ファイバ112を介して生体に低干渉性光を照射するともに、各光ファイバ112を介して生体で反射した低干渉性光を受光する。さらに、不図示の画像処理装置は、光コヒーレンズ・トモグラフィを応用して、受光した低干渉性光から生体の光断層像を生成する。本実施形態の場合、画像処理装置は、特に図1の領域12に対応する生体の光診断像を生成する。また、不図示の画像処理装置は、超音波振動子110が超音波パルスを生体に照射するための駆動信号を信号線116に供給するとともに、超音波振動子110が検出した超音波エコーに応じて出力する検出信号を信号線116を介して受信する。また、画像処理装置は、受信した検出信号に基づいて生体の超音波断層像を生成する。本実施形態の場合、画像処理装置は、特に図1の領域14に対応する生体の超音波断層像を生成する。
【0027】
なお、このような画像処理装置の構成、機能に付いては、例えば特開平11ー56752号公報に詳しく説明されているので、本明細書ではその詳細な説明を省略する。
【0028】
以上、本発明の一実施形態に係る内視鏡の挿入部可撓管100について説明したが、上記挿入部可撓管100は、種々の形態に変形することができる。例えば、図2に示した挿入部可撓管100では、複数の超音波振動子110と複数の光ファイバの先端面114が先端部本体102に一列に配列されているが、これは、例えば図4に示した第1変形例のように、2つの列120および122を形成するように配列することであってもよい。
【0029】
なお、この場合には、配列方向(中心軸Aに平行な方向)に直交する方向おいて第1の列120の超音波振動子(又は光ファイバの先端面)と第2の列122の超音波振動子(又は光ファイバの先端面)が隣り合うことがなく、むしろ超音波振動子110と光ファイバの先端面114とが隣り合うように、超音波振動子110と光ファイバ先端面114とを配列することが望ましい。このように配置すれば、例えば、第1の列において一つの光ファイバ122aを挟んで隣り合う2つの超音波振動子110aおよび110bで検出されたデータを第2の列122において光ファイバ122aに対応する位置に配置されている超音波振動子110cで検出されたデータで補完しながら超音波断層像を生成することができるようになる。
【0030】
また、超音波振動子110および光ファイバの先端面114は、図5に例示する第2変形例のように、互いに隣接する2つの列130、132をそれぞれ別個独立に形成するように配列することとしてもよい。この場合には、図6に示すように光ファイバ112から照射された低干渉性光134が、その光ファイバ112に隣接する超音波振動子110から射出された超音波音場136内を通るように、より好ましくは、超音波音場136内のフォーカス点138を通るように先端面114の向きを調整して各光ファイバ112を先端部本体102に備えることが好ましい。
【0031】
図7は、図1に示した内視鏡の挿入部可撓管の第3変形例である挿入部可撓管200を示す図であり、中心軸Aに沿った挿入部可撓管200の先端部近傍の一部断面図を示している。また、図8は、図7のII−II線に沿った挿入部可撓管200の断面図を示している。
【0032】
本変形例の挿入部可撓管200は、複数の超音波振動子110と複数の光ファイバの先端面114が挿入部可撓管200の先端に取り付けられた先端部本体202の周面に沿って環状に配列されている点で図1の挿入部可撓管100と相違する。このように超音波振動子110および光ファイバの先端面114を環状に配置することにより、挿入部可撓管200は、超音波パルスおよび低干渉光を中心軸Aを中心とした放射方向へ照射し、いわゆるラジアル・スキャンを行うことができる。したがって、挿入部可撓管200を大腸等の体腔内へ挿入すれば、その体腔の環状の超音波断層像および光断層像を先端部本体202を回転等させることなく得ることができる。
【0033】
なお、図7および図8では、光ファイバの先端面114と超音波振動子110がそれぞれ異なる円周に沿って配置されている構造が示されているが、光ファイバの先端面114と超音波振動子110とは、同一の円周に沿って交互に位置するように先端部本体202に配置されてもよい。
【0034】
図9は、図7に示した挿入部可撓管200のさらなる変形例である挿入部可撓管300の先端近傍を示す図であり、中心軸Aに沿った挿入部可撓管300の先端近傍の断面を示している。また、図10は、図9のIII−III線に沿った挿入部可撓管300の断面図を示している。
【0035】
本変形例の挿入部可撓管300は、その先端に取り付けられた先端部本体302に円錐台形のミラー304を備えている点で図7に示した挿入部可撓管200と相違している。ミラー304では、側面306が光ファイバ112が伝送する低干渉性光を反射できる反射面となっている。
【0036】
図7に示した挿入部可撓管200では、挿入部可撓管内を通された各光ファイバ112の先端部を挿入部可撓管の外周面へ向けて曲げ、各光ファイバの先端面114をその外周面から外へ向くように設置している。これに対し、本変形例の挿入部可撓管300では、各光ファイバ112は、先端部を曲げる必要がなく、実質的にまっすぐのままミラーの反射面306に向けて低干渉性光を射出するように挿入部可撓管300内に配置されている。射出された低干渉性光は、ミラーの反射面306において先端部本体302の中心軸Aを中心とする放射方向に反射され、さらに、プローブ300に備えられている光学ガラス等の光透過部(不図示)を介してプローブ300の外へ照射される。これにより、低干渉性光の実質的なラジアル・スキャンを行うことが可能になる。
【0037】
上記のように円錐台形状をしたミラー304を用いて低干渉性光の照射方向を調整する本変形例では、複数の光ファイバ112の各先端部に曲げ加工を施す必要がなくなるので、挿入部可撓管をより容易に製造できるようになる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、体内に挿入された挿入部可撓管可撓管の先端近傍において、互いに連続する超音波断層像と光断層像を生成するための音響情報および光学的情報を確実に収集できる内視鏡を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内視鏡における挿入部可撓管の先端近傍の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示した挿入部可撓管の先端近傍を示す平面図である。
【図3】図2に示した挿入部可撓管の先端近傍の一部断面図である。
【図4】図1に示した挿入部可撓管の第1変形例を示す図である。
【図5】図1に示した挿入部可撓管の第2変形例を示す図である。
【図6】図5に示した挿入部可撓管における光ファイバの先端面の向きを説明する図である。
【図7】図1に示した挿入部可撓管の第3変形例を示す図である。
【図8】図7のII−II線に沿った挿入部可撓管の断面図である。
【図9】図7に示した挿入部可撓管のさらなる変形例を示す図である
【図10】図9のIII−III線に沿った挿入部可撓管の断面図を示している。
【符号の説明】
100、200、300 挿入部可撓管
110 超音波振動子
112 光ファイバ
304 円錐台形ミラー

Claims (5)

  1. 超音波を利用して生体の断層像を生成するための音響情報、及び、光コヒーレンス・トモグラフィを利用して生体の断層像を生成するための光学的情報を収集するために体内に挿入される挿入部可撓管を有する内視鏡であって、
    前記音響情報を収集するために生体に向けて超音波を照射するとともに、生体で発生する超音波エコーを受信する複数の超音波送受信部と、
    前記光学的情報を収集するために生体に向けて低干渉性光を照射するとともに、前記生体で反射した前記低干渉性光を受光する複数の光出入部と
    を前記挿入部可撓管の先端部に備え、
    前記複数の超音波送受信部が所定の超音波照射面に沿って前記超音波が照射されるように配列されており、
    前記複数の光出入部が前記超音波照射面と少なくとも一部が重なる所定の光照射面に沿って前記低干渉性光が照射されるように配列されている
    ことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記複数の超音波送受信部および前記複数の光出入部は、前記挿入部可撓管の長手方向軸に実質的に平行に配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記複数の超音波送受信部および前記複数の光出入部は、一列に交互に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記複数の超音波送受信部および前記複数の光出入部は、前記挿入部可撓管の先端部の周方向に沿って実質的に環状に配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  5. 前記挿入部可撓管の先端近傍には、前記低干渉性光を伝送する複数の光ファイバが環状に配置されており、
    前記光入出部は、前記複数の光ファイバの各々から射出される前記低干渉性光を前記挿入部可撓管の先端部における中心軸を中心とする放射方向に反射させる円錐台形状のミラーを含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
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