JP2015029162A - 伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人手を介さずに伝送装置の論理デバイスの故障を修復することが出来ない。また、伝送装置の論理デバイスの故障が発生している機能を推定することは出来ない。【解決手段】試験パケットを生成する試験パケット生成部と、前記試験パケットの評価履歴に基づいて、論理デバイスの故障の発生を推定する試験パケット履歴処理部と、前記論理デバイスの故障が発生していると推定されたとき、前記論理デバイスの故障を修復する論理デバイス修復部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明はパケットを用いた伝送装置に適用され、ユーザの信号とは別に試験用の信号を同じ伝送装置へ送信、受信することによって論理デバイスを定期的に診断・迅速に修復することが可能な装置方式に関するものである。
SDH(Synchronous Digital Hierarchy)またはSONET(Synchronous Optical Network)によるネットワーク(以後SONETは省略する)は品質面で優れたネットワークといえるが、現在はより低価格でサービスを提供できるイーサネット(登録商標)によるパケットネットワークも採用されている。現在のネットワーク網はこのSDHとイーサネットが共存している状態となっている。この2つのネットワークを統合するために、それぞれの信号を同一のヘッダとフッタを付与することでカプセル化するT-MPLS(Transport-Multi Protocol Label Switching)技術が検討されている。
パケットネットワークの保守機能として、非特許文献1でEther OAM(Operation, administration and maintenance)が勧告化されている。Ether OAMを用いた故障検出方法として、CCM(Continuity Check Message)を用いる方法を利用して疑似的に伝送路の故障を算出することができる。送信側の伝送装置はCCMフレーム内に送信パケット数を格納して送信し、受信側の伝送装置は、受信したパケット数と受信したCCMフレーム内に格納された送信パケット数を比較し、パケット欠落数を監視する。これをLM(Loss Measurement) 機能という。このEther OAMを用いる方法では、パケットが伝送装置を導通する、または導通したパケットに誤りが存在するという情報を得ることが出来る。
また、特許文献1には、ネットワーク障害を確認するために、ユーザの指示によりフレームを対向装置で折り返して正常に戻ってくるかを確認するLB(Loopback)機能を用いて、ある特定のフレーム長を持つパケットのみ廃棄されるようなネットワーク障害を、連続性チェックにより迅速に検知することが開示されている。
特開2008-236267号公報 ITU-T Y.1731: Requirements for OAM functions in Ethernet-based networks and Ethernet services 第7章及び8章
LSI(Large Scale Integration)やFPGA(Field-programmable gate array)に代表されるような論理デバイスは、MPLS装置など多くの伝送装置に組み込まれているが、運用中に故障を引き起こすことがある。
しかし、非特許文献1に記載のEther OAMを用いる方法では、パケットが伝送装置を導通する、または導通したパケットに誤りが存在するという情報しか得ることができず、伝送装置の論理デバイスが故障していること、または、伝送装置の論理デバイスの故障が発生している機能を推定することは出来ない。また、伝送装置の論理デバイスが故障しているか否かを推定出来ないため、人手を介さずに伝送装置の論理デバイスの故障を修復することが出来ない。特許文献1に記載の方法では、特定のパケット長のパケットが特定の装置を導通しないことは検出できるが、人手を介さずに伝送装置の論理デバイスの故障を修復することが出来ない。また、伝送装置の論理デバイスの故障が発生している機能を推定することは出来ない。
試験パケットを生成する試験パケット生成部と、前記試験パケットの評価履歴に基づいて、論理デバイスの故障の発生を推定する試験パケット履歴処理部と、前記論理デバイスの故障が発生していると推定されたとき、前記論理デバイスの故障を修復する論理デバイス修復部と、を備える。
論理デバイスを搭載する伝送装置の故障を特定し、修復を行うことができることにより、故障の特定にかかる時間および修復時間を最小限にすることができる。
MPLSパケットネットワーク構成図 MPLSエッジ装置構成図 ユーザインタフェース部FPGA機能構成図 試験パケット履歴テーブル MPLSパケットフォーマット 試験パケットフォーマット MPLSパケット化構成図 MPLSパケット化処理フローチャート MPLSパケット化処理フローチャート MPLSデパケット化構成図 MPLSデパケット化処理フローチャート MPLSデパケット化処理フローチャート MPLSデパケット化処理フローチャート FPGA評価、修復フローチャート
以下、実施例について図面を用いて説明する。
本発明は、図1に示したようなパケットを用いて離散的に信号を伝送路内で往来する通信装置などに適用する。SDHやイーサネットなどでユーザ信号をやり取りするクライアント装置(101)と(107)の間にMPLSパケットネットワークを配置する構成である。クライアント装置(101)から送信されるユーザ信号は、MPLSパケットネットワークを通過するためにMPLSエッジ装置(102)でMPLSパケットとしてカプセル化される。以下では、MPLSに限定して説明するが、離散的に信号を用いるネットワークであれば、イーサネットを代表としたMPLS以外の規格、勧告または方式等によったネットワークおよび装置構成でも適用できるものとする。MPLSパケットネットワークの伝送路は、リング状に構成されており、障害発生時に伝送路を切り替えるなどの冗長性も持ち合わせている。例えば図1において、MPLSエッジ装置(102)でカプセル化されたMPLSパケットは、MPLSコア装置(104)を経由して受信側のMPLSエッジ装置(106)へ到達する伝送路(103)及び伝送路(104)を図示しているが、このコア装置(104)を経由する区間の装置もしくは伝送路に故障などの異常があれば、別のMPLSコア装置(105)を経由する区間を伝送路として選択することもできる。このいずれかの伝送路を通じて受信側MPLSエッジ装置(106)へ送信されたMPLSパケットは、デカプセル化すなわち元のクライアント装置のユーザ信号に戻され、受信側クライアント装置(107)へ送られる。このように、MPLS技術を用いることで、異なる規格の信号を1つのネットワークで一元的に管理し、ネットワークを一元的に構成することが可能となる。
図5にMPLSパケットの形状を示す。MPLSパケットは、先頭にMAC(Media Access Control)ヘッダ(501)が付与され、続いてMPLSヘッダ(502)が付与される。
図2にMPLSエッジ装置(102)の構成図を示す。ここでMPLSエッジ装置を例に説明しているが、MPLSエッジ装置以外のMPLS装置でもよく、また、MPLS以外のプロトコルを用いる通信装置でもよい。MPLSエッジ装置の機能は、ユーザインタフェース部(201)、MPLSパケットスイッチ部(202)、MPLSネットワークインタフェース部(203)に大別される。本実施例では、このユーザインタフェース部(201)に搭載される論理デバイスの評価、修復方法について説明する。
ユーザインタフェース部(201)に搭載される論理デバイスの機能を図3に示す。
ユーザインタフェース部は、ユーザからのパケットをパケット受信部(301)で受信する。MPLSパケット化処理部(302)は、受信したパケットにヘッダ等を付与する。具体的には、MPLSパケット化処理部(302)は、受信したパケットに宛先情報を含むヘッダを挿入し、誤りを確認する符号を付与することによりMPLSパケット化する。MPLSパケット送信部(306)は、MPLSパケットを、論理信号から伝送のための物理信号に変換する。MPLSパケット化されたパケットの構成図は図5に示した通りである。物理信号へ変換されたMPLSパケットは、MPLSパケットスイッチ部(202)へ送信され、必要な宛先へ伝送される。
MPLSパケットスイッチ部からMPLSパケットを受信する場合、MPLSパケット受信部(304)は、MPLSパケットのヘッダを解析して対向するクライアント装置(107)へ宛先を確認し、続いて伝送される過程でパケットに誤りがないかチェックを行う。誤りが存在するパケットであれば該パケットを廃棄する。宛先と正常性を確認されたMPLSパケットはMPLSデパケット化処理部(305)に送信され、MPLSデパケット化処理部(305)は、MPLSパケットからヘッダと誤りを確認する符号を削除し元のユーザパケットに戻す。パケット送信部(306)は、ユーザパケットをクライアント装置(107)へ送信する。
MPLSエッジ装置(102)は、さらに、試験パケット履歴処理部(307)とFPGA(論理デバイス)故障修復部(308)を備える。実施例1ではFPGAと記載するが、FPGAは論理デバイスの一部である。本発明の適用範囲はFPGAに限定せず、他の論理デバイスも含まれる。試験パケット履歴処理部(307)は、先に説明したユーザインタフェース部の301〜306の一連の処理とその結果を記録する。また、試験パケット履歴処理部(307)は、後に述べる試験パケットのパケット長を設定する。試験パケット履歴処理部(307)は、試験パケットの記録を参照することで、FPGAの故障部位を特定し、FPGA故障修復部(308)は、試験パケット履歴処理部(307)で特定した故障箇所をリブート処理することによって故障の修復を行う。なお、本実施例ではFPGAを例に説明しているがその他のPLD(Programmable Logic Device)やLSI等に適用しても良い。
図4に試験パケット履歴処理部(307)が保持する試験パケット履歴テーブルを示す。このテーブルは、故障検出ポイント(402,403,404,405,406,407,408,409)は、論理デバイス設計時に評価したい機能毎に設けられる。論理デバイス設計時に、試験パケットに誤りが発生するときどこの機能が故障していると推定できるか、事前の想定を行い、本テーブルの故障検出ポイント(402,403,404,405,406,407,408,409)をあらかじめ設定する。#(401)は試行回数、パケット長(402)は生成した試験パケットの長さを示す。本実施例ではパケット長(402)、試験パケット生成時(403)、試験パケットをMPLSスイッチ部へ送信時(404)、MAC正常性チェック時(405)、T-LSP正常性チェック時(406)、試験信号チェック時(407)、FCSチェック時(408)、及び、試験パケット削除時(409)を故障検出ポイントと定めている。故障検出ポイントは、論理デバイスの設計、要求する品質水準に応じて、ポイントの箇所、ポイント数を変更しても良い。
試験パケット履歴処理部(307)は、各故障検出ポイントの機能の処理が成功または異常なしと判定されると○を、失敗または異常ありと判定されると×を試験パケット履歴テーブルに入力する。入力のタイミングは後述のフローチャートで説明している。なお、この○と×は1,0のような数字の値でもよいし、ブーリアンのような真偽でもよい。
図6に試験パケットの形式を示す。ヘッダはMACヘッダ(501)とMPLSヘッダ(502)から構成される。MPLSヘッダ(502)は、T-LSP(503)、T-LSP(503)に対する1bit誤り訂正符号HEC(Header Error Control)(601)、MPLSヘッダ内にパケットの種類を区別するための識別子(602)で構成される。訂正符号HEC(601)は、宛先情報T-LSP(203)が誤っている場合、パケットの送信先を誤ることを抑制するために付与するものである。本発明ではMAC(501)もHEC(601)による誤り訂正の対象とする。なお、HEC(601)による方法は一例であり、この符号に依らず例えばCRCにより誤りを検出する方法をとっても良い。識別子(602)には試験パケットとユーザパケットを区別する識別子とパケット長の情報を含む。BIP(604)はFCS(506)フッタの直前に付与され、誤り検出対象は試験データ(603)部分のみである。この構成により試験データ部に絞ったbit誤りを検出することが可能となる。ただし、BIPは偶数パリティなので偶数bit誤りを検出することはできないが、複数bitの誤りを検出することができるメリットがある。
試験データ(603)内の情報は0,1交番もしくはPN符号など任意の値で良く、ランダム符号でもよい。試験データ(603)は、ユーザ信号と同じようにヘッダとフッタが付与される。また、ユーザパケットと同じ経路に試験パケットを送信するため、MACヘッダ(501)、MPLSヘッダ(502)内のT-LSP(503)は任意の固定値を持つ。ここで異なるのはMPLSヘッダ(502)内の試験パケット識別子(602)にこのパケットは試験パケットであるという値を付与されていることである。試験パケットは、MPLSパケットネットワーク内ではユーザパケットと同じように振る舞うが、伝送装置の論理デバイスの故障検出診断に使用された後はユーザ信号として出力される前段で廃棄される。試験パケットが装置外に送出されることはない。この試験データの大きさ(パケット長)は論理デバイスのデータ処理方式に合わせて変更させる。例えば、8byte単位でデータ処理を実行する論理デバイスの場合は8n+1〜7の範囲でパケット長を定める。設計する論理デバイスによってこの範囲は変更しても良い。
図7にMPLSパケット化部の機能ブロック図を示す。パケット受信部(301)は、パケット認識部(701)、試験パケット生成部(702)、セレクタ(703)を含む。MPLSパケット化処理部(302)は、試験パケット認識部(704)、MAC挿入部(705)、T-LSP挿入部(706)、HEC付与部(707)、BIP付与部(708)、FCS付与部(709)を含む。MPLSパケット送信部(303)は、伝送信号変換部(710)を含む。
パケット認識部(701)は、ユーザ信号の入力を監視し、ユーザ信号が入力されないことを認識すると試験パケット生成部(702)にユーザ信号が入力されないことを通知する。試験パケット生成部(702)は、パケット認識部(701)から通知されると、試験データの生成を開始し、生成した試験データをセレクタ部に送信する。セレクタ(703)は、ユーザ信号及び試験データを試験パケット認識部に挿入する。試験データの挿入に成功すると、試験パケット履歴処理部(307)は、試験パケット履歴テーブルの生成(403)に○あるいは×を記録する。試験パケット認識部(704)は、セレクタ部からユーザ信号及び試験データを受信すると、パケットがユーザ信号であるか試験データであるかを判定する。MAC挿入部(705)は、ユーザ信号及び試験データにMAC(501)を挿入し、MPLS挿入部(706)は、ユーザ信号及び試験データにMPLSヘッダ(502)を挿入し、HEC付与部は、試験データに(707)HEC(601)を付与、BIP付与部(708)は、試験データにBIP演算結果をBIP(604)に付与、FCS付与部(709)は、ユーザ信号及び試験パケットにFCS演算結果をFCS(506)に付与する。ユーザパケット及び試験パケットは、伝送信号変換部(610)へ送られる。信号の変換処理が行われた後、ユーザパケット及び試験パケットは、MPLS SW部(202)に送信される。
この試験パケットがMPLS SW部(202)に送信されるまでの手順を図8と図9のフローチャートを用いて説明する。試験パケット生成部(702)は、処理開始(801)後にまずは生成する試験データの情報を試験パケット履歴処理部(307)から取得する(802)。これは、挿入する試験データのパケット長を決定するためである。パケット認識部(701)はユーザ信号の入力を監視(803)している。ユーザ信号が入力されている(804)場合は、試験パケットを生成することなく、パケット認識部(701)はユーザ信号を通過(805)させる。パケット認識部(701)がユーザ信号が入力されていないことを認識すると、試験パケット生成部(702)は、試験パケットの生成(806)を開始する。試験パケット生成部(702)が生成した試験パケットは、セレクタ(703)を介して試験パケット認識部に挿入(806)される。試験パケット生成部(702)は、試験データの挿入が成功すると、試験パケット履歴処理部(307)へ履歴情報の入力(808)を行う。
試験パケットが、試験パケット認識部に挿入されてからMPLS SW部(202)へ送信されるまでの流れを図9のフローチャートにて説明する。試験パケット認識部(704)は、セレクタ(703)より送られた(901)パケットが試験パケットか否かを判断する(902)。
パケットがユーザのパケットである場合は、公知に基づくようなフォーマットにてMPLSパケット化を行う。ユーザパケットは、MAC挿入部(706)、T-LSP挿入部(706)、FCS付与部(709)でMAC、T-LSP、FCSの順番にヘッダと符号を付与(903、904、907)され、伝送信号変換部(710)で伝送信号へ変換され(908)、MPLS SW部(202)へ送信(909)される。この時、HEC、BIP(905、906)は付与されずに通過する。
これに対し、パケットが(902)にて試験パケットと判断された場合は、MAC挿入部(706)、T-LSP挿入部(706)、HEC付与部(707)、BIP付与部(709)、FCS付与部(709)でMAC、T-LSP、HEC、BIP、FCSが付与される(903、904、905、906、907)。これ以降は、ユーザパケットと同じように伝送信号変換部(710)で伝送信号へ変換(908)され、MPLS SW部(202)へ送信(909)される。ここで、試験パケットの送信が成功すると、伝送信号変換部(710)は、試験パケット履歴部(307)に試験パケットの送信成功を通知し、試験パケット履歴処理部(307)は、試験パケット履歴情報を入力(910)する。ここまでの処理を持って試験パケットの送信処理を終了(911)する。
図10に、試験パケット終端の実施例であるデパケット化処理部について示す。
MPLSパケット受信部(304)は、伝送信号逆変換部(1001)、MAC解析部(1002)、T-LSP解析部(1003)、HEC誤り算出部(1004)、試験パケット認識部(1005)、BIP誤り算出部(1006)、FCS誤り算出部(1007)を含む。MPLSデパケット化部(305)は、MAC削除部(1008)、T-LSP削除部(1009)、HEC削除部(1010)、BIP削除部(1011)、FCS削除部(1012)を含む。パケット送信部(306)は、試験データ削除部(1013)を含む。
まず伝送信号逆変換部(1001)にて変換処理後、MAC解析部(1002)及びT-LSP解析部(1003)は、受信パケットのMAC、MPLSヘッダ情報を解析する。HEC誤り算出部(1004)はHECによりヘッダ情報が誤っていないかの判定を実施する。試験パケット認識部(1005)は、パケットが試験パケットか否かの判定を実施した後、試験パケットであればヘッダの評価結果(1004)を試験パケット履歴処理部(307)に通知する。BIP誤り算出部(1006)は、試験データ部(603)に誤りがないか、FCS誤り算出部(1007)はユーザパケット及び試験パケットのパケット全体に誤りがないかを評価する。BIP誤り算出部(1006)及びFCS誤り算出部(1007)は、それぞれの評価結果を試験パケット履歴処理部に入力する。試験パケット履歴処理部(307)は、試験パケット履歴テーブルに評価結果を記憶する。
MAC削除部(1008)、T-LSP削除部(1009)、FCS削除部(1012)は、ユーザパケット及び試験パケットから、それぞれ、MACヘッダとMPLSヘッダ、FCSを削除する。HEC削除部(1010)、BIP削除部(1011)は、試験パケットから、それぞれHEC、BIPを削除する。試験パケットは、パケット送信部(306)の試験パケット削除部(1013)は、試験パケットを削除する。また、試験パケット削除部(1013)は、試験パケットを正常に削除すると、試験パケット履歴処理部(307)に削除したことを評価結果として通知する。試験パケット履歴処理部(307)は通知された評価結果を試験パケット履歴テーブルに記憶する。
この図10の流れを図11と図12、図13のフローチャートを用いて説明する。伝送信号逆変換部(1001)がパケットを送信側より受信することで処理が開始(1101)される。
MAC解析部(1003)、T-LSP解析部(1004)は、パケットのMAC、T-LSPに誤りがないか判定を行う(1103,1104)。次に、試験パケット識認識部(1005)は、ヘッダを判定したパケットが試験パケットかユーザパケットかの判定を行い(1105)、パケットが試験パケットであればヘッダの評価結果を試験パケット履歴処理部(307)に通知し、試験パケット履歴処理部(307)は、通知された評価結果を試験パケット履歴テーブルに入力する(1105)。その後、BIP誤り算出部(1006)は、試験パケットのBIP誤り算出(1107)を行い、算出した評価結果を試験パケット履歴処理部(307)に通知し、試験パケット履歴処理部(307)は、通知された評価結果を試験履歴(1108)へ入力する。次に、処理(1201)へ進む。
一方、試験パケット認識部(1002)は、パケットが試験パケットでないと判断(1103)した場合、処理1301に進む。
(1201)より処理を継続し、FCS誤り算出部(1007)は、試験パケットのFCSの誤りを算出する(1202)、この算出結果を試験パケット履歴処理部(307)に通知し、試験パケット履歴処理部(307)は通知された結果を評価結果として試験パケット履歴テーブルに入力(1203)する。さらに、FCS誤り算出部(1007)は、試験パケットのFECに誤りがないかを判定し(1204)、誤りがあればパケットを試験パケット削除部(1013)に送信し、試験パケット削除部(1013)は試験パケットを廃棄する。FCS誤り算出部(1007)は、試験パケットのFCSに誤りがないと判定した場合、試験パケットをMPLSデパケット化部に送信し、MAC削除部(1008)、T-LSP削除部(1009)、HEC削除部(1010)、BIP削除部(1011)、FCS削除部(1012)は試験パケットに付与されたMAC、T-LSP、BIP、FCSをそれぞれ削除(1210〜1213)する。試験データ削除部(1013)は、デパケット化された試験データを削除し(1210)、試験パケットの廃棄を試験パケット履歴処理部(307)に通知し、試験パケット履歴処理部(307)は試験パケット履歴テーブルに評価結果として入力(1211)する。ここまでで、試験パケットの処理は終了(1212)する。
ステップ1103においてパケットが試験パケットでないと判定された場合、1103において (1301)以降の処理が実施される。試験パケット特有のHEC、BIPの削除がないことと、試験データ削除部(1013)がユーザ信号を削除せず送出されることを除いては試験パケットと処理は同じである。
図14にFPGA評価と修復を行うフローチャートを示す。
試験パケットによる処理が終了(1212)すると、試験パケット履歴処理部(307)は、本処理を開始(1401)する。試験パケット履歴処理部(307)は、図4の試験パケット履歴テーブルを参照(1402)する。図4には一例として記載している。この時、直前に試験したパケットに誤りが一切なければ論理デバイスには異常なしと判定(1403)して、次回の試験パケットのパケット長を変更(1404)し、 (803)からの処理を繰り返す(1405)。例えば、図4では#1で異常がなかったため、#2へパケット長を変更して遷移している。もし、何かしらの誤りがあれば過去の試験履歴を遡り、同じ箇所で誤りがなかったか判定(1406)する。ここで3回連続しての誤りでなければ再度同じパケット長で試験パケットを生成する。誤りが連続で3回であれば論理デバイスが故障したと判定して、試験パケット履歴処理部(307)は、FPGA故障修復部(308)に故障検出ポイントを通知する。FPGA故障修復部(308)は、通知された故障検出ポイントのFPGA機能部分の修復を実行(1407)する。具体的には、FPGA故障修復部(308)は、特定した故障箇所をリブート処理する。
例えば、図4の#22〜24で同じ条件の試験パケットを挿入して評価を試行し、3回連続で同じ誤りを検出している。ここでの3回連続は一例であり、論理デバイスや伝送装置の設計により故障と判定する連続誤り数は変更しても良い。
この時、故障個所の判定は設計時に定めた図4の故障検出ポイント(402〜409)毎に想定することで特定することができる。例えば、設計時にT-LSPを生成、挿入する機能(706)が故障していると想定した場合、図4の#22〜24の評価結果になると考えることができる。よって、#22〜24の条件が成立した場合は、T-LSP挿入部(706)を修復するようにFPGA故障修復部(308)を設計しておく。運用中の伝送装置で図4のような履歴を得られた場合は、T-LSP挿入部(706)を試行する。ここでは1404において、パケット長を変更するとしているが、試験データ(603)のランダムパターンを変更してもよい。パケット長さ、または、ランダムパターンを変更することで、特定のパケット長さ、あるいは、特定のランダムパターンに対する故障を検出することが出来る。
以上のような実施例により試験パケットを挿入、評価を行いその結果を履歴として蓄積することで、運用中の論理デバイスの故障した機能を判定し修復を迅速に行うことができる。
101 送信側クライアント装置
102 送信側MPLSエッジ装置
103 伝送路
104 MPLSコア装置
105 MPLSコア装置
106 受信側MPLSエッジ装置
107 受信側クライアント装置
201 ユーザインタフェース部
202 MPLSパケットスイッチ部
203 MPLSネットワークインタフェース部
301 パケット受信部
302 MPLSパケット化処理部
303 MPLSパケット送信部
304 MPLSパケット受信部
305 MPLSデパケット化処理部
306 パケット送信部
307 試験パケット履歴処理部
308 FPGA故障修復部
501 MPLSパケットMACヘッダ
502 MPLSパケットMPLSヘッダ
503 MPLSパケットT-LSP
504 MPLSパケット空き領域
505 MPLSパケットユーザパケット領域
506 MPLSパケットFCS部
601 MPLSパケットHEC部
602 試験パケット識別子
603 試験パケットデータ領域
604 試験データ用BIP符号
701 パケット認識部
702 試験パケット生成部
703 試験パケット挿入セレクタ
704 試験パケット認識部
705 MACヘッダ挿入部
706 T-LSP挿入部
707 HEC付与部
708 BIP付与部
709 FCS付与部
710 伝送信号変換部
1001 伝送信号逆変換処理部
1002 MAC解析部
1003 T-LSP解析部
1004 HEC誤り検出部
1005 試験パケット認識部
1006 BIP誤り算出部
1007 FCS誤り算出部
1008 MAC削除部
1009 T-LSP削除部
1010 HEC削除部
1011 BIP削除部
1012 FCS削除部
1013 試験データ削除部

Claims (6)

  1. 試験パケットを生成する試験パケット生成部と、
    前記試験パケットの評価履歴に基づいて、論理デバイスの故障の発生を推定する試験パケット履歴処理部と、
    前記論理デバイスの故障が発生していると推定されたとき、前記論理デバイスの故障を修復する論理デバイス修復部と、を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記試験パケット履歴処理部は、
    前記論理デバイスの故障が発生している機能部分を特定し、
    前記論理デバイス修復部は、
    前記特定された論理デバイスの機能部分を修復することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、
    試行回数、各故障検出ポイント毎の試験パケットの評価履歴を記憶する試験パケット履歴テーブルを有し、
    前記試験パケット履歴処理部は、
    所定の試行回数、特定の故障検出ポイントで異常が検出されると、該故障検出ポイントで故障が発生していると推定し、
    前記論理デバイス修復部は、
    前記特定された論理デバイスの機能部分を修復することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記試験パケット生成部は、
    所定の回数、同じパケット長の試験パケットを生成し、
    所定の回数、故障が検出されない場合、パケット長を変更した試験パケットを生成することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記試験パケット生成部は、
    所定の回数、同じビットパタンの試験パケットを生成し、
    所定の回数、故障が検出されない場合、ビットパタンを変更した試験パケットを生成することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、
    前記試験データにMACを挿入するMAC挿入部と、前記試験データにMACを挿入するT−LSP挿入部と、前記試験データにHECを付与するHEC付与部と、前記試験データにBIPを付与するBIP付与部と、前記試験データにFCSを付与するFCS付与部と、を備えたカプセル化部と、
    前記試験パケットのMACに誤りかないかを解析するMAC解析部と、前記試験パケットのLSPに誤りかないかを解析するT−LSP解析部と、前記試験パケットのヘッダ情報に誤りがないかを算出するHEC誤り算出部と、前記試験データ部に誤りがないかを算出するBIP誤り算出部と、前記試験パケット全体に誤りがないかを算出するFCS誤り算出部と、備えたデカプセル化部と、
    前記試験データを削除する試験データ削除部と、を備え、
    前記試験パケット履歴処理部は、
    前記MAC解析部と、前記T−LSP解析部と、前記HEC誤り算出部と、前記BIP誤り算出部と、前記FCS誤り算出部、前記試験データ削除部から通知された評価結果を前記評価履歴に記憶し、
    所定の試行回数、特定の機能部からの評価結果で異常が検出されると、該機能部で故障が発生していると推定し、
    前記論理デバイス修復部は、
    前記特定された論理デバイスの機能部分を修復することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
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CN113433850A (zh) * 2021-06-04 2021-09-24 电子科技大学 一种fpga异态逻辑修复方法

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