JP4006261B2 - 記録方法、プログラム及び記録媒体、情報処理装置、情報記録装置、並びに情報記録システム - Google Patents

記録方法、プログラム及び記録媒体、情報処理装置、情報記録装置、並びに情報記録システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録方法、プログラム及び記録媒体、情報処理装置、情報記録装置、並びに情報記録システムに係り、更に詳しくは、情報記録媒体に情報を記録する記録方法、情報記録システムで用いられるプログラム及び該プログラムが記録された記録媒体、情報記録媒体にアクセス可能な情報処理装置、情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置、並びに情報処理装置と情報記録装置とを含む情報記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略述する)は、その機能が向上するに伴い、音楽や映像といったAV(Audio−Visual)情報を取り扱うことが可能となってきた。これらAV情報の情報量は非常に大きいために、情報記録媒体としてCD−RW(CD−rewritable)やDVD+RW(DVD+rewritable)などの光ディスクが注目されるようになり、その低価格化とともに、情報記録装置としての光ディスク装置がパソコンの周辺機器の一つとして普及するようになった。
【0003】
CD−RWやDVD+RWなどの書き換え可能な光ディスクでは、情報の記録及び再生時に、スパイラル状又は同心円状の記録領域に対してランダムにアクセスする必要があり、ファイルシステムとして、ユニバーサル・ディスク・フォーマット(Universal Disc Format、以下「UDF」という)と呼ばれる規格が採用されている。なお、以下では、光ディスクの回転中心に近づく方向を内周方向あるいは内周側、光ディスクの回転中心から遠ざかる方向を外周方向あるいは外周側という。
【0004】
そして、CD−RWでは、データの記録を行う前に、記録領域の全面あるいは指定領域に予めダミーデータを記録する初期化処理、いわゆるフォーマットを行う必要がある。
【0005】
また、DVD+RWでは、記録領域の初期化処理を行わなくてもデータの記録は可能であるが、データが何も記録されていない未記録部分が記録領域内に存在していると、DVD−ROMドライブ装置などで記録データを再生することができない。すなわち、DVD−ROMとの互換性が失われてしまう。そこで、DVD−ROMとの互換性を保つ必要がある場合には、DVD+RWにおいても、予め記録領域の全面あるいは指定領域にダミーデータを記録するフォーマットが必要となる。
【0006】
しかしながら、光ディスクの記憶容量が飛躍的に増大したことにより、フォーマットに多大の時間を要するようになった。すなわち、ユーザは光ディスクを入手しても、すぐには情報の記録を行うことができないという不都合があった。
【0007】
このような不都合を改善するために、例えば特開平11−134799号公報では、未フォーマットの光ディスクであっても直ちに記録及び再生が可能な情報記録再生装置が開示されている。この情報記録再生装置では、上位装置からフォーマット要求があると、リードイン領域に所定の情報を記録した後、上位装置に記録及び再生の許可を通知するとともに、フォーマットを開始し、フォーマット中に上位装置から記録又は再生要求があると、フォーマットを中断して記録又は再生を優先的に行ない、記録及び再生が終了するとフォーマットを再開する。
【0008】
このように、上位装置からの記録及び再生要求がない時間を利用してフォーマットを行う方式は、バックグランドフォーマット方式と呼ばれる。この方式は、DVD+RWや、マウントレニア(Mount Rainier)仕様対応のCD−RWなどで採用されている。
【0009】
また、バックグランドフォーマット方式では、フォーマット中であっても、光ディスクを光ディスク装置から排出することが可能である。この場合には、フォーマットが未完了であるため、排出された光ディスクをDVD−ROMドライブ装置などで再生することができるように、排出前にいわゆる一時的なリードアウト(Temporary Lead Out、以下「TLO」という)が所定の位置に記録されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、DVD+RWドライブ装置では、TLOが記録されているDVD+RWに対してユーザデータの書き込み要求があると、指定された領域にユーザデータを記録するが、このとき、TLOと記録開始アドレスとの間に未記録領域が存在する場合には、ユーザデータを記録した後、上述したバックグランドフォーマット方式でのフォーマット(以下、「バックグランドフォーマット」ともいう)が自動的に再開される。
【0011】
最近、パソコンの小型軽量化が飛躍的に進み、容易に持ち運び可能な、いわゆるノート型パソコン及びそれよりもさらに小型のサブノート型パソコンなど(以下、「ノート型パソコン」と総称する)が市販されるようになった。ノート型パソコンはその使用場所が限定されないことが特徴の一つであり、そのために駆動電源としてAC電源だけではなくバッテリにも対応できるようになっている。そこで、光ディスク装置を内蔵しているノート型パソコンでは、ノート型パソコンがバッテリ駆動のときは、光ディスク装置もバッテリで駆動されることとなる。このときに、例えば上述したバックグランドフォーマットが自動的に再開されると、フォーマットの途中で電源供給が遮断されたり、ユーザの予想以上にバッテリが消費され、ユーザが予定していた処理ができなくなるという不都合があった。また、最悪の場合には、ファイル情報が正しく記録されずに、ファイルの再生や追記ができなくなるという不都合があった。
【0012】
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができる記録方法を提供することにある。
【0013】
また、本発明の第2の目的は、情報記録システムで用いられ、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができるプログラム及びそのプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
【0014】
また、本発明の第3の目的は、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができる情報処理装置及び情報記録装置を提供することにある。
【0015】
また、本発明の第4の目的は、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができる情報記録システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1の観点からすると、情報記録媒体に情報を記録する記録方法であって、前記情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、前記情報記録媒体に情報を記録する記録装置の駆動電源の種類に関する情報を取得する第1工程と;前記駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する第2工程と;を含む記録方法である。
【0017】
これによれば、情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、第1工程により情報記録媒体に情報を記録する記録装置の駆動電源の種類に関する情報が取得される。そして、この駆動電源の種類に関する情報に基づいて、第2工程によりダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止が決定される。通常、記録装置での記録処理は再生処理に比べて必要なパワーが大きい。また、一般的にダミーデータの記録を伴う処理は、その他の処理に比べて、その処理に多大の時間を必要とする。すなわち、ダミーデータの記録を伴う処理では、消費電力量が予想以上に大きくなる場合がある。そこで、記録装置の駆動電源の種類に応じてダミーデータの記録を伴う処理を禁止することにより、駆動電源の急激な消耗及び駆動電源の予期せぬ遮断を防止することができる。従って、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0020】
本発明は、第2の観点からすると、情報記録装置とともに情報記録システムを構成する情報処理装置で用いられるプログラムであって、情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、前記情報記録システムの駆動電源の種類に関する情報を取得する手順と;前記駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する手順と;を前記情報処理装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムである。
【0021】
これによれば、情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、情報記録システムの駆動電源の種類に関する情報が取得され、そして該駆動電源の種類に関する情報に基づいて、情報記録装置でのダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止が決定される。通常、情報記録装置での記録処理は再生処理に比べて大きなパワーを必要とする。また、一般的にダミーデータの記録を伴う処理は、その他の処理に比べて、その処理に多大の時間を必要とする。すなわち、情報記録装置でダミーデータの記録を伴う処理が行われると、消費電力量が予想以上に大きくなる場合がある。そこで、情報記録システムの駆動電源の種類に応じて、情報記録装置でのダミーデータの記録を伴う処理を禁止することにより、駆動電源の急激な消耗及び駆動電源の予期せぬ遮断を防止することができる。従って、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0023】
本発明は、第3の観点からすると、情報処理装置とともに情報記録システムを構成する情報記録装置で用いられるプログラムであって、情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、前記情報記録システムの駆動電源の種類に関する情報を前記情報処理装置から取得する手順と;前記駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する手順と;前記決定の結果、前記ダミーデータの記録を伴う処理が許可された場合にのみ、前記ダミーデータの記録を伴う処理を行う手順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムである。
【0024】
これによれば、情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、情報記録システムの駆動電源の種類に関する情報が情報処理装置から取得される。そして、その駆動電源の種類に関する情報に基づいて、ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止が決定され、ダミーデータの記録を伴う処理が許可された場合にのみ、ダミーデータの記録を伴う処理が行われる。通常、情報記録装置での記録処理は再生処理に比べて大きなパワーを必要とする。また、一般的にダミーデータの記録を伴う処理は、その他の処理に比べて、その処理に多大の時間を必要とする。すなわち、情報記録装置でダミーデータの記録を伴う処理が行われると、消費電力量が予想以上に大きくなる場合がある。そこで、情報記録システムの駆動電源の種類に応じて、情報記録装置でのダミーデータの記録を伴う処理を禁止することにより、駆動電源の急激な消耗及び駆動電源の予期せぬ遮断を防止することができる。従って、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0028】
本発明は、第4の観点からすると、本発明のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0029】
これによれば、本発明のプログラムが記録されているために、コンピュータに実行させることにより、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0030】
本発明は、第5の観点からすると、情報記録媒体にアクセス可能な情報処理装置であって、前記情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、駆動電源の種類に関する情報を取得する電源情報取得手段と;前記電源情報取得手段で取得された駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する決定手段と;を備える情報処理装置である。
【0031】
これによれば、情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、電源情報取得手段により駆動電源の種類に関する情報が取得され、その駆動電源の種類に関する情報に基づいて、決定手段によりダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止が決定される。一般的にダミーデータの記録を伴う処理は、その他の処理に比べて、その処理に多大の時間を必要とするため、ダミーデータの記録を伴う処理が行われると、予想以上の電力が消費される場合がある。そこで、情報処理装置の駆動電源の種類に応じて、ダミーデータの記録を伴う処理を禁止することにより、駆動電源の急激な消耗及び駆動電源の予期せぬ遮断を防止することができる。従って、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0038】
本発明は、第6の観点からすると、情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置であって、外部装置との通信を制御する通信制御手段と;前記通信制御手段を介した外部装置からの前記情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、外部装置から駆動電源の種類に関する情報を取得する電源情報取得手段と;前記電源情報取得手段にて取得された駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する決定手段と;前記決定手段で、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可が決定された場合にのみ、前記ダミーデータの記録を伴う処理を行う記録制御手段と;を備える情報記録装置である。
【0039】
これによれば、通信制御手段により外部装置との通信が制御され、通信制御手段を介した外部装置からの情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理要求に応じて、電源情報取得手段により、外部装置から駆動電源の種類に関する情報が取得される。そして、電源情報取得手段にて取得された駆動電源の種類に関する情報に基づいて、決定手段により、ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止が決定され、決定手段でダミーデータの記録を伴う処理の許可が決定された場合にのみ、記録制御手段によりダミーデータの記録を伴う処理が行われる。通常、情報記録装置での記録処理は再生処理に比べて大きなパワーを必要とする。また、一般的にダミーデータの記録を伴う処理は、その他の処理に比べて、その処理に多大の時間を必要とする。すなわち、情報記録装置でダミーデータの記録を伴う処理が行われると、消費電力量が予想以上に大きくなる場合がある。そこで、情報記録装置の駆動電源の種類に応じて、情報記録装置でのダミーデータの記録を伴う処理を禁止することにより、駆動電源の急激な消耗及び駆動電源の予期せぬ遮断を防止することができる。従って、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0043】
本発明は、第7の観点からすると、情報記録媒体に情報を記録する情報記録システムであって、本発明の情報処理装置と;前記情報処理装置からの指示に応じて前記情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置と;を備える情報記録システムである。
【0044】
これによれば、本発明の情報処理装置が用いられるために、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0045】
本発明は、第8の観点からすると、情報記録媒体に情報を記録する情報記録システムであって、本発明の情報記録装置と;前記情報記録装置を制御する情報処理装置と;を備える情報記録システムである。
【0046】
これによれば、本発明の情報記録装置が用いられるために、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0047】
【発明の実施の形態】
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
【0048】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報記録システムの概略構成を示すブロック図である。
【0049】
この図1に示される情報記録システムは、情報記録装置としての光ディスク装置20と、該光ディスク装置20を制御する情報処理装置としてのホスト50とを含んで構成されている。
【0050】
前記光ディスク装置20は、情報記録媒体としての光ディスク15を回転駆動するためのスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、レーザコントロール回路24、エンコーダ25、モータドライバ27、再生信号処理回路28、サーボコントローラ33、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、ROM39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における接続線は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。なお、本第1の実施形態では、一例として、DVD+RWの規格に準拠した情報記録媒体が光ディスク15に用いられるものとする。また、光ディスク装置20の駆動電源は、ホスト50から供給されるものとする。
【0051】
前記光ピックアップ装置23は、光源としての半導体レーザ、該半導体レーザから出射される光束を光ディスク15の記録面に導くとともに、前記記録面で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系、前記受光位置に配置され戻り光束を受光する受光器、及び駆動系(フォーカシングアクチュエータ、トラッキングアクチュエータ及びシークモータ等)(いずれも図示省略)などを含んで構成されている。そして、受光器からは、その受光量に応じた電流(電流信号)が再生信号処理回路28に出力される。
【0052】
前記再生信号処理回路28は、光ピックアップ装置23の出力信号である電流信号を電圧信号に変換し、該電圧信号に基づいてウォブル信号、RF信号及びサーボ信号(フォーカスエラー信号やトラックエラー信号など)を検出する。再生信号処理回路28では、ウォブル信号からADIP(Address In Pre-groove)情報及び同期信号などを抽出する。ここで抽出されたADIP情報はCPU40に出力され、同期信号はエンコーダ25に出力される。さらに、再生信号処理回路28は、RF信号に対して誤り訂正処理等を行なった後、バッファマネージャ37を介してバッファRAM34に格納する。また、フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号は、再生信号処理回路28からサーボコントローラ33に出力される。
【0053】
前記サーボコントローラ33は、フォーカスエラー信号に基づいて光ピックアップ装置23のフォーカシングアクチュエータを制御する制御信号を生成し、トラックエラー信号に基づいて光ピックアップ装置23のトラッキングアクチュエータを制御する制御信号を生成する。各制御信号はサーボコントローラ33からモータドライバ27にそれぞれ出力される。
【0054】
前記バッファマネージャ37は、バッファRAM34へのデータの入出力を管理し、蓄積されたデータ量が所定の値になると、CPU40に通知する。
【0055】
前記モータドライバ27は、サーボコントローラ33からの制御信号に基づいて、光ピックアップ装置23のフォーカシングアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータを駆動する。また、モータドライバ27は、CPU40の指示に基づいて、光ディスク15の線速度が一定となるようにスピンドルモータ22を制御する。さらに、モータドライバ27は、CPU40の指示に基づいて、光ピックアップ装置23のシークモータを駆動し、光ピックアップ装置23のスレッジ方向(光ディスク15の半径方向)の位置を制御する。
【0056】
前記エンコーダ25は、CPU40の指示に基づいて、バッファマネージャ37を介してバッファRAM34から取り出したデータに対してエラー訂正コードの付加などを行ない、光ディスク15への書き込みデータを作成するとともに、再生信号処理回路28からの同期信号に同期して、書き込みデータをレーザコントロール回路24に出力する。
【0057】
前記レーザコントロール回路24では、エンコーダ25からの書き込みデータ及びCPU40の指示に基づいて、光ピックアップ装置23の半導体レーザの出力を制御する。
【0058】
前記インターフェース38は、ホスト50との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)及びSCSI(Small Computer System Interface)等の標準インターフェースに準拠している。
【0059】
前記ROM39には、CPU40にて解読可能なコードで記述された後述するダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて用いられるプログラム(以下、「記録制御プログラム」という)などが格納されている。なお、光ディスク装置20の電源がオン状態になると、前記プログラムは不図示のメインメモリにロードされ、前記CPU40はそのプログラムに従って上記各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM41に保存する。
【0060】
前記ホスト50は、主制御装置52、インターフェース54、ハードディスク(HDD)56、入力装置57及び表示装置58などを備えている。なお、ホスト50の駆動電源としては、AC電源及びバッテリ(いずれも不図示)の両方が使用可能であり、ユーザによっていずれかが選択される。
【0061】
主制御装置52は、マイクロコンピュータ、メインメモリ(いずれも不図示)などを含んで構成され、ホスト50の全体を制御する。
【0062】
前記インターフェース54は、光ディスク装置20との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI及びSCSI等の標準インターフェースに準拠している。インターフェース54は光ディスク装置20のインターフェース38と接続されている。なお、各インターフェース間の接続形態は、通信ケーブル(例えばSCSIケーブル)などの通信線を用いたケーブル接続だけでなく、赤外線などを利用したワイヤレス接続であっても良い。
【0063】
ハードディスク56には、主制御装置52のマイクロコンピュータで解読可能なコードで記述された後述するダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて用いられるプログラム(以下、「記録可否決定プログラム」という)などが格納されている。なお、ホスト50の駆動電源がオン状態になると、上記プログラムは主制御装置52のメインメモリにロードされる。
【0064】
表示装置58は、例えばCRT、液晶ディスプレイ(LCD)及びプラズマディスプレイパネル(PDP)などの表示部(図示省略)を備え、主制御装置52からの各種情報を表示する。
【0065】
入力装置57は、例えばキーボード、マウス及びポインティングデバイスなどのうち少なくとも1つの入力媒体(図示省略)を備え、ユーザから入力された各種情報を主制御装置52に通知する。なお、入力媒体からの情報はワイヤレス方式で入力されても良い。また、表示装置58と入力装置57とが一体化したものとして、例えばタッチパネル付きCRTなどがある。
【0066】
また、ホスト50はオペレーティングシステム(Operating System、以下「OS」という)を搭載している。そして、ホスト50を構成する全てのデバイスはOSによって管理されているものとする。従って、ホスト50の駆動電源に関する情報(電源の種類、バッテリの残量など)もOSが一括管理している。
【0067】
上述のようにして構成された情報記録システムでは、光ディスク15が光ディスク装置20の所定位置にロードされると、光ディスク装置20は、新しいメディアがロードされたこと示す情報(以下、「ロード情報」という)をメディアイベントコード(Media Event Code)にセットして、イベント状態を通知するコマンド(Get Event Status Notification Command)をホスト50に送信する。
【0068】
ここで、光ディスク装置20からのロード情報を受信したときのホスト50における処理動作について図2のフローチャートを用いて説明する。ホスト50がロード情報を受信すると、主制御装置52のマイクロコンピュータのプログラムカウンタに図2のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセットされ、図2のフローチャートに対応するアルゴリズムがスタートする。この図2のフローチャートは、主制御装置52のマイクロコンピュータによって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
【0069】
先ず、ステップ401では、光ディスク15のフォーマット状態を知るために、ディスク情報を要求するコマンド(Read Disc Information Command)を光ディスク装置20に送信する。光ディスク装置20では、ホスト50からディスク情報を要求するコマンドを受信すると、所定のディスク情報をディスク情報ブロック(Disc Information Block)にセットして、ホスト50に応答する。
【0070】
次のステップ403では、光ディスク装置20からの応答を待ち、応答があるとステップ405に移行する。
【0071】
このステップ405では、受信したディスク情報ブロックからフォーマット情報(Background Format Status)を抽出する。
【0072】
次のステップ407では、フォーマット情報に基づいてフォーマット途中であるか否かを判断する。フォーマット途中であれば、ステップ407での判断は肯定されステップ409に移行する。
【0073】
このステップ409では、OSに問い合わせて、ホスト50の駆動電源情報を取得する。そして、駆動電源情報に基づいて駆動電源の種類を求める。
【0074】
次のステップ411では、駆動電源がバッテリであるか否かを判断する。駆動電源がバッテリであれば、ここでの判断は肯定されステップ413に移行する。
【0075】
このステップ413では、駆動電源情報に基づいてバッテリの残量を取得する。
【0076】
次のステップ415では、バッテリの残量が予め設定されている所定量以下であるか否かを判断する。バッテリの残量が予め設定されている所定量以下であれば、ここでの判断は肯定されステップ417に移行する。なお、上記所定量は、ユーザが任意に設定、変更可能である。
【0077】
このステップ417では、ダミーデータの記録を伴う処理を禁止する命令を光ディスク装置20に送信する。具体的には、図3に示されるように、モードセレクトコマンド(Mode Select Command)に付加されるモードページ(Mode Page)の一つであるタイムアウト・アンド・プロテクトページ(Time-out and Protect Page)の5バイト目(バイト4)の4ビット目(ビット3)に1をセットして光ディスク装置20に送信する。そして、ロード情報を受信したときの処理を終了する。なお、上記ビット位置はこれまで予約領域とされており、本発明では、このビット位置を新たにフォーマット・プロテクト(Format Protect、以下「FP」という)ビットと定義する。すなわち、FPビットが1であればダミーデータの記録を伴う処理を禁止し、FPビットが0であればダミーデータの記録を伴う処理を許可する。なお、光ディスク装置20では、ホスト50からモードセレクトコマンドを受信すると、FPビットを抽出し、ダミー記録可否情報としてRAM41に保存する。
【0078】
なお、ステップ407において、光ディスク15がフォーマット途中でなければ、ステップ407での判断は否定され、ステップ419に移行する。
【0079】
このステップ419では、ダミーデータの記録を伴う処理を許可する命令を光ディスク装置20に送信する。具体的には、FPビットに0をセットして、モードセレクトコマンドを送信する。そして、ロード情報を受信したときの処理を終了する。なお、光ディスク装置20では、ホスト50からモードセレクトコマンドを受信すると、FPビットを抽出し、ダミー記録可否情報としてRAM41に保存する。
【0080】
また、ステップ411において、駆動電源がバッテリでなければ、ステップ411での判断は否定され、ステップ419に移行する。さらに、ステップ415において、バッテリの残量が予め設定されている所定量以下でなければ、ステップ415での判断は否定され、ステップ419に移行する。すなわち、ダミーデータの記録を伴う処理を許可する。
【0081】
次に、光ディスク装置20が、ホスト50からバックグランドフォーマットの再開を要求するコマンド(Format Unit Command)を受信したときの処理動作について図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。光ディスク装置20がバックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドを受信すると、CPU40のプログラムカウンタに図4のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセットされ、図4のフローチャートに対応するアルゴリズムがスタートする。図4及び図5のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
【0082】
最初のステップ451では、RAM41に保存されているダミー記録可否情報DFを読み出す。
【0083】
次のステップ453では、ダミー記録可否情報DFに基づいて、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されているか否かを判断する。ダミー記録可否情報DFが1であれば、ダミーデータの記録を伴う処理は禁止されていることとなり、ステップ453での判断は肯定され、ステップ455に移行する。
【0084】
このステップ455では、バックグランドフォーマットが再開できないことを示すエラーコードをセットしたエラー情報をホスト50に送信する。そして、バックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドを受信したときの処理を終了する。
【0085】
一方、ステップ453において、ダミー記録可否情報DFが1でなければ、ダミーデータの記録を伴う処理は許可されていることとなり、ステップ453での判断は否定され、ステップ457に移行する。
【0086】
このステップ457では、バックグランドフォーマットを再開するサブルーチンに移行する。すなわち、CPU40のプログラムカウンタに図5のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセットされ、図5のフローチャートに対応するアルゴリズムがスタートする。
【0087】
先ず、ステップ501では、リードイン領域に記録されているフォーマッティング・ディスク・コントロール・ブロック(Formatting Disc Control Block、以下「FDCB」という)を参照し、TLOの位置を検索する。そして、TLOが記録されているアドレスをフォーマットの開始アドレスとする。
【0088】
次のステップ503では、ホストに対し、記録及び再生要求の受け付け可能を通知する。
【0089】
次のステップ505では、光ディスク15の排出要求があるか否かを判断する。この排出要求は、光ディスク装置20に設けられている不図示のディスク着脱ボタンが押されると、割り込み処理によりCPU40に通知されるようになっている。また、排出要求は、ホスト50から受信することもあり、割り込み処理によりCPU40に通知されるようになっている。ここで、排出要求が通知されていなければ、ステップ505での判断は否定されステップ507に移行する。
【0090】
このステップ507では、フォーマットが完了しているか否かをチェックする。フォーマットが完了していなければ、ステップ507での判断は否定され、ステップ509に移行する。
【0091】
このステップ509では、ホスト50からの記録要求又は再生要求の有無を判断する。ホスト50から記録を要求するコマンド(Write Command)又は再生を要求するコマンド(Read Command)を受信すると、割り込み処理によりCPU40に通知されるようになっている。ここで、いずれのコマンドも受信していなければ、ステップ509での判断は否定されステップ511に移行する。
【0092】
ステップ511では、フォーマットを実施する。すなわち、ユーザデータ領域の未記録部分に例えば16セクタ分のダミーデータを記録する。そして、ダミーデータの記録が終了するとステップ505に戻る。
【0093】
以下、ステップ505、ステップ507及びステップ509のいずれかでの判断が肯定されるまで、ステップ505→507→509→511の処理、判断を繰り返す。これにより、フォーマットが進行する。
【0094】
一方、ステップ509において、ホスト50からの記録要求又は再生要求があれば、ステップ509での判断は肯定され、ステップ513に移行する。
【0095】
このステップ513では、ホストからの要求が記録要求であるか再生要求であるかを判断する。ここで、ホストからの要求が記録要求であれば、ステップ513での判断は肯定され、ステップ515に移行する。
【0096】
このステップ515では、ホスト50から受信したユーザデータを指定された領域に記録する。なお、光ディスク装置20における記録処理動作の詳細については後述する。ユーザデータの記録が終了すると、ステップ505に戻る。
【0097】
一方、ステップ513において、ホスト50からの要求が再生要求であれば、ステップ513での判断は否定され、ステップ517に移行する。
【0098】
このステップ517では、ホストから指定された領域に記録されているユーザデータを再生し、ホスト50に転送する。なお、光ディスク装置20における再生処理動作の詳細については後述する。ホストから指定されたユーザデータの再生が終了すると、ステップ505に戻る。
【0099】
以下、ステップ505、ステップ507及びステップ509のいずれかでの判断が肯定されるまで、フォーマットを継続して行う。
【0100】
なお、ステップ505において、光ディスク15の排出要求があれば、ステップ505での判断は肯定され、ステップ521に移行する。
【0101】
このステップ521では、不図示のディスク入排出系に光ディスク15の排出を指示する。そして、バックグランドフォーマットを再開するサブルーチンからリターンする。なお、場合によっては、排出を指示する前にリードアウト、あるいはTLOを所定位置に記録する。
【0102】
また、排出要求を受け取る前に、フォーマットが完了すると、フォーマットが完了したことを記録領域の所定位置に記録し、バックグランドフォーマットを終了する。そして、バックグランドフォーマットを再開するサブルーチンからリターンする。
【0103】
図4のステップ457では、バックグランドフォーマットを再開するサブルーチンからリターンすると、バックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドを受信したときの処理を終了する。
【0104】
ここで、ホスト50からの記録を要求するコマンド(Write Command)を受信したときの光ディスク装置20における処理動作について説明する。
【0105】
CPU40は、記録を要求するコマンドを受信すると、指定された記録速度に基づいてスピンドルモータ22の回転を制御するための制御信号をモータドライバ27に出力するとともに、ホスト50から記録を要求するコマンドを受信した旨を再生信号処理回路28に通知する。また、CPU40は、ホスト50から受信したユーザデータをバッファマネージャ37を介してバッファRAM34に蓄積する。
【0106】
再生信号処理回路28は、光ディスク15の回転が所定の線速度に達すると、光ピックアップ装置23からの出力信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラックエラー信号を検出し、サーボコントローラ33に出力する。サーボコントローラ33は、再生信号処理回路28からのフォーカスエラー信号及びトラックエラー信号に基づいて、モータドライバ27を介して光ピックアップ装置23のフォーカシングアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータを駆動し、フォーカスずれ及びトラックずれを補正する。
【0107】
また、再生信号処理回路28は、光ピックアップ装置23からの出力信号に基づいてADIP情報を取得し、CPU40に通知する。そして、CPU40は、ADIP情報に基づいて指定された書き込み開始地点に光ピックアップ装置23が位置するように光ピックアップ装置23のシーク動作を指示する信号をモータドライバ27に出力する。
【0108】
CPU40は、バッファマネージャ37からバッファRAM34に蓄積されたデータ量が所定の値を超えたとの通知を受け取ると、エンコーダ25に書き込みデータの作成を指示する。また、CPU40は、ADIP情報に基づいて光ピックアップ装置23の位置が書き込み開始地点であると判断すると、エンコーダ25に通知する。そして、エンコーダ25は、レーザコントロール回路24及び光ピックアップ装置23を介して、書き込みデータを光ディスク15に記録する。
【0109】
次に、ホスト50からの再生を要求するコマンド(Read Command)を受信したときの光ディスク装置20における処理動作について説明する。
【0110】
CPU40は、再生を要求するコマンドを受信すると、再生速度に基づいてスピンドルモータ22の回転を制御するための制御信号をモータドライバ27に出力するとともに、再生を要求するコマンドを受信した旨を再生信号処理回路28に通知する。
【0111】
再生信号処理回路28は、前記記録の場合と同様に、ADIP情報をCPU40に通知するとともに、フォーカスずれ及びトラックずれを補正する。
【0112】
CPU40は、ADIP情報に基づいて指定された読み込み開始地点に光ピックアップ装置23が位置するようにシーク動作を指示する信号をモータドライバ27に出力する。CPU40は、ADIP情報に基づいて光ピックアップ装置23の位置が読み込み開始地点であると判断すると、再生信号処理回路28に通知する。
【0113】
そして、再生信号処理回路28は、光ピックアップ装置23の出力信号に基づいてRF信号を検出し、誤り訂正処理等を行った後、バッファRAM34に蓄積する。
【0114】
バッファマネージャ37は、バッファRAM34に蓄積された再生データがセクタデータとして揃ったときに、インターフェース38を介してホスト50に転送する。
【0115】
なお、再生信号処理回路28は、記録処理及び再生処理が終了するまで、上述した如く、光ピックアップ装置23からの出力信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラックエラー信号を検出し、サーボコントローラ33及びモータドライバ27を介してフォーカスずれ及びトラックずれを随時補正する。
【0116】
次に、情報記録システムにおいて、入力装置57を介して光ディスク15の排出要求が入力された場合のホスト50での処理動作について図6のフローチャートを用いて説明する。入力装置57を介して光ディスク15の排出要求が入力されると、主制御装置52のマイクロコンピュータのプログラムカウンタに図6のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセットされ、図6のフローチャートに対応するアルゴリズムがスタートする。図6のフローチャートは、主制御装置52のマイクロコンピュータによって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
【0117】
最初のステップ601では、OSに問い合わせて、ホスト50の駆動電源情報を取得する。そして、その駆動電源情報に基づいて駆動電源の種類を求める。
【0118】
次のステップ603では、駆動電源がバッテリであるか否かを判断する。駆動電源がバッテリであれば、ここでの判断は肯定されステップ605に移行する。
【0119】
このステップ605では、駆動電源情報に基づいてバッテリの残量を取得する。
【0120】
次のステップ607では、バッテリの残量が予め設定されている所定量以下であるか否かを判断する。バッテリの残量が予め設定されている所定量を超えていれば、ここでの判断は否定されステップ609に移行する。
【0121】
このステップ609では、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンド(Close Track/Session Command)を送信する。
【0122】
次のステップ611では、光ディスク15の排出を要求するコマンド(Start/Stop Unit Command)を送信する。そして、光ディスク15の排出要求が入力されたときの処理を終了する。
【0123】
なお、ステップ607において、バッテリの残量が予め設定されている所定量以下であれば、ステップ607での判断は肯定されステップ611に移行する。すなわち、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドは送信されない。
【0124】
また、ステップ603において、駆動電源がバッテリでなければ、ステップ603での判断は否定されステップ609に移行する。すなわち、光ディスク15の排出を要求するコマンドに先だって、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドが送信される。
【0125】
次に、情報記録システムにおいて、ホスト50からセッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンド(Close Track/Session Command)を受信したときの光ディスク装置20における処理動作について図7のフローチャートを用いて説明する。光ディスク装置20がセッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを受信すると、CPU40のプログラムカウンタに図7のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセットされ、図7のフローチャートに対応するアルゴリズムがスタートする。図7のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
【0126】
最初のステップ651では、RAM41に保存されているダミー記録可否情報DFを読み出す。
【0127】
次のステップ653では、ダミー記録可否情報DFに基づいて、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されているか否かを判断する。ダミー記録可否情報DFが1であれば、ダミーデータの記録を伴う処理は禁止されているため、ステップ653での判断は肯定され、ステップ655に移行する。
【0128】
このステップ655では、セッションあるいはディスクのクローズができないことを示すエラーコードがセットされたエラー情報をホスト50に送信する。そして、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを受信したときの処理を終了する。なお、ホスト50では、エラー情報を受信すると、表示装置58にエラーメッセージを表示しても良い。
【0129】
一方、ステップ653において、ダミー記録可否情報DFが1でなければ、ダミーデータの記録を伴う処理は許可されているため、ステップ653での判断は否定され、ステップ657に移行する。
【0130】
このステップ657では、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドに従って、セッションあるいはディスクのクローズ処理を行う。そして、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを受信したときの処理を終了する。
【0131】
次に、バックグランドフォーマット中でないときに、ホスト50からユーザデータの記録を要求するコマンド(Write Command)を受信したときの、光ディスク装置20における処理動作について図8のフローチャートを用いて説明する。光ディスク装置20が記録を要求するコマンドを受信すると、CPU40のプログラムカウンタに図8のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセットされ、図8のフローチャートに対応するアルゴリズムがスタートする。図8のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
【0132】
先ず、ステップ701では、光ディスク15がフォーマット途中であるか否かを判断する。フォーマットが完了していなければ、ステップ701での判断は肯定され、ステップ703に移行する。
【0133】
このステップ703では、光ディスク15のリードイン領域に記録されているFDCBを参照し、TLOの位置を検索する。
【0134】
次のステップ705では、記録を要求するコマンドからユーザデータの記録開始アドレスを抽出する。
【0135】
次のステップ707では、フォーマットが必要であるか否かを判断する。例えば、TLOが記録されている位置のアドレスとユーザデータの記録開始アドレスとを比較し、TLOとユーザデータとの間に未記録領域が存在する場合は、フォーマットが必要とされる。フォーマットが必要であれば、ここでの判断は肯定され、ステップ709に移行する。
【0136】
このステップ709では、RAM41に保存されているダミー記録可否情報DFを読み出す。
【0137】
次のステップ711では、ダミー記録可否情報DFに基づいて、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されているか否かを判断する。ダミー記録可否情報DFが1であれば、ダミーデータの記録を伴う処理は禁止されているために、ステップ711での判断は肯定され、ステップ713に移行する。
【0138】
このステップ713では、ユーザデータの記録ができないことを示すエラーコードがセットされたエラー情報をホスト50に通知する。そして、記録を要求するコマンドを受信したときの処理を終了する。なお、ホスト50では、エラー情報を受信すると、表示装置58にエラーメッセージを表示しても良い。
【0139】
一方、ステップ711において、ダミー記録可否情報DFが1でなければ、ダミーデータの記録を伴う処理は許可されているために、ステップ711での判断は否定され、次のステップ715に移行する。
【0140】
ステップ715では、前述した如くして、指定された領域にユーザデータを記録する。
【0141】
次のステップ717では、TLOとユーザデータの記録領域との間の未記録領域にダミーデータを記録する。そして、記録を要求するコマンドを受信したときの処理を終了する。なお、この後は、バックグランドフォーマットが自動的に再開されることとなる。
【0142】
また、ステップ701において、光ディスク15がフォーマット途中でなければ、ステップ701での判断は否定され、ステップ719に移行する。
【0143】
このステップ719では、前述した如くして、指定された領域にユーザデータを記録する。そして、記録を要求するコマンドを受信したときの処理を終了する。この場合には、バックグランドフォーマットが自動的に再開されることはない。
【0144】
さらに、ステップ707において、フォーマットが不要であれば、ステップ707での判断は否定され、ステップ719に移行する。この場合も、バックグランドフォーマットが自動的に再開されることはない。
【0145】
以上の説明から明らかなように、本第1の実施形態に係る情報記録システムでは、主制御装置52のマイクロコンピュータ及び該マイクロコンピュータによって実行されるプログラムによって、情報処理装置の電源情報取得手段、決定手段及び出力手段が実現されている。また、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムによって、情報記録装置の通信制御手段、記録制御手段及びエラー通知手段が実現されている。
【0146】
しかしながら、本発明がこれに限定されるものではないことは勿論である。すなわち、上記第1の実施形態は一例に過ぎず、上記の主制御装置52のマイクロコンピュータによるプログラムに従う処理によって実現した構成各部の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全ての構成部分をハードウェアによって構成することとしても良い。また、上記のCPU40によるプログラムに従う処理によって実現した構成各部の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全ての構成部分をハードウェアによって構成することとしても良い。
【0147】
また、本第1の実施形態では、ハードディスク56にインストールされているプログラムのうち、図2及び図6のフローチャートで示される処理に対応するプログラムによって前記記録可否決定プログラムが構成されている。また、ROM39にインストールされているプログラムのうち、図4、図5、図7及び図8のフローチャートで示される処理に対応するプログラムによって前記記録制御プログラムが構成されている。
【0148】
さらに、本第1の実施形態では、図2のステップ409及びステップ413の処理によって、本発明に係る記録方法の第1工程が実施され、図2のステップ411及びステップ415からステップ419までの処理によって第2工程が実施されている。
【0149】
以上説明したように、本第1の実施形態に係る情報記録システムによると、光ディスク15が光ディスク装置20にロードされると、ホスト50は、駆動電源がバッテリであり、かつ残りのバッテリ量が所定量以下の場合に、ダミーデータの記録を伴う処理を禁止する禁止命令を光ディスク装置20に通知している。そして、光ディスク装置20では、ホスト50からの禁止命令に従って、ダミーデータの記録を伴う処理を禁止している。すなわち、駆動電源がバッテリであり、かつ残りのバッテリ量が所定量以下の場合には、ダミーデータの記録を伴う処理が行われないため、バッテリの多大な消耗を防止することができる。従って、予期しない電源遮断を回避することができ、データの再生不良及び追記不可を防止することが可能となる。すなわち、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0150】
また、本第1の実施形態によると、光ディスク装置20ではホスト50からバックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドを受信しても、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されている場合には、バックグランドフォーマットは再開せずにエラー情報をホスト50に通知している。これにより、例えば、ホスト50で複数のアプリケーションソフトがマルチタスクで実行されている場合に、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されていることを知らないアプリケーションソフトがバックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドを送信しても、エラー情報(エラーコード)からダミーデータの記録を伴う処理が禁止されていることを把握できる。
【0151】
さらに、本第1の実施形態によると、ホスト50では、光ディスク15の排出要求が入力されると、ホスト50の駆動電源がバッテリであり、かつ残りのバッテリ量が所定量以下の場合には、セッションあるいはディスクのクローズ要求を送信せずに排出要求を光ディスク装置20に送信している。これにより、光ディスク装置20では、未記録部分をフォーマットしないために、バッテリの寿命を延命でき、予期しない電源遮断を回避できる。
【0152】
また、本第1の実施形態によると、光ディスク装置20では、セッションあるいはディスクのクローズ要求を受信しても、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されている場合には、セッションあるいはディスクのクローズ処理を行わずにエラー情報をホスト50に通知している。これにより、多大な処理時間を要する処理が行われないこととなり、バッテリの多大な消耗を防止することができる。従って、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0153】
なお、上記第1の実施形態では、ホスト50では、ホスト50の駆動電源がバッテリであり、かつ残りのバッテリ量が所定量以下のときに、ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定する場合について説明したが、これに限らず、例えばバッテリの容量が小さい場合などでは、残りのバッテリ量に関係なく、ホスト50の駆動電源がバッテリであればダミーデータの記録を伴う処理の禁止を直ちに決定しても良い。
【0154】
また、上記第1の実施形態では、ホスト50では、光ディスク15の排出要求が入力されると、ホスト50の駆動電源がバッテリであり、かつ残りのバッテリ量が所定量以下のときには、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを送信することなく、排出を要求するコマンドを送信する場合について説明したが、これに限らず、例えばバッテリの容量が小さい場合などでは、残りのバッテリ量に関係なく、ホスト50の駆動電源がバッテリであれば、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを送信することなく、排出を要求するコマンドを送信しても良い。
【0155】
さらに、上記第1の実施形態では、入力装置57を介して光ディスク15の排出要求が入力されると、駆動電源情報を取得して、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを光ディスク装置20に送信するか否かを決定する処理を行う場合について説明したが、光ディスク15が光ディスク装置20にロードされたときに、ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する処理を行っている場合には、その処理結果を用いてセッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを光ディスク装置20に送信するか否かを決定しても良い。
【0156】
なお、上記第1の実施形態では、バックグランドフォーマットを再開するか否かの判断は光ディスク装置20で行う場合について説明したが、これに限らず、ホスト50で行っても良い。例えば、ユーザからのバックグランドフォーマットの再開要求が入力されると、駆動電源情報に基づいてダミーデータの記録を伴う処理が可能であるか否かを判断し、可能でないと判断した場合にはバックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドの光ディスク装置20への送信を中止する。また、他のダミーデータの記録を伴う処理についても同様に、ホスト50でそれらの処理が可能であるか否かを判断し、可能でないと判断した場合には、それらの処理を要求するコマンドの光ディスク装置20への送信を中止しても良い。
【0157】
さらに、上記第1の実施形態では、タイムアウト・アンド・プロテクトページのバイト4のビット3にダミーデータの記録を伴う処理を許可あるいは禁止する命令をセットする場合について説明したが、これに限らず、他の未使用(Reserved)ビットを用いても良い。また、タイムアウト・アンド・プロテクトページ以外のモードページを用いても良い。さらに、モードセレクトコマンド以外のコマンドあるいは新規に定義したコマンドを用いても良い。
【0158】
なお、上記第1の実施形態では、記録可否決定プログラムは、ハードディスク56に記録されているが、他の記録媒体(CD−ROM、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応するドライブ装置を付加し、各ドライブ装置から記録可否決定プログラムをロードすることとなる。また、他の記録媒体からハードディスク56に転送しても良い。さらに、ネットワークを介してハードディスク56あるいはメインメモリに転送しても良い。要するに、記録可否決定プログラムがマイクロコンピュータのメインメモリにロードされれば良い。
【0159】
また、上記第1の実施形態では、記録制御プログラムは、ROM39に記録されているが、他の記録媒体(CD−ROM、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応するドライブ装置を付加し、各ドライブ装置から記録制御プログラムをインストールすることとなる。要するに、記録制御プログラムがCPU40のメインメモリにロードされれば良い。
【0160】
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態を図9に基づいて説明する。
【0161】
この第2の実施形態は、ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する処理を、前述した第1の実施形態と異なり、光ディスク装置で行う点に特徴を有する。すなわち、ハードディスク56及びROM39に格納されているプログラムの一部のみが異なり、情報記録システムにおけるその他の構成は、前述した第1の実施形態と同様である。従って、以下においては、第1の実施形態との相違点を中心に説明するとともに、前述した第1の実施形態と同一若しくは同等の構成部分については同一の符号を用い、その説明を簡略化し若しくは省略するものとする。
【0162】
ROM39には、CPU40にて解読可能なコードで記述された後述するダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定するプログラム(以下、「可否情報決定プログラム」という)などが格納されている。なお、光ディスク装置20の電源がオン状態になると、前記プログラムは不図示のメインメモリにロードされる。
【0163】
光ディスク15が光ディスク装置20にロードされたときの処理動作について図9のフローチャートを用いて説明する。光ディスク15がロードされると、CPU40のプログラムカウンタに図9のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセットされ、図9のフローチャートに対応するアルゴリズムがスタートする。図9のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。なお、光ディスク15に関する前提条件は、前述した第1の実施形態と同様であるものとする。
【0164】
先ず、ステップ801では、光ディスク15のフォーマット情報を取得する。なお、このフォーマット情報は、光ディスク15の記録領域の所定位置に記録されている。
【0165】
次のステップ803では、フォーマット途中であるか否かを判断する。フォーマット途中であれば、ステップ803での判断は肯定されステップ805に移行する。
【0166】
このステップ805では、ホスト50の駆動電源情報を取得するために、駆動電源情報を要求するコマンドを送信する。ホスト50では、駆動電源情報を要求するコマンドを受信すると、OSから駆動電源情報を取得し、光ディスク装置20に応答する。
【0167】
次のステップ807では、ホスト50からの応答を待ち、応答があるとステップ809に移行する。
【0168】
このステップ809では、ホスト50からの駆動電源情報に基づいて駆動電源の種類を求める。
【0169】
次のステップ811では、駆動電源がバッテリであるか否かを判断する。駆動電源がバッテリであれば、ここでの判断は肯定されステップ813に移行する。
【0170】
このステップ813では、駆動電源情報に基づいてバッテリの残量を取得する。
【0171】
次のステップ815では、バッテリの残量が予め設定されている所定量以下であるか否かを判断する。バッテリの残量が予め設定されている所定量以下であれば、ここでの判断は肯定されステップ817に移行する。
【0172】
このステップ817では、ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定し、ダミー記録可否情報としてRAM41に保存する。
【0173】
次のステップ819では、ダミー記録可否情報をホスト50に通知する。そして、光ディスク15がロードされたときの処理を終了する。
【0174】
なお、ステップ803において、光ディスク15がフォーマット途中でなければ、ステップ803での判断は否定され、ステップ821に移行する。
【0175】
このステップ821では、ダミーデータの記録を伴う処理の許可を決定し、ダミー記録可否情報としてRAM41に保存する。そして、ステップ819に移行する。
【0176】
また、ステップ811において、駆動電源がバッテリでなければ、ステップ811での判断は否定され、ステップ821に移行する。さらに、ステップ815において、バッテリの残量が予め設定されている所定量以下でなければ、ステップ815での判断は否定され、ステップ821に移行する。すなわち、ダミーデータの記録を伴う処理を許可する。
【0177】
また、光ディスク装置20では、バックグランドフォーマットの再開を要求するコマンド、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンド、及びユーザデータの記録を要求するコマンドを受信すると、前述した第1の実施形態と同様に、ダミー記録可否情報に基づいて各コマンドを実行するか否かを判断する。
【0178】
以上の説明から明らかなように、本第2の実施形態に係る情報記録システムでは、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムによって、情報記録装置の通信制御手段、電源情報取得手段、決定手段及び記録制御手段が実現されている。
【0179】
しかしながら、本発明がこれに限定されるものではないことは勿論である。すなわち、上記第2の実施形態は一例に過ぎず、上記のCPU40によるプログラムに従う処理によって実現した構成各部の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全ての構成部分をハードウェアによって構成することとしても良い。
【0180】
また、本第2の実施形態では、ROM39にインストールされているプログラムのうち、図9のフローチャートで示される処理に対応するプログラムによって前記可否情報決定プログラムが構成されている。
【0181】
さらに、本第2の実施形態では、図9のステップ805〜809及びステップ813の処理によって、本発明に係る記録方法の第1工程が実施され、図9のステップ811、ステップ815、817及びステップ821の処理によって第2工程が実施されている。
【0182】
以上説明したように、本第2の実施形態に係る情報記録システムによると、光ディスク装置20は、光ディスク15がロードされると、ホスト50からの駆動電源情報に基づいて、ホスト50の駆動電源がバッテリであり、かつ残りのバッテリ量が所定量以下の場合には、光ディスク装置20でのダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定している。これにより、ホスト50及び光ディスク装置20がバッテリで駆動され、バッテリ残量が少ない場合には、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されるため、バッテリの多大な消耗を防止することができる。従って、予期しない電源遮断を回避することができ、データの再生不良及び追記不可を防止することが可能となる。すなわち、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することが可能となる。
【0183】
なお、上記第2の実施形態では、ホスト50の駆動電源がバッテリであり、かつ残りのバッテリ量が所定量以下のときに、ダミーデータの記録を伴う処理の禁止が決定される場合について説明したが、これに限らず、例えばバッテリの容量が小さい場合などでは、残りのバッテリ量に関係なく、ホスト50の駆動電源がバッテリであればダミーデータの記録を伴う処理の禁止が直ちに決定されても良い。
【0184】
また、上記第2の実施形態では、ホスト50は、入力装置57を介して光ディスク15の排出要求が入力されると、駆動電源情報を取得して、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを光ディスク装置20に送信するか否かを決定してもよいが、光ディスク装置20からのダミー記録可否情報に基づいて、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを光ディスク装置20に送信するか否かを決定しても良い。
【0185】
なお、上記第2の実施形態では、バックグランドフォーマットを再開するか否かの判断は光ディスク装置20で行う場合について説明したが、これに限らず、ホスト50で行っても良い。例えば、ユーザからのバックグランドフォーマットの再開要求が入力されると、ダミー記録可否情報に基づいてダミーデータの記録を伴う処理が可能であるか否かを判断し、可能でないと判断した場合にはバックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドの光ディスク装置20への送信を中止する。また、他のダミーデータの記録を伴う処理についても同様に、ホスト50でそれらの処理が可能であるか否かを判断し、可能でないと判断した場合には、それらの処理を要求するコマンドの光ディスク装置20への送信を中止しても良い。
【0186】
また、上記第2の実施形態では、可否情報決定プログラムは、ROM39に記録されているが、他の記録媒体(CD−ROM、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応するドライブ装置を付加し、各ドライブ装置から可否情報決定プログラムをインストールすることとなる。要するに、可否情報決定プログラムがCPU40のメインメモリにロードされれば良い。
【0187】
なお、上記各実施形態では、光ディスク装置20は、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを受信しても、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されているときは、セッションあるいはディスクのクローズ処理を行わない場合について説明したが、これに限らず、例えば、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されていても、記録するダミーデータのデータ量が所定の量以下であれば、セッションあるいはディスクのクローズ処理を行っても良い。
【0188】
また、上記各実施形態では、光ディスク15が光ディスク装置20にロードされたときに、ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する処理を行う場合について説明したが、これに限らず、例えばユーザの要求に応じて行っても良い。
【0189】
さらに、上記各実施形態では、光ディスク装置20は、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを受信すると、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されているか否かをチェックする場合について説明したが、これに限らず、例えば、ダミーデータの記録を伴う処理が許可されている場合にのみセッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドが送信されることが確実であれば、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを受信したときに、ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されているか否かをチェックする処理を省略しても良い。
【0190】
また、上記各実施形態では、光ディスク装置20がバックグランドフォーマットの再開を要求するコマンド、セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンド、及びユーザデータの記録を要求するコマンドを受信した場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではなく、例えばデータの消去を要求するコマンドを受信した場合であっても良い。要するに、ダミーデータの記録を伴う処理を要求するコマンドであれば、ダミー記録可否情報に基づいて処理を許可あるいは禁止することができる。
【0191】
さらに、上記各実施形態では、駆動電源がバッテリで、かつバッテリの残量が所定量以下の場合に、バックグランドフォーマットの再開処理、セッションあるいはディスクのクローズ処理、及びユーザデータの記録処理を禁止する場合について説明したが、これに限らず、処理毎あるいは記録するダミーデータ量に応じて禁止条件が異なっていても良い。例えば、記録するダミーデータ量が所定の閾値を超えた場合には、駆動電源の種類のみで許可あるいは禁止の決定を行い、記録するダミーデータ量が所定の閾値以下の場合には、駆動電源の種類と残量とで許可あるいは禁止の決定を行っても良い。
【0192】
なお、上記各実施形態では、駆動電源の種類及びバッテリ残量に基づいて、ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。例えばバッテリの種類、及びバッテリのメーカ名なども決定条件として用いても良い。バッテリの特性が異なる場合があるからである。
【0193】
さらに、上記各実施形態では、光ディスク15がフォーマット途中の場合にのみ、ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する処理を行う場合について説明したが、これに限らず、未フォーマットであっても良い。
【0194】
また、上記各実施形態では、光ディスク15がDVD+RWの場合について説明したが、これに限られるものではなく、ダミーデータの記録を伴う処理が行われる情報記録媒体であれば良い。なお、その場合には、使用される情報記録媒体に対応した光ディスク装置が用いられることとなる。
【0195】
さらに、上記各実施形態では、ホスト50と光ディスク装置20とは、同一の筐体内に配置されていても良いし、個別の筐体内に配置されても良い。
【0196】
また、上記各実施形態では、DVD+RWの規格に準拠した情報記録媒体に対して、ユーザデータの記録と再生が可能な光ディスク装置が用いられる場合について説明したが、これに限らず、ユーザデータの記録のみを行なう光ディスク装置であっても良い。
【0197】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る記録方法によれば、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができるという効果がある。
【0198】
また、本発明に係るプログラム及び記録媒体によれば、情報記録システムで用いられ、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができるという効果がある。
【0199】
また、本発明に係る情報処理装置及び情報記録装置によれば、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができるという効果がある。
【0200】
また、本発明に係る情報記録システムによれば、駆動電源の消耗を抑制するとともに、駆動電源の有効利用を促進することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報記録システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るタイムアウト・アンド・プロテクトページのフォーマットを説明するための図である。
【図4】バックグランドフォーマットの再開を要求するコマンドを受信したときの光ディスク装置における処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】バックグランドフォーマットの詳細を説明するためのフローチャートである。
【図6】光ディスクの排出要求が入力されたときのホストにおける処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】セッションあるいはディスクのクローズを要求するコマンドを受信したときの光ディスク装置における処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】記録を要求するコマンドを受信したときの光ディスク装置における処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
15…光ディスク(情報記録媒体)、20…光ディスク装置(情報記録装置)、40…CPU(通信制御手段、記録制御手段、電源情報取得手段、決定手段、エラー通知手段)、50…ホスト(情報処理装置)、52…主制御装置(電源情報取得手段、決定手段、出力手段)。

Claims (25)

  1. 情報記録媒体に情報を記録する記録方法であって、
    前記情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、前記情報記録媒体に情報を記録する記録装置の駆動電源の種類に関する情報を取得する第1工程と;
    前記駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する第2工程と;を含む記録方法。
  2. 前記第2工程では、前記駆動電源の種類がバッテリの場合に、前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定することを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
  3. 前記ダミーデータの記録を伴う処理は、バックグランドフォーマットの自動開始処理、ダミーデータの記録を伴う一時的なリードアウトの記録処理、ダミーデータの記録を伴うリードアウトの記録処理、ダミーデータの記録を伴うユーザデータの記録処理及び消去処理のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録方法。
  4. 情報記録装置とともに情報記録システムを構成する情報処理装置で用いられるプログラムであって、
    報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、前記情報記録システムの駆動電源の種類に関する情報を取得する手順と;
    前記駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する手順と;を前記情報処理装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  5. 前記決定する手順での決定結果を前記情報記録装置に通知する手順を前記情報処理装置の制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 情報処理装置とともに情報記録システムを構成する情報記録装置で用いられるプログラムであって、
    報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、前記情報記録システムの駆動電源の種類に関する情報を前記情報処理装置から取得する手順と;
    前記駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する手順と;
    前記決定の結果、前記ダミーデータの記録を伴う処理が許可された場合にのみ、前記ダミーデータの記録を伴う処理を行う手順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  7. 前記ダミーデータの記録を伴う処理が禁止された場合に、前記情報処理装置にエラー情報を通知する手順を前記情報記録装置の制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記決定する手順では、前記駆動電源の種類がバッテリである場合に、前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定することを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 前記決定する手順では、前記駆動電源の種類がバッテリであり、かつ該バッテリの残量が所定量以下の場合に、前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定することを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 前記ダミーデータの記録を伴う処理は、バックグランドフォーマットの自動開始処理、ダミーデータの記録を伴う一時的なリードアウトの記録処理、ダミーデータの記録を伴うリードアウトの記録処理、ダミーデータの記録を伴うユーザデータの記録処理及び消去処理のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項4〜9のいずれか一項に記載のプログラム。
  11. 請求項4〜10のいずれか一項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 情報記録媒体にアクセス可能な情報処理装置であって、
    前記情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、駆動電源の種類に関する情報を取得する電源情報取得手段と;
    前記電源情報取得手段で取得された駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する決定手段と;を備える情報処理装置。
  13. 前記決定手段は、前記駆動電源の種類がバッテリの場合に前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記決定手段は、前記駆動電源の種類がバッテリであり、かつ該バッテリの残量が所定量以下の場合に前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  15. 前記決定手段での決定結果を出力する出力手段を更に備えることを特徴とする請求項12〜14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  16. 前記情報記録媒体は、DVD+RW及びマウントレニア仕様のCD−RWのいずれかの規格に準拠し、
    前記出力手段は、前記決定手段での決定結果を所定のビット位置にセットしたタイムアウト・アンド・プロテクトページが付加されたモードセレクトコマンドを出力することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記出力手段は、前記決定手段で前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止が決定された場合に前記所定のビット位置に1をセットし、前記決定手段で前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可が決定された場合に前記所定のビット位置に0をセットすることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 前記所定のビット位置は、タイムアウト・アンド・プロテクトページのバイト4のビット3であることを特徴とする請求項16又は17に記載の情報処理装置。
  19. 情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置であって、
    外部装置との通信を制御する通信制御手段と;
    前記通信制御手段を介した外部装置からの前記情報記録媒体へのダミーデータの記録を伴う処理の要求に応じて、外部装置から駆動電源の種類に関する情報を取得する電源情報取得手段と;
    前記電源情報取得手段にて取得された駆動電源の種類に関する情報に基づいて、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可あるいは禁止を決定する決定手段と;
    前記決定手段で、前記ダミーデータの記録を伴う処理の許可が決定された場合にのみ、前記ダミーデータの記録を伴う処理を行う記録制御手段と;を備える情報記録装置。
  20. 前記決定手段は、前記駆動電源の種類がバッテリの場合に前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定することを特徴とする請求項19に記載の情報記録装置。
  21. 前記決定手段は、前記駆動電源の種類がバッテリであり、かつ該バッテリの残量が所定量以下の場合に前記ダミーデータの記録を伴う処理の禁止を決定することを特徴とする請求項19に記載の情報記録装置。
  22. 前記ダミーデータの記録を伴う処理が禁止されている場合に、
    エラー情報を外部装置に通知するエラー通知手段を更に備えることを特徴とする請求項19〜21のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  23. 前記ダミーデータの記録を伴う処理は、バックグランドフォーマットの自動開始処理、ダミーデータの記録を伴う一時的なリードアウトの記録処理、ダミーデータの記録を伴うリードアウトの記録処理、ダミーデータの記録を伴うユーザデータの記録処理及び消去処理のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項19〜22のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  24. 情報記録媒体に情報を記録する情報記録システムであって、
    請求項12〜18のいずれか一項に記載の情報処理装置と;
    前記情報処理装置からの指示に応じて前記情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置と;を備える情報記録システム。
  25. 情報記録媒体に情報を記録する情報記録システムであって、
    請求項19〜23のいずれか一項に記載の情報記録装置と;
    前記情報記録装置を制御する情報処理装置と;を備える情報記録システム。
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