JP2006260869A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】CPAを備えるコネクタであって、両コネクタの嵌合時に一対のコンタクトから短絡端子を確実に解離する構造を有するコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング1側に突出する楔片15が挿入室11内に設けられる。一組のコネクタ10・20が嵌合状態では、楔片15で一対の弾性片6c・6dが互いに広げられてCPA6はハウジング2との保持状態が解除され、ハウジング1側に移動可能となる。フランジ部6eがハウジング2に当接されて正規嵌合が検知され、かつ、一対のおすコンタクト3・3と短絡端子4間に解離片6a・6bが介装される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、電気接続用のコネクタに関する。例えば、本発明によるコネクタは、乗物に搭載されるエアーバッグ装置に適用されるコネクタであり、一方のコネクタと他方のコネクタの正規嵌合を検知するコネクタ位置検知部材(Connector Position Assurance Member:以下、CPAと略称する)を備えている。特に、本発明は、このようなCPAを備えるコネクタの構造に関する。
例えば、自動車には搭乗者の安全を確保するエアーバッグ装置が搭載されている。一般に、エアーバッグ装置は、エアーバッグの起動センサから電線を介して信号が送られたときに、火薬を電子的に点火して爆発させることによりエアーバッグを膨張させる。エアーバッグ側に接続される一方のコネクタは、例えば、電線の端末に固着される対をなす一組(4つ)の端子(コンタクト)を有している。そして、一方のコネクタは起動センサ側の他方のコネクタと嵌合して電気的及び機械的に接続する。
通常、前記一方のコネクタは、おすコンタクト(第1コンタクト)を有するリセプタクルであり、前記他方のコネクタは、おすコンタクト(第2コンタクト)を有するプラグであり、リセプタクルとプラグが着脱するコネクタを構成している。そして、例えば組立前や修理時に、リセプタクルがプラグから取り外された状態で、対を成す第1コンタクトは短絡端子で短絡されて、静電気の作用などによるエアーバッグの誤動作を防止している。更に、リセプタクルとプラグの嵌合が確実であることを確認するCPAがこのコネクタに設けられている。
このようなコネクタとして、リセプタクルとプラグの嵌合時と離脱時の両方で半嵌合検知ができるコネクタが発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によれば、両コネクタハウジングが嵌合される途中では、係合姿勢とされた弾性係合部によってスライダが押圧されることで、スライダは付勢手段の付勢に抗しつつ後退移動される。このとき嵌合作業が中断されると、付勢手段に蓄積された付勢力が解放されることで前方へ付勢されたスライダが弾性係合部を押圧して、両コネクタハウジングが強制的に離脱され、もって半嵌合が検知されるとしている。両コネクタハウジングが正規に嵌合されると、弾性係合部がスライダから解離して、スライダに対する押圧状態が解除されるとともに付勢手段に蓄積された付勢力が解放されることで、スライダが前進移動される。
嵌合した両コネクタハウジングを離脱させるには、付勢手段の付勢に抗しつつスライダを後退移動させた状態として、両コネクタハウジングを離間させる。離脱作業を途中で中断すると、解離姿勢から係合姿勢に弾性変位された弾性係合部に対して、付勢手段に蓄積された付勢力が解放されて前方へ付勢されたスライダが係合することで、両コネクタハウジングが強制的に離脱され、もって半嵌合が検知されるとしている。
特開2003−36939号公報
図14は、特許文献1によるコネクタの断面図であり、図14(A)は両ハウジングの嵌合過程においてスライダがロックアームに押されて圧縮コイルばねに付勢力が蓄勢された状態図であり、図14(B)は両ハウジングの嵌合過程においてロックアームが係合姿勢に弾性変位した状態図である。そして、本願の図14は特許文献1の図2に対応している。
図14において、コネクタは、互いに嵌合可能なリセプタクルハウジング80(以下、ハウジング80という)と、プラグハウジング90(以下、ハウジング90という)とを備えている。ハウジング80にロックアーム85が設けられる。一方、ハウジング90には、圧縮コイルばね93とスライダ94が組み付けられている。
ハウジング80は、前方へ突出する略角筒状のフード部81を備え、フード部81の内部にハウジング90が嵌入可能としている。両ハウジング80・90が嵌合された状態では、ハウジング90の後端部がフード部81から外部に突出する。ハウジング80内の奥壁からは、幅方向に並んで配された4本の第1コンタクト82が突設している。第1コンタクト82は、フード部81内に突出すると共に、ハウジング90側の第2コンタクト92に導通接続可能としている。ハウジング80の奥壁における第1コンタクト82の下方には、各対を成す第1コンタクト82と対応する弾性接触片83aを備えた短絡端子83が収容されている。両ハウジング80・90が離脱した状態では、各弾性接触片83aが各対を成す第1コンタクト82に弾性接触し、各対を成す第1コンタクト82が短絡されている。
図14において、ハウジング80のフード部81内には、ハウジング90を係止可能なロックアーム85が突設されている。ロックアーム85は、ハウジング90に圧縮コイルばね93を介して組み付けられたスライダ94に対して係合可能な係合姿勢と、スライダ94から解離した解離姿勢との間を弾性変形可能としている。嵌合・離脱作業を途中で中断した場合は、後退移動しているスライダ94によって弾縮された圧縮コイルばね93に蓄積されたばね力が解放されることで、前方へ付勢されたスライダ94により係合姿勢とされたロックアーム85が押圧されて、両ハウジング80・90が強制的に離脱される。
図14において、スライダ94をCPAと考えてもよく、スライダ94を構成している操作部94aがハウジング80の切欠部87の前縁に当接していることに確認することにより、両ハウジング80・90の嵌合が検知できる。又、短絡端子83の各弾性接触片83aにハウジング90の係合凹部95が係合して、各弾性接触片83aが第1コンタクト82から解離するように下方へ弾性変形されることで、各対を成す第1コンタクト82の短絡が解除される。
図14に示されたコネクタは、圧縮コイルばねを用いて半嵌合状態を強制的に解除しているので、構成を複雑にしている。簡易な構成のコネクタが望まれる。又、図14に示されるコネクタは、両ハウジングが嵌合していることをCPAにより検知できるが、短絡端子が対を成す第1コンタクトから解離しているかは確実性に乏しい。CPAで両ハウジングが嵌合していることを検知できると共に、嵌合時に短絡端子が対を成す第1コンタクトから確実に解離する構造が望まれる。そして、これらが本発明の課題といってよい。
本発明は、上述した課題を解決すべく、一方のコネクタと他方のコネクタの嵌合を検知するCPAを備えるコネクタであって、簡易な構成であり、両コネクタの嵌合時に短絡端子が対を成すコンタクトから確実に解離する構造を有するコネクタを提供することを目的とする。
発明者は、上記目的を満たすため、両コネクタの結合後に、絶縁性のCPAを他方のコネクタから挿入できると両コネクタの嵌合が検知でき、この絶縁性のCPAが短絡端子と対を成すコンタクト間に介装されて、短絡端子と対を成すコンタクトが確実に解離される構造とし、以下のような新たなコネクタを発明した。
(1) 互いに嵌合可能な一組のコネクタの内、一方のハウジングは、他方のハウジングが挿入されて嵌合可能な挿入室と、この挿入室内に突出する対を成す第1コンタクトと、この対を成す第1コンタクトを弾性接触片で短絡する短絡端子と、を有し、他方のハウジングは、前記対を成す第1コンタクトと接触する対を成す第2コンタクトと、前記挿入室に向けてスライド可能に保持されるコネクタ位置検知部材と、を有するコネクタであって、前記コネクタ位置検知部材は、前記挿入室側に延びる解離片と、この解離片と平行に延びて挿入方向と直交する方向に弾性変形可能な弾性片と、を備え、前記他方のハウジング側に突出する楔片が前記挿入室内に設けられ、前記一組のコネクタが嵌合状態では、この楔片で前記弾性片が変形されて当該コネクタ位置検知部材は当該他方のハウジングとの保持状態が解除されて前記一方のハウジング側に移動可能となり、当該コネクタ位置検知部材が当該他方のハウジングに当接されて正規嵌合が検知され、かつ、前記対を成す第1コンタクトと前記短絡端子間に前記解離片が介装されるコネクタ。
(1)の発明は、互いに嵌合可能な一組のコネクタの内、一方のハウジングは、他方のハウジングが挿入されて嵌合可能な挿入室を有している。又、一方のハウジングは、挿入室内に突出する対を成す第1コンタクトを有している。更に、一方のハウジングは、対を成す第1コンタクトを弾性接触片で短絡する短絡端子を有している。互いに嵌合可能な一組のコネクタの内、他方のハウジングは、対を成す第1コンタクトと接触する対を成す第2コンタクトを有している。又、他方のハウジングは、挿入室に向けてスライド可能に保持されるコネクタ位置検知部材(CPA)を有している。
例えば、互いに嵌合可能な一組のコネクタは、一方のコネクタが第1コンタクトを有するリセプタクルであってよく、他方のコネクタが第2コンタクトを有するプラグであってよい。一方のコネクタ及び他方のコネクタは電線付きのコネクタであってよく、このように一方のコネクタと他方のコネクタが組み合わせられるコネクタは、いわゆるワイヤー・ツゥー・ワイヤー・コネクタ(Wire to Wire Connector)と呼ばれる。又、中継コネクタとも呼ばれる。
又、一方のコネクタがプリント基板に実装されるプリント基板用コネクタであって、他方のコネクタが電線付きのコネクタであってもよく、このように一方のコネクタと他方のコネクタが組み合わせられるコネクタは、いわゆるワイヤー・ツゥー・ボード・コネクタ(Wire to Board Connector)と呼ばれる。
一方のハウジング及び他方のハウジングは絶縁性のハウジングであってよく、非導電性の材料からなるハウジングのことであってよい。例えば、エンジニアリングプラスチックを成型して、絶縁性のハウジングを得ることができる。例えば、一方のハウジングは、略直方体状に形成され、一方の端部に矩形状の開口を有する挿入室が設けられ、他方の端部側から第1コンタクトが挿入される。他方のハウジングは、略直方体状に形成され、一方の端部が挿入室に挿入可能であり、他方の端部側から第2コンタクトが挿入される。
例えば、第1コンタクトはおすコンタクトであってよく、第2コンタクトはめすコンタクトであってよい。そして、第1コンタクト及び第2コンタクトは、電線を圧着する圧着部(クリンプバレル)を有する圧着コンタクトであってよい。例えば、第1コンタクトを有する一方のハウジングは、複数の電線を延出し、第2コンタクトを有する他方のハウジングは、複数の電線を延出する。そして、一方のハウジング側の電線はエアーバッグ側に接続され、他方のハウジング側の電線は起動センサ側に接続される。
例えば、挿入室内の奥壁から幅方向に並んで配置された対を成す一組の第1コンタクトが挿入室内に突出している。そして、第1コンタクトは他方のハウジング側の第2コンタクトに接続可能としている。例えば、一方のハウジング及び他方のハウジングはそれぞれ4室のキャビティを有し、電線が接続された第1コンタクト及び第2コンタクトが、このキャビティに収容される。なお、第1コンタクト及び第2コンタクトは姿勢が安定するように、それぞれ専用のリテーナを設けて保持されてよく、第1コンタクト及び第2コンタクトにランスを設けて、キャビティから離脱しないように抜け止めされてもよい。
例えば、短絡端子は、導電性を有する金属板からなるばね部材であってよく、一方のハウジング内に収容される。弾性接触片は、前記キャビティに連通する切り欠き穴を介して対を成す第1コンタクトに弾性接触して、対を成す第1コンタクト間を短絡する。そして、対を成す第1コンタクト間に電位差が生じないようにしている。
例えば、CPAは絶縁部材であってよく、非導電性の材料からなるCPAのことであってよい。このCPAは、他方のハウジングと同じく非導電性の材料からなることが好ましく、非導電性の材料であれば、他方のハウジングと同材質であることに限定されない。このCPAは、その検知機能からして、他方のハウジングと区別できるように色相を変えることが好ましい。
例えば、他方のハウジングに対向する一対の側壁を立設し、この一対の側壁に互いに対向しかつ他方のハウジングの一端から他端に至る一対の溝を設け、この一対の溝にCPAの両翼が案内されて、CPAが挿入室に向けてスライド可能に保持されてもよい。
(1)の発明は、CPAは挿入室側に延びる解離片を備えている。又、CPAは、解離片と平行に延びて挿入方向と直交する方向に弾性変形可能な弾性片を備えている。
例えば、解離片は、他方のハウジングに設けられた貫通穴に挿入され、解離片の先端部は、他方のハウジングから突出して、挿入室に向けて移動可能となっている。例えば、弾性片の先端部には、方形溝が形成されている。一方、他方のハウジングの外壁には矩形状の突起が形成されている。そして、この矩形状の突起に方形溝が嵌合されている。
CPAが他方のハウジングに保持されているとは、この矩形状の突起に弾性片が嵌合していることであってよい。この状態では、CPAは一方のハウジング側に移動できない。後述する楔片で弾性片の先端部が挿入方向と直交する方向に弾性変形されると、他方のハウジングに対してCPAがスライド可能となる。
そして、(1)の発明は、他方のハウジング側に突出する楔片が挿入室内に設けられている。一組のコネクタが嵌合状態では、この楔片で弾性片が変形されてCPAは他方のハウジングとの保持状態が解除されて一方のハウジング側に移動可能となる。そして、CPAが他方のハウジングに当接されて正規嵌合が検知される。又、対を成す第1コンタクトと短絡端子間に解離片が介装される。
一組のコネクタが嵌合状態では、楔片の先端面が矩形状の突起に当接して、弾性片が変形されて、CPAは他方のハウジングとの保持状態が解除される。例えば、楔片の先端部は台形状に形成され、この台形の斜面が弾性片の先端部に設けられる稜にスライドして、弾性片を変形させてもよく、楔片の先端部は矩形状に形成され、この矩形の隅が弾性片の先端部に形成された斜面にスライドして、弾性片を変形させてもよい。
他方のハウジングに対してCPAを一方のハウジング側にスライドすると、CPAが他方のハウジングに当接されて正規嵌合が検知される。同時に、解離片は、対を成す第1コンタクトと短絡端子間に進出し、絶縁体である解離片が対を成す第1コンタクトと短絡端子間に介装されて、対を成す第1コンタクト間の短絡が解除される。
このように、(1)の発明によるコネクタは、従来のように付勢部材である圧縮コイルばねを用いていないので、構成を簡易にできる。そして、コネクタの小型化にも寄与できると考えられる。又、(1)の発明によるコネクタは、両コネクタの正規嵌合時に短絡端子が対を成すコンタクトから確実に解離する構造を有している。
(2) (1)記載のコネクタにおいて、前記一方のハウジングは、前記挿入室の内壁に突出形成されるラッチ部を備え、前記他方のハウジングは、前記挿入室への挿入方向と直交する方向に突出して前記ラッチ部に係止されるフック部を形成しているロックアームを備えるコネクタ。
(2)の発明は、一方のハウジングは、挿入室の内壁に突出形成されるラッチ部を備えている。又、他方のハウジングはロックアームを備えている。ロックアームは、挿入室への挿入方向と直交する方向に突出するフック部を形成している。そして、フック部はラッチ部に係止される。
例えば、ラッチ部は鋸歯状に形成されて挿入室の内壁から突出される。例えば、ロックアームは他方のハウジングから片持ち状に突出形成される。そして、ロックアームと共に他方のハウジングが挿入室に挿入されると、自由端となるフック部が挿入室の内壁に当接されて撓んだ状態で進行する。フック部がラッチ部を乗り越えると、フック部が弾性復帰してラッチ部に係止されることで、両ハウジングを離間困難に嵌合する。
(3) (1)又は(2)記載コネクタにおいて、前記第1コンタクトは、複数の対を成す第1コンタクトからなり、前記短絡端子は、この各対を成す第1コンタクトを前記弾性接触片で短絡する短絡端子からなり、前記第2コンタクトは、前記各対を成す第1コンタクトと接触する対を成す第2コンタクトからなり、前記解離片は、前記対を成す第1コンタクトと前記短絡端子間に介装される解離片からなるコネクタ。
例えば、対を成す第1コンタクトは2組となる4本の第1コンタクトで構成される。この4本の第1コンタクトは、挿入室内に突出して一列に配置されてもよい。短絡端子は、各対を成す第1コンタクトを弾性接触片で短絡する二つの短絡端子で構成される。第2コンタクトは、各対を成す第1コンタクトと接触する複数の対を成す第2コンタクトで構成される。そして、解離片は、対を成す第1コンタクトと短絡端子間に介装される二つ(一対)の解離片で構成される。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記弾性片は、平行に延びて互いに向かい合った方向に弾性変形可能な一対の弾性片からなり、前記コネクタ位置検知部材は、前記一対の弾性片の基端側に設けられるフランジ部を備え、前記一組のコネクタが嵌合状態では、前記楔片で前記一対の弾性片が互いに広げられて当該コネクタ位置検知部材は当該他方のハウジングとの保持状態が解除されて前記一方のハウジング側に移動可能となり、前記フランジ部が前記他方のハウジングに当接されて正規嵌合が検知されるコネクタ。
(4)の発明は、弾性片が、平行に延びて互いに向かい合った方向に弾性変形可能な一対の弾性片からなっている。CPAは、一対の弾性片の基端側に設けられるフランジ部を備えている。
例えば、一対の解離片は、後述する一対の貫通穴に挿入され、一対の解離片の先端部は、他方のハウジングから突出して、挿入室に向けて移動可能となっている。例えば、一対の弾性片の先端部には、対向する一対の方形溝が形成されている。一方、他方のハウジングの外壁には矩形状の突起が形成されている。そして、この矩形状の突起に一対の方形溝が嵌合されて、この矩形状の突起を一対の弾性片が挟持している。
CPAが他方のハウジングに保持されているとは、この矩形状の突起を一対の弾性片が挟持していることであってもよい。この状態では、他方のハウジングの他端面はフランジ部と離間している。楔片で一対の弾性片の先端部が押し広げられると、他方のハウジングに対してCPAがスライド可能となる。
そして、(4)の発明は、CPAは、一対の弾性片の基端側に設けられるフランジ部を備えている。一組のコネクタが嵌合状態では、楔片で一対の弾性片が互いに広げられて、CPAは他方のハウジングとの保持状態が解除される。そして、CPAは一方のハウジング側に移動可能となり、フランジ部が他方のハウジングに当接されて正規嵌合が検知される。同時に、各一対のおすコンタクトと短絡端子間に解離片が介装される。
(5) (4)記載のコネクタにおいて、前記ロックアームは、前記他方のハウジングの外壁において前記一方のハウジング側に突出形成された一対の支持部と、この一対の支持部から前記一方のハウジングの反挿入方向に延出する前記外壁に対向する一対のアームと、この一対のアームの先端同しを結合する前記フック部と、を含み、前記一対の弾性片は、前記一対のアームに対向する前記他方のハウジングの外壁に配置されるコネクタ。
(5)の発明は、ロックアームは、他方のハウジングの外壁において一方のハウジング側に突出形成された一対の支持部を含んでいる。ロックアームは、一対の支持部から一方のハウジングの反挿入方向に延出し、外壁に対向する一対のアームを含んでいる。ロックアームは、一対のアームの先端同しを結合するフック部を含んでいる。そして、一対の弾性片は、一対のアームに対向する他方のハウジングの外壁に配置される。
例えば、このロックアームは他方のハウジングと共に一体で成型される。ロックアームを含むこの他方のハウジングは、前方金型と後方金型で容易に成型される形状となっている。楔片の先端部は、一対の支持部間を通過して、この外壁に形成される矩形状の突起に至る。この他方のハウジングは、ロックアームとCPAが相互に干渉しないコンパクトな構造となっている。
(6) (4)又は(5)記載のコネクタにおいて、前記フック部の押下動作が抑制される隆起部が前記一対の弾性片の前記フランジ側に形成されているコネクタ。
(6)の発明は、CPAが他方のハウジングに挿入された正規嵌合状態では、フック部の下方に隆起部を形成して、フック部の押し下げが困難な構造とした。つまり、一方のハウジングと他方のハウジングが容易に離間しない構造とした。CPAを他方のハウジングから引き出すには、例えば、専用の解除治具が用いられる。
(7) (1)から(6)のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記他方のハウジングは、前記外壁と前記第2コンタクトの間に前記解離片が挿入される貫通穴が設けられるコネクタ。
例えば、解離片は平板状に形成され、貫通穴は解離片がスライドされる長方形に形成される。
(8) (1)から(7)のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記第1コンタクトがおすコンタクトであり、前記第2コンタクトがめすコンタクトであるコネクタ。
(9) (1)から(8)のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記第1及び第2コンタクトが電線を圧着する圧着コンタクトであるコネクタ。
本発明のコネクタは、両コネクタの結合後に、絶縁性のCPAを他方のコネクタから挿入できると両コネクタの嵌合が検知でき、この絶縁性のCPAが短絡端子と対を成すコンタクト間に介装されて、短絡端子と対を成すコンタクトが確実に解離される構造とした。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、以下の説明において、互いに嵌合可能な一組のコネクタの内、一方のコネクタは第1コンタクトを有するリセプタクルとし、他方のコネクタは第2コンタクトを有するプラグとして説明する。
図1は、本発明によるコネクタの一実施形態を示す斜視分解組立図である。図2は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。図2は、リセプタクルとプラグが対向配置され、縦断面が描かれている。図3は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。図3は、リセプタクルとプラグが嵌合した状態図である。図4は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。図4は、リセプタクルとプラグが嵌合した状態図であり、図3と異なる方向からコネクタを観ている。
図5は、前記実施形態によるプラグの斜視外観図である。図6は、前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。図7は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。図7は、リセプタクルとプラグが嵌合する前の状態図であり、リセプタクルとプラグはそれぞれ横断面が描かれている。図8は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。図8は、リセプタクルとプラグが嵌合した状態図であり、リセプタクルとプラグはそれぞれ横断面が描かれている。図9は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。図9は、CPAがプラグに挿入された状態図であり、リセプタクルとプラグはそれぞれ横断面が描かれている。
図10は、前記実施形態によるコネクタの縦断面図である。図10は、リセプタクルとプラグが嵌合する前の状態図である。図11は、前記実施形態によるコネクタの縦断面図である。図11は、リセプタクルとプラグが嵌合した状態図である。図12は、前記実施形態によるコネクタの縦断面図である。図12は、CPAがプラグに挿入された状態図である。図13は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。図13は、リセプタクルとプラグが正規嵌合した状態図である。
最初に、本発明によるコネクタの構成を説明する。図1において、コネクタ100は、互いに嵌合可能なリセプタクル10とプラグ20が組となって構成されている。リセプタクル10はリセプタクルハウジング1(以下、ハウジング1という)を有し、プラグ20はプラグハウジング2(以下、ハウジング2という)を有している。ハウジング1には、対を成す一組の4本の第1コンタクト3と、一対の短絡端子4が組み付けられている。一方、ハウジング2には、対を成す一組の4本の第2コンタクト5とCPA6が組み付けられている。
図2又は図6において、ハウジング1は絶縁性のプラスチックからなり、略直方体状に形成され、一方の端部に矩形状の開口を有する挿入室11が設けられ、他方の端部側から4本の第1コンタクト3が挿入される(図1参照)。一方、図2又は図5において、ハウジング2は絶縁性のプラスチックからなり、略直方体状に形成され、一方の端部が挿入室11に挿入可能であり、他方の端部側から4本の第2コンタクト5が挿入される(図1参照)。両ハウジング1・2が嵌合された状態では、ハウジング2の後端部が挿入室11から外部に突出している(図3又は図4参照)。
図1において、第1コンタクト3はおすコンタクトであってよく、第2コンタクト5はめすコンタクトであってよい。そして、図1に示されるように、第1コンタクト3は電線3wを圧着する圧着部3aを有する圧着コンタクトとなっている。同様に、第2コンタクト5は電線5wを圧着する圧着部5aを有する圧着コンタクトとなっている。図2に示されるように、第1コンタクト3を有するハウジング1は、4本の電線3wを延出している。第2コンタクト5を有するハウジング2は、4本の電線5wを延出している。ハウジング1側の電線3wはエアーバッグ(図示せず)側に接続されており、ハウジング2側の電線5wは起動センサ(図示せず)側に接続されている。
図2において、挿入室11内の奥壁から幅方向に並んで配置された対を成す一組の4本の第1コンタクト3が挿入室11内に突出している。より正確には、コンタクト部3bが挿入室11内に突出している。そして、第1コンタクト3はハウジング2側の第2コンタクト5に接続可能としている。より正確には、コンタクト部3bがコンタクト部5bに接続される。
図1又は図2において、ハウジング1・2はそれぞれ4室のキャビティ12・22を有し、電線3w・5wが接続された第1コンタクト3及び第2コンタクト5が、このキャビティ12・22に収容される。第1コンタクト3及び第2コンタクト5は、姿勢が安定するように、それぞれ専用のリテーナ7a・7bを設けて保持されている(図1、図2、図4参照)。又、第1コンタクト3及び第2コンタクト5にそれぞれランス3d・5dが設けられており、キャビティ12・22から離脱しないように抜け止めされている(図1及び図2参照)。
図1又は図7において、短絡端子4は、導電性を有する金属板からなるばね部材であって、ハウジング1内に収容されている(図2参照)。弾性接触片4aは、キャビティ12に連通する切り欠き穴を介して対を成す第1コンタクト3・3に弾性接触して対を成す第1コンタクト3・3間を短絡している。より正確には、弾性接触片4aは、圧着部3aとコンタクト部3b間の中間部3cに弾性接触している。そして、対を成す第1コンタクト3・3間に電位差が生じないようにしている。
図1又は図2において、CPA6は絶縁部材であって非導電性の材料からなっている。CPA6は、ハウジング2と同じく非導電性の材料からなることが好ましく、非導電性の材料であれば、ハウジング2と同材質であることに限定されない。CPA6は、その検知機能からして、ハウジング2と区別できるように色相を変えることが好ましい。
図5において、ハウジング2には、対向する一対の側壁23a・23bが立設されている。一対の側壁23a・23bには、互いに対向しかつハウジング2の一端から他端に至る一対の溝23c・23dが設けられている。そして、一対の溝23c・23dにCPA6の両翼が案内されて、CPA6が挿入室11(図6参照)に向けてスライド可能に保持されている。
図6又は図10において、ハウジング1は、挿入室11の内壁に突出形成されるラッチ部14を備えている。一方、図2又は図10において、ハウジング2はロックアーム24を備えている。ロックアーム24は、挿入室11への挿入方向と直交する方向に突出するフック部24eを形成している(図2参照)。
図10に示されるように、ラッチ部14は鋸歯状に形成されて挿入室11の内壁から突出されている。ロックアーム24はハウジング2から片持ち状に突出形成されている。そして、ロックアーム24と共にハウジング2が挿入室11に挿入されると、自由端となるフック部24eが挿入室11の内壁に当接されて撓んだ状態で進行する。フック部24eがラッチ部14を乗り越えると、フック部24eが弾性復帰してラッチ部14に係止されることで、両ハウジング1・2を離間困難に嵌合する。
図1において、CPA6は平行に延びる一対の解離片6a・6bを備えている。又、CPA6は、一対の解離片6a・6bと平行に延びて、互いに向かい合った方向に弾性変形可能な一対の弾性片6c・6dを備えている。更に、CPA6は、一対の解離片6a・6b及び一対の弾性片6c・6dの基端側に設けられるフランジ部6eを備えている。
図1において、一対の解離片6a・6bは一対の貫通穴22a・22bに挿入されている。一対の解離片6a・6bはそれぞれ平板状に形成され、一対の貫通穴22a・22bは平板状の解離片6a・6bがスライドされる長方形に形成されている。図10において、一対の解離片6a・6bの先端部は、ハウジング2から突出して、挿入室11に向けて移動可能となっている。
図7において、一対の弾性片6c・6dの先端部には、対向する一対の方形溝61c・61dが形成されている。一方、ハウジング2の外壁には矩形状の突起25が形成されている。そして、矩形状の突起25に一対の方形溝61c・61dが嵌合されて、矩形状の突起25を一対の弾性片6c・6dが挟持している。
このように、矩形状の突起25を一対の弾性片6c・6dが挟持することにより、CPA6はハウジング2に保持されている。図7の状態では、ハウジング2の他端面はフランジ部6eと離間している。後述する楔片15で一対の弾性片6c・6dの先端部が押し広げられると、ハウジング2に対してCPA6がスライド可能となる。
図2又は図10に示されるように、ハウジング2側に突出する楔片15が挿入室11内に設けられている。一組のコネクタ10・20が嵌合状態では、楔片15で一対の弾性片6c・6dが互いに広げられて、CPA6はハウジング2との保持状態が解除される(図8参照)。そして、CPA6はハウジング1側に移動可能となり、フランジ部6eがハウジング2に当接されて正規嵌合が検知される。同時に、各対を成す第1コンタクト3・3と一対の短絡端子4間に、一対の解離片6a・6bが介装される(図12参照)。
例えば、図1において、CPA6は挿入室11側に延びる解離片6a(又は解離片6b)を備えていてもよい。そして、CPA6は、解離片6a(又は解離片6b)と平行に延びて挿入方向と直交する方向に弾性変形可能な弾性片6c(又は弾性片6d)を備える。
例えば、解離片6a(又は解離片6b)は、ハウジング2に設けられた貫通穴22a(又は貫通穴22b)に挿入され、解離片6a(又は解離片6b)の先端部は、ハウジング2から突出して、挿入室11に向けて移動可能となっている。例えば、弾性片6c(又は弾性片6d)の先端部には、方形溝61c(又は方形溝61d)が形成されている。一方、ハウジング2の外壁には矩形状の突起25が形成されている。そして、この矩形状の突起25に方形溝61c(又は方形溝61d)が嵌合されている。
ここで、CPA6がハウジング2に保持されているとは、この矩形状の突起25に弾性片6c(又は弾性片6d)が嵌合していることであってよい。この状態では、CPA6はハウジング1側に移動できない。楔片15で弾性片6c(又は弾性片6d)の先端部が挿入方向と直交する方向に弾性変形されると、ハウジング2に対してCPA6がスライド可能となる。
そして、一組のコネクタ10・20が嵌合状態では、楔片15で弾性片6c(又は弾性片6d)が変形されてCPA6はハウジング2との保持状態が解除されてハウジング1側に移動可能となる。そして、CPA6がハウジング2に当接されて正規嵌合が検知される。又、対を成す第1コンタクト3・3と短絡端子4間に解離片6a(又は解離片6b)が介装される。
一組のコネクタ10・20が嵌合状態では、楔片15の先端面が矩形状の突起25に当接して、弾性片6c(又は弾性片6d)が変形されて、CPA6はハウジング2との保持状態が解除される。例えば、楔片15の先端部は台形状に形成され、この台形の斜面が弾性片6c(又は弾性片6d)の先端部に設けられる稜にスライドして、弾性片6c(又は弾性片6d)を変形させてもよく、楔片15の先端部は矩形状に形成され、この矩形の隅が弾性片6c(又は弾性片6d)の先端部に形成された斜面にスライドして、弾性片6c(又は弾性片6d)を変形させてもよい。
ハウジング2に対してCPA6をハウジング1側にスライドすると、CPA6がハウジング2に当接されて正規嵌合が検知される。同時に、解離片6a(又は解離片6b)は、対を成す第1コンタクト3・3と短絡端子4間に進出し、絶縁体である解離片6a(又は解離片6b)が対を成す第1コンタクト3・3と短絡端子4間に介装されて、対を成す第1コンタクト3・3間の短絡が解除される。
次に、本発明の作用を説明する。図2において、ロックアーム24は、ハウジング2の外壁においてハウジング1に突出形成された一対の支持部24a・24bを有している。ロックアーム24は、一対の支持部24a・24bからハウジング1の反挿入方向に延出し、外壁に対向する一対のアーム24c・24dを有している。フック部24eは一対のアーム24c・24dの先端同しを結合している。一対の弾性片6c・6dは、一対のアーム24c・24dに対向するハウジング2の外壁に配置されている。
図5に示されるロックアーム24はハウジング2と共に一体で成型される。ロックアーム24を含むハウジング2は、前方金型と後方金型で容易に成型される形状となっている。楔片15の先端部は、一対の支持部24a・24b間を通過して、この外壁に形成される矩形状の突起25に至る(図7及び図8参照)。このハウジング2は、ロックアーム24とCPA6が相互に干渉しないコンパクトな構造となっている。
両コネクタ10・20を嵌合させるためには、両ハウジング1・2を対向させて、ハウジング1の挿入室11にハウジング2を挿入させる(図7又は図10参照)。図10において、ハウジング2が挿入室11に挿入されると、フック部24eが挿入室11の内壁に当接されて撓んだ状態でロックアーム24が進行する。フック部24eがラッチ部14を乗り越えると、フック部24eが弾性復帰してラッチ部14に係止され、両ハウジング1・2を離間困難に嵌合する。
フック部24eがラッチ部14に係止された、いわゆるロック状態においては、楔片15は、一対の弾性片6c・6dを互いに広げて、CPA6はハウジング2との保持状態が解除される(図8又は図11参照)。そして、ハウジング2に対してCPA6がスライド可能となる。
図7に示されるように、楔片15の先端部は矩形状に形成され、この矩形の隅が一対の弾性片6c・6dの先端部に形成された斜面にスライドして、一対の弾性片6c・6dを互いに広げている。なお、図8又は図11に示された嵌合状態では、CPA6のフランジ部6eはハウジング2の他端面と離間している。
図8又は図11に示された嵌合状態から、ハウジング2に対してCPA6をハウジング1側にスライドすると、フランジ部6eがハウジング2の他端面に当接されて正規嵌合が検知される(図9又は図12参照)。同時に、図9又は図12において、一対の解離片6a・6bは、各対を成す第1コンタクト3・3と一対の短絡端子4の弾性接触片4a間に進出し、絶縁体である一対の解離片6a・6bが各対を成す第1コンタクト3・3と一対の短絡端子4間に介装されて、一対の第1コンタクト3・3間の短絡が解除される。
図1又は図2において、フック部24eの押下動作が抑制される隆起部6fが、一対の弾性片6c・6dのフランジ6e側に形成されている。本発明は、CPA6がハウジング2に挿入された正規嵌合状態では、フック部24eの下方に隆起部6fを形成して、フック部24eの押し下げが困難な構造とした。つまり、ハウジング1とハウジング2が容易に離間しない構造とした。図13において、専用の解除治具を矢印Aの位置に挿入することにより、CPA6をハウジング2から引き出すことができる。
発明によるコネクタは、従来のように付勢部材である圧縮コイルばねを用いていないので、構成を簡易にできる。そして、コネクタの小型化にも寄与できると考えられる。本発明によるコネクタは、両コネクタの正規嵌合時に短絡端子が第1コンタクトから確実に解離する構造を有している。本発明によるコネクタは、乗物に搭載されるエアーバッグ装置に好適に用いられる。
本発明によるコネクタの一実施形態を示す斜視分解組立図である。 前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。 前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。 前記実施形態によるコネクタの斜視外観図である。 前記実施形態によるプラグの斜視外観図である。 前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。 前記実施形態によるコネクタの斜視外観図であり、リセプタクルとプラグが嵌合する前の状態図である。 前記実施形態によるコネクタの斜視外観図であり、リセプタクルとプラグが嵌合した状態図である。 前記実施形態によるコネクタの斜視外観図であり、CPAがプラグに挿入された状態図である。 前記実施形態によるコネクタの縦断面図であり、リセプタクルとプラグが嵌合する前の状態図である。 前記実施形態によるコネクタの縦断面図であり、リセプタクルとプラグが嵌合した状態図である。 前記実施形態によるコネクタの縦断面図であり、CPAがプラグに挿入された状態図である。 前記実施形態によるコネクタの斜視外観図であり、リセプタクルとプラグが正規嵌合した状態図である。 従来技術によるコネクタの断面図である。
符号の説明
1 リセプタクルハウジング(一方のハウジング)
2 プラグハウジング(他方のハウジング)
3 第1コンタクト(おすコンタクト)
4 短絡端子
4a 弾性接触片
5 第2コンタクト(めすコンタクト)
6 コネクタ位置検知部材(CPA)
6a・6b 解離片(一対の解離片)
6c・6d 弾性片(一対の弾性片)
10・20 両コネクタ
11 挿入室
15 楔片
100 コネクタ

Claims (9)

  1. 互いに嵌合可能な一組のコネクタの内、一方のハウジングは、他方のハウジングが挿入されて嵌合可能な挿入室と、この挿入室内に突出する対を成す第1コンタクトと、この対を成す第1コンタクトを弾性接触片で短絡する短絡端子と、を有し、他方のハウジングは、前記対を成す第1コンタクトと接触する対を成す第2コンタクトと、前記挿入室に向けてスライド可能に保持されるコネクタ位置検知部材と、を有するコネクタであって、
    前記コネクタ位置検知部材は、前記挿入室側に延びる解離片と、この解離片と平行に延びて挿入方向と直交する方向に弾性変形可能な弾性片と、を備え、
    前記他方のハウジング側に突出する楔片が前記挿入室内に設けられ、前記一組のコネクタが嵌合状態では、この楔片で前記弾性片が変形されて当該コネクタ位置検知部材は当該他方のハウジングとの保持状態が解除されて前記一方のハウジング側に移動可能となり、当該コネクタ位置検知部材が当該他方のハウジングに当接されて正規嵌合が検知され、かつ、前記対を成す第1コンタクトと前記短絡端子間に前記解離片が介装されるコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    前記一方のハウジングは、前記挿入室の内壁に突出形成されるラッチ部を備え、
    前記他方のハウジングは、前記挿入室への挿入方向と直交する方向に突出して前記ラッチ部に係止されるフック部を形成しているロックアームを備えるコネクタ。
  3. 請求項1又は2記載コネクタにおいて、
    前記第1コンタクトは、複数の対を成す第1コンタクトからなり、
    前記短絡端子は、この各対を成す第1コンタクトを前記弾性接触片で短絡する短絡端子からなり、
    前記第2コンタクトは、前記各対を成す第1コンタクトと接触する対を成す第2コンタクトからなり、
    前記解離片は、前記対を成す第1コンタクトと前記短絡端子間に介装される解離片からなるコネクタ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記弾性片は、平行に延びて互いに向かい合った方向に弾性変形可能な一対の弾性片からなり、
    前記コネクタ位置検知部材は、前記一対の弾性片の基端側に設けられるフランジ部を備え、
    前記一組のコネクタが嵌合状態では、前記楔片で前記一対の弾性片が互いに広げられて当該コネクタ位置検知部材は当該他方のハウジングとの保持状態が解除されて前記一方のハウジング側に移動可能となり、前記フランジ部が前記他方のハウジングに当接されて正規嵌合が検知されるコネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタにおいて、
    前記ロックアームは、前記他方のハウジングの外壁において前記一方のハウジング側に突出形成された一対の支持部と、この一対の支持部から前記一方のハウジングの反挿入方向に延出する前記外壁に対向する一対のアームと、この一対のアームの先端同しを結合する前記フック部と、を含み、
    前記一対の弾性片は、前記一対のアームに対向する前記他方のハウジングの外壁に配置されるコネクタ。
  6. 請求項4又は5記載のコネクタにおいて、
    前記フック部の押下動作が抑制される隆起部が前記一対の弾性片の前記フランジ側に形成されているコネクタ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記他方のハウジングは、外壁と前記第2コンタクトの間に前記解離片が挿入される貫通穴が設けられるコネクタ。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記第1コンタクトがおすコンタクトであり、前記第2コンタクトがめすコンタクトであるコネクタ。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記第1及び第2コンタクトが電線を圧着する圧着コンタクトであるコネクタ。
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