JP4009633B2 - 伝送品質測定方法およびシステムおよび装置 - Google Patents

伝送品質測定方法およびシステムおよび装置 Download PDF

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Description

本発明は、パケットサービスにおける伝送品質測定に利用する。特に、伝送品質測定を行う両端装置での測定方法および機能に関する。
固定通信レートの伝送品質測定は、特許文献1で示すように品質測定用の信号を送受信することにより、伝送品質をBER(Bit Error Rate)で測定する。図9は固定通信レートの伝送品質測定方法を説明するための図である。図9に示すように、送信側では、あらかじめ定められた情報(a、b、c、d、e、…)が書き込まれた伝送品質測定用パケットが用意され、この伝送品質測定用パケットは、伝送品質測定区間を伝送して受信側に到達する。
受信側では、この伝送品質測定用パケットを解析し、あらかじめ定められた情報(a、b、c、d、e、…)が正しく判定されたか否かを検証する。図9の例では、送信側で書き込まれた情報の内、bおよびdが受信側で正しく判定されていないことがわかる。これにより、ビットエラーが検出される。また、これにより全体のビット数に対するビットエラー数の割合であるビットエラーレートを算出することができる。
また、パケットの伝送方法では、特許文献2で示すようにパケット連続性情報をパケットに付与して送受信することにより、パケットの欠落を検出して再送信を行う。パケット連続性情報はチェックサムの冗長ビットを付与することにより、パケット連続性情報の誤り発生検出を行う。図10はパケットの伝送方法におけるパケットの欠落検出方法を説明するための図である。図10に示すように、送信側では、伝送品質測定用パケットにあらかじめ連続性情報としてのシーケンス番号を付与し、この伝送品質測定用パケットは、伝送品質測定区間を伝送して受信側に到達する。
受信側では、この伝送品質測定用パケットを解析し、あらかじめ付与されたシーケンス番号が正しく受信されたか否かを検証する。図10の例では、送信側で付与されたシーケンス番号の内、♯3が受信側で受信されていないことがわかる。これにより、欠落パケットが検出される。また、これにより全体のパケット送信数に対する欠落パケット数の割合であるパケット廃棄率を算出することができる。
特開平2−165740号公報 特開昭60−128740号公報
固定通信レートである伝送は、常に同じタイミングでデータを送受信する必要があるため、各利用者毎に通信路が確保されるが、変動通信レートであるパケット伝送方式では、複数の利用者によって通信路が共有される。
そのため、ルータやハブ、ATMスイッチ等に代表される中間装置でパケットの衝突が生じた場合には、中間装置にてパケットの消失、また不要なトラヒックを減らすためにパケットの意図的な廃棄を行う。同様に、移動体におけるパケット通信では、NodeB、RNC(Radio Network Controller)等の各ノードとなる中間装置で、パケットの消失、廃棄が発生する。
このようにパケットが消失、廃棄される中間装置を含めたパケット伝送の品質測定を行うと、パケット消失、廃棄が発生した場合に、品質測定用の信号の連続性が失われるため、BER(Bit Error Rate)の大幅な劣化、さらには同期(相関)が取れなくなるため、測定不能となる。
また、伝送方式で行われているパケット連続性情報による誤り発生の検出および再送信は、中間装置でのパケット消失および廃棄に考慮されているが、伝送品質測定でビットエラーが発生すると、パケット連続性情報の誤りは検出できるが正常な情報が判定できないため、ビットエラーとパケット欠落の識別が出来ず、パケットの廃棄率、ビットエラーレートといった伝送品質測定が行えない。
本発明は、このような背景に行われたものであって、パケットの消失、廃棄といったパケットの廃棄率測定を可能とし、さらに簡易的なビットエラー測定と組み合わせることにより、固定通信レートの伝送品質測定とは異なり、伝送経路上の中間装置によるパケット廃棄が行われ、ビットエラーレートだけでは定量評価が行えない変動通信レートであるパケットサービスに対し、定量評価を可能とする伝送品質測定方法およびシステムおよび装置を提供することを目的とする。
本発明は、変動通信レートであるパケットサービスに対し、ビットエラーが発生する条件下でパケット廃棄率測定を可能とするために、伝送品質測定を行いたい区間の両端装置間で、一つのパケットに複数のパケット連続性情報を載せて送受信し、ビットエラーが発生しても複数のパケット連続性情報から正しい情報を導き出すことを特徴とする。さらに、伝送品質測定の定量評価のため、簡易的なビットエラー測定手段を併せて備えることを特徴とする。
例えば、伝送品質測定を行いたい区間の両端装置で送受信するパケットのデータ部に、パケットの連続性情報を示す同一のシーケンス番号(以降SNという)を複数個搭載することにより、伝送路上でビット誤りが生じても複数個のSNから正しいSNを判定することが可能となり、SNの連続性情報よりパケットの廃棄を算出すると共にビットエラーの測定を行うことができる。
すなわち、本発明の第一の観点は、伝送品質測定区間の両端にそれぞれパケット伝送品質測定装置を配置し、その一端の前記パケット伝送品質測定装置から他端の前記パケット伝送品質測定装置に向けて伝送品質測定用パケットを送出し、他端の前記パケット伝送品質測定装置により前記伝送品質測定用パケットを受信して解析することにより前記伝送品質測定区間における伝送品質を測定する伝送品質測定方法である。
ここで、本発明の特徴とするところは、一端の前記パケット伝送品質測定装置は、前記伝送品質測定用パケットに同一値を有する複数のSNを搭載して当該伝送品質測定用パケットを他端の前記パケット伝送品質測定装置に向けて送出し、他端の前記パケット伝送品質測定装置は、前記伝送品質測定用パケットを受信して当該伝送品質測定用パケットに搭載された複数の前記SNを抽出してその値を判定し、あらかじめ記憶している当該SNの連続性の情報に基づき、抽出された前記SNの連続性を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットの廃棄数を検出すると共に、あらかじめ記憶している当該SNの搭載数の情報に基づき、抽出された前記SNの内で正しく判定された前記SNの個数を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットのビットエラー数を検出するところにある。
さらに、前記廃棄数の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間における廃棄率を算出することができる。さらに、前記ビットエラー数の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間におけるビットエラーレートを算出することができる。
また、伝送品質の測定を行う際には、同期が確立されていることが前提となるため、伝送品質測定に先立って、同期確立を判定することが望ましい。さらに、伝送品質測定中に同期外れが発生すると、正しい伝送品質測定が困難となるため、伝送品質測定中における同期外れを判定することが望ましい。
また、前記SNを抽出してその値を判定する際に、同一パケット内のSNの一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するSNが同一パケット内に複数存在しないときに、当該SNの値を正しく判定された値とすることが望ましい。
これによれば、ビットエラーが発生し、一部のSNが誤っていたとしても残りの大多数のSNから正しいSNの値を判定することができる。
本発明の第二の観点は、伝送品質測定区間の両端にそれぞれパケット伝送品質測定装置を備え、一端の前記パケット伝送品質測定装置は、他端の前記パケット伝送品質測定装置に向けて伝送品質測定用パケットを送出する手段を備え、他端の前記パケット伝送品質測定装置は、前記伝送品質測定用パケットを受信する手段と、この受信する手段により受信した前記伝送品質測定用パケットを解析する手段とを備えた伝送品質測定システムである。
ここで、本発明の特徴とするところは、一端の前記パケット伝送品質測定装置は、前記伝送品質測定用パケットに同一値を有する複数のSNを搭載する手段を備え、他端の前記パケット伝送品質測定装置の前記解析する手段は、受信した前記伝送品質測定用パケットに搭載された複数の前記SNを抽出する手段と、この抽出する手段により抽出された前記SNの値を判定する手段と、あらかじめ記憶している当該SNの連続性の情報に基づき、抽出された前記SNの連続性を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットの廃棄数を検出する手段と、あらかじめ記憶している当該SNの搭載数の情報に基づき、抽出された前記SNの内で正しく判定された前記SNの個数を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットのビットエラー数を検出する手段とを備えたところにある。
さらに、前記廃棄数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間における廃棄率を算出する手段を備えることができる。さらに、前記ビットエラー数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間におけるビットエラーレートを算出する手段を備えることができる。
また、伝送品質測定に先立って、同期確立を判定する手段を備えることが望ましい。さらに、伝送品質測定中における同期外れを判定する手段を備えることが望ましい。
また、前記SNの値を判定する手段は、同一パケット内のSNの一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するSNが同一パケット内に複数存在しないときに、当該SNの値を正しく判定された値とする手段を備えることが望ましい。
本発明の第三の観点は、伝送品質測定区間の他端に備えられたパケット伝送品質測定装置に向けて伝送品質測定用パケットを送出する手段を備えた送信側のパケット伝送品質測定装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、前記伝送品質測定用パケットに同一値を有する複数のSNを搭載する手段を備えたところにある。
本発明の第四の観点は、伝送品質測定区間の一端のパケット伝送品質測定装置から送出された伝送品質測定用パケットを受信する手段と、この受信する手段により受信した前記伝送品質測定用パケットを解析する手段とを備えた受信側のパケット伝送品質測定装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、前記解析する手段は、一端の前記パケット伝送品質測定装置により前記伝送品質測定用パケットには同一値を有する複数のSNが搭載され、受信した前記伝送品質測定用パケットに搭載された複数の前記SNを抽出する手段と、この抽出する手段により抽出された前記SNの値を判定する手段と、あらかじめ記憶している当該SNの連続性の情報に基づき、抽出された前記SNの連続性を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットの廃棄数を検出する手段と、あらかじめ記憶している当該SNの搭載数の情報に基づき、抽出された前記SNの内で正しく判定された前記SNの個数を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットのビットエラー数を検出する手段とを備えたところにある。
さらに、前記廃棄数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間における廃棄率を算出する手段を備えることができる。さらに、前記ビットエラー数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間におけるビットエラーレートを算出する手段を備えることができる。
また、伝送品質測定に先立って、同期確立を判定する手段を備えることが望ましい。さらに、伝送品質測定中における同期外れを判定する手段を備えることが望ましい。
また、前記SNの値を判定する手段は、同一パケット内のSNの一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するSNが同一パケット内に複数存在しないときに、当該SNの値を正しく判定された値とする手段を備えることが望ましい。
本発明によれば、変動通信レートであるパケットサービスに対しての中間装置などを含む伝送品質を、パケット廃棄測定、簡易的なビットエラー測定により、定量的な評価が可能となる。
その理由は伝送品質測定を行いたい区間の両端装置間で、一つのパケットに複数のパケット連続性情報を載せて送受信し、ビットエラーが発生しても複数のパケット連続性情報から正しい情報を導き出し、さらに伝送品質測定の定量評価のため、簡易的なビットエラー測定を併せて備えたことにある。
本発明実施例の伝送品質測定方法を図1、図2および図5を参照して説明する。図1は本実施例のパケット伝送品質測定例を示す全体構成図である。図2は本実施例のSN搭載フォーマットを示す図である。図5は本実施例のSN判定処理フローを示す図である。
本実施例は、図1に示すように、伝送品質測定区間50の両端にそれぞれパケット伝送品質測定装置6−1および6−2を配置し、その一端のパケット伝送品質測定装置6−1または6−2から他端のパケット伝送品質測定装置6−2または6−1に向けて伝送品質測定用パケット60を送出し、他端のパケット伝送品質測定装置6−2または6−1により伝送品質測定用パケット60を受信して解析することにより伝送品質測定区間50における伝送品質を測定する伝送品質測定方法である。
実際には、図1に示すように、パケット伝送品質測定装置6−1と6−2との間で双方向に伝送品質測定を行っているが、以下では、説明をわかりやすくするために、パケット伝送品質測定装置6−2から6−1に向かう単方向の伝送品質測定について説明する。
ここで、本実施例の特徴とするところは、一端のパケット伝送品質測定装置6−2は、図2に示すように、伝送品質測定用パケット60に同一値を有する複数のSN1〜SNkを搭載して当該伝送品質測定用パケット60を他端のパケット伝送品質測定装置6−1に向けて送出し、他端のパケット伝送品質測定装置6−1は、伝送品質測定用パケット60を受信して当該伝送品質測定用パケット60に搭載された複数のSN1〜SNkを抽出してその値を判定し、あらかじめ記憶している当該SN1〜SNkの連続性の情報に基づき、抽出された前記SN1〜SNkの連続性を検証して伝送品質測定区間50における伝送品質測定用パケット60の廃棄数を検出すると共に、あらかじめ記憶している当該SN1〜SNkの搭載数の情報に基づき、抽出された前記SN1〜SNkの内で正しく判定されたSN1〜SNkの個数を検証して伝送品質測定区間50における伝送品質測定用パケット60のビットエラー数を検出するところにある。
さらに、前記廃棄数の検出結果に基づき伝送品質測定区間50における廃棄率を算出する。さらに、前記ビットエラー数の検出結果に基づき伝送品質測定区間50におけるビットエラーレートを算出する。
また、伝送品質測定に先立って、同期確立を判定する。さらに、伝送品質測定中における同期外れを判定する。
また、前記SN1〜SNkを抽出してその値を判定する際に、図5に示すように、同一パケット内のSN1〜SNkの一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するSN1〜SNkが同一パケット内に複数存在しないときに、当該SN1〜SNkの値を正しく判定された値とする。
次に、本実施例の伝送品質測定システムを図1〜図5を参照して説明する。図3は本実施例の送信側におけるパケット伝送品質測定機能を示すブロック構成図である。図4は本実施例の受信側におけるパケット伝送品質測定機能を示すブロック構成図である。
本実施例は、図1に示すように、伝送品質測定区間50の両端にそれぞれパケット伝送品質測定装置6−1および6−2を備え、一端のパケット伝送品質測定装置6−2は、他端のパケット伝送品質測定装置6−1に向けて伝送品質測定用パケット60を送出するパケット送信部10を備え、他端のパケット伝送品質測定装置6−1は、伝送品質測定用パケット60を受信するパケット受信部11と、このパケット受信部11により受信した伝送品質測定用パケット60を解析するパケット伝送品質測定機能部5とを備えた伝送品質測定システムである。
ここで、本実施例の特徴とするところは、一端のパケット伝送品質測定装置6−2の送信部2は、図3に示すように、伝送品質測定用パケット60に同一値を有する複数のSN1〜SNkを搭載するパケット伝送品質測定機能部4としてSN生成部7、SN複製部8、SN搭載部9を備え、他端のパケット伝送品質測定装置6−1の受信部3のパケット伝送品質測定機能部5は、図4に示すように、受信した伝送品質測定用パケット60に搭載された複数のSN1〜SNkを抽出するSN抽出部12と、このSN抽出部12により抽出されたSN1〜SNkの値を判定するSN判定部13と、あらかじめ記憶している当該SN1〜SNkの連続性の情報に基づき、抽出されたSN1〜SNkの連続性を検証して伝送品質測定区間50における伝送品質測定用パケット60の廃棄数を検出するパケット廃棄数検出部14と、あらかじめ記憶している当該SN1〜SNkの搭載数の情報に基づき、抽出されたSN1〜SNkの内で正しく判定されたSN1〜SNkの個数を検証して伝送品質測定区間50における伝送品質測定用パケット60のビットエラー数を検出するビットエラー検出部15とを備えたところにある。
さらに、パケット廃棄数検出部14の検出結果に基づき伝送品質測定区間50における廃棄率を算出するパケット廃棄率算出部18を備える。さらに、ビットエラー検出部15の検出結果に基づき伝送品質測定区間50におけるビットエラーレートを算出するビットエラーレート算出部19を備える。
また、伝送品質測定に先立って、同期確立を判定する同期確立判定部17を備える。さらに、伝送品質測定中における同期外れを判定する同期外れ判定部16を備える。
また、SN判定部13は、図5に示すように、同一パケット内のSN1〜SNkの一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するSN1〜SNkが同一パケット内に複数存在しないときに、当該SN1〜SNkの値を正しく判定された値とする手段を備える。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第一実施例)
本発明第一実施例を図1ないし図6を参照して説明する。図1に示すように、中間装置1−1〜1−Nを含む測定を行いたいパケットサービスの伝送品質測定区間50の両端に、送信部2および受信部3にパケット伝送品質測定機能部4、5を具備したパケット伝送品質測定装置6−1、6−2を接続する。なお、中間装置1−1〜1−Nは、既に説明したように、例えば、ルータ、ハブ、ATMスイッチ等、あるいは、移動体におけるパケット通信では、NodeB、RNC等の各ノードである。
図2は、図1のパケット伝送品質測定装置6−1、6−2間で送受信する伝送品質測定用パケットのSN搭載フォーマットであり、一つの伝送品質測定用パケット内に同値のSNを複数搭載する。すなわち、SNが一つのみであると、ビットエラーが発生した場合にSNの誤検出が発生する可能性があるが、同値のSNを複数搭載することにより、SNの誤検出を最小限に抑えることができる。
SNフィールドのレングス長は、SN抽出部12のSNカウンタの必要周期によって決定される。また、SNフィールドのレングス長は問題発生時の解析容易性を重視し、オクテット単位とする。
例えば、SNフィールドを1バイトとした場合に、SNカウンタは0〜255までとなり、SNカウンタが1カウントするのに要する時間を2msecとした場合に、
256×2msec=0.512sec
の周期でSNカウンタが1周する。また、SNフィールドを2バイトとした場合に、SNカウンタは0〜65535までとなり、SNカウンタが1カウントするのに要する時間を2msecとした場合に、
65536×2msec=131.072sec
の周期でSNカウンタが1周する。
SNカウンタが1周する周期が0.512secであると、例えば、SNを一時蓄積しておくバッファのDiscard Timerの設定値をきわめて高速に設定する必要が生じるために実用的ではない。また、必要以上にバイト数を増やすと、一つのパケットにおけるSN搭載数が減少するので望ましくない。したがって、一般的に、SNフィールドのレングス長は2バイトが適当である。
この場合のSN搭載数は、例えば、122オクテット(976ビット)の場合には61個、82オクテット(656ビット)の場合には41個、42オクテット(336ビット)の場合には21個、45オクテット(360ビット)の場合には22個となる。
図3を参照すると、図1に示すパケット伝送品質測定機能部4の詳細が示されている。送信部2におけるパケット伝送品質測定機能部4は、SNを生成するSN生成部7、SNを複製するSN複製部8、複製された複数のSNをパケットに搭載するSN搭載部9から構成される。
図4を参照すると、図1に示すパケット伝送品質測定機能部5の詳細が示されている。受信部3におけるパケット伝送品質測定機能部5は、受信パケットからSNを抽出するSN抽出部12、受信パケットから抽出された複数のSNから正しいSNを決定するSN判定部13、SN判定部13で決定されたSNから廃棄された受信パケットを検出するパケット廃棄数検出部14、ビットエラー数を検出するビットエラー検出部15、受信したSNから測定不能状態を判定する同期外れ判定部16、測定不能後または測定開始時のSN取り込みによる測定開始を判定する同期確立判定部17、パケット廃棄数検出部14で検出されたパケット廃棄数からパケット廃棄率を算出するパケット廃棄率算出部18、ビットエラー検出部15で検出されたビットエラー数からビットエラーレートを算出するビットエラーレート算出部19、検出結果および算出結果を統計する測定結果統計部20から構成される。
以上実施例の構成を述べたが、図3のパケット送信部10、および図4のパケット受信部11は、当業者にとってよく知られており、また、本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成の説明は省略する。
次に、図3の送信部2におけるパケット伝送品質測定機能部4の動作を説明する。SN生成部7は、パケットの送信タイミング毎にSNを生成し、SN複製部8へ生成したSNを渡す。SN複製部8は、SN生成部7から渡されたSNを複数個に複製し、SN搭載部9へ複製した複数のSNを渡す。SN搭載部9は、SN複製部8で複製されたSNをパケットに搭載し、パケット送信部10へ複数のSNを搭載したパケットを渡し、パケット送信部10からパケットが送信される。
次に、図4の受信部3におけるパケット伝送品質測定機能部5の動作を説明する。SN抽出部12は、パケット受信部11で受信したパケットを受け取り、パケットに搭載されている複数のSNを抽出し、SN判定部13へ渡す。SN判定部13ではSN抽出部12で抽出された複数のSNの中から、SN判定条件を元に正しいSNを決定し、パケット廃棄数検出部14に決定したSNを通知する。また、ビットエラー検出部15に決定したSNと共に、一致していないSNも併せて通知する。SN判定条件の一例として、SNの一致数が閾値を越えた場合には、そのSNを正しいSNと決定する方法がある。
パケット廃棄数検出部14は、SN判定部13で決定されたSN、および前に受信したパケットのSNにより、パケットの廃棄数を検出する。パケット廃棄率算出部18は、パケット廃棄数検出部14で検出されたパケット廃棄数から、単位時間当たりのパケット廃棄率を算出する。
ビットエラー検出部15ではSN判定部13で決定されたSNと、同一パケット内の一致していないSNとを比較し、SNの反転ビット数からビットエラー数を検出する。ビットエラーレート算出部19は、ビットエラー検出部15で検出したビットエラー数から、単位時間当たりのビットエラーレートを算出する。測定結果統計部20は、パケット廃棄数検出部14、ビットエラー検出部15での検出結果、パケット廃棄率算出部18、ビットエラーレート算出部19での算出結果をそれぞれ統計する。
同期外れ判定部16では、SN判定部13、パケット廃棄数検出部14、およびビットエラー検出部15からの情報を元に、同期外れ条件により同期外れと判定する。同期外れ条件の一例としては、“SN判定部13において、SN判定条件を満たすSNが存在しない”、“SN判定部13において、SN判定条件を満たすSNが複数存在する”、“パケット廃棄数検出部14により検出されたパケット廃棄数が閾値を越える”がある。
同期確立判定部17は、同期外れ判定による同期外れ後、または測定開始時に、SN判定部13、パケット廃棄数検出部14、およびビットエラー検出部15から通知されるSNの情報を元に、同期確立判定条件により、同期確立と判定する。同期確立条件の一例として、“一定時間パケットの廃棄が生じていない”、“一定時間ビットエラーが発生していない”がある。
次に、図4のSN判定部13におけるSN判定処理例(70)を図5に示す。図4のSN抽出部12で抽出された同一パケットにおける複数のSNのうち、SNが一致する個数J agreementがSN判定用に設定するJ threshold以上となるSNが存在しない場合には、判定条件1(71)でSN判定NGとする。
さらに、J threshold以上となるSNが複数存在する場合は、判定条件2(72)でSN判定NGとし(74)、J threshold以上となるSNが一つのみである場合は、SN判定OKとしてその該当SNを正しいSNとして決定する(73)。
なお、J thresholdの値は伝送路状態を考慮して適宜設定する。例えば、ビットエラーレートが大きい伝送路状態と小さい伝送路状態とを比較すれば、ビットエラーレートが大きい伝送路状態の方が小さい伝送路状態と比較してJ thresholdの値は小さく設定される。
次に、図4のパケット廃棄数検出部14の検出例を図6を用いて説明する。パケット伝送品質測定装置6−2の送信部2から、SNを搭載したパケット100−0〜100−8を順次送信し、中間装置1−1〜1−Nでのパケットロスを発生しながら、パケット伝送品質測定装置6−1の受信部3で受信したとする。SN=1を搭載したパケット100−1を受信した際に、図4の同期確立判定部17により同期確立と判定されたとして、パケット廃棄数の検出の例を示す。パケット廃棄数は、
(今回受信したパケットに搭載されていたSN)−(前回受信したパケットに搭載されていたSN)−1
を計算することにより検出する。
(SN=1のパケット100−1を受信した際のパケット廃棄数)=
(今回受信したパケット100−1に搭載されていたSN=1)−(前回受信したパケット100−0に搭載されていたSN=0)−1=0
(SN=2のパケット100−2を受信した際のパケット廃棄数)=
(今回受信したパケット100−2に搭載されていたSN=2)−(前回受信したパケット100−1に搭載されていたSN=1)−1=0
(SN=4のパケット100−4を受信した際のパケット廃棄数)=
(今回受信したパケット100−4に搭載されていたSN=4)−(前回受信したパケット100−2に搭載されていたSN=2)−1=1
(SN=5のパケット100−5を受信した際のパケット廃棄数)=
(今回受信したパケット100−5に搭載されていたSN=5)−(前回受信したパケット100−4に搭載されていたSN=4)−1=0
(SN=8のパケット100−8を受信した際のパケット廃棄数)=
(今回受信したパケット100−8に搭載されていたSN=8)−(前回受信したパケット100−5に搭載されていたSN=5)−1=2
図6の例では説明の簡略化のため片方向で例を示したが、実際には双方向でそれぞれ独立に検出を行う。
このように上記実施例では、パケット廃棄数検出部14に併せて、ビットエラー検出部15を設けているので、パケット廃棄数とビットエラー数の同時測定が可能である。
さらには本実施例では、パケット廃棄率算出部18とビットエラーレート算出部19が設けられているので、パケットの廃棄数、ビットエラー数だけでなく、単位時間当たりのパケット廃棄率、ビットエラーレートの算出が可能である。
しかも測定結果統計部20が設けられているので、単位時間当たりの各測定結果だけでなく、測定開始時からの積算の測定結果も測定可能である。
(第二実施例)
本発明第二実施例を図7を参照して説明する。第二実施例として、その基本的構成は上記のとおりであるが、伝送品質測定を行いたい区間の両端装置で送受信するパケットデータ部の内容について、複製した各SNにパリティビットを冗長ビットとして付与するように工夫する。その構成を図7に示す。
図7において、送信部2におけるパケット伝送品質測定機能部4にパリティビット計算部21を追加し、SN/パリティビット複製部22でSNとパリティビットを複製し、SN/パリティビット搭載部23でパケットに搭載する。
受信部3におけるパケット伝送品質測定機能部5には、SN/パリティビット抽出部24で、複数のSNとパリティビットを抽出し、パリティビットチェック部25で、パリティビットのチェックを行う。パリティビットの正誤情報を、SN判定部26のSN判定条件の一つとして使用する。このように、本実施例では、SNだけでなくパリティビットを冗長ビットとして付与し、受信側にて冗長ビットをチェックしているので、SN判定部26におけるSN判定の信頼度を向上させるという効果が得られる。
本構成において冗長ビットは、Check Sum、CRC(Cyclic
Redundancy Check)、誤り訂正符号を使用した構成にしてもよい。
(第三実施例)
本発明第三実施例を図8を参照して説明する。第三実施例として、基本構成は上記のとおりであるが、SNをビットインターリーブして送受信するように工夫する。その構成を図8に示す。図8において、送信部2におけるパケット伝送品質測定機能部4に、ビットインターリーブ機能部27を追加する。SN搭載部9で複数のSNを搭載後、ビットインターリーブ機能部27で、複数のSNが搭載されたパケットデータに対しビットインターリーブを行う。
受信部3のパケット伝送品質測定機能部5にも、ビットインターリーブ機能部28を追加し、パケット受信部11で受信したパケットデータを、ビットインターリーブ機能部28で復元し、SN抽出部12へ復元したパケットデータを渡す。
SNが単純なインクリメント方式である場合には、MSB(最上位ビット)は、直前に転送されたパケットデータのLSB(最下位ビット)からの時間変化が少ないため、バースト的なビット誤りが発生した場合には、SN誤りが複数パケットに及ぶ場合がある。
これに対し、本実施例では、複数のSNが搭載されたパケットデータをビットインターリーブして送受信しているので、バースト的なビット誤りが発生した場合のSN誤りを最小限に抑えることができるという効果が得られる。
(第四実施例)
また、SNを単にビットのインクリメントではなく、ランダムなビットパターンをSNに対応させることにより、第三実施例で説明したようなビットインターリーブ機能を追加しなくても、簡易的にバーストエラー的なビット誤り対策を行うことができる。
本発明によれば、変動通信レートであるパケットサービスに対しての中間装置などを含む伝送品質を、パケット廃棄測定、簡易的なビットエラー測定により、定量的な評価が可能となるため、伝送品質測定を効率的に行うことができる。
これにより、ネットワーク管理者は、伝送品質測定を簡単に行うことができるため、ユーザに対するサービス品質の向上に寄与することができる。
本実施例のパケット伝送品質測定例を示す全体構成図。 本実施例のSN搭載フォーマットを示す図。 本実施例の送信側におけるパケット伝送品質測定機能を示すブロック構成図。 本実施例の受信側におけるパケット伝送品質測定機能を示すブロック構成図。 本実施例のSN判定処理フローを示す図。 本実施例のパケット廃棄数算出動作例を示すシーケンス図。 第二実施例の送信部および受信部のブロック構成図。 第三実施例の送信部および受信部のブロック構成図。 ビットエラー数の検出を説明するための図。 パケット欠落数の検出を説明するための図。
符号の説明
1−1〜1−N 中間装置
2 送信部
3 受信部
4、5 パケット伝送品質測定機能部
6−1、6−2 パケット伝送品質測定装置
7 SN生成部
8 SN複製部
9 SN搭載部
10 パケット送信部
11 パケット受信部
12 SN抽出部
13、26 SN判定部
14 パケット廃棄数検出部
15 ビットエラー検出部
16 同期外れ判定部
17 同期確立判定部
18 パケット廃棄率算出部
19 ビットエラーレート算出部
20 測定結果統計部
21 パリティビット計算部
22 SN/パリティビット複製部
23 SN/パリティビット搭載部
24 SN/パリティビット抽出部
25 パリティビットチェック部
27、28 ビットインターリーブ機能部
50 伝送品質測定区間
60、100−0〜100−8 伝送品質測定用パケット
70 SN判定処理
71 判定条件1
72 判定条件2
73 SN判定結果OK
74 SN判定結果NG

Claims (19)

  1. 伝送品質測定区間の両端にそれぞれパケット伝送品質測定装置を配置し、
    その一端の前記パケット伝送品質測定装置から他端の前記パケット伝送品質測定装置に向けて伝送品質測定用パケットを送出し、他端の前記パケット伝送品質測定装置により前記伝送品質測定用パケットを受信して解析することにより前記伝送品質測定区間における伝送品質を測定する伝送品質測定方法において、
    一端の前記パケット伝送品質測定装置は、前記伝送品質測定用パケットに同一値を有する複数のシーケンス番号を搭載して当該伝送品質測定用パケットを他端の前記パケット伝送品質測定装置に向けて送出し、
    他端の前記パケット伝送品質測定装置は、
    前記伝送品質測定用パケットを受信して当該伝送品質測定用パケットに搭載された複数の前記シーケンス番号を抽出してその値を判定し、
    あらかじめ記憶している当該シーケンス番号の連続性の情報に基づき、抽出された前記シーケンス番号の連続性を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットの廃棄数を検出すると共に、あらかじめ記憶している当該シーケンス番号の搭載数の情報に基づき、抽出された前記シーケンス番号の内で正しく判定された前記シーケンス番号の個数を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットのビットエラー数を検出する
    ことを特徴とする伝送品質測定方法。
  2. 前記廃棄数の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間における廃棄率を算出する請求項1記載の伝送品質測定方法。
  3. 前記ビットエラー数の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間におけるビットエラーレートを算出する請求項1記載の伝送品質測定方法。
  4. 伝送品質測定に先立って、同期確立を判定する請求項1記載の伝送品質測定方法。
  5. 伝送品質測定中における同期外れを判定する請求項1記載の伝送品質測定方法。
  6. 前記シーケンス番号を抽出してその値を判定する際に、同一パケット内のシーケンス番号の一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するシーケンス番号が同一パケット内に複数存在しないときに、当該シーケンス番号の値を正しく判定された値とする請求項1記載の伝送品質測定方法。
  7. 伝送品質測定区間の両端にそれぞれパケット伝送品質測定装置を備え、一端の前記パケット伝送品質測定装置は、他端の前記パケット伝送品質測定装置に向けて伝送品質測定用パケットを送出する手段を備え、他端の前記パケット伝送品質測定装置は、前記伝送品質測定用パケットを受信する手段と、この受信する手段により受信した前記伝送品質測定用パケットを解析する手段とを備えた伝送品質測定システムにおいて、
    一端の前記パケット伝送品質測定装置は、前記伝送品質測定用パケットに同一値を有する複数のシーケンス番号を搭載する手段を備え、
    他端の前記パケット伝送品質測定装置の前記解析する手段は、
    受信した前記伝送品質測定用パケットに搭載された複数の前記シーケンス番号を抽出する手段と、
    この抽出する手段により抽出された前記シーケンス番号の値を判定する手段と、
    あらかじめ記憶している当該シーケンス番号の連続性の情報に基づき、抽出された前記シーケンス番号の連続性を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットの廃棄数を検出する手段と、
    あらかじめ記憶している当該シーケンス番号の搭載数の情報に基づき、抽出された前記シーケンス番号の内で正しく判定された前記シーケンス番号の個数を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットのビットエラー数を検出する手段と
    を備えたことを特徴とする伝送品質測定システム。
  8. 前記廃棄数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間における廃棄率を算出する手段を備えた請求項7記載の伝送品質測定システム。
  9. 前記ビットエラー数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間におけるビットエラーレートを算出する手段を備えた請求項7記載の伝送品質測定システム。
  10. 伝送品質測定に先立って、同期確立を判定する手段を備えた請求項7記載の伝送品質測定システム。
  11. 伝送品質測定中における同期外れを判定する手段を備えた請求項7記載の伝送品質測定システム。
  12. 前記シーケンス番号の値を判定する手段は、同一パケット内のシーケンス番号の一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するシーケンス番号が同一パケット内に複数存在しないときに、当該シーケンス番号の値を正しく判定された値とする手段を備えた請求項7記載の伝送品質測定システム。
  13. 伝送品質測定区間の他端に備えられたパケット伝送品質測定装置に向けて伝送品質測定用パケットを送出する手段を備えた送信側のパケット伝送品質測定装置において、
    前記伝送品質測定用パケットに同一値を有する複数のシーケンス番号を搭載する手段を備えた
    ことを特徴とするパケット伝送品質測定装置。
  14. 伝送品質測定区間の一端のパケット伝送品質測定装置から送出された伝送品質測定用パケットを受信する手段と、この受信する手段により受信した前記伝送品質測定用パケットを解析する手段とを備えた受信側のパケット伝送品質測定装置において、
    一端の前記パケット伝送品質測定装置により前記伝送品質測定用パケットには同一値を有する複数のシーケンス番号が搭載され、
    前記解析する手段は、
    受信した前記伝送品質測定用パケットに搭載された複数の前記シーケンス番号を抽出する手段と、
    この抽出する手段により抽出された前記シーケンス番号の値を判定する手段と、
    あらかじめ記憶している当該シーケンス番号の連続性の情報に基づき、抽出された前記シーケンス番号の連続性を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットの廃棄数を検出する手段と、
    あらかじめ記憶している当該シーケンス番号の搭載数の情報に基づき、抽出された前記シーケンス番号の内で正しく判定された前記シーケンス番号の個数を検証して前記伝送品質測定区間における前記伝送品質測定用パケットのビットエラー数を検出する手段と
    を備えたことを特徴とするパケット伝送品質測定装置。
  15. 前記廃棄数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間における廃棄率を算出する手段を備えた請求項14記載のパケット伝送品質測定装置。
  16. 前記ビットエラー数を検出する手段の検出結果に基づき前記伝送品質測定区間におけるビットエラーレートを算出する手段を備えた請求項14記載のパケット伝送品質測定装置。
  17. 伝送品質測定に先立って、同期確立を判定する手段を備えた請求項14記載のパケット伝送品質測定装置。
  18. 伝送品質測定中における同期外れを判定する手段を備えた請求項14記載のパケット伝送品質測定装置。
  19. 前記シーケンス番号の値を判定する手段は、同一パケット内のシーケンス番号の一致数が閾値を越えており、かつ、当該閾値を越えた一致数を有するシーケンス番号が同一パケット内に複数存在しないときに、当該シーケンス番号の値を正しく判定された値とする手段を備えた請求項14記載の伝送品質測定装置。
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