JP4010546B2 - ドライスーツ等用ハンガー、およびそれを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法 - Google Patents

ドライスーツ等用ハンガー、およびそれを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法 Download PDF

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【0001】
【発明の目的】
この発明は、ドライスーツやウェットスーツ、レーシングスーツ等、通常市販のハンガーによる吊り下げが難しく、吊り下げたとしても変形や劣化を招く虞れがあるような特殊なスーツを、型崩れを起さずに保管や乾燥ができるようにする技術に関し、特に、重量が嵩む上に高い密閉性をもつドライスーツを、型崩れさせないで吊り下げ可能とし、しかも乾燥に最適な吊り下げ状態を確保できるようにする新規な構造からなるドライスーツ等用ハンガー、およびそれを利用した新規なドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
スクーバーダイビングに用いられるドライスーツは、首回りおよび左右の手首をシールすることによってスーツ内への水の浸入を阻止して身体を濡らすことなく潜水することが可能であり、胸部に設けられた給気バルブを通じてスーツ内に空気を供給し、肩口付近に設けられた排気バルブから空気を放出することにより、スーツ内の空気量を調節して身体とスーツとの間に空気の層を形成し、完全防水の状態を確保できるので、ウェットスーツに比較して断熱保温力が高く、厳冬期のダイビングに欠くことができないものとなっており、国内では夏季を除く9月〜6月末頃まで使用することができるという特徴をもっている。
【0003】
このようなドライスーツは、一般に伸縮性と防水性とを有するクロロプレンスポンジ製のジャージ生地にラジアル素材を浸透、コーティングすることによって撥水性、保温性、耐久性に富むものに製造されており、丁寧に使用すれば永年に渡って使用可能な品質を維持できるが、表面に付着した塩分や砂、海底に触れた膝やブーツのソール部分に付着した汚れ、内側面に付着した汗等を十分に洗浄しないと、生地素材の劣化や各可動部の故障、破損等を招く虞れがある上、十分な乾燥をせずに湿気を残したまま保管すると、黴の発生によって生地が著しく劣化してしまうことがある。また、洗浄後に日向に干してしまうと、太陽光の紫外線に長時間に渡って曝されたことによる色褪せや亀裂の発生を招いてしまう性質がある外、折り畳んで収納した場合や、乾燥のために表裏を裏返して長時間そのままにしてしまった場合等には、生地素材の表面に亀裂が入ってしまう等、洗浄後の乾燥や保管には細心の注意を払わなければ、ドライスーツの寿命を大幅に短縮させてしまう虞れがあった。
【0004】
こうしたドライスーツを長持ちさせるためには、潜水を終えたら直ちに真水や温水シャワーでスーツ全体および後ファスナー部分や給・排気バルブの可動部分等を入念に洗浄して附着した塩分や砂を洗い流し、その後に風通しの良い日陰で表面と内側面とを確りと乾燥させ、保管の際にはブーツが接地するようにハンガーに吊すのが一般的な手入れ、および保管法となっている。
【0005】
しかしながら、従前までの一般的なハンガーを長時間に渡って使用するとドライスーツの両肩口付近に荷重が集中してしまい、変形や耐久性の低下を招いてしまうという欠点があり、このような弊害を解消するには、細いハンガーにタオルを巻き付けて太くしたり、ウェットスーツやドライスーツ専用の幅広いハンガーを利用することによって防止できる外、特開2000−210188号公報に開示されたエアーボディーハンガーを使用して人体形状の袋に空気を注入してウェットスーツの立体形状を維持可能とすることによって解決することも可能であるが、こうした幅広型のハンガー等は、吊したドライスーツの特に首部分を閉鎖してしまい、スーツ内部の通気性を阻害してドライスーツ内側の乾燥には不向きであるという欠点があった。
【0006】
また、ハンガーに吊されたドライスーツは、前身頃と後身頃とが密着してしまうことによってもスーツ内部の通気性が悪化してしまうこととなるため、この現象に対処するものとして実用新案登録第3082933号公報に開示されたウェット・ドライスーツ速乾ハンガーが既に開発されており、ハンガー下方に略水平状に吊下されたリング部が、スーツの前身頃と後身頃とを離反させて良好な通気性を確保できるものとなっている。
【0007】
さらに、一般衣類用のハンガーとして衣類の乾燥を促進するものが種々開発されており、特開平11−33292号公報の衣類乾燥用ハンガーや、実開平5−9489号公報の衣類乾燥用ハンガー、ならびに実用新案登録第3063031号公報の洗濯済衣料の乾燥用ハンガー等をそのままか、あるいは必要箇所にドライスーツ等用の改良を施すことによって比較的良好な乾燥、および保管が可能になるということが考えられる。
【0008】
以上のように既に開発済みのドライスーツ等用のハンガーや、一般衣類用のものをドライスーツ等用に改良したハンガー等を用いることにより、吊り下げ状態でのスーツ内外側間の通気性を確保し、比較的軽微な乾燥および保管に適するハンガーとすることも考えられるが、こうしたハンガーによっただけでは、例えば表面だけでなく裏面にまで水に浸して洗浄してしまった後のドライスーツ等については、どうしても速やかに乾燥させることはできなかった。
【0009】
この発明は、表裏面まで洗浄したドライスーツが、長時間に渡ってスーツ内部の水滴をタオルで拭き取ったり、ドライスーツの姿勢を変更、調節しながらブーツ奥までの通気を十分に確保する等して乾燥させる必要があり、完全に乾燥させるまでに多大な時間と労力とを費やさざるを得なかったという事情に疑問を抱き、それらの不都合に対処してドライスーツを迅速且つ確実に乾燥させることができるハンガーを実現できないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造のドライスーツ等用ハンガー、およびそれを利用した新規なドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
【0010】
【発明の構成】
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のドライスーツ等用ハンガーは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、略ドライスーツ左右両肩の稜線に模した形状となるよう、左右両側を所定角度で上下何れか同一方向に傾斜、延伸させた肩吊り杆を設け、その中央には、該肩吊り杆を上下反転姿勢としたときの夫々について吊り下げ可能とする上下一対の吊下げ用フックを組み合せてハンガー本体を形成する一方、該ハンガー本体肩吊り杆の左右両側には、夫々ドライスーツの片一方の足首辺りを着脱自在に吊下、保持可能な大きさの枠となるよう規制して、当該肩吊り杆の吊下げ用フック装着箇所両側近傍から前後双方に向けて一旦突出させた後、夫々肩吊り杆に概略沿うよう大きく屈曲して同肩吊り杆端部近くまで延伸させてなる抱持枠部を突出、形成すると共に、それら各抱持枠部の延伸形成した夫々の先端と相対する肩吊り杆端部との間に、ドライスーツの片一方の足首辺りを横断状に通過可能とする開口部を形成してなるものとした構成を要旨とするドライスーツ等用ハンガーである。
【0011】
肩吊り杆は、ドライスーツ等特殊なスーツの重量を広い範囲で分散状に保持して両肩が形崩れしないよう吊り下げ可能とし、さらに、ドライスーツ等の左右足首付近を夫々掛着可能とし、ドライスーツ等を逆さ吊り状に吊り下げて附着した水滴を速やかに流下させ、乾燥を促進可能とする機能を果たすものであり、ドライスーツ等の重量に耐える十分な強度を有し、左右両側を所定角度で上下何れか同一方向に傾斜、延伸させ、略ドライスーツ左右両肩の稜線に模した形状とし、適所に抱持枠部を形成するか、一体的に装着したものとしなければならず、PP樹脂やABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂、あるいはステンレス、アルミニウム、チタン等の各種金属のように耐食性に秀れた素材を単独でか適宜組み合わせて選択するか、もしくは木材や鋼管、鋼棒のような比較的破損や腐触に弱い素材に耐食性を高める塗膜層や樹脂製、鍍金等の強化、耐食用の被膜層を形成したものとするのが好ましい。
【0012】
抱持枠部は、肩吊り杆に吊り下げられたドライスーツ等の特殊なスーツの左右両肩付近の前後身頃を、前後に離反させるように保持してドライスーツ等の形崩れを防止すると共に、ドライスーツ内空気の上下方向への移動を可能とし、さらに、上半身を下、下半身を上としたドライスーツ等の片一方の足首付近を保持可能であり、ドライスーツ等を逆さ吊り状に掛着、保持可能とする機能を果たすものであり、ドライスーツ等の重量に十分に耐える強度を有し、肩吊り杆と同様に左右両側を所定角度で上下何れか同一方向に傾斜、延伸させ、前後何れか一方側、または前後双方に向けて突出するよう屈曲させた上、略ドライスーツ左右両肩の稜線形状に模した配置、形状としたものとしなければならない。
【0013】
そして、適所にドライスーツの片一方の足首辺りを横断状に通過可能とする開口部を形成したものとするのが望ましく、肩吊り杆の適所に一体に形成したもの、または肩吊り杆とは別体に形成され、脱着または折畳みできるものとすることが可能である外、肩吊り杆自体が抱持枠部を形成するものとすることも可能であり、肩吊り杆の前後何れか一方の左右両側となる合計二箇所、あるいは前後双方の左右両側夫々の合計四箇所に設けたものとするのが望ましく、その素材には肩吊り杆と同様にPP樹脂やABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂、ステンレス、アルミニウム、チタン等の各種金属、あるいは、木材や鋼管、鋼棒のような素材に耐食用の被膜層を形成したもの等を単独か適宜組み合わせたものを選択、採用することができる。
【0014】
開口部は、ドライスーツの片一方の足首付近を横断状に通過させることを可能とし、しかも一旦通過させて抱持枠部に掛着状とした足首付近を不用意に通過、脱落させないように保持、可能とする機能を果たすものであり、ドライスーツの片一方の足首付近を弾性的に圧縮、変形させることによって通過可能な程度の形状および寸法に設定し、本来の形状に復帰したドライスーツの片一方の足首付近を保持できるよう形成したものとするのが望ましいが、開閉構造を設けてドライスーツの片一方の足首付近を通過させる際には、該開閉構造を開放させ、同開閉構造を閉鎖することによってドライスーツの片一方の足首付近を脱落させないよう保持できるものとすることも可能である。
【0015】
吊下げ用フックは、ドライスーツを吊り下げたハンガー本体を適所に吊り下げ保持可能とする機能を果たし、ハンガー本体とこれに装着したドライスーツを吊り下げるに十分な強度を有するものとしなければならず、鋼棒、ステンレス棒等の強度に秀れた金属製とするのが望ましく、肩吊り杆を通常の撫で肩状の姿勢に吊り下げることができる上、上下反転させて怒り肩状の姿勢とするよう吊り下げることを可能とするよう上下一対のフックを設けたものとすることがでる。
【0016】
上下一対の吊下げ用フックは、ハンガー本体中央に鉛直状に穿孔された連結孔に回転自在に貫通するよう装着されると共に、同上下の吊下げ用フック同士が、ハンガー本体中央の装着部分付近で上下に分離可能なボルト・ナット部を形成してなるものとすることが可能であり、また、上下一対の吊下げ用フックは、左右肩吊り杆を撫で肩状姿勢としたときに上側に位置する方の吊下げ用フックが、ドライスーツの首回りシールの高さ寸法に対応可能となるよう、長尺状に寸法設定されたものとすることも可能である。
【0017】
【関連する発明】
上記したドライスーツ等用ハンガーに関連して、この発明には当該ドライスーツ等用ハンガーを使用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法を含み、その構成は、基本的に次のとおりのものである。
即ち、吊り下げ保管または軽微な乾燥の際には、略ドライスーツ左右両肩の稜線に模した形状となるよう、左右両側を所定角度で上下何れか同一方向に傾斜、延伸させた肩吊り杆を設け、その中央には、該肩吊り杆を上下反転姿勢としたときの夫々について吊り下 げ可能とする上下一対の吊下げ用フックを組み合せてハンガー本体を形成する一方、該ハンガー本体肩吊り杆の左右両側には、夫々ドライスーツの片一方の足首辺りを着脱自在に吊下、保持可能な大きさの枠となるよう規制して、当該肩吊り杆の吊下げ用フック装着箇所両側近傍から前後双方に向けて一旦突出させた後、夫々肩吊り杆に概略沿うよう大きく屈曲して同肩吊り杆端部近くまで延伸させてなる抱持枠部を突出、形成すると共に、それら各抱持枠部の延伸形成した夫々の先端と相対する肩吊り杆端部との間に、ドライスーツの片一方の足首辺りを横断状に通過可能とする開口部を形成してなるドライスーツ等用ハンガーを、撫で肩状姿勢としてドライスーツの上半身が上、下半身が下となるよう着用状に装着し、各抱持枠部が、前後身頃間に上下に通気可能な空間部を形成するように吊り下げ、洗浄によって濡れたドライスーツを乾燥する場合には、左右肩吊り杆を怒り肩状姿勢とするよう上下反転させ、ブーツのソールを上方に向けたドライスーツ足首付近の片一方を適宜選択した一個の抱持枠部に開口部を通じて横断状に通過させ、同他方の足首付近を他の適宜選択した一個の保持枠部に開口部を通じて横断状に通過させて各爪先を斜め上方に向けた状態に夫々掛着し、ドライスーツ内外側の水滴を流下させ、乾燥を促進可能とするよう上半身側が下、下半身側が上となるよう吊り下げ可能にした構成からなる、この発明のドライスーツ等用ハンガーを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法である。
【0018】
この発明のドライスーツ等用ハンガーは、ドライスーツの吊り下げ保管や乾燥に用いるのに好適であるが、ウエットスーツや業務用の潜水服、あるいは皮革製や布製のレーシングスーツ等といった類いのスーツの吊り下げ保管や、吊り下げ、乾燥にも都合よく利用することが可能であり、しかもBUOYANCY COMPENSATOR(以下BCという)やフィン、マスク、スノーケル等のダイビング器材を同時に吊り下げて乾燥、保管するような利用も可能である。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
【0019】
【実施例1】
図1のドライスーツ等用ハンガーの斜視図、図2の分解状態にあるドライスーツ等用ハンガーの斜視図、図3のドライスーツ等用ハンガーの平面図、および図4のドライスーツ等用ハンガーの正面図に示される事例は、ドライスーツ左右両肩の稜線に模した形状としてなるよう、左右両側を所定角度で上下何れか同一方向に傾斜、延伸させた肩吊り杆を設け、その中央に上下一対の吊下げ用フックを組み合せ、上下反転姿勢の夫々に吊り下げ可能なハンガー本体を形成する一方、該ハンガー本体肩吊り杆の左右両側には、夫々ドライスーツの片一方の足首辺りを着脱自在に吊下、保持可能とするよう、前後双方に向けて屈曲させた抱持枠部を突出、形成すると共に、各抱持枠部の適所にドライスーツの片一方の足首辺りを横断状に通過可能とする開口部を形成した、この発明のドライスーツ等用ハンガーにおける代表的な一実施例を示すものである。
【0020】
当該ドライスーツ等用ハンガー1は、吊り下げの対象となるドライスーツ内側の肩幅寸法と略同じ長さ(利用者自身の肩幅寸法と略同じ長さ)に設定されたステンレス鋼棒製であり、その中央を境とした左右両側の夫々が下方に向けて所定角度傾斜するよう折曲され、ドライスーツ左右両肩の稜線に模した形状に延伸してなる肩吊り杆3を設け、該肩吊り杆3の中央には鉛直方向に貫通する連結孔31を穿孔し、該連結孔31に上方からドライスーツの首回りシールの高さ寸法に対応可能とするよう、長尺状の所定寸法に設定した上側フック51の下端に形成されたボルト部52を挿し込み、連結孔31下方に露出状となった同ボルト部52に対して下向き鈎状に形成された下側フック54の基部に形成されたナット部55を螺合してあって、上下一対の吊下げ用フック51,54が、連結孔31に対して鉛直軸心回りに回転自在となるよう組み合わされたものとなり、しかも上下一対の吊下げ用フック51,54の適所に、連結孔31よりも大きな直径となるフランジ状を形成するよう固着された上下側係合部53,56が、上下一対の吊下げ用フック51,54が上下に大きくズレ動くことがないよう規制するものとなっており、前記肩吊り杆3および上下一対の吊り下げフック51,54を組み合わせてハンガー本体2が形成されている。
【0021】
肩吊り杆3の左右前後側の夫々には、肩吊り杆3よりも僅かに細いステンレス鋼棒製であって前後方向に向けて突出状に屈曲されることにより、夫々がドライスーツ肩付近内側の前後幅(略利用者自身の肩付近の前後幅)寸法の凡そ1/2程度の突出寸法とすると共に、ドライスーツの片一方の足首辺りを着脱自在に吊下、保持可能とする内側径寸法および内側形状となるよう湾曲状に屈曲された抱持枠部4,4,……を一体に設けた上、各抱持枠部4,4,……の左右外側端と肩吊り杆3の対応する左右外側端との間には、ドライスーツの片一方の足首辺りを横断状に通過可能とする開口部41,41,……を夫々開口したものとなっている。
【0022】
【実施例2】
図5の片側だけに抱持枠部を設けたドライスーツ等用ハンガーの斜視図、図6の開口部の形成位置を変更したドライスーツ等用ハンガーの斜視図、図7の開口部をさらに異なる位置に形成したドライスーツ等用ハンガーの斜視図、および図8の肩吊り杆自体が抱持枠部を形成するドライスーツ等用ハンガーの斜視図に示される事例は、この発明のドライスーツ等用ハンガーに包含される他の幾つかの実施例を夫々示すものである。
【0023】
図5のドライスーツ等用ハンガー1は、比較的一般的な長さの吊下げ用フック5を単独で設けた上、肩吊り杆3の前後一方側にのみ図1と同様の左右抱持枠部4,4を形成したものであり、また、図6のドライスーツ等用ハンガー1は、ドライスーツの首回りシールの高さ寸法に対応可能とするよう、長尺状に形成した吊下げ用フック5を単独で設け、肩吊り杆3の前後一方側にのみ抱持枠部4,4を形成した上、各抱持枠部4,4の内側端側となるハンガー本体2中央付近に各開口部41,41を開口したものである。
【0024】
さらに、図7のドライスーツ等用ハンガー1は、図6に示したドライスーツ等用ハンガー1の各抱持枠部4,4の開口部41,41を、夫々の抱持枠部4,4の略中央付近に開口したものとなっている。さらにまた、図8のドライスーツ等用ハンガー1は、肩吊り杆3が合成樹脂成型品か、あるいはダイカスト等の金属鋳造品からなり、肩吊り杆3自体の左右夫々に略楕円形状をなした抱持枠部4,4を形成したものであってドライスーツ足首付近を通過させるための開口部を持たず、各抱持枠部4,4の環形状内に圧縮、変形させたドライスーツの片一方のブーツのソール付近を強制的に挿入、通過させることができる形状および寸法に設定されたものとなっている。
【0025】
【作 用】
以上のとおりの構成からなるこの発明のドライスーツ等用ハンガーは、以下に示すこの発明に包含されるドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法に好適に用いることができる。
即ち、図1ないし図4中に示したドライスーツ等用ハンガー1は、図9のドライスーツを吊り下げ保管するドライスーツ等用ハンガーの斜視図に示すように、上側の吊下げ用フック51を所定高さ位置に確りと固定された金具類や水平に設置された竿等に掛着し、撫で肩状の姿勢とするよう吊り下げることによってドライスーツ6の上半身が上、下半身が下となるよう着用状に装着することが可能となり、このように吊り下げられたドライスーツ6は、その左右肩の稜線付近が、肩吊り杆3およびその前後側に夫々突出、形成された各抱持枠部4,4,……により、ドライスーツ6自体の重量を分散するよう幅広く保持する。
【0026】
また、各抱持枠部4,4,……が、前後身頃間に上下に連通する空間を形成してドライスーツ6の首回り開口61を通じて通気可能としているので、吊り下げ保管または軽微な乾燥に都合の良いものになると共に、長尺状に寸法設定された上側フック51が、ドライスーツ6の通常より長い首回りシールの高さ寸法に対応可能となり、ドライスーツ6に不要な変形やストレス、皺等を発生しないようにした吊り下げを可能とする。
【0027】
ドライスーツ等用ハンガー1を、図10のドライスーツを吊り下げ、乾燥するドライスーツ等用ハンガーの斜視図に示すように、上下反転させて怒り肩状の姿勢とするよう下側の吊下げ用フック54を用いて掛着し、ドライスーツ6の上半身側を下、下半身側を上に向け、ブーツのソールを上方に向けた左側の足首付近62を、肩吊り杆3左前側の抱持枠部4に、爪先を外側に向けるようにして開口部41を通じて横断状に通過させる一方、右側の足首付近62を肩吊り杆3右前側の抱持枠部4に、爪先を外側に向けるようにして開口部41を通じて横断状に通過させ、左右端側が斜め上側に向けて傾斜する肩吊り杆3および抱持枠部4,4,……によって各爪先を斜め上方に向けた状態に掛着し、ドライスーツ6を逆さに吊り下げ、使用することにより、ドライスーツ内側空間を閉鎖することなく通気可能な連通状態に吊すことができ、しかも同スーツ内外側の水滴を滞り無く速やかに流下、排出させて乾燥を促進させることが可能となり、潜水に使用した後の洗浄によって表裏両面が濡れた状態のドライスーツを吊り下げ、乾燥するのに適したものとなる。
【0028】
図11のドライスーツとBCとを吊り下げ、乾燥するドライスーツ等用ハンガーの平面図に示すように、前後何れか一方側の抱持枠部4,4にドライスーツ6の左右足首付近62,62を掛着すると同時に、前後何れか他方側の抱持枠部4,4にダイビング器材であるBC7を吊り下げて乾燥することが可能であり、また図12のドライスーツとBCとを吊り下げ、乾燥するドライスーツ等用ハンガーの正面図に示すように、左右何れか一方側の抱持枠部4,4にドライスーツ6の左右足首付近62,62を掛着し、左右何れか他方側の抱持枠部4,4にダイビング器材であるBC7を吊り下げ、乾燥することも勿論可能である。
【0029】
前記ドライスーツ等用ハンガー1は、図2中に示したように、上下一対の吊下げ用フック51,54を、ボルト・ナット構造52,55によって肩吊り杆3の中央に回転自在に取り付けられているので、製造の際の組立て作業性が向上し、別部品のナットやボルトと組み合わせることにより、上下何れか選択した一方の吊下げ用フック51(54)のみを単独で取り付けることを可能とし、さらに、専用の図示していない自立スタンドを準備して置き、必要に応じて上下吊下げ用フックの何れか一方もしくは双方を取外して肩吊り杆3中央を該自立スタンドに連結するよう組み合わせて使用すること等が可能となる。
【0030】
図5ないし図7に示したドライスーツ等用ハンガー1は、単独の吊下げ用フック5を有するので、上下反転させた姿勢での使用は不可能であるが、ドライスーツの上半身を上側、下半身を下側に向けた吊り下げ保管や軽微な乾燥に用いることが可能であり、しかも各開口部41,41を横断状に通過させることによってドライスーツ足首付近を左右抱持枠部4,4の夫々に掛着させ、ドライスーツを逆さに吊り下げて乾燥を促進させることも可能である。
【0031】
また、図8のドライスーツ等用ハンガー1は、左右抱持枠部4,4に開口部を形成していないが、ドライスーツ左右のブーツのソール付近を強制的に圧縮、変形させて抱持枠部4,4の夫々に片一方ずつ係合状に装着することにより、図1〜図7の各ドライスーツ等用ハンガー1と略同等に使用することが可能であり、さらに、左右抱持枠部4,4の夫々に図示しない開口部を形成し、各開口部を開閉可能な開閉構造、および閉鎖状態を仮止め可能な仮止め機構等を設けたものとすることにより、ドライスーツ足首付近の装着および取外し作業が容易になる上、ドライスーツ足首付近の左右抱持枠部4,4への装着状態を確りと確保することが可能となる。
【0032】
【効 果】
以上のとおり、この発明のドライスーツ等用ハンガーによれば、ドライスーツ両肩の稜線に模した形状とした肩吊り杆の左右両側に、前後何れか一方側か、または前後双方に向けて屈曲させた抱持枠部を突出、形成したことによって比較的重量の嵩むドライスーツを、肩吊り杆および抱持枠部の夫々に重量分散するよう吊り下げ保持することが可能となり、一部への荷重の集中を無くしてドライスーツ肩部分の変形を防止することができる上、肩吊り杆と抱持枠部との間に上下に連通する空間を形成して首部分の開口を通じたスーツ内外の通気が可能となり、軽微な乾燥と長期間に渡る吊り下げ、保管とに最適な条件を得ることができるものになると共に、抱持枠部を利用してドライスーツの左右足首付近を片一方の足毎に逆さ吊り状に掛着することが可能となり、左右のブーツ奥まで通気を確保したまま、スーツ内外の水滴を速やかに流下、排水させて迅速に乾燥させることができるという秀れた効果を発揮することができる。
【0033】
一方、この発明のドライスーツ等用ハンガーを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法によれば、洗浄等によって内外側が濡れたドライスーツの場合には、上半身側を下、下半身側を上側にしたドライスーツ足首付近の片一方ずつを適宜選択した個別の抱持枠部に夫々掛着し、ドライスーツ内外側の水滴を速やかに流下させ、乾燥を促進することにより、従前までであればドライスーツ内側の水滴は、タオルを使って拭き取ってもブーツの奥まで確りと乾燥させるには多大な手間と時間とを要するものであったが、このような問題を一切解決して迅速且つ容易にスーツの内外面まで乾燥させることができるものとなり、しかもスーツ内側面の水滴が消えた後の軽微な乾燥に際しては、上半身側を上、下半身側を下に向けたドライスーツの左右肩部分を肩吊り杆および抱持枠部に掛着するよう装着することにより、スーツの首および両手首の各開口部分を通じた空気の流通を確保できるので完全な乾燥を可能とし、さらに、スーツ全体の形崩れを防止した状態で長期保管することができるようになることから、洗浄後の乾燥から保管までの作業効率を格段に高めてドライスーツのメンテナンスに要する作業時間を大幅に短縮できるという秀れた特徴が得られるものである。
【0034】
特に、実施例に説明したドライスーツ等用ハンガー1、およびそれを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法は、上記した特徴に加え、図1ないし図4に示す上側フック51および下側フック54を設けてハンガー本体2の上下を反転、使用できるようにしたので、図9中に示すように、ハンガー本体2を撫で肩状にしてドライスーツ6を吊すことができる外、図10中に示すように、ハンガー本体2を怒り肩状にしてドライスーツ6を逆さ吊りする際に、ブーツ爪先側を外側上方に傾斜させ、良好な排水性を発揮するものとすることができ、さらに、上側フック51を長尺状に形成し、図9中に示すドライスーツ6の首回りシールの高さに対応し、防水に重要な首回りシール61の変形や亀裂の発生等といった劣化を防止できるようになるという利点が得られる。
【0035】
また、図2中に示すように、上側フック51と下側フック54との間にボルト・ナット部52,55を設けて分離可能な構造としてあって、図示しない別部品のナットやボルトを組み合わせて上側フック51あるいは下側フック54の何れか一方だけを取り付けての使用が可能となる外、肩吊り杆3を専用の自立スタンド等に取り付けて使用することもできるものとなり、それだけ多彩な利用を可能にすると共に、図5ないし図8中に示したドライスーツ等用ハンガー1のように、抱持枠部4,4やそれらの開口部41,41の配置や形状等を適宜変更した場合であっても、前述の図1ないし図4中に示したドライスーツ等用ハンガー1と略同等の利用ができるようになるという効果も併せて得られることとなる。
【0036】
叙述の如く、この発明のドライスーツ等用ハンガー、およびそれを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも構造が簡素な故に製造も容易であって比較的廉価に販売することができるものとなる上、ドライスーツの乾燥および保管に要する作業時間を大幅に短縮し、スーツ内側の水分の拭き取りや通気確保といった手間のかかる作業一切を不要として格段に作業効率を高めることができることから、ドライスーツのメンテナンスに悩むダイバーは勿論のこと、それら商品を取り扱うダイビング業界からも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明のドライスーツ等用ハンガー、およびそれを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
【図1】 ドライスーツ等用ハンガーを示す斜視図である。
【図2】 分解されたドライスーツ等用ハンガーを示す斜視図である。
【図3】 ドライスーツ等用ハンガーを示す平面図である。
【図4】 ドライスーツ等用ハンガーを示す正面図である。
【図5】 二個の抱持枠部を設けたドライスーツ等用ハンガーを示す斜視図である。
【図6】 開口部の位置を変更したドライスーツ等用ハンガーを示す斜視図である。
【図7】 開口部の位置を変更したドライスーツ等用ハンガーを示す斜視図である。
【図8】 抱持枠部の変形例を示すドライスーツ等用ハンガーの斜視図である。
【図9】 使用状態のドライスーツ等用ハンガーを示す斜視図である。
【図10】 乾燥状態のドライスーツ等用ハンガーを示す斜視図である。
【図11】 BCを同時に吊り下げたドライスーツ等用ハンガーを示す平面図である。
【図12】 BCを同時に吊り下げたドライスーツ等用ハンガーを示す正面図である。
【符号の説明】
1 ドライスーツ等用ハンガー
2 ハンガー本体
3 肩吊り杆
31 同 連結孔
4 抱持枠部
41 同 開口部
5 吊下げ用フック
51 同 上側フック
52 同 ボルト部
53 同 上側係合部
54 同 下側フック
55 同 ナット部
56 同 下側係合部
6 ドライスーツ
61 同 首回り開口
62 同 片一方の足首付近
7 ダイビング器材(BC)

Claims (4)

  1. 略ドライスーツ左右両肩の稜線に模した形状となるよう、左右両側を所定角度で上下何れか同一方向に傾斜、延伸させた肩吊り杆を設け、その中央には、該肩吊り杆を上下反転姿勢としたときの夫々について吊り下げ可能とする上下一対の吊下げ用フックを組み合せてハンガー本体を形成する一方、該ハンガー本体肩吊り杆の左右両側には、夫々ドライスーツの片一方の足首辺りを着脱自在に吊下、保持可能な大きさの枠となるよう規制して、当該肩吊り杆の吊下げ用フック装着箇所両側近傍から前後双方に向けて一旦突出させた後、夫々肩吊り杆に概略沿うよう大きく屈曲して同肩吊り杆端部近くまで延伸させてなる抱持枠部を突出、形成すると共に、それら各抱持枠部の延伸形成した夫々の先端と相対する肩吊り杆端部との間に、ドライスーツの片一方の足首辺りを横断状に通過可能とする開口部を形成してなるものとしたことを特徴とするドライスーツ等用ハンガー。
  2. 上下一対の吊下げ用フックが、ハンガー本体中央に鉛直状に穿孔された連結孔に回転自在に貫通するよう装着されると共に、同上下の吊下げ用フック同士は、ハンガー本体中央の装着部分付近で上下に分離可能なボルト・ナット部を形成してなる、請求項1項記載のドライスーツ等用ハンガー。
  3. 上下一対の吊下げ用フックは、左右肩吊り杆を撫で肩状姿勢としたときに上側に位置する方の吊下げ用フックが、ドライスーツの首回りシールの高さ寸法に対応可能となるよう、長尺状に寸法設定されたものとしてなる、請求項1または2何れか一項記載のドライスーツ等用ハンガー。
  4. 吊り下げ保管または軽微な乾燥の際には、略ドライスーツ左右両肩の稜線に模した形状となるよう、左右両側を所定角度で上下何れか同一方向に傾斜、延伸させた肩吊り杆を設け、その中央には、該肩吊り杆を上下反転姿勢としたときの夫々について吊り下げ可能とする上下一対の吊下げ用フックを組み合せてハンガー本体を形成する一方、該ハンガー本体肩吊り杆の左右両側には、夫々ドライスーツの片一方の足首辺りを着脱自在に吊下、保持可能な大きさの枠となるよう規制して、当該肩吊り杆の吊下げ用フック装着箇所両側近傍から前後双方に向けて一旦突出させた後、夫々肩吊り杆に概略沿うよう大きく屈曲して同肩吊り杆端部近くまで延伸させてなる抱持枠部を突出、形成すると共に、それら各抱持枠部の延伸形成した夫々の先端と相対する肩吊り杆端部との間に、ドライスーツの片一方の足首辺りを横断状に通過可能とする開口部を形成してなるドライスーツ等用ハンガーを、撫で肩状姿勢としてドライスーツの上半身が上、下半身が下となるよう着用状に装着し、各抱持枠部が、前後身頃間に上下に通気可能な空間部を形成するように吊り下げ、洗浄によって濡れたドライスーツを乾燥する場合には、左右肩吊り杆を怒り肩状姿勢とするよう上下反転させ、ブーツのソールを上方に向けたドライスーツ足首付近の片一方を適宜選択した一個の抱持枠部に開口部を通じて横断状に通過させ、同他方の足首付近を他の適宜選択した一個の保持枠部に開口部を通じて横断状に通過させて各爪先を斜め上方に向けた状態に夫々掛着し、ドライスーツ内外側の水滴を流下させ、乾燥を促進可能とするよう上半身側が下、下半身側が上となるよう吊り下げることを特徴とする請求項1ないし3何れか一項記載のドライスーツ等用ハンガーを利用したドライスーツ等の吊り下げ、乾燥方法。
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