JP3928008B2

JP3928008B2 - Isolated cultivation field cultivator

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Publication number: JP3928008B2
Application number: JP2002197580A
Authority: JP
Inventors: 山本　　明; 寛二赤松
Original assignee: MINORU SANGYO KABUSHIKI KAISHA
Current assignee: MINORU SANGYO KABUSHIKI KAISHA
Priority date: 2001-07-09
Filing date: 2002-07-05
Publication date: 2007-06-13
Anticipated expiration: 2022-07-05
Also published as: JP2003164201A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地面から隔離された栽培ベッド内の土壌を耕耘するための耕耘機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の隔離栽培用耕耘機として、特公平５−１号公報に開示された耕耘機を例示する。この耕耘機８０は、図９に示すようにフレーム８１の前後にそれぞれ軸支された原動車軸８２及び従動車軸８３を介して走行車輪８４を設置しており、原動車軸８２が走行用原動機８５によって駆動されるようになっている。この耕耘機８０は走行車輪８４を介して栽培ベッド９０側板の上端縁９０ａに沿って移動するようになっている。また、原動車軸８２及び従動車軸８３の間には、両軸と平行に作動軸８７が軸支されており、該作動軸８７には９０°の間隔を介して爪板が突設されたロータリー爪８８が取り付けられている。作動軸８７は耕耘用原動機８９により駆動されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の耕耘機８０は栽培ベッド９０側板の上端縁９０ａに沿って走行するようになっているので専用の栽培ベッドを使用する必要がある。しかも、従来の耕耘機８０は自走のための走行車輪８４の駆動機構を備えており重量が重いため、（１）栽培ベッド９０を強固に構成しなければならず、栽培ベッド９０にコストが掛かる、（２）直列又は並列に配設された複数の栽培ベッド９０間を移動させることが困難である、という問題がある。これらは、特に農作業を容易化するために栽培ベッド９０を高く設置する高設栽培の場合に問題が大きく、該高設栽培には不向きとなっている。
【０００４】
そこで、手押し式にすることにより走行車輪８４の駆動機構を省いたり、耕耘用原動機８９に小型軽量のものを採用したりすることにより高設栽培にも容易に使用できるように従来の耕耘機８０を小型軽量化することも考えられる。しかし小型軽量化すると、地面が固いとき、地中に株が埋まっているとき等に、ロータリー爪８８が土壌中に入り込まず、機体が浮き上がるという問題がある。また、小型軽量の原動機は出力が弱いため、出力が不足したり、機体が浮き上がるときに無理に押し下げると原動機へ異常負荷が生じたりするという問題もある。
【０００５】
本発明の目的は、上記課題を解決し、小型軽量に構成しても耕耘に十分な出力を具備することができる隔離栽培用耕耘機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の隔離栽培用耕耘機は、フレームと、該フレームに取り付けられた前後の走行車輪と、略下方へ向く回転軸によって前記フレームに回転可能に軸支された耕耘用スクリューと、該耕耘用スクリューを回転駆動する原動機と、前記フレームに対する相対上下位置を調節可能に、該フレームの左右側に取り付けられた一対の横ハンドルとを備えている。
【０００７】
このように耕耘爪として耕耘用スクリューを採用し、該スクリューを土壌中で回転することにより、土壌を下から上へ耕起・反転するとともに、固まった土壌や地中の株等を砕くようにしている。この耕耘用スクリューによれば、同じ耕耘作業について比較して、ロータリー爪よりも小さい動力で駆動できるので、小型軽量の原動機を採用することができる。また、前記フレームの左右に前記横ハンドルを備えているので、隔離栽培における栽培ベッドの両側に作業者が立ち、該横ハンドルを持って、本発明の耕耘機を走行させることができる。しかも、該横ハンドルは、前記フレームに対する相対上下位置が調節可能になっているので、前記栽培ベッドの高さや、作業者の身長等に合わせて適宜調節することができる。
【０００８】
前記前後の走行車輪は、前記フレームに対する相対上下位置をそれぞれ調節可能に該フレームに取り付けられた態様を例示する。
【０００９】
このように構成することで、スクリューが地中に潜る深さを調節したり、スクリューが地中に潜る角度を調節したりすることができるようにしている。
【００１０】
進行方向と直交方向に並ぶ複数の前記走行車輪を支持する車輪支持部を備え、該車輪支持部が前記フレームに対する相対上下位置を調節可能に該フレームに取り付けられた態様を例示する。
【００１１】
これにより前記フレームに対する前記車輪支持部の取り付け位置を調節するだけで、進行方向と直交方向に並ぶ複数の前記走行車輪の前記フレームに対する相対上下位置を同時に調節することができるようにしている。
【００１２】
前記隔離栽培用耕耘機においては、進行方向両側における栽培ベッドの側壁の上端よりも下端縁部が低い位置になるように進行方向両側に配設された進行方向へ延びる一対のガイド部材を備えた態様を例示する。
【００１３】
このように前記栽培ベッドの側壁の上端よりも下端縁部が低い位置になるように配設された一対のガイド部材を備えることで、作業中の前記耕耘機の振動で該耕耘機の進行方向がずれても、該ガイド部材が栽培ベッドの側壁に当接することにより、（ａ）栽培ベッドを傷つけることを防止したり、（ｂ）機体のブレを防止したり、（ｃ）それ以上の進行方向のずれを防止して該耕耘機が栽培ベッドから飛び出ることを防止したりするようになっている。
【００１４】
前記ガイド部材としては、特に限定されないが、栽培ベッド内の土壌に下端縁部が入り込むように配設された態様を例示する。
【００１５】
これにより、土壌で機体を支持し、機体のブレを防止するようになっている。ガイド部材の形状としては、特に限定されないが、土壌に対する進行方向への抵抗が少なく、進行方向と直交方向への抵抗が大きくなるように形成されていることが好ましい。なお、前記ガイド部材は進行方向両側に配設されており、土壌で機体両側を確実に支持してブレを低減するようになっている。
【００１６】
前記ガイド部材としては、特に限定されないが、走行車輪の車軸に取り付けられた態様を例示する。
【００１７】
これにより、前記走行車輪の前記フレームに対する相対上下位置を調節すると、それに応じて前記ガイド部材の該フレームに対する相対上下位置も調節されるようにしている。
【００１８】
また、前記隔離栽培用耕耘機においては、栽培ベッド両側のベッド長さ方向に延びるレール状部位を走行するための進行方向と直交方向に並ぶ一対の前記走行車輪を備え、該走行車輪は、周面の反フレーム側に該反フレーム側ほどテーパ状に拡径したガイド部を有する態様を例示する。
【００１９】
なお、前記レール状部位としては、栽培ベッド両側のベッド長さ方向に延びる部位であれば特に限定されない。レール状部位は、栽培ベッドと一体に構成されていても、別体に構成されていてもよい。
【００２０】
これにより、前記一対の走行車輪のガイド部により、前記レール状部位を挾持し、耕耘機の機体を栽培ベッドに対して位置決めし、該機体のブレを抑制するようにしている。
【００２１】
前記走行車輪は、進行方向と直交方向へスライド自在に支持されるとともに、前記フレーム側へ付勢された態様を例示する。
【００２２】
これにより、例えばレール状部位に凹凸がある場合や、両レール状部位の間隔が一定していない場合でも、該凹凸や該間隔に応じて走行車輪がフレーム幅方向にスライドし、安定的な走行が行われる。すなわち、本隔離栽培用耕耘機によれば、車輪を走行させることを予定して設計された直線状に延びる一対の平行なレール状部位はもとより、そのように設計されていないレール状部位であっても走行させることができる。
また、前記横ハンドルは、前記フレームに着脱可能に取り付けられた態様を例示する。
【００２３】
【発明の実施の形態】
図１〜図４は、本発明を具体化した第一実施形態の高設栽培用耕耘機１を示している。この耕耘機１は、フレーム２と、該フレーム２に対する相対上下位置をそれぞれ調節可能に該フレーム２に取り付けられた前後の走行車輪３と、略下方へ向く回転軸としての駆動軸４及び被動軸５によってフレーム２に回転可能に軸支された耕耘用スクリュー６と、減速ミッション７及び駆動機構８を介して該耕耘用スクリュー６を回転駆動する原動機としてのエンジン９と、フレーム２に取り付けられたカバー１０とを備えている。
【００２４】
この耕耘機１が使用される栽培ベッド１１は、例えば図３に示すように断面凹状に形成されてビニールハウス内に長く延びるケーシング１１ａと、該ケーシング１１ａを地上から隔離して支持する支持フレーム１１ｂとを備えている。ケーシング１１ａには栽培用の土壌Ｓが収納され、植物が栽培される。ケーシング１１ａ底面の幅方向略中央には、通風管１１ｃが配設されており、該通風管１１ｃに温風や冷風を通すことにより、土壌Ｓの温度を適宜調節することができるようになっている。
【００２５】
フレーム２は、矩形枠状に形成されたフレーム本体１２と、該フレーム本体１２前側から斜め下方に延設された一対の前脚部１３と、該フレーム本体１２後側から斜め下方に延設された一対の後脚部１４とを備えている。前脚部１３及び後脚部１４の先端側には、それぞれ上下に延びる長穴１５が形成されており、該長穴１５に走行車輪３の車軸３ａがそれぞれ取り付けられるようになっている。そして、長穴１５の長さ方向に対する車軸３ａの取付位置を調節することにより、フレーム２に対する各走行車輪３の相対上下位置を調節可能にしている。これにより、耕耘用スクリュー６が地中に潜る深さを調節したり、耕耘用スクリュー６が地中に潜る角度を調節したりすることができるようにしている。
【００２６】
また、フレーム本体１２の前側、後側、及び左右側には、それぞれ前ハンドル１７、後ハンドル１８、及び一対の横ハンドル１９が取り付けられている。前ハンドル１７は耕耘機１の左側に立つ作業者が操作し易いように平面視で先端側が左側へ約９０°折曲形成されている。前ハンドル１７の先端部にはグリップ部２０が設けられ、略中央部には耕耘用スクリュー６への動力伝動を入切するためのクラッチレバー２１が設けられている。後ハンドル１８は平面視略Ｕ字状に折曲形成されてなり、その両端部がフレーム本体１２に固定されている。後ハンドル１８の略中央にはエンジン９の回転数を操作するためのアクセルレバー２２が設けられている。横ハンドル１９は平面視略Ｕ字状に折曲形成されてなり、そのほぼ全体がグリップ部となっている。横ハンドル１９の両端部は、フレーム本体１２側部に設けられた前後に延びる支軸２３の両端部にそれぞれボルト２４で固定されている。横ハンドル１９のフレーム本体１２に対する取付角度は図３に示すように適宜調節可能になっており、すなわち、この横ハンドル１９のグリップ部は、フレーム２に対する相対上下位置を調節可能に構成されている。
【００２７】
耕耘用スクリュー６は、側刃２６ａと底刃２６ｂとが一体形成されてなる複数（本例では３本）のスクリュー刃２６から構成されており、各スクリュー刃２６の底刃２６ｂ側先端部は互いに連結されている。この耕耘用スクリュー６を土壌Ｓ中で回転することにより、土壌Ｓを下から上へ耕起・反転するとともに、固まった土壌Ｓや地中の株等を砕くようにしている。この耕耘用スクリュー６は、同じ耕耘作業について比較して、ロータリー爪よりも小さい動力で駆動できる。
【００２８】
図４に示すように駆動機構８は、横長の駆動ケース３０を備えており、該駆動ケース３０はフレーム本体１２の枠内に配設されている。駆動ケース３０の長手方向一端側には上下に延びる駆動軸４が、他端側には上下に延びる被動軸５が、駆動軸４及び被動軸５の間には上下に延びる中間軸３３が、それぞれ立て軸受け３４ａ〜３４ｃを介して回転自在に軸支されている。駆動軸４の上端側は、駆動ケース３０の上壁を貫通し減速ミッション７に連結されている。駆動軸４及び被動軸５の下端側は、それぞれ駆動ケース３０の下壁を貫通しており、該各下端側にはそれぞれ耕耘用スクリュー６がボルト３５で交換可能に取り付けられている。駆動軸４の長さ方向略中央部と、中間軸３３の長さ方向略中央部には、それぞれスプロケット３６，３７が取り付けられており、両スプロケット３６，３７に巻き掛けられたチェーン３８によって、駆動軸４の回転が中間軸３３に伝動されるようになっている。さらに、中間軸３３の上端側と、被動軸５の上端側には互いに噛合するギヤー３９，４０がそれぞれ取り付けられており、ここで中間軸３３（駆動軸４）の回転方向を反転せて被動軸５に伝動するようになっている。つまり、駆動軸４及び被動軸５に取り付けられた両耕耘用スクリュー６は、平面視で図２に破線の矢印で示すように互いに前方の土壌Ｓを内側に巻き込むようにして耕耘するようになっている。両耕耘用スクリュー６をこのように回転させることにより、土壌Ｓを中央に寄せ、土壌Ｓの栽培ベッド１１外への飛び散りを極力低減するようにしている。
【００２９】
次に、この耕耘機１の一連の動作例について説明する。本例では、栽培ベッド１１の両側に立つ二人の作業者が耕耘機１を動作させる場合を述べる。まず、エンジン９を始動する。すると、減速ミッション７を介して駆動軸４が回転するとともに、スプロケット３６，３７及びチェーン３８を介して中間軸３３が回転し、さらにギヤー３９，４０を介して被動軸５が逆方向に回転する。これにより駆動軸４及び被動軸５に取り付けられた耕耘用スクリュー６が互いに逆方向に回転する。栽培ベッド１１の両側に立つ二人の作業者は、それぞれ耕耘機１の横ハンドル１９を持って、耕耘機１を下方に押さえながら前方に押し進めて行く。このとき、耕耘用スクリュー６の底刃２６ｂはドリルのように下方に向かって土壌Ｓや株に穴開けするように作用し、また側刃２６ａは土壌Ｓや株を粉砕・撹拌するように作用する。この両作用により土壌Ｓが耕耘される。
【００３０】
なお、一人の作業者で耕耘機１を動作させる場合は、進行方向に向いて栽培ベッド１１の左側に立ち、耕耘機１の前ハンドル１７及び後ハンドル１８を持って、耕耘機１を動作させる。このとき横ハンドル１９は取り外しておく方が扱いやすい。
【００３１】
以上のように構成された本発明の高設栽培用耕耘機１によれば、耕耘爪として耕耘用スクリュー６を採用しているので、同じ耕耘作業について比較して、ロータリー爪よりも小さい動力で駆動できる。従って、耕耘機１に小型軽量の原動機を採用することができ、もって耕耘機１を小型軽量化することができる。
【００３２】
また、前後の走行車輪３を、フレーム２に対する相対上下位置をそれぞれ調節可能にフレーム２に取り付けるようにしているので、耕耘用スクリュー６が地中に潜る深さを調節したり、該スクリュー６が地中に潜る角度を調節したりすることができる。このため栽培ベッド１１の構成や、土壌Ｓの状態に応じて最適な状態で耕耘するように地面に対するスクリュー６の状態を調節することができる。
【００３３】
また、フレーム２の左右に横ハンドル１９を備えているので、栽培ベッド１１の両側に作業者が立ち、横ハンドル１９のグリップ部を持って、耕耘機１を走行させることができる。しかも、フレーム２に対するグリップ部の相対上下位置を調節可能にしているので、栽培ベッド１１の高さや、作業者の身長等に合わせて適宜調節することができる。
【００３４】
次に、本発明の第二実施形態の耕耘機について説明すると、該耕耘機は原動機の動力をスクリューに伝動する駆動機構を可変速に構成した点においてのみ第一実施形態と相違している。従って、第一実施形態と同様の部分については同一符号を付することにより重複説明を省く。
【００３５】
図５は、この耕耘機５０の駆動機構５１を示す断面図であり、第一実施形態における図４と同様の位置で切断した状態を示している。この駆動機構５１は、駆動ケース５２の長手方向一端側には上下に延びる第一被動軸５３が、他端側には上下に延びる第二被動軸５４が、第一被動軸５３の側方には上下に延びる駆動軸５５が、第二被動軸５４の側方には上下に延びる中間軸５６がそれぞれ立て軸受け５７ａ〜５７ｄを介して回転自在に軸支されている。駆動軸５５の上端側は、駆動ケース５２の上壁を貫通し減速ミッション７に連結されている。駆動軸５５の長さ方向中間部の二箇所には互いに間隔を置いて歯数の異なる一対の駆動ギヤー５８，５９（上側の駆動ギヤー５８の方が歯数が多い。）が設けられている。また、第一被動軸５３の上端側には、上下スライド可能かつ相対回転不可能にボス部６０が外挿されており、該ボス部６０の長さ方向の二箇所には、両駆動ギヤー５８，５９より短い間隔をおいて歯数の異なる一対の被動ギヤー６１，６２（下側の被動ギヤー６２の方が歯数が多い。）が設けられている。そして、ボス部６０の上下位置切り替え部６３を操作することにより、ボス部６０を下側にスライドさせると、駆動軸５５の下側の駆動ギヤー５９と第一被動軸５３の下側の被動ギヤー６２とのみが互いに噛合し（低速側であり、図５に示す状態）、ボス部６０を上側にスライドさせると、駆動軸５５の上側の駆動ギヤー５８と第一被動軸５３の上側の被動ギヤー６１とのみが互いに噛合する（高速側）ようになっている。第一被動軸５３の立て軸受け５７ａの上側と、中間軸５６の立て軸受け５７ｄの上側には、それぞれスプロケット６５，６６が取り付けられており、両スプロケット６５，６６に巻き掛けられたチェーン６７によって、第一被動軸５３の回転が中間軸５６に伝動されるようになっている。さらに、中間軸５６の上端側と、第二被動軸５４の上端側には互いに噛合するギヤー６８，６９がそれぞれ取り付けられており、ここで中間軸５６（第一被動軸５３）の回転方向を反転させて第二被動軸５４に伝動するようになっている。このように、駆動機構５１は、低速又は高速のいずれかに切り替えることができるように構成されている。
【００３６】
第一実施形態の効果に加え、本実施形態によれば、エンジン９の動力を変速して耕耘用スクリュー６に伝動することができるので、土壌Ｓの状態に応じて該スクリュー６の回転速度を適宜変更することができる。例えば、植物の収穫後のように、土壌Ｓ内に植物の株が埋まっているときは、該株を切断しながら耕耘する必要があるため、耕耘用スクリュー６を高トルクで回転させるように、駆動機構５１を低速側に切り替える。また、例えば、一旦低速側で耕耘した後や、株が含まれていない土壌Ｓを耕耘するようなときは、駆動機構５１を高速側に切り替えることにより、耕耘作業の速度を向上させることができる。
【００３７】
次に、図６及び図７に示す本発明の第三実施形態の耕耘機について説明すると、この耕耘機１００は主に以下の点においてのみ第二実施形態と相違している。従って、第二実施形態と同様の部分については同一符号を付することにより重複説明を省く。
【００３８】
（１）フレーム２に対して相対上下位置調節可能に車輪支持部７０を取付部材７１で取り付け、該車輪支持部７０にフレーム２幅方向（進行方向と直交方向）に並ぶ複数の走行車輪３，３の各車軸３ａ，３ａを取り付けている。この構成により、フレーム２に対する車輪支持部７０の取り付け位置を調節するだけで、フレーム２幅方向に並ぶ複数の走行車輪３，３のフレーム２に対する相対上下位置を同時に調節することができる。
【００３９】
（２）進行方向両側に配設された進行方向へ延びる一対のガイド部材１０１を設けている。このガイド部材１０１は、略垂下された板状体からなっており、その前縁部１０１ａ及び後縁部１０１ｂがケーシング１１ａを傷つけないようにフレーム２側に曲げ加工されており、進行方向両側におけるケーシング１１ａの側壁の上端よりもガイド部材１０１の下端縁部１０１ｃが低い位置となり、かつ、下端縁部１０１ｃが走行車輪３の下端よりも下側となるように配設されている。このようにガイド部材１０１は、ケーシング１１ａの側壁の上端よりも下端縁部１０１ｃが低い位置になるように配設されているので、作業中の耕耘機１００の振動で該耕耘機１００の進行方向がずれても、進行方向へ延びる該ガイド部材１０１の主に外側面がケーシング１１ａの側壁内側面に当接することにより、（ａ）ケーシング１１ａを傷つけることを防止したり、（ｂ）機体のブレを防止したり、（ｃ）それ以上の進行方向のずれを防止して該耕耘機１００がケーシング１１ａから飛び出ることを防止したりするようになっている。また、ガイド部材１０１は、走行車輪３の下端よりも下側となるように配設されることにより、その下端縁部１０１ｃが耕耘作業中に土壌Ｓに入り込むようになっており、このとき土壌Ｓに入り込み易くするために、側面視で下端側の前後の角が斜めに省かれている。このようにガイド部材１０１は、土壌Ｓに対する進行方向への抵抗が少なく、進行方向と直交方向への抵抗が大きくなるように形成されており、このガイド部材１０１により、土壌Ｓで機体を支持し、機体のブレを防止するようになっている。このガイド部材１０１は、その前後にそれぞれ設けられた上下に延びる長孔１０１ｄを介してネジ１０２（本例では頭部の突出高さが低いトラスネジ）で走行車輪３の車軸３ａの先端部に取り付けられており、車軸３ａに対する相対上下取付位置が調節可能になっている。このようにガイド部材１０１は、走行車輪３の車軸３ａに取り付けられているので、走行車輪３のフレーム２に対する相対上下位置を調節すると、それに応じてガイド部材１０１のフレーム２に対する相対上下位置も調節されるようになっている。
【００４０】
このように本実施形態によれば、第二実施形態の効果に加え、前記各効果を得ることができる。
【００４１】
次に、図１０〜図１２に示す本発明の第四実施形態の耕耘機について説明すると、この耕耘機１１０は、栽培ベッド１３０両側のベッド長さ方向に延びるレール状部位としてのパイプレール１３１を走行するように構成されている点において主に第一実施形態と相違している。また、フレーム２幅方向（進行方向と直交方向）に並ぶ複数の走行車輪１１４について、それらのフレーム２に対する相対上下位置を同時に調節できるように構成している点において、第一実施形態と相違し、第三実施形態とは共通している。従って、第一及び第三実施形態と同様の部分については同一符号を付することにより重複説明を省く。
【００４２】
本例で使用される栽培ベッド１３０は、図１１に示すように左右に間隔をおいてベッド長さ方向に延びる一対のパイプレール１３１と、該両パイプレール１３１を地面に対して支持するパイプ枠１３２と、両パイプレール１３１に幅方向両縁部が支持された不織布製シート１３３とを備えている。本例のパイプレール１３１は、ジョイント部材１３４により連結された複数のパイプ１３５からなっている。また、パイプレール１３１は、取付部材１３６を介してパイプ枠１３２に連結されている。シート１３３は断面略Ｕ字状に弛んだ状態で支持されており、その内側に栽培用の土壌Ｓが収納され、植物が栽培されるようになっている。なお、この栽培ベッド１３０は、一例であって特に限定されず、栽培ベッド両側にベッド長さ方向に延びるレール状部位を有するものであればよい。
【００４３】
本例の耕耘機１１０は、フレーム２の前端部及び後端部に、それぞれフレーム２に対して相対上下位置調節可能に車輪支持部７０が取付部材７１で取り付けられており、各車輪支持部７０には、フレーム２幅方向外方に延びる左右一対の車軸１１２が支持されている。各車軸１１２には、円筒状のスペーサ１１３、走行車輪１１４、圧縮バネ１１５、円板状のバネ押え１１６の順に車軸長さ方向にスライド自在に嵌挿されている。そして、車軸１１２先端部に螺着されたボルト１１７により、車軸１１２からバネ押え１１６が抜け止めされるとともに、バネ押え１１６により圧縮バネ１１５が圧縮状態にされ、走行車輪１１４がフレーム２側に付勢されている。この左右の走行車輪１１４の間隔は例えば、スペーサ１１３の長さを変更したり、図１２に示すように車軸１１２に走行車輪１１４、圧縮バネ１１５、バネ押え１１６、スペーサ１１３の順に嵌挿したりすることにより調節することができる。
【００４４】
走行車輪１１４は、同心上に位置する内筒部１２１及び外筒部１２２と、該両筒部を連結する連結部１２３とからなる車輪本体１２０を有しており、その外筒部１２２の反フレーム側には、該反フレーム側ほどテーパ状に拡径したガイド部１２５が一体形成されている。そして、図１１及び図１２に示すように走行車輪１１４は、車輪本体１２０が栽培ベッド１３０のパイプレール１３１上に載置された状態で転動するようになっている。
【００４５】
このように本実施形態によれば、第一及び第三実施形態と同様の効果に加え、左右の走行車輪１１４は、車輪本体１２０の外筒部１２２の反フレーム側に、該反フレーム側ほどテーパ状に拡径したガイド部１２５を有しているので、該両ガイド部１２５により両パイプレール１３１を挾持し、耕耘機１１０を栽培ベッド１３０に対して位置決めすることができる。このため、耕耘機１１０のブレを抑制することができる。
【００４６】
また、走行車輪１１４は、進行方向と直交方向へスライド自在に支持されるとともに、フレーム２側へ付勢されているので、例えばパイプレール１３１のジョイント部材１３４や取付部材１３６がある部位等のようにパイプレール１３１に凹凸がある場合や、両パイプレール１３１の間隔が一定していない場合でも該凹凸や該間隔に応じて走行車輪１１４がフレーム２幅方向にスライドするようになっている。このため、耕耘機１１０はレール状部位に凹凸があっても安定的に走行することができる。すなわち、本耕耘機１１０によれば、車輪を走行させることを予定して設計された直線状に延びる一対の平行なレール状部位はもとより、そのように設計されていないレール状部位であっても走行させることができる。
【００４７】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
（１）第一又は第二実施形態において、走行車輪３のフレーム２への取付構造を適宜変更すること。例えば、前脚部１３及び後脚部１４の先端側に、長穴１５に代えて、それぞれ上下に複数の穴を列設し、いずれかの穴に選択的に走行車輪３の車軸３ａを取り付けるようにする態様が挙げられる。この態様によれば、走行車輪３の車軸３ａを取り付ける穴を変更することにより、フレーム２に対する各走行車輪３の相対上下位置を調節することができる。
【００４８】
（２）第一又は第二実施形態において、フレーム２に対する走行車輪３の相対上下位置を調節する構造を適宜変更すること。例えば、走行車輪３の車軸３ａについては車輪支持部材（図示略）の一箇所に固定しておき、該車輪支持部材のフレーム２に対する取付角度や取付位置を調節可能に構成することが挙げられる。
【００４９】
（３）第一又は第二実施形態において、フレーム幅方向（進行方向と直交方向）に並ぶ複数の走行車輪について、それらのフレームに対する相対上下位置を同時に調節できるように構成すること。例えば、図８に示すようにフレーム２に対して相対上下位置調節可能に車輪支持部７０を取付部材７１で取り付け、該車輪支持部７０にフレーム２幅方向に並ぶ複数の走行車輪３，３の各車軸３ａ，３ａを取り付ける態様が挙げられる。こうすると、フレーム２に対する車輪支持部７０の取り付け位置を調節するだけで、フレーム２幅方向に並ぶ複数の走行車輪３，３のフレーム２に対する相対上下位置を同時に調節することができる。
【００５０】
（４）左右の走行車輪３相互の間隔を調節可能に構成すること。
（５）耕耘用スクリュー６の数を適宜変更すること。
（６）各スクリュー刃２６の底刃２６ｂ側先端が自由端となっている耕耘用スクリュー等、他の構成の耕耘用スクリューを採用すること。
（７）エンジンに代えて、原動機として電動モータを採用すること。
（８）両ガイド部材１０１の内側面が栽培ベッド１１の側壁外側面に当接するように両ガイド部材１０１を配設すること。
【００５１】
【発明の効果】
請求項１の本発明に係る隔離栽培用耕耘機によれば、小型軽量に構成しても耕耘に十分な出力を具備することができるという優れた効果を奏する。
【００５２】
上記効果に加え、請求項２及び３の発明によれば、栽培ベッドの構成や、土壌の状態に応じて最適な状態で耕耘するように調節することができる。
【００５３】
上記効果に加え、請求項４〜６の発明によれば、栽培ベッドを傷つけることを防止したり、耕耘機の機体のブレを防止したり、耕耘機が栽培ベッドから飛び出ることを防止したりすることができる。
【００５４】
上記効果に加え、請求項７及び８の発明によれば、栽培ベッド両側のベッド長さ方向に延びるレール状部位に沿って安定的に走行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一実施形態に係る高設栽培用耕耘機の側面図である。
【図２】同耕耘機の平面図である。
【図３】同耕耘機の背面図である。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線断面図である。
【図５】本発明の第二実施形態に係る高設栽培用耕耘機の駆動機構を背面側から見た断面図である。
【図６】本発明の第三実施形態に係る高設栽培用耕耘機の側面図である。
【図７】同耕耘機の平面図である。
【図８】本発明の高設栽培用耕耘機の変更例を示す平面図である。
【図９】従来の耕耘機を示す側面図である。
【図１０】本発明の第四実施形態に係る高設栽培用耕耘機の側面図である。
【図１１】図１０のＸＩ矢視図である。
【図１２】同耕耘機の左右の車輪間隔を狭めた状態を示す図１１と同様の図である。
【符号の説明】
１高設栽培用耕耘機
２フレーム
３走行車輪
４回転軸としての駆動軸
５回転軸としての被動軸
６耕耘用スクリュー
８駆動機構
９エンジン
１１栽培ベッド
５０高設栽培用耕耘機
５１駆動機構
５３回転軸としての第一被動軸
５４回転軸としての第二被動軸
１００高設栽培用耕耘機
１０１ガイド部材
１１０高設栽培用耕耘機
１１２車軸
１１３スペーサ
１１４走行車輪
１１５圧縮バネ
１１６バネ押え
１２０車輪本体
１２５ガイド部
１３０栽培ベッド
１３１パイプレール
１３２パイプ枠
１３４ジョイント部材
１３５パイプ
１３６取付部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cultivator for cultivating soil in a cultivation bed isolated from the ground.
[0002]
[Prior art]
An example of a conventional tiller for isolation cultivation is the tiller disclosed in Japanese Patent Publication No.5-1. As shown in FIG. 9, the tiller 80 has traveling wheels 84 installed via a driving axle 82 and a driven axle 83 that are pivotally supported on the front and rear of a frame 81, respectively. The driving axle 82 is driven by a traveling prime mover 85. It is designed to be driven. The cultivator 80 moves along the upper edge 90a of the cultivation bed 90 side plate via the traveling wheel 84. Further, an operating shaft 87 is supported between the driving axle 82 and the driven axle 83 in parallel with both shafts, and a rotary with a claw plate projecting from the operating axle 87 at an interval of 90 °. A nail 88 is attached. The operating shaft 87 is driven by a tilling prime mover 89.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the conventional tiller 80 travels along the upper edge 90a of the cultivation bed 90 side plate, it is necessary to use a dedicated cultivation bed. Moreover, since the conventional tiller 80 includes a drive mechanism for the traveling wheels 84 for self-propelling and is heavy, (1) the cultivation bed 90 must be firmly configured, and the cultivation bed 90 is costly. There is a problem that (2) it is difficult to move between a plurality of cultivation beds 90 arranged in series or in parallel. These problems are particularly serious in the case of tall cultivation in which the cultivation bed 90 is set high in order to facilitate agricultural work, and is not suitable for the tall cultivation.
[0004]
Therefore, the conventional cultivator 80 can be easily used for upland cultivation by omitting the drive mechanism of the traveling wheels 84 by adopting the push-type, or by adopting a small and lightweight cultivator prime mover 89. It is also conceivable to reduce the size and weight. However, when the size and weight are reduced, there is a problem that the rotary nail 88 does not enter the soil when the ground is hard, or when the stock is buried in the ground, and the aircraft is lifted. In addition, since the output of the small and light prime mover is weak, there is a problem that the output is insufficient, or if the force is pushed down when the aircraft is lifted, an abnormal load is generated on the prime mover.
[0005]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide an isolated cultivation field cultivator that can provide a sufficient output for cultivation even if it is small and light.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above-mentioned object, the tiller for isolation cultivation according to the present invention is rotatably supported by the frame by a frame, front and rear traveling wheels attached to the frame, and a rotating shaft substantially directed downward. A tilling screw, and a prime mover that rotationally drives the tilling screw;A pair of lateral handles attached to the left and right sides of the frame so that the vertical position relative to the frame can be adjusted;It has.
[0007]
  In this way, using a tilling claw as a tilling claw and rotating the screw in the soil, the soil is cultivated and inverted from the bottom to the top, and the hardened soil and the strains in the ground are crushed. ing. According to this tillage screw, since it can be driven with a power smaller than that of the rotary pawl as compared with the same tillage work, a small and light prime mover can be employed.Moreover, since the said horizontal handle is provided in the right and left of the said frame, an operator can stand on both sides of the cultivation bed in isolation cultivation, and can drive | run the cultivator of this invention with this horizontal handle. In addition, since the horizontal handle can be adjusted in relative vertical position with respect to the frame, it can be appropriately adjusted according to the height of the cultivation bed, the height of the operator, and the like.
[0008]
The front and rear traveling wheels are illustrated as being attached to the frame such that the relative vertical position relative to the frame can be adjusted.
[0009]
By configuring in this way, the depth at which the screw goes into the ground can be adjusted, and the angle at which the screw can go into the ground can be adjusted.
[0010]
The wheel support part which supports the said some driving | running | working wheel located in a direction orthogonal to the advancing direction is provided, and the aspect with which this wheel support part was attached to this flame | frame so that adjustment of the relative vertical position with respect to the said frame was possible was illustrated.
[0011]
Accordingly, the relative vertical position of the plurality of traveling wheels arranged in the direction perpendicular to the traveling direction with respect to the frame can be adjusted simultaneously only by adjusting the mounting position of the wheel support portion with respect to the frame.
[0012]
The isolation cultivation field cultivator includes a pair of guide members extending in the traveling direction disposed on both sides of the traveling direction so that the lower end edge is lower than the upper end of the side wall of the cultivation bed on both sides of the traveling direction. An embodiment is illustrated.
[0013]
Thus, by providing a pair of guide members arranged so that the lower end edge is lower than the upper end of the side wall of the cultivation bed, the direction of travel of the field cultivator due to vibration of the field cultivator during work Even if it is displaced, the guide member abuts against the side wall of the cultivation bed, (a) prevents the cultivation bed from being damaged, (b) prevents blurring of the machine body, or (c) further progresses. The cultivator is prevented from jumping out of the cultivation bed by preventing the deviation of the direction.
[0014]
Although it does not specifically limit as said guide member, The aspect arrange | positioned so that a lower end edge may enter into the soil in a cultivation bed is illustrated.
[0015]
As a result, the aircraft is supported by soil, and the shake of the aircraft is prevented. Although it does not specifically limit as a shape of a guide member, It is preferable that it is formed so that there may be little resistance to the advancing direction with respect to soil, and resistance to the advancing direction and an orthogonal direction may become large. The guide members are disposed on both sides in the traveling direction, and are configured to reliably support both sides of the machine body with soil to reduce blurring.
[0016]
Although it does not specifically limit as said guide member, The aspect attached to the axle of the traveling wheel is illustrated.
[0017]
Thus, when the relative vertical position of the traveling wheel relative to the frame is adjusted, the relative vertical position of the guide member relative to the frame is also adjusted accordingly.
[0018]
Further, the isolated cultivation field cultivator includes a pair of traveling wheels arranged in a direction orthogonal to a traveling direction for traveling on a rail-like portion extending in the bed length direction on both sides of the cultivation bed, The aspect which has the guide part which diameter-expanded in the taper shape in the anti-frame side of the surface on the anti-frame side is illustrated.
[0019]
In addition, as said rail-shaped site | part, if it is a site | part extended in the bed length direction of the cultivation bed both sides, it will not specifically limit. The rail-shaped part may be configured integrally with the cultivation bed or may be configured separately.
[0020]
Thereby, the rail-shaped portion is held by the guide portions of the pair of traveling wheels, the machine body of the cultivator is positioned with respect to the cultivation bed, and blurring of the machine body is suppressed.
[0021]
The traveling wheel is slidably supported in a direction orthogonal to the traveling direction and illustrates an aspect in which the traveling wheel is urged toward the frame side.
[0022]
  As a result, for example, even when the rail-shaped part has irregularities or the interval between both rail-shaped parts is not constant, the traveling wheel slides in the frame width direction according to the irregularities and the interval, and stable running Is done. In other words, according to the present tillage cultivation cultivator, not only a pair of parallel rail-like parts extending in a straight line designed to run wheels but also a rail-like part not so designed. Even you can run.
  Moreover, the said horizontal handle illustrates the aspect attached to the said frame so that attachment or detachment was possible.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 4 show a cultivator 1 for high cultivation according to a first embodiment that embodies the present invention. The cultivator 1 includes a frame 2, front and rear traveling wheels 3 attached to the frame 2 so that the relative vertical position with respect to the frame 2 can be adjusted, a drive shaft 4 and a driven shaft as a rotating shaft substantially downward. The tiller screw 6 is rotatably supported on the frame 2 by the shaft 5, the engine 9 as a prime mover that rotationally drives the tiller screw 6 through the speed reduction mission 7 and the drive mechanism 8, and the frame 2 And a cover 10.
[0024]
The cultivation bed 11 in which the cultivator 1 is used has, for example, a casing 11a that is formed in a concave cross section as shown in FIG. 3 and extends long in the greenhouse, and a support frame 11b that supports the casing 11a in isolation from the ground. And. The casing 11a stores cultivation soil S and plants are cultivated. A ventilation pipe 11c is disposed at the center of the bottom surface of the casing 11a in the width direction, and the temperature of the soil S can be appropriately adjusted by passing warm air or cold air through the ventilation pipe 11c. Yes.
[0025]
The frame 2 includes a frame body 12 formed in a rectangular frame shape, a pair of front legs 13 extending obliquely downward from the front side of the frame body 12, and extending obliquely downward from the rear side of the frame body 12. And a pair of rear legs 14. Long holes 15 extending in the vertical direction are formed on the front end sides of the front leg portion 13 and the rear leg portion 14, and the axles 3 a of the traveling wheels 3 are respectively attached to the long holes 15. Then, by adjusting the mounting position of the axle 3 a with respect to the length direction of the long hole 15, the relative vertical position of each traveling wheel 3 with respect to the frame 2 can be adjusted. Thus, the depth at which the tilling screw 6 is submerged in the ground can be adjusted, and the angle at which the tilling screw 6 is submerged in the ground can be adjusted.
[0026]
A front handle 17, a rear handle 18, and a pair of lateral handles 19 are attached to the front side, the rear side, and the left and right sides of the frame body 12, respectively. The front handle 17 is bent about 90 ° on the front end side to the left side in plan view so that an operator standing on the left side of the tiller 1 can easily operate. A grip portion 20 is provided at the front end portion of the front handle 17, and a clutch lever 21 for turning on and off power transmission to the tilling screw 6 is provided at a substantially central portion. The rear handle 18 is formed in a substantially U shape in plan view, and both ends thereof are fixed to the frame body 12. An accelerator lever 22 for operating the number of revolutions of the engine 9 is provided substantially at the center of the rear handle 18. The lateral handle 19 is bent in a substantially U shape in plan view, and almost the whole is a grip portion. Both ends of the horizontal handle 19 are fixed to both ends of a support shaft 23 provided on the side of the frame body 12 and extending in the front-rear direction with bolts 24. The mounting angle of the horizontal handle 19 with respect to the frame main body 12 can be adjusted as shown in FIG. 3, that is, the grip portion of the horizontal handle 19 is configured so that the relative vertical position with respect to the frame 2 can be adjusted. .
[0027]
The tillage screw 6 is composed of a plurality of (three in this example) screw blades 26 in which side blades 26a and bottom blades 26b are integrally formed. Are connected to each other. By rotating the tillage screw 6 in the soil S, the soil S is cultivated and inverted from the bottom to the top, and the hardened soil S and the strains in the ground are crushed. This tillage screw 6 can be driven with less power than the rotary pawl in comparison with the same tillage work.
[0028]
As shown in FIG. 4, the drive mechanism 8 includes a horizontally long drive case 30, and the drive case 30 is disposed within the frame body 12. A drive shaft 4 extending vertically is provided at one end side in the longitudinal direction of the drive case 30, a driven shaft 5 extending vertically is provided at the other end side, and an intermediate shaft 33 extending vertically between the drive shaft 4 and the driven shaft 5 is provided. Each is rotatably supported via vertical bearings 34a to 34c. The upper end side of the drive shaft 4 passes through the upper wall of the drive case 30 and is connected to the speed reduction mission 7. The lower end sides of the drive shaft 4 and the driven shaft 5 respectively penetrate the lower wall of the drive case 30, and the tilling screw 6 is attached to each lower end side in a replaceable manner with bolts 35. Sprockets 36 and 37 are attached to a substantially central portion in the length direction of the drive shaft 4 and a substantially central portion in the length direction of the intermediate shaft 33, respectively, and a chain 38 wound around both the sprockets 36 and 37, The rotation of the drive shaft 4 is transmitted to the intermediate shaft 33. Further, gears 39 and 40 that mesh with each other are attached to the upper end side of the intermediate shaft 33 and the upper end side of the driven shaft 5, respectively. Here, the rotational direction of the intermediate shaft 33 (drive shaft 4) is reversed to be driven. The shaft 5 is transmitted. That is, the two tillage screws 6 attached to the drive shaft 4 and the driven shaft 5 are cultivated so as to wind the soil S in front of each other inward as shown by a dashed arrow in FIG. ing. By rotating the two tillage screws 6 in this way, the soil S is brought to the center, and the scattering of the soil S to the outside of the cultivation bed 11 is reduced as much as possible.
[0029]
Next, a series of operation examples of the cultivator 1 will be described. In this example, a case where two workers standing on both sides of the cultivation bed 11 operate the cultivator 1 will be described. First, the engine 9 is started. Then, the drive shaft 4 rotates through the speed reduction mission 7, the intermediate shaft 33 rotates through the sprockets 36 and 37 and the chain 38, and the driven shaft 5 rotates in the reverse direction through the gears 39 and 40. . As a result, the tillage screw 6 attached to the drive shaft 4 and the driven shaft 5 rotates in opposite directions. The two workers standing on both sides of the cultivation bed 11 hold the lateral handle 19 of the cultivator 1 and push forward while pushing the cultivator 1 downward. At this time, the bottom blade 26b of the tillage screw 6 acts to pierce the soil S and the stock downward like a drill, and the side blade 26a acts to pulverize and agitate the soil S and the stock. To do. Soil S is cultivated by these two actions.
[0030]
In addition, when operating the cultivator 1 by one worker, it stands on the left side of the cultivation bed 11 facing the traveling direction, and operates the cultivator 1 with the front handle 17 and the rear handle 18 of the cultivator 1. . At this time, it is easier to handle if the lateral handle 19 is removed.
[0031]
According to the tiller 1 for tall cultivation of this invention comprised as mentioned above, since the screw 6 for tilling is employ | adopted as a tilling nail, it is compared with the same tilling work, and it is less power than a rotary nail. Can drive. Therefore, a small and light prime mover can be employed for the cultivator 1, and the cultivator 1 can be reduced in size and weight.
[0032]
In addition, since the front and rear traveling wheels 3 are attached to the frame 2 so that the relative vertical positions with respect to the frame 2 can be adjusted, the depth at which the tillage screw 6 is submerged in the ground can be adjusted. You can adjust the angle of diving in the ground. For this reason, according to the structure of the cultivation bed 11 and the state of the soil S, the state of the screw 6 with respect to the ground can be adjusted so that it is tilled in an optimal state.
[0033]
Moreover, since the horizontal handle 19 is provided on the left and right of the frame 2, an operator can stand on both sides of the cultivation bed 11, and the cultivator 1 can be driven with the grip portion of the horizontal handle 19. Moreover, since the relative vertical position of the grip portion with respect to the frame 2 can be adjusted, it can be appropriately adjusted according to the height of the cultivation bed 11, the height of the operator, and the like.
[0034]
Next, the cultivator of the second embodiment of the present invention will be described. The cultivator differs from the first embodiment only in that the drive mechanism for transmitting the power of the prime mover to the screw is configured to be variable speed. Accordingly, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0035]
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the drive mechanism 51 of the tiller 50, and shows a state cut at the same position as in FIG. 4 in the first embodiment. This drive mechanism 51 has a first driven shaft 53 extending vertically on one end side in the longitudinal direction of the drive case 52, and a second driven shaft 54 extending vertically on the other end side, on the side of the first driven shaft 53. A vertically extending drive shaft 55 is supported on the side of the second driven shaft 54, and an intermediate shaft 56 extending vertically is rotatably supported via upright bearings 57a to 57d. The upper end side of the drive shaft 55 passes through the upper wall of the drive case 52 and is connected to the speed reduction mission 7. A pair of drive gears 58 and 59 having a different number of teeth are provided at two positions in the intermediate portion in the longitudinal direction of the drive shaft 55 (the upper drive gear 58 has a larger number of teeth). . Further, a boss portion 60 is externally inserted on the upper end side of the first driven shaft 53 so as to be vertically slidable and relatively non-rotatable. Two drive gears 58 are provided at two locations in the length direction of the boss portion 60. , 59 are provided with a pair of driven gears 61 and 62 having a different number of teeth at an interval shorter than 59 (the lower driven gear 62 has a larger number of teeth). When the boss portion 60 is slid downward by operating the vertical position switching portion 63 of the boss portion 60, the lower drive gear 59 and the lower driven gear 53 of the first driven shaft 53 are driven. When the boss portion 60 is slid upward, the drive gear 58 on the upper side of the drive shaft 55 and the driven gear on the upper side of the first driven shaft 53 are engaged with each other only (not shown in FIG. 5). Only 61 is meshed with each other (high speed side). Sprockets 65 and 66 are attached to the upper side of the vertical bearing 57a of the first driven shaft 53 and the upper side of the vertical bearing 57d of the intermediate shaft 56, respectively, and the chain 67 wound around both the sprockets 65 and 66 The rotation of the first driven shaft 53 is transmitted to the intermediate shaft 56. Further, gears 68 and 69 that mesh with each other are attached to the upper end side of the intermediate shaft 56 and the upper end side of the second driven shaft 54, respectively. Here, the rotation direction of the intermediate shaft 56 (first driven shaft 53) is determined. Inverted and transmitted to the second driven shaft 54. Thus, the drive mechanism 51 is configured to be able to switch to either low speed or high speed.
[0036]
In addition to the effects of the first embodiment, according to the present embodiment, the power of the engine 9 can be shifted and transmitted to the tillage screw 6, so that the rotational speed of the screw 6 can be adjusted according to the state of the soil S. It can be changed as appropriate. For example, when a plant strain is buried in the soil S, such as after harvesting the plant, it is necessary to cultivate while cutting the strain, so that the tillage screw 6 is rotated at high torque, The drive mechanism 51 is switched to the low speed side. Moreover, for example, after plowing once on the low speed side or when plowing the soil S that does not contain the stock, the speed of the plowing work can be improved by switching the drive mechanism 51 to the high speed side. .
[0037]
Next, the cultivator of the third embodiment of the present invention shown in FIGS. 6 and 7 will be described. The cultivator 100 is different from the second embodiment mainly in the following points. Accordingly, the same parts as those in the second embodiment are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0038]
(1) A wheel support portion 70 is attached by an attachment member 71 so that the vertical position of the frame 2 can be adjusted relative to the frame 2, and a plurality of traveling wheels 3, which are arranged on the wheel support portion 70 in the width direction of the frame 2 (direction perpendicular to the traveling direction) 3 axles 3a, 3a are attached. With this configuration, it is possible to simultaneously adjust the relative vertical position of the plurality of traveling wheels 3 and 3 arranged in the width direction of the frame 2 with respect to the frame 2 only by adjusting the mounting position of the wheel support portion 70 with respect to the frame 2.
[0039]
(2) A pair of guide members 101 extending in the traveling direction are provided on both sides of the traveling direction. The guide member 101 is formed of a substantially suspended plate-like body, and its front edge portion 101a and rear edge portion 101b are bent to the frame 2 side so as not to damage the casing 11a. The lower end edge portion 101 c of the guide member 101 is positioned lower than the upper end of the side wall of the casing 11 a, and the lower end edge portion 101 c is disposed below the lower end of the traveling wheel 3. Thus, since the guide member 101 is arrange | positioned so that the lower end edge part 101c may become a position lower than the upper end of the side wall of the casing 11a, the advancing direction of this cultivator 100 with the vibration of the cultivator 100 in operation | work. Even if the guide member 101 is displaced, the outer surface of the guide member 101 extending in the traveling direction mainly contacts the inner surface of the side wall of the casing 11a, thereby preventing (a) the casing 11a from being damaged or (b) blurring of the airframe. Or (c) preventing further shift in the traveling direction and preventing the tiller 100 from jumping out of the casing 11a. Further, the guide member 101 is arranged so as to be lower than the lower end of the traveling wheel 3, so that the lower end edge portion 101c enters the soil S during the tillage work. In order to make it easier to enter S, the front and rear corners on the lower end side are omitted obliquely in a side view. Thus, the guide member 101 is formed so that the resistance in the traveling direction with respect to the soil S is small and the resistance in the direction orthogonal to the traveling direction is increased. The guide member 101 supports the aircraft with the soil S. , To prevent camera shake. This guide member 101 is attached to the tip end portion of the axle 3a of the traveling wheel 3 with a screw 102 (in this example, a truss screw having a low head protruding height) through a vertically extending long hole 101d provided on each of the guide members 101. The relative vertical mounting position relative to the axle 3a is adjustable. Thus, since the guide member 101 is attached to the axle 3a of the traveling wheel 3, when the relative vertical position of the traveling wheel 3 with respect to the frame 2 is adjusted, the relative vertical position of the guide member 101 with respect to the frame 2 is also adjusted accordingly. It has come to be.
[0040]
Thus, according to this embodiment, in addition to the effects of the second embodiment, the above-described effects can be obtained.
[0041]
Next, the cultivator according to the fourth embodiment of the present invention shown in FIGS. 10 to 12 will be described. The cultivator 110 includes pipe rails 131 as rail-shaped portions extending in the bed length direction on both sides of the cultivation bed 130. It is mainly different from the first embodiment in that it is configured to travel. Further, the present embodiment is different from the first embodiment in that the plurality of traveling wheels 114 arranged in the width direction of the frame 2 (a direction orthogonal to the traveling direction) can be simultaneously adjusted with respect to their relative vertical positions with respect to the frame 2. This is common with the third embodiment. Accordingly, the same parts as those in the first and third embodiments are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0042]
As shown in FIG. 11, the cultivation bed 130 used in this example includes a pair of pipe rails 131 extending in the bed length direction at an interval from side to side, and a pipe frame that supports the pipe rails 131 with respect to the ground. 132 and a nonwoven fabric sheet 133 having both edge portions in the width direction supported by both pipe rails 131. The pipe rail 131 of this example includes a plurality of pipes 135 connected by joint members 134. Further, the pipe rail 131 is connected to the pipe frame 132 via the attachment member 136. The sheet 133 is supported in a relaxed state with a substantially U-shaped cross section, and the soil for cultivation S is housed inside the sheet 133 so that plants are cultivated. In addition, this cultivation bed 130 is an example, and it is not specifically limited, What is necessary is just to have a rail-shaped part extended in a bed length direction on both sides of a cultivation bed.
[0043]
In the cultivator 110 of the present example, wheel support portions 70 are attached to the front end portion and the rear end portion of the frame 2 by attachment members 71 so that the relative vertical position of the frame 2 can be adjusted. A pair of left and right axles 112 extending outward in the width direction of the frame 2 is supported. On each axle 112, a cylindrical spacer 113, a traveling wheel 114, a compression spring 115, and a disk-like spring retainer 116 are sequentially fitted and inserted so as to be slidable in the axle length direction. The spring retainer 116 is prevented from coming off from the axle 112 by the bolt 117 screwed to the tip end of the axle 112, and the compression spring 115 is compressed by the spring retainer 116 so that the traveling wheel 114 is attached to the frame 2 side. It is energized. For example, the distance between the left and right traveling wheels 114 can be changed by changing the length of the spacer 113 or by inserting the traveling wheel 114, the compression spring 115, the spring retainer 116, and the spacer 113 in this order on the axle 112 as shown in FIG. 12. Can be adjusted.
[0044]
The traveling wheel 114 has a wheel body 120 including an inner cylinder part 121 and an outer cylinder part 122 that are concentrically positioned, and a connecting part 123 that connects the two cylinder parts. On the frame side, a guide portion 125 whose diameter is increased in a tapered shape toward the opposite frame side is integrally formed. And as shown in FIG.11 and FIG.12, the traveling wheel 114 rolls in the state in which the wheel main body 120 was mounted on the pipe rail 131 of the cultivation bed 130. FIG.
[0045]
As described above, according to the present embodiment, in addition to the same effects as those of the first and third embodiments, the left and right traveling wheels 114 are disposed closer to the opposite frame side of the outer cylinder portion 122 of the wheel body 120 toward the opposite frame side. Since the guide portion 125 having a tapered diameter is provided, both the pipe rails 131 can be held by the both guide portions 125 and the cultivator 110 can be positioned with respect to the cultivation bed 130. For this reason, the shake of the cultivator 110 can be suppressed.
[0046]
In addition, since the traveling wheel 114 is supported so as to be slidable in the direction orthogonal to the traveling direction and is urged toward the frame 2 side, for example, a part where the joint member 134 and the mounting member 136 of the pipe rail 131 are provided. Even if the pipe rail 131 has irregularities or the interval between the pipe rails 131 is not constant, the traveling wheel 114 slides in the width direction of the frame 2 according to the irregularities and the interval. For this reason, the cultivator 110 can travel stably even if the rail-shaped portion has irregularities. That is, according to the field cultivator 110, not only a pair of parallel rail-shaped portions extending in a straight line designed to run wheels, but also a rail-shaped portion not designed as such. It can be run.
[0047]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, For example, it can also be suitably changed and embodied as follows, for example in the range which does not deviate from the meaning of invention.
(1) In 1st or 2nd embodiment, changing the attachment structure to the flame | frame 2 of the traveling wheel 3 suitably. For example, instead of the long hole 15, a plurality of holes are arranged vertically on the front end side of the front leg portion 13 and the rear leg portion 14, and the axle 3 a of the traveling wheel 3 is selectively attached to one of the holes. The mode to make is mentioned. According to this aspect, the relative vertical position of each traveling wheel 3 with respect to the frame 2 can be adjusted by changing the hole for attaching the axle 3 a of the traveling wheel 3.
[0048]
(2) In the first or second embodiment, the structure for adjusting the relative vertical position of the traveling wheel 3 with respect to the frame 2 is appropriately changed. For example, the axle 3a of the traveling wheel 3 is fixed to one place of a wheel support member (not shown), and the attachment angle and the attachment position of the wheel support member with respect to the frame 2 can be adjusted.
[0049]
(3) In 1st or 2nd embodiment, it is comprised so that the relative up-and-down position with respect to those flame | frames can be adjusted simultaneously about several traveling wheels arranged in a frame width direction (direction orthogonal to a advancing direction). For example, as shown in FIG. 8, a wheel support portion 70 is attached by an attachment member 71 so that the relative vertical position of the frame 2 can be adjusted, and a plurality of traveling wheels 3, 3 aligned in the width direction of the frame 2 is attached to the wheel support portion 70. The aspect which attaches each axle 3a, 3a is mentioned. In this way, the relative vertical position of the plurality of traveling wheels 3, 3 aligned in the width direction of the frame 2 with respect to the frame 2 can be adjusted simultaneously only by adjusting the mounting position of the wheel support portion 70 with respect to the frame 2.
[0050]
(4) The distance between the left and right traveling wheels 3 can be adjusted.
(5) Change the number of tillage screws 6 as appropriate.
(6) Employing a tilling screw of another configuration such as a tilling screw in which the tip of the bottom blade 26b side of each screw blade 26 is a free end.
(7) Instead of the engine, adopt an electric motor as a prime mover.
(8) Disposing both guide members 101 so that the inner side surfaces of both guide members 101 come into contact with the outer side surfaces of the side walls of the cultivation bed 11.
[0051]
【The invention's effect】
According to the field cultivation machine for isolation cultivation according to the first aspect of the present invention, there is an excellent effect that a sufficient output can be provided for cultivation even if it is small and light.
[0052]
In addition to the above effects, according to the inventions of claims 2 and 3, the cultivation bed can be adjusted to be cultivated in an optimum state according to the configuration of the cultivation bed and the state of the soil.
[0053]
In addition to the above effects, according to the inventions of claims 4 to 6, the cultivation bed is prevented from being damaged, the shaker of the tiller is prevented, or the tiller is prevented from jumping out of the cultivation bed. be able to.
[0054]
In addition to the above effects, according to the seventh and eighth aspects of the invention, it is possible to stably travel along rail-like portions extending in the bed length direction on both sides of the cultivation bed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a tillage cultivator according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the cultivator.
FIG. 3 is a rear view of the field cultivator.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the drive mechanism of the tillage cultivator according to the second embodiment of the present invention as seen from the back side.
FIG. 6 is a side view of a tillage cultivator according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a plan view of the cultivator.
FIG. 8 is a plan view showing a modified example of the tillage cultivator of the present invention.
FIG. 9 is a side view showing a conventional cultivator.
FIG. 10 is a side view of a tillage cultivator according to a fourth embodiment of the present invention.
11 is a view on arrow XI in FIG.
FIG. 12 is a view similar to FIG. 11 showing a state in which the distance between the left and right wheels of the cultivator is reduced.
[Explanation of symbols]
1 Tillage cultivation cultivator
2 frames
3 traveling wheels
4 Drive shaft as rotating shaft
5 Driven shaft as rotating shaft
6 Tilling screw
8 Drive mechanism
9 Engine
11 cultivation bed
50 Tillage cultivator
51 Drive mechanism
53 First driven shaft as rotating shaft
54 Second driven shaft as rotating shaft
100 Tillage cultivator
101 Guide member
110 Tillage Cultivator
112 axle
113 Spacer
114 running wheel
115 Compression spring
116 Spring presser
120 Wheel body
125 Guide part
130 Cultivation bed
131 Pipe rail
132 Pipe frame
134 Joint member
135 pipe
136 Mounting member

Claims

A frame, a traveling wheel before and attached to the frame, the plow screw which is rotatably supported on the frame by a rotation axis oriented substantially toward downward, and a prime mover for rotating the plow screw, said frame A field cultivator for isolation cultivation comprising a pair of horizontal handles attached to the left and right sides of the frame so that the relative vertical position of the frame can be adjusted .

2. The tiller for isolation cultivation according to claim 1, wherein the front and rear traveling wheels are attached to the frame such that their relative vertical positions with respect to the frame can be adjusted.

The isolated cultivation according to claim 2, further comprising a wheel support portion that supports a plurality of the traveling wheels arranged in a direction orthogonal to the traveling direction, wherein the wheel support portion is attached to the frame such that a relative vertical position relative to the frame can be adjusted. Cultivator.

Any one of Claims 1-3 provided with a pair of guide member extended in the advancing direction arrange | positioned at the advancing direction both sides so that a lower end edge part may become a position lower than the upper end of the side wall of the cultivation bed in advancing direction both sides. The tiller for isolation cultivation as described in the paragraph.

The isolated cultivation field cultivator according to claim 4, wherein the guide member is disposed such that a lower end edge enters the soil in the cultivation bed.

The tiller for isolation cultivation according to claim 4 or 5, wherein the guide member is attached to an axle of a traveling wheel.

A pair of the traveling wheels arranged in a direction orthogonal to the traveling direction for traveling on the rail-shaped part extending in the bed length direction on both sides of the cultivation bed are provided, and the traveling wheels are closer to the opposite frame side of the circumferential surface. The field cultivation machine for isolation cultivation according to any one of claims 1 to 3 , further comprising a guide portion having a tapered diameter.

The tiller for isolation cultivation according to claim 7, wherein the traveling wheel is supported so as to be slidable in a direction orthogonal to the traveling direction and is urged toward the frame side.

The said horizontal handle is a cultivation machine for isolation cultivation as described in any one of Claims 1-8 attached to the said frame so that attachment or detachment was possible.