JP4010531B2 - 半嵌合検知コネクタ - Google Patents

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Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方のコネクタ内のバネ付勢されたスライダの作用により他方のコネクタとの半嵌合を検知する半嵌合検知コネクタに関する。
【0002 】
【従来の技術】
図17及び図18には、特開平10−289756号公報に開示された従来の半嵌合検知コネクタが示されている。図17において、引用符号101は雄側のコネクタ、引用符号102は雌側のコネクタを示している。
【0003 】
雄側のコネクタ101は、合成樹脂製のコネクタハウジング103内に雌型の端子104を有しており、雌側のコネクタ102は、合成樹脂製のコネクタハウジング105内に雄型の端子106を有している。また、雄側のコネクタハウジング103は、外側に合成樹脂製のフード部107を一体に有している。雌側のコネクタは102は、雄側のコネクタハウジング103を嵌合させるコネクタ嵌合室108を有しており、そのコネクタ嵌合室108内には、雌型の端子104に対する接触用のタブ部106aが突出するように配置されている。尚、本明細書において、雌型の端子104を有する方を雄側のコネクタ101、雄型の端子106を有する方を雌側のコネクタ102と定義するものとする。
【0004 】
雄側のコネクタハウジング103のフード部107内には、コネクタ半嵌合検知用の合成樹脂製のスライダ109が前後方向(コネクタ嵌合離脱方向)にスライド自在に設けられている。そのスライダ109は、雄側のコネクタハウジング103の上部に位置しており、フード部107内の圧縮コイルバネ110によって前方向に付勢されている。スライダ109は、後端側に操作突部111と下向きの停止突起112とを有している。また、中間部に水平方向の可撓性の当接アーム113を、前端側に水平方向の当接壁115を有している。当接アーム113は、前端側に下向きの当接突起114を有しており、その当接突起114は、後側に摺接用の傾斜面を有している。当接アーム113は、上下方向に撓むようになっている。
【0005 】
フード部107の長手方向中間部には、スライダ109の停止突起112を当接させる停止兼案内用のガイド突起116が上向きに設けられており、そのガイド突起116の前方には、可撓性を有するロックアーム117が延設されている。ロックアーム117の先端には、雌側のコネクタ102の上向きのロック突起119を係合させる下向きのロック突起118が設けられている。また、ロック突起118の上側には、撓み防止用の当接突起120が設けられている。その当接突起120は、水平な当接壁115の下面に当接してロックアーム117の上方への撓みを阻止するようになっている。
【0006 】
雌側のコネクタ102には、上記ロック突起119がコネクタ嵌合室108の上壁の後よりに設けられている。また、ロック突起119の前方には、スライダ109の当接突起114に対する上向きの当接突起121が設けられている。各ロック突起118、119は、各コネクタ101、102の幅方向中央に設けられており、各当接突起114、121は、各コネクタ101、102の幅方向両側に設けられている。
【0007 】
上記構成において、図17の状態から各コネクタ101、102を初期嵌合させると、各当接突起114、121が当接し、さらに各コネクタ101、102のコネクタ嵌合を進めると、スライダ109が押されて後退する。この時、圧縮コイルバネ110が圧縮状態になる。スライダ109の当接壁115は、ロックアーム117の上向きの当接突起120から後方へ離間する。そして、当接突起114の上記傾斜面がガイド突起116の傾斜面に摺接することで、スライダ109の当接アーム113が上向きに撓み、それによって各当接突起114、121の突き当てが解除される。そして、各コネクタ101、102のロック突起118、119が当接してロックアーム117が上向きに撓み、さらに各コネクタ101、102の嵌合が進むと、ロック突起118がロック突起119を乗り越えて復元し、図18に示される如く、各コネクタ101、102の完全嵌合と同時に各ロック突起118、119が係合して、各コネクタ101、102がロックされる。これにより各コネクタ101、102の雌型の端子104、雄型の端子106は、相互に電気的に接続される。
【0008 】
尚、各コネクタ101、102の嵌合途中においては、スライダ109が圧縮コイルバネ110によりコネクタ離脱方向に押圧され、且つ各当接突起114、121が突き当たった状態となっていることから、各コネクタ101、102が半嵌合(不完全嵌合)である場合には、雌側のコネクタ102が圧縮コイルバネ110の力で雄側のコネクタ101から押し出される。これにより、各コネクタ101、102の半嵌合が検知される。そして、作業者が再度、雌側のコネクタ102を押し込むことにより各コネクタ101、102が完全嵌合する。
【0009 】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来技術にあっては、圧縮コイルバネ110の力で雌側のコネクタ102を雄側のコネクタ101から押し出して半嵌合を検知するようになっていることから、その検知を確実にするために圧縮コイルバネ110の反発力を大きく設定する必要があった。そのため、各コネクタ101、102の完全嵌合と同時にスライダ109の位置が元の位置に戻り、スライダ109の停止突起112がガイド突起116に突き当たると、そのガイド突起116に圧縮コイルバネ110の力が集中して破損してしまう恐れがあった(破損が生じるとスライダ109がコネクタハウジング103から抜け落ちてしまうことにもなる)。
【0010 】
また、スライダ109をスライド自在に設けるために設計上、ガタを持たせていることから、そのガタを考慮した上で停止突起112とガイド突起116との突き当たる面の面積を確保しなければ上記の破損の恐れが一層大きくなってしまうという問題点もあった。
【0011 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、スライダ及び/又はコネクタハウジングの破損を防止することが可能な半嵌合検知コネクタを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の半嵌合検知コネクタは、コネクタ嵌合方向(Q)にバネ付勢され且つ該バネ付勢に抗してコネクタ離脱方向(R)に移動する機械的な半嵌合検知装置としての合成樹脂製のスライダ(4)を有する雄コネクタ(2)と、前記スライダ(4)を前記コネクタ離脱方向(R)にスライドさせつつ前記雄コネクタ(2)にコネクタ嵌合する雌コネクタ(3)とを備え、前記スライダ(4)の作用によって前記雄コネクタ(2)と前記雌コネクタ(3)との半嵌合を検知する半嵌合検知コネクタ(1)であって,前記雌コネクタ(3)は、コネクタ嵌合室(11)を有する合成樹脂製の雌型コネクタハウジング(10)と、該雌型コネクタハウジング(10)の後部から収容係止される複数の雄型の端子(12)と、該複数の雄型の端子(12)を電気的に短絡する短絡金具(43)とを備えてなり,前記雄コネクタ(2)は、フード部(7)の上壁(13)に矩形状の開口部(14)設けるとともに該開口部(14)内の後端側に左右一対のばね受け部(17)を形成してなる合成樹脂製の雄型コネクタハウジング(6)と、前記左右一対のばね受け部(17)内にそれぞれ装着される圧縮コイルバネ(18)と、前記雄型コネクタハウジング(6)の複数の端子収容室(8)内に挿入係止される複数の雌型の端子(9)と、前記フード部(7)の内側で前記複数の雌型の端子(9)の前側に位置するフロントホルダー(31)とを備えてなり,前記雄型コネクタハウジング(6)は、前記開口部(14)に連通するとともに前部開口(16)を介して前記スライダ(4)が前後方向スライド自在に挿入される内側空間(15)と、該内側空間(15)が上側となる中間壁(37)と、該中間壁(37)の長手方向中間部において上向きとなるガイド突起(36)と、先端部に上向きの当接突起(39)及び雌型コネクタハウジング(10)に対する下向きのロック突起(29)を有し且つ前記先端部の両側にロック解除用の一対の従接突起(40)を有して前記中間壁(37)に一体化する可撓性のロックアーム(38)とを設けてなり,前記フロントホルダー(31)は、前記短絡金具(43)によって短絡された前記複数の雄型の端子(12)の短絡解除を行う絶縁片(47)を設けてなり,前記スライダ(4)は、該スライダ(4)の後部に位置する後退操作用の上向きの突部(22)と、前記スライダ(4)の中間部に位置する逆コ字状の可撓性の当接アーム(24)と、該当接アーム(24)の左右両側に位置し前記雌コネクタ(3)の一対の当接突起(5)が当接する下向きの一対の当接突起(25)と、内側に前記当接アーム(24)の基部が位置するとともに前記圧縮コイルバネ(18)が当接する後段部(26)と、前記スライダ(4)の前側に位置し該スライダ(4)が後退すると前記従接突起(40)に接して前記ロックアーム(38)が上向きに撓む一対の第一のガイド傾斜部(27)と、該一対の第一のガイド傾斜部(27)の内側であって該一対の第一のガイド傾斜部(27)の前側に位置し該一対の第一のガイド傾斜部(27)よりも急勾配で前記ロック突起(29)に接すると前記ロックアーム(38)がさらに上向きに撓む第二のガイド傾斜部(38)とを設けてなり,さらに、前記スライダ(4)は、前記コネクタ嵌合方向(Q)に直交する前記スライダ(4)の上下左右の四方向にそれぞれ突出し且つ前記コネクタ嵌合方向(Q)から前記雄型コネクタハウジング(6)に当接する第一〜第四の停止突起(62、62、61、63、63)を一体に形成してなり,該第一〜第四の停止突起(62、62、61、63、63)は、前記バネ付勢に対して形成するものであって、前記第一の停止突起(61)は、前記突部(22)の下側で前記ガイド突起(36)の当接面(36b)に当接する前側の垂直な当接面(61a)を有する下向きの形状に形成してなり,前記第二の停止突起(62、62)は、前記スライダ(4)の前抜け防止用であって前記一対の第一のガイド傾斜部(27)の外側に位置し垂直又は傾けた当接面(62a)を有して該当接面(62a)が前記開口部(14)の前側の当接面(14a)に当接する上向きの形状に形成してなり,前記第三の停止突起(63)、前記第四の停止突起(63)は、前記スライダ(4)の前記中間部の左右両側に位置し前記内側空間(15)において前記雄型コネクタハウジング(6)に当接する左向き、右向きの形状に形成してなることを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載された本発明によれば、スライダに少なくとも四つの停止突起が形成される。また、スライダとコネクタハウジングとのガタが生じる方向に上記停止突起がそれぞれ形成され、コネクタハウジングに当接する停止突起の当接面が、四方向における対応する方向に対し傾けて形成される。これにより、コネクタハウジングに当接する面積が十分に確保される。すなわち、他方のコネクタによってコネクタ離脱方向にスライドさせられたスライダが元の位置に戻ると、スライダの上下左右の四方向にそれぞれ形成された少なくとも四つの停止突起が一方のコネクタのコネクタハウジングに必要十分の面積を持って当接する。また、停止突起の当接面の傾きによって、停止突起とコネクタハウジングとの当接による衝撃の受け方を変えることが可能になる。
【0016 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の半嵌合検知コネクタの一実施の形態を示す外観斜視図である。また、図2は雄コネクタの分解斜視図、図3は雌コネクタの分解斜視図、図4は半嵌合検知コネクタの断面図、図5は雄型コネクタハウジングの正面図、図6は雄型コネクタハウジングの断面図、図7は雌型コネクタハウジングの正面図、図8は雌型コネクタハウジングの断面図である。
【0017 】
図1において、例えば、自動車のエアバック等の配線系統に使用される半嵌合検知コネクタ1は、機械的な半嵌合検知装置としての合成樹脂製のスライダ4を有する雄コネクタ2と、スライダ4に押圧される一対の当接突起5、5を有する雌コネクタ3とを備えて構成されている。ここで、雄コネクタ2は特許請求の範囲に記載した一方のコネクタに、また、雌コネクタ3は同じく他方のコネクタに相当するものとする。
【0018 】
雄コネクタ2は、フード部7を有する合成樹脂製の雄型コネクタハウジング6(特許請求の範囲に記載したコネクタハウジングに相当)と、その雄型コネクタハウジング6の複数の端子収容室8内に挿入係止される複数の雌型の端子9(図4参照)とを備えている。これに対し雌コネクタ3は、コネクタ嵌合室11を有する合成樹脂製の雌型コネクタハウジング10と、雌型コネクタハウジング10の後部側から収容され係止される複数の雄型の端子12(図4参照)と、その雄型の端子12を短絡する電気的な半嵌合検知装置としての短絡金具43(図3参照)とを備えている。また、雄型コネクタハウジング6には、電気的な半嵌合検知装置の他方となる絶縁片47(図4参照)が形成されている。
【0019 】
もう少し詳しく説明すると、雄コネクタ2のフード部7の上壁13には、矩形状の開口部14が設けられている。また、その開口部14の内側空間15(図2参照)には、前部開口16(図4参照)からスライダ4が前後方向スライド自在に挿入されている。さらに、開口部14内の後端側には、左右一対のばね受け部17、17が(図5参照)が形成されている。そして、前部開口16(図4参照)からばね受け部17、17内に圧縮コイルバネ(特許請求の範囲に記載したバネ付勢を生じさせるもの。反発力の高いゴム材のような他の弾性部材であってもよい)18、18(図2参照)がそれぞれ装着されている。尚、引用符号14aはスライダ4に対する開口部14の当接面を示している。
【0020 】
一方、雌型コネクタハウジング10には、その上壁19の長手方向中間部に上記一対の当接突起5、5が並列に設けられている。また当接突起5、5の後方であって上壁19の幅方向中央には、雄コネクタ2に対するロック突起20が設けられている。当接突起5、5には、前側の垂直な当接面5a、5aと後側の傾斜面5b、5bとがそれぞれ形成されており、ロック突起20には、前側の傾斜面20aと後側の垂直な係止面20bとが形成されている。当接突起5、5の幅方向外側には、雄コネクタ2に対する位置決めガイド用の突条21、21が設けられている。
【0021 】
図2において、スライダ4は、その後側に後退操作用の上向きの突部22と、突部22の下側に形成された停止突起61(図4参照)とを有している。また、中間部に逆コ字状に形成された可撓性の当接アーム24を有している。その当接アーム24の前端の左右両側には、下向きの当接突起25、25(図4参照)が設けられている。また、当接アーム24の基部は、後段部26の内側に位置しており、その後段部26には、圧縮コイルバネ18、18の前端が当接するようになっている。
【0022 】
スライダ4の前側には、一対の第一のガイド傾斜部27、27(図4参照)が形成されている。また、一対の第一のガイド傾斜部27、27の内側であって前側には、第二のガイド傾斜部28が形成されている。これら両ガイド傾斜部27、28は後下がりに傾斜しており、第二のガイド傾斜部28の傾斜角度が第一のガイド傾斜部27のそれよりも急勾配に形成されている。されに、一対の第一のガイド傾斜部27、27の外側であって中間から後側には、一対の前抜け防止用の停止突起62、62が上向きに形成されている。その停止突起62、62は、側面視略三角形状であって当接面62a、62aが雄型コネクタハウジング6の当接面14aに当接するように形成されている。
【0023 】
一方、スライダ4の下面側には、前端から上記当接突起25、25(図4参照)にかけて一対のガイド溝(図示せず)が形成されている。そのガイド溝には、雌型コネクタハウジング10(図1及び図3参照)の当接突起5、5が進入するようになっている。また、スライダ4の中間部の左右両端側には、前抜け防止用の停止突起63、63が設けられている。その停止突起63、63は、雄型コネクタハウジング6の当接突起64、64(図6参照)に当接するように形成されている。
【0024 】
スライダ4には、上下左右の四つの方向に突出する停止突起62、62、61、63、63が形成されていることになる。尚、上下左右の四つの方向は、コネクタ嵌合離脱方向P(コネクタ嵌合方向Q、コネクタ離脱方向R)に直交するものとする。また、上下左右の四つの方向は、スライダ4の雄型コネクタハウジング6に対する設計上のガタが生じる方向に一致するものとする。
【0025 】
図1に戻り雌型コネクタハウジング10のロック突起20は、雄型コネクタハウジング6の下向きのロック突起29に対向するように形成されている。
【0026 】
図4において、雄コネクタ2は、フード部7の内側であって且つ下方にフロントホルダ31付きの内側ハウジング32を有している。その内側ハウジング32内には、電線33付きの上記雌型の端子9が係止されている。電線33には、防水ゴム栓34が外挿されており、内側ハウジング32の外側には、パッキン35が装着されている。また、フード部7の内側であって且つ上方には、スライダ4が前後方向(図2のコネクタ嵌合離脱方向Pに相当)にスライド自在に設けられている。
【0027 】
スライダ4は、圧縮コイルバネ18、18(図2参照)で前向き(図2のコネクタ嵌合方向Q)にバネ付勢されている。停止突起61には、前側に垂直な当接面61a、後側に傾斜面61bが形成されている。その傾斜面61bは、スライダ4をフード部7内に装着する際に、フード部7側の停止兼案内用のガイド突起36をスムーズに乗り越えるために形成されている。ガイド突起36は、フード部7内の水平な中間壁37の長手方向中間部において上向きに設けられており、前側に傾斜面36aが、後側にスライダ4の当接面61aに対する当接面36bが形成されている。尚、中間壁37の上側には、上記内側空間15が設けられている。また、中間壁37の前半側は大きく切欠され、その切欠部内には可撓性のロックアーム38(図6参照)が中間壁37と一体且つ前向きに延長形成されている。
【0028 】
ロックアーム38は、先端部に下向きのロック突起29と上向きの当接突起39とを有している。また、先端部の両側にロック解除用の一対の従接突起40、40を有している。ロック突起29には、前側の傾斜面29aと、後側の垂直ないしは若干前向きに傾斜した係止面29bとが形成されており、当接突起39には、上側に後下がりの傾斜面39aが形成されている。また、従接突起40、40には下側に後上がりの傾斜面40a、40aが形成されている。尚、ロックアーム38の先端部は、フード部7の前端と中間ハウジング32の前端とのほぼ中間に位置するようになっている。
【0029 】
スライダ4の当接アーム24の前方には、当接壁41が形成されている。また、その当接壁41の前方には、上記第一のガイド傾斜部27、27及び停止突起62、62が、第一のガイド傾斜部27、27のさらに前方には、上記第二のガイド傾斜部28が形成されている。スライダ4の当接突起25、25には、垂直な前側の当接面25a、25aと後側の傾斜面25b、25bとが形成されている。
【0030 】
当接突起25、25は、停止突起61とガイド突起36とが当接した状態で、ロックアーム38の両側においてロック突起29の後方に位置している。また当接突起25、25の下端は、ロックアーム38の下面と同一面に位置している。一方、当接壁41は、ロックアーム38の当接突起39に接する後下がりの傾斜面41aを下側に有して断面略くさび状に形成されている。他方、第一のガイド傾斜部27、27は、ロックアーム38の従接突起40、40の前方に対向して位置しており、第二のガイド傾斜部28は、ロックアーム38の前端に対向して、ロック突起29の斜め上方に位置している。
【0031 】
雄型コネクタコネクタハウジング6の絶縁片47は、短絡金具43によって短絡された雄型の端子12の短絡解除を行う部分として形成されている(図5及び図6参照)。また、下側の短絡解除部と上側の補助部とで上下二段に形成されている(図5参照)。その段は、短絡金具43の後述する短絡部52及び補助部53の段に合わせて複数形成されている(図5参照)。
【0032 】
雌型コネクタハウジング10のフロントホルダ42で画成された各端子収容室には、雄型の各端子12の後半部が収容されている。また、各端子12の前半部のタブ部12aは、コネクタ嵌合室11内に突出するように配置されている。各端子12は、導電性の短絡金具43により短絡されている。また、各端子12に圧着された電線44には、防水ゴム栓45が挿着されている。尚、雌型コネクタハウジング10の下部は、固定アーム46で車体や機器等(図示せず)に固定されるようになっている。
【0033 】
短絡金具43は、雌型コネクタハウジング10に形成された収容室50(図7又は図8参照)に収容されている。また、図3に示される如く、複数の弾性アーム51を有している。その弾性アーム51は、雄型の端子12(図4参照)に対応するように配置形成されており、先端には、共に移動する短絡部52と補助部53とが側面視略へ字状且つ正面視上下二段に形成されている。短絡部52は、補助部53よりも下方に位置するように形成されている。尚、引用符号54は短絡金具43を収容室50(図7又は図8参照)に収容する際に用いられる押し込み用の壁を示している。短絡部52と補助部53の各先端は、その押し込み用の壁54よりも内側に位置しており、短絡金具43の収容の際に保護されるようになっている。
【0034 】
上記構成において、図9〜図15を参照しながら上記半嵌合検知コネクタ1の作用を説明する。
【0035 】
図9において、先ず、雄コネクタ2と雌コネクタ3とが初期嵌合すると、雌コネクタ3の当接突起5、5がスライダ4の当接アーム24の当接突起25、25に当接し始める。この時、複数の雄型の端子12のタブ部12aは、未だ対応する複数の雌型の端子9の電気接触部9aに接触しておらず、コネクタ嵌合室11の底部(奥部)と内側ハウジング32の前端との間には、大きな隙間Lが存在する。
【0036 】
また、スライダ4は、圧縮コイルバネ18、18によって前方(図2のコネクタ嵌合方向Q)に付勢された状態にある。その圧縮コイルバネ18、18は予圧縮のままであり、変位はない。さらに、スライダ4の上側の停止突起62、62が雄型コネクタハウジング6の当接面14aに当接し、スライダ4の左右両側の停止突起63、63が雄型コネクタハウジング6の停止突起64、64(一方のみ図示)に当接し、且つスライダ4の後部下側の停止突起61がガイド突起36に当接する。スライダ4の前端位置は、これら上下左右の四つの方向に突出する停止突起62、62、61、63、63により規定される。
【0037 】
次に、図10に示される如く、雌コネクタ3の当接突起5、5がスライダ4の当接突起25、25を押すと、スライダ4が圧縮コイルバネ18、18を圧縮させつつ後退する。この時、雌コネクタ3のロック突起20が雄コネクタ2のロックアーム38のロック突起29に当接する。また、スライダ4の第一のガイド傾斜部27、27がロックアーム38の従接突起40、40に接する。そして、従接突起40、40が第一のガイド傾斜部27、27に沿って上昇し、これに伴ってロックアーム38が上向きに撓む。また、雄型の端子12が雌型の端子9に接触する。尚、スライダ4の停止突起62、62、61、63、63の雄型コネクタハウジング6に対する当接は解除される。
【0038 】
続いて、図11に示される如く、スライダ4が後退すると、ロックアーム38のロック突起29が第二のガイド傾斜部28に沿って上向きに摺接し、これに伴ってロックアーム38がさらに上向きに撓む。そしてロックアーム38のロック突起29が雌コネクタ3のロック突起20の上側を通過してそのロック突起20の斜め前方上側に位置する。
【0039 】
すなわち、従接突起40、40が第一のガイド傾斜部27、27に沿って上昇すると、ロック突起29が第二のガイド傾斜部28に接触する。これによってロックアーム38が二段階で大きく撓む。また、スライダ4の当接突起25、25が雄コネクタ2のガイド突起36に沿って摺接すると、これによって当接アーム24が上向きに撓み、当接突起25、25と雌コネクタ3の当接突起5、5との当接が解除される。
【0040 】
尚、その直前においては、雄型の端子12を短絡していた短絡金具43の弾性アーム51の近傍に絶縁片47が近づく。そして、これらが当接し合うと次第に絶縁片47の上記短絡解除部が弾性アーム51の短絡部52(図3参照)を上方へ押し上げる。これにより短絡解除が行われる。弾性アーム51の補助部53(図3参照)は、短絡部52(図3参照)と共に上方へ移動し、その下側には絶縁片47の上記補助部が入り込む。
【0041 】
仮に、何らかの要因で絶縁片47の上記短絡解除部が変形又は破損しても、絶縁片47の上記補助部が弾性アーム51の補助部53(図3参照)に当接してこれを押し上げ、上述の如く補助部53(図3参照)と共に上方へ移動する短絡部52(図3参照)と、雄型の端子12との短絡を解除する。
【0042 】
続いてさらに、図12に示される如く、両コネクタ2、3が隙間なく完全に結合(完全嵌合)し、両端子9、12も完全に接触すると、両当接突起5、5、及び25、25の当接が解除されスライダ4が圧縮コイルバネ18、18の付勢力により前方に押し戻される。これにより、スライダ4は図4の初期状態に復帰する。
この時、スライダ4の当接突起25、25が雌コネクタ3の当接突起5、5を乗り越えて前方に移動する。また、スライダ4と一体に第二のガイド傾斜部28が前方に移動すると、ロックアーム38のロック突起29と第二のガイド傾斜部28との当接が解除され、ロックアーム38が弾性的に水平方向に復元し、ロック突起29が雌コネクタ3のロック突起20に係合する。すなわち両ロック突起20、29の係止面20b、29bが対向して接し、両コネクタ2、3がロックされる。さらに、スライダ4の停止突起62、62、61、63、63が雄型コネクタハウジング6の所定箇所に当接する。これにより、スライダ4の前端位置が規定される。スライダ4の停止突起62、62、61、63、63は、雄型コネクタハウジング6に対して必要十分な面積を持って当接する(圧縮コイルバネ18、18の付勢力(反発力)によってスライダ4及び雄型コネクタハウジング6に破損が生じてしまうことはない)。
【0043 】
尚、スライダ4の当接壁41がロックアーム38の当接突起39の上側の傾斜面39aに当接すると、ロックアーム38の撓みが阻止される。特に、当接壁41と当接突起39とがそれらの後下がりの傾斜面39a、41aで隙間なく確実に当接すると、不意なロック解除が確実に防止される。これはスライダ4が圧縮コイルバネ18、18により前向きに付勢され、その付勢力で当接壁41の傾斜面41aが当接突起39の傾斜面39aに押しつけられるからに他ならない。
【0044 】
ところで、図10の半嵌合検知コネクタ1の途中結合状態において、作業者がその結合をやめた場合には、スライダ4の当接突起25、25が雌コネクタ3の当接突起5、5に当接していることから、圧縮コイルバネ18、18の圧縮により生じた反発力によって雌コネクタ3が雄コネクタ2から押し出されて半嵌合検知コネクタ1の半嵌合が検知される。これは図11の状態で未だロックがされていない場合においても同様であり、図10〜図11の過程においても同様である。また、作業者が結合をやめた場合、雄型の端子12の短絡が解除されてない状態にあることから、同様に半嵌合検知コネクタ1の半嵌合が電気的に検知される。
【0045 】
尚、図10〜図11の過程においてロックアーム38が第二のガイド傾斜部28に沿って持ち上げられて、両ロック突起20、29同士の接触がなくなることから、摩擦抵抗が減少し、圧縮コイルバネ18、18の反発力によって雌コネクタ3がスムーズ且つ確実に押し出される。
【0046 】
次に、図12のコネクタ嵌合状態からのコネクタ2、3の離脱について説明する。図13に示される如く、スライダ4の操作用の突部を手指で矢印イの如く後方(図2のコネクタ離脱方向R)に引いて、スライダ4を後退させると、スライダ4の第一のガイド傾斜部27、27がロックアーム38の従接突起40、40を摺接する。また、この時、スライダ4の当接突起25、25の後側の傾斜面25b、25bが雌コネクタ3の当接突起5、5の後側の傾斜面5b、5bを摺接する。
【0047 】
そして、図14に示される如く、ロックアーム38のロック突起29がスライダ4の第二のガイド傾斜部28によって押し上げられ、ロックアーム38が上向きに大きく撓むと、当接アーム24の当接突起25、25が雌コネクタ3の当接突起5、5に乗り上げる。また、両ロック突起20、29が上下に離間し、コネクタ2、3のロックが解除される。尚、スライダ4は操作用の突部22が手指で後方へ引かれた状態にある。
【0048 】
そして、両コネクタ2、3を手で図15の如くコネクタ離脱方向に引っ張ると、両コネクタ2、3が離脱し、両端子9、12の接続が解除される。スライダ4は突部22から手指を離すことにより圧縮コイルバネ18、18の反発力によって前方へ復帰し、停止突起62、62、61、63、63により位置が規定される。また、絶縁片47が離脱し、雄型の端子12が短絡金具43により短絡される。
【0049 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわち、例えば図16に示される如く、停止突起62の垂直な当接面62aを前方又は後方にdθ(僅かな角度とする)だけ傾けて、雄型コネクタハウジング6との当接による衝撃の受け方を適宜変えるようにしてもよいものとする。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、スライダの上下左右の四方向にそれぞれ形成された少なくとも四つの停止突起と、一方のコネクタのコネクタハウジングとを必要十分の面積を持って当接させることができる。従って、他方のコネクタによりコネクタ離脱方向にスライドさせられたスライダが元の位置に戻った際のスライダ及び/又はコネクタハウジングの破損を防止することができる。
また、停止突起の係止面の傾きによって、停止突起とコネクタハウジングとの当接による衝撃の受け方を変えることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半嵌合検知コネクタの一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】雄コネクタの分解斜視図である。
【図3】雌コネクタの分解斜視図である。
【図4】半嵌合検知コネクタの断面図である。
【図5】雄型コネクタハウジングの正面図である。
【図6】雄型コネクタハウジングの断面図である。
【図7】雌型コネクタハウジングの正面図である。
【図8】雌型コネクタハウジングの断面図である。
【図9】半嵌合検知コネクタの初期嵌合状態を示す図面であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図10】半嵌合検知コネクタのロック開始状態を示す図面であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図11】半嵌合検知コネクタのロック直前の状態を示す図面であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図12】半嵌合検知コネクタの完全嵌合状態を示す図面であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図13】半嵌合検知コネクタのロック解除開始の状態を示す図面であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図14】半嵌合検知コネクタのロック解除状態を示す図面であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図15】半嵌合検知コネクタの離脱状態を示す図面であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図16】停止突起の他の例に対する説明図である。
【図17】従来例の半嵌合検知コネクタの離脱状態を示す断面図である。
【図18】従来例の半嵌合検知コネクタの完全嵌合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半嵌合検知コネクタ
2 雄コネクタ(一方のコネクタ)
3 雌コネクタ(他方のコネクタ)
4 スライダ
6 雄型コネクタハウジング(コネクタハウジング)
9 雌型の端子
10 雌型コネクタハウジング
12 雄型の端子
61、62、63 停止突起

Claims (1)

  1. コネクタ嵌合方向(Q)にバネ付勢され且つ該バネ付勢に抗してコネクタ離脱方向(R)に移動する機械的な半嵌合検知装置としての合成樹脂製のスライダ(4)を有する雄コネクタ(2)と、前記スライダ(4)を前記コネクタ離脱方向(R)にスライドさせつつ前記雄コネクタ(2)にコネクタ嵌合する雌コネクタ(3)とを備え、前記スライダ(4)の作用によって前記雄コネクタ(2)と前記雌コネクタ(3)との半嵌合を検知する半嵌合検知コネクタ(1)であって,
    前記雌コネクタ(3)は、コネクタ嵌合室(11)を有する合成樹脂製の雌型コネクタハウジング(10)と、該雌型コネクタハウジング(10)の後部から収容係止される複数の雄型の端子(12)と、該複数の雄型の端子(12)を電気的に短絡する短絡金具(43)とを備えてなり,
    前記雄コネクタ(2)は、フード部(7)の上壁(13)に矩形状の開口部(14)設けるとともに該開口部(14)内の後端側に左右一対のばね受け部(17)を形成してなる合成樹脂製の雄型コネクタハウジング(6)と、前記左右一対のばね受け部(17)内にそれぞれ装着される圧縮コイルバネ(18)と、前記雄型コネクタハウジング(6)の複数の端子収容室(8)内に挿入係止される複数の雌型の端子(9)と、前記フード部(7)の内側で前記複数の雌型の端子(9)の前側に位置するフロントホルダー(31)とを備えてなり,
    前記雄型コネクタハウジング(6)は、前記開口部(14)に連通するとともに前部開口(16)を介して前記スライダ(4)が前後方向スライド自在に挿入される内側空間(15)と、該内側空間(15)が上側となる中間壁(37)と、該中間壁(37)の長手方向中間部において上向きとなるガイド突起(36)と、先端部に上向きの当接突起(39)及び雌型コネクタハウジング(10)に対する下向きのロック突起(29)を有し且つ前記先端部の両側にロック解除用の一対の従接突起(40)を有して前記中間壁(37)に一体化する可撓性のロックアーム(38)とを設けてなり,
    前記フロントホルダー(31)は、前記短絡金具(43)によって短絡された前記複数の雄型の端子(12)の短絡解除を行う絶縁片(47)を設けてなり,
    前記スライダ(4)は、該スライダ(4)の後部に位置する後退操作用の上向きの突部(22)と、前記スライダ(4)の中間部に位置する逆コ字状の可撓性の当接アーム(24)と、該当接アーム(24)の左右両側に位置し前記雌コネクタ(3)の一対の当接突起(5)が当接する下向きの一対の当接突起(25)と、内側に前記当接アーム(24)の基部が位置するとともに前記圧縮コイルバネ(18)が当接する後段部(26)と、前記スライダ(4)の前側に位置し該スライダ(4)が後退すると前記従接突起(40)に接して前記ロックアーム(38)が上向きに撓む一対の第一のガイド傾斜部(27)と、該一対の第一のガイド傾斜部(27)の内側であって該一対の第一のガイド傾斜部(27)の前側に位置し該一対の第一のガイド傾斜部(27)よりも急勾配で前記ロック突起(29)に接すると前記ロックアーム(38)がさらに上向きに撓む第二のガイド傾斜部(38)とを設けてなり,
    さらに、前記スライダ(4)は、前記コネクタ嵌合方向(Q)に直交する前記スライダ(4)の上下左右の四方向にそれぞれ突出し且つ前記コネクタ嵌合方向(Q)から前記雄型コネクタハウジング(6)に当接する第一〜第四の停止突起(62、62、61、63、63)を一体に形成してなり,
    該第一〜第四の停止突起(62、62、61、63、63)は、前記バネ付勢に対して形成するものであって、前記第一の停止突起(61)は、前記突部(22)の下側で前記ガイド突起(36)の当接面(36b)に当接する前側の垂直な当接面(61a)を有する下向きの形状に形成してなり,
    前記第二の停止突起(62、62)は、前記スライダ(4)の前抜け防止用であって前記一対の第一のガイド傾斜部(27)の外側に位置し垂直又は傾けた当接面(62a)を有して該当接面(62a)が前記開口部(14)の前側の当接面(14a)に当接する上向きの形状に形成してなり,
    前記第三の停止突起(63)、前記第四の停止突起(63)は、前記スライダ(4)の前記中間部の左右両側に位置し前記内側空間(15)において前記雄型コネクタハウジング(6)に当接する左向き、右向きの形状に形成してなる
    ことを特徴とする半嵌合検知コネクタ。
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