JP4009150B2 - 製紙用シーム付きフェルト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、有端のフェルトの両端部に設けられた接合ループを交互にかみ合わせ、ここに芯線を通して無端状に接合される製紙用シーム付きフェルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
抄紙機への掛け入れ作業性を向上させるため、有端のフェルトをフェルトランに引き込んだ上でその両端部を互いに接合して無端とする、いわゆるシームフェルトが知られている。両端部の接合は、基布を構成する経糸を端部で折り返すことにより形成された継ぎ手となるループを、互いの中心孔が整合するように交互にかみ合わせ、これにより形成された共通孔に芯線を通すことで行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなシーム付きフェルトでは、接合ループ部分において潰れ限度などの圧縮特性が地部と大きく異なり、この圧縮特性の相違は、抄紙機内を走行中にロールによって圧縮や曲げの変形力が作用する際に、振動・異音を引き起こして耐久性の低下や騒音の増大を招く原因となることから、適切な対策が望まれる。これに対して、基布の地部の圧縮特性を接合ループ部分に近づけるため、緯糸の込数(単位長さあたりの本数)を上げる方法や緯糸を太くする方法が考えられるが、この場合、基布目付が大幅に上がることで製品価格が上昇する不都合があり、望ましくない。
【0004】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、基布目付を極端に上げることなく、抄紙機内を走行中に生じる振動・異音を低減することが可能な製紙用シーム付きフェルトを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明においては、請求項1に示すとおり、製紙用シーム付きフェルトの構成を、接合ループを形成する一対の経糸の双方に緯糸を絡合させた二重織で地部が形成された基布を有し、この基布における接合ループの近傍に、一対の経糸の各々で構成される一重織の織物層を互いに重ね合わせた態様の一重織重合部が設けられたものとした。
【0006】
これによると、一重織重合部において、接合ループによる接合部と二重織の地部との中間の圧縮特性が得られ、この一重織重合部による中間特性領域が接合部と地部との間に設けられるため、接合部で圧縮特性が急激に変化することを避けることができる。このため、ロールによる圧縮状態で走行方向に沿う方向の厚さ変化が緩やかになり、走行中の振動・異音を大幅に低減することができる。しかも地部と同等の込数で緯糸を配置した場合でも地部より潰れ難い圧縮特性が得られ、またより一層潰れ難い圧縮特性を得る場合にも緯糸の込数をさほど上げる必要がない。このため、製品価格の上昇を招く基布目付の増大を抑え、また緯糸の込数を変則的に上げることにより生じる織機への負担を軽減することができる。また基布目付に制限されることなく中間特性領域を広く確保することができ、走行スピードやロール硬度などに応じて中間特性領域の丈方向の長さを適宜に定めて最適な振動騒音低減構造を実現することができる。
【0007】
前記シーム付きフェルトにおいては、請求項2に示すとおり、一重織の織物層が平織で形成された構成をとることができる。これによると、緯糸と経糸が交差することによって形成される経糸の屈曲が二重織に比較して多く存在し、この屈曲が多い程、走行中に緯糸に対して経糸がループの方へ移動した結果生じるループが長くなる、いわゆる目開きという現象が発生する危険性を低減することができる。
【0008】
前記シーム付きフェルトにおいては、請求項3に示すとおり、一重織重合部内に、一対の経糸の双方に絡合する接結糸が設けられた構成をとることができる。これによると、2つの織物層を互いに連結して組織を安定させることができる。
【0009】
前記シーム付きフェルトにおいては、請求項4に示すとおり、一重織の織物層を構成する緯糸が地部の緯糸より密に配置された密一重織重合部が設けられた構成をとることができる。これによると、緯糸を密に配置する、すなわち緯糸の込数を上げることでより一層接合部に近い潰れ難い圧縮特性を得ることができ、例えば緯糸の込数が地部と略同一とした一重織重合部の接合ループ側に密一重織重合部を設けることで、地部から接合部までの圧縮特性を段階的に変化させ、圧縮特性の変化状況をより一層緩やかなものにすることができる。この密一重織重合部の圧縮特性は、緯糸の込数で適宜に調整することができる。
【0010】
前記シーム付きフェルトにおいては、請求項5に示すとおり、一対の経糸の双方に絡合する緯糸が地部より密に配置された密二重織部が設けられた構成をとることができる。これによると、地部より潰れ難い圧縮特性を得ることができ、適宜に緯糸の込数が地部と同一の一重織重合部や緯糸の込数を上げた密一重織重合部と組み合わせることで、地部から接合部までの圧縮特性を段階的に変化させ、圧縮特性の変化状況をより一層緩やかなものにすることができる。この密二重織部の圧縮特性は、緯糸の込数で適宜に調整することができる。
【0011】
前記シーム付きフェルトにおいては、請求項6に示すとおり、一重織の織物層を構成する緯糸の少なくとも一部が、地部の緯糸より不織繊維層の形成繊維の絡み付きが良い糸で形成された構成をとることができる。これによると、不織繊維層を介した2つの織物層の間の結合力が大きくなるため、2つの織物層が互いに分離する危険性を低減することができる。
【0012】
なお、前記の中間特性領域は、接合部と地部との中間の圧縮特性(潰れ難さ)を示すものであるが、前記のように他の組織との組み合わせにより、あるいは要求される防振・防音性能に応じて、地部の圧縮特性から接合部の圧縮特性に至る範囲内で圧縮特性を適宜に設定すれば良い。ちなみに、緯糸の込数が地部と同一の一重織重合部では接合部に近い圧縮特性が得られ、緯糸の込数を上げることで接合部の圧縮特性に近づけることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明の構成を詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明による製紙用シーム付きフェルトの第1の実施形態を示す丈方向の断面図である。このシーム付きフェルトは、基布1に不織繊維層2を積層一体化してなるものであり、基布1は、接合ループ3・4を形成する一対の経糸5・6の双方に緯糸7を絡合させた二重織で地部が形成されており、この基布1における接合ループ3・4の近傍には、一方の経糸5にのみ第1の緯糸8を絡合させると共に他方の経糸6にのみ第2の緯糸9を絡合させることで、2つの一重織の織物層11・12を互いに重ね合わせた態様に織り上げられる一重織重合部が設けられている。
【0015】
一重織重合部では、第1の織物層11を構成する第1の緯糸8、及び第2の織物層12を構成する第2の緯糸9が地部と略同一の込数で配置されている。また第1の緯糸8と第2の緯糸9とが丈方向に交互に配置されている。接合部は、接合ループ3・4を交互にかみ合わせて形成された共通孔に芯線13を通すことで地部に対して潰れ難い圧縮特性となるが、一重織重合部により接合部と地部との中間の圧縮特性を有する中間特性領域が形成され、これによりロールによる圧縮状態で走行方向に沿う方向の厚さ変化が緩やかになり、走行中の振動・異音を大幅に低減することができる。
【0016】
一重織重合部内には、一対の経糸5・6の双方に絡合する接結糸14が適宜な間隔で設けられており、2つの織物層11・12が互いに連結されて組織を安定させることができる。また、一重織の織物層11・12を構成する一部の緯糸15が、織物層11・12内の他の緯糸8・9及び地部の緯糸7より不織繊維層2の形成繊維の絡み付きが良い糸で形成されている。この緯糸15は、例えば長繊維を撚り合わせたマルチフィラメント糸、モノフィラメントを撚り合わせた撚り糸、短繊維を紡いだ紡績糸、基布の加熱成形工程で経糸に溶融密着する溶融糸とモノフィラメント等の適宜な糸とを撚り合わせた撚り糸、芯糸の周囲に芯糸を中心として多数の短繊維を密集配置した毛羽のある撚り糸であるモール糸、またはこれらを撚り合わせた撚合糸を用いると良く、これにより不織繊維層2の形成繊維との絡み付きが良くなり、2つの織物層11・12が互いに分離するのを抑えることができる。
【0017】
図2は、図1に示した一重織重合部の丈方向の詳細断面図である。図3は一重織重合部の幅方向の詳細断面図である。図4は地部の丈方向の詳細断面図である。図5は地部の幅方向の詳細断面図である。図2・図3に示すように一重織重合部では、第1・第2の織物層11・12が平織で形成されており、図4・図5に示すように二重織の地部と比較して、緯糸8・9と経糸5・6とが交差することによって形成される経糸5・6の屈曲が多く存在する。この経糸5・6の屈曲は、丈方向に経糸5・6がずれることを抑制しており、この屈曲の密度を高くすることによって、使用中に作用する外力で経糸5・6が接合ループの方へ移動した結果生じる接合ループが長くなる、いわゆる目開きという現象が発生する危険性を低減することができる。なお、本発明における一重織重合部を構成する織物層は、平織の他に様々な組織を適用することができ、また両織物層を互いに異なる織物組織とすることも可能である。
【0018】
図6は、本発明による製紙用シーム付きフェルトの第2の実施形態を示す丈方向の断面図である。ここでの基布21では、接合ループ3・4による接合部と地部との間に、地部から接合部に向けて一重織重合部、密二重織部、並びに密一重織重合部が順に設けられている。地部寄りの一重織重合部は、前記図1に示した一重織重合部と同様のものである。次の密二重織部は、地部と同様に一対の経糸5・6の双方に緯糸22が絡合する二重織の組織構造であるが、緯糸22が地部より密に配置されている。接合ループ3・4の直近の密一重織重合部は、前記図1に示した一重織重合部と同一の組織構造であるが、一重織の織物層を構成する第1の緯糸23及び第2の緯糸24が地部より密に配置されている。
【0019】
図7は、本発明による製紙用シーム付きフェルトの第3の実施形態を示す丈方向の断面図である。ここでの基布31では、接合ループ3・4による接合部と地部との間に、地部から接合部に向けて密二重織部、並びに密一重織重合部が順に設けられている。密二重織部は前記図6に示したものと同様に、緯糸32が地部より密に配置されている。密一重織重合部は、前記図6に示した密一重織重合部と同様であり、一重織の第1・第2の各織物層33・34を構成する第1・第2の各緯糸35・36が地部より密に配置されている。
【0020】
図8は、図1・図6・図7に示したシーム付きフェルトの圧縮特性の変化状況を示している。(A)は図1に示したシーム付きフェルトの場合を示し、接合部と地部との中間の圧縮特性を有する一重織重合部により、接合部で圧縮特性が急激に変化することを避けることができる。(B)は図6に示したシーム付きフェルトの場合を示し、地部から接合部に向けて順に配置された一重織重合部、密二重織部、並びに密一重織重合部により、接合部に近づくのにしたがって次第に潰れ難くなる圧縮特性が得られる。(C)は図7に示したシーム付きフェルトの場合を示し、接合部と地部との間に設けられた密二重織部及び密一重織重合部により、接合部に近づくのにしたがって次第に潰れ難くなる圧縮特性が得られる。
【0021】
【発明の効果】
このように本発明によれば、接合ループによる接合部と二重織の地部との中間の圧縮特性を有する一重織重合部が接合部と地部との間に設けられるため、ロールによる圧縮状態で走行方向に沿う方向の厚さ変化が緩やかになり、基布目付を極端に上げることなく、抄紙機内を走行中に生じる振動・異音を効果的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製紙用シーム付きフェルトの第1の実施形態を示す丈方向の断面図である。
【図2】図1に示した一重織重合部の丈方向の詳細断面図である。
【図3】図1に示した一重織重合部の幅方向の詳細断面図である。
【図4】図1に示した地部の丈方向の詳細断面図である。
【図5】図1に示した地部の幅方向の詳細断面図である。
【図6】本発明による製紙用シーム付きフェルトの第2の実施形態を示す丈方向の断面図である。
【図7】本発明による製紙用シーム付きフェルトの第3の実施形態を示す丈方向の断面図である。
【図8】図1・図6・図7に示したシーム付きフェルトの圧縮特性の変化状況を示す図である。
【符号の説明】
1・21・31 基布
2 不織繊維層
3・4 接合ループ
5・6 経糸
7・22・32 緯糸
8・23・35 第1の緯糸
9・24・36 第2の緯糸
11・33 第1の織物層
12・34 第2の織物層
13 芯線
14 接結糸
Claims (6)
- 接合ループを形成する一対の経糸の双方に緯糸を絡合させた二重織で地部が形成された基布を有し、この基布における前記接合ループの近傍に、一対の前記経糸の各々で構成される一重織の織物層を互いに重ね合わせた態様の一重織重合部が設けられたことを特徴とするシーム付きフェルト。
- 前記一重織の織物層が平織で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のシーム付きフェルト。
- 前記一重織重合部内に、一対の前記経糸の双方に絡合する接結糸が設けられたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のシーム付きフェルト。
- 前記一重織の織物層を構成する緯糸が地部の緯糸より密に配置された密一重織重合部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシーム付きフェルト。
- 一対の前記経糸の双方に絡合する緯糸が地部より密に配置された密二重織部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシーム付きフェルト。
- 前記一重織の織物層を構成する緯糸の少なくとも一部が、地部の緯糸より不織繊維層の形成繊維の絡み付きが良い糸で形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシーム付きフェルト。
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