JP4009927B2

JP4009927B2 - Paddy weeder

Info

Publication number: JP4009927B2
Application number: JP2000230654A
Authority: JP
Inventors: 紘一戸崎; 佳彦宮原; 二三男黒岩; 徳弘上島; 隆徳泉谷
Original assignee: Iseki and Co Ltd; National Agriculture and Food Research Organization
Current assignee: Iseki and Co Ltd; National Agriculture and Food Research Organization
Priority date: 2000-07-31
Filing date: 2000-07-31
Publication date: 2007-11-21
Anticipated expiration: 2020-07-31
Also published as: JP2002045003A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水田除草機に関するもので、農業機械の技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の水田除草装置の中で、本発明の構成に近い除草機は、田植後の苗が活着した状態の水田を移動しながら、水を貯めた状態で除草する構成になっている。この場合、除草機は、進行方向に対して左右方向に揺動する除草ツ−スをほぼ縦姿勢で、且つ、左右幅方向に複数配置して設け、揺動作用によって雑草の根部あるいは茎葉部に作用して雑草を水面に浮き上がらせる構成となっている。そして、このツ−スは、茎葉に接触すべく苗列に沿わせて移動するように構成されている。そして、苗の茎葉に接触作用しても、そのツ−スや苗の弾力によって苗の折れや引き抜きが回避できるから、苗の直前・直後の雑草の除去もできる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の除草機は、複数の除草ツ−スを取り付けた左右の揺動フレ−ムを、単一の揺動装置に接続し、左右が一体的に横方向に揺動する構成であったり、揺動フレームを支持する支持装置構成が脆弱であった。
したがって、従来の除草機は、揺動作用に伴って機体の振動が大きくなり、オペレ−タの居住性を損ないトラクタの直進性を阻害するばかりでなく、大きな振動により除草作用時に苗折れや苗の引き抜き等を生じたり、除草機を吊り上げた状態で左右方向に揺動を行なうと揺動フレームを支持する支持装置の耐久性が劣るので、旋回の毎に揺動停止を行なう操作が必要であるという課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。すなわち、請求項１に記載の発明は、進行方向に対して左右横方向に延長した取付用のメインフレ−ム（１）を、走行車体（２）に連結して設け、該メインフレ−ム（１）には、複数の除草ツ−ス（３）を配設した揺動フレ−ム（４）を、上下方向の縦揺動支持杆（１４ｂ）を介して垂下状態に取り付けて設け、さらに揺動フレ−ム（４）に揺動駆動装置（５）を接続して前記除草ツ−ス（３）を揺動可能に構成した水田除草機であって、
前記揺動フレーム（４）を、それぞれ独立した左揺動フレーム（４ａ）と右揺動フレーム（４ｂ）で構成し、
メインフレーム（１）に所定間隔毎に固着した支持部材（２２）に軸受している回動支持軸（２３）に、前記縦揺動支持杆（１４ｂ）の上部を枢着し、
この縦揺動支持杆（１４ｂ）の下部に左揺動フレーム（４ａ）と右揺動フレーム（４ｂ）をそれぞれ揺動自在に枢着し、
前記揺動駆動装置（５）は、走行車体（２）側から伝動される伝動ケース（１５）の下部から後方に延長した駆動軸（１６）に偏芯輪（５ａ）を軸着して構成し、前記偏芯輪（５ａ）に接続している連動杆（２０）の先端部を縦揺動支持杆（１４ｂ）に連結し、
左揺動フレーム（４ａ）と右揺動フレーム（４ｂ）とが相互に逆方向に揺動する構成にして水田除草機としたものである。
【０００５】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているから、請求項１記載の発明では、揺動フレ−ムは、前後それぞれに独立した左揺動フレ−ムと右揺動フレ−ムとが相互に逆方向に揺動して振動を相殺し、振動の発生を著しく低減することができた。更に、除草ツ−スは、メインフレ−ムを挟んで前後に配置されているから、確実な除草作用が期待でき、除草効果を高めることができる特徴を有する。
【０００６】
揺動フレ−ム４は、上下方向の縦揺動支持杆１４ｂを介してメインフレ−ム１から垂下した構成にすることにより、従来に比較して強度を必要としない支持構成となって、吊り上げ時も揺動させたまま作業を継続でき、操作性や耐久性に富む装置を提供することができるものとなった。
さらに左・右揺動フレーム４ａ，４ｂが相互に逆方向に揺動して振動の相殺をし、振動発生を少なくできる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項１に関する実施例を、図面に基づいて具体的に説明する。
まず、走行車体２は、図１および図２に示すように、車体フレ−ム６の前部に操縦席７のハンドル８によって操作される前輪９が設けられ、後部には後輪１０を設けて構成されている。前後輪９，１０共に駆動され操舵される、四輪駆動の四輪操舵式の移動農機である。そして、エンジン１１は、ハンドル８の前側にあるボンネットカバ−１２によって覆われたエンジンル−ムに内装されており、回転各部を伝動する構成とされている。
【０００８】
つぎに、水田除草機は、図１および図２に示すように、前記走行車体２の昇降装置であるヒッチ２１後部中央位置に連結されている支持機枠１３に、走行車体２の進行方向に対して左右横方向に突出させて外側に延長した取付用のメインフレ−ム１を支持させて構成している。そして、揺動フレ−ム４は、図１および図２に示すように、前記メインフレ−ム１の前側と後側とにそれぞれ左揺動フレ−ム４ａと右揺動フレ−ム４ｂとを配置して設け、前後方向の揺動支持杆１４によってそのメインフレ−ム１に左右方向に揺動自在に支持して構成している。
【０００９】
この場合、揺動支持杆１４は、上述のとおり前後の略水平の方向で、基部をメインフレ−ム１に枢着し、突出端部を揺動フレ−ム４に枢着して連結支持する構成としている。
【００１０】
そして、揺動駆動機構５は、図１，図２，図４に示すように、伝動ケ−ス１５の下部から後方に延長した駆動軸１６に４個の偏芯輪５ａ（図４参照）を軸着するが、メインフレ−ム１の前側に２個、後側に２個を配置して軸着した構成としている。そして、４本の揺動杆１７は、図４に示すように、基部を偏芯輪５ａに接続し、突出先端部を近い位置の揺動支持杆１４に連結して左右往復揺動が伝動できる構成としている。そして、４個の偏芯輪５ａは、図４で解るように、駆動軸１６に対してその回転方向にそれぞれ偏芯位置をずらして設けられ、特に、上述した左右の揺動杆１７が相互に逆方向に揺動するように構成している。
【００１１】
このように、４本の揺動杆１７は、前側左右の揺動フレ−ム４ａ、４ｂと、後側左右の揺動フレ−ム４ａ、４ｂとにそれぞれ接続しているが、左右の揺動フレ−ム４ａ、４ｂが、上述のとおり相互に逆方向に揺動することによって振動を相殺して振動発生を少なくする構成としている。
【００１２】
そして、除草ツ−ス３は、図３に示すように、線杆状の部材の先端部分を折り曲げて掻取部３ａ（進行方向の後方側に折り曲げている）を形成して基部を揺動フレ−ム４に取り付けている。このように、除草ツ−ス３は、複数を揺動フレ−ム４に配列して取り付けている。したがって、除草ツ−ス３は、図１および図２に示すように、揺動フレ−ム４に多数が配列されて横方向に往復揺動するとき、図３に示すように、作土（Ｄ）に根づいた雑草（Ｚ）の根部（又は茎葉部）に対して横側からさらうように作用して払って水面（Ｓ）上に浮き上がらせる機能を発揮することになる。
【００１３】
そして、左右一対設けられた接地ソリ１８は、基部がメインフレ−ム１に取り付けられ地面側に延長して設け、作業時の除草ツ−ス３の接地高さを一定に保持し、安定させる機能を有する構成としている。
【００１４】
以上のように構成された水田除草機の作用について説明する。
まず、田植え後の水田において、苗（Ｎ）が活着した状態になると、雑草（Ｚ）も徐々に成育して除草作業が必要になってくる。そこで、水田除草機は、走行車体２の後部で作業態勢に降ろしてエンジン１１を始動して機体の回転各部を駆動しながら除草作業の準備を行なう。
【００１５】
このようにして作業を開始すると、走行車体２は、前進するが、一方、エンジン１１からの回転動力が、ミッション装置、ＰＴＯ軸を経てベルト式無断変速装置２０から駆動軸１６に達し除草機に伝動される。そして、水田除草機は、除草ツ−ス３が揺動フレ−ム４によって一体的に揺動されて往復横移動を開始して作土（Ｄ）の表面に作用する。
【００１６】
そのとき、除草ツ−ス３は、図３に示すように、矢印Ｆの方向に前進しながら接地ソリ１８によって接地高さが一定に保持された状態で左右方向に往復揺動を続ける。このようにして、除草ツ−ス３は、株間を移動しながら先端部分にある折曲状の掻取部３ａが、植え付けられている苗（Ｎ）の側部を撹拌しながら進むが、そのとき、掻取部３ａが、雑草（Ｚ）の根部や茎葉部に横側から掻き混ぜるように作用して掻き取り、次に、雑草（Ｚ）を水面（Ｓ）上に浮上させることができる。
【００１７】
水田圃場の作土（Ｄ）上の雑草（Ｚ）を一列除草後に走行車体２後部のヒッチ２１を持ち上げると、除草ツース３は作土（Ｄ）上から離れ水面（Ｓ）上まで引き上げられる。次に、水田圃場の端部または畦道上で走行車体を１８０度旋回させた後、再度水田除草機を下降させ、隣の列の水田圃場の作土（Ｄ）の除草を継続して行なう。以後、繰り返して作業する。
【００１８】
以上のような除草作業中において、水田除草機は、メインフレ−ム１を挟んだ状態にして前後に設けた揺動フレ−ム４にそれぞれ除草ツ−ス３を配列しているから、前後に重複した状態で抜け目のない除草作用が可能となり、除草効果を高めることができる。
【００１９】
更に、揺動フレ−ム４は、左右に独立させた左揺動フレ−ム４ａと右揺動フレ−ム４ｂと構成し、しかも、両方の揺動フレ−ム４ａ、４ｂを相互に逆方向に揺動する構成としている。したがって、左右揺動フレ−ム４ａ、４ｂは、図４に矢印で示すように、相互に前後及び左右の振動を相殺しながら揺動して振動の発生を未然に防止することができる。
【００２０】
また、従来の水田除草機では振動が多い場合は、降下した作業中は振動が作土（Ｄ）等から圃場側にある程度吸収されているが、吊り上げると振動が除草機内に溜り各構成部材に無理な負荷を掛けるから、従来は吊り上げ旋回時にはＰＴＯを停止して揺動を停止して旋回しないと耐久性が低下していたが、本発明は、両方の揺動フレ−ム４ａ、４ｂを相互に逆方向に揺動する構成としたので、吊り上げ旋回時においてもＰＴＯを停止しなくても良く、作業性を向上することができた。
【００２１】
次に、請求項２に関する発明について、新規な構成の部分を主体に説明する。まず、水田除草機は、図５の背面図及び図８の全体側面図に示すように、前記走行車体２の後部中央位置に連結されている昇降装置であるヒッチ２１に取り付けた伝動ケース１５から後方突設する支持機枠１３に、走行車体２の進行方向に対して左右横方向に突出させて外側に延長した取付用のメインフレ−ム１を支持させて構成している。
【００２２】
そして、揺動フレ−ム４は、図５乃至図７に示すように、前記メインフレ−ム１の前側と後側との下方位置にそれぞれ左揺動フレ−ム４ａと右揺動フレ−ム４ｂとを配置し、そのメインフレ−ム１に上下方向に支持している縦揺動支持杆１４ｂ，１４ｂ．．．によって吊り下げ状態に取り付け、左右方向に揺動自在に構成している。この場合、縦揺動支持杆１４ｂは、図５および図６に示すように、メインフレ−ム１に所定間隔ごとに固着した支持部材２２の前後方向に向けて軸受している回動支持軸２３に上部（基部）を枢着し、下部（先端部）に揺動フレ−ム４（左揺動フレ−ム４ａと右揺動フレ−ム４ｂ）に枢着して連結支持する構成としている。
【００２３】
したがって、揺動フレ−ム４は、図５および図６に示すように、メインフレ−ム１に吊り下げた状態に支持されているから、既に説明した図１，図２，図４に示す請求項１の構成に比較して、揺動フレ−ム４，４の前後間隔が狭くなっている。
【００２４】
そして、揺動駆動装置５は、図５，図８に示すように、走行車体２側から伝動される伝動ケ−ス１５の下部から後方に延長した駆動軸１６に偏芯輪５ａを軸着して構成している。そして、揺動フレ−ム４は、図５に示すように、前記揺動駆動装置５の偏芯輪５ａに基部を接続している連動杆２０，２０の先端部を縦揺動支持杆１４ｂに連結して左右方向に揺動する構成としている。
【００２５】
実施例の構成は、前記駆動軸１６の前後に間隔をへだてて二つの偏芯輪５ａを軸着し、前後の揺動フレ−ム４を駆動する構成としている。そして、揺動フレ−ム４は、実施例の場合、図５の背面図で解るように、左揺動フレ−ム４ａと右揺動フレ−ム４ｂとが相互に逆方向に揺動して振動の相殺をし、振動発生を少なくする構成としている。
【００２６】
そして、除草ツ−ス３は、図９に示すように、線杆状の部材の先端部分を折り曲げて掻取部３ｃ（進行方向の後方側に折り曲げている）を形成して基部を揺動フレ−ム４に取り付けている。このように、除草ツ−ス３は、複数を揺動フレ−ム４に配列して取り付けている。したがって、除草ツ−ス３は、図５および図６に示すように、揺動フレ−ム４に多数が配列されて横方向に往復揺動するとき、図９に示すように、雑草（Ｚ）の根部（又は茎葉部）に対して横側からさらうように作用して払って水面（Ｓ）上に浮き上がらせる機能を発揮することになる。
図９において、２４は取付金具、１８は接地ソリである。
【００２７】
以上のように構成された水田除草機の作用について説明する。
まず、田植え後の水田において、苗（Ｎ）が活着した状態になると、雑草（Ｚ）も徐々に成育して除草作業が必要になってくる。そこで、水田除草機は、走行車体２の後部で作業態勢に降ろしてエンジン１１を始動して機体の回転各部を駆動しながら除草作業の準備を行なう。
【００２８】
このようにして作業を開始すると、走行車体２は、前進するが、一方、エンジン１１からの回転動力が、ミッション装置、ＰＴＯ軸を経て伝動ケ−ス１５内を経て駆動軸１６に達し、揺動駆動装置５（偏芯輪５ａ）により左右往復揺動運動に変換されて除草機に伝動される。そして、水田除草機は、除草ツ−ス３が揺動フレ−ム４によって一体的に揺動されて往復横移動を開始して作土（Ｄ）の表面に作用する。
【００２９】
そのとき、除草ツ−ス３は、図９に示すように、矢印Ｆの方向に前進しながら接地ソリ１８によって接地高さが一定に保持された状態で左右方向に往復揺動を続ける。このようにして、除草ツ−ス３は、株間を移動しながら先端部分にある折曲状の掻取部３ｃが、植え付けられている苗（Ｎ）の側部を撹拌しながら進むが、そのとき、掻取部３ａが、雑草（Ｚ）の根部や茎葉部に横側から掻き混ぜるように作用して掻き取り水面（Ｓ）上にその雑草（Ｚ）を浮上させることができる。
【００３０】
水田圃場の作土（Ｄ）上の雑草（Ｚ）を一列除草後に走行車体２後部のヒッチ２１を持ち上げると、除草ツース３は作土（Ｄ）上から離れ水面（Ｓ）上まで引き上げられる。次に、水田圃場の端部または畦道上で走行車体を１８０度旋回させた後、再度水田除草機を下降させ、隣の列の水田圃場の作土（Ｄ）の除草を継続して行なう。以後、繰り返して作業する。
【００３１】
以上のような作業中において、水田除草機は、メインフレ−ム１の前後から吊り下げた二つの揺動フレ−ム４にそれぞれ除草ツ−ス３を配列しているから、前後に重複した状態で抜け目のない除草作用が可能となり、除草効果を高めることができる。そして、実施例の場合、前後の揺動フレ−ム４は、請求項１に示す構成に比較して、前後に配置している除草ツ−ス３，３の前後方向間隔が狭くなっているから、除草機が前後方向に傾斜しても圃場に対するツ−ス３の作用深さに差が生じ難く、常に、適正な深さを保って除草ができるから適確に雑草（Ｚ）を水面（Ｓ）上に浮き上がらせることができる。
【００３２】
そして、本発明に係る水田除草機は、揺動フレ−ム４を、メインフレ−ム１から吊り下げ状に垂下しているから、請求項１の構成に比較して強度を必要としない支持構成となっており、耐久性に富む装置を提供することができるものとなった。
【００３３】
別実施例
つぎに、別実施例１を、図１０乃至図１４に基づいて説明する。
別実施例１は、除草ツ−ス３の取付け構造と、ツ−ス３の千鳥状配置に関する発明である。
【００３４】
まず、除草ツ−ス３は、図１０に示すように、バネ鋼を素材として基部の取付部３ｂをコ字型に形成して左右両側を斜め下方に延長し、先端部分にそれぞれ掻取部３ａを設けて構成している。そして、取付金具３５は、図１１，図１２に示すように、角パイプ３６（上述の本件発明で説明した揺動フレ−ム４に相当する。以下同じ）に嵌合するように側断面をコ字型に形成し、前記除草ツ−ス３を差し込む２つの取付孔３７、３７’を、角パイプ３６前後方向幅の間隔を隔て、かつ、左右に位置をずらして上下にそれぞれ設けて構成している。そして、取付金具３５は、取付ねじ３８（押しボルト）を螺合するためのナット３９を前面に溶着し、プレ−ト４０を当てて２つの除草ツ−ス３，３を角パイプ３６に取り付ける構成としている。
【００３５】
つぎに、除草ツ−ス３の取り付けについて説明する。
まず、取付金具３５は、図１２，図１３に示すように、ナット３９に前側から取付ねじ３８を螺合し、プレ−ト４０を介装して前側の取付孔３７に除草ツ−ス３を挿入し、角パイプ３６に嵌合して、その後側の取付孔３７’に除草ツ−ス３を挿入して、２つの除草ツ−ス３で角パイプ３６の前後を挾んで前側から取付ねじ３８をねじ込みロックナット４１で固着している。
【００３６】
このように、２つの除草ツ−ス３は、一組として取付金具３５により角パイプ３６に取り付けると、平面視において、図１４に示すように、千鳥状に配置されることになって、従来のように横一線に並べて取り付けた構成に比較して相互の間隔が広くなる。したがって、別実施例の除草ツ−ス３は、作業中に、ばね鋼の特性（弾力性）も働き、植っている苗（Ｎ）を押し倒すことがなく、更に、前側に雑草（Ｚ）や古い稲株の溜りもなく円滑に水田の除草ができる。
【００３７】
以上のように、別実施例１は、除草ツ−スを比較的簡単に取付金具３５によって取り付けができ、破損時のメンテナンスも楽にできる低コストの装置を提供できるものである。
また、この除草ツ−スは、苗（Ｎ）の茎葉に接触作用しても、そのツ−スや苗（Ｎ）の弾力によって苗（Ｎ）の折れや引き抜きが回避できるから、苗（Ｎ）の直前・直後の雑草（Ｚ）の除去もできる。
【００３８】
つぎに、別実施例２を、図１５乃至図１７に基づいて説明する。
別実施例２は、上述した請求項２発明に係る水田除草機において、メインフレ−ム１と揺動フレ−ム４との左右の側端部分（メインフレ−ム補助部３０、揺動フレ−ム補助部３１）を上方に折り畳み自由に構成して、取扱いや走行に便利な製品を提供せんとするものである。
【００３９】
まず、メインフレ−ム１は、図１５に示すように、側端部に固着した側端支持部材２２ａに枢軸３２を介してメインフレ−ム補助部３０の回動支持部材２５を枢着・支持して上方に回動（図１５の仮想線位置参照）できるように連結している。そして、縦揺動支持杆１４ｂは、図１６で示す上方回動部では、主揺動支持杆１４ｃと補助揺動支持杆１４ｄとの上部を前記枢軸３２に取り付けて吊り下げ状に支持して、主揺動支持杆１４ｃと揺動フレーム４を連結し、補助揺動支持杆１４ｄに揺動フレ−ム補助部３１を連結支持して構成している。
【００４０】
そして、主揺動支持杆１４ｃと補助揺動支持杆１４ｄとは、ねじ止め可能な係止具３３によって着脱自由に係止する構成としている。
【００４１】
そして、揺動フレ−ム補助部３１は、側方に延長している左右方向中間部を縦揺動支持杆１４ｂによってメインフレ−ム補助部３０に吊り下げ状態に支持し、更に外側方に長く延長して構成している。３４は受具であってメインフレーム１から上方に延出しており、前記メインフレ−ム補助部３０と揺動フレ−ム補助部３１とを上側に折り畳み収納したとき先端部で受け止めて支持する構成としている（図１５参照）。
【００４２】
そして、揺動フレ−ム４と揺動フレ−ム補助部３１には、除草ツ−ス３を配列して設け、主揺動支持杆１４ｃと補助揺動支持杆１４ｄとを係止具３３によって一体的に連結した状態で、同時に揺動して除草作用ができる構成にしている。
【００４３】
そして、メインフレ−ム補助部３０と揺動フレ−ム補助部３１とは、上記係止具３３を外せば図１５に示す仮想線のように、上側へ折り畳み収納して横幅を狭くすることができる。
【００４４】
以上のように、別実施例２は、左右側方に延長している揺動フレ−ム補助部３１をメインフレ−ム補助部３０と一体に上方、内側に回動して折り畳み、除草機の横幅を狭くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一実施例であって、平面図である。
【図２】本発明の第一実施例であって、側面図である。
【図３】本発明の第一実施例であって、作用側面図である。
【図４】本発明の第一実施例であって、平面図である。
【図５】本発明の第二実施例であって、要部の背面図である。
【図６】本発明の第二実施例であって、側面図である。
【図７】本発明の第二実施例であって、平面図である。
【図８】本発明の第二実施例であって、全体側面図である。
【図９】本発明の第二実施例であって、要部拡大側面図である。
【図１０】本発明の別実施例１であって、除草ツ−スの斜面図である。
【図１１】本発明の別実施例１であって、取付金具の斜面図である。
【図１２】本発明の別実施例１であって、切断側面図である。
【図１３】本発明の別実施例１であって、斜面図である。
【図１４】本発明の別実施例１であって、平面図である。
【図１５】本発明の別実施例２であって、背面図である。
【図１６】本発明の別実施例２であって、要部斜面図である。
【図１７】本発明の別実施例２であって、要部側面図である。
【符号の説明】
１メインフレ−ム
２走行車体
３除草ツ−ス
４揺動フレ−ム
４ａ左揺動フレーム
４ｂ右揺動フレーム
５揺動駆動装置。
１４ｂ縦揺動支持杆[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a paddy weeder and belongs to the technical field of agricultural machinery.
[0002]
[Prior art]
Among the conventional paddy field weeding devices, the weeding machine close to the configuration of the present invention is configured to weed in a state where water is stored while moving the paddy field in which the seedlings after planting are alive. In this case, the weeding machine is provided with a plurality of weeding teeth swinging in the left-right direction with respect to the traveling direction in a substantially vertical posture and arranged in the width direction in the left-right direction. It has a structure in which weeds float on the water surface. And this tooth | gear is comprised so that it may move along a seedling row | line so that it may contact with a foliage. And even if it acts on the foliage of the seedling, the weeds immediately before and after the seedling can be removed because the seedling can be avoided from being bent or pulled out by the elasticity of the tooth or the seedling.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional weeding machine described above has a configuration in which the left and right swing frames with a plurality of weeding tools attached are connected to a single swing device, and the left and right swing integrally in the lateral direction. In addition, the configuration of the support device that supports the swing frame is fragile.
Therefore, in the conventional weeder, the vibration of the fuselage increases with the swinging action, which not only impairs the operator's habitability and impedes the straightness of the tractor, but also the seedling breaker and seedling during the weeding action due to the large vibration. If the swinging is performed in the left-right direction with the weeder lifted up, the support device that supports the swinging frame is inferior in durability, so it is necessary to stop the swinging every turn. There was a problem that there was.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention takes the following technical means in order to solve the above-described problems. That is, the invention described in claim 1 is provided with an attachment main frame ( 1 ) extending in the lateral direction with respect to the traveling direction, connected to the traveling vehicle body ( 2 ) , and the main frame ( 1). ), the plurality of herbicidal tool - scan (3) swing frame were provided with - a beam (4), provided attached to suspended state via a longitudinal swing support rod in the vertical direction (14b), further rocking A paddy weeding machine configured to connect the swing driving device ( 5 ) to the dynamic frame ( 4 ) so that the weeding tool ( 3 ) can swing .
The swing frame (4) is composed of an independent left swing frame (4a) and right swing frame (4b),
The upper part of the vertical swing support rod (14b) is pivotally attached to a rotation support shaft (23) bearing on a support member (22) fixed to the main frame (1) at predetermined intervals,
A left swing frame (4a) and a right swing frame (4b) are pivotally attached to the lower portion of the vertical swing support rod (14b), respectively,
The swing drive device (5) is configured by attaching an eccentric ring (5a) to a drive shaft (16) extending rearward from the lower portion of a transmission case (15) transmitted from the traveling vehicle body (2) side. And connecting the tip of the interlocking rod (20) connected to the eccentric ring (5a) to the longitudinal swinging support rod (14b),
The paddy weeder is configured so that the left swing frame (4a) and the right swing frame (4b) swing in opposite directions .
[0005]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, according to the first aspect of the present invention, the swing frame includes a left swing frame and a right swing frame that are independent of each other in the front-rear direction. In the reverse direction, the vibration was canceled and the generation of vibration was remarkably reduced. Furthermore, since the weeding tools are arranged before and after the main frame, a reliable weeding action can be expected and the weeding effect can be enhanced.
[0006]
Rocking frame - beam 4, mainframe via the vertical longitudinal swing support rod 14b - by a structure depending from beam 1, with a supporting structure which does not require the strength compared to conventional, lifting It was possible to continue the operation while swinging, and to provide a device with high operability and durability.
Furthermore, the left and right swing frames 4a and 4b swing in opposite directions to cancel the vibrations, thereby reducing the occurrence of vibrations.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment relating to claim 1 of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
First, as shown in FIGS. 1 and 2, the traveling vehicle body 2 is provided with a front wheel 9 that is operated by a handle 8 of the cockpit 7 at the front portion of the vehicle body frame 6 and a rear wheel 10 at the rear portion. Configured. This is a four-wheel-drive four-wheel-steering mobile agricultural machine that is driven and steered by both front and rear wheels 9 and 10. The engine 11 is housed in an engine room covered with a bonnet cover 12 on the front side of the handle 8, and is configured to transmit each rotating part.
[0008]
Next, as shown in FIG. 1 and FIG. 2, the paddy weeder is moved in the traveling direction of the traveling vehicle body 2 to the support machine frame 13 connected to the center position of the rear portion of the hitch 21 that is the lifting device of the traveling vehicle body 2. On the other hand, it is configured to support a main frame 1 for mounting that protrudes in the lateral direction and extends outward. As shown in FIGS. 1 and 2, the swing frame 4 includes a left swing frame 4a and a right swing frame 4b on the front side and the rear side of the main frame 1, respectively. The main frame 1 is supported by a swing support rod 14 in the front-rear direction so as to be swingable in the left-right direction.
[0009]
In this case, the swinging support rod 14 is connected and supported by pivotally attaching the base portion to the main frame 1 and pivoting the protruding end portion to the swing frame 4 in the substantially horizontal direction as described above. It is configured.
[0010]
As shown in FIGS. 1, 2, and 4, the swing drive mechanism 5 includes four eccentric wheels 5 a (see FIG. 4) on a drive shaft 16 that extends rearward from the lower portion of the transmission case 15. However, two are arranged on the front side of the main frame 1 and two are arranged on the rear side. As shown in FIG. 4, the four rocking rods 17 are connected to the eccentric ring 5a and connected to the rocking support rod 14 at a close position to transmit the left and right reciprocating rocking. It is configured as possible. As shown in FIG. 4, the four eccentric wheels 5 a are provided with their eccentric positions shifted in the rotational direction with respect to the drive shaft 16. It is configured to swing in the opposite direction.
[0011]
Thus, the four swing rods 17 are connected to the front left and right swing frames 4a and 4b and the rear left and right swing frames 4a and 4b, respectively. As described above, the dynamic frames 4a and 4b swing in opposite directions to cancel vibrations and reduce vibrations.
[0012]
Then, as shown in FIG. 3, the weeding tooth 3 folds the tip portion of the wire rod-like member to form a scraping portion 3a (bent backward in the traveling direction) to swing the base portion. It is attached to the frame 4. As described above, a plurality of the weeding tools 3 are arranged and attached to the swing frame 4. Therefore, as shown in FIGS. 1 and 2, when the weeding tooth 3 is arranged in the swing frame 4 and reciprocally swings horizontally, as shown in FIG. It exerts a function of floating on the surface of the water (S) by acting on the root (or foliage) of the weed (Z) rooted in D) so as to be exposed from the side.
[0013]
A pair of left and right grounding sleds 18 is provided with a base portion that is attached to the main frame 1 and extends to the ground side to maintain and stabilize the grounding height of the weeding tooth 3 during work. It has composition which has.
[0014]
The operation of the paddy weeder configured as described above will be described.
First, in the paddy field after rice planting, when the seedling (N) becomes alive, the weeds (Z) gradually grow and the weeding work becomes necessary. Therefore, the paddy weeder is brought down to the working position at the rear of the traveling vehicle body 2 to start the engine 11 and prepare for the weeding work while driving the rotating parts of the machine body.
[0015]
When the work is started in this manner, the traveling vehicle body 2 moves forward, while the rotational power from the engine 11 reaches the drive shaft 16 from the belt-type continuously variable transmission 20 via the transmission device and the PTO shaft, to the weeding machine. Be transmitted. In the paddy weeder, the weeding tooth 3 is integrally swung by the rocking frame 4 to start reciprocating lateral movement and acts on the surface of the soil (D).
[0016]
At that time, as shown in FIG. 3, the weeding tooth 3 continues to reciprocate in the left-right direction while moving forward in the direction of the arrow F while the ground contact height is held constant by the ground contact warp 18. In this way, the weeding tooth 3 is moved between the strains while the bent scraping portion 3a at the tip portion proceeds while stirring the side of the planted seedling (N). When the scraping unit 3a is scraped by acting on the roots and foliage of the weeds (Z) from the side, the weeds (Z) can then float on the water surface (S). .
[0017]
When the hitch 21 at the rear of the traveling vehicle body 2 is lifted after weeding the weeds (Z) on the soil (D) in the paddy field, the weeding tooth 3 is lifted up from the soil (D) to the water surface (S). Next, after turning the traveling vehicle body 180 degrees on the end of the paddy field or on the saddle, the paddy field weeder is lowered again to continue weeding of the soil (D) in the paddy field in the adjacent row. After that, work repeatedly.
[0018]
During the weeding operation as described above, the paddy field weeder has the weeding tools 3 arranged on the swing frames 4 provided at the front and back with the main frame 1 sandwiched therebetween. The overlapping herbicidal action becomes possible, and the herbicidal effect can be enhanced.
[0019]
Further, the swing frame 4 includes a left swing frame 4a and a right swing frame 4b that are independent on the left and right, and both the swing frames 4a and 4b are opposite to each other. It is configured to swing in the direction. Therefore, as shown by arrows in FIG. 4, the left and right swing frames 4a and 4b can swing while canceling back and forth vibrations and left and right vibrations to prevent the occurrence of vibrations.
[0020]
In addition, when there is a lot of vibration in the conventional paddy weeder, the vibration is absorbed to some extent from the soil (D) etc. during the lowered work, but when it is lifted, the vibration accumulates in the weeder and accumulates in each component. Since an unreasonable load is applied, the durability has been lowered unless the PTO is stopped and the swinging is stopped and the swinging is not performed at the time of lifting and turning. However, in the present invention, both the swinging frames 4a and 4b are provided. Since it is configured to swing in opposite directions, it is not necessary to stop the PTO even during lifting and turning, and workability can be improved.
[0021]
Next, the invention relating to claim 2 will be described mainly with respect to the novel configuration. First, as shown in the rear view of FIG. 5 and the entire side view of FIG. 8, the paddy weeder is provided with a transmission case 15 attached to a hitch 21 that is an elevating device connected to the rear center position of the traveling vehicle body 2. A supporting machine frame 13 projecting rearward is configured to support a main frame 1 for mounting that protrudes laterally and laterally with respect to the traveling direction of the traveling vehicle body 2 and extends outward.
[0022]
As shown in FIGS. 5 to 7, the swing frame 4 has a left swing frame 4a and a right swing frame at lower positions on the front and rear sides of the main frame 1, respectively. 4b and the vertical swinging support rods 14b, 14b. . . Is attached in a suspended state and is configured to be swingable in the left-right direction. In this case, as shown in FIGS. 5 and 6, the vertical swing support rod 14 b is supported by the rotation support shaft 23 that is supported in the front-rear direction of the support member 22 fixed to the main frame 1 at predetermined intervals. The upper part (base part) is pivotally attached to the lower part, and the lower part (tip part) is pivotally attached to and supported by the swing frame 4 (left swing frame 4a and right swing frame 4b). .
[0023]
Therefore, as shown in FIGS. 5 and 6, the oscillating frame 4 is supported in a state suspended from the main frame 1, so that the claims shown in FIGS. Compared with the configuration of item 1, the front-rear spacing of the swing frames 4 and 4 is narrower.
[0024]
As shown in FIGS. 5 and 8, the oscillating drive device 5 has the eccentric wheel 5a attached to the drive shaft 16 extending rearward from the lower portion of the transmission case 15 transmitted from the traveling vehicle body 2 side. Configured. As shown in FIG. 5, the swing frame 4 has the longitudinal swing support rods 14b at the distal ends of the interlocking rods 20 and 20 whose base portions are connected to the eccentric wheels 5a of the swing drive device 5. And is configured to swing in the left-right direction.
[0025]
The configuration of the embodiment is configured such that the two eccentric rings 5a are axially attached at an interval before and after the drive shaft 16 and the front and rear swing frames 4 are driven. In the embodiment, as shown in the rear view of FIG. 5, the swing frame 4 swings the left swing frame 4a and the right swing frame 4b in opposite directions. Therefore, the vibration is canceled and the generation of vibration is reduced.
[0026]
Then, as shown in FIG. 9, the weeding tooth 3 folds the tip portion of the wire rod-like member to form a scraping portion 3c (bent backward in the traveling direction) to swing the base portion. It is attached to the frame 4. As described above, a plurality of the weeding tools 3 are arranged and attached to the swing frame 4. Accordingly, as shown in FIGS. 5 and 6, when the weeding tool 3 is arranged in the swing frame 4 and reciprocally swings in the lateral direction, as shown in FIG. ), And exerts a function of floating on the water surface (S) by acting so as to be exposed from the lateral side.
In FIG. 9, 24 is a mounting bracket, and 18 is a grounding warp.
[0027]
The operation of the paddy weeder configured as described above will be described.
First, in the paddy field after rice planting, when the seedling (N) becomes alive, the weeds (Z) gradually grow and the weeding work becomes necessary. Therefore, the paddy weeder is brought down to the working position at the rear of the traveling vehicle body 2 to start the engine 11 and prepare for the weeding work while driving the rotating parts of the machine body.
[0028]
When the work is started in this way, the traveling vehicle body 2 moves forward. On the other hand, the rotational power from the engine 11 reaches the drive shaft 16 through the transmission case 15 through the transmission device and the PTO shaft, and swings. It is converted into a left-right reciprocating swing motion by the dynamic drive device 5 (eccentric wheel 5a) and transmitted to the weeding machine. In the paddy weeder, the weeding tooth 3 is integrally swung by the rocking frame 4 to start reciprocating lateral movement and acts on the surface of the soil (D).
[0029]
At that time, as shown in FIG. 9, the weeding tooth 3 continues to reciprocate in the left-right direction in a state in which the ground contact height is kept constant by the ground sled 18 while moving forward in the direction of the arrow F. In this way, the weeding tooth 3 moves between the strains while the bent scraping portion 3c at the tip portion advances while stirring the side portion of the planted seedling (N). At this time, the scraping section 3a can act to stir the roots and foliage of the weeds (Z) from the lateral side to float the weeds (Z) on the scraping water surface (S).
[0030]
When the hitch 21 at the rear of the traveling vehicle body 2 is lifted after weeding the weeds (Z) on the soil (D) in the paddy field, the weeding tooth 3 is lifted up from the soil (D) to the water surface (S). Next, after turning the traveling vehicle body 180 degrees on the end of the paddy field or on the saddle, the paddy field weeder is lowered again to continue weeding of the soil (D) in the paddy field in the adjacent row. After that, work repeatedly.
[0031]
During the operation as described above, the paddy weeder has the weeding tools 3 arranged on the two swing frames 4 suspended from the front and back of the main frame 1, respectively. This enables a seamless herbicidal action and enhances the herbicidal effect. And in the case of an Example, compared with the structure shown in Claim 1, the front-back rocking | fluctuation frame 4 has the space | interval of the front-back direction of the weeding tools 3 and 3 arrange | positioned forward and backward. Therefore, even if the weeder tilts in the front-rear direction, there is little difference in the working depth of the tooth 3 with respect to the field, and weeding can always be carried out while maintaining the proper depth. (S) It can be lifted up.
[0032]
In the paddy weeder according to the present invention, the swing frame 4 is suspended from the main frame 1 in a suspended manner, so that the support structure does not require strength compared to the structure of claim 1. Thus, it is possible to provide a device having high durability.
[0033]
Another Example Next, another example 1 will be described with reference to FIGS.
Another embodiment 1 is an invention relating to the attachment structure of the weeding tooth 3 and the staggered arrangement of the tooth 3.
[0034]
First, as shown in FIG. 10, the weeding tooth 3 is made of spring steel as a raw material, the base mounting portion 3b is formed in a U-shape, and both the left and right sides are extended obliquely downward, and the scraping portion is provided at the tip portion. 3a is provided. As shown in FIGS. 11 and 12, the mounting bracket 35 has a side cross-section so as to be fitted into a square pipe 36 (corresponding to the swing frame 4 described in the present invention described above, the same applies hereinafter). Two mounting holes 37, 37 'into which the weeding tool 3 is inserted are provided in the vertical direction with a gap in the longitudinal direction of the square pipe 36 and shifted in the horizontal direction. is doing. The mounting bracket 35 has a nut 39 for screwing a mounting screw 38 (push bolt) welded to the front surface, and a plate 40 is applied to attach the two weeding tools 3 and 3 to the square pipe 36. It is configured.
[0035]
Next, attachment of the weeding tooth 3 will be described.
First, as shown in FIGS. 12 and 13, the mounting bracket 35 is screwed with a mounting screw 38 from the front side to the nut 39, and the weeding tooth 3 is inserted into the mounting hole 37 on the front side through the plate 40. Is inserted into the square pipe 36, the weeding tooth 3 is inserted into the mounting hole 37 'on the rear side, and the square pipe 36 is sandwiched between the two weeding teeth 3 and attached from the front side. The screw 38 is fixed by a screw-in lock nut 41.
[0036]
As described above, when the two weeding tools 3 are attached to the square pipe 36 by the attachment fitting 35 as a set, they are arranged in a staggered manner in a plan view as shown in FIG. Thus, the mutual interval becomes wider as compared with the configuration in which they are mounted side by side. Accordingly, the weeding tooth 3 of another embodiment also works during the operation, and the spring steel characteristics (elasticity) also work, and does not push down the planted seedling (N), and weeds (Z) on the front side. Paddy fields can be weeded smoothly without accumulation of old rice plants.
[0037]
As described above, the first embodiment can provide a low-cost apparatus that can attach the weeding tooth with the mounting bracket 35 relatively easily and can easily perform maintenance at the time of breakage.
In addition, even if this weeding tooth makes contact with the foliage of the seedling (N), the seedling (N) can be prevented from being bent or pulled out by the elasticity of the tooth or the seedling (N). ) Weeds (Z) immediately before and after can be removed.
[0038]
Next, another embodiment 2 will be described with reference to FIGS.
Another embodiment is the paddy field weeder according to the second aspect of the present invention described above, wherein the left and right side end portions of the main frame 1 and the swing frame 4 (main frame auxiliary section 30, swing frame) The auxiliary part 31) can be freely folded upward to provide a product that is convenient for handling and running.
[0039]
First, as shown in FIG. 15, the main frame 1 pivotally supports and supports the rotation support member 25 of the main frame auxiliary portion 30 via the pivot 32 on the side end support member 22a fixed to the side end portion. And are connected so that they can be rotated upward (see the position of the phantom line in FIG. 15). In the upward rotation portion shown in FIG. 16, the vertical swing support rod 14b is supported in a suspended manner by attaching the upper portions of the main swing support rod 14c and the auxiliary swing support rod 14d to the pivot 32. The main swing support rod 14c and the swing frame 4 are connected, and the swing frame auxiliary portion 31 is connected and supported to the auxiliary swing support rod 14d.
[0040]
The main swing support rod 14c and the auxiliary swing support rod 14d are configured to be freely detachably locked by a locking tool 33 that can be screwed.
[0041]
The swing frame auxiliary portion 31 supports the intermediate portion in the left-right direction extending sideways in a suspended state on the main frame auxiliary portion 30 by the vertical swing support rod 14b, and further extends outward. It is extended. Reference numeral 34 denotes a receiving member that extends upward from the main frame 1, and is configured to receive and support the main frame auxiliary portion 30 and the swing frame auxiliary portion 31 at the tip when folded and housed upward. (See FIG. 15).
[0042]
The swinging frame 4 and the swinging frame auxiliary portion 31 are provided with the weeding tools 3 in an array, and the main swinging support rod 14c and the auxiliary swinging support rod 14d are connected to the locking member 33. In a state of being integrally connected to each other, the structure can be simultaneously swung to perform the herbicidal action.
[0043]
The main frame assisting portion 30 and the swing frame assisting portion 31 can be folded and housed upward to narrow the lateral width as shown by the phantom line shown in FIG. it can.
[0044]
As described above, in the second embodiment, the swing frame auxiliary portion 31 extending to the left and right sides is pivoted upward and inward integrally with the main frame auxiliary portion 30 to be folded. The width can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side view of the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view of the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a rear view of the main part of the second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side view of the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a plan view of the second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an overall side view of a second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an enlarged side view of the main part of the second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view of a weeding tooth according to another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 11 is a perspective view of a mounting bracket according to another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 12 is a cutaway side view of another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 13 is a perspective view of another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 14 is another plan view of the first embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a rear view of another embodiment 2 of the present invention.
FIG. 16 is a perspective view of a main part of another embodiment 2 of the present invention.
FIG. 17 is a side view of a main part of another embodiment 2 of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Main frame 2 Traveling vehicle body 3 Weeding tooth 4 Swing frame 4a Left swing frame 4b Right swing frame 5 Swing drive device.
14b Vertical swing support rod

Claims

An attachment main frame ( 1 ) extending in the lateral direction with respect to the traveling direction is provided in connection with the traveling vehicle body ( 2 ) , and the main frame ( 1 ) includes a plurality of weeding tools ( 3 ) is provided with a swinging frame ( 4 ) provided in a suspended state via a vertical swinging support rod ( 14b ) in the vertical direction, and further swingingly driven by the swinging frame ( 4 ). A paddy weeder configured to connect the device ( 5 ) and swing the weeding tooth ( 3 ) ;
The swing frame (4) is composed of an independent left swing frame (4a) and right swing frame (4b),
The upper part of the vertical swing support rod (14b) is pivotally attached to a rotation support shaft (23) bearing on a support member (22) fixed to the main frame (1) at predetermined intervals,
A left swing frame (4a) and a right swing frame (4b) are pivotally attached to the lower portion of the vertical swing support rod (14b), respectively,
The swing drive device (5) is configured by attaching an eccentric ring (5a) to a drive shaft (16) extending rearward from the lower portion of a transmission case (15) transmitted from the traveling vehicle body (2) side. And connecting the tip of the interlocking rod (20) connected to the eccentric ring (5a) to the longitudinal swinging support rod (14b),
A paddy weeder configured such that the left swing frame (4a) and the right swing frame (4b) swing in opposite directions .